JP2002036960A - グローブボックスの取付構造 - Google Patents

グローブボックスの取付構造

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JP2002036960A
JP2002036960A JP2000221599A JP2000221599A JP2002036960A JP 2002036960 A JP2002036960 A JP 2002036960A JP 2000221599 A JP2000221599 A JP 2000221599A JP 2000221599 A JP2000221599 A JP 2000221599A JP 2002036960 A JP2002036960 A JP 2002036960A
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JP
Japan
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hinge
glove box
mounting structure
instrument panel
boss
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JP2000221599A
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English (en)
Inventor
Norifumi Izumo
教文 出雲
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付けが容易でヒンジの剛性向上が可能なグ
ローブボックスの取付構造を提供する。 【解決手段】 インストルメントパネル1は、グローブ
ボックス2用の開口部1aとヒンジ部材3取付用の取付
穴1b、1cを有する。ヒンジ部材3は、取付穴1b、
1cに対応する取付穴3a、3bと円筒形状のヒンジ部
3c、3dを有する。ヒンジ部3c、3dは両端部に設
けられている。グローブボックス2は、ヒンジ用ボス2
c、2eを有する。ヒンジ用ボス2c、2eは、基部2
b、2dを介して外方に延びていて、ヒンジ部3c、3
dに差込み可能な形状寸法である。ボス2cの根元部と
ボス2eの先端部との距離Bは、ヒンジ部3c、3dの
間の寸法Aよりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネルのグローブボックスの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インストルメントパネルにグローブボッ
クスを開閉自在に取付ける構造では、一般的にインスト
ルメントパネルのグローブボックスが納まる開口部の側
壁に直接穴を設け、グローブボックス側のピンを差込む
構造をとることが多い。しかし、デザイン等の事情で穴
を設けたい位置に側壁がない場合は、図9に示すよう
に、別途ヒンジ形状を成形した部品103をインストル
メントパネル101に取付けることで、インストルメン
トパネル101下端にグローブボックス102用ヒンジ
103aを設定する構造をとる場合がある。図9乃至図
11に示すように、このグローブボックス用ヒンジ10
3aは、対向して起立しかつそれぞれ穴を有するフラン
ジ部(コ字形状)を一体にて2個所に成形した部品10
3を、インストルメントパネル101下端に組付けるこ
とによりインストルメントパネル101側に形成されて
いる。グローブボックス102には、車幅方向に貫通す
る穴をもつボス102aを一体に成形していて、このボ
ス102aをヒンジ103aのフランジ部に入れ、ピン
104を貫通させることで、ヒンジを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピン1
04を通し難く、グローブボックス102側の穴とイン
ストルメントパネル101側の穴とが合わない場合もあ
り、組付けが困難である。また、ヒンジ103aに補強
用リブ等を設けにくい構造で、しかもフランジ部を切り
起こしにより形成するためD部の断面がとりにくく、ヒ
ンジ103aの剛性を向上させることが困難であった。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、組
付けが容易でヒンジの剛性向上が可能なグローブボック
スの取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するためになされたものであり、インストルメント
パネルの開口部へヒンジ一体成形部品を介してグローブ
ボックスを開閉可能に取りつけるグローブボックスの取
付構造において、上記ヒンジ一体成形部品を、板状部材
の一部を円筒形状に形成することにより、上記グローブ
ボックスに設けたヒンジピンを受入れ可能な形状とした
ことを特徴とする。
【0005】上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状部
分は、上記板状部材の縁部をカーリングすることにより
形成した。
【0006】上記ヒンジ一体成形部品は、押出し成形に
より形成した。
【0007】上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状部
分は、上記板状部材の両端部にそれぞれ設けられた。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るグローブボッ
クスの取付構造の実施の形態について図面に基づいて説
明する。本発明の一実施形態に係るグローブボックスの
取付構造を図1乃至図7に示し、その一変形例を図8に
示す。
【0009】まず、本実施形態に係るグローブボックス
の取付構造における構成部品を説明する。図1に示すよ
うに、インストルメントパネル1とグローブボックス2
とヒンジ部材(ヒンジ一体成形部品)3とを備えてい
る。
【0010】図1に示すように、インストルメントパネ
ル1は、グローブボックス用の開口部1aを有してい
る。この開口部1aの縁部下端には、取付穴1b、1c
が設けられている。
【0011】図1又は図2に示すように、ヒンジ部材3
は、長手形状の板状部材であり、両端部には取付穴3
a、3bが設けられている。この取付穴3a、3bは、
インストルメントパネル1の取付穴1b、1cの穴間寸
法に対応するように配置されている。また、図1乃至図
3に示すように、ヒンジ部材3の両端部には、同じ側の
縁部を板金加工(カーリング)することにより円筒形状
のヒンジ部3c、3dが設けられている。このため、ヒ
ンジ部3c、3d間のピッチが大きくなり、グローブボ
ックス3を安定して保持することができる。図1、図2
又は図4に示すように、ヒンジ部材3のヒンジ部3c、
3dが設けられていない部分の略中央部には、長手方向
に延在するビード3eが形成され、ヒンジ部材3の縁部
がL字状に折り曲げられていて、これらにより、ヒンジ
部材3の強度を向上させている。
【0012】図1又は図5乃至図7に示すように、グロ
ーブボックス2は、本体部21と意匠面2aを有し、こ
の意匠面2aに近い位置の一側に基部2bを介してヒン
ジ用ボス(ヒンジピン)2cが1個設けられ、また、他
側に基部2dを介してヒンジ用ボス(ヒンジピン)2e
が1個設けられている。このボス2c、2eは、長手方
向Cの外方へ延びるように形成されていて、ヒンジ部3
c、3dに差込み可能な形状である。ボス2c、2eの
根元部同士の距離は、ヒンジ部材3のヒンジ部3c、3
dの間の寸法Aよりも小さくなっている。また、ボス2
cの根元部とボス2eの先端部との距離B(又はボス2
eの根元部とボス2cの先端部との距離)は、ヒンジ部
材3の寸法Aよりも小さくなっている。ボス2c、2e
は、それぞれヒンジ部材3のヒンジ部3c、3dに差込
み可能な形状寸法である。このグローブボックス2は、
例えば樹脂等のたわみが可能な材料で製造されたもので
あり、弾性変形が可能である。
【0013】次に、各構成部材の組付けについて図1及
び図5乃至図7を用いて説明する。図1に示すように、
ヒンジ部材3の取付穴3a、3bをインストルメントパ
ネル1の取付穴1b、1cに合わせ、スクリュー4でヒ
ンジ部材3をインストルメントパネル1に組付ける。グ
ローブボックス2をインストルメントパネル1の開口部
1aの近傍に持っていき、その後、図5に示すように、
グローブボックス2を傾けながら、一方のボス2cをヒ
ンジ部3cに奥深く挿入する。上述したように、ヒンジ
部材3の寸法Aは、グローブボックス2の寸法Bよりも
大きいので、図6に示すように、この状態で他方のボス
2eをヒンジ部3dに挿入することができる。図7に示
すように、この状態では、グローブボックス2は、イン
ストルメントパネル1に対して長手方向Cのいずれの方
向にも移動可能で、ボス2c、2eはヒンジ部3c、3
dから容易に抜けてしまう。なお、ボス2cをヒンジ部
3cに挿入した後にボス2eをヒンジ部3dを挿入する
場合について説明したが、ボス2eをヒンジ部3dを挿
入した後にボス2cをヒンジ部3cに挿入する順序でも
良い。
【0014】グローブボックス2の両側面には、オープ
ンストッパ(図示省略)がそれぞれ立設していて、ボス
2c、2eを中心にグローブボックス2を上方側に回転
させて、開口部1a内に位置させると、グローブボック
ス2の長手方向Cの方向の位置がインストルメントパネ
ル1側により規制される。したがって、ボス2c、2e
が穴1d、1eから抜けてしまうことはない。また、こ
のような構造を採用すると、組付け性を向上させること
ができる。なお、グローブボックス2を回転させてイン
ストルメントパネル1に組付ける際は、グローブボック
ス裏面を少したわませながら、インストルメントパネル
1の開口部1aの側面をオープンストッパが乗り越える
ように通過させる。
【0015】本実施形態におけるヒンジ部材3は、プレ
ス品の形状を示しているが、図8に示すように、アルミ
等の材料による押出し成形品の中間部をカットしてヒン
ジ部材3’としても良い。そのような押出し成形品を用
いると、軽量化することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るグローブボックスの取付構
造は、インストルメントパネルの開口部へヒンジ一体成
形部品を介してグローブボックスを開閉可能に取りつけ
るグローブボックスの取付構造において、上記ヒンジ一
体成形部品を、板状部材の一部を円筒形状に形成するこ
とにより、上記グローブボックスに設けたヒンジピンを
受入れ可能な形状としたことを特徴とするので、ヒンジ
部分の剛性を上げることができ、組付作業が容易にな
り、コストダウンを図ることができる。
【0017】上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状部
分を、上記板状部材の縁部をカーリングすることにより
形成すると、部品製造が容易になり、コストダウンを図
ることができる。
【0018】上記ヒンジ一体成形部品を押出し成形によ
り形成すると、円筒形状の精度を容易に向上することが
できるとともに、ヒンジ部分の剛性をさらに上げること
ができる。
【0019】上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状部
分を、上記板状部材の両端部にそれぞれ設けると、グロ
ーブボックスの保持をより安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るグローブボックスの
取付構造の分解斜視図である。
【図2】図1のヒンジ部材の斜視図である。
【図3】図2の線III−IIIによる断面図である。
【図4】図2の線IV−IVによる断面図である。
【図5】図1のグローブボックスの取付構造の組付けを
示す概略平面図である。
【図6】図1のグローブボックスの取付構造の組付けを
示す概略平面図である。
【図7】図1のグローブボックスの取付構造の組付けを
示す概略平面図である。
【図8】図1のヒンジ部材の一変形例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のグローブボックスの取付構造の分解斜視
図である。
【図10】図9を部分的に拡大した分解斜視図である。
【図11】図10の線XI−XIによる断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1a 開口部 1b、1c 取付穴 2 グローブボックス 21 本体部 2a 意匠面 2b、2d 基部 2c、2e ボス 3、3’ ヒンジ部材 3a、3b 取付穴 3c、3d ヒンジ部 3e ビード 4 スクリュー A、B 寸法 C 長手方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの開口部へヒン
    ジ一体成形部品を介してグローブボックスを開閉可能に
    取りつけるグローブボックスの取付構造において、上記
    ヒンジ一体成形部品を、板状部材の一部を円筒形状に形
    成することにより、上記グローブボックスに設けたヒン
    ジピンを受入れ可能な形状としたことを特徴とするグロ
    ーブボックスの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状
    部分は、上記板状部材の縁部をカーリングすることによ
    り形成したことを特徴とする請求項1に記載のグローブ
    ボックスの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記ヒンジ一体成形部品は、押出し成形
    により形成したことを特徴とする請求項1に記載のグロ
    ーブボックスの取付構造。
  4. 【請求項4】 上記ヒンジ一体成形部品の上記円筒形状
    部分は、上記板状部材の両端部にそれぞれ設けられたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    グローブボックスの取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082475A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Olympus Corp 生物学的相互作用の解析方法および試薬キット
JP2007110930A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Olympus Corp 生物学的相互作用の解析方法
KR20160041448A (ko) * 2014-10-07 2016-04-18 현대모비스 주식회사 글로브박스 힌지 구조
JP2016097690A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社タチエス リッドの開閉構造、車両用シートのアームレスト、車両用シートの収納ボックス及び車両用シート

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