JP4161077B2 - 流量測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、流量測定装置に関するものであり、例えば内燃機関の空気の質量流量を測定する装置に関するものである。
従来の流量測定装置は、流入口から流出口まで複数回屈曲したバイパス通路を備え、内部には白金等の材料で構成された感熱抵抗体が形成された流量検出素子を配設しており、バイパス通路を複数回屈曲させることにより、被計測流体に含まれるダスト等の異物を減速させ、該異物が流量検出素子に高速で衝突するのを防止するようにしている。そして、バイパス通路の流出口は、流入口よりも回路収納部から離れた位置に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3602762号公報
一般的に、自動車用内燃機関においては、吸入、圧縮、爆発、排気のサイクルを繰り返し行い、また複数のシリンダ気筒で構成されるため、吸入空気の流速は時間的に変動する脈動流となっている。そして、内燃機関の主通路内を流れる主流は、内燃機関の回転数に同期した周波数で脈動しており、その周波数が低い程、主通路軸心を中心とした径方向の流速分布は凸型となり、その周波数が高い程、流速分布は平坦化する。
従来の流量測定装置では、バイパス通路の流入口と流出口が主通路の径方向において離れた位置にある。そこで、従来の流量測定装置を自動車用内燃機関に適用すると、主通路を流れる吸入空気の流量は同じでも、該主通路の径方向における流速分布が内燃機関の回転数に応じて変化するために、吸入空気量が同じにも関わらず、その回転数が変化することでバイパス通路の流入口と流出口の近傍の流速に差異が生じ、バイパス通路内に誘起される流れの流速に差異が生じ、ひいては流量測定装置の検出流量誤差を発生してしまう。
また、従来の流量測定装置を自動車用内燃機関に適用する場合、少なくとも流入口と流出口を主通路内に突出する必要があり、主通路径方向においてその突出長さが長くなり、ひいては流量測定装置を主通路にプラグインすることにより生じる圧力損失が大きくなってしまう。
この発明では、従来技術における上記の問題点を解決するためになされたものであり、特に自動車用内燃機関の吸入空気量を計測する際に、内燃機関の吸入空気に含まれるダスト等の異物が流量検出素子に高速で衝突するのを防止し、耐久性および寿命を向上できるという効果を確保しつつ、内燃機関の回転数に同期した脈動流の周波数が異なり、主通路内の流速分布が異なる場合においても、計測用通路内の流速の変化を抑制して、正確な流量測定を可能にし、また主通路内にプラグインすることにより生じる圧力損失をより小さくできるようにした流量測定装置を提供することにある。
この発明による流量測定装置は、主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有している。そして、上記計測用通路は、上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備えている。さらに、上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されている。そして、上記第4通路部が、上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びて上記本体部の延出方向の端面に開口して上記流出口を構成し、上記主流の流れ方向および上記本体部の延出方向を含む平面における断面形状を円形とする通路断面積拡大部が上記第4通路部の上流側に該第4通路部および上記流出口に接続するように形成されている。
この発明によれば、流路をほぼ90°に曲げる第1屈曲部および第2屈曲部が流入口から流量検出素子が配設された第3通路に至る通路中に設けられているので、被計測流体内にダスト等の異物は、第1屈曲部および第2屈曲部に衝突して減速される。そこで、異物が流量検出素子に衝突したとしても、その衝突エネルギーは小さく、流量検出素子の耐久性および寿命が向上される。
また、計測用通路の流入口と流出口が主通路の径方向において近接した位置にあるので、吸入空気量が同じにも関わらず、回転数が変化して主通路内の流速分布が変化しても、計測用通路の流入口と流出口の近傍の流速に差異が生じ難い。そこで、計測用通路内に誘起される被計測流体の流れの流速に差異が生じ難く、流量測定誤差を低減することができる。
さらに、計測用通路の流入口と流出口が主通路の径方向において近接した位置にあるので、主通路の径方向における流量測定装置の延出長さを短くでき、主通路内にプラグインすることにより生じる圧力損失をより小さくできる。
以下、この発明の実施の形態による流量測定装置について、図面に従って詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態を示す横断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図、図3は図1の流量検出素子周りを示す要部拡大図、図4は図2の流量検出素子周りを示す要部拡大図、図5は図2のV−V矢視断面図である。
なお、横断面とは主通路の軸心と直交する断面の表面を示す。また、図2において、被計測流体の主流は図中に矢印Aで示す方向に流れている。
図1乃至図4において、主通路1は、被計測流体が流通する円筒状の管体であり、自動車用内燃機関の場合、通常、樹脂製で、吸入空気濾過装置(図示せず)と一体に構成された吸気通路である。そして、被計測流体は空気となる。この主通路1には、流量測定装置4をプラグインするための挿入穴2が設けられている。
流量測定装置4は、主通路1内に配置されて被計測流体の一部を流通させる計測用通路5と、計測用通路5内を流通する被計測流体の流量を検出する流量検出素子6と、流量検出素子6を駆動し、その流量検出信号を処理するための制御回路が構成された回路基板7と、流量検出素子6および回路基板7を保持する金属プレート8と、金属プレート8を支持するベース9と、ベース9に近接して配設され、金属プレート8と協働して計測用通路5を構成する計測用通路構成部13と、を有する。
流量検出素子6は、流量検出抵抗6bおよび温度補償用抵抗6cからなるセンサ部が矩形平板状の基板6aの表面に形成され、流量検出抵抗6bおよび温度補償用抵抗6cに電気的に接続された入出力端子6dが基板6aの表面の一側に形成されて構成されている。ここで、流量検出抵抗6b、温度補償用抵抗6cおよび入出力端子6dは、基板6aの表面に成膜された白金、ニッケル、鉄・ニッケル合金などの感熱抵抗膜をパターニングして形成される。また、流量検出抵抗6bの形成領域は、基板6aを裏面側から除去して形成されたキャビティ6eによりダイアフラム構造となっている。さらに、流量検出素子6には、流量検出抵抗6bの熱が温度補償用抵抗6cに伝達し難いような熱絶縁手段(図示せず)が施されている。さらにまた、基板6aの材料としては、シリコンあるいはセラミックスなどの電気絶縁材料が用いられる。
金属プレート8は、アルミやステンレスなどの金属材料を矩形平板状に成形され、回路基板収納凹部8aおよび流量検出素子収納凹部8bがその表面上に近接して凹設されている。そして、回路基板7が回路基板収納凹部8aに収納され、接着剤により固定されている。また、流量検出素子6が、入出力端子6dを回路基板7側に位置させて流量検出素子収納凹部8b内に収納され、接着剤により固定されている。なお、回路基板7および流量検出素子6は、金属プレート8の表面と同一面位置になっている。
ベース9は、主通路1に挿入された際に気密性を確保する接合部10と、接合部10の一側に配設されて回路基板7と外部との信号の授受を行うコネクタ部11と、接合部10から他側に配設された、回路基板収納凹部8aおよび流量検出素子収納凹部8bの回路基板収納凹部8a側を内包する回路収納部12と、を有し、例えばポリブチレンテレフタレート等の樹脂により一体にモールド成形されている。
そして、金属プレート8が、回路基板7および流量検出素子6が取り付けられた状態で、回路基板7および流量検出素子6の入出力端子6d側を回路収納部12内に露出するようにベース9に接着固定されている。そして、金属プレート8の裏面が、ベース9から露出している。
また、計測用通路構成部13は、例えばポリブチレンテレフタレート等の樹脂により成形されている。そして、計測用通路構成部13が、その一面をベース9から延出する金属プレート8の部位に接着剤などにより固定されている。そして、計測用通路構成部13の一面には、計測用通路溝5aが凹設されており、金属プレート8と協働して通路断面を矩形とする計測用通路5を構成している。なお、計測用通路構成部13は、樹脂によりベース9と一体に成形されてもよい。
この計測用通路5は、図2に示されるように、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23、第2通路24、第2屈曲部25、第3通路26、第3屈曲部27、第4通路28、第4屈曲部29、第5通路30および流出口31を備えている。そして、流入口21は、流量測定装置4の反コネクタ部側の端部近傍に、主流の流れ方向Aに対して上流側に向いて開口し、被計測流体を計測用通路5に流入させる。流出口31は、流量測定装置4の反コネクタ部側の端面に開口し、被計測流体を計測用通路5から流出させる。この流量測定装置4の反コネクタ部側の端面は、主流の流れ方向Aと略平行な面である。
そして、第1通路22が、流入口21から第1屈曲部23に至るように主流の流れ方向Aに延設されている。第2通路24が、第1屈曲部23から第2屈曲部25に至るように主流の流れ方向Aと略直交する方向に回路基板7に向かって延設されている。第3通路26が、回路収納部12に近接して、第2屈曲部25から第3屈曲部27に至るように主流の流れ方向Aに延設されている。第4通路28が、第3屈曲部27から第4屈曲部29に至るように主流の流れ方向Aと略直交する方向に回路基板7から離れるように延設されている。第5通路30が、第4屈曲部29から主流の流れ方向Aとは逆方向に延びて流出口31に至るように延設されている。第1屈曲部23、第2屈曲部25、第3屈曲部27および第4屈曲部29は、被計測流体の流れ方向をほぼ90°曲げる部位であり、それぞれの内周壁面および外周壁面は所定の曲率半径の円弧状に形成されている。
また、円弧状の抑制板32が、第2通路24と第3通路26とを連結する第2屈曲部25に形成されており、第1屈曲部23で生じ、さらに第2屈曲部25で生じる2次流れを抑制する。また、第1連通穴33が、流量検出素子6の下流側の位置で、第3通路26と主通路1とを連通するように、金属プレート8に穿設されている。さらに、排水用溝34が、第3通路26の反回路基板側の壁面に沿って、第2屈曲部25から第3屈曲部27に至るように金属プレート8に凹設されている。
また、流量検出素子6の流量検出抵抗6bおよび温度補償用抵抗6cの形成領域が、計測用通路5の第3通路26内に露出している。そして、流量検出素子6は、流量検出部である流量検出抵抗6bが主流の流れ方向Aと直交する方向で、かつ、回路基板7と接離する方向における第3通路26の中心に対して、回路基板7側にシフトするように配設されている。
また、複数本のインサート導体20が、各一端20aを回路収納部12内に露出させ、各他端20bをコネクタ部11内に露出するように、ベース9にインサート成形されている。そして、流量検出素子6の入出力端子6dと回路基板7の電極端子7aとがワイヤ14を用いてワイヤボンディングされ、回路基板7の電極端子7aとインサート導体20の一端20aとがワイヤ14を用いてワイヤボンディングされている。なお、電気的接続の手法としてワイヤボンディングの例を説明しているが、溶接、半田付けなどの電気的接続方法を用いてもよい。
さらに、樹脂製のカバー15が、回路収納部12の外周溝18に塗布された接着剤19により接着されて回路収納部12を塞口している。ここで、図示していないが、封止用ゲルが回路収納部12に充填されている。
このように構成された流量測定装置4は、接合部10の他端側に位置するベース9の延出部、金属プレート8、計測用通路構成部13およびカバー15からなる本体部が、その延出方向と直交する断面を矩形とする直方体に形成されている。そして、本体部が、接合部10の延出方向の投影面内に包含されている。また、本体部の延出方向と直交する矩形断面の長辺で構成される一方の壁面が金属プレート8の裏面で、他方の壁面が計測用通路構成部13の他面およびカバー15の表面で構成されている。さらに、計測用通路5の流入口21が本体部の延出方向と直交する矩形断面の短辺で構成される一方の壁面の他端部近傍、即ち本体部の延出方向の先端部近傍に形成され、計測用通路5の流出口31が本体部の延出方向の端面に形成されている。
この流量測定装置4は、本体部を主通路1内に延出するように挿入穴2に挿入され、接合部10のフランジ部を主通路1のフランジ部3にネジ16により締着固定されて取り付けられる。この流量測定装置4は、本体部の延出方向と直交する矩形断面の長辺で構成される壁面が主通路1内を流通する被計測流体の主流の流れ方向Aとほぼ平行となるように、かつ、本体部の矩形断面の短辺で構成される一方の壁面が流れ方向Aと直交するように上流側に向いて、主通路1にプラグインされている。そして、Oリング17が接合部10と挿入穴2との間に介装され、気密性が確保されている。この時、計測用通路5の流入口21は、主流の流れ方向Aと直交する面の、主通路1内への延出側端部近傍に開口し、流出口31は、主流の流れ方向Aと平行な面である主通路1内への延出側端面に開口している。
そして、主通路1内を流通する被計測流体は、流入口21から計測用通路5内に流れ込み、第1通路22内を主流の流れ方向Aに流れ、第1屈曲部23により流れ方向をほぼ90°曲げられて第2通路24内を主流の流れ方向Aと直交する方向に流れる。ついで、被計測流体は、第2屈曲部25により流れ方向をほぼ90°曲げられ、第3通路26内を主流の流れ方向Aに流れ、流量検出素子6の表面に沿って流れる。その後、被計測流体は、第3屈曲部27により流れ方向をほぼ90°曲げられ、第4通路28内を主流の流れ方向Aと直交する方向に流れる。さらに、被計測流体は、第4屈曲部29により流れ方向をほぼ90°曲げられ、第5通路30内を主流の流れ方向Aと逆方向に流れ、流出口31から主通路1内に排出される。
そして、外部の電力がコネクタ部11からインサート導体20を介して回路基板7に構成された制御回路に供給される。この制御回路は、例えば温度補償用抵抗6cにて検出された被計測流体の温度に対して所定温度高くなるように流量検出抵抗6bへの通電電流を制御する。
このとき、被計測流体の流量が大きくなれば、流量検出抵抗6bから被計測流体に伝達される熱量が大きくなり、流量検出抵抗6bの温度が低下する。そこで、制御回路が被計測流体に伝達された熱量を補うように流量検出抵抗6bへの通電量を増加し、流量検出抵抗6bの温度が所定温度に維持される。逆に、被計測流体の流量が少なくなれば、流量検出抵抗6bから被計測流体に伝達される熱量が少なくなり、流量検出抵抗6bの温度が上昇する。そこで、制御回路が流量検出抵抗6bへの通電量を減少し、流量検出抵抗6bの温度が所定温度に維持される。
そして、この流量検出抵抗6bへの通電電流値を検出して、被計測流体の流量信号として出力され、所定の通路断面積を有する計測用通路5内を流れる被計測流体の流量が測定される。同様にして、被計測流体の流速も測定することもできる。
この実施の形態1によれば、流入口21から流量検出素子6が配設された第3通路26に至る通路中に、第1屈曲部23および第2屈曲部25を配設しているので、被計測流体は、流れ方向を第1屈曲部23および第2屈曲部25でほぼ90°曲げられる。このとき、被計測流体内にダスト等の異物が含まれていると、異物は慣性質量が大きいため、第1屈曲部23および第2屈曲部25に衝突して減速される。そこで、第3通路26に到達した異物は十分に減速されており、仮に異物が流量検出素子6に衝突したとしても、その衝突エネルギーは小さく、流量検出素子6の耐久性および寿命が向上される。
また、内燃機関の主通路1内を流れる主流は、内燃機関の吸気バルブの開閉に伴って脈動流になる。このときの脈動の大きさは、エンジンのスロットルバルブ(絞り弁)の開度が小さい時は相対的に小さく、スロットルバルブの開度が大きくなるにつれて大きくなり、更に主流の流量の増加に伴っても大きくなる。そして、この脈動がある程度大きくなると、主流から迂回する計測用通路を具備しない流量測定装置の場合、流量検出抵抗6bによる流量計測がもつ非線形特性および流量検出抵抗6b自身がもつ応答遅れ特性のため、マイナスの誤差(リーン化誤差)を生じる。そこで、従来は、主流から迂回する計測用通路を具備することにより、慣性効果により計測用通路内の脈動を低減し、上述のマイナスの誤差を低減していた。
この流量測定装置4では、計測用通路5が、主流の流れ方向Aと本体部の延出方向とを含む平面内で屈曲して流入口21から流出口31に至るように構成されているので、本体部の延出方向の先端側の計測用通路構成部13の限られたスペースの中で、流入口21から流出口31までの通路長さをできる限り長くできる。これにより、より大きな慣性効果を効果的に得ることができ、上述のマイナスの誤差をより一層低減できる。つまり、流量検出抵抗6bによる流量計測がもつ非線形特性および流量検出抵抗6b自身がもつ応答遅れ特性に起因してリーン化された流量検出素子6の出力値は、計測用通路5の通路形状によりリッチ側に補正され、流量測定誤差が低減される。
また、内燃機関の主通路1内を流れる主流は、内燃機関の回転数に同期した周波数で脈動しており、その周波数が低い程、主通路1の軸心を中心とした径方向の流速分布は凸型となり、周波数が高い程流速分布は平坦化する。つまり、主通路1を流れる被計測流体の流量は同じでも、主通路1の径方向における流速分布が内燃機関の回転数に応じ変化してしまう。このように、吸入空気量が同じにも関わらず、回転数が変化して主通路1内の流速分布が変化しても、この流量測定装置4は計測用通路5の流入口21と流出口31が主通路1の径方向において近接した位置にあるため、計測用通路5の流入口21と流出口31の近傍の流速に差異が生じ難い。そこで、計測用通路5内に誘起される被計測流体の流れの流速に差異が生じ難く、流量測定装置4の流量測定誤差をさらに低減することができる。
また、この流量測定装置4は計測用通路5の流入口21と流出口31が主通路1の径方向において近接した位置にあるので、主通路1の内径が小さい場合でも、流入口21および流出口31を共に主通路1の軸心付近に配置することができる。そこで、内燃機関の回転数の変化による主通路1の径方向の流速分布が変化しても、計測用通路5内の流速差が最小限に抑制されるので、流量測定誤差を低減することができ好適である。
さらに、主通路1内にこの流量測定装置4を配置する場合、少なくとも流入口21と流出口31が配設されている流量測定装置4の端部近傍を主通路1内に突出するだけで流量測定が可能である。これにより、主通路1の径方向において、流量測定装置4の突出長さを最小限にすることができる。そこで、流量測定装置4を主通路1内に突出することにより生じる圧力損失を最小限に小さくすることができる。
また、流量検出素子6の設置されている第3通路26の上流側の第2屈曲部25で、計測用通路5内の流れのベクトルは、略90°曲げられることにより、第2屈曲部25の外周側すなわち回路基板側で速く、内周側で遅い流速分布を呈することになる。
ここで、流量検出素子6に構成された流量検出抵抗6bは第3通路26の中心より回路基板側にシフトして配置されているので、流量測定は第2屈曲部25の内周側の流速の遅い、すなわち不安定な淀んだ流れの影響を受け難い。つまり、流量検出抵抗6bは比較的流速の速い個所に配置されているので、流量検出素子6の流量に対する感度が向上する。そこで、流量測定装置4の出力のいわゆるS/N比を上げることができる。
さらにまた、第1連通穴33が流量検出素子6の下流側で第3通路26と主通路1とを連通するように金属プレート8に穿設されているので、第3通路26を流れる被計測流体の一部が第1連通穴33から主通路1側に吸い出される。これにより、流量検出素子6の表面上の壁面境界層が薄くなり、結果的に第3通路26を流れる被計測流体の流速を上げることができ、流量検出素子6の流量に対する感度が向上する。そこで、流量測定装置4の出力のS/N比を上げることができる。
さらに、第1屈曲部23および第2屈曲部25においては、計測用通路5内の流れのベクトルが略90°曲げられることにより、各屈曲部23,25の外周側で速く、内周側で遅い流速分布を呈することになる。そして、第1屈曲部23では、このような流速分布に起因して、被計測流体が流速の遅い内周側から流速の速い外周側に流れる。これにより、第2通路24には、図5に矢印Bで示されるように、第2通路24の通路断面内で旋回する流速成分、即ち2次流れが発生する。同様に、第2屈曲部25でも、被計測流体が流速の遅い内周側から流速の速い外周側に流れ、2次流れが第3通路26に発生する。このような流れが流量検出素子6上に到達すると、本来測定しようとしている第3通路26内の主流の流れ方向Aと略平行な流れに重畳し、ノイズとなってしまう。この実施の形態1では、円弧状の抑制板(レール)32が第2屈曲部25に内周側と外周側とを分離するように配設されているので、被計測流体の内周側から外周側への流れが抑制板32により阻止され、2次流れの流量検出素子6上への到達が抑えられる。そこで、流量測定装置4の出力のS/N比を上げることができる。
また、自動車用内燃機関の吸入空気には水滴が含まれる場合があり、それが流量測定装置4の流量検出抵抗6bに付着すれば、流量測定装置4の出力変動が大きくなり、正確な流量測定が出来なくなる。この実施の形態1では、このような水滴は第1屈曲部23および第2屈曲部25の壁面に付着することになるが、特に第1および第2屈曲部23,25の内周側の流速の遅い淀んだ個所に溜まる。これらの水滴は、第3通路26の反回路基板側の壁面に沿って形成された排水用溝34に集められ、該排水用溝34に案内されて第3屈曲部25の下流に押し流される。そこで、水滴が流量検出素子6の流量検出抵抗6bに付着し難く、流量測定装置4の出力変動が抑制される。
また、流量検出素子6が金属プレート8に同一面位置となるように配設されているので、被計測流体は金属プレート8と流量検出素子6との境界で乱れを発生することがなく、正確な流量測定が可能となる。
また、自動車用内燃機関においては、吸気の慣性特性を利用し吸気効率を上げるために、排気行程の終わりに排気弁が閉じる前から吸気弁が開き始める場合がある。この場合、内燃機関の回転数やスロットル弁の開度がある条件となると、吸入空気が上流側に吹き返す、いわゆる逆流を含む脈動が発生する。流量測定装置が被計測流体の流れの向きを判別する機能を有しない場合、逆流を順流として検出するため、リッチ誤差を招いてしまう。
しかし、ここでは、流出口31が、主流の流れ方向Aと略平行な面である流量測定装置4の反コネクタ部側の端面に開口しているので、流出口31は主流の逆流方向とほぼ直交する方向に開口している。そこで、逆流を含む脈動が発生しても、被計測流体が流出口31から計測用通路5内に流入することが阻止される。また、第5通路30が、第4屈曲部29から主流の流れ方向Aとは逆方向に延びて流出口31に至るように延設されているので、仮に、被計測流体が流出口31から僅かに流入しても、流出口31から第5通路30内を逆流方向と反対方向に流れて減衰する。そこで、逆流を順流として検出して、リッチ誤差を招くこともない。
なお、上記実施の形態1では、排水用溝34が第3通路26の反回路基板側の壁面に沿って第2屈曲部25から第3屈曲部27に至るように金属プレート8に形成されているものとしているが、排水用溝は、第3通路26の反回路基板側の壁面に第2屈曲部25から第3屈曲部27に至るように形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、第1連通穴33が、流量検出素子6の下流位置で第3通路26と主通路1とを連通するように金属プレート8に穿設されているものとしているが、第1連通穴は、流量検出素子6の下流位置で第3通路26と主通路1とを連通するように、計測用通路構成部13に穿設してもよい。
また、上記実施の形態1では、流出口31が、流量測定装置4の反コネクタ部側の端面に開口しているものとしているが、流出口は、主通路1の径方向に関して流入口21と近接し、かつ、主流の流れ方向Aと略平行な面に開口していればよく、例えば、第5通路30と主通路1とを連通するように金属プレート8あるいは計測用通路構成部13の反コネクタ部側の端部近傍に穿設してもよい。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。なお、各実施の形態において、横断面図は上記実施の形態1の図1と同様であるため割愛する。
図6において、計測用通路5Aは、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23、第2通路24、第2屈曲部25A、第3通路26A、第3屈曲部27A、第4通路28A、第4屈曲部29A、第5通路30および流出口31を備えている。
そして、第2屈曲部25A、第3屈曲部27Aおよび第4屈曲部29Aの外周壁面の曲率半径を大きくし、第2屈曲部25A、第3通路26A、第3屈曲部27A、第4通路28Aおよび第4屈曲部29Aの外周壁面を連続した円弧面に形成している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Aでは、第2屈曲部25A、第3通路26A、第3屈曲部27A、第4通路28Aおよび第4屈曲部29Aの外周壁面が連続した滑らかな円弧面に構成されているので、計測用通路5A内を流れる被計測流体は連続した滑らかな円弧状の外周壁面に沿って曲げられ、計測用通路5A内に誘起される被計測流体の流れは乱れが少なくなる。そこで、流量検出素子6上の被計測流体の流れも乱れが少なく、計測用通路5A内の圧力損失も小さくなるので、計測用通路5A内を流れる被計測流体の流速が上がる。これにより、流量測定装置4Aの出力のS/N比が向上する。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図7において、計測用通路5Bは、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23B、第2通路24、第2屈曲部25B、第3通路26、第3屈曲部27B、第4通路28、第4屈曲部29、第5通路30および流出口31を備えている。
そして、第1屈曲部23B、第2屈曲部25Bおよび第3屈曲部27Bの外周壁面が、平坦面を、被計測流体をほぼ90°曲げるように傾斜させた斜面に形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
上記実施の形態1による流量測定装置4においては、第1屈曲部23の曲率半径が小さいと、第1屈曲部23の内周側の流速が遅くなり、不安定な淀みが発生することになる。なお、第2屈曲部25および第3屈曲部27の内周側にも、同様に、不安定な淀みが発生する。
この実施の形態3による流量測定装置4Bでは、第1乃至第3屈曲部23B,25B,27Bの外周壁面、即ち上述の淀みに対向する面が斜面で形成されているので、計測用通路5Bの通路断面積が縮小される。それにより、第1乃至第3屈曲部23B,25B,27Bにおける計測用通路5Bの幅方向の壁面境界層が圧縮され、流速分布が矯正されるので、上述の淀みが小さくなる。その結果、計測用通路5B内に誘起される被計測流体の流れは、乱れが少なくなり、流量検出素子6上の流れも乱れが少なく、計測用通路5B内の圧力損失も小さくなり、流速が上がる。そこで、流量測定装置4Bの出力のS/N比が向上する。
なお、計測用通路5Bの幅方向とは、流量検出素子6の厚さ方向、即ち、図7中紙面と直交する方向である。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図8において、計測用通路5Cは、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23B、第2通路24C、第2屈曲部25C、第3通路26C、第3屈曲部27C、第4通路28C、第4屈曲部29、第5通路30および流出口31を備えている。
そして、第1屈曲部23B、第2屈曲部25Cおよび第3屈曲部27Cの外周壁面は、平坦面を、被計測流体をほぼ90°曲げるように傾斜させた斜面に形成されている。また、第2通路24Cおよび第2屈曲部25Cを構成する計測用通路構成部13の計測用通路溝5aの深さが、第2通路24Cから第2屈曲部25Cを経て第3通路26Cの入口まで、連続的に漸次浅くなるように形成され、通路断面積が連続的に絞られる縮流部35,36を構成している。また、第3通路26Cおよび第3屈曲部27Cを構成する計測用通路溝5aの深さが、第3通路26Cの入口における計測用通路溝5aの深さに等しく形成されている。さらに、第4通路28Cを構成する計測用通路溝5aの深さが、第4通路28Cの通路入口から通路途中まで、連続的に漸次深くなるように形成され、通路断面積が連続的に拡大される拡大部37を構成している。
なお、他の構成は上記実施の形態3と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Cでは、流量検出素子6は第3通路26Cの途中に計測用通路5Cを構成する壁面(金属プレート8の表面)と同一面位置に配設されており、該壁面上の被計測流体の流れを測定することになる。従って、縮流部35,36で流量検出素子6の厚さ方向に通路断面積を絞ることにより、流量検出素子6の厚さ方向における壁面境界層が圧縮され、流速分布が矯正される。そこで、流量検出素子6の上流近傍で流速が上がり、流量検出素子6上の流れも乱れが少なくなる。
また、流量検出素子6上を通過した流れは、拡大部37を通過する際に縮流部35,36で得られた動圧を徐々に静圧に変換されるので、静圧を均一化しながら回復する。これにより、壁面上の流体剥離が抑制され、計測用通路5C内の圧力損失を低減することができ、計測用通路5C内の流速が上がる。そこで、流量測定装置4Cの出力のS/N比が向上する。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図9において、計測用通路5Dは、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23、第2通路24、第2屈曲部25、第3通路26、第3屈曲部27、第4通路28D、通路断面積拡大部38および流出口31を備えている。そして、計測用通路5Dは、第4通路28Dが主流の流れ方向Aと略直交する方向に回路基板7から離れるように延設され、流出口31に直に接続されている。そして、通路断面積拡大部38は、主流の流れ方向Aおよび流量測定装置4Dの主通路1への延出方向を含め平面における断面形状を円形とし、第4通路28Dの上流側で、第4通路28Dおよび流出口31に接続するように設けられている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Dでは、通路断面積拡大部38が、第4通路28Dの上流側で、第4通路28および流出口31に接続されている。
そこで、逆流を含む脈動が発生し、被計測流体が流出口31から僅かに流入すると、まず通路断面積拡大部38に侵入する。そして、通路断面積拡大部38に侵入した被計測流体は、通路断面積拡大部38の円形断面形状により、図9中矢印Cで示される方向に旋回する。この通路断面積拡大部38内で旋回する被計測流体の流れは、第4通路28D内の被計測流体を流出口31から排出させる方向に加速するように作用する。これにより、被計測流体が、流出口31から逆流しにくくなる。そこで、逆流を順流として検出して、リッチ誤差を招くこともない。
実施の形態6.
図10はこの発明の実施の形態6に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図10において、計測用通路5Eは、流入口21、第1通路22、第1屈曲部23、第2通路24、第2屈曲部25、第3通路26、第3屈曲部27、第4通路28、第4屈曲部29、第5通路30、第2連通穴39および流出口31を備えている。そして、第2連通穴39は、穴方向を上流側に向かって回路収納部12から漸次離反するように主流の流れ方向Aに対して傾斜させて、第4屈曲部29と主通路1の計測用通路構成部13の下流側とを連通するように計測用通路構成部13に穿設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Eでは、逆流を含む脈動が発生すると、被計測流体(逆流)の一部が第2連通穴39から第4屈曲部29に侵入し、第4屈曲部29内の被計測流体を第5通路30を通って流出口31から排出させる方向に加速するように作用する。これにより、被計測流体が、流出口31から逆流しにくくなる。そこで、逆流を順流として検出して、リッチ誤差を招くこともない。
実施の形態7.
図11はこの発明の実施の形態7に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図11において、計測用通路5Fは、穴方向を主流の流れ方向Aに一致させて、第4屈曲部29と主通路1の計測用通路構成部13の下流側とを連通するように計測用通路構成部13に穿設された第2連通穴39aを備えている。
なお、第2連通穴39に代えて第2連通穴39aを用いている点を除く他の構成は、上記実施の形態6と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Fにおいても、逆流を含む脈動が発生すると、被計測流体(逆流)の一部が第2連通穴39aから第4屈曲部29に侵入し、第4屈曲部29内の被計測流体を第5通路30を通って流出口31から排出させる方向に加速するように作用する。これにより、被計測流体が、流出口31から逆流しにくくなり、上記実施の形態6と同様の効果が得られる。
実施の形態8.
図12はこの発明の実施の形態8に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図12において、隔壁40が、計測用通路構成部13の主流の流れ方向Aの全域に渡って、かつ、計測用通路構成部13の延出側端面に対して所定の間隙を持って、計測用通路構成部13に一体に形成されている。つまり、この隔壁40は、所定の隙間を持って計測用通路5の流出口31に対向するように配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
自動車用内燃機関においては、主流が流れる主通路1の内径は、内燃機関の吸入空気量の大小により、大小様々である。そして、上記実施の形態1による流量測定装置4を主通路1にプラグインする場合、流出口31と主通路1の内壁面との間の距離は、主通路1の内径により異なる。そして、流出口31近傍の被計測流体の流れの形態、さらには静圧に及ぼす影響度合いが、流出口31と主通路1の内壁面との間の距離により異なる。その結果、流量測定装置4の流量測定特性、つまり流量に対する出力の関係が主通路1の内径により異なり、主通路1の内径が異なっても流量測定特性が一元化できるプラグイン形態の長所が生かせない場合が生じる。
このように構成された流量測定装置4Gでは、隔壁40が所定の隙間を持って流出口31に対向して形成されているので、流出口31から対向する隔壁40までの距離が常に一定に保たれる。これにより、流出口31近傍の静圧が安定するために、隔壁40の流れに及ぼす影響が常に一定にできる。そこで、主通路1の内径が異なっても、流量測定特性が一元化でき、プラグイン形態の長所が生かせる。
実施の形態9.
図13はこの発明の実施の形態9に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図13において、隔壁40aは、計測用通路構成部13の流出口31に対向する領域に位置し、計測用通路構成部13の延出側端面に対して所定の間隙を持って、計測用通路構成部13に一体に形成されている。
なお、隔壁40に代えて隔壁40aを用いている点を除く他の構成は、上記実施の形態8と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Hにおいても、隔壁40aが流出口31に対向して形成されているので、上記実施の形態8と同様の効果が得られる。
実施の形態10.
図14はこの発明の実施の形態10に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図14において、傾斜面41が、回路基板7側から流出口31の直ぐ下流に至るように計測用通路構成部13の下流側端部に形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Iでは、逆流を含む脈動が発生すると、被計測流体(逆流)の一部が、傾斜面41に沿って流出口31の真下に流れ、流出口31の付近の被計測流体を上流側に加速する。これにより、被計測流体が、流出口31から計測用通路5内に逆流しにくくなる。そこで、逆流を順流として検出して、リッチ誤差を招くこともない。
実施の形態11.
図15はこの発明の実施の形態11に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
図15において、突出部42が、計測用通路構成部13の流出口31の上流側近傍端部に突設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流量測定装置4Jでは、流出口31の直上流が突出部42により遮られているので、流出口31の出口近傍が上流側の流れの影響を受け難くなり、流出口31の出口近傍の静圧が安定する。
従って、被計測流体の主流が乱れている場合でも、流出口31の出口近傍の静圧は安定しているので、動圧も安定化し、ひいては計測用通路5内の流れの乱れが小さくなり、安定化する。これにより、流量測定装置4Jの出力のS/N比が向上する。
また、逆流を含む脈動が発生すると、被計測流体(逆流)が、突出部42に衝突し、逆流の流速が減衰し、被計測流体が流出口31から計測用通路5内に流入しにくくなる。そこで、逆流を順流として検出して、リッチ誤差を招くこともない。
この発明の実施の形態1に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 図1の流量検出素子周りを示す要部拡大図である。 図2の流量検出素子周りを示す要部拡大図である。 図2のV−V矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態3に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態4に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態5に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態6に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態7に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態8に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態9に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態10に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。 この発明の実施の形態11に係る流量測定装置を主通路に取り付けた状態の要部を示す一部破断側面図である。
符号の説明
1 主通路、4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4H,4I,4J 流量測定装置、5,5A,5B,5C,5D,5E,5F 計測用通路、6 流量検出素子、7 回路基板(制御回路)、8 金属プレート(本体部)、9 ベース(本体部)、12 回路収納部、13 計測用通路構成部(本体部)、15 カバー(本体部)、21 流入口、22 第1通路部、23,23B 第1屈曲部、24,24C 第2通路部、25,25A,25B,25C 第2屈曲部、26,26A,26C 第3通路部、27,27A,27B,27C 第3屈曲部、28,28A,28C,28D 第4通路部、29,29A 第4屈曲部、30 第5通路部、31 流出口、32 抑制板、33 第1連通穴、34 排水用溝、35,36 縮流部、37 拡大部、38 通路断面積拡大部、39,39a 第2連通穴、40,40a 隔壁、41 傾斜面、A 主流の流れ方向、B 2次流れ。

Claims (7)

  1. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記第4通路部が、上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びて上記本体部の延出方向の端面に開口して上記流出口を構成し、
    上記主流の流れ方向および上記本体部の延出方向を含む平面における断面形状を円形とする通路断面積拡大部が上記第4通路部の上流側に該第4通路部および上記流出口に接続するように形成されていることを特徴とする流量測定装置。
  2. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記計測用通路は矩形の通路断面に形成されており、
    上記流量検出素子は平板状の形状を有しており、
    該流量検出素子は計測用通路を構成する一壁面と同一面位置になるように設置されており、
    上記第2通路部から上記第2屈曲部を経て上記第3通路部の上流側入口まで、上記流量検出素子の厚さ方向の上記計測用通路の高さを漸次変えて通路断面積を連続的に絞る縮流部を備えていることを特徴とする流量測定装置。
  3. 上記第4通路部の上流側入口から下流側に、上記流量検出素子の厚さ方向の上記計測用通路の高さを漸次変えて通路断面積を連続的に拡大する拡大部をさらに備えていることを特徴とする請求項2記載の流量測定装置。
  4. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記計測用通路は矩形の通路断面に形成されており、
    上記流量検出素子は平板状の形状を有しており、
    該流量検出素子は計測用通路を構成する一壁面と同一面位置になるように設置されており、
    上記第4通路部の上流側入口から下流側に、上記流量検出素子の厚さ方向の上記計測用通路の高さを漸次変えて通路断面積を連続的に拡大する拡大部を備えていることを特徴とする流量測定装置。
  5. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記流量検出素子の下流近傍に、上記第3通路部と上記主通路とを連通する第1連通穴を設けたことを特徴とする流量測定装置。
  6. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記第3通路部の上記回路収納部と対向する壁面に沿って上記第2屈曲部から上記第3屈曲部に至るように排水用溝を設けたことを特徴とする流量測定装置。
  7. 主通路内に延出され、内部に回路収納部を備えた本体部と、
    上記本体部の上記回路収納部の延出側に形成されて上記主通路を流通する被計測流体の一部を流通させる計測用通路と、
    上記計測用通路内に配設された流量検出素子と、
    上記回路収納部内に収納されて上記流量検出素子を駆動してその信号を処理する制御回路と、を有する流量測定装置において、
    上記計測用通路は、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、上記被計測流体の主流の流れ方向の上流側に向いて該本体部の該主流の流れ方向と直交する面に開口する流入口と、
    上記本体部の延出方向の端部近傍に位置し、かつ、該本体部の該主流の流れ方向と平行な面に開口する流出口と、
    上記流入口から上記主流の流れ方向に沿って第1屈曲部まで延びる第1通路部と、
    上記第1屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部に向かって第2屈曲部まで延びる第2通路部と、
    上記第2屈曲部から上記主流の流れ方向に沿って第3屈曲部まで延びる第3通路部と、
    上記第3屈曲部から上記主流の流れ方向と直交する方向に沿って上記回路収納部から離反する方向に延びる第4通路部と、を備え、
    上記第4通路部が直接又は他の通路を介して上記流出口に接続され、上記流量検出素子が上記第3通路に配設されており、
    上記本体部の下流側端部に上記回路収納部側から上記流出口近傍に至る傾斜面を形成していることを特徴とする流量測定装置。
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