JP4160841B2 - 定着ジャム検出装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

定着ジャム検出装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、定着ジャムを検出する定着ジャム検出装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置(プリンタ、FAX、複写機等)においては、記録紙の上に転写されたトナー像を記録紙に定着させるために定着装置が備えられている。この定着装置は、記録紙上のトナーを熱溶融させる加熱ローラと、加熱ローラに圧接して記録紙を押圧する加圧ローラとを有している。
【0003】
そして、定着装置より排出された記録紙を検出するための紙通過検出センサが当該定着装置の記録紙排出側近傍に取り付けられ、当該定着装置において発生するジャムを検出している。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、加熱ローラに対する巻き付きジャム及び定着装置内の用紙ジャムを検出するために、加熱ローラから記録紙を分離させる分離爪の揺動を検知する紙検知センサ及び排出された記録紙の通過を検出する紙通過検出センサが取り付けられている。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−344395号公報(図1)
【特許文献2】
特開2002−82562号公報(図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の技術では以下の問題が生じる。
【0007】
すなわち、▲1▼加熱ローラに巻き付いた記録紙が分離爪により剥離された場合や、▲2▼記録紙が定着装置から押し出された時の記録紙のカールにより記録紙が周囲のフレームに衝突した場合には、記録紙がアコーディオンのジャバラ状に複雑に折り曲げられ変形された状態で定着装置から排出されるジャム(以下、「アコーディオンジャム」という)が発生し得る。このアコーディオンジャムがした場合、変形された記録紙が、当該定着装置の排紙側直近に設けられ記録紙のカールを抑制しつつ搬送する記録紙搬送ガイドなどにぶつかり紙通過検出センサの位置まで到達できない事態が生じる。なお、このような事態を回避するため、紙通過検出センサを定着装置の排紙側直近に取り付ける対応が考えられるが、定着装置の排紙側直近には記録紙搬送ガイドなどが設けられている関係で困難である。
【0008】
このような場合、紙通過検出センサの位置に記録紙が到達しないため、定着装置におけるジャムが検出され、そのジャムが表示部等に表示される。操作者は、この表示を見て画像形成装置のドアを開き、定着装置内のアコーディオンジャム紙(以下、「ジャム紙」という)を探して取り除こうとする。しかし、通常、定着装置は、高熱になるのでその周辺がカバーで覆われている。このため、操作者は、簡単に定着装置内のジャム紙を発見することができない。この場合、操作者は、画像形成装置におけるジャム紙の誤検知とみなし、当該ジャム紙を取り除くことなくドアを閉じてしまう。
【0009】
ジャム紙を取り除くことなくドアが閉じられた場合、センサの検知領域にジャム紙が存在しないため、画像形成装置の本体側では引き続きジャム紙を検出することができない。このため、ジャム紙が取り除かれたものとみなして、動作可能な状態にしてしまうという問題が生じていた。
【0010】
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャム等の検出を確実かつ低コスト・省スペースで実現することができる定着ジャム検出装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙又は定着装置から排出される記録紙の通過を検出する検出手段を具備し、この検出手段の検出状態に応じて定着装置の動作を停止し、あるいは表示手段にジャム表示させるようにしたものである。
【0012】
本発明によれば、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段により、定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙又は定着装置から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実かつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係る定着ジャム検出装置は、記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられている構成を採る。
【0014】
この構成によれば、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段により、定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙又は定着装置から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実かつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0016】
この構成によれば、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段により、第1のアクチュエータの回動を検出して定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙を検出することができる一方、第2のアクチュエータの回動を検出して定着装置から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0018】
この構成によれば、第2のアクチュエータが第1のアクチュエータに取り付けられているので、第2のアクチュエータの回動も第1のアクチュエータを介して検出することにより、第2のアクチュエータのために必要なスペースを縮小することができる。これにより、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0019】
本発明の第の態様は、第の態様に係る定着ジャム検出装置において、前記第1のアクチュエータは、前記定着装置から排出される記録紙の搬送ガイドを兼用する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、第1のアクチュエータが記録紙の搬送ガイドを兼用するので、搬送ガイドを別途設ける必要がない。これにより、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0021】
本発明の第の態様は、第の態様に係る定着ジャム検出装置において、前記第1のアクチュエータは、前記定着装置から排出される記録紙に押されて回動する方向に抗する付勢手段により付勢される構成を採る。
【0022】
この構成によれば、定着装置の記録紙排出側近傍にある第1のアクチュエータにより記録紙を第2のアクチュエータまで搬送する場合に、記録紙先端が第1のアクチュエータを押し上げようとしても付勢手段により押し下げられるので、検出手段が誤動作するのを確実に防止することができると共に記録紙の搬送をスムーズに行わせることができる。
【0023】
本発明の第の態様は、第の態様に係る定着ジャム検出装置において、前記付勢手段は、前記定着装置から変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押された場合に第1のアクチュエータを回動させる構成を採る。
【0024】
この構成によれば、定着装置から変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押された場合に第1のアクチュエータを回動させる一方、変形していない状態で排出された記録紙に押された場合には、第1のアクチュエータの回動を制限するので、確実に記録紙の搬送及びジャム検知を行うことができる。
【0028】
本発明の第の態様に係る定着ジャム検出装置は、記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、この検出手段により記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合に前記定着装置の動作を停止する制御手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられている構成を採る。
【0029】
この構成によれば、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段により、第1のアクチュエータの回動を検出して定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙を検出することができる一方、第2のアクチュエータの回動を検出して定着装置から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0030】
また、制御手段は、記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合に定着装置の動作を停止させる。一方、定着装置のジャム発生要因となった記録紙が除去されない限り、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段がこの状態を検出し続ける。このため、この状態が継続する限り定着装置を稼動させることはないので、ジャム発生における異常動作の拡大進行を防止することができる。
【0032】
この構成によれば、第2のアクチュエータが第1のアクチュエータに取り付けられているので、第2のアクチュエータの回動も第1のアクチュエータを介して検出することにより、第2のアクチュエータのために必要なスペースを縮小することができる。これにより、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0036】
本発明の第の態様に係る定着ジャム検出装置は、記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、この検出手段により記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合にジャム表示させる表示手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられている構成を採る。
【0037】
この構成によれば、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段により、第1のアクチュエータの回動を検出して定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙を検出することができる一方、第2のアクチュエータの回動を検出して定着装置から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0038】
また、表示手段は、記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合にジャム表示させる。一方、定着装置のジャム発生要因となった記録紙が除去されない限り、定着装置の記録紙排出側近傍に配置された検出手段がこの状態を検出し続ける。このため、この状態が継続する限り表示手段にジャム表示が消えることはないので、操作者に対して確実にジャム発生を知らせることができると共に、ジャムが解除されるまで表示し続けるのでジャム解除作業を確実に指示できる。
【0040】
この構成によれば、第2のアクチュエータが第1のアクチュエータに取り付けられているので、第2のアクチュエータの回動も第1のアクチュエータを介して検出することにより、第2のアクチュエータのために必要なスペースを縮小することができる。これにより、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0041】
本発明の第7の態様は、第1の態様乃至第6の態様のいずれかに記載の定着ジャム検出装置を備えた画像形成装置である。
【0042】
これにより、第1の態様乃至第6の態様のいずれかに記載の効果と同じ効果を得ることができる。
【0069】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0070】
図1は、本発明の一実施の形態に係る定着ジャム検出装置を備えた画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【0071】
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置100は、装置底面部に設けられた給紙カセット101から記録紙を取り出し、給紙カセット101の上方に配置されたプロセスユニット102に送り込む。プロセスユニット102は、レーザスキャンユニット(以下、「LSU(Laser Scan Unit)」という)103により潜像が形成される感光体ドラム104を備え、この潜像にトナーが付着することで得られる画像を記録紙に転写する。
【0072】
画像が転写された記録紙は、プロセスユニット102の上方に配置された定着ユニット105に送り込まれる。定着ユニット105は、記録紙に熱を与える加熱ローラ106と、この加熱ローラ106に一定の圧力を加える加圧ローラ107とを備え、記録紙に転写された画像を定着させる。
【0073】
加熱ローラ106及び加圧ローラ107から送り出される記録紙を検出する位置にセンサ108が配置されている。センサ108は、後述する定着ジャム検出ユニットと共に動作することで、本画像形成装置100において、記録紙が搬送されてこないジャム(以下、「未達ジャム」という)や定着ユニット105内に記録紙が残るジャム(以下、「残紙ジャム」という)及びアコーディオンジャムを検出する。画像が定着され、定着ユニット105から排出された記録紙は、図示しない搬送系により装置外部に排出される。
【0074】
このような本画像形成装置100が有する構成要素の制御は、制御回路109が行う。具体的には、制御回路109は、スキャナ110で読み取った原稿の画像情報をLSU103に与え、潜像を感光体104に形成させる。また、センサ108からの出力信号に応じて定着ユニット105を制御する一方、記録紙を排出する搬送系を制御する。
【0075】
以下、本実施の形態に係る画像形成装置100の定着ユニット105が備える定着ジャム検出ユニットの構成について説明する。図2〜図4は、本実施の形態に係る画像形成装置100の定着ユニット105が備える定着ジャム検出ユニット周辺の構造を示す拡大図である。図2、図3及び図4は、それぞれ側面図、正面図及び斜視図を示している。
【0076】
検出手段として機能する定着ジャム検出ユニット201は、定着ユニット105における記録紙の排出側近傍に設けられている。具体的には、図2〜図4に示すように、加熱ローラ106及び加圧ローラ107の上方近傍に設けられている。この定着ジャム検出ユニット201は、第1アクチュエータ202及び第2アクチュエータ203とから構成される。
【0077】
第1アクチュエータ202は、図2に示すように、加熱ローラ106及び加圧ローラ107の間から送り出された記録紙を搬送するガイドとして機能する筐体204の一部と対向して配置され、また、第1アクチュエータ202自身も記録紙を搬送するガイドとして機能する。このように第1アクチュエータ202が記録紙のガイドとしての機能を兼用するので、記録紙のガイドを別途設ける必要がなく、装置内の省スペース化を実現している。
【0078】
なお、第1アクチュエータ202においてガイドとして機能する部分には、図3に示すように、リブ205が形成されている。これにより、定着ジャム検出ユニット201の軽量化を図ると共に、記録紙との接触を小さくすることで良好な搬送を実現している。
【0079】
第1アクチュエータ202は、本画像形成装置100の筐体に軸支されており、図2に示す矢印方向Aに回動可能な構成となっている。なお、第1アクチュエータ202には、図4に示すように、端部近傍において付勢手段としてのコイルバネ206の一端が取り付けられている。コイルバネ206の他端は、図示しない装置本体の筐体に取り付けられており、第1アクチュエータ202を装置下方に付勢している。
【0080】
このようにコイルバネ206により第1アクチュエータ202を装置下方に付勢しているので、搬送される記録紙に押されてセンサ108の誤動作を引き起こすのを防止することができる。なお、コイルバネ206の付勢力は、後述するアコーディオンジャムが発生した場合に第1アクチュエータ202の回動を許容する程度に設定されている。このため、アコーディオンジャムが発生した場合に確実にジャム検知を行うことができる。
【0081】
第2アクチュエータ203は、図2〜図4に示すように、第1アクチュエータ202の上面の一部に軸支され、図2に示す矢印方向Bに回動可能に取り付けられている。第2アクチュエータ203は、第1アクチュエータ202の上面のうち、中央近傍から図3に示す左方側(図4に示す下方側)の一部に配置されている。このように第2アクチュエータ203が第1アクチュエータ202に取り付けられているので、第2アクチュエータ203の回動も第1アクチュエータ202を介して検出することにより、第2アクチュエータ203のために必要なスペースを縮小することができる。
【0082】
第2アクチュエータ203の図3に示す左方側(図4に示す下方側)の一方の端部は、第1アクチュエータ202の端部よりも突出している。そして、第1アクチュエータ202の端部よりも突出した位置で、図3に示す奥側(図4に示す左方側)に屈曲した形状を有している。この屈曲した部分の先端部が収容される位置に、検知領域が配置されるようにセンサ108が設けられている。以下、このセンサ108の検知領域に収容される形状部分を被検知部207という。
【0083】
一方、第2アクチュエータ203の他方の端部は、第1アクチュエータ202の方向に屈曲した形状を有している。この屈曲した部分の先端は、図3及び図4に示す第1アクチュエータ202の中央近傍に形成された開口部208から記録紙の搬送路上に突出する形状を有している。以下、この記録紙の搬送路上に突出する形状部分を通過検知部209という。
【0084】
図2では、第2アクチュエータ203の被検知部207がセンサ108の検知領域に収容され、通過検知部209が記録紙の搬送路上に突出した状態について示している。同図に示すように、被検知部207が図2に示す左方側に向けて伸びているのに対し、通過検知部209は、図2に示す左方側であって、斜め下方側に伸びている。これにより、記録紙の通過により通過検知部209が図2に示す矢印B方向に移動した場合、被検知部207もセンサ108の検知領域から退避する。
【0085】
次に、上記構成を有する定着ジャム検出ユニット201に対する制御回路109における制御動作について説明する。図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の制御回路における定着ジャムユニットに対する制御を説明するための模式図である。なお、図5においては、加熱ローラ106及び加圧ローラ107から送り出された記録紙にアコーディオンジャムが発生した場合について示している。
【0086】
同図に示すように、制御回路109は、定着ユニット105内の加熱ローラ等の駆動系(不図示)、センサ108及び表示手段としての表示装置501に接続され、定着ジャム検出ユニット201の位置に応じてセンサ108から出力される信号に応じて定着ユニット105及び表示装置501を制御する。表示装置501には、例えば、本画像形成装置100における紙ジャムの発生が表示される。
【0087】
制御回路109は、本画像形成装置100の全体を制御する制御手段としてのCPU502、このCPU502が読み込んで実行するプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)503及びCPU502の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)504を備えている。定着ジャム検出ユニット201の位置に応じてセンサ108からON信号が制御回路109に出力されると、CPU502は、表示装置501にジャムが発生した旨を表示させる。なお、CPU501は、一旦センサ108からON信号の出力を受けると、センサ108からOFF信号の出力を受けるまで定着ユニット105の動作を停止する。
【0088】
以下、上記構成を有する定着ジャム検出ユニット201における紙ジャムの検出動作について説明する。図6及び図7は、本実施の形態に係る画像形成装置100の定着ジャム検出ユニット201における紙ジャムの検出動作を説明するための模式図である。図6は、定着ユニット105内において紙ジャムが発生していない状態について示し、図7は、定着ユニット105内において紙ジャムが発生した状態について示している。
【0089】
まず、図6を用いて定着ユニット105内において紙ジャムが発生していない状態について説明する。
【0090】
図6(a)は、プロセスユニット102において画像が転写された記録紙が定着ユニット105に送り込まれ、その先端が通過検知部209に当接した状態について示している。このとき、第1アクチュエータ202は、コイルバネ206に下方に付勢され、第2アクチュエータ203にも何ら力が加えられていないため、第2アクチュエータ203の被検知部207は、センサ108の検知領域に収容された状態である。
【0091】
この状態からさらに、加熱ローラ106及び加熱ローラ107により記録紙が上方に搬送される。この記録紙の搬送に従って、第2アクチュエータ203の通過検知部209が図中矢印B方向に回動し、これに応じて被検知部207も上方に移動する。この結果、被検知部207がセンサ108の検知領域から退避した状態となる。これにより、センサ108から制御回路109にON信号が出力される。このON信号を受け取ると、制御回路109では、記録紙が通過していることが認識される。なお、記録紙が通過し終わるまでこの状態は維持される。
【0092】
図6(b)は、記録紙の後端が通過検知部209の検知領域を通過した状態について示している。このとき、通過検知部209は、記録紙から解放されて、図中矢印C方向に回動し、これに応じて被検知部207も下方に移動する。この結果、被検知部207が再びセンサ108の検知領域に収容された状態に戻る。これにより、センサ108から制御回路109にOFF信号が出力される。このOFF信号を受け取ると、制御回路109では、記録紙が通過し終わったことが認識される。
【0093】
次に、図7を用いて定着ユニット105内において紙ジャムが発生した状態について説明する。
【0094】
図7(a)は、定着ユニット105において残紙ジャムが発生した場合について示している。同図に示すように、残紙ジャムが発生した場合には、記録紙に通過検知部209が引っ掛かった状態で維持される。このため、被検知部207もセンサ108の検知領域から退避した状態で維持される。この場合、制御回路109には、センサ108からON信号は出力されるものの、OFF信号は出力されない。この結果、制御回路109では、定着ユニット105内において残紙ジャムが発生したことが認識される。
【0095】
一方、図7(b)は、定着ユニット105においてアコーディオンジャムが発生した場合について示している。同図に示すように、アコーディオンジャムが発生した場合には、アコーディオンジャムを形成した記録紙の一部が第1アクチュエータ202を押し上げ、図中矢印A方向に回動した状態となる。第1アクチュエータ202が回動すると、これに応じて第1アクチュエータ202に取り付けられた第2アクチュエータ203が上方に移動する。このため、被検知部207も上方に移動し、センサ108の検知領域から退避した状態となる。これにより、センサ108から制御回路109にON信号が出力されるが、残紙ジャムの場合と同様にセンサ108からOFF信号が出力されることはない。この結果、制御回路109では、定着ユニット105内において残紙ジャムが発生したことが認識される。
【0096】
このように定着ユニット105の排出側近傍に配置された定着ジャム検出ユニット201により、第1アクチュエータ202の回動を検出して定着ユニット105内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙を検出することができる一方、第2アクチュエータ203の回動を検出して定着ユニット105から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着ユニット105で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実にかつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0097】
このような定着ユニット105内で発生した紙ジャムを判定する動作について説明する。図8は、本実施の形態に係る画像形成装置の定着ユニット内で発生した紙ジャムを判定する動作を説明するためのフロー図である。かかる判定動作は、制御回路109において行われる。
【0098】
定着ジャムの判定を行う場合、制御回路109は、本画像形成装置100において画像形成を指示した時点から予め定められた所定時間(T1)の経過を判断する(ST801)。この所定時間(T1)は、画像形成を指示した時点から記録紙が定着ユニット105内のセンサ108の検知対象の位置に搬送されるまでの時間を判断するために設定されている。
【0099】
この所定時間(T1)が経過したならば、制御回路109は、センサ108からの出力信号を判断する(ST802)。ここで、センサ108からの出力信号がOFF信号の場合(ON信号の出力を受けない場合)、制御回路109は、記録紙先端が通過検知部209の検知領域まで搬送されなかったと判断し、表示装置501に未達ジャムを表示させた後(ST803)、定着ユニット105の動作を停止する(ST804)。なお、定着ユニット105の動作を停止した後は、本画像形成装置100に設けられたメンテナンス用の開閉ドアが開閉されたことを判断して、再度、同様の判定処理を行う。
【0100】
一方、センサ108からの出力信号がON信号の場合、制御回路109は、このON信号を受け付けた時点から予め定められた所定時間(T2)の経過を判断する(ST805)。この所定時間(T2)は、記録紙後端が通過検知部209の検知領域を通過するまでの時間を判断するために設定されている。
【0101】
この所定時間(T2)が経過したならば、制御回路109は、センサ108からの出力信号を再び判断する(ST806)。ここで、センサ108からの出力信号がOFF信号の場合には、制御回路109は、記録紙が正常に通過したと判断し、処理を終了する。
【0102】
一方、センサ108からの出力信号がON信号の場合には、記録紙が通過せず残紙ジャムが発生したか、あるいは、アコーディオンジャムが発生したと判断し、表示装置501に未達ジャムを表示させた後(ST807)、定着ユニット105の動作を停止する(ST808)。なお、定着ユニット105の動作を停止した後は、本画像形成装置100に設けられたメンテナンス用の開閉ドアが開閉されたことを判断して、再度、同様の判定処理を行う。
【0103】
このように本実施の形態の画像形成装置100によれば、定着ユニット105の記録紙排出側近傍に配置された定着ジャム検出ユニット201により、定着ユニット105内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙又は定着ユニット105から排出される記録紙の通過を検出することができるので、定着ユニット105で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャムなどの検出を確実かつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【0104】
また、実施の形態の画像形成装置100によれば、制御回路109は、記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が定着ジャム検出ユニット201を通過しなかった場合に定着ユニット105の動作を停止させる。一方、定着ユニット105のジャム発生要因となった記録紙が除去されない限り、定着ジャム検出ユニット201がこの状態を検出し続ける。このため、この状態が継続する限り定着ユニット105を稼動させることはないので、ジャム発生における異常動作の拡大進行を防止することができる。
【0105】
さらに、本実施の形態の画像形成装置100によれば、記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が定着ジャム検出ユニット201を通過しなかった場合に表示装置501にジャム表示される。一方、定着ユニット105のジャム発生要因となった記録紙が除去されない限り、定着ジャム検出ユニット201がこの状態を検出し続ける。このため、この状態が継続する限り表示装置501のジャム表示が消えることはないので、操作者に対して確実にジャム発生を知らせることができると共に、ジャムが解除されるまで表示し続けるのでジャム解除作業を確実に指示できる。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、定着装置で発生するアコーディオンジャム及び残紙ジャム等の検出を確実かつ低コスト・省スペースで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る定着ジャム検出装置を備えた画像形成装置の概略構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ユニットが備える定着ジャム検出ユニット周辺の構造を示す拡大側面図
【図3】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ユニットが備える定着ジャム検出ユニット周辺の構造を示す拡大正面図
【図4】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ユニットが備える定着ジャム検出ユニット周辺の構造を示す拡大斜視図
【図5】上記実施の形態に係る画像形成装置の制御回路における定着ジャム検出ユニットに対する制御を説明するための模式図
【図6】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ジャム検出ユニットにおける紙ジャムの検出動作を説明するための模式図
【図7】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ジャム検出ユニットにおける紙ジャムの検出動作を説明するための模式図
【図8】上記実施の形態に係る画像形成装置の定着ユニット内で発生した紙ジャムを判定する動作を説明するためのフロー図
【符号の説明】
100 画像形成装置
101 給紙カセット
102 プロセスユニット
105 定着ユニット
108 センサ
109 制御回路
201 定着ジャム検出ユニット
202 第1アクチュエータ
203 第2アクチュエータ
206 コイルバネ
207 被検知部
209 通過検知部
501 表示装置

Claims (7)

  1. 記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられていることを特徴とする定着ジャム検出装置。
  2. 前記第1のアクチュエータは、前記定着装置から排出される記録紙の搬送ガイドを兼用することを特徴とする請求項記載の定着ジャム検出装置。
  3. 前記第1のアクチュエータは、前記定着装置から排出される記録紙に押されて回動する方向に抗する付勢手段により付勢されることを特徴とする請求項記載の定着ジャム検出装置。
  4. 前記付勢手段は、前記定着装置から変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押された場合に第1のアクチュエータを回動させることを特徴とする請求項記載の定着ジャム検出装置。
  5. 記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、この検出手段により記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合に前記定着装置の動作を停止する制御手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられていることを特徴とする定着ジャム検出装置。
  6. 記録紙上にトナーを定着させる定着装置の記録紙排出側近傍に、前記定着装置内で変形し折り曲げられた状態で排出される記録紙に押されて回動する第1のアクチュエータと、前記定着装置から排出される記録紙の通過により回動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの回動状態を検出する検出手段と、この検出手段により記録紙が折り曲げられた状態で排出されたことを検出した場合及び記録紙が当該検出手段を通過しなかった場合にジャム表示させる表示手段と、を具備し、前記第2のアクチュエータは、前記第1のアクチュエータに取り付けられていることを特徴とする定着ジャム検出装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の定着ジャム検出装置を備えた画像形成装置。
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