JPS61126584A - トナ−定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ、プリンタ、電子複写機等に使
用され得る、紙詰り検知装置が備えられたトナー定着装
置に関するものである。

（嗜　従来の技術 紙詰り検知装置が備えられたトナー定着装置としては、
例えば特開１１８５７−１３９７６５号公報に示される
ように、複写紙搬送経路の前後に複写紙検知用の第１及
び第２検知手段を設け、前記ＷＩｌ検知手段が複写紙の
先端を検知してから後端を検知するまでの時間を叶飲す
る計数手段を備え、該計数手段にて計数された時間を前
記ｖＩ２検知が複写紙の先端を検知した時点より減算し
前記時間後に４！Ｉ２検知手段を複写紙の後端を通過し
なければ紙詰まシを検知する、紙詰り検知装置が設けら
れているものが提案されている。

（ハ）発ａＡが解決しようとする問題点前述のように、
従来の技術では、一定時間内に複写紙が第１検知手段と
第２検知手段との闇を通過しなければ紙詰り表示を行な
うものであるが、この一定時間は比較的長時間〈設定さ
れているので、第１検知手段と４！Ｉ２検知手段との間
に定着ローラがある場合、複写紙がこのローラに完全に
巻付いた後に紙詰シ表示がされることがよく起る。

ローラを有する定着装置では、通常、ローラ内にヒータ
が導入されローラ自体が１８０℃程度まで加熱されてい
るか、又は一対のローラが１トン近い圧接力にて相互に
圧接されている。従って、ローラに複写紙が巻付いた場
合、その複写紙を取除くことが大変困難で、手間と時間
を必要としていた。

ヒータが内挿されているローラにあっては、複写紙を取
除くのに長時間を要すると、ローラの温度が低下し、再
起動時にヒートアッグのための時間を要し、複写機の使
用不能時間が長時間にわたることくなる。

また、高温のローラに巻付いた複写紙を取除く場合には
、作業者の指先がそのローラ〈接触し火傷を負う虞もあ
った。

に）問題点を解決するための手段 本発明は、記録紙上のトナーを定着するための相互に圧
接される１対のローラと、このローラの下流側く位置し
記録紙を検知するセンサとが具備され、記録紙の下流剣
端Ｒが、ローラの圧接部から離間した後、所定時ＲＭｒ
過しても前記セ、ン、すにて検知されない場合忙、紙ｔ
ｉ）信号を出力して前記ローラの回転を停止するトナー
定着装置（おいて、前記所定時間は、ローラが１回転す
るのに要する時間より短かく設定されていることを特徴
とするトナー定着装置である。

（ホ）作用 記録紙が仮にローラに巻付いても、１＠転以・上巻付く
前にこのローラが停止するので、巻付いた記録紙を容易
に取除くことができる。

（へ）′５！施例 第１図は本発明の一実施例としての電子複写機の要部を
示す構成図である。この図において、＋１）は複写機本
体で、（２）はこの複写機本体（１）内（回ば 転自在装着されて−る感光ドラムである。この感。

光ドラム（２）の周囲には、頂部から反時計方向に向っ
て、現像装＃ｔａｌ、複写紙導入ガイド（４１、転写用
ゴロトロン（５）、分離爪（６）およびクリーニング装
置（７）が順次配備されている。複写機本体＋１）の内
底部には、記録紙としての複写紙（８）が積載収納され
ている給紙カセット（９）が、右方向から着脱自在に装
着されている。

前記給紙カセット９）の下流側端部近傍の上部には、給
紙ローラ（１０１設けられており、この給紙ローラーの
下流側には、上方にＵターンする給紙ガイド（Ｉｌｌが
設けられている。前記給紙ガイド（１１）の下流側には
、複写紙（８）の到来を検知する第１センサＩ］匂およ
びそのアクチュエータＨが設けられ、その下流側には１
対のレジスタローラ（１４Ｃ１＠およびシャッターが順
次設けられている。また、前記分離爪（６）の下流側に
は、１対の複写紙搬送ローラＵηα樽、給紙ガイド−が
１ｌｌＩ次設けられ、この給紙ガイド−の下流側には、
１対の定着用のローラ９Ｉ４２１１が設けられている。

これらのローラ［！２１）は相互に圧接され、このうち
、上方、即ち複写紙（８）上のトナーと接触する剣のロ
ーーｙ四にはζ−夕（２）が内挿されてｈる。

（至）は前記α−クー蛤島ら定着後の複写紙（８）を分
離する分離爪であう、−は前記複写紙体）の到来を検知
する第２センサで、（至）社そのアクチェエータである
。

第２図は木実雄側の制御回路を示すブロック図で、（至
）はマイクロスンピュータ、（財）はドライバＩＣ１（
ハ）は７セゲメント素子からなるダイナミック表示部で
ある。

第３図は定着ローラ（２１２１１と、４Ｉ／ＩＩ２セン
サ（至）の位置関係を示す部分拡大図である。この図に
おいてヒーターが内挿されているローラーの半径をＡ１
両ローラー＠蔚の圧接部から、複写紙（８）によって第
２センサーが動作する位置までの距離をＢとする゛と、
２πＡ＞Ｂなる関係が成立するようにＡおよびＢが設定
されている。ただし、ローラＣａＨ！υはその駆動モー
タへの通電が遮断されても、慣性〈より若干回転するの
で、その際の複写紙（８）の移動寸法をＣ七すると、２
πＡ＞Ｂ＋Ｃなる関係が成立するように、ＡおよびＢを
設定する方がより好ましい。なお、具体的には、Ａ＝１
５ｍｍ、Ｂ＝６０ｍｍ。

Ｃ＝１５ｍｍＫ設定されている。

ここで、複写紙（８）の移動速度をＶとすると、複写紙
（８）の下流側端縁部が両ローラｃＡ圓の圧接部から第
２センサ２尋の動作位置まで、移動するのに要する時間
は、Ｂ／Ｖとなる。一方、前記ローラーが１回転するの
に要する時間は、２πＡ／Ｖとなるので、（２πＡ／Ｖ
）〉（Ｂ／ｖ）なる関係が成立し、複写紙（８）の下流
側端縁部が両ローラ（７）シυの圧接部から第２センサ
（財）の動作位置まで移動するのに必要な時間は、ロー
ラが１回転するのに必要な時間より短く設定されること
になる。

従って、ローラーに複写紙（８）が巻付いて、複写紙（
８）の下流側端縁部が、本来第２センサーの動作位置ま
で到来すべき時点においても、この複写紙（８）が到来
しない場合に、前記ローラー伐υを停止させると、ロー
ラｒ２１に複写紙（８）が一回転以上巻付くことはない
。

（ト）発明の効果 本発明では、記録紙がローラに巻付いても、１回転以上
巻付く前に、このローラが回転を停止するので、巻付い
た記録紙を容易く取除くことができる。

従って、巻付いた記録紙を迅速に取除くことができ、ヒ
ータが内挿されているローラ釦あっては、ローラの温度
が低下する前に処理することが可能となるので、再起動
時のヒートアップ〈要する時間を短縮することができる
。

また、作業者の指先が加熱されたローラに接触する確率
も極端く低下するので、火傷を負つ虞もない。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は要部
構成図、第２図はブロック図、第３図は゛部分拡大図で
ある。 （８）・・・複写紙（記録紙ン、…＠υ・・・ローラ、
■炉・・第２センサ、四・・・アクチェエータ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録紙上のトナーを定着するための相互に圧接さ
   れる１対のローラと、このローラの下流側に位置し記録
   紙を検知するセンサとが具備され、記録紙の下流側端縁
   が、ローラの圧接部から離間した後、所定時間経過して
   も前記センサにて検知されない場合に、紙詰り信号を出
   力して前記ローラの回転を停止するトナー定着装置にお
   いて、前記所定時間は、ローラが１回転するのに要する
   時間より短かく設定されていることを特徴とするトナー
   定着装置。
2. （２）１対のローラのうち、少なくともトナーと接触す
   る方のローラが加熱される特許請求の範囲第１項記載の
   トナー定着装置。
3. （３）所定時間は、トナーと接触する方のローラが１回
   転するのに要する時間より短かく設定されている特許請
   求の範囲第１項若しくは第２項記載のトナー定着装置。