JP4160538B2 - 芝刈機 - Google Patents
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Description
しかし、芝刈機320では、カッタハウジング321からグラスバッグ327を取外した場合には排風戻し通路324が空き放しの状態になり、搬送風の流れを確保することは困難であり、刈草と搬送風(排風)を分離するためグラスバッグ327を取付けなければ、芝刈作業をすることができないという問題があった。
さらに、芝刈機320では刈草と搬送風(排風)を分離するためグラスバッグ327を取付けなければ、作業者に搬送風や刈草がかかるという欠点があった。
すなわち、グラスバッグからカッタハウジングに排風を戻す排風還流式の芝刈機でありながら、刈り放し作業でも使用することができる芝刈機を実現することができる。この結果、芝刈作業の多様性のニーズに対応することができ、芝刈機の利便性を向上させることができるという利点がある。
図1は本発明に係る第1実施形態の芝刈機の斜視図であり、芝刈機10は、カッタハウジング(カッタデッキ)12から搬送風とともにグラスバッグ24に刈草を搬送し、グラスバッグ24に刈草を収拾し、この刈草を搬送した搬送風を排風としてグラスバッグ24からからカッタハウジング12に戻すようにした排風還流式(排気循環式)の芝刈機である。
カッタハウジング12は、カッタブレード14の回転を許容するとともにカッタブレード14を囲むスクロール部31と、このスクロール部31から延出することで刈草(刈芝)を搬送風とともにグラスバッグ24に搬送する刈草搬送通路(刈芝草搬送通路)32と、搬送した刈草のみをグラスバッグ24に残して排風(空気)のみをカッタハウジング12に戻す排風戻し通路(空気戻し通路)33と、この排風戻し通路33を臨ませる空洞部34と、排風を補助的にカッタハウジング12に戻すためにカッタハウジング12の後壁35に形成した補助排風戻し通路としての複数の貫通孔36・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)備える。なお、21はカッタハウジング12の後部上面、22はカッタハウジング12の後部下端、37はスクロール部31の後部エッジを示す。
刈草搬送通路32は、スクロール部31から機体11後方に延ばすとともに機体11の片方側に形成した通路であり、排風戻し通路33は、刈草搬送通路32に隣接させ且つ略直交させて形成した通路である。
カッタブレード14は、白抜き矢印A,Aで示す回転方向に対して前側に位置する部位に刃部38,38を備え、これらの刃部38,38から回転方向に対して後側に位置する部位にかけて上方へ湾曲させたエアリフト部39,39を形成したもである。
以下、ディスチャージガード23(図2参照)、グラスバッグ24、刈草搬送通路32及び排風戻し通路33の構成を詳細に説明する。
ディスチャージガード23は、カッタハウジング12の後部上面21に(具体的には、排風戻し通路33の入口としての排風入口61にシャフト66を介して)開閉自在に取付けることで、排風戻し通路33の排風入口61の上部に位置する断面視U字状のカバーであって、カッタハウジング12にグラスバッグ24を取付けた状態ではグラスバッグ24から排風戻し通路33に排風を導く接続通路機能(後述する接続通路52)の役目をさせ、カッタハウジング12からグラスバッグ24を取外したときは排風戻し通路33の排風入口61を塞ぐ蓋機能の役目をさせる部材である。
また、略直方体の左・右側面77,78、後面79及び底面(底部材)48を非通気体にて形成し、刈草を収拾する刈草収拾部42を形成したので、略直方体の左・右側面77,78、後面79及び底部材48から排風を外部に流出させないようにすることができる。この結果、グラスバッグ24から排風を排出する場合に比べ騒音を低減することができ、排風とともに排出される埃の低減を図ることができる。
網状部材42の上部に空間を空け、且つ前方を解放させ後方を塞いだ非通気体のカバー部材44を被せることで、排風戻し通路33に臨ませる排風導通路51を形成することができ、この排風導通路51を通じて排風を排風戻し通路33に導くことができる。
補助部材58は、排風入口61を狭める排風規制開口(排風絞り開口)64と、排風を空洞部34に排出する出口としての排風出口65と、を形成した。
また、刈草搬送通路32は、カッタハウジング12の左後方に形成した通路であることを示し、カッタハウジング12の後壁35に複数の貫通孔36・・・を形成したことを示す。
これにより、排風戻し通路33を短くすることができる。この結果、芝刈機10の重量を軽くすることができ、持運びなどの利便性の向上を図ることができる。
搬送風とともに網状部材43にへばりついた刈草もカッタブレード14の回転を止めれば、自重で刈草収拾部42に落下させることができる。また、自重で刈草収拾部42に落下することができなかった刈草もグラスバッグ24を叩けば刈草収拾部42に収納することができる。
(a)において、先ず、カッタブレード14で芝草面を刈り、刈った刈草を搬送風とともにグラスバッグ24の刈草収拾部42に搬送し、この刈草収拾部42で刈草を収拾し、網状部材43から搬送風を排風として排風導通路51(図8参照)に流し、この排風導通路51から接続通路52を経由させて排風を排風戻し通路33に流し、この排風戻し通路33から排風を空洞部34に流し、この空洞部34に流れた排風を負圧を形成するスクロール部31に引込む。
芝刈り開始当初の搬送風(排風)の流れを示し、芝刈り開始当初は刈草が刈草収拾部に堆積した状態ではないので、搬送風は刈草収拾部の後面に当たり、排風として刈草収拾部42の後壁35へ戻ることが多いことが実験的に観察することができた。そこで、カッタハウジング12の後壁35に、カッタハウジング12の後部下端22に排風を戻すための複数の貫通孔(補助排風戻し通路)36・・・を設けた。
例えば、芝刈面積が大きい面積に渡るとともに、刈草をグラスバッグ24(図2参照)に収拾してかたづける必要のない牧草地や草刈り場(フィールド)などでは、刈草を芝刈面に放置する刈り放し作業をすることが多い。
芝刈機100は、芝刈機10と比較してグラスバッグ24(図2参照)が異なる芝刈機であり、グラスバッグ124を、略直方体形状に形成し、略直方体の前面に開口部125を設け、この開口部125を刈草搬送通路32に臨ませ、略直方体の左・右側面177,178(図13参照)、後面179及び底面(底部材)148を非通気体にて形成することで、刈草を収拾する刈草収拾部142を形成し、略直方体の上面に通気体の網状部材143を設け、この網状部材143の上部に空間を空け、且つ前方を解放させ後方を塞いだ非通気体のカバー部材144を被せることで、排風戻し通路33に臨ませる排風導通路151を形成し、且つグラスバッグ124に後面を解放させた後面解放口157を設け、この後面解放口157に通気体の後部網状部材158を設け、カバー部材144を延出することで、後面解放口157を覆うとともに排風導通路151に連通させる後部導通路159を形成したものである。
(a)において、先ず、カッタブレード14で芝草面を刈り、刈った刈草49を搬送風とともにグラスバッグ124の刈草収拾部142に搬送し、この刈草収拾部142で刈草49を収拾し、網状部材143から搬送風を排風として排風導通路151に流すとともに、後部網状部材158から搬送風を排風として後部導通路159を経由させて排風導通路151に流し、この排風導通路151から接続通路52を経由させて排風を排風戻し通路33に流し、この排風戻し通路33から排風を空洞部34に放出し、この空洞部34に放出した排風を負圧を形成するスクロール部31に引込むようにする。
芝刈機200は、芝刈機10と比較してグラスバッグ24(図2参照)が異なる芝刈機であり、エンジン(動力源)13でカッタブレード14を回転させ、このカッタブレード14をカッタハウジング12で覆い、カッタハウジング12に刈草を搬送する刈草搬送通路32を設けるとともに排風を戻す排風戻し通路33を設け、これらの刈草搬送通路32及び排風戻し通路33に刈草を溜めるグラスバッグ224を連通させ、カッタブレード14のエアリフト部39,39で発生させる搬送風で刈草を刈草搬送通路32を経由させてグラスバッグ224に搬送し、このグラスバッグ224から排風のみを排風戻し通路33を経由させてカッタハウジング12に戻す形式の芝刈機において、グラスバッグ224を、刈草を収拾する刈草収拾機能を有するインナ部材(インナバッグ)242と、インナ部材242の一部を覆う膨出可能なアウタ部材(アウタバッグ)243と、これらのインナ部材242及びアウタ部材243を支持するとともにカッタハウジング12の後壁35に着脱可能に取付けるフレーム体241と、から構成したものである。
なお、インナ開口部245は、カッタハウジング12の後壁35に当接させることで、刈草搬送通路32に臨ませるものである。
芝刈機200は、グラスバッグ224を、略直方体形状を呈したインナ部材242と、このインナ部材242の一部を覆う膨出(膨張)可能なアウタ部材243と、から構成し、インナ部材242が、略直方体の上面276、左・右側面277,278(278は図16参照)及び後面279を通気性布部材で形成し、略直方体の底面(底部材)248を樹脂部材若しくは金属板などの非通気性部材で形成し、略直方体の前面を開口させてインナ開口部245を形成し、このインナ開口部245を刈草搬送通路32に臨ませものであり、アウタ部材243が、インナ部材242の上面276、左・右側面277,278及び後面279を空間を設けて非通気性布部材で覆い、インナ開口部245側にアウタ開口部252を形成し、このアウタ開口部252を排風戻し通路33(図15参照)に臨ませるものであると言える。
(a)において、例えば、グラスバッグから排風を放出すると機体後部に騒音や埃が発生する。これらの騒音の低減や埃の低減を図ることができるとすれば、作業環境を良好に保つことができるので好ましいことである。
なお、排風導通路251の前方をディスチャージガード23にて覆ったことを示す。排風導通路251の前方をディスチャージガード23にて覆うことで、アウタ開口部252から排風が外部に漏れることを最小限に止めることができる。
(a)において、芝刈機200は、刈草搬送通路32から搬送風とともに刈草49をグラスバッグ224のインナ部材242に搬送し、刈草49をインナ部材242に収拾し、搬送風を排風として通気性のあるインナ部材242から非通気性のアウタ部材243に流し、アウタ部材243側に排風を流すことでアウタ部材243を膨出(膨張)させて排風導通路251を形成し(膨らまし)、この排風導通路251から接続通路52を介して排風を排風戻し通路33に戻すことができる。
また、アウタ部材243を膨出可能に形成したので、ディスチャージガード23との未着性を改善することができる。この結果、排風の漏れを最小限に止めることができる。
また、インナ部材242とアウタ部材243とで構成する上部空間は、還流により圧力が高まる部分にある。インナ部材242の上部をフレーム体241で支持したので、インナ部材242の変形を防止することができるので、インナ部材242とアウタ部材243とで構成する上部空間(排風導通路251)を十分に確保することができる。
Claims (1)
- 動力源でカッタブレードを回転させ、このカッタブレードをカッタハウジングで覆い、カッタハウジングに刈草を搬送する刈草搬送通路を設けるとともに排風を戻す排風戻し通路設け、これらの刈草搬送通路及び排風戻し通路に刈草を溜めるグラスバッグを連通させ、カッタブレードのエアリフト部で発生させる搬送風で刈草を刈草搬送通路を経由させてグラスバッグに搬送し、このグラスバッグから排風のみを排風戻し通路を経由させてカッタハウジングに戻す形式の芝刈機において、
前記カッタハウジングの前後方向に前記刈草搬送通路を略水平に設けるとともに、この刈草搬送通路に隣接させ且つ略直交させて排風戻し通路を設け、この排風戻し通路の入口を前記カッタハウジングの後部上面に設定し、前記グラスバッグを装着してグラスバッグから前記カッタハウジングに排風を戻す作業時には前記グラスバッグの一部を覆って前記グラスバッグから前記排風戻し通路に排風を戻すとともに、前記グラスバッグを取外して刈草を芝草面に放出する作業時には前記入口を塞いで刈草を芝草面に案内するディスチャージガードを前記入口の上端にスイング可能に取付けたことを特徴とする芝刈機。
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