JP2001008524A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Publication number
JP2001008524A
JP2001008524A JP11181510A JP18151099A JP2001008524A JP 2001008524 A JP2001008524 A JP 2001008524A JP 11181510 A JP11181510 A JP 11181510A JP 18151099 A JP18151099 A JP 18151099A JP 2001008524 A JP2001008524 A JP 2001008524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation unit
engine room
hot air
grain tank
combine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11181510A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komatsubara
小松原  浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP11181510A priority Critical patent/JP2001008524A/ja
Publication of JP2001008524A publication Critical patent/JP2001008524A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席の下方にエンジンルームを備えるコン
バインにおいて、エンジンルームから上昇する熱気が運
転席側に流入してオペレータに不快感を与える不都合を
解消する。 【解決手段】 操作部7の運転席6下方にエンジンルー
ム10を備えると共に、操作部7の後方に所定間隔を存
して穀粒タンク4を配置したコンバイン1において、前
記操作部7と穀粒タンク4との間に、エンジンルーム1
0からの熱気の上昇経路を遮蔽する後部遮蔽板13を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部の運転席下
方にエンジンルームを備えるコンバインの技術分野に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバインは、エンジン
ルームの一側部に配設されるラジエータに、冷却ファン
が吸入する冷却風を供給すると共に、ラジエータを通過
して熱せられた排風(熱気)を、エンジンルームの他側
部や後部から排出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記エンジ
ンルームを、操作部の運転席下方に形成したコンバイン
においては、エンジンルームから熱気が上昇して操作部
に流入する可能性があるため、オペレータに不快感を与
える許りでなく、操作部の温度上昇を招く不都合があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、操作部の運転席下方にエンジンル
ームを備えると共に、操作部の後方に所定間隔を存して
穀粒タンクを配置したコンバインにおいて、前記操作部
と穀粒タンクとの間に、エンジンルームからの熱気の上
昇経路を遮蔽する遮蔽部材を設けたことを特徴とするも
のである。つまり、エンジンルームから上昇する熱気が
操作部に流入することを阻止できるため、オペレータに
不快感を与えたり、操作部の温度上昇を招く不都合を解
消して操作部の作業環境を向上させることができる。ま
た、操作部と穀粒タンクとの間に遮蔽部材を設けるにあ
たり、該遮蔽部材の機体中心側に、熱気の上昇を許容す
る逃がし経路を確保したことを特徴とするものである。
つまり、エンジンルームから上昇する熱気が操作部に流
入することを阻止するものでありながら、熱気の逃がし
経路を確保しているため、熱気がこもってエンジンルー
ムの温度上昇を招く不都合を回避することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、走行機体の前部に昇
降自在に連結される前処理部2、該前処理部2が刈り取
った茎稈から穀粒を脱穀し、かつ穀粒を選別する脱穀部
3、該脱穀部3で選別した穀粒を貯溜し、かつ機体外側
方に退避回動自在な穀粒タンク4、脱穀済みの排稈を排
出処理する後処理部5、運転席6や各種操作具が設けら
れる操作部7、クローラ式の走行部8等を備えている。
そして、前記走行機体においては、脱穀部3と操作部7
とが左右振り分け状に配置されると共に、操作部7の後
方には、所定間隔を存して穀粒タンク4が配置され、ま
た、操作部7の左側方には、扱深さ調節を行うための扱
深さ搬送体9が配置されているが、これらの基本構成は
何れも従来通りである。
【0006】10は前記運転席6の下方に形成されるエ
ンジンルームであって、該エンジンルーム10には、エ
ンジン11やラジエータ12が内装されている。そし
て、エンジン11とラジエータ12との間に設けられる
冷却ファン(図示せず)がエンジンルーム10の右側方
から冷却風を吸入してラジエータ12に供給すると共
に、ラジエータ12を通過して熱せられた排風(熱気)
を、主にエンジンルーム10の左側部に形成される側部
排出口(図示せず)から前記扱深さ搬送体9側に向けて
排出するが、排風の一部は、エンジンルーム10の後部
に形成される後部排出口10aからも排出されるように
なっている。
【0007】13は前記操作部7と穀粒タンク4との間
の空間S1に設けられる後部遮蔽板であって、該後部遮
蔽板13は、エンジンルーム10の後面部に固定される
L字状の取付板13aと、該取付板13aから後方に突
出して前記空間S1(後部排出口10a)の上方を覆う
ゴム板13bとで構成されている。即ち、前記操作部7
と穀粒タンク4との間に排出された熱気の上昇経路を後
部遮蔽板13で遮蔽しているため、エンジンルーム10
から上昇する熱気が操作部7の後方から運転席6側に流
入することがなく、その結果、運転席6に着座したオペ
レータに不快感を与えたり、操作部7の温度上昇を招く
不都合を解消することができるようになっている。
【0008】また、本実施形態では、操作部7と穀粒タ
ンク4との間に後部遮蔽板13を設けるにあたり、該後
部遮蔽板13の機体中心側空間S2(脱穀部3、穀粒タ
ンク4および操作部7で囲まれた空間)に熱気の上昇を
許容する逃がし経路を確保している。そのため、エンジ
ンルーム10から上昇する熱気が操作部7に流入するこ
とを阻止するものでありながら、熱気がこもってエンジ
ンルーム10の温度上昇を招く不都合を回避することが
できるようになっている。
【0009】さらに、14は前記操作部7と扱深さ搬送
体9との間の空間S3に設けられる側部遮蔽板であっ
て、該側部遮蔽板14は、操作部7の左側面部に固定さ
れるL字状の取付板14aと、該取付板14aから左側
方に突出して前記空間S3の上方を覆うゴム板14bと
で構成されている。即ち、前記操作部7と扱深さ搬送体
9との間に排出された熱気の上昇経路を側部遮蔽板14
で遮蔽しているため、エンジンルーム10から上昇した
熱気が操作部7の左側方から運転席6側に流入すること
がなく、その結果、運転席6に着座したオペレータに不
快感を与えたり、操作部7の温度上昇を招く可能性をさ
らに低下させることができるようになっている。
【0010】15は前記エンジン11の右側面部を覆う
エンジンカバーであって、該エンジンカバー15には、
冷却風を吸入するための吸入口15aが形成され、さら
に、吸入口15aには、藁屑等の塵埃の吸入を防止する
ために、金網もしくは多孔板で形成される防塵カバー1
6が設けられているが、吸引された藁屑が防塵カバー1
6に堆積した場合には、防塵カバー16が目詰りしてエ
ンジン11がオーバーヒートする可能性がある。
【0011】17は前記吸入口15a(防塵カバー1
6)の外側を覆う目詰防止シートであって、該目詰防止
シート17は、下端部に樹脂製の芯材17aを備える柔
軟な網状シート17bで形成されると共に、その上端部
は、エンジンカバー15の吸入口15a上部に押え板1
7cを用いてボルト固定されている。そして、目詰防止
シート17は、吸入口15aの上部から垂下して防塵カ
バー16の外側を覆うため、直進刈取り時には、冷却風
の吸入に伴って防塵カバー16に張り付きながら塵埃の
吸入を防止するが、機体回行時には、冷却風の吸入力に
抗して芯材17aと共に網状シート17bが揺れるた
め、外側に付着した藁屑等の塵埃を振り落すことにな
る。つまり、網状シート17bの外側に付着した藁屑等
の塵埃が機体回行毎に除去されるため、藁屑等の堆積に
よる防塵カバー16の目詰りを防止することができ、そ
の結果、防塵カバー16の目詰りでエンジン11がオー
バーヒートする不都合を解消することが可能になる。
【0012】18は前記目詰防止シート17の裏面上側
部に取付けられる左右一対の止め紐であって、該止め紐
18は、芯材17aに巻き取られた網状シート17b
を、押え板17cに共締めされる左右一対のフック19
に係止するために設けられている。つまり、目詰防止シ
ート17を巻取り状に収納することができるため、藁屑
等の塵埃が少ない環境においては、目詰防止シート17
を収納して冷却風の吸入効率を高めることができるよう
になっている。
【0013】叙述の如く構成されたものにおいて、操作
部7の運転席6下方にエンジンルーム10を備えると共
に、操作部7の後方に所定間隔を存して穀粒タンク4を
配置したものであるが、前記操作部7と穀粒タンク4と
の間に、エンジンルーム10からの熱気の上昇経路を遮
蔽する後部遮蔽板13を設けたため、操作部7と穀粒タ
ンク4との間の空間S1から熱気が上昇して操作部7に
流入する不都合を防止でき、その結果、オペレータに不
快感を与えたり、操作部7の温度上昇を招く不都合を解
消して操作部7の作業環境を改善することができる。
【0014】また、操作部7と穀粒タンク4との間に後
部遮蔽板13を設けるにあたり、該後部遮蔽板13の機
体中心側空間S2に、熱気の上昇を許容する逃がし経路
を確保したため、エンジンルーム10から上昇する熱気
が操作部7に流入することを阻止するものでありなが
ら、熱気がこもってエンジンルーム10の温度上昇を招
く不都合を回避することができる。
【0015】また、本実施形態では、操作部7と扱深さ
搬送体9との間にも、エンジンルーム10からの熱気の
上昇経路を遮蔽する側部遮蔽板14を設けているため、
操作部7と扱深さ搬送体9との間の空間S3から熱気が
上昇して操作部7に流入する不都合を防止でき、その結
果、オペレータに不快感を与えたり、操作部7の温度上
昇を招く可能性をさらに低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】エンジンルームの断面図である。
【図4】遮蔽板の取付位置を示すコンバインの概略平面
図である。
【図5】後部遮蔽板の取付状態を示す要部斜視図であ
る。
【図6】側部遮蔽板の取付状態を示す要部斜視図であ
る。
【図7】(A)は展開状態を示す防塵シートの側面図、
(B)は巻取状態を示す防塵シートの側面図である。
【図8】防塵シートの作用を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 3 脱穀部 4 穀粒タンク 6 運転席 7 操作部 10 エンジンルーム 10a 後部排出口 11 エンジン 12 ラジエータ 13 後部遮蔽板 14 側部遮蔽板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部の運転席下方にエンジンルームを
    備えると共に、操作部の後方に所定間隔を存して穀粒タ
    ンクを配置したコンバインにおいて、前記操作部と穀粒
    タンクとの間に、エンジンルームからの熱気の上昇経路
    を遮蔽する遮蔽部材を設けたことを特徴とするコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、操作部と穀粒タンク
    との間に遮蔽部材を設けるにあたり、該遮蔽部材の機体
    中心側に、熱気の上昇を許容する逃がし経路を確保した
    ことを特徴とするコンバイン。
JP11181510A 1999-06-28 1999-06-28 コンバイン Pending JP2001008524A (ja)

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JP11181510A JP2001008524A (ja) 1999-06-28 1999-06-28 コンバイン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179584A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 ヤンマー株式会社 コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179584A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 ヤンマー株式会社 コンバイン

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