JP4160500B2 - 光端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光信号を電気信号に変換する電子回路部および電源部を筐体内に内蔵する光端末装置に関するものである。
近年、高速高帯域通信サービスの普及に伴い、家庭と送信局との間を光ケーブルで接続する通信サービス、例えば、光ケーブルテレビジョン(CATV)が実施されている。この通信サービスの実現には、光ケーブルからの光信号を光−電気信号変換して増幅し、増幅された周波数多重信号をセットトップボックスや同軸のCATV線路に供給するための光端末装置が必要となる。この光端末装置の筐体内には、導入される光ケーブルの余長を収納する余長収納部と、導入された光ケーブルからの光信号を電気信号に変換し、増幅して出力する光受信部が設けられている。そして、この光受信部に電源を供給する電源部が光端末装置の筐体に内蔵されている。
このような光端末装置には、光信号を入力するために光ケーブルが導入されており、この光ケーブルは光受信部に導かれている。この場合、光端末装置の筐体内において光ケーブルにおける光ファイバ同士の接続を行う場合がある。この光ファイバ同士の接続が光ファイバの端面同士を融着して行われる場合は、融着部を保護する保護スリーブが融着部に装着される。また、光ファイバの端面を位置合わせして固定するメカニカルスプライスにより光ファイバを接続することができる。また、光ファイバに挿入される光フィルタには、光フィルタを保護する保護スリーブが装着されている。このような保護スリーブやメカニカルスプライスは、光ケーブルの余長部と共に筐体内に収納される。保護スリーブやメカニカルスプライスは、光ケーブルより径が太く細長い形状とされており光ケーブルに比較して重いため、筐体内で動かないように保持しておかないと動いた際に光ケーブルが屈曲されて傷むおそれが生じるという問題点があった。
そこで、本発明は、保護スリーブやメカニカルスプライス等の装着器を筐体内に確実に保持することのできる光端末装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の光端末装置は、保護スリーブやメカニカルスプライス等の装着器を保持する保持部が壁部と該壁部に対面する保持片から構成され、該保持片は、トレイ部に弾性的に支持される支持部と、該支持部の両側に形成されている翼片とから構成され、該翼片の壁部と対面する面が端部に行くほど壁部との間隔が狭くなるように翼片は弓形形状に形成されていると共に、壁部と対面する面が下に行くほど壁部との間隔が広くなるように翼片は傾斜して形成されており、壁部と保持片の間に装着器を配置した際に、保持片の両側部とされる翼片により装着器が壁部に弾性的に押圧されて保持されることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、保護スリーブやメカニカルスプライス等の装着器を保持する保持部が壁部と該壁部に対面する保持片から構成され、壁部と保持片の間に装着器を配置した際に、保持片により装着器が壁部に弾性的に押圧されて保持されるようにしたので、装着器を筐体内に確実に保持することができる。また、保持片を弓形形状に形成したり、保持片の面と壁部との間隔が下に行くほど広くなるように保持片を形成すると、保持部の保持力をより向上することができる。さらに、保持片の両端部に壁部側に屈曲する屈曲片を形成したり、中央部から屈曲片に向かって次第に幅が狭くなるように保持片を形成するようにしてもよい。
保護スリーブやメカニカルスプライス等の装着器を筐体内に確実に保持するという目的を、装着器を保持する保持部が壁部と該壁部に対面する保持片から構成され、壁部と保持片の間に装着器を配置した際に、保持片により装着器が壁部に弾性的に押圧されて保持されることにより実現した。
本発明にかかる光端末装置の実施例の構成を示す斜視図を図1に、その光端末装置の構成を示す側面図を断面図で図2に示す。
これらの図に示す本発明にかかる光端末装置1の筐体は、箱状の本体部2と、本体部2に対して開閉自在に固着される蓋部3とから構成されている。筐体である本体部2および蓋部3は樹脂を成形することにより作成されており、蓋部3の上部の両側に形成されている一対の保持片21が本体部2に形成されている後述する枢軸に回動可能に枢支されて、蓋部3が本体部2に対して開閉自在に固着されている。蓋部3を本体部2に対して閉じた際には、蓋部3から複数本のネジを本体部2に螺着して防雨構造の筐体が構成される。この場合、蓋部3における対向する側面部の下縁が本体部2の対向する側面部の縁部に嵌入されるようになる。本体部2には、図2に示すように電子回路ユニット31と、電子回路ユニット31に電源を供給する電源ユニット32が内蔵されている。電子回路ユニット31および電源ユニット32は金属製のシャーシ30に取り付けられて、本体部2内に収納されている。シャーシ30の裏面と本体部2とは図2に示すように全面にわたり所定の間隔を保って対面するように配置されて通路が形成されている。
本体部2内に内蔵されている電子回路ユニット31と電源ユニット32の上には樹脂成形されたトレイ部6が配置されている。このトレイ部6は光端末装置1に導入された光ケーブル4aおよび光ケーブル4bの導入部および余長収納部が形成されている。光ケーブルの余長部を収納する余長収納部を設けるのは次の理由による。光ケーブル長に余裕を持たせる余長部を設けることによって、光ケーブルを長く延ばすような接続変更等にそのまま対応することができる。また、光ケーブルの接続作業で低損失接続が得られなかった場合に、光ケーブルの接続端を切断してやり直しすることができる。さらに、保守作業等で光ケーブルを傷めた場合でも損傷部分までを切断して再接続を可能とすることができる。なお、光ケーブルは、曲げすぎると伝送特性が劣化し極端な場合には破断されるため、光ケーブルの余長は、所定の曲げ半径を保つようにして余長収納部に収納されている。光ケーブルにはメッセンジャワイヤーや複数本の光ファイバーを束ねた太い光ケーブル4aと、単線の光ファイバーからなる細い光ケーブル4bとがあり、本発明にかかる光端末装置1には両種類の光ケーブルを導入することができるようにされている。
本発明にかかる光端末装置1は、図2に示すように直立して設置するようにされている。この場合、本体部2の上部に底面部から取付片15aが上方へ延伸して形成されており、本体部2の下部に底面部から一対の取付片15b、15cが下方へ延伸して形成されている。そこで、光端末装置1を直立させて取付面に対向して配置し、これらの取付片15a、15b、15cにネジを挿通して取付面に螺着することにより取付面に光端末装置1を設置する。これらの取付片15a、15b、15cは、底面部よりさらに奥側に突出して形成されているため、設置された光端末装置1の底面部と取付面との間に所定の間隔が生じるようになる。このように直立して設置された光端末装置1における本体部2において下側に位置する側面部の前側に複数の第1通風口11が形成されており、奥側に複数の第2通風口12が形成されている。また、この側面部には電子回路ユニット31に一体に設けられている2つの同軸端子14が突出する同軸端子孔が形成されていると共に、光ケーブルを導入する2つのケーブル導入孔13a、13bが左側と右側に形成されている。また、本体部2において上側に位置する側面部には蓋部3が重合するように配置されており、両者の間に形成された間隙により通風口20が形成されている。さらに、本体部2における底面部の下部には図2に示すように複数の底面通風口16が形成されている。さらにまた、下側に位置する側面部には電源ユニット32に商用交流を供給するための導入孔が形成されて、この導入孔から電源ケーブル5が導入されている。
このような構成の光端末装置1において、電源ユニット32から電源が供給されて動作している電子回路ユニット31は、動作に伴い発熱すると共に電源ユニット32も発熱するようになる。すると、シャーシ30が発熱するようになりシャーシにより暖められた空気は上昇して上部に位置する通風口20から排気されるようになる。この破線で示す経路aにより、第2通風口12および底面通風口16から筐体内部に空気が吸気されるようになり、吸気された空気はシャーシ30の裏面と本体部2における底面部とで形成された通路に進入してシャーシ30の熱を奪って放熱を助けるようになる。また、第1通風口11から筐体内に破線で示す経路bで進入した空気はトレイ部6と蓋部3との間の間隙を通り、経路aからの空気と共に第3通風口20から排出されるようになる。このような、経路aおよび経路bによる吸排気により筐体内の熱を排気することができ、発熱が電子回路ユニット31に悪影響を与えることを防止することができるようになる。
ここで、本体部2における底面部の上部を一部切り欠いた際の本発明にかかる光端末装置1の構成を示す斜視図を図3に示す。
この図に示すように、底面部2eの内側には一対の立設片18が本体部2の長辺に略平行に上側の側面部から下側の側面部に渡り形成されている。一対の立設片18は、それぞれ両側板部の近傍に形成されており、一対の立設片18の間には多数の放熱孔17が底面部2eに形成されている。一対の立設片18にはシャーシ30の裏面が当接されるか、あるいは若干の間隔を持って対面して、底面部2eとシャーシ30との間に通路が形成されるようになる。この場合、光端末装置1が屋外に設置されることから放熱孔17から雨水が内部に浸入しても一対の立設片18とシャーシ30とによりそれ以上の浸入を防止することができる。さらに、底面部2eの下部には3つの細長い底面通風口16が形成されている。さらにまた、光端末装置1を設置した取付面と底面部2eとは底面部2eの下部から突出するように形成されている取付片15b、15cの高さ分だけ離隔されるため、底面通風口16および放熱孔17から十分な空気を取り入れることができる。
次に、本体部2に対して蓋部3を開けた状態の光端末装置1の構成を示す斜視図を図4に示す。ただし、この図では導入される光ケーブルを省略して示している。
本体部2に対して蓋部3を開けると、本体部2に収納されているトレイ部6が見える状態となる。蓋部3の両側の側面部の下部には横方向に張り出す当接部が形成されており、その下の下縁は若干薄く形成されている。この下縁が、蓋部3を閉じた際に本体部2の側面部の上部に嵌入されて防雨構造とされる。なお、蓋部3を閉じた際には、上記当接部が本体部2の側面部の上端に当接する。本体部2における下側に位置する側面部には複数の第1通風口11が形成されており、電子回路ユニット31から突出している同軸端子14が、この側面部から突出している。トレイ部6には、図示するように左側と右側にそれぞれケーブル導入孔13a、13bから導入された光ケーブルを固着するケーブル挟着部40が形成されている。このケーブル挟着部40は鋸歯状の突起が相対向して2組形成されており、この間にメッセンジャワイヤーや複数本の光ファイバーを束ねた太い光ケーブル4aを挟み込むことにより光ケーブル4aを固着することができる。また、細い光ケーブル4bは2組形成されているケーブル挟着部40の間にケーブルをブッシュに挟着した状態で挟持されることにより固着される。
また、トレイ部6にはドラム部41とドラム部42の2つの楕円形状のドラム部が形成されていると共に、円弧状に形成されている複数のガイド部43とガイド部44が形成されている。これらのドラム部41,42とガイド部43,44により余長収納部が形成されている。すなわち、ケーブル導入孔13a、13bから導入された光ケーブル4a、4bの余長部は、ドラム部41,42とガイド部43,44に巻き付けられたり沿わせられたりして所定の曲げ半径を保つようにして余長収納部に収納される。この場合、ドラム部41,42とガイド部43,44から光ケーブル4a、4bがはずれないように、ドラム部41,42とガイド部43,44の所定部位にひさし状に張り出す押さえ片が複数形成されている。光ケーブル4a、4bの余長をドラム部41,42とガイド部43,44に巻き付ける際に8の字状に巻き付けるようにして、ケーブル導入孔13a、13bから導入した光ケーブル4a、4bをケーブル導入孔13a、13bから導出して光受信機能を備える他の光端末装置に導入することもできる。さらに、トレイ部6には光ケーブル4a、4bにおける光ファイバーに装着される装着器を保持する保持部46が形成されている。さらにまた、光ケーブル4a、4bの先端に装着されている光コネクタを差し込むコネクタ受部48が見えているが、このコネクタ受部48は電子回路ユニット31に取り付けられている。
次に、本体部2から蓋部3を取り外すと共にトレイ部6を取り去った状態の光端末装置1の構成を示す斜視図を図5に示す。
図5に示すように、本体部2における下側に位置する側面部には複数の第1通風口11とケーブル導入孔13a、13bが形成されており、電子回路ユニット31から突出している同軸端子14が、この側面部から突出している。本体部2における上側に位置する側面部の両側には断面略円形の一対の枢軸19が突出するよう形成されており、この枢軸19に蓋部3の上部両側に形成されている保持片21が嵌着されて枢支されることにより、枢軸19を回転軸として蓋部3を本体部2に対して開閉することができるようになる。本体部2からトレイ部6を取り去ると、シャーシ30に取り付けられて収納されている電子回路ユニット31と電源ユニット32とが見えるようになる。電子回路ユニット31には、内部の光受信部に光信号を導くためのコネクタ受部48が取り付けられており、このコネクタ受部48に導入された光ケーブルの先端に装着される光コネクタが差し込まれるようになる。電源ユニット32の上部は両側がカットされて、シャーシ30と底面部2eとで形成される通路を第3通風口20に通じさせている。
次に、トレイ部6にケーブル導入孔13a、13bから導入された光ケーブル4a、4bの余長部を収納する構成について図6を参照しながら説明する。図6は、光ケーブル4a、4bの余長部を収納する余長収納部が形成されているトレイ部6の構成を示す平面図である。
トレイ部6にはドラム部41とドラム部42の2つの楕円形状のドラム部と、円弧状に形成されている複数のガイド部43とガイド部44とからなる余長収納部が形成されている。ケーブル導入孔13aから導入された光ケーブル4a、4bはケーブル挟着部40で挟持されて固着され保持部46を介してガイド部43に沿って曲げられ、次いで余長収納部における最外側のガイド部に沿って曲げられて所定回数だけ余長収納部に巻回される。そして、他の光ケーブルと接続されている部位等に装着されている装着器47が保持部46に挟着されて保持される。接続された光ケーブルの先端には光コネクタ45が装着されており、この光コネクタ45が電子回路ユニット31におけるコネクタ受部48に差し込まれて装着される。これにより、導入された光ケーブル4aを伝播してきた光信号が電子回路ユニット31で受光されるようになる。電子回路ユニット31では、受光した光信号を電気信号に変換して所定レベルになるよう増幅し、同軸端子14から出力する。このようにして、光端末装置1に導入された光ケーブルの余長は内蔵されるトレイ部6に形成されている余長収納部に収納されるようになる。
次に、光端末装置1のトレイ部6に形成されている保持部46の詳細構成を拡大して示す斜視図を図7に示し、その断面図を図8に示す。保持部46に保持される装着器47は光ケーブル同士の端面を合わせて融着した融着部や挿入された光フィルタを保護する保護スリーブ、あるいは、光ケーブル同士の端面を位置合わせした状態で固定する細長い形状のメカニカルスプライスであり、保持部46に保護スリーブ47a、47bを保持した構成を示す斜視図を図9に、その断面図を図10に示す。
これらの図に示すように保護スリーブ等の装着器47を保持することのできる保持部46は、図4および図6に示すようにトレイ部6の右側に設けられており、複数の保護スリーブ等の装着器47をトレイ部6に保持して固着できる構成とされている。保持部46は、第1保持片46bと第2保持片46cを備え、第1保持片46bと第2保持片46cとの間に平板状の中央壁部46aが形成されている。第1保持片46bおよび第2保持片46cは線対称の形状とされていることから、その代表として第1保持片46bの構成について説明する。第1保持片46bは、中央壁部46aと対面して平板を弓形の形状に屈曲した形状とされており、切欠部46dの間に形成されている支持部46eによりトレイ部6に弾性的に支持されている。第1保持片46bにおける支持部46eの両側には、端部に行くほど中央壁部46aとの間隔が狭くなる翼片46fがそれぞれ形成されている。この翼片46fの中央壁部46aと対面する面は、図8に示すように下に行くほど中央壁部46aとの間隔が広くなるように傾斜して形成されている。
このような構成の保持部46に、図9および図10に示すように2つの保護スリーブ47a、47bを保持することができる。保護スリーブ47aは光ファイバ4cと光ファイバ4c’との境界部に装着されており、その内部には光ファイバ4cと光ファイバ4c’との融着部あるいは光フィルタが収納されている。そして、保護スリーブ47bは光ファイバ4dと光ファイバ4d’との境界部に装着されており、その内部には光ファイバ4dと光ファイバ4d’との融着部あるいは光フィルタが収納されている。保護スリーブ47aは中央壁部46aと第1保持片46bとの間に挟持されて保持され、保護スリーブ47bは中央壁部46aと第2保持片46cとの間に挟持されて保持されている。この場合、支持部46eにより第1保持片6bが弾性的にトレイ部6に支持されていると共に、中央壁部46aに対面する翼片46fの面が端部および上に行くほど中央壁部46aに近づいて形成されていることから図10に示すように保護スリーブ47aが翼片46fの両端部により十分な押圧力で押圧されて、保護スリーブ47aをトレイ部6の下面と中央壁部46aに当接させて保持することができる。これにより、保持部46により確実に保護スリーブ47aを保持することができる。第2保持片46cと中央壁部46aとの間に挟持されて保持されている保護スリーブ47bも同様である。
次に、保持部の他の実施例の構成を図11に示す。
図11に示す保護スリーブ47a、47b等の装着器47を保持する保持部146は、複数の保護スリーブをトレイ部6に保持して固着できる構成とされている。保持部146は、第1保持片146bと第2保持片146cを備え、第1保持片146bと第2保持片146cとの間に平板状の中央壁部146aが形成されている。第1保持片146bおよび第2保持片146cは線対称の形状とされていることから、その代表として第1保持片146bの構成について説明する。第1保持片146bは、中央壁部146aと対面する平板状に形成されており、その両端部には中央壁部146a側へ屈曲した屈曲片146fが形成されている。この第1保持片146bは、切欠部146dの間に形成されている支持部146eによりトレイ部6に弾性的に支持されている。
このような構成の保持部146に、2つの保護スリーブ47a、47bを保持することができる。この場合、保護スリーブ47aは中央壁部146aと第1保持片146bとの間に挟持されて保持され、保護スリーブ47bは中央壁部146aと第2保持片146cとの間に挟持されて保持される。そして、支持部146eにより第1保持片146bが弾性的にトレイ部6に支持されていると共に、両端部に形成されている屈曲片146fにより十分な押圧力で押圧されて、保護スリーブ47aを中央壁部146aに当接させて保持することができる。これにより、保持部146により確実に保護スリーブ47aを保持することができる。第2保持片146cと中央壁部146aとの間に挟持されて保持されている保護スリーブ47bも同様である。
次に、保持部のさらに他の実施例の構成を図12に示す。
図12に示す保護スリーブ47a、47b等の装着器47を保持する保持部246は、複数の保護スリーブをトレイ部6に保持して固着できる構成とされている。保持部246は、第1保持片246bと第2保持片246cを備え、第1保持片246bと第2保持片246cとの間に平板状の中央壁部246aが形成されている。第1保持片246bおよび第2保持片246cは線対称の形状とされていることから、その代表として第1保持片246bの構成について説明する。第1保持片246bは、中央壁部246aと対面する平板状に形成されており、その両端部には中央壁部246a側へ屈曲した屈曲片246fが形成されている。この屈曲片246fは下に行くほど中央壁部246aとの間隔が広がるようにくさび状の形状とされている。この第1保持片246bは、切欠部246dの間に形成されている支持部246eによりトレイ部6に弾性的に支持されている。
このような構成の保持部246に、2つの保護スリーブ47a、47bを保持することができる。この場合、保護スリーブ47aは中央壁部246aと第1保持片246bとの間に挟持されて保持され、保護スリーブ47bは中央壁部246aと第2保持片246cとの間に挟持されて保持される。そして、支持部246eにより第1保持片246bが弾性的にトレイ部6に支持されていると共に、両端部に形成されている屈曲片246fがくさび状の形状とされていることから屈曲片246fにより十分な押圧力で押圧されると共に、保護スリーブ47aをトレイ部6の下面と中央壁部246aに当接させて保持することができる。これにより、保持部246により確実に保護スリーブ47aを保持することができる。第2保持片246cと中央壁部246aとの間に挟持されて保持されている保護スリーブ47bも同様である。
次に、保持部のさらに他の実施例の構成を図13に示す。
図13に示す保護スリーブ47a、47b等の装着器47を保持する保持部346は、複数の保護スリーブをトレイ部6に保持して固着できる構成とされている。保持部346は、第1保持片346bと第2保持片346cを備え、第1保持片346bと第2保持片346cとの間に平板状の中央壁部346aが形成されている。第1保持片346bおよび第2保持片346cは線対称の形状とされていることから、その代表として第1保持片346bの構成について説明する。第1保持片346bは、中央壁部346aと対面する平板状に形成されており、その両端部には中央壁部346a側へ屈曲した屈曲片346fが形成されている。第1保持片346bの中央壁部346aと対面する部位は、屈曲片346fに向かって下部が上に傾斜して端に行くほど幅が狭くなる形状とされている。この第1保持片346bは、切欠部346dの間に形成されている支持部346eによりトレイ部6に弾性的に支持されている。
このような構成の保持部346に、2つの保護スリーブ47a、47bを保持することができる。この場合、保護スリーブ47aは中央壁部346aと第1保持片346bとの間に挟持されて保持され、保護スリーブ47bは中央壁部346aと第2保持片346cとの間に挟持されて保持される。そして、支持部346eにより第1保持片346bが弾性的にトレイ部6に支持されていると共に、屈曲片346fの幅が端に行くほど狭く形成されていることから屈曲片346fの適度な弾性による十分な押圧力で保護スリーブ47aが押圧され、これにより保護スリーブ47aが中央壁部346aに当接されて確実に保持されるようになる。第2保持片346cと中央壁部346aとの間に挟持されて保持されている保護スリーブ47bも同様である。
次に、光端末装置1の本体部2の詳細構成を示す斜視図を図14に示す。
図14に示すように、本体部2は箱状の形状とされており、設置された際に下側に位置する第1側面部2aと、向かって右側に位置する第2側面部2bと、設置された際に上側に位置する第3側面部2cと、向かって左側に位置する第4側面部2dと、底面部2eとを備えている。第1側面部2aには、同軸端子14を導出するための同軸端子孔14aが予備も含めて3つ形成されており、その先端部には複数の第1通風口11と2つのケーブル導入孔13a、13bとが形成されている。また、図示されていないが第1側面部2aの底面部2eとの境界部に複数の第2通風口12が形成されている。第2側面部2bと第4側面部2dとは面対称のほぼ同様の形状とされており、蓋部3の嵌入縁3eが嵌入される構造とされている。第3側面部2cには、両側に一対の枢軸19が突出するよう形成されている。これらの第1側面部2aないし第4側面部2dの内側にはシャーシ30の周縁を受けるリブが形成されている。
底面部2eには第1側面部2aとの境界部に3つの底面通風口16が形成されている。また、底面部2eには内側に向かって第2側面部2bおよび第4側面部2dに略平行な一対の立設片18が形成されており、立設片18の間に多数の放熱孔17が形成されている。この放熱孔17により外気が侵入してシャーシ30を冷却し、上側の第3通風口20などから排気されるようになる。一対の立設片18にはシャーシ30の裏面が当接されるか、あるいは若干の間隔を持って対面して、シャーシ30の裏面と底面部2eの内面とで底面通風口16に通じる放熱用の通路が形成される。なお、一対の立設片18は放熱孔17から雨水が浸入した場合にそれ以上内部に浸入させない機能を奏する。
以上の説明では、光端末装置は光受信部を備えるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく光ケーブルの余長部を収納する余長収納装置に適用することができる。
本発明にかかる光端末装置の実施例の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置の実施例の構成を断面図で示す側面図ある。 本発明にかかる光端末装置の本体部における底面部の上部を一部切り欠いた際の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置において本体部に対して蓋部を開けた状態の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置において本体部から蓋部を取り外すと共にトレイ部を取り去った状態の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置において余長収納部に光ケーブルの余長が収納されたトレイ部の構成を示す平面図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されている保持部の詳細構成を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されている保持部の詳細構成を拡大して示す断面図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されている保持部により保護スリーブを保持する構成を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されている保持部により保護スリーブを保持する構成を拡大して示す断面図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されている他の保持部の詳細構成を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されているさらに他の保持部の詳細構成を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置におけるトレイ部に形成されているさらに他の保持部の詳細構成を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置における本体部の詳細構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 光端末装置、2 本体部、2a 第1側面部、2b 第2側面部、2c 第3側面部、2d 第4側面部、2e 底面部、3 蓋部、3e 嵌入縁、4a 光ケーブル、4b 光ケーブル、4c 光ファイバ、4d 光ファイバ、5 電源ケーブル、6 トレイ部、6a 挿入孔、11 第1通風口、12 第2通風口、13a,13b ケーブル導入孔、14 同軸端子、14a 同軸端子孔、15a 取付片、15b 取付片、16 底面通風口、17 放熱孔、18 立設片、19 枢軸、20 第3通風口、21 保持片、30 シャーシ、31 電子回路ユニット、32 電源ユニット、40 ケーブル挟着部、41 ドラム部、42 ドラム部、43 ガイド部、44 ガイド部、45 光コネクタ、46 保持部、46a 中央壁部、46b 第1保持片、46c 第2保持片、46d 切欠部、46e 支持部、46f 翼片、47 装着器、47a 保護スリーブ、47b 保護スリーブ、48 コネクタ受部、146 保持部、146a 中央壁部、146b 第1保持片、146c 第2保持片、146d 切欠部、146e 支持部、146f 屈曲片、246 保持部、246a 中央壁部、246b 第1保持片、246c 第2保持片、246d 切欠部、246e 支持部、246f 屈曲片、346 保持部、346a 中央壁部、346b 第1保持片、346c 第2保持片、346d 切欠部、346e 支持部、346f 屈曲片

Claims (1)

  1. 光ケーブルにより伝達された光信号を電気信号に変換して出力する光受信部を少なくとも有する電子回路ユニットと、
    該電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットと、
    前記電子回路ユニットと前記電源ユニットが取り付けられているシャーシと、
    前記電子回路ユニットおよび前記電源ユニットの上に配置されると共に、導入された前記光ケーブルの余長部を収納する余長収納部が形成されているトレイ部と、
    前記電子回路ユニットと前記電源ユニットが取り付けられている前記シャーシと前記トレイ部を収納する本体部と、該本体部に対して開閉自在に固着される蓋部とからなる筐体とを備え、
    前記トレイ部には前記光ケーブルに装着されている細長い装着器を保持する保持部が形成されており、該保持部は壁部と該壁部に対面する板状の保持片から構成され、該保持片は、前記トレイ部に弾性的に支持される支持部と、該支持部の両側に形成されている翼片とから構成され、該翼片の前記壁部と対面する面が端部に行くほど前記壁部との間隔が狭くなるように前記翼片は弓形形状に形成されていると共に、前記壁部と対面する面が下に行くほど前記壁部との間隔が広くなるように前記翼片は傾斜して形成されており、前記壁部と前記保持片の間に前記装着器を配置した際に、前記保持片の両側部とされる前記翼片により前記装着器が前記壁部に弾性的に押圧されて保持されるようにしたことを特徴とする光端末装置。
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