JP4369781B2 - 光端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光信号を電気信号に変換する電子回路ユニットと、電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットを備える光端末装置に関するものである。
近年、高速高帯域通信サービスの普及に伴い、家庭と送信局との間を光ケーブルで接続する通信サービス、例えば、光ケーブルテレビジョン(CATV)が実施されている。この通信サービスの実現には、光ケーブルからの光信号を光−電気信号変換して増幅し、増幅された周波数多重信号をセットトップボックスや同軸のCATV線路に供給するための光端末装置が必要となる。この光端末装置の筐体内には、導入される光ケーブルの余長を収納する余長収納部と、導入された光ケーブルからの光信号を電気信号に変換し、増幅して出力する電子回路ユニットが設けられている。そして、この電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットが光端末装置の筐体に内蔵されている。
電源ユニットは商用交流を受けて直流電圧に変換し電子回路ユニットに電源を供給している。このため、電源ユニットからは商用交流のコンセントに差し込むプラグが先端に設けられたケーブルが導出されている。ところで、光端末装置が設置される場合に、設置場所の近傍に商用交流のコンセントがある場合は、そのコンセントを利用して光端末装置に内蔵されている電源ユニットから直流電圧を電子回路ユニットに供給しているが、近傍に商用交流のコンセントがない場合は、電源ユニットを商用交流のコンセントがある離れた屋内等の場所に設置して、電源ユニットから出力される直流電圧をケーブルを介して光端末装置に内蔵されている電子回路ユニットに供給するようにしていた。このように、光端末装置内に内蔵した電源ユニットから直流電源を供給する構成と、光端末装置から離れた場所(屋内)に設けた電源ユニットからケーブルを介して光端末装置に直流電源を供給する構成とのいずれかが用いられている。
従って、光端末装置として電源ユニットが内蔵されているタイプと、電源ユニットが分離されて内蔵されていないタイプとの2タイプの製品を用意しなければならないことになる。このため、製品が高コストになると共に在庫管理等の経費が高コストになるという問題点があった。また、工事業者は現場対応となるため2タイプの増幅器を現場に搬入しておかなければならず、部材の確認など作業が煩雑になるという問題点があった。
そこで、本発明は、電源ユニットを内蔵して使用することができると共に分離しても使用することができる光端末装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の光端末装置は、筐体に電源ユニットが着脱可能に収納され、取付片の周側面に形成された凸状の係合手段が、電源ユニットに形成されている収納溝の側面に係合することにより、一対の取付辺が収納溝内に収納され、電源ユニットを筐体から取り出して固着する際に、係合手段の係合を解除することにより折り畳まれて収納されていた一対の取付片を展開することを最も主要な特徴としている。
筐体に電源ユニットが着脱可能に収納され、電源ユニットを筐体から取り出して固着する際に折り畳まれて収納されていた一対の取付片を展開するようにしたので、電源ユニットを内蔵して使用することができると共に分離しても使用することができる。この場合、一対の取付片は折り畳まれて電源ユニットに収納されるため、筐体内に占める電源ユニットの占有スペースを小さくすることができ、筐体内のスペースを有効に利用することができるようになる。
電源ユニットを内蔵して使用することができると共に分離しても使用することができる光端末装置を提供するという目的を、筐体に電源ユニットが着脱可能に収納され、電源ユニットを筐体から取り出して固着する際に折り畳まれて収納されていた一対の取付片を展開することにより実現した。
本発明にかかる光端末装置の実施例の構成を示す斜視図を図1に示す。
図1に示す本発明にかかる光端末装置1の筐体は、箱状の本体部2と、本体部2に対して開閉自在に固着される蓋部3とから構成されている。筐体である本体部2および蓋部3は樹脂を成形することにより作成されており、蓋部3の上部の両側に形成されている一対の保持片21が本体部2に形成されている枢軸に回動可能に枢支されて、蓋部3が本体部2に対して開閉自在に固着されている。蓋部3を本体部2に対して閉じた際には、蓋部3から複数本のネジを本体部2に螺着することにより防滴構造の筐体が構成される。この場合、蓋部3における対向する側壁部の下縁が本体部2の対向する側壁部の縁部に嵌入されるようになる。本体部2には、後述するように光信号を電気信号に変換して増幅する電子回路ユニットと、電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットが着脱可能に内蔵されている。
光端末装置1は、保持片21側を上にして直立して設置されるようになり、本体部2の上部には後述する取付片15aが上方へ延伸して形成されており、本体部2の下部に一対の取付片15b、15cが下方へ延伸して形成されている。そこで、光端末装置1を直立させて取付面に対向して配置し、これらの取付片15a、15b、15cにネジを挿通して取付面に螺着することにより光端末装置1を直立して設置できるようになる。このように直立して設置される光端末装置1における蓋部3の下側の壁部には、第1通風口11とケーブル導入孔13a、13bが形成されている。第1通風口11は、本体部2と蓋部3とからなる筐体内に内蔵されている電子回路ユニットを放熱するための空気取り入れ口として機能する。壁部の両側にそれぞれ形成されているケーブル導入孔13a、13bにはメッセンジャワイヤーや複数本の光ファイバーを束ねた太い光ケーブル4aと、単線の光ファイバーからなる細い光ケーブル4bを導入することができる。図示する例では、ケーブル導入孔13aに光ケーブル4aと光ケーブル4bとが導入されている。
また、直立して設置される光端末装置1における本体部2の下側の壁部には第2通風口12と同軸端子14が挿入される複数の挿通孔が形成されている。第2通風口12は、本体部2と蓋部3とからなる筐体内に内蔵されている電子回路ユニットを放熱するための空気取り入れ口として機能する。また、挿通孔には電子回路ユニットに設けられた同軸端子14が外部へ露出するよう挿通されている。この挿通孔の周囲からは円筒状部が突出して形成されており、同軸端子14に同軸ケーブルを接続した際に同軸ケーブルに挿通されて同軸端子14の周囲を覆う防水キャップの先端部が円筒状部に嵌着できるようにされている。さらに、筐体内に電源ユニットが内蔵されている際に、電源ユニットから導出された商用交流を供給するための電源ケーブル5が本体部2の下側の壁部から導出されている。なお、本体部2において上側に位置する壁部は蓋部3の上側に位置する壁部に重合するようにされており、両者の間に形成された間隙により通風口が形成されている。
次に、本体部2に対して蓋部3を開けた状態の光端末装置1の構成を示す斜視図を図2に示す。ただし、この図では導入される光ケーブルを省略して示している。
図2に示すように、蓋部3に形成されている保持片21は、本体部2の側壁の上部に形成されている枢軸に枢支されており、枢軸を軸として回転されて蓋部3を図2に示すように開けることができるようにされている。本体部2に対して蓋部3を開けると、本体部2に収納されているトレイ部6が見える状態となる。蓋部3の両側の側壁部の下部には図示するように横方向に張り出す当接部が形成されており、その下の下縁は若干薄く形成されている。この下縁が、蓋部3を閉じた際に本体部2の側壁部の上部に嵌入されて防滴構造とされる。なお、蓋部3を閉じた際には、上記当接部が本体部2の側壁部の上端に当接する。本体部2における下側に位置する側壁部には複数の第1通風口11が形成されており、電子回路ユニット31から突出している同軸端子14が、この側壁部に形成されている挿通孔から突出している。また、電源ユニットから導出された商用交流を供給するための電源ケーブル5が本体部2の下側に位置する側壁部から導出されている。
本体部2内に配置された樹脂成形されたトレイ部6の下に電子回路ユニットと電源ユニットとを内蔵できるようにされている。このトレイ部6は光端末装置1に導入された光ケーブル4aおよび光ケーブル4bの導入部および余長収納部が形成されている。光ケーブルの余長部を収納する余長収納部を設けるのは次の理由による。光ケーブル長に余裕を持たせる余長部を設けることによって、光ケーブルを長く延ばすような接続変更等にそのまま対応することができる。また、光ケーブルの接続作業で低損失接続が得られなかった場合に、光ケーブルの接続端を切断してやり直しすることができる。さらに、保守作業等で光ケーブルを傷めた場合でも損傷部分までを切断して再接続を可能とすることができる。なお、光ケーブルは、曲げすぎると伝送特性が劣化し極端な場合には破断されるため、光ケーブルの余長は、所定の曲げ半径を保つようにして余長収納部に収納されている。
また、トレイ部6には、図示するように左側と右側にそれぞれケーブル導入孔13a、13bから導入された光ケーブルを固着するケーブル挟着部40が形成されている。このケーブル挟着部40は鋸歯状の突起が相対向して2組形成されており、この間にメッセンジャワイヤーや複数本の光ファイバーを束ねた太い光ケーブル4aを挟み込むことにより光ケーブル4aを固着することができる。また、細い光ケーブル4bは2組形成されているケーブル挟着部40の間に細い光ケーブルをブッシュに挟着した状態で挟持されることにより固着される。
さらに、トレイ部6にはドラム部41とドラム部42の2つの楕円形状のドラム部が形成されていると共に、円弧状に形成されている複数のガイド部43とガイド部44が形成されている。これらのドラム部41,42とガイド部43,44により余長収納部が形成されている。すなわち、ケーブル導入孔13a、13bから導入された光ケーブル4a、4bの余長部は、ドラム部41,42とガイド部43,44に巻き付けられたり沿わせられたりして所定の曲げ半径を保つようにして余長収納部に収納される。この場合、ドラム部41,42とガイド部43,44から光ケーブル4a、4bがはずれないように、ドラム部41,42とガイド部43,44の所定部位にひさし状に張り出す押さえ片が複数形成されている。光ケーブル4a、4bの余長をドラム部41,42とガイド部43,44に巻き付ける際に8の字状に巻き付けるようにして、ケーブル導入孔13a、13bから導入した光ケーブル4a、4bをケーブル導入孔13a、13bから導出して光受信機能を備える他の光端末装置に導入することもできる。さらに、トレイ部6には光ケーブル4a、4bにおける光ファイバーに装着される装着器を保持する保持部46が形成されている。さらにまた、光ケーブル4a、4bの先端に装着されている光コネクタを差し込むコネクタ受部48が見えているが、このコネクタ受部48は電子回路ユニットに取り付けられている。
次に、本体部2から蓋部3を取り外すと共にトレイ部6を取り去った状態の光端末装置1の構成を示す斜視図を図3に示す。
図3に示すように、本体部2の上部には取付片15aが上方へ延伸して形成されている。本体部2における下側に位置する側壁部には複数の第1通風口11とケーブル導入孔13a、13bが形成されており、電子回路ユニット31から突出している同軸端子14が、この側壁部に形成されている挿通孔から突出している。電子回路ユニット31において光信号から電気信号に変換されて増幅された信号が、この同軸端子14の一方から出力されるようになる。この一方の同軸端子14には、電源ユニット32から直流電圧が供給されるようになり、この直流電圧が電子回路ユニット31に供給される。本体部2における上側に位置する側壁部の両側には断面略円形の一対の枢軸19が突出するよう形成されており、この枢軸19に蓋部3の上部両側に形成されている保持片21が嵌着されて枢支されることにより、枢軸19を回転軸として蓋部3を本体部2に対して開閉することができるようになる。
本体部2からトレイ部6を取り去ると、シャーシ30に取り付けられて収納されている電子回路ユニット31と電源ユニット32とが見えるようになる。電子回路ユニット31は、内部の光受信部に光信号を導くためのコネクタ受部48が取り付けられており、このコネクタ受部48に導入された光ケーブルの先端に装着される光コネクタが差し込まれるようになる。電源ユニット32は、本体部2から分離できるように着脱可能に本体部2に取り付けられている。この電源ユニット32の上部は両側がカットされて放熱用の通路を形成している。また、電源ユニット32から導出された商用交流を供給するための電源ケーブル5が本体部2の下側に位置する側壁部から導出されている。
次に、本発明の光端末装置1において特徴的な電源ユニット32の構成を図4ないし図6に示す。ただし、図4は電源ユニット32を本体部2に収納する状態の構成を示す斜視図であり、図5は電源ユニット32を本体部2から分離して設置する状態の構成を示す斜視図であり、図6はその際の電源ユニット32の構成を示す背面の斜視図である。
これらの図に示すように、電源ユニット32は樹脂製の電源ケース32aを備えており、電源ケース32aの下面には2つの同軸端子33が突出するよう設けられていると共に、商用交流を供給するための電源ケーブル5がエラストマー等の柔軟な材質のブッシュ5aを介して導出されている。2つの同軸端子33の内の一方からは電子回路ユニット31に供給する直流電圧が出力される。また、この一方の同軸端子33に電子回路ユニット31から入力された信号は、他方の同軸端子33から出力されるようになる。
この電源ケース32aの両側の側壁部にそれぞれ一対の突部32eが形成されている。この突部32eは、電源ユニット32を本体部2内に収納した際に、本体部2の両側の側壁部に係合することにより電源ユニット32が安定して本体部2内に収納されるようになる。また、両側の側壁部における一対の突部32eの間に矩形状の収納溝32fが形成されている。この収納溝32fの中には電源ケース32aに一体に形成されている矩形状の取付片32bが収納可能とされている。
この取付片32bは電源ユニット32の両側の側壁部に設けられており、ほぼ中央に挿通孔32dが形成されていると共に、上端のほぼ中央を切り欠いた細長い切欠部32cが図示するように形成されている。この取付片32bの下辺は折曲自在なヒンジ部を介して電源ケース32aに一体に形成されている。電源ユニット32を本体部2に収納する際には、取付片32bがヒンジ部により折り畳まれて収納溝32f内に収納される。これにより、電源ユニット32の側壁部から取付片32bが突出しないようになり、電源ユニット32の本体部2内にしめる占有面積を小さくすることができ、本体部2と蓋部3とで構成される筐体内のスペースを有効に活用することができる。また、電源ユニット32を本体部2から分離して設置する場合は、本体部2内から取り外した電源ユニット32において、両側の側壁部に設けられている取付片32bの切欠部32cにドライバの先端等を差し入れて取付片32bを収納溝32fからはずれるように起こす。そして、取付片32bの面が図5および図6に示すように裏面とほぼ平行になるように展開する。次いで、両側の取付片32bの挿通孔32dにそれぞれネジを挿通して壁等の被取付体に螺着することにより、壁等に電源ユニット32を取り付けることができる。
ここで、電源ユニット32の取付片32bが形成されている部位を拡大して断面図で図7および図8に示す。これらの図や図5および図6に示すように、取付片32bの先端の切欠部32cの両側に一対の係合突起32gが形成されている。取付片32bは厚さが薄く形成された折曲自在なヒンジ部32hにより電源ケース32aに一体とされている。この取付片32bを収納溝32fに収納するようヒンジ部32hを回転軸として折り曲げることにより、取付片32bを収納溝32fに収納することができる。収納した際に、図8に示すように取付片32bの先端の上面に形成されている一対の係合突起32gが、収納溝32fの側面にくさび状の断面形状で形成されている係合部32iに係合するようになる。これにより、取付片32bを確実に収納溝32f内に保持することができる。
次に、本体部2に電源ユニット32を収納した際の光端末装置1の使用態様を図12に示し、本体部2から電源ユニット32を分離して外部に設置した際の光端末装置1の使用態様を図13に示す。
図12に示すように、本体部2に電源ユニット32を収納した際には、光ケーブル4a(4b)が光端末装置1に導入されると共に、同軸端子14の一方に同軸ケーブル50が接続される。また、光端末装置1から導出されている電源ケーブル5は商用交流のコンセントに差し込まれてAC100Vが電源ユニット32に供給されるようになる。この場合、光端末装置1内に電源ユニット32が収納された際に、電源ユニット32から突出して設けられている2つの同軸端子33が電子回路ユニット31の上部から電子回路ユニット31内に挿入されるようになる。これにより、電源ユニット32の同軸端子33の一方から出力される直流電圧が、電子回路ユニット31に供給されて動作するようになる。そこで、電子回路ユニット31に光ケーブル4a(4b)を介して入力された光信号が、電気信号に変換されて増幅され同軸端子14の一方から出力されて、同軸ケーブル50を介して出力されるようになる。
図13に示すように、本体部2から電源ユニット32を分離して外部に設置した際には、光ケーブル4a(4b)が光端末装置1に導入されると共に、同軸端子14の一方に接続された同軸ケーブル51の他端が外部に設置された電源ユニット32の一方の同軸端子33に接続される。また、電源ユニット32の他方の同軸端子33には同軸ケーブル50が接続される。さらに、電源ユニット32から導出されている電源ケーブル5は商用交流のコンセントに差し込まれてAC100Vが供給されるようになる。この場合、電源ユニット32から突出して設けられている2つの同軸端子33の一方から出力された直流電圧が、同軸ケーブル51を介して光端末装置1の同軸端子14の一方に供給される。この同軸端子14に供給された直流電圧は、電子回路ユニット31に供給されて動作するようになる。そこで、電子回路ユニット31に光ケーブル4a(4b)を介して入力された光信号が、電気信号に変換されて増幅され同軸端子14の一方から出力されて、同軸ケーブル51を介して電源ユニット32に供給される。この信号は、同軸端子33の他方から出力されて、同軸ケーブル50を介して出力されるようになる。このように、同軸ケーブル51には信号と直流電圧とが重畳されるようになる。
次に、電源ユニット32の両側の側壁部に形成されている取付片の他の実施例の構成を図9および図10に示す。図9および図10には、電源ユニット32の取付片32b’が形成されている部位を拡大して断面図で示されている。これらの図に示すように、取付片32b’の内側の面から略直交する方向に先端が鉤状とされた係合爪部32jが突出するよう形成されている。また、電源ケース32a’の収納溝32f’に側壁部が段違いとなる係合段差部32kが形成されている。取付片32b’は厚さが薄く形成された折曲自在なヒンジ部32h’により電源ケース32a’に一体とされている。この取付片32b’を収納溝32f’に収納するようヒンジ部32h’を回転軸として折り曲げることにより、取付片32b’を収納溝32f’に収納することができる。収納した際に、取付片32b’の上面に形成されている係合爪部32jの先端の鉤状の部位が、収納溝32f’に形成されている係合段差部32kに図10に示すように係合するようになる。これにより、取付片32b’を確実に収納溝32f’内に保持することができる。
さらに、電源ユニット32の両側の側壁部に形成されている取付片のさらに他の実施例の構成を図11に示す。図11には、電源ユニット32の取付片32b”が形成されている部位が拡大して示されている。この図に示すように、取付片32b”の両側壁に半球状の係合凸部32mがそれぞれ形成されている。取付片32b”は厚さが薄く形成された折曲自在なヒンジ部32h”により電源ケース32a”に一体とされている。この取付片32b”を収納溝32f”に収納するようヒンジ部32h”を回転軸として折り曲げることにより、取付片32b”を収納溝32f”に収納することができる。収納した際に、取付片32b”の両側壁に形成されている係合凸部32mが、収納溝32f”の側面に係合するようになる。これにより、取付片32b”を確実に収納溝32f”内に保持することができる。
以上の説明では、電源ユニットを備える装置は光端末装置としたが、本発明はこれに限るものではなく同軸ケーブルに接続される端末装置に適用することができる。
本発明にかかる光端末装置の実施例の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置において本体部に対して蓋部を開けた状態の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる光端末装置において本体部から蓋部を取り外すと共にトレイ部を取り去った状態の構成を示す斜視図である。 本発明の光端末装置における電源ユニットを本体部に収納する状態の構成を示す斜視図である。 本発明の光端末装置における電源ユニットを本体部から分離して設置する状態の構成を示す斜視図である。 本発明の光端末装置における電源ユニットを本体部から分離して設置する状態の構成を示す背面の斜視図である。 本発明の光端末装置における取付片を展開した電源ユニットの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の光端末装置における取付片を折り畳んだ電源ユニットの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の光端末装置における他の実施例の取付片を展開した電源ユニットの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の光端末装置における他の実施例の取付片を折り畳んだ電源ユニットの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の光端末装置におけるさらに他の実施例の取付片を展開した電源ユニットの一部を拡大して示す断面図である。 本発明の光端末装置における本体部に電源ユニットを収納した際の光端末装置の使用態様を示す図である。 本発明の光端末装置における本体部から電源ユニットを分離して外部に設置した際の光端末装置の使用態様を示す図である。
符号の説明
1 光端末装置、2 本体部、3 蓋部、4a 光ケーブル、4b 光ケーブル、5 電源ケーブル、5a ブッシュ、6 トレイ部、11 第1通風口、12 第2通風口、13a,13b ケーブル導入孔、14 同軸端子、15a,15b,15c 取付片、19 枢軸、21 保持片、30 シャーシ、31 電子回路ユニット、32 電源ユニット、32a 電源ケース、32b 取付片、32c 切欠部、32d 挿通孔、32e 突部、32f 収納溝、32g 係合突起、32h ヒンジ部、32i 係合部、32j 係合爪部、32k 係合段差部、32m 係合凸部、33 同軸端子、40 ケーブル挟着部、41,42 ドラム部、43,44 ガイド部、46 保持部、48 コネクタ受部、50 同軸ケーブル、51 同軸ケーブル

Claims (2)

  1. 光ケーブルにより伝達された光信号を電気信号に変換して出力する光受信部を少なくとも有する電子回路ユニットと、
    両側に一対の展開可能な取付片が折り畳まれて収納されており、前記電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットと、
    本体部と、該本体部に対して開閉自在に固着される蓋部とからなり、前記電源ユニットが着脱可能に収納されると共に前記電子回路ユニットが収納される筐体とを備え、
    前記電源ユニットの前記一対の取付片の一辺がヒンジ部により前記電源ユニットに折り曲げ自在に連結されて、前記電源ユニットの両側に形成されている収納溝内にそれぞれ収納可能とされており、前記取付片の周側面に形成された凸状の係合手段が前記収納溝の側面に係合することにより、前記一対の取付辺が前記収納溝内に収納され、前記電源ユニットを前記筐体から取り出して固着する際に、前記係合手段の係合を解除することにより前記一対の取付片を展開するようにしたことを特徴とする光端末装置。
  2. 光ケーブルにより伝達された光信号を電気信号に変換して出力する光受信部を少なくとも有する電子回路ユニットと、
    両側に一対の展開可能な取付片が折り畳まれて収納されており、前記電子回路ユニットに電源を供給する電源ユニットと、
    本体部と、該本体部に対して開閉自在に固着される蓋部とからなり、前記電源ユニットが着脱可能に収納されると共に前記電子回路ユニットが収納される筐体とを備え、
    前記電源ユニットの前記一対の取付片の一辺がヒンジ部により前記電源ユニットに折り曲げ自在に連結されて、前記電源ユニットの両側に形成されている収納溝内にそれぞれ収納可能とされており、前記取付片の一面に形成された鉤状の係合手段が前記収納溝の段差部に係合することにより、前記一対の取付辺が前記収納溝内に収納され、前記電源ユニットを前記筐体から取り出して固着する際に、前記係合手段の係合を解除することにより前記一対の取付片を展開するようにしたことを特徴とする光端末装置。
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