JP4160233B2 - 掘削バケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば土砂等の掘削作業、地面の仕上げ作業等を行う油圧ショベルに好適に用いられる掘削バケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、土砂等の掘削作業に用いられる油圧ショベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、作業装置は、ブーム、アームおよび掘削バケット等により大略構成されている。
【0003】
ところで、油圧ショベルは、アームの先端側で掘削バケットを回動させることにより土砂等の掘削作業を行うことが多いが、掘削バケットを用いて地面を平滑に仕上げる作業(法面仕上げ作業)にも好適に用いられる。
【0004】
そこで、この種の従来技術による油圧ショベルについて、図7ないし図10を参照しつつ説明する。
【0005】
図中、1は油圧ショベルで、該油圧ショベル1の作業装置2にはバックホウ式の掘削バケット3が回動可能に設けられている。
【0006】
ここで、掘削バケット3は、図8に示すように、湾曲面を有する底板3Aと、底板3Aの左,右両側に設けられた左,右の側板3B,3Cと、該各側板3B,3Cの前端側に設けられた開口部側板3D,3Eと、底板3Aの先端側に設けられたカッティングエッジ3Fと、カッティングエッジ3Fに設けられた複数の掘削爪3G,3G,…と、底板3Aの外面に設けられた複数の耐摩耗板3H,3H,…により大略構成されている。
【0007】
そして、この油圧ショベル1を用いて地面の仕上げ作業を行う場合には、例えば図7に示すように、掘削バケット3を地面4に当接させて移動させることにより、該掘削バケット3の底板3A等によって地面4を均すことができる。
【0008】
しかし、上述の掘削バケット3は、通常、図9に示すように、側板3Bの端面が、耐摩耗板3Hの外面よりも寸法hだけ突出する構成となっている。このため、掘削バケット1を用いて地面4の仕上げ作業を行った場合には、例えば図10に示すように、側板3B,3Cの端面によって地面4に筋5等が形成されてしまい、地面4を平滑に仕上げることができないという問題があった。
【0009】
一方、他の従来技術として、地面の仕上げ作業を行ったときに地面に筋等が形成されることのない掘削バケットが知られており、この掘削バケットについて図11および図12を参照しつつ説明する。
【0010】
図中、11は掘削バケットで、該掘削バケット11は、底板11Aと、左,右の側板11B,11Cと、左,右の開口部側板11D,11Eと、カッティングエッジ11Fと、複数の掘削爪11G,11G,…と、複数の耐摩耗板11H,11H,…とにより大略構成されている。
【0011】
ここで、図12に示すように、底板11Aの端面は側板11BにT継手状に接合され、底板11Aの内面と側板11Bとの間には内面溶接部12が形成され、底板11Aの外面と側板11Bとの間には外面溶接部13が形成されている。そして、側板11Bの端面は耐摩耗板11Hの外面とほぼ同一面をなす構成となっている。
【0012】
これにより、掘削バケット11を用いた地面の仕上げ作業時に、側板11B,11Cによって地面に筋等が形成されることがなく、該地面を平滑に仕上げることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術による掘削バケット11は、側板11B,11Cの端面と耐摩耗板11Hの外面とがほぼ同一面をなすように、底板11Aと側板11B,11Cとを位置合わせした状態で、底板11Aの内面と側板11B,11Cとの間に内面溶接部12を形成し、底板11Aの外面と側板11B,11Cとの間に外面溶接部13を形成する必要がある。
【0014】
この場合、側板11B,11Cの端面が、耐摩耗板11Hの板厚分だけ底板11Aの外面から突出した状態を保持しつつ、底板11Aの外面と各側板11B,11Cとの間の狭隘な角隅部に隅肉溶接を施さなければならないため、この溶接時の作業性が悪いという問題がある。
【0015】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、底板と側板との間を溶接するときの作業性を向上することができるようにした掘削バケットを提供することにある。
【0016】
また、本発明の他の目的は、地面の仕上げ作業を行ったときに地面を平滑に仕上げることができるようにした掘削バケットを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明は、凸状に湾曲した湾曲面を有し基端側に位置して取付ブラケットが設けられた底板と、該底板の左,右両側に設けられ該底板と共に土砂収容部を形成する側板と、該各側板の前端側に設けられた開口部側板と、該各開口部側板間に位置して前記底板の先端側に設けられ掘削爪を有するカッティングエッジと、該カッティングエッジ側に位置して前記底板の外面に設けられた耐摩耗板とからなる掘削バケットに適用される。
【0018】
そして、請求項1の発明が採用する特徴は、前記側板には、前記カッティングエッジ側に位置して底板の外面とほぼ同一面をなし耐摩耗板が接合される耐摩耗板接合部と、取付ブラケット側に位置して底板の外面よりも突出し該底板の端面が接合される底板接合部とを設け、前記底板の内面と側板との接合部には、前記土砂収容部の内側から内面溶接を施し、前記耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部とには、前記土砂収容部の外側から側面溶接を施し、前記底板の外面と側板の底板接合部とには、前記土砂収容部の外側から外面溶接を施し、前記側板の耐摩耗板接合部と前記底板接合部との段差を境に前記側面溶接から前記外面溶接に変更して溶接する構成としたことにある。
【0019】
このように構成したことにより、底板の外面に設けられた耐摩耗板に側板を接合するだけで、底板と側板とを位置合わせすることができる。そして、底板と側板とを位置合わせした状態で、底板の内面を土砂収容部の内側から側板に連続的に溶接する。一方、カッティングエッジ側に位置する底板の外面を耐摩耗板を利用して側板に溶接し、取付ブラケット側に位置する底板の外面を土砂収容部の外側から側板に溶接することができる。
【0020】
しかも前記側板には、前記カッティングエッジ側に位置して前記底板の外面とほぼ同一面をなし前記耐摩耗板が接合される耐摩耗板接合部と、前記取付ブラケット側に位置して前記底板の外面よりも突出し該底板の端面が接合される底板接合部とを設ける構成とし、前記側板の耐摩耗板接合部と底板の外面とがほぼ同一面を形成するので、側板の耐摩耗板接合部と底板の外面とに隙間なく耐摩耗板を接合することができる。また、側板の底板接合部は底板の外面から突出するので、この側板の底板接合部に底板の端面を確実に接合することができる。
【0022】
請求項の発明によると、前記側板の底板接合部と耐摩耗板との間には隙間を設ける構成としている。
【0023】
このように構成したことにより、例えば溶接トーチを用いて耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部との間を溶接し、底板の外面と側板の底板接合部との間を溶接するときに、溶接トーチは側板の底板接合部と耐摩耗板との間に設けられた隙間を通過することができる。このため、耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部との間、底板の外面と側板の底板接合部との間を溶接トーチによって連続的に溶接することができ、溶接時の作業性を向上することができる。
【0024】
請求項の発明によると、前記耐摩耗板には、底板から左,右方向に張出し側板を外側から覆う張出し部を設ける構成としている。
【0025】
このように構成したことにより、掘削バケットを用いて地面の仕上げ作業を行うときに、底板に設けられた耐摩耗板の張出し部によって側板を外側から覆うことができるので、左,右の側板によって地面の仕上げ面に筋等が形成されるのを抑え、地面を平滑に仕上げることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る掘削バケットの実施の形態を図1ないし図6を参照しつつ詳細に説明する。
【0029】
図中、21は従来技術による掘削バケット11に代えて本実施の形態に適用した掘削バケットで、該掘削バケット21は、後述の底板22、側板25,26、開口部側板31,32、カッティングエッジ33、耐摩耗板35,36,37,40等により大略構成されている。
【0030】
22は凸状の湾曲面を有する底板で、該底板22は、鋼板等に折曲加工を施すことにより形成され、図2および図3に示すように、基端側に位置する平板状の上側平面部22Aと、該上側平面部22Aから円弧状に連続する湾曲面部22Bと、該湾曲面部22Bから平板状に連続する下側平面部22Cとからなっている。
【0031】
そして、上側平面部22Aには、左,右方向の全幅に亘ってく字状の断面形状を有する補強梁23が溶接によって接合され、該補強梁23、底板22の湾曲面部22Bには、掘削バケット21を作業装置のアーム(図示せず)に取付けるための左,右の取付ブラケット24,24が溶接によって接合されている。
【0032】
25,26は底板22の左,右両側に接合された左,右の側板で、各側板25,26は、鋼板等により全体としてほぼ三角形状に形成され、底板22を左,右方向から挟んだ状態で該底板22と共に土砂収容部Aを形成するものである。
【0033】
ここで、左側の側板25は、底板22の湾曲面部22Bから下側平面部22Cに沿って延びる耐摩耗板接合部25Aと、該耐摩耗板接合部25Aから段差をもって連続し、底板22の湾曲面部22Bから補強梁23に沿って延びる底板接合部25Bとを有している。そして、耐摩耗板接合部25Aは、底板22の湾曲面部22Bおよび下側平面部22Cとほぼ同一面をなし、後述の耐摩耗板35,40が接合されるものである。また、底板接合部25Bは、底板22の外面よりも突出し、底板22の湾曲面部22B、補強梁23が接合されるものである。
【0034】
一方、右側の側板26も、左側の側板25と同様に、底板22の湾曲面部22Bから下側平面部22Cに沿って延びる耐摩耗板接合部26Aと、該耐摩耗板接合部26Aから段差をもって連続し、底板22の湾曲面部22Bから補強梁23に沿って延びる底板接合部26Bとを有している。そして、耐摩耗板接合部26Aには後述の耐摩耗板37,40が接合され、底板接合部26Bには底板22の湾曲面部22B、補強梁23が接合される構成となっている。
【0035】
そして、図4および図5に示すように、底板22の内面と側板25との接合部には、土砂収容部Aの内側から内面溶接が施され、底板22の湾曲形状に沿って連続した内面溶接部27が形成されている。一方、底板22の内面と側板26との接合部にも、土砂収容部Aの内側から内面溶接が施され、底板22の湾曲形状に沿って連続した内面溶接部28が形成されている。
【0036】
29は側板25の下部側に溶接によって固着された側板補強板、30は側板26の下部側に固着された側板補強板で、これら各側板補強板29,30は、掘削作業時の土砂等から側板25,26を保護するものである。
【0037】
31,32は側板25,26の前端側にそれぞれ設けられた左,右の開口部側板で、該各開口部側板31,32は、側板25,26よりも厚肉の鋼板材によりほぼ長方形状に形成されている。そして、左側の開口部側板31は、側板25の前端部および補強梁23の側端部に溶接によって固着されている。また、右側の開口部側板32は、側板26の前端部、補強梁23の側端部に溶接によって固着されている。
【0038】
33は左,右の開口部側板31,32間に位置して底板22の先端側に設けられたカッティングエッジで、該カッティングエッジ33は、底板22よりも厚肉の鋼板材により略長方形状に形成されている。そして、カッティングエッジ33は、底板22の先端部、左,右の開口部側板31,32の下端部に溶接によって固着されている。また、カッティングエッジ33には、複数の掘削爪34,34,…が左,右方向に並んで設けられている。
【0039】
35,36,37は底板22の湾曲面部22Bに左,右方向に並んで設けられた3枚の耐摩耗板で、これら各耐摩耗板35,36,37は、鋼板等を湾曲形状に折曲げることにより形成され、底板22の湾曲面部22Bに溶接によって固着されている。そして、各耐摩耗板35〜37は、掘削作業時に土砂等が底板22の湾曲面部22Bに直接衝突するのを防止するものである。
【0040】
ここで、左側に位置する耐摩耗板35の左端側は、底板22から左側に張出した張出し部35Aとなり、この張出し部35Aは、側板25の耐摩耗板接合部25Aを外側から覆っている。また、耐摩耗板35と側板25の底板接合部25Bとの間には、後述の溶接トーチTが通過する隙間38が形成されている。
【0041】
一方、右側に位置する耐摩耗板37の右端側は、底板22から右側に張出した張出し部37Aとなり、この張出し部37Aは、側板26の耐摩耗板接合部26Aを外側から覆っている。また、耐摩耗板37と側板26の底板接合部26Bとの間にも、溶接トーチTが通過する隙間39が形成されている。
【0042】
40は底板22の下側平面部22Cに設けられた1枚の耐摩耗板で、該耐摩耗板40は、平板状の鋼板等により左,右方向に延びる長方形状に形成され、下側平面部22Cに溶接によって固着されている。
【0043】
ここで、耐摩耗板40の左端側は、底板22から左側に張出した張出し部40Aとなり、該張出し部40Aは、側板25の耐摩耗板接合部25Aを外側から覆っている。一方、耐摩耗板40の右端側は、底板22から右側に張出した張出し部40Bとなり、該張出し部40Bは、側板26の耐摩耗板接合部26Aを外側から覆っている。
【0044】
そして、側板25の耐摩耗板接合部25Aは、土砂収容部Aの外側から耐摩耗板35の張出し部35A、耐摩耗板40の張出し部40Aに側面溶接され、これら側板25の耐摩耗板接合部25Aと耐摩耗板35,40との接合部には、耐摩耗板35,40に沿って連続する側面溶接部41が形成されている。
【0045】
また、側板25の底板接合部25Bは、土砂収容部Aの外側から底板22の湾曲面部22B、補強梁23の左端面に外面溶接され、これら側板25の底板接合部25Bと底板22、補強梁23との接合部には、底板22の湾曲面部22B、補強梁23に沿って連続する外面溶接部42が形成されている。即ち、底板22の湾曲面部22Bの外面と側板25の底板接合部25Bとに形成する外面溶接部42は、側板25の耐摩耗板接合部25Aと底板接合部25Bとの段差を境に側面溶接部41から外面溶接に変更して溶接を施したものである。
【0046】
ここで、耐摩耗板35と側板25の底板接合部25Bとの間には隙間38が形成されているので、図6に示すように、溶接トーチTは、側板25の耐摩耗板接合部25Aと耐摩耗板35の張出し部35Aとの間に側面溶接部41を形成した後、隙間38を経由して、側板25の底板接合部25Bと底板22の湾曲面部22Bおよび補強梁23の左端面との間に連続的に外面溶接部42を形成することができる。
【0047】
これにより、側面溶接部41と外面溶接部42とを連続的に形成することができ、この溶接時の作業性を向上することができる上に、側面溶接部41と外面溶接部42との間の境目がなくなるので、これら各溶接部41,42の溶接強度を高めることができる構成となっている。
【0048】
一方、側板26の耐摩耗板接合部26Aは、土砂収容部Aの外側から耐摩耗板37の張出し部37A、耐摩耗板40の張出し部40Bに側面溶接され、これら側板26の耐摩耗板接合部26Aと耐摩耗板37,40との接合部には、耐摩耗板37,40に沿って連続する側面溶接部43が形成されている。
【0049】
また、側板26の底板接合部26Bは、土砂収容部Aの外側から底板22の湾曲面部22B、補強梁23の右端面に外面溶接され、これら側板26の底板接合部26Bと底板22、補強梁23との接合部には、底板22の湾曲面部22B、補強梁23に沿って連続する外面溶接部44が形成されている。即ち、底板22の湾曲面部22Bの外面と側板26の底板接合部26Bとに形成する外面溶接部44は、側板26の耐摩耗板接合部26Aと底板接合部26Bとの段差を境に側面溶接部43から外面溶接に変更して溶接を施したものである。
【0050】
この場合、耐摩耗板37と側板26の底板接合部26Bとの間には隙間39が形成されているので、溶接トーチTは、側板26の耐摩耗板接合部26Aと耐摩耗板37の張出し部37Aとの間に側面溶接部43を形成した後、隙間39を経由して、側板26の底板接合部26Bと底板22の湾曲面部22Bおよび補強梁23の右端面との間に連続的に外面溶接部44を形成することができる。従って、側面溶接部43と外面溶接部44とを連続的に形成することができ、溶接時の作業性を向上することができる上に、各溶接部43,44の溶接強度を高めることができる。
【0051】
本実施の形態による掘削バケット21は上述の如き構成を有するもので、該掘削バケット21を用いて土砂等の掘削作業、地面の仕上げ作業等を行う基本的作動については、従来技術によるものと格別差異はない。
【0052】
然るに、本実施の形態による掘削バケット21は、底板22に固着された耐摩耗板35,40に側板25の耐摩耗板接合部25Aを接合し、底板22に固着された耐摩耗板37,40に側板26の耐摩耗板接合部26Aを接合することにより、各側板25,26を底板22に対して位置合わせすることができる。
【0053】
この場合、図4に示すように、側板25の耐摩耗板接合部25Aの端面を耐摩耗板35に突合わせ、側板26の耐摩耗板接合部26Aの端面を耐摩耗板37に突合わせることにより、各側板25,26を底板22に対して容易に、かつ安定した状態で位置合わせすることができる。このため、側板25,26を底板22に位置合わせした状態で、底板22と各側板25,26との間を溶接することができ、この溶接時の作業性を向上することができる。
【0054】
また、耐摩耗板35の張出し部35Aと耐摩耗板40の張出し部40Aとによって側板25を外側から覆い、耐摩耗板37の張出し部37Aと耐摩耗板40の張出し部40Bとによって側板26を外側から覆う構成としている。
【0055】
このため、掘削バケット21を用いて地面の仕上げ作業を行うときに、左,右の側板25,26が地面に当接するのを耐摩耗板35,37,40によって抑えることができ、これら耐摩耗板35,37,40等によって地面を均すことができる。従って、左,右の側板25,26によって地面の仕上げ面に筋等が形成されてしまうのを防止でき、地面を平滑に仕上げることができる。
【0056】
また、耐摩耗板35と側板25の底板接合部25Bとの間に、溶接トーチTが通過する隙間38を形成したので、側板25の耐摩耗板接合部25Aと耐摩耗板35,40との間に形成される側面溶接部41と、側板25の底板接合部25Bと底板22の湾曲面部22Bおよび補強梁23との間に形成される外面溶接部42とを連続させることができる。このため、溶接時の作業性を向上することができる上に、側面溶接部41と外面溶接部42との間の境目がなくなるので、これら各溶接部41,42の溶接強度を高めることができる。
【0057】
また、耐摩耗板37と側板26の底板接合部26Bとの間に、溶接トーチTが通過する隙間39を形成したので、側板26の耐摩耗板接合部26Aと耐摩耗板37,40との間に形成される側面溶接部43と、側板26の底板接合部26Bと底板22の湾曲面部22Bおよび補強梁23との間に形成される外面溶接部44とを連続させることができる。このため、溶接時の作業性を向上することができる上に、側面溶接部43と外面溶接部44との間の境目がなくなるので、これら各溶接部43,44の溶接強度を高めることができる。
【0058】
なお、上述した実施の形態では、底板22の湾曲面部22Bに、左,右方向に並んで3枚の耐摩耗板35,36,37を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば1枚、2枚、あるいは4枚以上の耐摩耗板を設ける構成としてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、側板には、カッティングエッジ側に位置して底板の外面とほぼ同一面をなし耐摩耗板が接合される耐摩耗板接合部と、取付ブラケット側に位置して底板の外面よりも突出し該底板の端面が接合される底板接合部とを設け、前記底板の内面と側板との接合部には、土砂収容部の内側から内面溶接を施し、前記耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部とには、前記土砂収容部の外側から側面溶接を施し、前記底板の外面と側板の底板接合部とには、前記土砂収容部の外側から外面溶接を施し、前記側板の耐摩耗板接合部と前記底板接合部との段差を境に前記側面溶接から前記外面溶接に変更して溶接する構成としたので、前記底板の外面に設けられた耐摩耗板に側板を接合することにより、底板と側板とを位置合わせした状態で、底板の内面を土砂収容部の内側から側板に連続的に溶接することができ、カッティングエッジ側に位置する底板の外面を耐摩耗板を利用して側板に溶接することができ、一方、取付ブラケット側に位置する底板の外面には土砂収容部の外側から側板を溶接することができる。このため、底板と左,右の側板との間を溶接するときの作業性を向上することができる。
【0060】
しかも、前記側板には、底板の外面とほぼ同一面をなす耐摩耗板接合部と、底板の外面よりも突出した底板接合部とを設ける構成としたので、耐摩耗板を側板の耐摩耗板接合部と底板の外面とに隙間なく接合することができ、かつ、底板の外面から突出した側板の底板接合部を、底板の端面に確実に接合することができる。
【0061】
また、請求項の発明によれば、側板の底板接合部と耐摩耗板との間には隙間を設ける構成としたので、例えば溶接トーチを用いて耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部との間を溶接し、底板の外面と側板の底板接合部との間を溶接するときに、溶接トーチが側板の底板接合部と耐摩耗板との間に設けられた隙間を通過することができる。このため、耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部との間、底板の外面と側板の底板接合部との間を溶接トーチによって連続的に溶接することができ、溶接時の作業性を向上することができる上に、溶接強度を高めることができる。
【0062】
また、請求項の発明によれば、底板の外面に設けられた耐摩耗板に、底板から左,右方向に張出し側板を外側から覆う張出し部を設ける構成としたので、掘削バケットを用いて地面の仕上げ作業を行うときに、耐摩耗板の張出し部によって側板を外側から覆うことにより、左,右の側板によって地面の仕上げ面に筋等が形成されるのを抑え、地面を平滑に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掘削バケットの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】掘削バケットの側面図である。
【図3】掘削バケットを図1中の矢示 III−III 方向からみた断面図である。
【図4】底板と側板との間の内面溶接部、側板と耐摩耗板との間の側面溶接部を図2中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。
【図5】底板と側板との間の内面溶接部、底板と側板との間の外面溶接部を図2中の矢示V−V方向からみた断面図である。
【図6】側板と耐摩耗板との間の側面溶接部から側板と底板との間の外面溶接部を連続して形成する状態を示す斜視図である。
【図7】従来技術による掘削バケットを備えた油圧ショベルを地面の仕上げ作業を行っている状態で示す正面図である。
【図8】従来技術による掘削バケットを示す斜視図である。
【図9】底板と側板との接合部を図8中の矢示IX−IX方向からみた断面図である。
【図10】従来技術による掘削バケットを用いた地面の仕上げ作業によって筋等が形成された地面を示す斜視図である。
【図11】他の従来技術による掘削バケットを示す斜視図である。
【図12】他の従来技術による掘削バケットの底板と側板との接合部を図11中の矢示 XII−XII 方向からみた断面図である。
【符号の説明】
21 掘削バケット
22 底板
22B 湾曲面部(湾曲面)
24 取付ブラケット
25,26 側板
25A,26A 耐摩耗板接合部
25B,26B 底板接合部
27,28 内面溶接部
31,32 開口部側板
33 カッティングエッジ
34 掘削爪
35,36,37,40 耐摩耗板
35A,37A,40A,40B 張出し部
38,39 隙間
41,43 側面溶接部
42,44 外面溶接部

Claims (3)

  1. 凸状に湾曲した湾曲面を有し基端側に位置して取付ブラケットが設けられた底板と、該底板の左,右両側に設けられ該底板と共に土砂収容部を形成する側板と、該各側板の前端側に設けられた開口部側板と、該各開口部側板間に位置して前記底板の先端側に設けられ掘削爪を有するカッティングエッジと、該カッティングエッジ側に位置して前記底板の外面に設けられた耐摩耗板とからなる掘削バケットにおいて、
    前記側板には、前記カッティングエッジ側に位置して前記底板の外面とほぼ同一面をなし前記耐摩耗板が接合される耐摩耗板接合部と、前記取付ブラケット側に位置して前記底板の外面よりも突出し該底板の端面が接合される底板接合部とを設け、
    前記底板の内面と側板との接合部には、前記土砂収容部の内側から内面溶接を施し、前記耐摩耗板と側板の耐摩耗板接合部とには、前記土砂収容部の外側から側面溶接を施し、前記底板の外面と側板の底板接合部とには、前記土砂収容部の外側から外面溶接を施し、
    記側板の耐摩耗板接合部と前記底板接合部との段差を境に前記側面溶接から前記外面溶接に変更して溶接する構成としたことを特徴とする掘削バケット。
  2. 前記側板の底板接合部と耐摩耗板との間には隙間を設ける構成としてなる請求項1に記載の掘削バケット。
  3. 前記耐摩耗板には、前記底板から左,右方向に張出し前記側板を外側から覆う張出し部を設ける構成としてなる請求項1または2に記載の掘削バケット。
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