JP4157525B2 - 層状化複水酸化物の塩の使用 - Google Patents

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Description

本発明は、帯電制御剤、即ち、マトリックスにおいて帯電する静電気に選択的に影響を及ぼす成分の分野に関する。
電子写真記録方法において、電荷潜像は光導電体上に生成される。この電荷潜像は、静電的に帯電したトナーを適用することによって現像され、次いで、例えば、紙、繊維、フォイルまたはプラスチックに転写され、例えば、加圧、放射、加熱または溶剤の作用の手段によって固定される。一般的なトナーは、一または二成分粉末トナー(または、一または二成分現像剤としても知られている)であり、例えば、磁気トナー、液体トナーまたは重合トナーの様な特殊なトナーも使用される。重合トナーとは、例えば、懸濁重合(縮合)または乳化重合により形成され、トナーにおいて改善された粒子の性質をもたらすものを意味する。また、非水分散体において基本的に製造されるトナーをも意味する。
トナーの品質測定の1つは、その比電荷g/m(単位重量当りの電荷)である。帯電の符号および水準に加えて重要な品質判定基準は、必要とされる帯電水準の素早い達成、長期の活性期間にわたるこの帯電の不変性および、気温および大気湿度の様な気象の影響に対するトナーの無感応性である。正にも負にも帯電可能なトナーは、方法のタイプおよび装置のタイプによって、コピーおよびレーザープリンターにおいて使用される。
正または負電荷を有する電子写真トナーまたは現像剤を得る為には、帯電制御剤を添加することが一般的である。トナーバインダーの帯電は活性期間に相当依存するので、帯電制御剤の機能は、一方においては、トナー電荷の符号と水準を設定することであり、他方においては、トナーバインダーの電荷偏流を妨げかつトナー電荷の不変性を与えることである。その他の重要な実用上の要件は、帯電制御剤は十分な熱安定性と効果的な分散性とを有すべきであると言うことである。混練装置または押出機を使用する際に、帯電制御剤がトナー樹脂に導入される時の一般的な温度は100℃〜200℃である。従って、200℃での熱安定性は極めて有利である。また、相対的に長期間(約30分)にわたっておよび様々なバインダー系において熱安定性が確保されることが重要である。
効果的な分散性の為には、帯電制御剤は、ワックス様の性質あるいは粘着性を少しも示さずかつ>150℃、さらに好ましくは>200℃の融点または軟化点を有することが有利である。粘着性は、トナー組成物への計量添加の過程においてしばしば問題を起こし、低い融点または軟化点は、材料が、担体材料において小滴の形態で融合するので、分散による導入の過程において均質分散を達成するのに失敗する可能性がある。
一般的なトナーバインダーは、個々にまたは組合せにおいて、付加重合、重付加および重縮合樹脂、例えば、スチレン、スチレン−アクリレート、スチレン−ブタジエン、アクリレート、ポリエステルおよびフェノール−エポキシ樹脂および、シクロオレフィンコポリマーであり、またさらに、例えば、染料および顔料の様な着色剤、ワックスまたは流動助剤の様な成分を含んでもよく、あるいは、高分散性シリカの様な後で添加される成分を有してもよい。
また、帯電制御剤は、粉末および被覆材料、特に、例えば、金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、繊維材料、紙またはゴムで作られた製品の表面を被覆する為に使用される様な、摩擦電気的にまたは動電学的に噴霧される粉末被覆材料の帯電を改善する為に使用されてもよい。粉末被覆材料、即ち粉末は、一般に、2つある次の方法の内の1つによってその電荷を受け取る。即ち、コロナ方法の場合においては、粉末被覆材料または粉末は、帯電コロナのそばを通り過ぎて導かれ、その過程において帯電され、摩擦電気的または動電学的方法においては、摩擦電気の原理が利用される。また、この2つの方法を組み合わせることも可能である。噴霧装置における粉末被覆材料または粉末は、その摩擦相手、一般に、例えば、ポリテトラフルオロエチレンで作られたホースまたは噴霧パイプ、の電荷とは反対の電荷を受け取る。
使用される一般的な粉末被覆樹脂は、通常の硬化剤を伴う、エポキシ樹脂、カルボキシル−およびヒドロキシル−含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂およびアクリル樹脂である。樹脂の組合せも使用される。例えば、エポキシ樹脂は、カルボキシル−およびヒドロキシル−含有ポリエステル樹脂との組合せでよく使用される。
さらに、帯電制御剤は、エレクトレット材料、特に、エレクトレット繊維の帯電性および帯電安定性を顕著に改善することができることが分かっている(DE−A−4321289)。一般的なエレクトレット材料は、ポリオレフィン、ハロゲン化ポリオレフィン、ポリアクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリスチレンまたはフルオロポリマー、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンおよびペルフルオロ化エチレンおよびプロピレン、または、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルケトン、ポリアリーレンスルフィド、特に、ポリフェニレンスルフィド、ポリアセタール、セルロースエステル、ポリアルキレンテトラフタレートおよびそれらの混合物をベースとしている。エレクトレット材料、特に、エレクトレット繊維は、例えば、フィルター(非常に細かい)ダストに使用することができる。エレクトレット材料は、それらの帯電を、コロナまたは摩擦帯電によって受け取ることができる。
さらに、帯電制御剤は、静電選別方法において、特に、ポリマーの選別の為の方法において使用できる。帯電制御剤なしでは、低密度ポリエチレン(LDPE)および高密度ポリエチレン(HDPE)の摩擦帯電特性は極めて類似している。帯電制御剤の添加によって、LDPEは高い正電荷を帯び、HDPEは高い負電荷を帯び、従って、これらの材料は簡単に選別できる。帯電制御剤の外部的用途に加えて、また、例えば、摩擦電圧系列内でのポリマーの位置を移動させる為にポリマー中にそれらを導入して、相当の選別効果を得ることも可能である。この方法においては、同様にその他のポリマー、例えば、ポリプロピレン(PP)および/またはポリエチレンテレフタレート(PET)および/またはポリ塩化ビニル(PVC)を互いに選別することが可能である。
無機物の塩は、それらが、基質−比帯電を改善する試薬と予め混合される時(表面状態調節)は同様に選別ができる(A.Singewald et al.,Zeitschrift fur Physikal.Chem.,vol.124,1981年、223頁から248頁)。
帯電制御剤は、さらに、インクジェットプリンター用のインクにおいて、「導電性付与剤」(ECPA)として使用されている(JP−05−163449)。
さらに、前記複水酸化物は、加色または減色生成の為に、カラーフィルターにおいて、または、電子新聞用の電子インクにおいて帯電制御剤として使用するのに適している。
帯電制御剤は、さらに、自由流動剤(例えば、高熱および沈降形態における高分散性シリカ、または、二酸化チタンの様な金属酸化物)の表面変性の為に使用することができる。この場合、その効果は、摩擦帯電挙動の様な物性を最適化することである。自由流動剤は、後でトナー中に計量されて、良好な自由流動性を生み出す。
米国特許第5288581号は、帯電制御添加剤として或種のヒドロタルサイトの使用を開示している。
JP−10−090941は、正の帯電制御剤との組合せにおいて外部添加剤として疎水化ヒドロタルサイトの使用を開示している。その添加剤の主たる目的は、トナーの自由流動性を改善することである。
本発明の目的は、有効でかつ環境毒物学的に両立できる帯電制御剤、特に、高水準の急速帯電と高い帯電安定性を特徴とする帯電制御剤を見出すことであった。さらに、これらの化合物は、実際に使用される様々なトナーバインダー、例えば、ポリエステル、ポリスチレン−アクリレートまたはポリスチレン−ブタジエン/エポキシ樹脂およびシクロオレフィンコポリマーにおいて分解せずに容易に分散できなければならない。さらに、これらの作用は、広範囲の用途を広げる為に、樹脂/担体の組合せとは独立的でなければならない。これらは、同様に、通常の粉末被覆バインダーおよびエレクトレット材料、例えば、ポリエステル(PES)、エポキシ、PES−エポキシ混成物、ポリウレタン、アクリル系およびポリプロピレンにおいて、分解せずに容易に分散できなければならない。
それらの静電効率に関して、帯電制御剤は、極めて低濃度(1%以下)でも活性でなければならず、かつ、カーボンブラックあるいはその他の着色剤と一緒にした時にこの効率を喪失してはならない。幾つかの場合においては、トナーの摩擦帯電に永続的に影響を及ぼす着色剤が知られている。
驚くべきことに、以下に述べる層状化複水酸化物の塩は、有利な帯電制御性、特に、負帯電に対する帯電制御性ならびに高い熱安定性を有し、この帯電制御性は、カーボンブラックとの組合せによっても、あるいは、その他の着色剤との組合せによっても失われないことが明らかになった。さらに、この化合物は、通常のトナー、粉末被覆およびエレクトレットバインダーと容易に相溶性であり、かつ分散が容易である。
従って、本発明は、電子写真トナーおよび現像剤における、粉末被覆材料、エレクトレット材料におけるならびに帯電性材料(例えばポリマー)の静電選別方法における、帯電制御剤として層状化複水酸化物塩の使用を提供するものである。この層状化複水酸化物塩は、一価および/または二価ならびにさらに三価の金属カチオンを含み、および式(I)〜(XXX)
Figure 0004157525
[R〜Rは、同じか異なり、CN、(CH1〜8CN、ハロゲン、例えば、F、ClまたはBr、分岐または非分岐または環状C〜C44−アルキル、モノまたはポリ不飽和C〜C44−アルケニル、C〜C22アルコキシ−(C〜C32)−アルキレン、C〜C22−ヒドロキシアルキル、C〜C12−カルボキシアルキル−アルケニル、C〜C22−ハロアルキル、C〜C22−ハロアルケニル、C〜C22−アミノアルキル、(C〜C12)−トリアルキルアンモニウム−(C〜C22)−アルキル、(C〜C22)−アルキレン−(C=O)O−(C〜C32)−アルキル、(C〜C22)−アルキレン−(C=O)O−アリール、(C〜C22)−アルキレン−(C=O)NH−(C〜C32)−アルキル、(C〜C22)−アルキレン−(C=O)NH−アリール、(C〜C22)−アルキレン−O(CO)−(C〜C32)アルキル、(C〜C22)アルキレン−O(CO)−アリール、(C〜C22)アルキレン−NH(C=O)−(C〜C32)アルキル、(C〜C22)−アルキレン−NHCO−アリール、(これらは、
Figure 0004157525
が、酸エステルまたは酸アミド結合に挿入されることが可能)、(C〜C32)アルキレン−(C〜C14)アリール、N、Oおよび/またはSの群のヘテロ原子を1、2、3または4個有する(C〜C32)アルキレン(C〜C14)−ヘテロアリール、(C〜C22)アルキレン−[(C〜C12)アルコキシ]0〜100−[(C〜C12)アルコキシ]1〜100−(C〜C14)アリールまたは−(C〜C14)ヘテロアリールであり、
10は、化学結合であり、またはR11もしくはR12の定義の1つを有し、
11およびR12は、C〜C22−アルキレン、モノもしくはポリ不飽和C〜C22−アルケニレン、モノもしくはポリ置換C〜C22−ヒドロキシアルキレンもしくはC〜C22−ヒドロキシカルボキシ−アルキレン、o−もしくはm−(C〜C14)−アリーレンまたはN、Oおよび/またはSの群のヘテロ原子を1、2、3または4個有する(C〜C14)−ヘテロアリーレン[これは、環が、互いに独立して、芳香族、不飽和または飽和であることが可能であり、および以下に述べるさらなる置換基
−(CH1〜22−X−(CH1〜22−、
−(CH1〜22−O−CO−X−CO−O−(CH1〜22−、
−(CH1〜22−CO−O−X−O−CO−(CH1〜22−、
−(CH1〜22−NH−CO−X−CO−NH−(CH1〜22−、
−(CH1〜22−CO−NR−X−NR−CO−(CH1〜22
(Xは、o−、p−、m−(C〜C14)−アリーレン、(C〜C14)ヘテロアリーレン、(C〜C22)アルキレンまたは(C〜C22)−アルケニレンの定義を有し、Rは、水素または(C〜C12)−アルキルである。)
を有することが可能]であり、
13は、C〜C32−アシル、C〜C22−アルキル、C〜C22−アルケニル、C〜C18−アルキレン−C〜C10−アリール、C〜C22−アルキレン−複素環、C〜C10−アリールまたはN、Oおよび/またはSの群のヘテロ原子を1、2、3または4個有する(C〜C14)−ヘテロアリールであり、
14およびR15は、C〜C18−アルキレン、C〜C12−アルキレン−C〜C10−アリーレン、C〜C10−アリーレン、C〜C12−アルキレン−複素環であり、
16およびR17は、水素またはR〜Rの定義の1つであり、
Zは、−NH−または−O−であり、
は、
Figure 0004157525
である。]
Figure 0004157525
[R18、R19およびR20は、同じか異なり、水素、C〜C22−アルキル、C〜C18−アルケニル、C〜C18−アルコキシ、ヒドロキシ−(C〜C18)アルキレン、アミノ−(C〜C18)アルキレン、C〜C18−アルキルイミノ、カルボキシ(C〜C18)−アルキレン、アミノ、ニトロ、シアノ、スルホン酸、ハロゲン、C〜C18−アシル、C〜C18−ハロアルキル、C〜C18−アルキルカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルオキシ、C〜C18−アルコキシカルボニル、C〜C18−アルキルアミノカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルイミノ、C〜C10−アリールカルボニル、アミノカルボニル、アミノスルホニル、C〜C18−アルキルアミノスルホニル、フェニル、ナフチルまたはヘテロアリール、例えば、ピリジル、イミダゾリル、トリアジニル、ピリミジニルである。]
Figure 0004157525
Figure 0004157525
Figure 0004157525
ならびに次式の複素環式化合物
Figure 0004157525
Figure 0004157525
[基R100〜R500は、同じか異なり、水素、C〜C22−アルキル、C〜C18−アルケニル、C〜C18−アルコキシ、ヒドロキシ−(C〜C18)アルキレン、アミノ−(C〜C18)−アルキレン、C〜C18−アルキルイミノ、カルボキシ、カルボキシ(C〜C18)−アルキレン−、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、スルホ、ハロゲン、C〜C18−アシル、C〜C18−ハロアルキル、C〜C18−アルキルカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルオキシ、C〜C18−アルコキシカルボニル、C〜C18−アルキルアミノカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルイミノ、C〜C10−アリールカルボニル、アミノカルボニル、アミノスルホニル、C〜C18−アルキルアミノスルホニル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、例えば、ピリジル、イミダゾリル、トリアジニル、ピリミジニルであり、ならびに前記複素環式化合物(XXIII)〜(XXX)において、原子団A〜Fは、複素環式芳香族、不飽和または飽和複素環式化合物の構成成分
Figure 0004157525
であり、前記原子団A〜Fの少なくとも一種は炭素含有基である。]
の有機アニオンAを含む。
別に記述が無い限り、上記および以下の定義における「アリール」は、好ましくは、C〜C18−アリール、特に、フェニルまたはナフチルである。「ヘテロアリール」または「複素環」は、好ましくは、飽和、不飽和または芳香族の、N、Oおよび/またはSの群のヘテロ原子を1、2、3または4個有する5〜7員環、例えば、ピリジル、イミダゾリル、トリアジニル、ピリダジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、プリニル、テトラゾニル、ピロリルである。さらに、アリールおよび複素環式基は、一回または複数回、例えば、2、3、4または5回、例えば、炭素原子上であるいはヘテロ原子上で、C〜C22−アルキル、C〜C18−アルケニル、C〜C18−アルコキシ、ヒドロキシ−(C〜C18)アルキレン、アミノ−(C〜C18)アルキレン、C〜C18−アルキルイミノ、カルボキシ、カルボキシ(C〜C18)−アルキレン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、スルホン酸、ハロゲン、C〜C18−アシル、C〜C18−ハロアルキル、C〜C18−アルキルカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルオキシ、C〜C18−アルコキシカルボニル、C〜C18−アルキルアミノカルボニル、C〜C18−アルキルカルボニルイミノ、C〜C10−アリールカルボニル、アミノカルボニル、アミノスルホニル、C〜C18−アルキルアミノスルホニル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、例えば、ピリジル、イミダゾリル、トリアジニル、ピリミジニルで置換されてもよい。
特に好ましいアニオンは、
Figure 0004157525
Figure 0004157525
Figure 0004157525
Figure 0004157525
Figure 0004157525
Figure 0004157525
(式中、Rは、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシまたはハロゲンである。)である。
この意味における化合物は、例えば、次の酸:安息香酸、ナフトエ酸、4−t−ブチル安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、スルホイソフタル酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、p−ドデシルベンゼンスルホン酸、ベンゼンジスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、2,2’−ジチオ安息香酸、t−ブチルサリチル酸、ジ−t−ブチルサリチル酸、3−ピロリン−2−カルボン酸、N−(4−カルボキシフェニル)ピロール、ピロール−2−カルボン酸、ピロール−3−カルボン酸、イミダゾール−1−カルボン酸、イミダゾール−2−カルボン酸、イミダゾール−4−カルボン酸、イミダゾール−4,5−ジカルボン酸、2−イミダゾリジノン−4−カルボン酸、ピラゾール−4−カルボン酸、ピラゾール−3,5−ジカルボン酸、ピリジン−2−カルボン酸、ピリジン−3−カルボン酸、ピリジン−4−カルボン酸、ピリジン−2,3−ジカルボン酸、ピリジン−2,4−ジカルボン酸、ピリジン−2,5−ジカルボン酸、ピリジン−2,6−ジカルボン酸、ピリジン−3,4−ジカルボン酸、ピリジン−3,5−ジカルボン酸、ピリミジン−2−カルボン酸、ピリミジン−2,4−ジカルボン酸、ピリダジン−3,6−ジカルボン酸、ピリダジン−3−カルボン酸、ピラジン−2−カルボン酸、ピラジン−2,3−ジカルボン酸、2−ピロリジノン−5−カルボン酸、ピペリジン−2−カルボン酸、ピペリジン−3−カルボン酸、ピペリジン−4−カルボン酸、ピペラジン−2−カルボン酸、ピペラジン−2,3−ジカルボン酸:のアニオンである。
前記複水酸化物塩において、水酸基の数は、全ての金属カチオンの合計の約1.8〜2.2倍、好ましくは、約2倍である。一価および/または二価の金属カチオン対三価の金属カチオンのモル比は、10〜10−4、好ましくは10〜0.1、特に5〜0.2であることができる。
一価の金属カチオン対二価の金属カチオンの比は任意であることができるが、全く二価の金属カチオンのみまたは一価の金属カチオンと二価の金属カチオンとの混合物を含む複水酸化物塩として存在することが好ましい。
Aは、単独あるいは多重帯電有機アニオンであることができる。アニオンAの量は、複水酸化物塩における正電荷および負電荷の化学量論によって、全ての電荷の合計がゼロとなる様に決められる。しかしながら、幾らかのアニオン、例えば、0.1〜99モル%、特に、1〜90モル%のアニオンをその他のアニオン、例えば、無機アニオン、例えば、ハロゲン化物、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩またはホウ酸塩で置き換えることが可能である。
また、本発明に従って使用される複水酸化物塩は、個々の層間に、結晶水または挿入された水の形態における水分子を含んでもよい。
適切な一価の金属カチオンとしては、特に、アルカリ金属カチオン、例えば、Li、NaまたはKが挙げられる。
適切な二価の金属カチオンとしては、特に、Mg2+、Ca2+、Zn2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Cu2+またはMn2+が挙げられる。
適切な三価の金属カチオンとしては、特に、Al3+、Fe3+、Co3+、Mn3+、Ni3+、Cr3+およびB3+が挙げられる。
特に好ましい複水酸化物塩は、Mg2+とAl3+とを含み、特に、3.1:1〜1:2のモル比で含むものである。
本発明の目的の複水酸化物の為の出発産物は、主に市販されているヒドロタルサイトであり、無機アニオン(主に炭酸塩)を含む。例えば相当する有機アニオン(例えば、それらの塩の形態において)を伴う水性、有機性(例えばアルコール)または水性−有機性懸濁液における反応によって、本発明に従って使用される複水酸化物塩は、適切な手段により、これらの市販の生成物から製造することができる。
1つの好ましい実施形態において、この様に製造されたヒドロタルサイトは、焼成され、即ち、適切な減圧下で150℃〜1000℃に加熱される。
特に好ましいものは、約3:1、約2:1、約5:4または約1:2のMg:Alのモル比を有する複水酸化物塩およびその焼成形態のものである。
層状化複水酸化物の塩は、pH3〜14のおよび0〜100℃の温度の水性媒体において、好ましくは撹拌しながら、また適切な減圧下で都合よく製造される。この製造は、また、適切なオートクレーブ条件下、即ち、1.1〜1000bar、好ましくは、1.1〜500bar、特に、1.1〜200barの加圧下でおよび20℃〜200℃、好ましくは30℃〜190℃、特に40℃〜180℃の温度で行うことができる。使用される有機アニオンは、0.1〜99.9%の欠損も可能ではあるが、等モル量において都合よく用いられる。有機アニオンは、塩の形態において、例えば、ナトリウムまたはカリウム塩として、あるいは、プロトン化形態における酸として直接使用することができ、後者の場合において、そのpHを、塩基、例えば、ナトリウムまたはカリウムの水酸化物または炭酸塩によって調整して、水性媒体における酸の良好な分布を確保することが必要であり得る。有機アニオンは、さらに、酸ハロゲン化物として、酸無水物として、酸アジドまたは酸のエステルとして使用されてもよい。これは、特に有機溶媒における製造の為に適用する。
また、本発明に従って記述された化合物は、焼成または未焼成の複水酸化物と相当する有機酸またはその塩との直接反応によって、加熱しながら、混合装置、例えば、混練装置、押出機、溶解機、ビードミル、ヘンシェルミキサーまたはその他のミルの様な混合装置において製造することもできる。また、複水酸化物を構築する金属カチオンの塩、例えば、塩化マグネシウムおよび塩化アルミニウムを、水性アルカリ金属水酸化物溶液において、酸または有機アニオンの塩と反応させることによる製造も可能である。
本発明に従って使用される層状化複水酸化物の塩は、特定の樹脂/トナー系に正確に適合させることができる。これらの化合物のさらに技術的な利点は、これらが、様々なバインダー系に対して不活性であり、従って、多彩に用いることができ、特に、これらが、ポリマーマトリックスには溶解しないで、小さく、極めて微細な固体構造体として存在する点で顕著である。さらに、これらは、高い、および時には非常に持続性のある帯電制御性と極めて良好な熱安定性を示す。
さらに、本発明に従って使用される複水酸化物は、自由流動性でありかつ効果的な分散性を有している。
分散とは、或る物質の他の物質内における分布、即ち、本発明の文脈においては、帯電制御剤の、トナーバインダー、粉末被覆バインダーまたはエレクトレット材料における分布を意味する。
その最も粗い形態における結晶性物質は凝集塊として存在することが知られている。バインダー内で均質な分布を達成する為には、これらの凝集塊は、分散操作によって小さな集合体または、理想的には、一次粒子に分裂されなければならない。分散によってバインダー中に存在する帯電制御剤の粒子は、1μmより小さい、好ましくは、0.5μmより小さい、好都合である狭い粒度分布を持たねばならない。d50値で定義される粒径について、その材料に依存する活性の最適範囲が存在する。例えば、粗い粒子(1mm)は、ある場合においては全く分散できないか、時間とエネルギーの著しい投入でのみ分散できるのに対して、サブミクロン範囲における極微粒子は、高まる安全の危険性、例えば、粉塵爆発の可能性を秘めている。
粒子のサイズと形態は、合成によっておよび/または後処理によって定められかつ変更される。必要とされる性質は、制御された後処理、例えば、製粉および/または乾燥によってのみ常に可能である。様々な製粉技術がこの目的に適している。好都合な技術の例は、エアジェットミル、切断ミル、ハンマーミル、ビードミルおよびインパクトミルである。
本発明において述べられたバインダー系は、一般に、疎水性材料である。帯電制御剤における高水準の水は、濡れを妨害するか、さもなければ、分散(フラッシング)を促進するかのいずれかである。従って、実用可能な水分含有量は、特定の材料にとって特異的である。
本発明の化合物は、次の化学的/物理的性質を特徴とする。
即ち、カール−フィシャー法により決められる水分含有量は、ほとんど0.001〜30%、好ましくは0.01〜25%、特に好ましくは0.1〜15%であり、水は、吸着された形態および/または結合された形態であることが可能であり、およびその割合は、200℃までの加熱と10−8torrまで下げた減圧の作用によって、または水の添加によって、または決められた空気湿度条件下での貯蔵によって調整することが可能である。
驚くべきことに、一種または複数の、上で定義された有機アニオンを含む、本発明に従って使用される化合物は、状態調節試験キャビネットにおいて、90%の相対空気湿度で25℃で48時間後のHO含有量(カール−フィシャー法)において特定の増加を示さず、一方、無機アニオンを有する類似の複水酸化物は、これより高いHO含有量を有し、ある場合には、状態調節貯蔵前の含有量の倍の含有量を有する。
光学顕微鏡またはレーザー光散乱による評価の手段により決められおよびd50値により定義される粒径は、0.01μm〜1000μm、好ましくは0.1〜500μm、最も好ましくは0.5〜400μmである。製粉が狭い粒径をもたらす場合は特に好都合である。500μm未満、特に400μm未満の範囲Δ(d95−d50)が好ましい。
5%水性分散溶液の導電率は、0.001〜2000mS、好ましくは0.01〜100mSである。本発明の化合物は、主として結晶性画分を含むが無定形画分も含む。トナーバインダー中に導入される、本発明に従って使用される化合物は、温度勾配試験(コフラー試験(Kofler test))において200℃までの熱安定性を示す。
SCD(荷電電流検出)の手段による動電学的表面電位の決定の場合において、本発明に従って使用される化合物は、驚くべきことに、無機アニオンを有する、相当する複水酸化物よりも低い表面電位(正または負のサイン)を示す。これらの化合物は、相当する表面活性剤で表面電位の零点まで滴定すると(この滴定のSCD監視)、無機アニオンを有するこの化合物の場合において必要とされる表面活性剤の量は、有機アニオンを有する相当する複水酸化物の場合よりも著しく多い。このことは、複水酸化物と有機アニオンとの間の塩結合の相対的に高い安定性を示す。
本発明に従って使用される層状化複水酸化物の塩は、さらなる正または負の帯電制御剤と組み合わせて良好な帯電性機能を得ることもできる。このときの帯電制御剤の全体の濃度は、電子写真トナー、現像剤、粉末または粉末被覆材料の総重量を基準として、0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.05重量%〜20重量%、さらに好ましくは0.1重量%〜5重量%が有利である。
さらなる帯電制御剤の例は、トリフェニルメタン;アンモニウムおよびインモニウム化合物、イミニウム化合物;フッ素化アンモニウムおよびフッ素化インモニウム化合物;ビスカチオン酸アミド;高分子アンモニウム化合物;ジアリルアンモニウム化合物;アリールスルフィド誘導体、フェノール誘導体;ホスホニウム化合物およびフッ素化ホスホニウム化合物;カリックスアレーン(calix〔n〕arene)、環状に結合したオリゴ糖(シクロデキストリン)およびそれらの誘導体、特にホウ素エステル誘導体、高分子電解質間錯体(IPEC);ポリエステル塩、;金属錯体化合物、特に、サリチレート−金属錯体およびサリチレート−非金属錯体、イオン構造化シリケートの塩、ヒドロキシカルボン酸−金属錯体およびヒドロキシカルボン酸−非金属錯体、ベンズイミダゾロン;アジン、チアジンまたはオキサジン(これらは、顔料、油溶染料、塩基性染料または酸性染料として、色素指数において列挙されている)である。
特に好ましいものは、以下に特定される帯電制御剤であり、これらは、個々にまたは互いに組み合わせて、本発明に従って使用される複水酸化物と組み合わせることができる。
即ち、
(例えば米国特許第5051585号において記載されている)トリフェニルメタン、
(例えば米国特許第5051676号において記載されている)アンモニウムおよびインモニウム化合物、
(例えば米国特許第5069994号において記載されている)フッ素化アンモニウムおよびフッ素化インモニウム化合物、
(例えばWO91/10172において記載されている)ビスカチオン酸アミド、
(例えばDE−A−4142541、DE−A−4029652またはDE−A−4103610において記載されている)ジアリルアンモニウム化合物、
(例えばDE−A−4031705において記載されている)アリールスルフィド誘導体、
(例えばEP−A−0258651において記載されている)フェノール誘導体、
(例えば、米国特許第5021473号と米国特許第5147748号において記載されている)ホスホニウム化合物およびフッ素化ホスホニウム化合物、
(例えばEP−A−0385580において記載されている)カリックスアレーン、
(例えばEP−A−0347695において記載されている)ベンズイミダゾロン、
(例えばDE−A−4418842において記載されている)環状に結合したオリゴ糖、
(例えばDE−A−4332170において記載されている)ポリエステル塩、
(例えばDE−A−19711260において記載されている)シクロオリゴ糖化合物、
(例えばDE−A−19732995において記載されている)高分子電解質間錯体、
(例えばPCT/EP00/11217において記載されている)イオン構造化シリケートの塩。
また、表面活性イオン化合物および金属石鹸として知られているものは、特に液体トナー用として適切である。
特に適切なものは、アルキル化アリールスルホネート、例えば、バリウムペトロネート、カルシウムペトロネート、バリウムジノニルナフタレンスルホネート(塩基性および中性)、カルシウムジノニルスルホネートまたはNaドデシルベンゼンスルホネート、およびポリイソブチレンスクシンイミド(Chevron’s Oloa 1200)である。
また、大豆レクチンおよびN−ビニルピロリドンポリマーも適切である。
また、飽和および不飽和置換基を有するリン酸塩化モノグリセリドおよびジグリセリドのナトリウム塩、メチルp−トルエンスルホネートで四級化された2−(N;N)ジ−メチルアミノエチルメタクリレートのAとポリ−2−エチルヘキシルメタクリレートのBとのABジブロックコポリマーも適切である。
また、特に液体トナーにおいて、二価および三価のカルボキシレート、特に、アルミニウムトリステアレート、バリウムステアレート、クロムステアレート、マグネシウムオクタエート、カルシウムステアレート、鉄ナフタライトおよび亜鉛ナフタライトも適切である。
また、キレート化帯電制御剤(EP0636945A1)、金属(イオン)化合物(EP0778501A1)、JA9(1997)−106107に記載されている様なリン酸金属塩も適切である。また、次の色素指数番号のアジンも適切である:C.I.Solvent Black 5、5:1、5:2、7、31および50、C.I.Pigment Black 1、C.I.Basic Red 2およびC.I.Basic Black 1および2。
本発明に従って使用される層状化複水酸化物は、個々にまたは互いの組合せにおいて、あるいは上述のさらなる帯電制御剤と一緒に、全体の混合物を基準にして、0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.05重量%〜20重量%、さらに好ましくは0.1重量%〜5.0重量%の濃度において、それぞれのトナー、現像剤、被覆材料、粉末被覆材料、エレクトレット材料または静電気的に分離されたポリマーのバインダー中に導入される。前記導入は均質でかつ、例えば、押出または混練、ビードミルの手段によってまたはウルトラタラックス(Ultraturrax)(高速撹拌器)を使用して行われる。これに関連して、本発明に従って使用される化合物は、乾燥および粉砕粉末、分散体または溶液、圧縮ケーキ、マスターバッチ、製剤、既成ペーストとして、例えば、水溶液または非水溶液から、適切な担体、例えば、シリカゲル、TiO、Alまたはカーボンブラックへ適用される化合物として、またはその様な担体と混合された化合物として添加でき、または、別のある形態において添加することができる。同様に、本発明に従って使用される化合物は、また、原則的には、それぞれのバインダーの製造中でさえも、即ち、それらの付加重合、重付加または重縮合の間に添加することができ、また、重合トナーの製造において、懸濁または乳化重合の間に、または、例えば、ポリマー系のトナー粒子への凝集において添加することができる。
本発明の帯電制御剤は、また、微細な、水性、水性−有機性または有機性分散体の形態においても使用できる。粒径(d50値)は、20nm〜1μm、好ましくは50nm〜500nmである。帯電制御剤の好都合な濃度は、分散体の総重量を基準として、0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.1重量%〜30重量%である。このような分散体の粘度は、0.5〜10mPa、好ましくは1〜5000mPaが好都合である。
水性または水性−有機性分散体の場合においては、蒸留水または脱イオン水の形態における水を使用することが好ましい。
有機性または水性−有機性分散体の場合においては、使用される有機媒体は、一種または複数の有機溶剤、好ましくは一価または多価アルコール、それらのエーテルおよびエステル、例えば、アルカノール、特に、1〜4個の炭素原子を有するもの、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールおよびイソブタノール;二価または三価のアルコール、特に、2〜6個の炭素原子を有するもので、例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセロール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、トリプロピレングリコールおよびポリプロピレングリコール;多価アルコールの低級アルキルエーテル、例えば、エチレングリコールモノメチルまたはエチルまたはブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルまたはエチルエーテル;ケトンおよびケトンアルコール、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルペンチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンおよびジアセトンアルコール;およびアミド、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドンの群からの有機溶剤を含む。
安定な分散体を製造する為には、さらに、通常のイオンまたは非イオン分散助剤、例えば、スルホネート、ホスフェート、ポリホスフェート、カーボネート、シリケート、水酸化物、金属石鹸、アクリレートの様なポリマー、脂肪酸誘導体およびグリコシド化合物を使用することが可能である。
分散体は、例えば、EDTAまたはNTAの様な金属錯化剤をさらに含んでもよい。
分散体は、同様に通常の添加剤、例えば、防腐剤、殺生剤、耐酸化剤、カチオン、アニオン、両性または非イオン界面活性物質(界面活性剤および湿潤剤)、揮発抑制剤/消泡剤および粘度調整剤(例えば、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体または水溶性の天然もしくは合成樹脂、およびフィルム形成剤としてのポリマー)、または接着および磨耗抵抗を増加させる為のバインダーをさらに含んでもよい。使用されるpH調整剤としては、有機または無機塩基および酸が挙げられる。好ましい有機塩基は、アミン、例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、ジイソプロピルアミン、アミノメチルプロパノールまたはジメチルアミノメチルプロパノールである。好ましい無機塩基は、ナトリウム、カリウムまたはリチウムの水酸化物またはアンモニアである。さらなる構成成分は、ヒドロトロピック化合物、例えば、ホルムアミド、尿素、テトラメチル尿素、ε−カプロラクタム、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチルグリコール、メチルセロソルブ、グリセロール、糖、N−メチルピロリドン、1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノン、チオジグリコール、ナトリウムベンゼンスルホネート、Naキシレンスルホネート、Naトルエンスルホネート、Naクメンスルホネート、Naベンゾエート、NaサリシレートまたはNaブチルモノグリコールスルフェートであってもよい。
分散体におけるこれらの分散助剤および/または通常の添加剤の濃度は、分散体の総重量を基準にして、0.001重量%〜80重量%、好ましくは、0.01重量%〜50重量%が好都合である。
電子写真カラートナーを製造する為に、有機色顔料、無機顔料または染料の様な着色剤が、通常、粉末、分散体、圧縮ケーキ、溶液またはマスターバッチの形態において添加される。
有機色顔料は、アゾ顔料または多環式顔料の群からのものであることができ、または、そのような顔料の混合結晶(固溶体)であることもできる。
好ましい青色顔料および/または緑色顔料は、銅フタロシアニン、例えば、C.I.Pigment Blue 15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、P.Blue 16(金属を含まないフタロシアニン)、または、中心原子としてアルミニウム、ニッケル、鉄またはバナジウムを有するフタロシアニン、およびトリアリールカルボニウム顔料、例えば、Pigment Blue 1、2、9、10、14、62、68;Pigment Green 1、4、7、45であり、橙色顔料は、例えば、P.O.5、13、34、36、43、62、71であり、黄色顔料は、例えば、P.Y.12、13、14、17、74、83、93、97、111、120、122、139、151、154、155、174、175、176、180、174、185、194、213、214であり、赤色顔料は、例えば、P.R.2、3、4、5、9、38、48、53、57、112、122、144、146、147、149、168、170、175、176、177、179、181、184、185、186、188、189、202、207、208、209、210、214、219、238、253、254、255、256、257、266、269、270、272、279であり、紫色顔料は、例えば、P.V.1、19、23、32であり、カーボンブラックは、例えば、P.Black 7、11、33であり、または米国特許第5554739号に記載されている様なそれらの表面修飾形態における、鉄/マンガン酸化物、および、例えば、C.I.Pigment Violet 19とC.I.Pigment Red 122の様な上述の顔料の混合結晶、および、WO01/30919において記載されている様なアゾ−表面変性顔料である。
この混合物は、圧縮ケーキ、噴霧乾燥した圧縮ケーキまたはマスターバッチを混合することによって、および固体または液体形態(水性および非水性インク)における担体材料の存在において分散させることによって(押出し、混練、ロールミル加工、ビードミル、ウルトラタラックス、超音波)、およびまた担体材料の存在におけるフラッシングによって、粉末形態において製造することができる。着色剤が高い割合の水または溶剤(>5%)と一緒に使用される場合、この混合は、混合物塊のその後の冷却および真空の支援を得て、昇温で行うことができる。フラッシング操作は、有機溶剤およびワックスの存在または存在なしで行うことができる。
輝度の増加だけではなく色相に陰影をつけるのに、有機染料との混合物が特に適切である。好ましいその様な染料としては、次のものが挙げられる:直接、反応性および酸性染料の様な水溶性染料および、油溶染料、分散染料および建て染め染料の様な溶剤可溶性染料。例としては、次のものが挙げられる:C.I.Reactive Yellow 37、Acid Yellow 23、Reactive Red 23、180、Acid Red 52、Rective Blue 19、21、Acid Blue 9、Direct Blue 199、Solvent Yellow 14、16、25、56、62、64、79、81、82、83、83:1、93、98、133、162、174、Solvent Red 8、19、24、49、89、91、92、109、118、119、122、124、127、135、160、195、212、215、Solvent Blue 44、45、Solvent Orange 41、60、63、Disperse Yellow 64、Vat Red 41、Solvent Black 45、27。
また、例えば、偽造防止トナーを製造する為に蛍光性を有する染料および顔料、例えば、ルミノルス(Luminols)(登録商標)(Riedel−de Haen)を使用することも可能である。
さらに、これら着色剤は、本発明の帯電制御剤との組合せにおいて、EP−A−1204005において記載されている特別のワックス被覆した形態において使用されてもよい。
例えばTiOまたはBaSOの様な無機顔料は、電光用の混合物において使用される。また、真珠光沢顔料の様なエフェクト顔料、Fe顔料(Paliocroms(登録商標))および、見る角度によって異なる色を示す、コレステロールポリマーをベースとした顔料との混合物も適切である。
電子写真トナーおよび粉末被覆材料は、さらに、ワックスを含んでもよい。「ワックス」と言う用語は、天然に得られるまたは合成して得られる物質の範囲を意味し、一般に、次の性質を有する。即ち、これらは、20℃で混練ができ、堅いから硬く脆い範囲、粗い結晶から微細結晶の範囲および透明から不透明であってガラス状でないものの範囲のものであり、これらは、40℃より上で分解することなく溶融し、融点のほんの少し上で糸を引くことなく相対的に低粘度であり、高い温度依存性コンシステンシーと溶解性とを有し、および緩やかな加圧下で研磨できる(Ullmanns Enzyklopadie der technischen Chemie,Volume 24,4th Edition 1983年,1頁〜49頁,Verlag Chemie,Weinheim and Rompps Chemie−Lexikon,Volume 6,8th Edition 1988年,463頁,Franck’sche Verlagschandlung参照)。
次のワックスが好ましい:天然ワックス、例えば、カルナバワックス、カンデリラワックスの様な植物性ワックスおよび蜜蝋の様な動物性ワックス、パラフィンワックスの様な変性天然ワックス、ミクロワックス、モンタンエステルワックスの様な半合成ワックス、または、合成ワックス、例えば、ポリエチレンおよびポリプロピレンワックスの様なポリオレフィンワックス、ポリエチレングリコールワックス、シクロオレフィンコポリマーワックス、N,N’−ジステアリルエチレンジアミンの様なアミドワックス、ジルコノセンワックス、および塩素化またはフッ素化ポリオレフィンワックスまたはポリエチレン−ポリテトラフルオロエチレンワックス混合物。
特に好ましいものは、ポリオレフィンワックスおよびポリオレフィンワックスのその後の酸化によりまたはカルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸無水物または水酸基を含むモノマーとのグラフト反応によりまたはオレフィンとカルボン酸、カルボン酸エステル、カルボキサミド、カルボン酸無水物または水酸基を含むモノマーとの共重合により形成される、極性基を含むポリオレフィンワックスである。
本発明のこの関連におけるワックスは、また、ワックス様の性質を有しおよび好ましくは重縮合、重付加または付加重合方法によって製造された、相対的に高い分子量の化合物、例えば、熱可塑性ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、スチレン−アクリレートコポリマー樹脂、スチレン−ブタジエンコポリマー樹脂および例えば、トーパス(Topas(登録商標))の様なシクロオレフィンコポリマー樹脂であってもよい。有機溶媒において昇温において十分な溶解性を持たせる為には、このようなポリマーは、一般に、500〜20000の数平均分子量
Figure 0004157525
を有する。好ましいワックスは、800〜10000までの数平均分子量
Figure 0004157525
を有するものであり、特に好ましくは、1000〜5000までの数平均分子量
Figure 0004157525
を有するものである。
本発明に従って使用されるワックスの滴点または前記ワックス様ポリマーの軟化温度は、好ましくは、20℃〜180℃の範囲、さらに好ましくは30℃〜140℃の範囲である。
また、本発明は、電子写真トナー、粉末または粉末被覆材料のそれぞれの場合における総重量を基準にして、30重量%〜99.99重量%、好ましくは40重量%〜99.5重量%の通常のバインダー、例えば、スチレン、スチレン−アクリレート、スチレン−ブタジエン、アクリレート、ウレタン、アクリル、ポリエステルまたはエポキシ樹脂または最後の2つの組合せなどのバインダー、0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.05重量%〜20重量%、さらに好ましくは0.1重量%〜5重量%の、少なくとも一種の上述の層状化複水酸化物の塩、および所望により0.001重量%〜50重量%、好ましくは0.05重量%〜20重量%の着色剤を含む、電子写真トナー、粉末または粉末被覆材料を提供するものである。
また、本発明に従って記述された化合物は、懸濁形態あるいはドライブレンドにおいて追加の帯電制御剤として自由流動剤に適用されてもよい。また、本発明に従って記述された化合物は、担体被覆用に使用することもできる。
以下の実施例において、部および%は重量に基づく。
(製造例1)
10gのMg−Al水酸化物炭酸塩(化学量論のMg:Al比=2:1)(Syntal HSA 696 Sudchemie,Germany)が、60℃〜80℃で1時間、100mlの脱イオン水に撹拌によって分散される。次いで、脱イオン水100ml中の安息香酸3gの溶液が、水酸化ナトリウムの添加でpH約8に調製され、Mg−Al水酸化物炭酸塩懸濁液に添加される。混合物は70℃で6時間撹拌され、懸濁液が濾過され、固体生成物は脱イオン水で繰り返し洗浄され、次いで、洗浄された固体は真空において60℃〜80℃で乾燥される。
(製造例2)
10gの焼成Mg−Al水酸化物炭酸塩(化学量論のMg:Al比=2:1)(Syntal HSAC 701 Sudchemie,Germany)が、60℃で1時間、100mlの脱イオン水に撹拌によって分散される。次いで、脱イオン水100ml中の4−トルエンスルホン酸3gの溶液が調製され、Mg−Al水酸化物炭酸塩懸濁液に添加された。混合物は80℃で30分間撹拌され、懸濁液は濾過され、固体生成物は脱イオン水で繰り返し洗浄され、次いで、洗浄された固体は真空において70℃で乾燥される。
(製造例1〜14)
Figure 0004157525
(用途例1)(実施例1)
製造例1aの化合物1部が、混練装置を使用して、30分間に、99部のトナーバインダー(スチレン−アクリレートコポリマー60:40、アルムアクリル(Almacryl(登録商標))B−1501)に均質に導入される。この組成物は、次いで、一般的な実験室ミルで粉砕され、次いで、遠心分級機で分級される。所望の粒子画分(4〜25μm)が、スチレン−メタクリレートコポリマー(90:10)で被覆された、50〜200μmの大きさのマグネタイト粒子から成る担体と共に活性化される。
(用途例2)(実施例2)
用途例1aの手順が繰り返されるが、スチレン−アクリレートコポリマーに代えて、ビスフェノールAをベースとしたポリエステル樹脂(ファイントーン(Fine Tone)(登録商標)382−ES)が使用され、担体として、50〜200μmの大きさのシリコーン被覆フェライト粒子が使用される。
測定は、標準q/m測定スタンド上で行われる。45μmのメッシュサイズを有する篩を使用して、トナーが吹き飛ばされる時に担体が混入されない様にする。測定は、約50%の相対大気湿度で行われる。活性化期間の関数として、以下の様なq/m値[μC/g]が測定される。
Figure 0004157525
(用途例3〜15)
用途例2の手順が繰り返されるが、製造例1の化合物に代えて、以下に列挙される化合物が使用される。
Figure 0004157525

Claims (8)

  1. 層状化複水酸化物塩が、一価および/または二価ならびにさらに三価の金属カチオンを含み、および次式
    Figure 0004157525
    [R18、R19およびR20は、同じか異なり、水素、C〜C22−アルキル、C〜C18−アルケニル、C〜C18アルコキシ、
    Figure 0004157525
    (式中、Rは、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシまたはハロゲンであり、基R 100 〜R 400 は、同じか異なり、水素、C 〜C 22 −アルキル、C 〜C 18 −アルケニル、C 〜C 18 −アルコキシ、ヒドロキシ−(C 〜C 18 )アルキレン、アミノ−(C 〜C 18 )−アルキレン、C 〜C 18 −アルキルイミノ、カルボキシ、カルボキシ(C 〜C 18 )−アルキレン−、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、スルホ、ハロゲン、C 〜C 18 −アシル、C 〜C 18 −ハロアルキル、C 〜C 18 −アルキルカルボニル、C 〜C 18 −アルキルカルボニルオキシ、C 〜C 18 −アルコキシカルボニル、C 〜C 18 −アルキルアミノカルボニル、C 〜C 18 −アルキルカルボニルイミノ、C 〜C 10 −アリールカルボニル、アミノカルボニル、アミノスルホニル、C 〜C 18 −アルキルアミノスルホニル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリールである。)である。]
    の有機アニオンAを含む、電子写真トナーおよび現像剤における帯電制御剤としての層状化複水酸化物塩の使用。
  2. 有機アニオンとして、次の酸(安息香酸、ナフトエ酸、4−t−ブチル安息香酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、2,2’−ジチオ安息香酸)のアニオンが使用される、請求項1に記載の使用。
  3. 存在する一価の金属カチオンが、Li、NaおよびKの群からのものであり、存在する二価の金属カチオンが、Mg2+、Ca2+、Zn2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Cu2+およびMn2+の群からのものであり、存在する三価の金属カチオンが、Al3+、Fe3+、Co3+、Mn3+、Ni3+、Cr3+およびB3+の群からのものである、請求項1または2に記載の使用。
  4. 前記複水酸化物塩が、Mg2+およびAl3+を含む、請求項1からの少なくとも一項に記載の使用。
  5. Mg2+:Al3+のモル比が、3.1:1から1:2である、請求項に記載の使用。
  6. 前記複水酸化物塩が焼成ヒドロタルサイトである、請求項1からの少なくとも一項に記載の使用。
  7. トナーまたは現像剤の総重量を基準として、0.01重量%から50重量%の濃度における、請求項1からの少なくとも一項に記載の使用。
  8. それぞれ、電子写真トナーの総重量を基準として、30重量%から99.99重量%のバインダー、および0.01重量%から50重量%の請求項1からに記載の少なくとも一種の層状化複水酸化物塩を含む、電子写真トナー。
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