JP4156813B2 - 採血業務支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は採血業務支援システムに関し、特に被採血者へ採血票を発行して被採血者を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
病院の血液検査部門等では、採血作業者(看護婦など)により、採血管を利用して被採血者に対して採血がなされる。血液検査項目などに応じて、多様な採血管が用意され、被採血者に対する採血1回当たり、被採血者ごとにあらかじめ定められた1又は複数の採血管を利用して採血が実施される。
【0003】
従来の採血業務支援システムは、例えば、複数の採血台のそれぞれにおいて採血作業者によって採血を行う際に、被採血者の割り当てを含む被採血者の管理や各被採血者用の採血管セットの供給などを行うシステムである。そのようなシステムの中には、新規の被採血者が受け付けられると、その被採血者に対して採血票(採血受付整理票)が発行されるものがある。その採血票は、例えば、患者名、受付番号及びそれらを表すバーコードなどが印刷されたものである。それらのバーコードは、被採血者を電子的に管理するために利用され、また、採血台に現れた被採血者を照合する際の情報として利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムにおいては、採血票の発行時に、被採血者に対して採血呼び出し時刻あるいは採血待ち時間などの情報は提供されていなかった。よって、被採血者は、自分が何時呼び出されるかを把握できず、その呼び出しまで待合い室に事実上拘束され、このため、時にはストレスを感じることもあった。そこで、被採血者側の視点から採血サービスを向上することが望まれている。なお、本願に関連する出願として平成12年12月26日に出願された特願2000−395595号がある。
【0005】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、被採血者に対して待ち時間あるいは採血時刻の目安となる時間情報を提供できるシステムを構築することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、上記時間情報の推定精度を向上させて、信頼性の高いシステムを構築することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、採血作業者による被採血者に対する採血を支援する採血業務支援システムにおいて、採血待ち被採血者リストを管理する被採血者管理手段と、前記採血待ち被採血者リストに基づいて、各被採血者ごとに採血待ち時間又は採血時刻の少なくとも一方を時間情報として予測演算する時間情報演算手段と、前記各被採血者に対して前記時間情報を提供する時間情報提供手段と、を含み、更に後述する特徴事項を含むことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、各被採血者には、時間情報として、自己に採血順番がくるまでの予測待ち時間あるいは予測時刻が提供されるため、各被採血者の便宜を図って、採血サービスを向上できる。ここで、時間情報の提供は、各被採血者に個別的に発行する採血票(採血受付整理票)に当該時間情報を印字することによって達成するのが望ましいが、それと共にあるいはそれに代えて、当該時間情報をディスプレー表示などで出力するようにしてもよい。上記構成において、採血待ち時間と採血時刻の両情報を提供してもよいし、一方の情報を提供してもよい。前者の場合には、受付時刻の情報も同時に提供するのが望ましい。なお、採血時刻は、通常は被採血者側の視点から見て採血呼び出し時刻であるのが自然であるが、実際に採血が開始される時刻であってもよいし、他の基準となる時刻であってもよい。これは予測演算される採血待ち時間の終期についても同様である。いずれにしても、自己に採血の順番がくるまでの時間的目安を提供すれば、被採血者に生じる焦燥感、拘束感、ストレスといったものを緩和、解消できる。
【0009】
本発明において、前記被採血者管理手段は、前記被採血者リスト上の被採血者ごとに採血作業量を表す採血作業量情報を管理し、前記時間情報演算手段は、前記時間情報を予測演算する対象となった被採血者ごとに、当該被採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者を特定し、その前記採血作業量情報に基づいて、前記時間情報を予測演算する。これは、採血作業量は採血に要する時間を左右するものであり、よって今後の各被採血者につき採血で要する時間を考慮して予測演算を行うものである。
【0010】
本発明において、前記採血作業量情報は採血で使用する採血管の本数を表す情報である。採血時間は採血管の本数(それに対応する採血準備時間及び採血時間)に大きく依存するため、それを考慮することによって、予測演算精度を向上できる。
【0011】
望ましくは、前記時間情報演算手段は、更に、並行して採血作業を実施する採血台の台数に基づいて前記時間情報を予測演算する。つまり、複数の採血台つまり複数の採血作業者によって、同時進行で採血が実施される場合、単位時間当たりの処理能力が採血台の台数に依存するため、その台数を考慮して時間情報の予測演算がなされる。
【0012】
望ましくは、前記時間情報演算手段は、更に、過去の採血実績情報に基づいて前記時間情報を予測演算する。望ましくは、前記過去の採血実績情報は、過去における予測演算された時間情報と、過去における実際の採血待ち時間又は採血時刻と、の差分としての予測誤差情報を含む。この予測誤差情報を利用して、予測演算式を補正すれば、予測演算精度を高められる。
【0013】
(2)また、上記目的を達成するために、本発明は、採血作業者による被採血者に対する採血を支援する採血業務支援システムにおいて、採血待ち被採血者リストを管理する被採血者管理手段と、前記採血待ち被採血者リストに基づいて、各被採血者ごとに採血待ち時間又は採血時刻の少なくとも一方を時間情報として予測演算する時間情報演算手段と、前記被採血者ごとに前記時間情報が記入された採血票を発行する採血票発行手段と、を含み、更に後述する特徴事項を含むことを特徴とする。
【0014】
上記構成において、採血待ち被採血者リストは、新規の被採血者の登録及び採血の実施(終了)に伴って随時更新され、その採血待ち被採血者リストから各採血台へ採血待ち被採血者が順番に引き当てられる。望ましくは、その採血待ち被採血者リスト上には、各被採血者ごとに採血管の本数も管理され、その本数の情報が時間情報の予測演算に利用される。時間情報は各被採血者に渡される採血票に記入され、これによって各被採血者は自己に採血の順番が回ってくるおおよその時間を認識でき、不安感、拘束感が解消される。
【0015】
上記構成において、更に、採血管の本数ごとに標準の採血準備時間を対応付けてなる本数別準備時間テーブルと、採血管の本数ごとに標準の採血時間を対応付けてなる本数別採血時間テーブルと、を含み、前記時間情報演算手段は、少なくとも前記本数別準備時間テーブル及び前記本数別採血時間テーブルを参照し、各被採血者の採血管の本数に対応した採血準備時間及び採血時間を考慮しつつ前記時間情報を予測演算する。
【0016】
望ましくは、被採血者の年齢ごとに被採血者を呼び出してから採血を開始するまでの標準の呼び出し時間を対応付けてなる年齢別呼び出し時間テーブルを含み、前記時間情報演算手段は、更に前記年齢別呼び出し時間テーブルを参照し、各採血待ち被採血者の年齢に対応した呼び出し時間を考慮しつつ前記時間情報を予測演算する。
【0017】
望ましくは、過去における予測演算された時間情報と、過去における実際の採血待ち時間又は採血時刻と、の差分としての予測誤差情報を蓄積格納した実績テーブルを含み、前記時間情報演算手段は、前記実績テーブル上の過去の予測誤差情報を利用して前記予測演算される時間情報の補正を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1には、本発明に係る採血業務支援システムの好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブロック図である。この採血業務支援システムは例えば病院内に設置されるものである。
【0020】
図1に示す採血業務支援システムは、大別して、検査受付ユニット10、管理ユニット12、配給ユニット14、複数の採血台ユニット16及び搬送機構18を有している。複数の採血台ユニット16はそれぞれの採血台ごとに設置されたものであり、各採血台ユニット16は採血作業者による被採血者への採血の実施を支援するための設備を備えている。各採血台ユニット16では、担当することになった被採血者の呼び出しが行われ、それに応じて現れた被採血者へ採血が実施される。そして、この一連の採血業務が複数台(n台)の採血台ユニット16において同時進行で繰り返される。
【0021】
本実施形態においては、配給ユニット14が、複数の採血台ユニット16に対して採血で必要な採血管の供給を行っており、具体的には、搬送機構18が有する搬送ライン49を利用して、配給ユニット14からの採血管が供給先となった採血台ユニット16へ搬送される。
【0022】
まず、検査受付ユニット10について説明する。検査受付処理装置20は例えばコンピュータなど構成されるものであり、新規の被採血者ごとに採血の受付を行って、それらの各被採血者ごとに紙片状の採血票(採血受付整理票)28(後述)を発行する装置である。
【0023】
検査受付処理装置20には、入力部21としてのカードリーダー22及び入力器24が接続されている。カードリーダー22は、必要に応じて、被採血者ごとに携帯される患者カードなどから当該被採血者の情報を読み取る手段である。患者カードからの読み取りに代えて、キーボードなどで構成される入力器24を利用して、被採血者に関する情報の入力も行い得る。
【0024】
検査受付処理装置20に対しては、病院内のホストコンピュータから、被採血者ごとに、患者情報及び採血情報が伝送されている。それらの情報は、検査受付処理装置20を介して、あるいは直接的に、管理ユニット12へ伝送される。管理ユニット12では、それらの情報が後述する管理テーブル42上に格納されて管理される。検査受付処理装置20には記憶部30が接続されており、その記憶部30上には、本実施形態において、本数別準備時間テーブル32、年齢別呼び出し時間テーブル34、本数別採血時間テーブル36及び実績テーブル38が構築される。各テーブルの内容については後に図3乃至図6を用いて説明する。プリンタ26は、検査受付処理装置20の制御の下、採血票28を発行する手段として機能し、具体的には紙片上に後述する各情報の印字を行う。
【0025】
本実施形態において、検査受付処理装置20は、採血を行う新規の被採血者ごとに採血待ち時間(本人に採血の順番が回ってくるまでの時間)を予測演算し、その時間情報を当該被採血者に提供するサービス機能を有する。具体的には、検査受付処理装置20は、まず、新規の被採血者(受付対象者)を管理テーブル42上に受付順で登録する際に、その管理テーブル42上において、当該受付対象者よりも受付順位が上位であって、未だいずれの採血台への割り当てがなされていない採血待ち被採血者(グループ)を特定し、同時に、それらの採血待ち被採血者の各人について、採血で使用する採血管の本数及び年齢を特定する。そして、その特定された各情報を利用して、各テーブル32〜38から採血待ち被採血者ごとに、準備時間(採血準備時間)、呼び出し時間、採血時間を求め、更に必要に応じて実績テーブルから補正値を求め、それらの時間情報及び補正値を予測演算式に代入することによって、当該受付対象について予測される採血待ち時間を演算する。その予測演算された採血待ち時間は、上記の通り採血票28上に印字される。この一連のプロセスについては、後に詳述することにする。
【0026】
図2の(B)には、本実施形態において発行される採血票28の具体例が示されている。一方、図2(A)に示される採血表28’は、採血票の従来例である。まず、従来例としての採血票28’について説明すると、その採血票28’には被採血者の氏名70、受付番号72及びそれらの情報をコードとして表したバーコード74が印刷されている。しかしながら、このような採血票28’によると、それを受け取った被採血者は、自己の採血開始時刻あるいはそれまでの待ち時間がどの程度であるか一切予測できず、不安な状態におかれることになる。
【0027】
これに対し、本実施形態の採血票28によれば、図2の(B)に示すように、上述した各情報70、72、74に加えて、採血票28を発行した時刻の情報76及び当該被採血者についての採血待ち時間の情報78が印刷される。すなわち、被採血者は自己が受け取った採血票28に印刷された採血待ち時間の情報78等を見ることによって、採血までどのくらい待てばよいかを認識することができ、また発行した時刻の情報76と採血待ち時間の情報78とを併せ見ることによって、採血時刻(呼び出し時刻)を予測することができる。もちろん、採血待ち時間の情報78に代えて、自己の呼び出しが行われる時刻の情報を印刷するようにしてもよいし、その時刻の情報と共に採血待ち時間の情報78を印刷するようにしてもよい。
【0028】
ちなみに、本実施形態においては、被採血者ごとに採血票28を発行し、その採血票28ごとに採血待ち時間の情報78を印字するようにしたが、もちろん何らかのディスプレイ上にそのような時間情報を表示するようにしてもよい。
【0029】
なお、この採血票28は、各被採血者に対して個別的に受付番号を提示するためのものであり、また、採血に先だって個々の被採血者を照合するためのものである。本実施形態は、その採血票28を採血待ち時間の情報を提供する媒体として活用するものである。
【0030】
図1において、管理ユニット12は、本実施形態において、システム制御部40と、メモリ上に構築される管理テーブル42とを有する。システム制御部40は例えばコンピュータなどからなるものである。このシステム制御部40は、システム内における各装置の動作制御を実行すると共に、本実施形態においては、特に、管理テーブル42の管理を遂行し、また、管理テーブル42の内容に従って、各採血台ユニット16への被採血者の割り当てを遂行している。すなわち、各採血台ユニット16は、次の被採血者への採血に先立って、採血作業者(オペレータ)の指示入力に基づき、管理ユニット12に対して被採血者の割り当て要求を発行する機能を有している。このような割り当て要求が発行されると、その発行の順番に従って、システム制御部40は、管理テーブル42に形成された採血待ち患者リスト上において、採血待ち順位が最も上位の被採血者を順番に割り当てる制御を実行する。ちなみに、そのような被採血者の割り当てに伴って、当該割り当てられた被採血者に関する採血情報等が配給ユニット14へ供給されて配給制御及びラベリング処理で利用され、一方、被採血者の割り当てに係る採血台ユニット16に対しては、採血業務を支援するために、その割り当てられた被採血者についての被採血者情報及び採血情報が送信される。なお、本実施形態では、新規の被採血者の管理テーブル(採血待ち被採血者リスト)42への登録処理は、上記のように、検査受付処理装置20によって直接的になされているが、もちろん、その登録処理をシステム制御部40が行うようにしてもよい。ここで、本実施形態では、システム制御部40は、採血待ち被採血者リストの追加、変更、更新、削除などの管理機能を具備する。
【0031】
配給ユニット14は、本実施形態において、収容庫44、ラベリングユニット46及びハンドリングユニット48によって構成される。収容庫44は、例えば10種類の採血管群を収容したものであり、システム制御部40から出力された採血情報に基づいて、その収容庫44から各被採血者ごとに必要な1又は複数の採血管が自動的に取り出される。その取り出された各採血管はラベリングユニット46に送られ、そこで各採血管に対して当該採血管を管理するためのバーコードラベルが貼付され、そのバーコードラベル貼付後の採血管がハンドリングユニット48によって取り出されて搬送ライン49へ投入される。この場合において、搬送機構18は、各採血管ごとに搬送先を管理する。すなわち、被採血者が割り当てられた採血台ユニット16に対して、当該被採血者の採血で必要な1又は複数の採血管が配送されることになる。ちなみに、採血管の搬送は、各被採血者ごとにまとめてセット単位で行うようにしてもよいし、採血管1本ごとに行うようにしてもよい。また、本実施形態においては、1本の搬送ライン49のみが示されているが、各採血台ユニット16ごとに独立して搬送ラインを設けることもできる。
【0032】
次に、採血台ユニット16について説明する。上述したように、採血台ユニット16は、採血台ごとに設けられる採血支援のための設備である。その採血台ユニット16には、搬送ライン49に接続された排出トレイ50が設けられている。この排出トレイ50は、割り当てられた被採血者の採血に先だって、その採血に必要な1又は複数本の採血管が排出される。ちなみに、収容庫44にあらかじめ収容されていない特殊タイプの採血管に対しては、本実施形態においては、採血作業者によって手作業でバーコードラベルの貼付などの準備作業がなされる。いずれにしても、被採血者の採血に先だって必要な採血管が用意される。
【0033】
ユニット制御部52は、採血台ユニット16が有する各構成の動作制御を行っているものであり、例えばコンピュータなどによって構成される。このユニット制御部52は、システム制御部40への割り当て要求発行機能、及び、システム制御部40から伝送されてくる情報の処理の機能を有する。
【0034】
そのユニット制御部52に接続された表示器56は例えば液晶パネルなどによって構成され、その表示器56上には、割り当てられた被採血者に関して被採血者情報や採血情報などが表示される。そのような情報に従って採血作業者は採血を実施する。入力器54はキーボードなどによって構成されるものであり、もちろん液晶パネル上に設けられたタッチセンサによって、その入力器54を構成してもよい。呼出表示器58は複数桁からなる番号表示器などによって構成され、被採血者を呼び出す際には、その受付番号が複数桁によって表示される。また、呼出用スピーカ60は、呼出に係る被採血者の氏名や受付番号などを音声出力するものである。
【0035】
ラベルリーダー62は、採血台に現れた被採血者が所持する採血票28から、そこに付されているバーコード74の情報を読み取るための装置である。このような読み取りによって被採血者の照合がなされる。プリンタ64は、必要に応じてバーコードラベルなどを印字したり、あるいは必要な情報を印字したりするための装置である。
【0036】
もちろん、図1に示したシステム構成は一例であって、これ以外にも各種の構成を採用し得るが、いずれにしても各被採血者ごとに採血待ち時間あるいは採血時刻といった時間情報を提供することにより、被採血者に対する採血サービスの便宜を図ることができるという利点がある。
【0037】
次に、図3〜図7を用いて、採血待ち時間の予測演算の際に参照される各テーブルの具体的な構成例について説明する。
【0038】
図3には、本数別準備時間テーブル32の具体的な構成例が示されている。この本数別準備時間テーブル32においては、採血管の本数ごとに準備時間(A)が対応づけられており、すなわち、被採血者についての採血管の本数が特定されると、その本数から当該被採血者についての標準の採血準備時間を求めることができる。
【0039】
図4には年齢別呼び出し時間テーブル34の具体的な構成例が示されている。この例では、年齢区分ごとに標準の呼び出し時間(B)が対応づけられている。ちなみに、呼び出し時間は、この実施形態では、採血台において被採血者を呼び出してから本人が現れて採血が実際に開始されるまでの時間として定義されている。その呼び出し時間には、上述したように採血票28を利用した照合すなわち本人確認のための時間なども含まれている。
【0040】
図5には、本数別採血時間テーブル36の具体的な構成例が示されている。この例では、各採血管の本数ごとに標準の採血時間(C)が対応づけられている。
【0041】
よって、このようなテーブル32〜36を参照することにより、採血待ち被採血者について、必要な採血管の本数や年齢が特定されると、その者について採血で必要となる所要時間S(S=A+B+C)を推定することが可能となる。
【0042】
本実施形態では、年齢が考慮されるため、年齢が考慮されない場合、よりその推定精度を向上することができる。更に、採血管の種別、採血量、性別、その他被採血者に関わる情報を考慮するようにしてもよい。
【0043】
なお、採血待ち時間の予測演算式の例については後に詳述するが、その予測演算に当たっては、後述のように、稼働している採血台の台数nも考慮されている。
【0044】
図6には、実績テーブル38の具体的な構成例が示されている。この実績テーブル38は、過去における採血の実績、特に予測誤差を管理するためのテーブルである。具体的に説明すると、過去における各被採血者の受付番号80ごとに、受付時刻82、採血時刻84、実績待ち時間86、推定時間88、及び予測誤差90の各情報が管理されている。ここで、実績待ち時間86は、受付時刻と採血時刻との差であり、その差と予測演算によって求められた推定時間(予測待ち時間)とを比較することによって予測誤差90が算出される。その算出に関わる演算は具体的には検査受付装置20によって実行される。
【0045】
そして、例えば30分などの時間単位ごとに、予測誤差の平均値が求められ、それが補正値α92として、後述する予測演算式の補正パラメータとして利用される。ちなみに、図6においては、発明を説明するために、1日分の各時間帯における補正値αが示されているが、もちろん1週間あるいは1ヶ月を単位として各時間帯ごとに平均値としての補正値αを求めるのが望ましく、かかる構成によれば、より予測演算の精度を高めることができる。
【0046】
図7には、管理テーブル42の内容、すなわち採血待ち被採血者リストの具体的な構成例が示されている。この図7に示す例では、各受付番号100ごとに被採血者情報102及び採血情報104が管理されている。ここで、被採血者情報102はこの例において、患者識別番号(ID)、氏名、年齢などの情報によって構成され、また、採血情報104は、この例において採血管の本数、各採血管の種別などの情報によって構成される。また、割当て済みフラグ106は、各被採血者ごとにいずれかの採血台ユニットへの割り当て済みか否か、換言すれば、採血待ち被採血者であるか否かを特定する情報である。
【0047】
図8には、被採血者ごとの所要時間Sの内訳が例示されている。ここで、所要時間Sは、この例において、採血管の準備その他の準備を行う準備時間Aと、被採血者を呼び出してから採血を実際に開始できるまでの呼び出し時間Bと、採血管によって採血を実施する期間としての採血時間Cと、を加算したものとして定義されている。図8の例では、S1は割り当て要求の発行タイミングを示し、S2は被採血者の呼び出しタイミングを示し、S3は被採血者が現れてその照合も完了し実際に採血を開始するに至ったタイミングを示している。さらに、S4は採血完了のタイミングを示し、これは同時に次の被採血者の割り当て要求の発行タイミングに相当する。なお、実際の採血業務に当たって、採血管の準備の途中で次の被採血者の呼び出しが行われるような場合には、各時間の定義を変更すればよい。いずれにしても採血者ごとの所要時間Sを定義することができる。
【0048】
図1に戻って、検査受付処理装置20は、上述したように、新しい被採血者につき受付処理を行う際に、その新しい被採血者に関してホストコンピュータから入手される情報(被採血者情報、採血情報)を、自らあるいはシステム制御部40への指令をもって、管理テーブル42上に登録し、同時に、当該被採血者よりも採血待ち順位が上位にある採血待ち被採血者(グループ)を特定し、その個々の被採血者について、上述した各テーブル32〜36の参照及び予測演算式の実行をもって所要時間を推定し、更に、採血待ち被採血者についての所要時間を加算することによって所時間の総和を求め、それを実際に並列的に稼働している採血台の台数nで除することにより、当該採血受付を新しく行った被採血者について、採血待ち時間を予測演算する。そして、その予測演算された採血待ち時間を採血票28へ印刷する制御を実行する。また、実績テーブル38への採血待ち時間の格納を行う。
【0049】
以下に、そのような採血待ち時間の予測演算の具体例について詳述することにする。
【0050】
現在受け付けた被採血者(受付対象者)についての受付番号がmである場合に、その受付対象者が採血までおよそ待つべき時間(予測待ち時間)Tmは、以下の(1)式によって演算される。但し、iは受付対象者よりも受付順位が上位である採血待ち被採血者の人数を表す。つまり、現在以後最も早く割り当てられる採血待ち被採血者(先頭被採血者)の受付番号はm−1−iとし、受付対象者の直前順位にある採血待ち被採血者(直前被採血者)の受付番号はm−1とする。
【0051】
【数1】
Tm={Σ(Ak+Bk+Ck)}/n ・・・(1)
(但し、k:m−1−i〜m−1)
ここで、Ak+Bk+Ck:採血待ち被採血者ごとの所要時間
Ak:採血待ち被採血者ごとの採血準備時間
Bk:採血待ち被採血者ごとの呼び出し時間
Ck:採血待ち被採血者ごとの採血時間
n:採血実施中の採血台の台数
上記の採血管準備時間Akは、採血待ち被採血者ごとに管理テーブル42から採血管の本数を特定し、その採血管の本数から本数別準備時間テーブル32を参照して求められる。つまり、採血管の本数を考慮して個別的に決定される。上記の呼び出し時間Bkは、被採血者ごとに一定値としてもよいし、採血待ち被採血者ごとに年齢別呼び出し時間テーブル34を参照して求めてもよい。つまり、年齢帯ごとの平均的な行動性を考慮するようにしてもよい。上記の採血時間Ckは、採血待ち被採血者ごとに管理テーブル42から採血管の本数を特定し、その採血管の本数から本数別採血時間テーブル36を参照して求められる。つまり、採血待ち被採血者ごとに所要時間(Ak+Bk+Ck)(=Sk)が算出され、それらを積算し、その積算値を採血台数nで除することによって、上記の通り、当該受付対象患者についての採血待ち時間Tmが算定される。
【0052】
次に、第1変形例について検討する。上記の(1)式の計算では、受付番号mの被採血者に採血票を発行する場合(現在)において、その者の予測待ち時間Tmの計算に当たっては、受付番号m−1−iの先頭被採血者から受付番号m−1の直前被採血者までが考慮されている。逆に言えば、現在以後、いずれかの採血台において採血が完了し、これにより先頭被採血者がその採血台に割り当てられるまでの時間(タイムラグc)は考慮されていない。また、受付番号mの被採血者に関しても、将来、その者がいずれかの採血台に割り当てられてから、その者が実際に呼び出されるまでの時間(つまり採血準備時間Am)は考慮されていない。よって、上記の(1)式に対してタイムラグc及び受付番号mの被採血者の採血準備時間Amを加えて予測待ち時間Tmを計算するのが望ましい。その場合には以下の(2)式を利用できる。
【0053】
【数2】
Tm={Σ(Ak+Bk+Ck)/n}+Am+c ・・・(2)
(但し、k:m−1−i〜m−1)
上記(2)式において、Amは本人の採血準備時間であり、cは上記タイムラグを一定時間とみなした場合の値である。但し、各採血台における採血進行状況がリアルタイムで認識できるならば、最も採血が進行している採血台を特定し、その採血台の進行度合いから採血終了(つまり次の割り当て要求)までの時間を予測して、その時間をcとするようにしてもよい。
【0054】
次に、第2の変形例について説明する。この第2の変形例は、実績テーブル38に格納された情報を採血待ち時間の予測演算に利用するものである。
【0055】
この場合には、以下の(3)式を利用できる。
【0056】
【数3】
Tm={Σ(Ak+Bk+Ck)/n}+α ・・・(3)
(但し、k:m−1−i〜m−1)
上記(3)式において、αは補正値であり、過去における予測待ち時間(推定待ち時間)と実際の実績待ち時間の差分(予測誤差)から、当該補正値αが求められる。この場合、図6において実績テーブル38の具体例を示したように、各時間帯(例えば30分)ごとに補正値αを用意し、時間帯ごとに補正値αを変えるのが望ましい。その場合に、前日の実績データから求められる時間帯ごとの誤差平均、1週間の実績データから求められる時間帯ごとの誤差平均、あるいは、1ヶ月における実績データから求められる時間帯ごとの誤差平均、などを補正値αとしてもよい。このような手法によれば、時間帯ごとの共通の誤差要因を考慮できる利点がある。
【0057】
もちろん、このような補正値αに、各採血作業者のスキル、その他の諸要因を考慮するようにしてもよいし、また、上記の採血管の本数に加えて、採血管の種別、採血量などを考慮するようにしてもよい。いずれにしても、実際の採血現場における諸々の要素を考慮することによってより予測精度を向上して被採血者にとって親切なシステムを構築できる。上記(2)式にαの項を入れてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被採血者に対して採血待ち時間の目安となる時間情報を提供できるので、被採血者に対するサービスを向上できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る採血業務支援システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 採血票の従来例と本実施形態とを示す図である。
【図3】 本数別準備時間テーブルの具体的な構成例を示す図である。
【図4】 年齢別呼び出し時間テーブルの具体的な構成例を示す図である。
【図5】 本数別採血時間テーブルの具体的な構成例を示す図である。
【図6】 実績テーブルの具体的な構成例を示す図である。
【図7】 管理テーブル上に構築される採血待ち患者リストの具体的な構成例を示す図である。
【図8】 各時間の関係を説明するための図である。
【符号の説明】
10 検査受付ユニット、12 管理ユニット、14 配給ユニット、16 採血台ユニット、18 搬送機構、20 検査受付処理装置、26 プリンタ、28 採血票、32 本数別準備時間テーブル、34 年齢別呼び出し時間テーブル、36 本数別採血時間テーブル、38 実績テーブル、42 管理テーブル。

Claims (5)

  1. 採血作業者による被採血者に対する採血を支援する採血業務支援システムにおいて、
    採血待ち被採血者リストを管理する被採血者管理手段と、
    前記採血待ち被採血者リストに基づいて、各被採血者ごとに採血待ち時間又は採血時刻の少なくとも一方を時間情報として予測演算する時間情報演算手段と、
    前記各被採血者に対して前記時間情報を提供する時間情報提供手段と、
    を含み、更に、
    採血管の本数ごとに標準の採血準備時間を対応付けてなる本数別準備時間テーブルと、
    採血管の本数ごとに標準の採血時間を対応付けてなる本数別採血時間テーブルと、
    被採血者の年齢ごとに被採血者を呼び出してから採血が開始されるまでの標準の呼び出し時間を対応付けてなる年齢別呼び出し時間テーブルと、
    を含み、
    前記被採血者管理手段は、前記採血待ち被採血者リスト上の被採血者ごとに採血作業量を表す採血作業量情報を管理し、
    前記時間情報演算手段は、前記時間情報を予測演算する対象となった被採血者ごとに、当該被採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者を特定し、その前記採血作業量情報に基づいて、前記時間情報を予測演算し、
    前記採血作業量情報は、採血で使用する採血管の本数を表す情報を有し、
    前記時間情報演算手段は、前記時間情報を予測演算する対象となった被採血者ごとの前記時間情報の予測演算に当たって、前記本数別準備時間テーブル、前記本数別採血時間テーブル及び前記年齢別呼び出し時間テーブルを参照し、当該被採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者について、前記採血管の本数に応じた採血準備時間及び採血時間と、呼び出し時間と、を求めることにより当該被採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者についての所要時間の総和を求め、その総和を、並行して採血作業を実施する採血台の台数で割ることによって、前記時間情報を予測演算する、ことを特徴とする採血業務支援システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記時間情報演算手段は、更に、過去の採血実績情報に基づいて前記時間情報を予測演算することを特徴とする採血業務支援システム。
  3. 請求項2記載のシステムにおいて、
    前記過去の採血実績情報は、過去における予測演算された時間情報と、過去における実際の採血待ち時間又は採血時刻と、の差分としての予測誤差情報を含むことを特徴とする採血業務支援システム。
  4. 採血作業者による被採血者に対する採血を支援する採血業務支援システムにおいて、
    採血待ち被採血者リストを管理する被採血者管理手段と、
    前記採血待ち被採血者リストに基づいて、各被採血者ごとに採血待ち時間又は採血時刻の少なくとも一方を時間情報として予測演算する時間情報演算手段と、
    前記被採血者ごとに前記時間情報が記入された採血票を発行する採血票発行手段と、
    を含み、更に、
    採血管の本数ごとに標準の採血準備時間を対応付けてなる本数別準備時間テーブルと、
    採血管の本数ごとに標準の採血時間を対応付けてなる本数別採血時間テーブルと、
    被採血者の年齢ごとに被採血者を呼び出してから採血が開始されるまで標準の呼び出し時間を対応付けてなる年齢別呼び出し時間テーブルと、
    を含み、
    前記時間情報演算手段は、前記本数別準備時間テーブル、前記本数別採血時間テーブル及び前記年齢別呼び出し時間テーブルを参照し、前記時間情報を予測演算する対象となった被採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者について、採血管の本数に対応した採血準備時間及び採血時間と、年齢に対応した呼び出し時間と、を求めることにより当該被 採血者より採血順位が上位の採血待ち被採血者についての所要時間の総和を求め、その総和を、並行して採血作業を実施する採血台の台数で割ることによって、前記時間情報を予測演算することを特徴とする採血業務支援システム。
  5. 請求項4記載のシステムにおいて、
    過去における予測演算された時間情報と、過去における実際の採血待ち時間又は採血時刻と、の差分としての予測誤差情報を蓄積格納した実績テーブルを含み、
    前記時間情報演算手段は、前記実績テーブル上の過去の予測誤差情報を利用して前記予測演算される時間情報の補正を行うことを特徴とする採血業務支援システム。
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