JP4156808B2 - 電子ビーム露光装置、電子ビーム成形部材及びその製造方法 - Google Patents

電子ビーム露光装置、電子ビーム成形部材及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ビーム露光装置、電子ビーム成形部材及びその製造方法に関する。特に本発明は、複数の電子ビームを露光回数の多いパターンの形状に成形するのに好適な電子ビーム成形部材および当該電子ビーム成形部材を備えた電子ビーム露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子ビーム露光装置として、ブロックマスクを有する電子ビーム露光装置がある。当該ブロックマスクは、基材にウェハに露光する頻度の多いパターンに対応する開口部を設けた構成を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子ビーム露光装置に含まれるブロックマスクは、ブロックマスクを構成する基材に複数の開口部を設けるため、複数の開口部の一部が破損等した場合であっても、当該ブロックマスク全体を交換する必要があった。
【0004】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる電子ビーム露光装置、電子ビーム成形部材及びその製造方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、電子ビームの断面形状を所望の形状に成形する成形部材であって、基材と、基材に固定され、電子ビームを成形する成形開口部を有するマスク部材と、基材に設けられ、成形開口部を通過した電子ビームが通過する通過開口部とを備えたことを特徴とする成形部材を提供する。
【0006】
また、マスク部材は、通過開口部に填め込まれることが好ましく、また、基材は、通過開口部に突出するようにマスク部材を系止する系止部を有することが好ましい。
【0007】
通過開口部は、マスク部材が填め込まれる方向に沿って狭まるように形成されてよく、また、マスク部材は、基材に対して着脱可能に設けられてよい。
【0008】
また、マスク部材と基材とが導通するように、マスク部材は基材に固定されることが好ましく、また、基材は、マスク部材を形成する材料より熱伝導率の高い材料により形成されることが好ましい。更に、基材は、複数の通過開口部を有し、マスク部材は、通過開口部毎に設けられてもよい。
【0009】
本発明の第2の形態によると、電子ビームによりウェハにパターンを露光する電子ビーム露光装置であって、電子ビームを発生する電子ビーム発生部と、電子ビームの断面形状を成形する成形部材とを備え、成形部材は、基材と、基材に固定され、電子ビームを成形する成形開口部を有するマスク部材と、基材におけるマスク部材が固定された領域において、成形開口部を通過した電子ビームが通過する通過開口部とを有することを特徴とする電子ビーム露光装置を提供する。
【0010】
また、電子ビーム発生部は、複数の電子ビームを発生し、通過開口部及びマスク部材は、電子ビーム毎に基材に設けられてもよい。
【0011】
本発明の第3形態によると、電子ビームの断面形状を所望の形状に成形する成形部材の製造方法であって、電子ビームを成形する成形開口部を有するマスク部材を形成する工程と、マスク部材において成形された電子ビームを通過させる通過開口部を有する基材を形成する工程と、マスク部材を、基材に固定する工程とを備えたことを特徴とする成形部材の製造方法を提供する。
【0012】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る電子ビーム露光装置100の構成を示す。電子ビーム露光装置100は、電子ビームによりウェハ44に所定の露光処理を施す露光部150と、露光部150に含まれる各構成の動作を制御する制御系140を備える。
【0015】
露光部150は、筐体8内部において複数の電子ビームを発生し、電子ビームの断面形状を所望に成形する電子ビーム成形手段110と、複数の電子ビームをウェハ44に照射するか否かを、それぞれの電子ビームに対して独立に切替える照射切替手段112と、ウェハ44に転写されるパターンの像の向き及びサイズを調整するウェハ用投影系114を含む電子光学系を備える。また、露光部150は、パターンを露光すべきウェハ44を載置するウェハステージ46と、ウェハステージ46を駆動するウェハステージ駆動部48とを含むステージ系を備える。
【0016】
電子ビーム成形手段110は、複数の電子ビームを発生させる複数の電子銃10と、電子ビームを通過させることにより、照射された電子ビームの断面形状を成形する複数の開口部を有する第1成形部材14および第2成形部材22と、複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整する第1多軸電子レンズ16と、第1成形部材14を通過した複数の電子ビームを独立に偏向する第1成形偏向部18および第2成形偏向部20とを有する。
【0017】
照射切替手段112は、複数の電子ビームを独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整する第2多軸電子レンズ24と、複数の電子ビームをそれぞれ独立に偏向させることにより、それぞれの電子ビームをウェハ44に照射するか否かを、それぞれの電子ビームに対して独立に切替えるブランキング電極アレイ26と、電子ビームを通過させる複数の開口部を含み、ブランキング電極アレイ26で偏向された電子ビームを遮蔽する電子ビーム遮蔽部材28とを有する。他の例においてブランキング電極アレイ26は、ブランキング・アパーチャ・アレイ・デバイスであってもよい。
【0018】
ウェハ用投影系114は、複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束し、電子ビームの照射径を縮小する第3多軸電子レンズ34と、複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整する第4多軸電子レンズ36と、複数の電子ビームをウェハ44の所望の位置に、それぞれの電子ビームに対して独立に偏向する偏向部38と、ウェハ44に対する対物レンズとして機能し、複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束する第5多軸電子レンズ52とを有する。
【0019】
制御系140は、統括制御部130及び個別制御部120を備える。個別制御部120は、電子ビーム制御部80と、多軸電子レンズ制御部82と、成形偏向制御部84と、ブランキング電極アレイ制御部86と、偏向制御部92と、ウェハステージ制御部96とを有する。統括制御部130は、例えばワークステーションであって、個別制御部120に含まれる各制御部を統括制御する。電子ビーム制御部80は、電子銃10を制御する。多軸電子レンズ制御部82は、第1多軸電子レンズ16、第2多軸電子レンズ24、第3多軸電子レンズ34、第4多軸電子レンズ36および第5多軸電子レンズ52に供給する電流を制御する。
【0020】
成形偏向制御部84は、第1成形偏向部18および第2成形偏向部20を制御する。ブランキング電極アレイ制御部86は、ブランキング電極アレイ26に含まれる偏向電極に印加する電圧を制御する。偏向制御部92は、偏向部38に含まれる複数の偏向器が有する偏向電極に印加する電圧を制御する。ウェハステージ制御部96は、ウェハステージ駆動部48を制御し、ウェハステージ46を所定の位置に移動させる。
【0021】
本実施形態に係る電子ビーム露光装置100の動作について説明する。まず、複数の電子銃10が、複数の電子ビームを生成する。第1成形部材14は、複数の電子銃10により発生し、第1成形部材14に照射された複数の電子ビームを、第1成形部材14に設けられた複数の開口部を通過させることにより成形する。他の例においては、電子銃10において発生した電子ビームを複数の電子ビームに分割する手段を更に有することにより、複数の電子ビームを生成してもよい。
【0022】
第1多軸電子レンズ16は、矩形に成形された複数の電子ビームを独立に集束し、第2成形部材22に対する電子ビームの焦点を、電子ビーム毎に独立に調整する。第1成形偏向部18は、第1成形部材14において矩形形状に成形された複数の電子ビームを、第2成形部材における所望の位置に照射するように、それぞれ独立に偏向する。
【0023】
第2成形偏向部20は、第1成形偏向部18で偏向された複数の電子ビームを、第2成形部材22に対して略垂直な方向にそれぞれ偏向し、第2成形部材22に照射する。そして矩形形状を有する複数の開口部を含む第2成形部材22は、第2成形部材22に照射された矩形の断面形状を有する複数の電子ビームを、ウェハ44に照射すべき所望の断面形状を有する電子ビームにさらに成形する。
【0024】
第2多軸電子レンズ24は、複数の電子ビームを独立に集束して、ブランキング電極アレイ26に対する電子ビームの焦点を、それぞれ独立に調整する。そして、第2多軸電子レンズ24により焦点がそれぞれ調整された複数の電子ビームは、ブランキング電極アレイ26に含まれる複数のアパーチャを通過する。
【0025】
ブランキング電極アレイ制御部86は、ブランキング電極アレイ26における各アパーチャの近傍に設けられた偏向電極に電圧を印加するか否かを制御する。ブランキング電極アレイ26は、偏向電極に印加される電圧に基づいて、電子ビームをウェハ44に照射させるか否かを切替える。
【0026】
ブランキング電極アレイに26により偏向されない電子ビームは、第3多軸電子レンズ34を通過する。そして第3多軸電子レンズ34は、第3多軸電子レンズ34を通過する電子ビームの電子ビーム径を縮小する。縮小された電子ビームは、電子ビーム遮蔽部材28に含まれる開口部を通過する。また、電子ビーム遮蔽部材28は、ブランキング電極アレイ26により偏向された電子ビームを遮蔽する。電子ビーム遮蔽部材28を通過した電子ビームは、第4多軸電子レンズ36に入射される。そして第4多軸電子レンズ36は、入射された電子ビームをそれぞれ独立に集束し、偏向部38に対する電子ビームの焦点をそれぞれ調整する。第4多軸電子レンズ36により焦点が調整された電子ビームは、偏向部38に入射される。
【0027】
偏向部38に含まれる複数の偏向器は、偏向制御部92からの指示に基づき、偏向部38に入射されたそれぞれの電子ビームを、ウェハ44に対して照射すべき位置にそれぞれ独立に偏向する。第5多軸電子レンズ52は、第5多軸電子レンズ52を通過するそれぞれの電子ビームのウェハ44に対する焦点を調整する。そしてウェハ44に照射すべき断面形状を有するそれぞれの電子ビームは、ウェハ44に対して照射すべき所望の位置に照射される。
【0028】
露光処理中、ウェハステージ駆動部48は、ウェハステージ制御部96からの指示に基づき、一定方向にウェハステージを移動させるのが好ましい。そして、ウェハ44の移動に合わせて、電子ビームの断面形状をウェハ44に照射すべき形状に成形し、ウェハ44に照射すべき電子ビームを通過させるアパーチャを定め、さらに偏向部38によりそれぞれの電子ビームをウェハ44に対して照射すべき位置に偏向させることにより、ウェハ44に所望の回路パターンを露光することができる。
【0029】
図2は、本発明の一実施形態に係る成形部材である第2成形部材22を示す。図2(a)は、第2成形部材22の上面図を示す。第2成形部材22は、照射された電子ビームを所望の形状に成形する成形開口部204を有する複数のマスク部材202と、マスク部材202が固定されるトレイ部材200とを備える。
【0030】
図2(b)は、図2(a)における第2成形部材22のAA’断面図を示す。トレイ部材200は、基材206と、基材206に設けられ、成形開口部204を通過した電子ビームが通過する複数の通過開口部208とを有する。マスク部材202は、トレイ部材200に設けられた通過開口部208に填め込まれるように設けられるのが好ましい。また、通過開口部208は、マスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に沿って狭まるように形成されることが好ましい。このとき、通過開口部208が、マスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に対して、マスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に沿って狭まる角度と、マスク部材202の側面のマスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に対する角度とは、実質的に等しいことが好ましい。さらにトレイ部材200は、通過開口部208に突出するように設けられマスク部材202を系止する系止部210を更に有することが好ましい。また、マスク部材202は、トレイ部材200と略同一平面を形成するように填め込まれてもよく、また、マスク部材202が、トレイ部材200から突出するように、あるいはトレイ部材200がマスク部材202から突出するように填め込まれてもよい。
【0031】
通過開口部208は、マスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に沿って狭まるように形成することにより、トレイ部材200におけるマスク部材202が設けられるべき位置に対して、マスク部材202を精度よく固定することができる。また、通過開口部208内におけるマスク部材202のずれを大幅に低減させることができる。さらに、トレイ部材200は、系止部210を有することにより、通過開口部208が、マスク部材202が通過開口部208に填め込まれる方向に沿って狭まるように形成されない場合であっても容易にマスク部材202を系止することができる。
【0032】
マスク部材202は、トレイ部材200に対して着脱可能に設けられるのが好ましい。このときマスク部材202及びトレイ部材200は、マスク部材202とトレイ部材200とが接する部位の少なくとも一部において導電性膜を有し、マスク部材202はトレイ部材200に対して、マスク部材202とトレイ部材200とが導通するように設けられるのが更に好ましい。本実施例においてマスク部材202及びトレイ部材200は表面に、例えば白金などの導電性膜を有し、マスク部材202とトレイ部材200とを例えばダイボンディング等を用いて接合することにより、マスク部材202とトレイ部材200とが導通するように、マスク部材202をトレイ部材200に対して固定する。さらにトレイ部材200は接地されるのが望ましい。他の例においてマスク部材202は、トレイ部材200に対してネジ等により固定されてもよい。
【0033】
マスク部材202は、トレイ部材200に着脱可能に設けられることにより、トレイ部材200に設けられたマスク部材202を交換することができる。また、マスク部材202とトレイ部材200とが導通するように、マスク部材202をトレイ部材200に対して固定することにより、マスク部材202において遮蔽された電子ビームを効率よく逃がすことができる。
【0034】
また、トレイ部材200を、所定の大きさを有するウェハを用いて形成し、また、マスク部材202を当該所定の大きさより小さい大きさを有するウェハを用いて形成した場合であっても、電子ビームを所望の形状に成形する成形部材を形成することができる。例えば、トレイ部材200は、直径が300ミリメートルのシリコンウェハを用いて形成されてよく、また、マスク部材202は、直径が200ミリメートルのシリコンウェハを用いて形成されてよい。このとき、当該シリコンウェハに形成されたマスク部材202の良品及び不良品を選択してトレイ部材200に填め込むことができるため、マスク部材202に設けられる開口部の形状が微細な場合であっても、成形部材の歩留まりを大幅に向上させることができる。さらに、マスク部材202を成形部材の大きさより小さいウェハを用いて形成することができるため、成形部材の大きさが、例えば300ミリメートル以上の大口径になった場合であっても、マスク部材202を既存の製造装置を用いて形成することができ、成形部材の製造コストを大幅に低減させることができる。
【0035】
図2(c)に示すようにマスク部材202は、基材206の表面に固定されてもよい。このときマスク部材202は、基材206において、電子ビームが照射される方向に対して略垂直な面に設けられるのが望ましい。また、マスク部材202は、例えばネジやダイボンディング等により、基材206に対して着脱可能に設けられるのが好ましい。
【0036】
図3は、第2成形部材22におけるマスク部材202の上面図の一例を示す。図3(a)に示すように、マスク部材202は、図1において説明した矩形形状を有する成形開口部204である矩形成形開口部204a、および成形開口部204aと異なる形状を有するブロック成形開口部が設けられる領域である複数のブロック成形開口部領域212を有する。ブロック成形開口部領域212の大きさは、第1成形部材14において成形される電子ビームの最大の大きさと実質的に同じ、又は当該最大の大きさより小さいことが好ましい。また、ブロック成形開口部領域212の形状は、第1成形部材14において成形された電子ビームの断面形状と同じ形状、又は相似形であることが好ましい。
【0037】
図3(b)〜(e)は、ブロック成形開口部領域212に設けられる成形開口部であるブロック成形開口部204bの一例を示す。図3(b)および図3(c)に示すように、ブロック成形開口部204bは、例えばウェハに設けられるトランジスタと配線とを電気的に接続するためのコンタクトホールや、配線同士を電気的に接続するためのスルーホールなどの、一定の間隔や一定の周期で設けられた穴形状を露光するための開口部であるのが好ましい。また、図3(d)および図3(e)に示すように、ブロック成形開口部204bは、例えばトランジスタのゲート電極や配線などの一定の間隔や一定の周期で設けられたライン・アンド・スペースのパターンを露光するための開口部であってもよい。そして、第1成形部材14において成形されたそれぞれの電子ビームが、対応するそれぞれのマスク部材202が有するブロック成形開口部領域212の全面に照射されることにより、当該電子ビームが照射されたブロック成形開口部領域212に含まれる複数のブロック成形開口部204bを通過したそれぞれの電子ビームが形成するパターンを一括してウェハ44の所望の領域に照射することができる。
【0038】
図4は、本発明の一実施形態に係る成形部材の製造方法の途中工程であるマスク部材202を形成する工程を示す。まず、シリコン層302、シリコン層302上に設けられた酸化シリコン層304、及び酸化シリコン層304上に設けられたシリコン層306を有する基板300を用意する。本実施例において基板300は、SOI(Silicon On Insulator)ウェハである。そしてシリコン層306上に酸化シリコン層308を、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition : 化学気層成長)法により堆積させる。次いで、酸化シリコン層308及びシリコン層302に窒化シリコン層310を、例えばCVD法により堆積させる。
【0039】
図4(b)は、窒化シリコン層310a及びシリコン層302に開口部を形成する工程を示す。まず、窒化シリコン層310aにフォトレジスト塗布し、露光及び現像処理を行うことにより窒化シリコン層310aに所定のパターンを有するレジストマスクを形成する。当該所定のパターンは、成形開口部204が設けられる領域に開口部を形成するパターンであることが好ましい。また、当該所定のパターンは、後述する基板300を切削する工程において、基板300を切削する領域に開口部を形成するパターンを更に有することが好ましい。次いで、形成されたレジストマスクをマスクとして、窒化シリコン層310aを例えばドライエッチングによりエッチングする。そして、当該レジストマスクを除去した後、エッチングされた窒化シリコン層310aをマスクとして、シリコン層302をエッチングすることにより、シリコン層302における基板300に成形開口部が設けられる領域に開口部を形成し、また、シリコン層302に基板300を切削するための開口部である切削開口部314を形成する。このときシリコン層302は、例えば水酸化カリウム水溶液(KOH)を用いて、異方的にウエットエッチングされるのが好ましい。また、シリコン層302が異方性エッチングされた面が、シリコン層302と酸化シリコン層304とが接する面に対する角度は、図2を参照してトレイ部材200に設けられた通過開口部208の側面の角度と実質的に等しくなるように、シリコン層302エッチングするのが好ましい。次いで窒化シリコン層310を除去する。
【0040】
図4(c)は、成形開口部204を形成する工程を示す。まず、酸化シリコン層308にレジストを塗布し、露光及び現像処理を行うことによりレジストマスク312を形成する。次いでレジストマスク312をマスクとして酸化シリコン層308を、例えばドライエッチングによりエッチングする。そしてシリコン層306を、例えばドライエッチングによりエッチングすることにより成形開口部204を形成する。このとき、酸化シリコン層308をエッチングした後、レジストマスク312を除去し、エッチングされた酸化シリコン層308をマスクとしてシリコン層306をエッチングしてもよい。
【0041】
続いて、図4(d)に示すように、レジストマスク312、酸化シリコン層308及び露出している酸化シリコン層304を除去する。そして、基板300に設けられた切削開口部314において基板300を切削することにより、マスク部材202の基体となる複数の部材を得る。そして当該部材に、例えばスパッタリング法を用いて、例えば白金などの酸化されにくい金属材料を堆積させ、金属保護膜314を形成することにより、マスク部材202を得る。当該金属材料は、非磁性で且つ高融点の貴金属であることが好ましい。また、金属保護膜316は、当該部材の表面において少なくとも電子ビームが照射される部位、又は電子ビームが通過する面に形成されるのが好ましく、また、当該部材の全面に形成されるのが更に好ましい。
【0042】
図5は、トレイ部材200を形成する工程の一例を示す。まず、シリコン層402、シリコン層402上に設けられた酸化シリコン層404、及び酸化シリコン層404上に設けられたシリコン層406を有する基板400を用意する。本実施例において基板400は、SOIウェハである。そして図5(a)に示すように、シリコン層402上に酸化シリコン層408を例えばCVD法により堆積させる。次いでシリコン層406及び酸化シリコン層408上に窒化シリコン層410を、例えばCVD法により堆積させる。
【0043】
図5(b)、図5(c)及び図5(d)は、シリコン層402及びシリコン層406に開口部を形成することにより、通過開口部208を形成する工程を示す。まず、窒化シリコン層410bにフォトレジストを塗布し、露光及び現像処理を行うことによりレジストマスクを形成する。次いで当該レジストマスクをマスクとして窒化シリコン層410bを、例えばドライエッチングによりエッチングする。そして、当該レジストマスクを除去した後、エッチングされた窒化シリコン層410bをマスクとしてシリコン層406をエッチングすることにより開口部420を形成する。このときシリコン層406は、例えば水酸化カリウム水溶液(KOH)を用いて、異方的にウエットエッチングされるのが好ましい。また、シリコン層406が異方性エッチングされた面の、シリコン層406と酸化シリコン層404とが接する面に対する角度は、図4(b)に示すシリコン層302に開口部を形成する工程において形成された切削開口部314の、シリコン層302と酸化シリコン層304とが接する面に対する角度と実質的に等しいことが好ましい。
【0044】
図5(c)に示すように窒化シリコン層410を除去する。そして、酸化シリコン層408にフォトレジストを塗布し、露光及び現像処理を行うことによりレジストマスク412を形成する。次いでレジストマスク412をマスクとして酸化シリコン層408を、例えばドライエッチングによりエッチングする。そして、シリコン層402を、例えばドライエッチングによりエッチングすることにより開口部422を形成する。このとき、酸化シリコン層408をエッチングした後、レジストマスク412を除去し、エッチングされた酸化シリコン層408をマスクとしてシリコン層402をエッチングしてもよい。また、開口部422の開口径は、開口部420の開口径より小さいことが好ましい。続いて図5(d)に示すように、レジストマスク412、酸化シリコン層408、及び露出した酸化シリコン層404を除去することにより、通過開口部208及び系止部210を形成する。そして、図5(e)に示すように、例えばスパッタリング法を用いて、例えば白金などの酸化されにくい金属材料を堆積させ、金属保護膜416を形成することにより、トレイ部材200を得る。
【0045】
図6は、トレイ部材200を形成する工程の他の例を示す。図5(a)〜(d)を同様の工程により、シリコン層502、シリコン層502上に設けられた酸化シリコン層504、及び酸化シリコン層504上に設けられたシリコン層506を有する基板500を加工する。このとき図5(b)に示す窒化シリコン層410bをエッチングする工程において、窒化シリコン層410bに形成されたレジストマスクが有するパターンと、略反転したパターンを有するレジストマスクを用いてシリコン層上に形成された窒化シリコン層(図示せず)をエッチングし、さらにエッチングされた当該窒化シリコン層をマスクとしてシリコン層506をエッチングするのが好ましい。
【0046】
続いて、図6(b)に示すように、図6(a)において加工されたシリコン基板500に、後述する電鋳により導電性膜を形成する工程において、電鋳の下地膜となる電鋳下地膜508を形成する。電鋳下地膜508は、例えば銅などの導電性を有する材料を用いて、例えばスパッタリング法などを用いて堆積するのが好ましい。そして、電鋳下地膜508を電極として、例えばニッケルなどの導電性膜510を電鋳により形成する。また、導電性膜510を十分な厚さに形成した後、導電性膜510の表面を平坦化する工程を更に備えることが好ましい。そして、加工されたシリコン基板500及び電鋳下地膜508を除去し、トレイ部材200を形成するための型となる形状を有する導電性膜510を得る。
【0047】
続いて、図6(c)に示すように、導電性膜510上に、例えば銅などの電鋳下地膜512を形成する。そして、電鋳下地膜512を電極として、例えば白金などの酸化されにくい導電性膜514を電鋳により形成する。さらに、形成された導電性膜514の表面を平坦化するのが好ましい。そして、導電性膜510及び電鋳下地膜512を除去し、さらに、図6(d)に示すように、通過開口部208及び系止部210を形成することにより、トレイ部材200を得る。
【0048】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0049】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように本発明によれば、複数の電子ビームを露光回数の多いパターンの形状に成形するのに好適な電子ビーム成形部材および当該電子ビーム成形部材を備えた電子ビーム露光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子ビーム露光装置100の構成を示す。
【図2】本発明の一実施形態に係る成形部材である第2成形部材22を示す。
【図3】第2成形部材22におけるマスク部材202の上面図の一例を示す。
【図4】本発明の一実施形態に係る成形部材の製造方法の途中工程であるマスク部材202を形成する工程を示す。
【図5】トレイ部材200を形成する工程の一例を示す。
【図6】トレイ部材200を形成する工程の他の例を示す。
【符号の説明】
8・・筐体、10・・電子銃、14・・第1成形部材、16・・第1多軸電子レンズ、18・・第1成形偏向部、20・・第2成形偏向部、22・・第2成形部材、24・・第2多軸電子レンズ、26・・ブランキング電極アレイ、28・・電子ビーム遮蔽部材、34・・第3多軸電子レンズ、36・・第4多軸電子レンズ、38・・偏向部、44・・ウェハ、46・・ウェハステージ、48・・ウェハステージ駆動部、52・・第5多軸電子レンズ、80・・電子ビーム制御部、82・・多軸電子レンズ制御部、84・・成形偏向制御部、86・・ブランキング電極アレイ制御部、92・・偏向制御部、96・・ウェハステージ制御部、100・・電子ビーム露光装置、110・・電子ビーム成形手段、112・・照射切替手段、114・・ウェハ用投影系、120・・個別制御系、130・・統括制御部、140・・制御系、150・・露光部、200・・トレイ部材、202・・マスク部材、204・・成形開口部、204a・・矩形成形開口部、204b・・ブロック成形開口部、206・・基材、208・・通過開口部、210・・系止部、212・・ブロック成形開口部領域、300・・基板、302・・シリコン層、304・・酸化シリコン層、306・・シリコン層、308・・酸化シリコン層、310・・窒化シリコン層、312・・レジストマスク、314・・切削開口部、316・・金属保護膜、400・・基板、402・・シリコン層、404・・酸化シリコン層、406・・シリコン層、408・・酸化シリコン層、410・・窒化シリコン層、412・・レジストマスク、416・・金属保護膜、420・・開口部、422・・開口部、500・・基板、502・・シリコン層、504・・酸化シリコン層、506・・シリコン層、508・・電鋳下地膜、510・・導電性膜、512・・電鋳下地膜、514・・導電性膜

Claims (5)

  1. 電子ビームによりウェハにパターンを露光する電子ビーム露光装置であって、
    前記電子ビームを発生する電子ビーム発生部と、
    前記電子ビームの断面形状を成形する成形部材と
    を備え、
    前記成形部材は、
    基材と、
    前記基材に固定され、前記電子ビームを成形する成形開口部を有するマスク部材と、
    前記基材における前記マスク部材が固定された領域において、前記成形開口部を通過した前記電子ビームが通過する通過開口部と
    を有し、
    前記電子ビーム発生部は、複数の前記電子ビームを発生し、
    前記通過開口部及び前記マスク部材は、前記電子ビーム毎に前記基材に設けられ
    前記マスク部材は、前記通過開口部に填め込まれ
    前記通過開口部は、前記マスク部材が填め込まれる方向に沿って狭まるように形成された電子ビーム露光装置
  2. 前記基材は、前記通過開口部に突出するように設けられ前記マスク部材を系止する系止部を有する請求項1記載の電子ビーム露光装置。
  3. 前記マスク部材は、前記基材に対して着脱可能に設けられた請求項1または請求項2記載の電子ビーム露光装置。
  4. 前記マスク部材と前記基材とが導通するように、前記マスク部材は前記基材に固定された請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子ビーム露光装置。
  5. 前記基材は、前記マスク部材を形成する材料より熱伝導率の高い材料により形成された請求項1乃至請求項4のいずれか記載の電子ビーム露光装置。
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