JP2002237441A - スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置 - Google Patents

スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置

Info

Publication number
JP2002237441A
JP2002237441A JP2001032988A JP2001032988A JP2002237441A JP 2002237441 A JP2002237441 A JP 2002237441A JP 2001032988 A JP2001032988 A JP 2001032988A JP 2001032988 A JP2001032988 A JP 2001032988A JP 2002237441 A JP2002237441 A JP 2002237441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
substrate
groove
electron beam
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001032988A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunobu Muto
治信 武藤
Hiroshi Yano
弘 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2001032988A priority Critical patent/JP2002237441A/ja
Priority to PCT/JP2002/001068 priority patent/WO2002063662A1/ja
Publication of JP2002237441A publication Critical patent/JP2002237441A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/09Diaphragms; Shields associated with electron or ion-optical arrangements; Compensation of disturbing fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/04Means for controlling the discharge
    • H01J2237/045Diaphragms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography
    • H01J2237/31774Multi-beam

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ビームを精度よく矩形に成形するスリッ
ト、電子ビーム露光装置、及びスリットの製造方法を提
供する。 【解決手段】 電子ビームを所望の形状に成形するスリ
ットを製造するスリット製造方法であって、基板の表面
に溝部を形成する溝部形成段階と、基板の裏面から、溝
部の底面に、溝部の底面の大きさより小さい貫通孔を、
異方性ウェットエッチングにより形成する貫通孔形成段
階とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子ビームを所望の
形状に成形するスリットの製造方法に関する。特に本発
明は、スリット開口部を精度よく成形することのできる
スリット製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ビームを所望の形状に成形す
るスリットは、精密機械加工技術を用いて、機械的に製
造されていた。例えば、板状の部材を機械的に製造し、
製造した複数の板状の部材を組み合わせることによりス
リットを形成していた。例えば、平行に設けられた2枚
の板状の部材と、当該2枚の板状の部材に対して垂直に
設けられた2枚の板状の部材とにより、スリットを形成
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体デバイス
などの電子デバイスの微細化に伴い、例えば電子ビーム
露光装置においては、電子ビームを微小な矩形形状に成
形する必要がある。しかしながら、精密機械加工技術で
は、機械的に製造した部材によりスリットを形成するた
め、スリットの開口部の形状を精度よく作成するのが困
難であり、電子ビームを微小な矩形形状に精度よく成形
することが困難であった。例えば、スリット開口部にお
いて、直角形状等を精度よく作成することが困難であっ
た。また、近年、複数の電子ビームを用いて露光処理を
行う電子ビーム露光装置の開発が進んでいる。しかしな
がら、従来の精密機械加工技術を用いて作成されたスリ
ットでは、複数の電子ビームを精度よく矩形形状に成形
する複数の開口部を、細かいピッチで、かつ所望の位置
に設けることが非常に困難であり、複数の電子ビームを
用いる電子ビーム露光装置を実用化する上で、非常に大
きな障害となっている。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるスリット製造方法、スリット、及び電子ビー
ム露光装置を提供することを目的とする。この目的は、
特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わ
せにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利
な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、電子ビームを所望
の形状に成形するスリットを製造するスリット製造方法
であって、基板の表面に溝部を形成する溝部形成段階
と、基板の裏面から、溝部の底面に、溝部の底面の大き
さより小さい貫通孔を、異方性ウェットエッチングによ
り形成する貫通孔形成段階とを備えることを特徴とする
スリット製造方法を提供する。
【0006】本発明の第1の形態において、溝部形成段
階は、基板の表面に複数の溝部を形成し、貫通孔形成段
階は、基板の裏面から、複数の溝部のそれぞれの底面
に、複数の溝部の底面の大きさより小さい複数の貫通孔
を、異方性ウェットエッチングにより形成してよい。ま
た、半導体基板の表面に、導電性膜を堆積させ、導電性
膜に、導電性膜の表面から、溝部と略同位置に開口部を
有する貫通孔を形成する導電膜形成段階を更に備えてよ
い。また、溝部に、溝部の大きさと略同一の大きさの断
面を有するマスク部材を挿入する段階と、導電性膜を堆
積する段階と、マスク部材を除去する段階とを更に備え
てよい。また、マスク部材は、導電性膜に形成するべき
貫通孔と略同一の形状を有する棒状部材であってよい。
また、マスク部材は、ファイバ材料であってよい。ま
た、貫通孔形成段階は、基板に略四角錐形状を有する貫
通孔を形成してよい。また、貫通孔の表面、及び基板の
裏面に白金膜等の導電性膜を形成するコート段階を更に
備えてよい。
【0007】本発明の第2の形態においては、電子ビー
ムを所望の形状に成形するスリットであって、基板と、
基板の表面に形成された溝部と、基板の裏面から溝部の
底面に達し、溝部の底面における開口部の大きさが、溝
部の底面の大きさより小さい貫通孔とを備えることを特
徴とするスリットを提供する。
【0008】本発明の第2の形態において、スリット
は、基板の表面に形成された複数の溝部と、基板の裏面
から複数の溝部の底面にそれぞれ達し、複数の溝部の底
面におけるそれぞれの開口部の大きさが、溝部の底面の
大きさより小さい複数の貫通孔とを備えてよい。また、
基板の表面に形成された導電性膜を更に備え、導電性膜
は、導電性膜の表面から溝部に達する貫通孔を有し、貫
通孔は、溝部の大きさと略同一の断面を有してよい。ま
た、貫通孔は、四角錐形状を有してよい。また、貫通孔
の表面、及び基板の裏面に形成された白金膜等の導電性
膜を更に備えてよい。
【0009】本発明の第3の形態においては、電子ビー
ムによりウェハを露光する電子ビーム露光装置であっ
て、電子ビームを生成する電子銃と、電子ビームを所望
の形状に成形するスリットと、電子ビームをウェハの所
望の位置に偏向させる偏向器と、ウェハを載置するステ
ージとを備え、スリットは、基板と、基板の表面に形成
された溝部と、基板の裏面から溝部の底面に達し、溝部
の底面における開口部の大きさが、溝部の底面の大きさ
より小さい貫通孔とを有することを特徴とする電子ビー
ム露光装置を提供する。
【0010】本発明の第3の形態において、電子銃は、
複数の電子ビームを生成し、スリットは、複数の電子ビ
ームのそれぞれを所望の形状に成形し、スリットは、基
板の表面に形成された複数の溝部と、基板の表面から複
数の溝部のそれぞれの底面に達し、溝部の底面における
それぞれの開口部の大きさが、溝部の底面の大きさより
小さい複数の貫通孔とを有してよい。
【0011】尚、上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又、発明となりうる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る電子ビ
ーム露光装置100の構成を示す。電子ビーム露光装置
100は、電子ビームによりウェハ44に所定の露光処
理を施す露光部150と、露光部150に含まれる各構
成の動作を制御する制御系140を備える。
【0014】露光部150は、筐体8内部で、複数の電
子ビームを発生し、電子ビームの断面形状を所望に成形
する電子ビーム成形手段110と、複数の電子ビームを
ウェハ44に照射するか否かを、電子ビーム毎に独立に
切替える照射切替手段112と、ウェハ44に転写され
るパターンの像の向き及びサイズを調整するウェハ用投
影系114を含む電子光学系を備える。また、露光部1
50は、パターンを露光すべきウェハ44を載置するウ
ェハステージ46と、ウェハステージ46を駆動するウ
ェハステージ駆動部48とを含むステージ系を備える。
【0015】電子ビーム成形手段110は、複数の電子
ビームを発生させる電子銃10と、電子ビームを通過さ
せることにより、電子ビームの断面形状を所望の形状に
成形する複数の貫通部を有する部材である第1成形部材
14及び第2成形部材22と、複数の電子ビームを独立
に収束し、電子ビームの焦点を調整する第1多軸電子レ
ンズ16と、第1成形部材14を通過した複数の電子ビ
ームを独立に偏向する第1成形偏向部18及び第2成形
偏向部20とを有する。
【0016】第1成形部材14及び第2成形部材22
は、基板と、基板の表面に形成された複数の溝部と、基
板の当該表面の裏面から当該溝部の底面に達し、当該溝
部の底面における開口部の大きさが、当該溝部の底面の
大きさより小さい複数の貫通孔とを備えるスリットであ
る。電子銃10が発生する複数の電子ビームは、それぞ
れ当該複数の貫通孔を通過する。
【0017】第1成形部材14及び第2成形部材22
は、電子ビームが照射される面に、接地された白金等の
金属膜を有してもよい。第1成形部材14及び第2成形
部材22を形成する材料及び/又は当該金属膜は、高融
点且つ非磁性の金属材料であることが好ましい。また、
当該金属膜は、酸化しにくい金属材料であることが好ま
しい。第1成形部材14及び第2成形部材22に含まれ
る複数の貫通孔の断面形状は、電子ビームを効率よく通
過させるために、電子ビームの照射方向に沿って広がり
を有してもよい。
【0018】照射切替手段112は、複数の電子ビーム
を独立に収束し、電子ビームの焦点を調整する第2多軸
電子レンズ24と、複数の電子ビームを、電子ビーム毎
に独立に偏向させることにより、電子ビームをウェハ4
4に照射するか否かを、電子ビーム毎に独立に切替える
ブランキング電極アレイ26と、電子ビームを通過させ
る複数の開口部を含み、ブランキング電極アレイ26で
偏向された電子ビームを遮蔽する電子ビーム遮蔽部材2
8とを有する。電子ビーム遮蔽部材28に含まれる複数
の開口部の断面形状は、電子ビームを効率良く通過させ
るために、電子ビームの照射方向に沿って広がりを有し
てもよい。他の例においてブランキング電極アレイ26
は、ブランキング・アパーチャ・アレイ・デバイスであ
ってもよい。
【0019】ウェハ用投影系114は、複数の電子ビー
ムをそれぞれ独立に集束し、電子ビームの照射径を縮小
する第3多軸電子レンズ34と、複数の電子ビームをそ
れぞれ独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整す
る第4多軸電子レンズ36と、複数の電子ビームをウェ
ハ44の所望の位置に、それぞれの電子ビームに対して
独立に偏向する偏向部38と、ウェハ44に対する対物
レンズとして機能し、複数の電子ビームをそれぞれ独立
に集束する第5多軸電子レンズ52とを有する。
【0020】制御系140は、統括制御部130及び個
別制御部120を備える。個別制御部120は、電子ビ
ーム制御部80と、多軸電子レンズ制御部82と、成形
偏向制御部84と、ブランキング電極アレイ制御部86
と、偏向制御部92と、ウェハステージ制御部96とを
有する。統括制御部130は、例えばワークステーショ
ンであって、個別制御部120に含まれる各制御部を統
括制御する。電子ビーム制御部80は、電子銃10を制
御する。多軸電子レンズ制御部82は、第1多軸電子レ
ンズ16、第2多軸電子レンズ24、第3多軸電子レン
ズ34、第4多軸電子レンズ36および第5多軸電子レ
ンズ52に供給する電流を制御する。
【0021】成形偏向制御部84は、第1成形偏向部1
8および第2成形偏向部20を制御する。ブランキング
電極アレイ制御部86は、ブランキング電極アレイ26
に含まれる偏向電極に印加する電圧を制御する。偏向制
御部92は、偏向部38に含まれる複数の偏向器が有す
る偏向電極に印加する電圧を制御する。ウェハステージ
制御部96は、ウェハステージ駆動部48を制御し、ウ
ェハステージ46を所定の位置に移動させる。
【0022】本実施形態に係る電子ビーム露光装置10
0の動作について説明する。まず、複数の電子銃10
が、複数の電子ビームを生成する。第1成形部材14
は、複数の電子銃10により発生し、第1成形部材14
に照射された複数の電子ビームを、第1成形部材14に
設けられた複数の開口部を通過させることにより成形す
る。第1成形部材14を通過した電子ビームは、第1成
形部材14に含まれる貫通部の形状に対応する矩形の断
面形状をそれぞれ有する。他の例においては、電子銃1
0において発生した電子ビームを複数の電子ビームに分
割する手段を更に有することにより、複数の電子ビーム
を生成してもよい。
【0023】第1多軸電子レンズ16は、矩形に成形さ
れた複数の電子ビームを独立に収束し、第2成形部材2
2に対する電子ビームの焦点調整を、電子ビーム毎に独
立に行う。第1成形偏向部18は、矩形に成形された複
数の電子ビームを、電子ビーム毎に独立して、第2成形
部材に対して所望の位置に偏向する。第2成形偏向部2
0は、第1成形偏向部18で偏向された複数の電子ビー
ムを、電子ビーム毎に独立に第2成形部材22に対して
略垂直方向に偏向する。その結果、電子ビームが、第2
成形部材22の所望の位置に、第2成形部材22に対し
て略垂直に照射されるように調整する。矩形形状を有す
る複数の貫通部を含む第2成形部材22は、各貫通部に
照射された矩形の断面形状を有する複数の電子ビーム
を、ウェハ44に照射されるべき所望の矩形の断面形状
を有する電子ビームにさらに成形する。
【0024】第2多軸電子レンズ24は、複数の電子ビ
ームを独立に収束して、ブランキング電極アレイ26に
対する電子ビームの焦点調整を、電子ビーム毎に独立に
行う。第2多軸電子レンズ24より焦点調整された電子
ビームは、ブランキング電極アレイ26に含まれる複数
のアパーチャを通過する。
【0025】ブランキング電極アレイ制御部86は、ブ
ランキング電極アレイ26に形成された、各アパーチャ
の近傍に設けられた偏向電極に電圧を印加するか否かを
制御する。ブランキング電極アレイ26は、偏向電極に
印加される電圧に基づいて、電子ビームをウェハ44に
照射させるか否かを切替える。電圧が印加されたとき
は、アパーチャを通過した電子ビームは偏向され、電子
ビーム遮蔽部材28に含まれる開口部を通過できず、ウ
ェハ44に照射されない。電圧が印加されないときに
は、アパーチャを通過した電子ビームは偏向されず、電
子ビーム遮蔽部材28に含まれる開口部を通過すること
ができ、電子ビームはウェハ44に照射される。
【0026】ブランキング電極アレイに26により偏向
されない電子ビームは、第3多軸電子レンズ34を通過
する。そして第3多軸電子レンズ34は、第3多軸電子
レンズ34を通過する電子ビームの電子ビーム径を縮小
する。縮小された電子ビームは、電子ビーム遮蔽部材2
8に含まれる開口部を通過する。また、電子ビーム遮蔽
部材28は、ブランキング電極アレイ26により偏向さ
れた電子ビームを遮蔽する。電子ビーム遮蔽部材28を
通過した電子ビームは、第4多軸電子レンズ36に入射
される。そして第4多軸電子レンズ36は、入射された
電子ビームをそれぞれ独立に集束し、偏向部38に対す
る電子ビームの焦点をそれぞれ調整する。第4多軸電子
レンズ36により焦点が調整された電子ビームは、偏向
部38に入射される。
【0027】偏向部38に含まれる複数の偏向器は、偏
向制御部92からの指示に基づき、偏向部38に入射さ
れたそれぞれの電子ビームを、ウェハ44に対して照射
すべき位置にそれぞれ独立に偏向する。第5多軸電子レ
ンズ52は、第5多軸電子レンズ52を通過するそれぞ
れの電子ビームのウェハ44に対する焦点を調整する。
そしてウェハ44に照射すべき断面形状を有するそれぞ
れの電子ビームは、ウェハ44に対して照射すべき所望
の位置に照射される。
【0028】露光処理中、ウェハステージ駆動部48
は、ウェハステージ制御部96からの指示に基づき、一
定方向にウェハステージ46を移動させるのが好まし
い。そして、ウェハ44の移動に合わせて、電子ビーム
の断面形状をウェハ44に照射すべき形状に成形し、ウ
ェハ44に照射すべき電子ビームを通過させるアパーチ
ャを定め、さらに偏向部38によりそれぞれの電子ビー
ムをウェハ44に対して照射すべき位置に偏向させるこ
とにより、ウェハ44に所望の回路パターンを露光する
ことができる。
【0029】図2は、第1成形部材14及び第2成形部
材22として用いられるスリット200の構造の一例を
示す。スリット200は、基板208と、基板208の
表面に形成された複数の溝部202と、基板208に形
成された複数の第1貫通孔204と、導電性膜210
と、コート層216とを備える。図2(a)は、基板2
08に形成された溝部202及び第1貫通孔204の断
面図である。第1貫通孔204は、基板208の裏面か
ら溝部202の底面に達する。また、第1貫通孔204
の、溝部202における開口部206の大きさは、溝部
202の底面の大きさより小さい。第1貫通孔204
は、電子ビームを効率よく通過させるため、基板208
の表面から裏面に向かって、広がりを有することが好ま
しい。例えば、第1貫通孔204は、四角錐形状を有し
てよい。
【0030】また、導電性膜210は、基板208の表
面に形成される。導電性膜210は、導電性膜210の
表面から溝部202に達する第2貫通孔212を有す
る。第2貫通孔212は、溝部202の大きさと略同一
の断面形状を有することが好ましい。本例において、第
2貫通孔212及び溝部202は円形の断面形状を有す
る。また、他の例においては、第2貫通孔212及び溝
部202は所望の形状を有してよい。コート層216
は、第1貫通孔204の表面、及び基板208の裏面に
形成される。コート層216は例えば白金等の金属層で
あってよい。コート層216は、開口部206の開口領
域に突出しないことが好ましい。また、本例においてコ
ート層216は、第1貫通孔204の表面の全体を覆っ
ているが、他の例においては、コート層216は第1貫
通孔204の表面の一部を覆ってよい。
【0031】図2(b)は、スリット200の上面図で
ある。導電性膜210に形成された第2貫通孔212の
直径と、基板208に形成された溝部202の直径とは
略同一の大きさ及び形状を有することが好ましい。第1
貫通孔204の開口部206は、溝部202の底面に形
成される。電子ビームは、第2貫通孔212を通過し、
開口部206により所望の矩形に成形され、第1貫通孔
204を通過し、ウェハに露光される。
【0032】図2(c)は、スリット200の下面図で
ある。基板208に形成された第1貫通孔204は、基
板208の表面に形成された開口部206と、基板20
8の裏面に形成され、開口部206より大きい開口部2
14とを有する。図2(a)及び図2(c)に示すよう
に第1貫通孔204は、四角錐形状を有することが好ま
しい。また、基板208は、単結晶材料であることが好
ましく、第1貫通孔204は、当該単結晶材料の結晶方
位に沿った方向に形成されることが好ましい。本例にお
いて、第1貫通孔204の開口部206は、正方形の断
面形状を有する。また、他の例においては、第1貫通孔
204の開口部206は、所望の形状を有してよい。上
記説明したスリット200によれば、溝部202の底面
より小さい開口部206を有し、第1貫通孔204が基
板208の表面から裏面に向かって、広がりを有するこ
とにより、効率よく電子ビームを所望の矩形に成形する
ことができる。また、スリット200は、基板208の
底面にコート層216を有する。コート層216は、導
電性を有することが好ましい。コート層216が導電性
を有する場合、電子ビームによる基板208への電荷の
蓄積を防ぐことができる。また、コート層216は、基
板208より高い熱伝導率を有することが好ましい。コ
ート層216が基板208より高い熱伝導率を有する場
合、スリット200における放熱を効率よく行うことが
できる。
【0033】図3は、スリット200の製造方法の一例
を示す。図3において、スリット200の断面図を用い
て製造方法を説明する。図3(a)は、基板208の表
面に溝部202を形成する溝部形成段階を示す。まず、
表面に電極層220が形成された基板208を用意す
る。基板208は、例えばシリコン(Si)等の半導体
基板であることが好ましい。また、電極層220は、銅
(Cu)等の導電性を有する材料で形成されていること
が好ましい。電極層220は、後述する導電膜形成段階
において導電膜形成用電極として用いられる。次に、電
極層220の表面にレジスト層218を形成する。次
に、レジスト層218に所望のパターンを露光し、現像
処理を行う。次に、当該現像処理により得られたレジス
トパターンに基づいて、例えば、イオンミリングやドラ
イエッチングにより基板208に溝部202を形成す
る。次に、レジスト層218を除去する。
【0034】溝部形成段階において、レジスト層218
は、感光性の材料であって、例えばポリイミド、又は電
子線レジストであってよい。また、レジスト層218
は、ポジ型であってよく、またネガ型であってもよい。
当該露光処理は、光源としてレーザ光、電子ビームなど
の荷電粒子線、あるいはX線などを用いてよい。また、
レジスト層218は、当該露光処理に用いる光源に対応
する材料が用いられるのが望ましい。また、溝部形成段
階は、基板208に中間層を形成する工程と、現像処理
により得られるレジストパターンをマスクとして当該中
間層をエッチングする工程とを更に有してもよい。当該
中間層は、基板208と、レジスト層218との間に設
けられる。また、当該中間層は、例えば、当該露光処理
において、照射された光源が基板208で反射されるの
を低減させる反射防止膜であってよい。当該中間層は、
レジストパターンをマスクとしてドライエッチングされ
るのが好ましい。また、レジストパターンを形成する工
程は、印刷によりレジストパターンを形成する工程であ
ってもよい。また、本例においては、電極層220を当
該中間層として形成してよい。
【0035】図3(b)及び図3(c)は、基板208
の表面に導電性膜210を形成する段階の一例を示す。
当該段階は、基板208の表面に、導電性膜210を堆
積させ、導電性膜210に、導電性膜210の表面か
ら、溝部202と略同位置に開口部を有する第2貫通孔
212を形成する。
【0036】図3(b)に示すように、まず、溝部20
2に、溝部202の大きさと略同一の大きさの断面を有
するマスク部材222を挿入する。次に、導電性膜21
0を電極層220の表面に堆積する。導電性膜210
は、メッキにより形成されてよい。また、導電性膜21
0は、白金(Pt)であってよい。
【0037】図3(c)に示すように、次に、マスク部
材222を除去する。マスク部材222は、導電性膜2
10に形成すべき第2貫通孔212と略同一の形状を有
する棒状部材であることが好ましい。この場合、マスク
部材222は、導電性膜210の膜厚より長いことが好
ましい。また、マスク部材222は、例えばファイバ材
料であってよい。また、マスク部材222は、非電性で
あることが好ましい。マスク部材を挿入する段階は、形
成すべき複数の第2貫通孔212の配置に対応して複数
のマスク部材222が配置されたマスク部材集合体によ
り、同時に複数のマスク部材222を複数の溝部202
に挿入してよい。また、マスク部材を挿入する段階は、
複数の溝部202に順にマスク部材222を挿入しても
よい。
【0038】図3(d)及び図3(e)は、基板208
に第1貫通孔204を形成する貫通孔形成段階の一例を
示す。まず、図3(d)に示すように、基板208の裏
面に窒化シリコン(SiN)層209を堆積させる。例
えば、CVD(chemical vapor deposition)法によ
り、基板208の裏面に窒化シリコン層209を堆積さ
せる。次に、基板208の裏面にレジスト層218を形
成する。図3(d)に示すレジスト層218は、図3
(a)に関連して説明したレジスト層218と同一又は
同様の材料であってよい。次に、レジスト層218に所
望のパターンを露光し、現像処理を行う。図3(d)に
おいて行う露光及び現像処理は、図3(a)に関連して
説明した露光及び現像処理と同一の方法で行ってよい。
次に、当該現像処理により形成されたレジストパターン
をマスクとして、窒化シリコン層209を例えばドライ
エッチングによりエッチングする。次に、当該レジスト
マスクを除去した後、エッチングされた窒化シリコン層
209をマスクとして、基板208をエッチングし、基
板208に第1貫通孔204を形成する。次に、窒化シ
リコン層209を、例えばリン酸(HPO)等を用
いて除去する。
【0039】貫通孔形成段階において、第1貫通孔20
4は、基板208の裏面から、異方性ウェットエッチン
グにより形成される。当該異方性ウェットエッチングに
より、基板208の裏面から、溝部202の底面に、溝
部202の底面の大きさより小さい第1貫通孔204を
形成する。貫通孔形成段階は、四角錐形状を有する第1
貫通孔を形成してよい。当該異方性ウェットエッチング
は、例えば水酸化カリウム(KOH)水溶液をエッチャ
ントとして用いてよい。
【0040】図3(f)は、基板裏面にコート層216
を形成するコート段階の一例を示す。コート段階は、第
1貫通孔204の表面、及び基板208の裏面に白金
(Pt)膜等の導電性膜を形成する。コート段階は、例
えばスパッタ法によって、第1貫通孔204の表面、及
び基板208の裏面に白金膜等の導電性膜を形成してよ
い。また、コート段階は、第1貫通孔204の表面の一
部に白金膜等の導電性膜を形成してよい。
【0041】上記説明したスリット製造方法によれば、
異方性ウェットエッチングによって、所望の大きさの開
口部206を有するスリットを、精度良く且つ容易に製
造することができる。特に、開口部206における直角
形状を精度良く且つ容易に製造することができる。ま
た、精密機械加工を行う必要が無いため、微細且つ形状
の整ったスリットを製造することができる。また、複数
の開口部を有するスリットを容易に製造することが可能
となる。更に、電子ビームが照射される面に、耐熱性、
導電性のある、例えば白金等の厚膜を有するスリットを
容易に製造することができる。
【0042】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることが可能であることが当業者に明らか
である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の
技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載
から明らかである。
【0043】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、微細且つ精度のよい複数の開口部を有するスリ
ット200を容易に製造できる。また、当該スリットを
用いた電子ビーム露光装置100によれば、電子ビーム
を所望の矩形波に精度よく成形することができ、ウェハ
を精度よく露光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子ビーム露光装
置100の構成の一例を示す。
【図2】 第1成形部材14及び第2成形部材22とし
て用いられるスリット200の構造の一例を示す。
【図3】 スリット200の製造方法の一例を示す。
【符号の説明】
8・・・筐体、10・・・電子銃、14・・・第1成形
部材、16・・・第1多軸電子レンズ、18・・・第1
成形偏向部、20・・・第2成形偏向部、22・・・第
2成形部材、24・・・第2多軸電子レンズ、26・・
・ブランキング電極アレイ、28・・・電子ビーム遮蔽
部材、34・・・第3多軸電子レンズ、36・・・第4
多軸電子レンズ、38・・・偏向部、44・・・ウェ
ハ、46・・・ウェハステージ、48・・・ウェハステ
ージ駆動部、52・・・第5多軸レンズ、80・・・電
子ビーム制御部、82・・・多軸電子レンズ制御部、8
4・・・成形偏向制御部、86・・・ブランキング電極
アレイ制御部、92・・・偏向制御部、96・・・ウェ
ハステージ制御部、100・・・電子ビーム露光装置、
110・・・電子ビーム成形手段、112・・・照射切
替手段、114・・・ウェハ用投影系、120・・・個
別制御部、130・・・統括制御部、140・・・制御
系、150・・・露光部、200・・・スリット、20
2・・・溝部、204・・・第1貫通孔、206・・・
開口部、208・・・基板、209・・・窒化シリコン
層、210・・・導電性膜、212・・・第2貫通孔、
214・・・開口部、216・・・コート層、218・
・・レジスト層、220・・・電極層、222・・・マ
スク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 541W Fターム(参考) 2H095 BA01 BA08 BB02 BB15 BB36 BC17 BC27 2H097 AA03 BA10 CA16 JA02 LA10 5F056 AA04 AA33 CB05 CB07 CB32 EA04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを所望の形状に成形するスリ
    ットを製造するスリット製造方法であって、 基板の表面に溝部を形成する溝部形成段階と、 前記基板の裏面から、前記溝部の底面に、前記溝部の底
    面の大きさより小さい貫通孔を、異方性ウェットエッチ
    ングにより形成する貫通孔形成段階とを備えることを特
    徴とするスリット製造方法。
  2. 【請求項2】 前記溝部形成段階は、前記基板の表面に
    複数の前記溝部を形成し、 前記貫通孔形成段階は、前記基板の裏面から、前記複数
    の溝部のそれぞれの底面に、前記複数の溝部の底面の大
    きさより小さい複数の前記貫通孔を、異方性ウェットエ
    ッチングにより形成することを特徴とする請求項1に記
    載のスリット製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板の前記表面に、導電性膜
    を堆積させ、前記導電性膜に、前記導電性膜の前記表面
    から、前記溝部と略同位置に開口部を有する貫通孔を形
    成する導電膜形成段階を更に備えることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のスリット製造方法。
  4. 【請求項4】 前記溝部に、前記溝部の大きさと略同一
    の大きさの断面を有するマスク部材を挿入する段階と、 導電性膜を堆積する段階と、 前記マスク部材を除去する段階とを更に備えることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のスリット製造方法。
  5. 【請求項5】 前記マスク部材は、前記導電性膜に形成
    するべき貫通孔と略同一の形状を有する棒状部材である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスリット製造方法。
  6. 【請求項6】 前記マスク部材は、ファイバ材料である
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のスリット製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔形成段階は、前記基板に略四
    角錐形状を有する前記貫通孔を形成することを特徴とす
    る請求項1から6のいずれかに記載のスリット製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔の表面、及び前記基板の前記
    裏面に白金膜等の導電性膜を形成するコート段階を更に
    備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載のスリット製造方法。
  9. 【請求項9】 電子ビームを所望の形状に成形するスリ
    ットであって、 基板と、 前記基板の表面に形成された溝部と、 前記基板の裏面から前記溝部の底面に達し、前記溝部の
    底面における開口部の大きさが、前記溝部の底面の大き
    さより小さい貫通孔とを備えることを特徴とするスリッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記スリットは、 前記基板の表面に形成された複数の前記溝部と、 前記基板の裏面から前記複数の溝部の底面にそれぞれ達
    し、前記複数の溝部の底面におけるそれぞれの開口部の
    大きさが、前記溝部の底面の大きさより小さい複数の前
    記貫通孔とを備えることを特徴とする請求項9に記載の
    スリット。
  11. 【請求項11】 前記基板の前記表面に形成された導電
    性膜を更に備え、 前記導電性膜は、前記導電性膜の表面から前記溝部に達
    する貫通孔を有し、 前記貫通孔は、前記溝部の大きさと略同一の断面を有す
    ることを特徴とする請求項9又は10に記載のスリッ
    ト。
  12. 【請求項12】 前記貫通孔は、四角錐形状を有するこ
    とを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載のス
    リット。
  13. 【請求項13】 前記貫通孔の表面、及び前記基板の前
    記裏面に形成された白金膜等の導電性膜を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載のス
    リット。
  14. 【請求項14】 電子ビームによりウェハを露光する電
    子ビーム露光装置であって、 前記電子ビームを生成する電子銃と、 前記電子ビームを所望の形状に成形するスリットと、 前記電子ビームを前記ウェハの所望の位置に偏向させる
    偏向器と、 前記ウェハを載置するステージとを備え、 前記スリットは、 基板と、 前記基板の表面に形成された溝部と、 前記基板の裏面から前記溝部の底面に達し、前記溝部の
    底面における開口部の大きさが、前記溝部の底面の大き
    さより小さい貫通孔とを有することを特徴とする電子ビ
    ーム露光装置。
  15. 【請求項15】 前記電子銃は、複数の前記電子ビーム
    を生成し、 前記スリットは、前記複数の電子ビームのそれぞれを所
    望の形状に成形し、 前記スリットは、 前記基板の表面に形成された複数の前記溝部と、 前記基板の表面から前記複数の溝部のそれぞれの底面に
    達し、前記溝部の底面におけるそれぞれの開口部の大き
    さが、前記溝部の底面の大きさより小さい複数の前記貫
    通孔とを有することを特徴とする請求項14に記載の電
    子ビーム露光装置。
JP2001032988A 2001-02-08 2001-02-08 スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置 Withdrawn JP2002237441A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032988A JP2002237441A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置
PCT/JP2002/001068 WO2002063662A1 (fr) 2001-02-08 2002-02-08 Procede de fabrication d'une fente, fente, et systeme d'exposition de faisceau a electrons

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032988A JP2002237441A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002237441A true JP2002237441A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18896820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001032988A Withdrawn JP2002237441A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002237441A (ja)
WO (1) WO2002063662A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8791422B2 (en) 2011-12-07 2014-07-29 Nuflare Technology, Inc. Charged particle beam writing apparatus and charged particle beam writing method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5662393B2 (ja) * 2012-08-30 2015-01-28 株式会社アドバンテスト 電子ビーム検出器、電子ビーム処理装置及び電子ビーム検出器の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110635A (ja) * 1986-10-27 1988-05-16 Sharp Corp 電子ビ−ム描画装置用アパ−チヤ
EP0344515A3 (de) * 1988-05-31 1991-01-30 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer Strahlformblende für ein Lithographiegerät
JP3271390B2 (ja) * 1993-09-20 2002-04-02 凸版印刷株式会社 荷電ビーム露光用透過マスク及びその製造方法
JPH10144249A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Hitachi Ltd イオンビーム投射方法およびイオンビーム投射装置
JP2944559B2 (ja) * 1997-03-18 1999-09-06 株式会社東芝 ビーム電流測定用貫通孔の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8791422B2 (en) 2011-12-07 2014-07-29 Nuflare Technology, Inc. Charged particle beam writing apparatus and charged particle beam writing method
KR101456193B1 (ko) * 2011-12-07 2014-11-03 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 하전 입자빔 묘화 장치 및 하전 입자빔 묘화 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002063662A1 (fr) 2002-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7276707B2 (en) Deflector, method of manufacturing deflector, and charged particle beam exposure apparatus
JP2957669B2 (ja) 反射マスク及びこれを用いた荷電ビーム露光装置
WO2002058118A1 (en) Electron beam exposure device and electron beam deflection device
JP2002237441A (ja) スリット製造方法、スリット、及び電子ビーム露光装置
JP2004165076A (ja) 偏向器の製造方法、偏向器、及び露光装置
JP4076834B2 (ja) 偏向器、偏向器の製造方法、及び荷電粒子線露光装置
JP4150363B2 (ja) マルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法
JP4156808B2 (ja) 電子ビーム露光装置、電子ビーム成形部材及びその製造方法
KR19990072999A (ko) 전자빔셀투영어퍼쳐형성방법
JP2002075849A (ja) 電子ビーム露光装置、荷電粒子線を整形する部材及びその製造方法
JP3357874B2 (ja) 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法
US20030197135A1 (en) Electron beam exposure apparatus, electron beam exposure method, semiconductor device manufacturing method, and electron beam shape measuring method
JP2002158156A (ja) 電子ビーム露光装置、電子ビーム露光方法、及び半導体素子製造方法
JP2005136114A (ja) 電極基板およびその製造方法、ならびに該電極基板を用いた荷電ビーム露光装置
JP4071085B2 (ja) 偏向器、偏向器の製造方法、及び荷電粒子線露光装置
JP2007019242A (ja) 偏向器、荷電粒子線露光装置及びデバイス製造方法
JP4455846B2 (ja) 電極基板およびその製造方法、該電極基板を用いた偏向器、ならびに該偏向器を用いた荷電粒子線露光装置
JP4673170B2 (ja) マルチ電子ビーム描画装置用デバイス及びその製造方法
JP2002217089A (ja) 電子ビーム偏向装置、電子ビーム偏向装置の製造方法、及び電子ビーム露光装置
EP0069728A1 (en) Parallel charged particle beam exposure system
JP6977528B2 (ja) マルチビーム用アパーチャセット
JP2002151399A (ja) 電子ビーム露光装置、電子ビーム補正方法、電子ビーム露光方法、及び半導体素子製造方法
KR20010070115A (ko) 대전된 빔 처리 장치용 부재, 마스크, 전자 빔 노광 장치,반도체 소자 제조 방법, 및 마스크 제조방법
JP2000331917A (ja) 電子ビーム露光マスク、および電子ビーム露光装置
JP4532184B2 (ja) 電極およびその製造方法ならびに偏向器アレイ構造体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513