JP4673170B2 - マルチ電子ビーム描画装置用デバイス及びその製造方法 - Google Patents

マルチ電子ビーム描画装置用デバイス及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、マルチ電子ビーム描画装置用デバイス及びその製造方法に関するものである。
従来の電子ビーム描画装置は、描画材料上の所定の位置に電子ビームを照射することで、被描画材料の所定の位置に所定のパターンを描くことのできる装置であり、極めて密度の高い半導体集積回路を作製することができる。電子ビーム描画装置の処理を高速化するためには、同時に複数の電子ビーム(マルチ電子ビーム)を用いて描画もしくは測長を行うマルチ電子ビーム描画装置が必要である。被描画材料への電子ビームを照射もしくは遮断するために、電子ビームを偏向させる偏向器であるブランカーが必要である。
上記ブランカーを基板上に複数配列することで、複数の電子ビームを個々に制御することが可能である。すなわち、電子ビームを被描画材料に照射する場合には、平行に配置した二つの偏向電極間に等電位の電圧を印加して、基板に形成した貫通孔を通過する電子ビームをそのまま被描画材料へ照射する。一方、電子ビームを遮断する場合には、それぞれの偏向電極に正負の電圧を同時に印加して、基板に形成した貫通孔を通過する電子ビームを偏向させて、被描画材料への電子ビームの照射を遮断する。
従来のブランキングアパーチャーアレイ(ブランカーアレイ)に関しては、特開平11-354418号公報(特許文献1)に示されたものがある。このブランキングアパーチャーアレイは、基板上に貫通孔を形成し、貫通孔に隣接して平行に配置した二つの偏向電極をめっきにより形成したものをアレイ状に配列したものである。その製造方法は、シリコン基板にブランキングアパーチャーアレイに対応した凹部を形成し、各々の凹部に隣接して、偏向電極をめっきにより形成した後、めっき下地として使用した導体層をシリコン基板表面から除去し、その後でシリコン基板の裏面をウェットエッチングしてメンブレンを形成する。このウェットエッチングは、シリコン基板の裏面の一部を除き保護した状態で実行する。また、凹部が形成された部分では、ウェットエッチングを凹部底面に達するまで行い、凹部に貫通孔を形成する。
また、従来のブランキングアパーチャーアレイ(ブランカーアレイ)に関して、特開平3−104111号公報(特許文献2)に示されたものがある。その製造方法は、シリコン基板に偏向電極形状に対応する凹部を設けて、開孔内に絶縁層を形成した後、絶縁層上に導電性材料を積層して一対の偏向電極を形成する工程、及び一対の偏向電極間の基板材料を除去する工程により、貫通孔内に対向する偏向電極を形成する方法である。
特開平11−354418号公報 特開平3−104111号公報
ブランカーアレイには、電子ビームを被描画材料へ照射/遮断する役割があり、偏向電極に電圧を印加することにより電子ビームを偏向させて照射/遮断を行う。その偏向角度は、電子ビームの加速電圧、偏向電極のアスペクト比及び偏向電極への印加電圧により制御される。電子ビームの加速電圧及び偏向電極への印加電圧には上限値があるため、十分な偏向角度を得るためには、アスペクト比4以上の偏向電極を形成する必要がある。
高アスペクト比の偏向電極をめっきにより形成した場合、めっき液の開孔もしくは溝への浸透性、めっき時間が長くなること、偏向電極内部もしくは表面にボイドが発生して偏向電極の形状崩れ等が発生するという課題がある。
上述した特許文献1のブランカーアレイの製造方法は、非常に複雑であるため、アレイ数の増加を試みた場合、複数のブランカーアレイを精度及び歩留まり良く作製することが難しいという課題があった。また、偏向電極を形成する付近に酸化膜等の絶縁体が広範囲に露出していると、電子ビームが照射された場合に、チャージアップを引き起こし、貫通孔を通過する電子ビームの偏向に影響を及ぼすという課題があった。
また、上述した特許文献2のブランカーアレイの製造方法は、対向する偏向電極間の基板材料を除去することで偏向電極を形成しているため、偏向電極の表面に基板材料及び絶縁層が残存ずる可能性があり、偏向電極間に電子ビームを偏向させるために必要な電界を確実に発生できないおそれがあるという課題があった。
本発明の目的は、高アスペクト比の貫通孔に偏向電極を精度及び歩留まり良く、しかも偏向電極及び配線の高信頼性を有して作製することができるマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明の第1の態様は、シリコン基板に貫通孔を複数形成した後、電子ビームを偏向するための偏向電極を前記貫通孔の側壁に形成するマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法において、表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板に、アルカリ水溶液を用いてシリコンの異方性エッチングにより、側壁面が{111}結晶方位となるように平行四辺形状で且つアスペクト比4以上の貫通孔を形成し、前記シリコン基板の表面及び前記貫通孔の側壁面に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜で形成される前記シリコン基板の表面及び前記貫通孔の内部全体にレジストを形成し、前記貫通孔の側壁面の対向する面に偏向電極を、前記シリコン基板の表面に配線をそれぞれ形成するためのレジストパターンを形成し、前記レジストパターンを利用して前記貫通孔の側壁面の対向面に偏向電極用金属膜を、この偏向電極用金属膜から前記シリコン基板の表面に延びる配線用金属膜をそれぞれ形成し、前記レジストパターンを除去し、前記偏向電極用金属膜及び前記配線用金属膜上にそれぞれ金属膜をめっきして前記偏向電極及び配線を形成することである。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)アルカリ水溶液によるエッチング用いて平行四辺形状の貫通孔を形成する前に、小さい一次貫通孔をレーザー加工もしくは反応性イオンエッチング等により形成すること。
(2)前記レジストパターンを前記平行四辺形状の貫通孔の鋭角部分にのみ形成して、前記偏向電極用金属膜と共にシールド電極用金属膜を一緒に形成し、前記偏向電極用金属膜及び前記シールド電極用金属膜上にそれぞれ金属膜をめっきして偏向電極及びシールド電極を形成すること。
(3)前記貫通孔を鋭角の角度が54.7°である平行四辺形状に形成すること。
また、本発明の第2の態様は、シリコン基板に複数形成した貫通孔と、電子ビームを偏向するために前記貫通孔の側壁に形成した偏向電極と、前記偏向電極から前記シリコン基板表面に延びる配線とを備えるマルチ電子ビーム描画装置用デバイスにおいて、貫通孔は、表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板に、側壁面が{111}結晶方位となるように平行四辺形状で且つアスペクト比4以上に形成されており、前記貫通孔と偏向電極との間及び前記シリコン基板の表面と前記配線との間にはそれぞれ絶縁膜が形成されており、前記偏向電極は、前記絶縁膜の上に形成された偏向電極用金属膜上に金属膜をめっきして形成されたものである。
係る本発明の第2の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記貫通孔は鋭角の角度が54.7°である平行四辺形状に形成されていること。
本発明のマルチ電子ビーム描画装置用デバイス及びその製造方法によれば、高アスペクト比の貫通孔を精度及び歩留まり良く形成でき、かつ偏向電極の及び配線の高信頼性を有して作製することができる。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図8を用いて説明する。
最初に、本発明によるデバイスを用いたマルチ電子ビーム描画装置を、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明一実施形態の製造方法によって製作されたデバイスを用いたマルチ電子ビーム描画装置の構成図である。
マルチ電子ビーム描画装置100は、高速な描画が実現できるように構成されたものである。電子ビーム描画装置100は、電子銃101で発生させた電子ビーム102をコンデンサーレンズ103、アパーチャーアレイ104、及びレンズアレイ105を用いて、複数の電子ビーム106に分離しかつ集束させる。分離した電子ビーム106をブランカーアレイ107及びブランキング絞り108からなる要素電子光学系アレイを用いて、複数の中間像109を形成する。各中間像109は第1投影レンズ110及び第2投影レンズ114で形成される縮小電子光学系によって縮小投影されて、試料117上に略同一の大きさの電子源像を形成する。なお、図1では、電子ビーム検出器119に電子源像を形成した状態を示している。
主偏向器113及び副偏向器115は、要素電子光学系アレイからの複数の電子ビームを偏向させて、複数の電子源像を試料117上でxy方向に略同一の偏向幅だけ偏向させるものである。主偏向器113は、偏向幅は広いが整定するまでの時間が長く、副偏向器115は、偏向幅は狭いが整定するまでの時間が短い偏向器である。主偏向器113は電磁型偏向器で、副偏向器115は静電型偏向器である。
また、動的焦点補正器111は偏向器を作動させた際に発生する偏向収差による電子源像のフォーカス位置ずれを補正するものであり、動的非点補正器112は、動的焦点補正器111と同様に、偏向により発生する偏向収差の非点収差を補正するためのものである。
電子検出器116は、要素電子光学系アレイからの電子ビームが、試料117上に形成された位置合わせマークもしくは試料ステージ118上のマークを照射した際に生じる反射電子または二次電子を検出するものである。
電子ビーム検出器119は、要素電子光学系アレイからの電子ビームが形成する電子源像の電荷量、電流を検出するものである。
試料ステージ118は、試料117を設置して、x、y、z方向及び回転方向に移動可能なステージであり、試料117及び電子ビーム検出器119を搭載する。
次に、本実施形態のマルチ電子ビーム描画装置における制御システムについて図1を用いて説明する。
フォーカス制御回路120は、レンズアレイ105の少なくとも2つの電子レンズにより、電子光学的パワー(焦点距離)を調整することにより、レンズアレイ105の電子銃側の焦点位置を保持しながら、レンズアレイ105の焦点距離を制御する回路である。
照射量制御回路121は、ブランカーアレイ107のオン/オフを個別に制御する回路である。照射のオン/オフは偏向電極間への電圧印加により、電子ビームを偏向して行う。電子ビームの偏向によりブランキング絞り108への照射、遮断することで電子ビームを制御する。
レンズ制御回路122は、第1投影レンズ110及び第2投影レンズ114を制御して、要素電子光学系アレイからの電子ビームの光学特性(中間像形成位置、非点収差)を個別に制御する回路である。
偏向制御回路123は、動点焦点補正器111及び動点非点補正器112を制御して、縮小電子光学系の焦点位置、非点収差を制御する制御回路である。また、偏向器制御回路123は、主偏向器113及び副偏向器114を制御する回路でもある。
電子検出器制御回路124は、反射電子ビーム及び二次電子を検出する回路である。
ステージ制御回路125は、x、y、z方向及び回転方向に移動可能なステージである試料ステージ118を駆動制御する回路である。
制御回路120〜125及び電子ビーム検出器119はマルチ電子ビーム描画装置全体を制御するCPU126に接続されている。電子ビーム検出器119は、前記マルチ電子ビーム描画装置において、試料117に照射する電子ビームの電荷量、電流を計測するものであり、試料ステージ118上に設置される。試料117に電子ビームを照射する前に、試料ステージ118を移動させ、照射箇所に電子ビーム検出器119を配置する。電子ビーム検出器119に照射された電子ビームの電荷量、電流を測定して、CPU126にフィードバックして電荷量、電流値が均一になるように各制御回路をコントロールする。この方法により、試料117に照射する電子ビームの電荷量、電流値を均一化でき、パターンの照射むらを抑制・校正することができる。
次に図2及び図3を用いて、マルチ電子ビーム描画装置100の電子ビームを照射/遮断するブランカーアレイ107について説明する。図2はブランカーアレイ107を構成するブランカー107aの概略図、図3はブランカー107aの横断面図である。ブランカーアレイ107は、ブランカー107aを等間隔で多数配列して構成され、マルチ電子ビーム描画装置用デバイスを構成するものである。以下は、ブランカー107aについて説明するが、本発明のマルチ電子ビーム描画装置用デバイスとしては、主偏向器113及び副偏向器114などに適用可能である。
ブランカー107aは、シリコン基板21にアスペクト比4以上の貫通孔23が多数設けられ、そのシリコン基板21の全面に絶縁膜22が形成され、貫通孔23の側壁面の対向した面に一対の偏向電極24が形成され、外部からの信号を偏向電極24に伝達する配線25が形成されて構成されている。
ここで、シリコン基板21は、表裏面が{110}結晶方位であるシリコン基板が用いられる。貫通孔23は、その側壁が{111}結晶方位となるように鋭角の部分が54.7°で形成される平行四辺形状のマスクを設置して、アルカリ水溶液によりエッチングを施して形成される。なお、平行四辺形状のマスクは矩形及び多角形に形成しても良いが、アルカリ水溶液によりエッチングすることで、貫通孔23は必然的に鋭角部が54.7°からなる平行四辺形状になる。
また、アルカリ水溶液によるエッチングを施す前に、平行四辺形状のマスクの内部に小さい貫通孔をレーザー加工もしくは反応性イオンエッチング等により形成することで、シリコン基板の面内にある{111}結晶方位でエッチングストップすることなく、平行四辺形状のマスクに沿ったアスペクト4以上の貫通孔23を形成することができる。
上記製造方法により、貫通孔23の側壁がエッチングレートの遅い{111}結晶方位で構成されるため、側壁の平滑化を図ることができ、後に形成する偏向電極の接続信頼性を向上させることができる。
更に、偏向電極24の形成においては、貫通孔23の側壁に絶縁膜22が極力現れない構造(図2(a)及び図3(a)参照)とすることが好ましい。ただし、条件が許せば、平行に配列された形状(図2(b)及び図3(b)参照)でも良い。
かかるブランカー107aをシリコン基板21にアレイ状に多数形成することで、複数の電子ビームを同時に照射/遮蔽することが可能である。電子ビームは、シリコン基板21の上方から貫通孔23を通過して、シリコン基板21下方に設置した被描画材料である試料117に照射される。その際に、貫通孔23壁面に形成した偏向電極24の間に正負の電圧を印加することで、電子ビームを偏向させることができ、偏向角度をブランキング絞り108に入らないようにすることにより、電子ビームを遮蔽することが可能である。
次に、本実施形態のブランカーアレイ107の製造方法について、図4〜図7を用いて説明する。図4は図2(a)のA−A縦断面で示すブランカー107aの製造方法の工程図、図5は図2(a)のB−B縦断面で示すブランカー107aの製造方法の工程図、図6は図2(a)のC−C横断面で示すブランカー107aの製造方法の一部工程図、図7は図2(b)のD−D横断面で示すブランカー107aの製造方法の一部工程図を示す図である。
まず、図4(a)及び図5(a)に示すように、シリコン基板21には、表裏面(上下面)が{110}結晶方位であるシリコン基板を用いて、シリコン基板21上に{111}結晶方位に沿った平行四辺形状のマスク31を形成する。この平行四辺形状は鋭角の部分が54.7°で形成されている。このマスク31の材料としては、熱酸化膜(SiO)または、窒化シリコン(Si)等のアルカリ水溶液に耐性のある材料が適用される。
次いで、図4(b)及び図5(b)に示すように、平行四辺形状のマスク31の内側に一次貫通孔27aを形成する。この一次貫通孔27aは、レーザー加工またはシリコンの反応性イオンエッチングを用いて形成される。
次いで、図4(c)及び図5(c)に示すように、アルカリ水溶液を用い、平行四辺形状のマスク31を利用して、シリコンの異方性エッチングにより、平行四辺形状で且つアスペクト比4以上の貫通孔23を形成する。貫通孔23は、アルカリ水溶液によりエッチングすることで、必然的に鋭角部が54.7°からなる平行四辺形状になる。
次いで、図4(d)及び図5(d)に示すように、マスク31を除去した後、シリコン基板21上に絶縁膜22を形成する。絶縁膜22は、シリコンの熱酸化により形成する熱酸化膜(SiO)またはCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いてシリコン酸化膜、シリコン窒化膜等を積層することで形成される。
次いで、図4(e)及び図5(e)に示すように、シリコン基板21の表面及び貫通孔23内部にレジスト37を形成する。レジスト37としては、液状のレジストもしくはドライフィルムレジストを用いる。
次いで、図4(f)、図5(f)及び図6(a)に示すように、貫通孔23の対向する側壁面に偏向電極24を、その側壁面を除く対向する側壁面にシールド電極26を、シリコン基板21の表面に配線25を、それぞれ形成するためのレジストパターン38を露光、現像することにより形成する。貫通孔23におけるレジストパターン38は、平行四辺形状の貫通孔23の鋭角部分にのみ形成する。偏向電極用金属膜24a及びシールド電極用金属膜26aの形成に際して、貫通孔23全体が開口した状態であるため、極めて容易にその形成ができると共に、偏向電極用金属膜24a及びシールド電極用金属膜26aを一緒に形成することができる。
次いで、図4(g)、図5(g)及び図6(b)に示すように、レジストパターン38上から、スパッタリングもしくは蒸着法により金属膜を積層した後、レジストパターン38を除去することで、偏向電極用金属膜24a、配線用金属膜25a及びシールド電極用金属膜26aを形成する。この場合、レジストパターン38が平行四辺形状の貫通孔23の鋭角部分に形成されているため、偏向電極用金属膜24a及びシールド電極用金属膜26aとが接続した状態で形成される。偏向電極24の間隔に対して、シールド電極26の間隔が広ければ、電子ビームの偏向には影響はない。
スパッタリングもしくは蒸着法による金属膜としては、密着膜、低抵抗膜、酸化防止膜の順に積層するのが好ましい。密着膜、低抵抗膜、酸化防止膜が拡散を起こす可能性がある場合には、その間に拡散防止膜を積層することが好ましい。また、低抵抗膜と酸化防止膜とが同種金属であっても良い。更にスパッタリングもしくは蒸着法では、貫通孔23の壁面への金属膜の積層量が少ないため、シリコン基板21の表裏面から、スパッタリングもしくは金属膜を積層することが特に好ましい。
また、上記に説明したように貫通孔23は、側壁面がシリコンの{111}結晶方位であるため、表面粗さは数十nmと非常に小さく、スパッタリングもしくは蒸着法による金属膜を容易に形成することができる。
なお、図7(a)に示すように、平行四辺形の貫通孔23にレジストパターン38を形成して、スパッタリングもしくは蒸着法により金属膜を積層することで、図7(b)に示すように偏向電極用金属膜24aを形成しても良い。
次いで、図4(h)及び図5(h)に示すように、偏向電極用金属膜24a、配線用金属膜25a及びシールド電極用金属膜26a上に、それぞれ偏向電極用金属膜24b、配線用金属膜25b及びシールド電極用金属膜26bを無電解めっきにより積層して、偏向電極24、配線25及びシールド電極26とする。図4(g)及び図5(g)において、貫通孔23に積層した偏向電極用金属膜24a及びシールド電極用金属膜26aでは、金属膜量が少ないため、これらの金属膜上にめっき法により、金属膜を積層して、偏向電極24及びシールド電極26を形成する。これにより、貫通孔23の側壁面への偏向電極24及びシールド電極26を低抵抗かつ信頼性良く形成することが可能である。めっき方法としては、電解めっき、無電解めっきであるが、ブランカーをアレイ化した場合、電解めっきでは、偏向電極24a、配線25a及びシールド配線26aへの給電方法及び分離方法が困難になるため、無電解めっきが好ましい。
なお、偏向電極24とシールド電極26とを同一工程で形成するので、シールド電極26を容易に作成することができる。
本発明の実施形態によるマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの具体的なプロセスについて、実施例1として例示して説明する。
表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板21上に熱酸化膜(SiO)を形成して、ホトリソグラフィ、エッチングにより、鋭角部が54.7°の平行四辺形状のマスクをシリコン基板の{111}結晶方位に合わせて形成した。次いで、その上にアルミニウム膜をスパッタリングにより形成して、ホトリソグラフィ、エッチングにより平行四辺形状のマスクの内側に楕円状のマスクを形成した。次いで、シリコンの反応性イオンエッチングにより、楕円状のマスクで一次貫通孔27を形成した。その後、アルミニウム膜の楕円状のマスクを除去して、平行四辺形状のマスク31をシリコン基板21表面に出しておき、67℃、40wt%のKOH水溶液に浸漬して、エッチングすることで平行四辺形状の貫通孔23を形成した。平行四辺形状のマスク31を除去した後、シリコン基板21及び貫通孔23に熱酸化膜(SiO)を1.5μm積層した。貫通孔23を形成したシリコン基板21の表裏面にドライフィルムレジストを加圧、加熱条件により、露光・現像により偏向電極24、配線25及びシールド電極26のレジストパターン38を形成した。その上に、Arプラズマによりシリコン基板21表面を活性化させて、スパッタリングにより、Cr:0.1μm、Au:1μmをシリコン基板21表裏面より積層した。ここでCrはSiOとの密着膜、Auは低抵抗膜として用いている。レジストパターン38を除去した後、無電解Auめっきにより、Au:1.5μm積層することで、ブランカーアレイを作製した。
本発明の実施形態によるマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの具体的なプロセスについて、実施例2として例示して説明する。
表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板21上に酸化膜を形成して、ホトリソグラフィ、エッチングにより、鋭角部が54.7°の平行四辺形状のマスクをシリコン基板の{111}結晶方位に合わせて形成した。次いで、平行四辺形状のマスクの内側にレーザー加工により、一次貫通孔を形成した。その後、平行四辺形状のマスクをシリコン基板表面に出しておき、67℃、40wt%のKOH水溶液に浸漬して、エッチングすることで平行四辺形状の貫通孔23を形成した。平行四辺形状のマスクを除去した後、シリコン基板21及び貫通孔23に熱酸化膜(SiO)を1.5μm積層した。貫通孔23を形成したシリコン基板21の表裏面にレジストを塗布して、露光・現像により偏向電極24、配線25及びシールド電極26のレジストパターン38を形成する。その上に、Arプラズマによりシリコン基板21表面を活性化させて、スパッタリングにより、Cr:0.1μm、Cu:1μm、Pd:0.2μmをシリコン基板21表裏面より積層した。ここでCrはSiOとの密着膜、Cuは低抵抗膜、Pdは拡散防止膜として用いている。レジストパターン38を除去した後、無電解Auめっきにより、Au:1.5μm積層することで、ブランカーアレイを作製した。
本発明一実施形態の製造方法によって製作されたデバイスを用いたマルチ電子ビーム描画装置の構成図である。 図1のブランカーアレイを構成するブランカーの概略図である。 図2のブランカーの貫通孔部分の断面図である。 図2(a)のA−A縦断面で示すブランカーの製造方法の工程図である。 図2(a)のB−B縦断面で示すブランカーの製造方法の工程図である。 図2(a)のC−C横断面で示すブランカーの製造方法の一部工程図である。 図2(b)のD−D横断面で示すブランカーの製造方法の一部工程図である。
符号の説明
21…シリコン基板、22…絶縁膜、23…貫通孔、24…偏向電極、24a…偏向電極用金属膜、24b…偏向電極用金属膜、25…配線、25b…配線用金属膜、26…シールド電極、26a…シールド電極用金属膜、26b…シールド電極用金属膜、27…一次貫通孔、31…マスク、38…レジストパターン、101…電子銃、102…電子ビーム、103…コンデンサーレンズ、104…アパーチャーアレイ、105…レンズアレイ、106…分離された電子ビーム、107…ブランカーアレイ、107a…ブランカー、108…ブランキング絞り、109…中間像、110…第1投影レンズ(成形レンズ)、111…動点焦点補正器、112…動点非点補正器、113…主偏向器、114…第2投影レンズ(縮小レンズ)、115…副偏向器、116…電子検出器、117…試料、118…試料ステージ、119…電子ビーム検出器、120…フォーカス制御回路、121…照射量制御回路、122…レンズ制御回路、123…偏向制御回路、124…電子検出器制御回路、125…ステージ制御回路、126…CPU。

Claims (6)

  1. シリコン基板に貫通孔を複数形成した後、電子ビームを偏向するための偏向電極を前記貫通孔の側壁に形成するマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法において、
    表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板に、アルカリ水溶液を用いてシリコンの異方性エッチングにより、側壁面が{111}結晶方位となるように平行四辺形状で且つアスペクト比4以上の貫通孔を形成し、
    前記シリコン基板の表面及び前記貫通孔の側壁面に絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜で形成される前記シリコン基板の表面及び前記貫通孔の内部全体にレジストを形成し、
    前記貫通孔の側壁面の対向する面に偏向電極を、前記シリコン基板の表面に配線をそれぞれ形成するためのレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンを利用して前記貫通孔の側壁面の対向面に偏向電極用金属膜を、この偏向電極用金属膜から前記シリコン基板の表面に延びる配線用金属膜をそれぞれ形成し、
    前記レジストパターンを除去し、
    前記偏向電極用金属膜及び前記配線用金属膜上にそれぞれ金属膜をめっきして前記偏向電極及び配線を形成する
    ことを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法。
  2. 請求項1に記載のマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法において、アルカリ水溶液によるエッチング用いて平行四辺形状の貫通孔を形成する前に、小さい一次貫通孔をレーザー加工もしくは反応性イオンエッチング等により形成することを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法において、前記レジストパターンを前記平行四辺形状の貫通孔の鋭角部分にのみ形成して、前記偏向電極用金属膜と共にシールド電極用金属膜を一緒に形成し、前記偏向電極用金属膜及び前記シールド電極用金属膜上にそれぞれ金属膜をめっきして偏向電極及びシールド電極を形成することを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法。
  4. 請求項1から3の何れかに記載のマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法において、前記貫通孔を鋭角の角度が54.7°である平行四辺形状に形成することを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイスの製造方法。
  5. シリコン基板に複数形成した貫通孔と、電子ビームを偏向するために前記貫通孔の側壁に形成した偏向電極と、前記偏向電極から前記シリコン基板表面に延びる配線とを備えるマルチ電子ビーム描画装置用デバイスにおいて、
    貫通孔は、表裏面が{110}結晶方位のシリコン基板に、側壁面が{111}結晶方位となるように平行四辺形状で且つアスペクト比4以上に形成されており、
    前記貫通孔と偏向電極との間及び前記シリコン基板の表面と前記配線との間にはそれぞれ絶縁膜が形成されており、
    前記偏向電極は、前記絶縁膜の上に形成された偏向電極用金属膜上に金属膜をめっきして形成されたものである
    ことを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイス。
  6. 請求項5に記載のマルチ電子ビーム描画装置用デバイスにおいて、前記貫通孔は鋭角の角度が54.7°である平行四辺形状に形成されていることを特徴とするマルチ電子ビーム描画装置用デバイス。
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