JP4155983B2 - 回転可能なターゲット管をスパッタするための陰極装置 - Google Patents

回転可能なターゲット管をスパッタするための陰極装置 Download PDF

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Description

本発明は、ターゲット管をスパッタするための陰極装置であって、プラズマを閉じ込めるための磁界を生ぜしめるための回転不能な磁石システムが設けられており、ターゲット管が、真空チャンバ内で磁界を貫通するように回転可能であり、少なくとも1つの支持構造体内に、ターゲット管のための駆動可能な支持軸が配置されており、さらに、ターゲット管内に、磁石システムのための保持装置が配置されており、かつ支持軸とターゲット管との間に、ターゲット管の交換のための解離可能な少なくとも1つの連結装置が配置されている形式のものに関する。
真空コーティング技術では、回転するコーティング陰極がますます頻繁に使用されるようになっている。これは、通常、長手方向軸線を中心として回転可能な管であり、この管は内部に定置に立っている磁石システムを備えている。プレーナ型の陰極に対する前記回転陰極の利点は、ターゲット材料のはるかにより良好な利用およびひいてはより長い耐用期間である。
この管陰極は主として2つの構成原理において区別される。両原理の説明を水平なコーティング装置の実例に則して行う。
第1の原理では、媒体供給装置も含めた完成した駆動ユニットが、コーティングチャンバのカバーに、それぞれ1つの管端部におけるいわゆる端部ブロックまたは端部ヘッドの形状で組み付けられている。ターゲット交換のために、カバーも含めた全ユニットが装置から取り外される。装置の外側で、特別な作業架台上でターゲット交換が行われるかまたは完成したユニットが取り替えられる。
第2の原理では、媒体供給装置も含めた駆動ユニットが、側方のチャンバ壁に組み付けられている。したがって、回転運動および媒体は側方からプロセスチャンバ内に導入される。所定の管長さまでは、これは自由に張り出している(「片持ち式の;cantilevered」)構造体であってよい。より長い管では、他方の管端部に付加的なサポート装置が必要とされる。ターゲット交換のために、内部に存在する磁石システムも含めたターゲット管は、駆動ユニットからフランジ解離され(abgeflanscht)、かつチャンバから外へ持ち上げられる。この後、完成したターゲット・磁石ユニットが取り替えられることができるかまたはさらに分解されることができ、かつ本来のターゲット管が取り替えられることができる。
この場合、主要目的は常時、装置のできるだけ短い停止時間を維持するためにできるだけ短い時間内でターゲット交換を実施することである。
張り出している陰極の場合、さらに別の不都合な点が加わる。すなわち、構造体および運転に起因して、少なくとも駆動装置側の結合箇所に極めて大きい力が生じる。さらに、正確な回転運転が、一定の軸線位置によって与えられていなければならない。なぜならば、比較的に小さい偏差が既に、4メートルのターゲット長さの場合には莫大で不都合な影響を及ぼすからである。
この場合、従来技術は、大抵は外径において複数のねじで結合されている単純なフランジ解決手段であった。これは確かに機械的に安定性の結合部ではあるが、解体のためには全てのねじが個別に緩められなければならず、これには多大な所要スペースおよび莫大な消費時間が伴うという欠点を有している。
さらに、複数のユニオンナット(Ueberwurfmuttern)から成る組合せを介した、ターゲット外面における種々異なるジオメトリとの結合部が形成されている、種々異なる解決手段が公知である。
結合部の形成に際してのさらなる困難として、さらに言及しておきたいのは、ターゲット管の異なる2つの原理が存在することである。
第1の原理では、機械的に安定性の、真空密でかつ処理可能な厚壁の管から製作されるターゲットが重要である。この場合、シールおよび固定ジオメトリの構成に、狭い限界は設けられていない。
第2の原理では、方法に起因して、薄壁ではあるが真空密でかつ機械的に安定性の支持管が重要である。この支持管には、本来のターゲット材料、例えばSi、Zn、SiAlおよび、機械的に非安定性のあらゆる別の材料が、種々異なる形式で被着されている。
したがって1つの課題は、一方ではターゲット管の構造とは無関係であるが、他方ではターゲット・磁石システムユニットを機械的および真空技術的に高い信頼度で相関させ、さらに、迅速なターゲット交換を可能にする、駆動装置とターゲット管との間の結合部を得ることであった。同時に、ターゲット・磁石システムユニットの迅速な分解が可能であることが望ましい。さらに、ターゲットもしくは支持管は、簡単にかつ安価に製作可能であることが望ましいであろう。なぜならば、ターゲットもしくは支持管は摩耗もしくは消耗部材であるからである。
以下に、従来技術を幾つかの文献に基づき詳しく説明する。
アメリカ合衆国特許4356073号明細書には、円筒形の陰極とこの陰極内に軸線平行に格納された磁石システムとを備えた、平坦な基板のためのスパッタおよびコーティング装置が開示されている。陰極は片側だけが開放していて、この場所にハンドグリップを備えている。このハンドグリップを介して、減りを補償するためであるにせよ、コーティング材料を変更するためであるにせよ、陰極の回動によって部分的に新しいまたは別の面部分を競争路状(「レーストラック」)の磁界の作用領域内にもたらすことができる。同じくレバーによって角度位置が可変な磁石システムは、装着された磁極片を介して、−摩擦を伴って−ターゲット管の内面に支えられている。冷却水は管状の磁石支持体を通って供給され、ターゲット管の開口から外へ流出する。ターゲット管の組付けと消耗に起因した取替えとは、相応に比較的に大きい横断面の円形の開口を通して締付けリングと支承リングとをねじって取り外すことによってしか可能ではない。しかも、この場所で閉鎖されたターゲット管の、向かい合って位置する中央の支承ピンを、全装置を開放する必要なしに当該支承ピンの定置の支承部内に通すことは、恐らく困難であろう。
アメリカ合衆国特許4417968号明細書によれば、回転する大量の材料を円筒形のチャンバ内でマグネトロンコーティングするための回転対称的な陰極システムが公知である。前記チャンバ内には、定置のターゲット管とこのターゲット管内で回転可能な多極の磁石システムとが同心的に配置されている。半径方向および接線方向で等距離の間隔で、軸線平行に多数の別のマグネトロン陰極が、逆の構成原理で配置されている。すなわち、駆動装置によって回転可能な管の内側に、中央に向かって方向付けられた不動の磁石システムが配置されている。中央のターゲット管と周辺のターゲット管との間のほぼリング状の中間室内には、棒状の多数の基板ホルダが配置されている。これらの基板ホルダは遊星歯車装置によって同期式に駆動されている。全てのターゲット管の交換のためには、−既にこのターゲット管の両端の支承部のせいで−基板ホルダを備えた円形のチャンバカバーが撤去されなければならない。さらに、ターゲット管の組付けおよび交換は、チャンバの奥行きのせいで、かつチャンバの向こう側の端部における多数のねじ部材を緩める必要性のせいで、時間がかかりかつ困難になる。この場合、冷却システムも解離されなければならず、かつ開放および再閉鎖されなければならない。
アメリカ合衆国特許4356073号明細書の「一部継続」であるアメリカ合衆国特許4422916号明細書によれば、図9から、平坦な基板をコーティングするための、連続的に作業する陰極スパッタシステムが公知である。ほぼ直方体形の真空チャンバの天井には、回転可能なターゲット管とこのターゲット管内に不動に支承された磁石システムとが両端に配置されている。磁石システムを備えた定置のチャンバの2つの中空軸が、支承台(Lagerboecke)を介して冷却接続部に保持されている。前記中空軸には、2つの端部壁とこの端部壁内に配置された軸受ブシュとを介して、回転可能なターゲット管が回転可能に支承されている。このターゲット管は、同心的な歯車と、軸線平行な軸を備えた偏心的なピニオンと、チャンバに配置された外部の電気モータとによって、チェーンを介して駆動される。この事例においても、ターゲット管の組付けおよび交換は時間がかかりかつ困難になる。なぜならば、この目的のために磁石システムは、チャンバカバーの撤去後に一緒に取り外されなければならないからである。
アメリカ合衆国特許5437778号明細書およびアメリカ合衆国特許5529674号明細書によれば、管状の、回転不能なターゲットが公知である。このターゲットによって、基板は軸方向に案内されることができるかまたは軸線に対して横方向のスリットを貫通するように案内されることができる。さらに、帯状の基板が外側でスリットを越えるように案内されるようになっている変化例が記載されている。さらに、長手方向孔と軸線平行なスリットとを備えたプレート状の(「プレーナ型の」)ターゲットが記載されており、前記スリットを越えるように、帯状の基板が案内されることができる。ターゲットおよびターゲットの支持エレメントは回転不能なものとして示されている。なぜならば、回転は、外部の接続部のための半径方向の結合エレメントによって阻止されるはずであるからである。回転対称的である限りは−支持エレメントとターゲットとの結合のために、内側の円錐面を備えた、ヒンジ結合されたリング半部と、それぞれ1つの継手と1つの締付けねじとから成っているコレットチャック(Spannzange)が開示されている。このコレットチャックの軸線は管軸線に対して垂直に延びている。プラズマを閉じ込めるための磁石システムが開示されている限りでは(図9および図20)、この磁石システムはターゲット管の外側に存在する。本発明はこのようなシステムは扱わない。
国際公開第00/00766号パンフレットによれば、取替え可能な管状のターゲットまたはターゲット・管組合せ部材のための管状の支持軸の端部に、ターゲットの端部が水密および真空密に被せ嵌められることができる1つの段部と2つのシール部材溝とを備えた半径方向のリングフランジを配置することが公知である。この場合、支持軸のリングフランジと支持管の端部における別のリングフランジとが、解離可能な連結装置によって結合されている。この連結装置は半円形の2つのリング半部から成っている。両リング半部はリングフランジに対して、少なくとも1つのねじによって締付け可能である。このねじの軸線は回転軸線に対して直角に延びている。この場合、リング半部は少なくともそれぞれ1つの半・円錐面を有しており、この半・円錐面は支持軸のリングフランジにおける円錐面に対して相補形状を有するように形成されている。しかしながらこのような連結装置は、工具を当てるための、かつリング半部自体の旋回および取外し運動のための多大な自由空間を前提とし、リング半部の締付けに際して、力を消耗させかつ磨耗を生ぜしめる接線方向の著しい滑り運動が発生する。
アメリカ合衆国特許5096562号明細書によれば、管状のターゲットの両端部を、ターゲット側の端部にそれぞれ1つのリングフランジを有している2つの支持軸に結合することが公知である。しかしながら、結合部の形式または結合部の解離可能性については、何も説明されていない。支持軸を支承するために、真空チャンバの内部には−それぞれ絶縁された状態で−複数の支承台が配置されている。これらの支承台のうちの1つの支承台が電流伝送のために形成されており、別の支承台が冷却水の導入および導出のために形成されている。しかしながら、真空密および水密な支承部は回転シール部材の複雑なシステムを前提とし、前記回転シール部材の分離はターゲットの交換を困難にする。
アメリカ合衆国特許5591314号明細書および対応する国際公開第97/15697号パンフレットによれば、さらに、管状のターゲットのための支持軸の端部にリングフランジを備えることが公知である。このリングフランジの、ターゲットに向けられた面は、段部を有している。この段部は、半径方向のリング面とリングシール部材を備えたシール溝とを備えている。しかしながら、前記段部は支持軸およびターゲットの面平行な方向付けのためにしか働かず、センタリングのためには働かない。むしろ、センタリングの試みは締付けリングと、締付けリングの内面とターゲット端部の外面とに存在するねじ山結合部によって行われる。ねじ山結合は、有利には、鋼線材の螺旋状に渦巻く2つの区分によって行われる。このような連結装置も、工具を当てるための、かつ締付けリング自体の取外し運動のための多大な自由空間を前提とし、締付けに際して、力を消耗させかつ磨耗を生ぜしめる接線方向の著しい滑り運動が発生する。このことも特別に指摘される。
アメリカ合衆国再審査証明書6375815号明細書によれば、回転可能な管状のターゲットの支持軸にそれぞれ1つのリングフランジを備えることおよびターゲットとの結合をまたもやハーフリング状の連結エレメントによって実施することが公知である。前記連結エレメントは、一方ではターゲットの、アンダカットされたリングフランジと、他方では支持軸におけるリングとに上方から係合し、しかも同じくアンダカットされたねじ山結合部によって係合する。このねじ山結合部は、軸方向の締付けおよび半径方向の締付けを同時に引き起こす。このようなねじ山結合部は、多大な加工の手間および費用をかけなければ製作されることができない。しかしながら、このような連結装置は、工具を当てるための、かつリング半部自体の旋回または取出し運動のための多大な自由空間を前提とし、リング半部の締付けに際して、力を消耗しかつ磨耗を生ぜしめる接線方向の著しい滑り運動が発生する。
アメリカ合衆国特許4356073号明細書 アメリカ合衆国特許4417968号明細書 アメリカ合衆国特許4422916号明細書 アメリカ合衆国特許4356073号明細書 アメリカ合衆国特許5437778号明細書 アメリカ合衆国特許5529674号明細書 国際公開第00/00766号パンフレット アメリカ合衆国特許5096562号明細書 アメリカ合衆国特許5591314号明細書 国際公開第97/15697号パンフレット アメリカ合衆国再審査証明書6375815号明細書
したがって本発明の課題は、冒頭に述べた形式の陰極装置を改良して、1つまたは複数の支持軸およびターゲット管の高度でかつ高負荷可能な同軸性と、水および真空に対する高い信頼度のシールと、1つまたは複数の支持軸とターゲット管との簡単な、頻繁に繰返し可能な、磨耗の少ない結合および分離とが、必須の操作のための広い自由空間および長い時間を必要とすることなく同時に実現可能であるようなものを提供することである。さらに、軸線位置が一定の状態で、極めて良好な円滑回転(Rundlauf)が保証されているようにしたい。
この課題を解決するために本発明の構成では、少なくとも駆動可能な支持軸とターゲット管との間に、これらに対して同軸的なスペーサ部材と、解離可能な2つの分離箇所とが配置されており、かつ該分離箇所によって、一方では支持軸とスペーサ部材との間の、他方ではスペーサ部材とターゲット管との間の、相対回動不能でかつ形状剛性的な(formsteif)結合部が、解離可能および再形成可能であるようにした。
このことによって、1つまたは複数の支持軸およびターゲット管の高度のかつ高負荷可能な同軸性と、水と真空との間の高い信頼度のシールと、1つまたは複数の支持軸とターゲット管との簡単な、頻繁に繰返し可能な、磨耗の少ない結合および分離とが、必須の操作のための広い自由空間および長い時間を必要とすることなく同時に実現可能であることが達成される。さらに、全ての回転する部材の軸線位置が一定の状態で、極めて良好な円滑回転が保証されている。
本発明の対象のさらなる有利な実施態様は、従属請求項から−個別にまたは組合せで−得られる。この場合、強調しておきたいのは、請求項2,3,4記載の特徴は互いに無関係に、請求項1の特徴部と一緒に使用されることもできるが、互いに組み合わされることもできる。
以下に、本発明の対象の実施形態およびその作用形式並びに付加的な利点を、図1〜図8に基づき詳しく説明する。
図1には、左側に支持構造体1を示してある。この支持構造体1は、垂直なプレート2と堅固に嵌め込まれた支持管3とから成っている。この支持管3内には、シールされた状態で真空・回転貫通ガイド4が挿入されている。この真空回転貫通ガイド4の右側の端部には、半径方向で締付け可能な突起部5が存在する。前記真空回転貫通ガイド4内には、回転可能な支持軸6が挿入されている。この支持軸6の右側の端部には、楔7を介してリングフランジ8が相対回動不能に被せ嵌められている。このリングフランジ8は、軸方向でサポートリング9によってねじ山結合部10を用いて固定されている。サポートリング9の外周部とリングフランジ8との間には、同軸的で軸線平行なリングギャップが存在する。このリングギャップは第1の形状接続エレメント(Formschlusselement)11を形成している。
空間位置が任意に選択されることができるシステム軸線A−Aは、破線によって示してある。支持構造体1は真空室(図示せず)の内部で、真空室の複数の側壁のうちの1つの側壁、底部または天井に固定されていてよい。
右側には、回転可能なターゲット管12の端部を示してある。この端部は、支持管13とコーティング材料から成る上張り14とから成っている。前記コーティング材料は、非反応性の雰囲気(例えばアルゴン)中で基板(図示せず)上に凝縮されることができるかまたは反応性の雰囲気中で上張り14の化合物として凝縮されることができる。この場合、基板はガイドによって、軸線A−Aに対して平行にかつ図平面に対して垂直に運動させられる。しかしながらこの動作は公知であるため、これ以上詳しくは説明しない。例えば、支持管13および上張り14は同じ材料から成っていてよいが、この材料が十分な強さを有している場合に限られる。
支持軸6とターゲット管12との間の相対回動不能な結合は、以下の手段によって行われる。すなわち、リングフランジ8とターゲット管12との間には、より強く縁付けされた(umrandet)スペーサ部材15が存在する。このスペーサ部材15はリングフランジ15aと、同軸的なリング突起部15bとを備えている。このリング突起部15bは第1の形状接続エレメント11内に係合している。より容易な係入のためにかつセンタリングのために、リング突起部15bは内側および外側に円錐台面15c,15dを備えている(図2)。リングフランジ15aを、一体の第1の締付けリング16が覆っている。この締付けリング16は、解離可能な少なくとも1つの第2の形状接続エレメント17を備えている。結合部は、(図6による)バヨネットシステムのような斜面またはねじ山によって同心的に引き締められることができる。
スペーサ部材15のさらなる経過において、このスペーサ部材15は中空円筒形の突起部15eを有している。この突起部15eは2つの雄ねじ山15f,15gを備えている。前記突起部には、一体的な第2の締付けリング18と対向支承部(Widerlager)19とが螺合されている。締付けリング16はスペーサ部材15のリング面15hを押圧している。
支持軸6、スペーサ部材15およびターゲット管12の内部には、−軸線A−Aに対して同心的にまたは平行に−管路20,21,22の支持システムが存在する。前記管路20,21,22は、公知の定置の磁石システム23のための支持体を形成しており、この磁石システム23はヨーク24と磁石25とから成っている。掛着および位置固定は複数のサポートエレメント26によって行われる。これらのサポートエレメント26のうちの1つのサポートエレメントしか図示していない。真空密な冷却媒体案内は太い矢印によって示してある。詳細および作用は、図3に基づき詳しく説明する。
図2には、−これまでの参照符号を変えずに−図1による装置を部分的に連結解除された状態で示してある。付加的に、以下のことを説明する。
すなわち、スペーサ部材15のほとんど全ての領域は、回転対称的および同軸的な暗室シールド(Dunkelraumabschirmung)27によって取り囲まれている。この暗室シールド27は結合リング28と中空円筒29,30,31とから成っている。この場合、中空円筒31はターゲット管12の端部をかろうじてごく僅かに覆っている。
図2では、リングフランジ8を備えた支持軸6は、締付けリング16がリングフランジ8から解離された後に、第1の分離箇所32で切り離されている。管路20の、第1の分離箇所32に向けられた端部は、冷却媒体通流のための孔33を備えたプラスチックから成る支承リングによって、支持軸6内で同軸的に支承されている。リングフランジ15aは形状接続エレメント11から外へ引き抜かれている。同じく管路21は、管路20を備えた差込み結合部34から引き抜かれている。暗室シールド27はターゲット管12の方向に同軸的に移動させられることができ、さらに、工具を締め付けリング16,18に当てることができるようにするために分解されることもできる。分離箇所32の右側の複合的な構成群は、今や真空チャンバから取り出されることができる。
強調しておきたいのは、比較的に短いターゲット管12では前記複合的な構成群が片持ち式に(fliegend)支承されていてよいこと、または比較的に長いターゲット管12ではこのターゲット管12の向こう側の、右側の端部に、付加的な支承装置が配置され得ることである。しかしながらこの支承装置は、ここでは図示していない。限界は約100〜200cmである。
図3には、−これまでの参照符号を変えずに−図2における半径方向の平面E−Eの右側の、図2による装置を拡大して示してあるが、運転状態で示してある。締付けリング18は外周部に交互に設けられている孔18a,18bを有している。これらの孔18a内には棒状の回し工具が差込み可能である。孔18b内には、球冠状の外面48aを備えたキノコ状のサポートボディ48が挿入されている。前記外面48aには暗室シールド27の中空円筒30が支えられている。
締付けリング18と、支持管13において相対回動不能にかつシールされた状態でねじ固定されたリング状の対向支承部19との間には、第2の分離箇所53が存在する。前記分離箇所32,53は完全に無関係に考察されることができる。これらの分離箇所は、請求項1の枠内では互いに完全に無関係に形成されることができ、実施例の枠内では、強制的な組合せ上の特徴を有していない。
図3には、分離箇所53の内側に、軸方向移動可能な押圧リング35を示してある。この押圧リングは同心的な円錐台面35aを有している。この円錐台面35aには拡開装置36が配置されている。この拡開装置36は、外面36bを備えたセクタ状の拡開ジョー36aから形成されている。この拡開ジョー36aは締付けリング18の回動によって、支持管13を軸方向および半径方向で固定するために、この支持管13の内側のリング状の切欠き13a内に半径方向で押込み可能である。締付けリング18のねじ戻しに際して、拡開ジョー36aはリングばね37によって、ターゲット管12の解放のために半径方向に収縮される。
拡開ジョー36aと対向支承部19との間には、別の押圧リング38が配置されている。この押圧リング38は対向支承部19と共同で、外向きに解放したV字形のリング溝39を成している。このリング溝39内にはエラストマのシールリング40が存在する。装置の締付けに際してシールリング40は、支持管13およびターゲット管12の内側の、冷却媒体で充填された室41を、真空チャンバ内の真空に対してシールするために、支持管13の円筒形の内面に向かって押圧される。
図3による組付け状態を解消する目的で、締付けリング18は左側へねじ戻される。このことによって、押圧リング35は軸方向で自由に可動になる。リングばね37は収縮し、これにより拡開ジョー36aが円錐台面35aを滑ってずれ、拡開ジョー36aの外面は、スパッタ材料から成る上張り14を備えた支持管13を解放する。この動きに追従して押圧リング38は、波状のリングばね38aの作用下で、片側だけ開放したばね鋼線材から成る制限リング49まで移動する。このことによって、リング溝39は拡幅されることができ、シールリング40は収縮することができ、やはり支持管13から解離される。ターゲット管12は、今や、軸方向右側へ引き抜かれることができる。図1および図3による運転状態の回復は、逆の方向で行われる。
図4には、−参照符号を変えずに−支持構造体1をスペースにおいて自由に示してある。支持管3内には支持軸6が、転がり軸受5を介して回転可能に軸受されている。支持軸6は延長部6aを有している。この延長部6aには、転がり軸受43を介して、冷却媒体供給および導出のための回転連結部42が定置に支承されている。しかしながら、液体のためのこのような回転連結部42は、−それ自体−公知であるので、さらなる詳細の説明を省略することができる。支持軸6の駆動は、1つのモータ44と2つのベルトプーリと1つの駆動ベルト47とを介して行われる。スパッタ電圧の供給のために滑りコンタクト50が設けられている。冷却媒体の供給および導出のために接続通路51,52が設けられている。
図5には、図3におけるV−V線に沿った半径方向断面図を示してある。締付けリング18の外周部には、等間隔に分配してかつ半径方向で、棒状の工具を差し込むための孔18aとポートボディ48を挿入するための孔18bとが配置されている。前記サポートボディ48はキノコ状に形成されていて、球冠状の外面48aを備えている。この外面48aに、一緒に回転する暗室シールド27が不動に支えられている。
図6には、リングフランジと締付けリングとの結合のために使用されることができるようなバヨネット結合部の斜視図を示してある。リングフランジ8は、支持軸6(ここには図示せず)の端部に相対回動不能に固定されている。リングフランジ8の外周部には、等間隔に分配して3つの円筒ピン8aが配置されている。締付けリング16には、類似した配置形式で、軸線平行な走入部およびフランク16bを備えたL字形の3つのギャップ16aが存在する。これらのギャップ16aはその端部16cに向かって、軸方向右側へ選択可能に上り勾配になるように経過している。これにより、バヨネット結合部は、差込み接合および回動に際して敏感にかつ省力的に引き締められることができ、かつ再び解離されることができる。ねじ固定部は、戻止めねじ(図示せず)によって工具なしに解離不能に形成されることができる。
図7には、左側に、前記のような支持軸6の、チャンバ内の端部を示してある。この支持軸6には、左側に第1の分離箇所60が配置されていて、その隣の右側に第2の分離箇所61が配置されている。第1の分離箇所60はリングフランジ62によって形成される。このリングフランジ62はハブ63を備えている。このハブ63はその長さの一部にわたって二等分され、この箇所でハーフリング状の押圧部材64によって補填される。この押圧部材64はここでは部分的にしか示していない。結合は、矢印方向への押込みと、ねじおよびねじ込み穴65,66による締付けとによって行われる。この場合回転対称的な、相対回動不能および曲げ剛性的(biegefest)な締付け部を、リングフランジ62と共同でスペーサ部材67(図8)が形成する。
第2の分離箇所61は、互いに形状接続的(形状による束縛によって;formschluessig)に結合可能な2つの部材、すなわちリングフランジ62と締付けリング68とから成っている。結合は、まず、ターゲット管12を左側へ接近移動させることによって行われる。このターゲット管12は、少なくとも一方の端部に、半径方向外向きに突出しているリングフランジ69を有している。ターゲット管12は、機械的に高安定性のスパッタ材料の場合にはモノリシックに形成されていてよいが、あまり強く負荷され得ない非金属の材料の場合には、金属の内管と、例えばSi、Zn、SiAl等のスパッタ材料から成る外側の上張りとから成っていてもよい。
リングフランジ69およびひいてはターゲット管12の位置固定は、形状接続的および摩擦接続(力結合)的(kraftschluessig)に締付けリング68によって行われる。この締付けリング68はバヨネット結合部の一部であって、リングフランジ69およびリングフランジ62を介して左側へ移動可能であって、かつリングフランジ62に対して回動可能でもある。形状接続性を生ぜしめるために、リングフランジ62はその外周部に少なくとも1つの係止ノーズ70を有している。締付けリング68の回動後、前記係止ノーズ70にはそれぞれ1つのフック状のリングセクタ71が上方から係合する。しかも、この場合上方から係合し合う、前記単数または複数の係止ノーズ70のフランク70aと前記リングセクタ71の単数または複数の内面71aとは、軸線方向に(ねじ山の場合に似て)僅かな勾配のフランク角度を成している。締付けリング68は段状の凹部68aを有している。
回動角度の位置固定のために、締付けリング68は、接線方向のギャップ73を備えたフォーク部72を有している。他方では、リングフランジ62は半径方向の突出部74を有している。この突出部74はねじ込み穴75を備えている。このねじ込み穴75内には締付けねじ76がねじ込まれている。突出部74と締付けねじ76のヘッドとの間にはリング77が存在する。このリング77からは、ねじ軸線に対して半径方向に、しかもリングフランジ62に対して接線方向に、戻止めピン78が突出している。この戻止めピン78は、図8による押込み接合された状態では、ギャップ73内に係合している。
図8には、図7による連結装置の閉鎖もしくは連結された状態の斜視図を示してある。ハブ63と押圧部材64とが、互いに堅固にかつ支持軸6にねじ固定された状態で、1つの回転体になるように相補していることがわかる。この回転体はさらにリングフランジ62と一緒に、1つの−しかしながら解離可能な−統一体を成している。
ターゲット管12のリングフランジ69は、リングフランジ62と締付けリング68との間で覆い隠された状態で配置されている。しかしながら、係止ノーズ70が短い部分だけリングセクタ71の後方で突出していて、これにより形状接続的な結合部を形成していることが示してある。このことは、この形式の、場合によってはあり得る別の結合部についても当てはまる。ターゲット管12のリングフランジ69は、締付けリング68の凹部68a内に位置する。締付けねじ76が締め付けられ、戻止めピン78は今やギャップ73の内側に位置する。
回転可能なターゲット管12の内部には、−図1〜図4の場合のように−ここに図示していない、回転しない磁石システムも存在する。この磁石システムの磁力線下を、運転中、ターゲット管12が回転して通り抜ける。磁石システムおよびその冷却媒体のための支持体および管路は、支持軸6を貫通してターゲット管12内まで延びているが、やはりここでは図示していない。
支持軸のための定置の支持構造体と、解離可能な連結装置と、回転可能なターゲット管およびこのターゲット管内に格納された磁石システムの連結側の端部とを示す軸方向断面図である。 図1による装置を部分的に連結解除された状態で示す図である。 図2の右側の部分を拡大して示す部分図である。 駆動装置の機能本質的な部分を示す軸方向断面図である。 図3におけるV−V線に沿った半径方向断面図である。 リングフランジと締付けリングとの結合のために使用されることができるようなバヨネット結合部を示す斜視図である。 駆動可能な支持軸とターゲット管との間の、分離された連結装置を斜視図的に示す分解図である。 図7による連結装置を閉鎖もしくは連結された状態で示す斜視図である。
符号の説明
1 支持構造体、 2 プレート、 3 支持管、 4 真空・回転貫通ガイド、 5 突起部 6 支持軸、 6a 延長部、 7 楔、 8 リングフランジ、 8a 円筒ピン、 9 サポートリング、 10 ねじ山結合部、 形状接続エレメント、 12 ターゲット管、 13 支持管、 13a 切欠き、 14 上張り、 15 スペーサ部材、 15a リングフランジ、 15b リング突起部、 15c 円錐台面、 15d 円錐台面、 15e 突起部、 15f 雄ねじ山、 15g 雄ねじ山、 15h 当接面、 16 締付けリング、 16a ギャップ、 16b フランク、 16c 端部、 17 形状接続エレメント、 18 締付けリング、 18a 孔、 18b 孔、 19 対向支承部、 20 管路、 21 管路、 22 管路、 23 磁石システム、 24 ヨーク、 25 磁石、 26 サポートエレメント、 27 暗室シールド、 28 結合リング、 29 中空円筒、 30 中空円筒、 31 中空円筒、 32 第1の分離箇所、 33 孔、 34 差込み結合部、 35 押圧リング、 36 拡開装置、 36a 拡開ジョー、 36b 外面、 37 リングばね、 38 押圧リング、 38a リングばね、 39 リング溝、 40 シールリング、 41 室、 42 回転連結部、 43 転がり軸受、 44 モータ、 45 ベルトプーリ、 46 ベルトプーリ、 47 駆動ベルト、 48 サポートボディ、 48a 外面、 49 制限リング、 50 滑りコンタクト、 51 接続通路、 52 接続通路、 53 第2の分離箇所、 60 第1の分離箇所、 61 第2の分離箇所、 62 リングフランジ、 63 ハブ、 64 押圧部材、 65 ねじ、 66 ねじ込み穴、 67 スペーサ部材、 68 締付けリング、 68a 凹部、 69 リングフランジ、 70 係止ノーズ、 70a フランク、 71 リングセクタ、 72 フォーク部、 73 ギャップ、 74 突出部、 75 ねじ込み穴、 76 締付けねじ、 77 リング、 78 戻止めピン、 A−A 軸線/システム軸線、 E−E 半径方向の平面

Claims (20)

  1. ターゲット管(12)をスパッタするための陰極装置であって、プラズマを閉じ込めるための磁界を生ぜしめるための回転不能な磁石システム(23)が設けられており、ターゲット管(12)が、真空チャンバ内で磁界を貫通するように回転可能であり、少なくとも1つの支持構造体(1)内に、ターゲット管(12)のための駆動可能な支持軸(6)が配置されており、さらに、ターゲット管(12)内に、磁石システム(23)のための保持装置が配置されており、かつ支持軸(6)とターゲット管(12)との間に、ターゲット管(12)の交換のための解離可能な少なくとも1つの連結装置が配置されている形式のものにおいて、
    少なくとも駆動可能な支持軸(6)とターゲット管(12)との間に、これらに対して同軸的なスペーサ部材(15,67)と、解離可能な2つの分離箇所(32/53;60/61)とが配置されており、該分離箇所(32/53;60/61)によって、一方では支持軸(6)とスペーサ部材(15,67)との間の、他方ではスペーサ部材(15,67)とターゲット管(12)との間の、相対回動不能でかつ形状剛性的な結合部が、解離可能および再形成可能であることを特徴とする、回転可能なターゲット管をスパッタするための陰極装置。
  2. 第1の分離箇所(32)が、支持軸(6)におけるリングフランジ(8)とスペーサ部材(15)との間に配置されており、第2の分離箇所(53)が、スペーサ部材(15)とターゲット管(12)の内面との間に配置されている、請求項1記載の陰極装置。
  3. a)支持軸(6)が、真空チャンバ内で、第1の形状接続エレメント(11)を有するリングフランジ(8)を備えており、
    b)リングフランジ(8)とターゲット管(12)との間で、スペーサ部材(15)が、第2の形状接続エレメント(17)を備えた一体の第1の締付けリング(16)によって取り囲まれており、該締付けリング(16)によって、スペーサ部材(15)が、同軸的にかつ支持軸(6)のリングフランジ(8)に対して相対回動不能に締付け可能である、請求項1記載の陰極装置。
  4. スペーサ部材(15)が、一体的な第2の締付けリング(18)によって取り囲まれており、該締付けリング(18)が、第1の締付けリング(16)とは逆の方向で、拡開装置(36)の半径方向可動な拡開ジョー(36a)に対して作用可能になっており、該拡開ジョー(36a)によって、ターゲット管(12)の所属の端部が、同軸的にかつ相対回動不能にスペーサ部材(15)に緊締可能である、請求項1記載の陰極装置。
  5. 第1の形状接続エレメント(11)が、リングフランジ(8)における同軸的なリングギャップとして形成されており、第2の形状接続エレメント(17)が、リングフランジ(8)の外周部に形成されている、請求項1記載の陰極装置。
  6. 支持軸(6)のリングフランジ(8)が、スペーサ部材(15)の、ターゲットから離れた方の端部における、同軸的でかつリング状のリング突起部(15b)を、軸方向にかつ半径方向で形状接続的に導入するための同軸的な切欠きを有している、請求項1記載の陰極装置。
  7. スペーサ部材(15)が、外向きに突出しているリングフランジ(15a)を有しており、該リングフランジ(15a)にリング突起部(15b)が配置されている、請求項6記載の陰極装置。
  8. スペーサ部材(15)が、リング突起部(15b)とは逆の側に向けられた面に、第1の締付けリング(16)のためのリング状の当接面(15h)を有している、請求項7記載の陰極装置。
  9. スペーサ部材(15)が、ターゲット管(12)に向けられたその面に、第2の締付けリング(18)のための雄ねじ山(15f)を有しており、前記第2の締付けリング(18)によって、半径方向の拡開装置(36)が、ターゲット管(12)の内面に対して締付け可能である、請求項1記載の陰極装置。
  10. 半径方向の拡開装置(36)が、内側の円錐台面を備えたセクタ状の少なくとも3つの拡開ジョー(36a)を有している、請求項9記載の陰極装置。
  11. 拡開ジョー(36a)の領域が、外側のリングばね(37)によって収縮可能に保持されている、請求項9記載の陰極装置。
  12. 第2の締付けリング(18)と拡開装置(36)との間に押圧リング(35)が配置されており、該押圧リング(35)が、拡開ジョー(36a)の円錐台面に対して少なくともほぼ相補形状を有する外側の円錐台面(36a)を有している、請求項から8から10までのいずれか1項記載の陰極装置。
  13. スペーサ部材(15)を支持軸(6)に結合するための第1のリングフランジ(8)が、ターゲット管(12)に向けられた面に、スペーサ部材(15)のリング突起部(15b)のための形状接続エレメントとしてリング状の切欠きを有している、請求項1記載の陰極装置。
  14. 両締付けリング(16,18)が暗室シールド(27)によって取り囲まれている、請求項1から4までのいずれか1項記載の陰極装置。
  15. 支持軸(6)の内部に第1の管路(20)が、スペーサ部材(15)の内部に第2の管路(21)が、ターゲット管(12)の内部に第3の管路(22)が、磁石システム(23)の保持のために配置されており、両管路(20,22)が、軸方向で解離可能であるが相対回動不能な差込み結合部(34)によって、互いに結合されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の陰極装置。
  16. 少なくとも締め付けリング(18)がその外周部に、工具を差し込むための孔(18a)を備えている、請求項1から4までのいずれか1項記載の陰極装置。
  17. 締付けリング(18)がその外周部に孔(18b)を備えており、該孔(18b)内に、回転可能な締付けリング(18)において暗室シールド(27)を不動に支えるためのサポートボディ(48)が挿入されている、請求項4記載の陰極装置。
  18. a)駆動される第1の管が、支持軸(6)として形成されており、該支持軸(6)が真空チャンバ内で終わっていて、この終端部において、リングフランジ(62)とハブ(63)と押圧部材(64)とから成っている同軸的なスペーサ部材(67)を支持しており、
    b)ハブ(63)が、ハーフリング状の切欠きを、これに対して相補形状を有する押圧部材(64)のために有しており、該押圧部材(64)が、摩擦接続的にかつ相対回動不能に支持軸(6)に対して締付け可能であり、
    c)ハブ(63)がリングフランジ(62)に結合されており、該リングフランジ(62)がその外周部に、軸方向で続く締付けリング(68)のリングセクタ(71)内に係合するための少なくとも1つの係止ノーズ(70)を有しており、
    d)締付けリング(68)がその外周部に、係止ノーズ(70)上へ形状接続的に上方から係合するための前記少なくとも1つのリングセクタ(71)を有しており、かつ
    e)ターゲット管(12)が、半径方向外向きに突出しているリングフランジ(69)を有しており、該リングフランジ(69)が、リングフランジ(62)と締付けリング(68)との結合に際して、ターゲット管(12)の一緒の回転のために、前記リングフランジ(62)と締付けリング(68)との間に締込み可能である、請求項1記載の陰極装置。
  19. 支持管(12)を取り囲んでいる締付けリング(68)がその周に、接線方向に向けられたギャップ(73)を備えた少なくとも1つのフォーク部(72)を有しており、前記ギャップ(73)内に、リングフランジ(62)に回動可能に取り付けられた戻止めピン(18)が導入可能である、請求項18記載の陰極装置。
  20. リングフランジ(62)がその外周部に、ねじ込み穴(75)を備えた少なくとも1つの突出部(74)を有しており、前記ねじ込み穴(75)内に、締付けねじ(76)がリング(77)の介在下でねじ込み可能であり、かつ戻止めピン(78)が、締付けねじ(76)に対して半径方向に、しかもリングフランジ(62)の周に対して接線方向に延びている、請求項19記載の陰極装置。
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