JP4155670B2 - コンテナクレーンの巻上装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンテナクレーンなどの荷役設備に用いる巻上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8はコンテナクレーンの一例を示すもので、このコンテナクレーンは、港湾Sに面した岸壁Gに敷設された陸側レールR1及び海側レールR2と、これら両レールR1,R2上を走行する脚部1a,1bを有する走行体2と、該走行体2の上部に略水平に設けたガーダ3と、該ガーダ3の先端部に上方へ跳ね上げ回動可能に枢支されたブーム4と、ガーダ3及びブーム4に沿って横行するトロリ5と、該トロリ5より吊り下げられ且つトロリ5に対して昇降可能なヘッドブロック6と、該ヘッドブロック6に装着され且つコンテナCを係止可能なスプレッダ7とを備えており、前記のトロリ5には、ガーダ3及びブーム4の左右に付帯するレール8上を転動可能な車輪9が枢支されている。
【0003】
ガーダ3の上方に位置する機械室10には、ブーム起伏用ロープ11の巻き取り、あるいは繰り出しによって、ブーム4を起伏させるブーム起伏用ドラム12と、ヘッドブロック昇降用ロープ13の巻き取り、あるいは繰り出しによって、ヘッドブロック6を昇降させるヘッドブロック昇降用ドラム14と、トロリ横行用ロープ15の巻き取り、あるいは繰り出しによって、トロリ5を横行させるトロリ横行用ドラム16とが配置されており、前記のヘッドブロック昇降用ロープ13は、トロリ5に枢支されたシーブ17及びヘッドブロック6に枢支されたシーブ18に巻き掛けられている。
【0004】
図7及び図8に示すコンテナクレーンでは、岸壁Gに対する走行体2の移動、ガーダ3及びブーム4に対するトロリ5の横行、トロリ5に対するヘッドブロック6の昇降、スプレッダ7によるコンテナCの係止の各動作を組み合わせて、船舶Vから岸壁GへのコンテナCの荷揚げ作業、あるいは、岸壁Gから船舶VへのコンテナCの積込み作業を行なう。
【0005】
更に、近年の船舶Vの大型化に伴って、トロリ5の横行距離を長くし且つヘッドブロック6の揚程を大きくすることや、ヘッドブロック6の昇降速度の向上を図ることなどが検討されているが、ヘッドブロック6の揚程が大きくなると、該ヘッドブロック6が下降する際に、ヘッドブロック6の海側寄り部分のシーブ18に巻き掛けられたヘッドブロック昇降用ロープ13と、ヘッドブロック6の陸側寄り部分のシーブ18に巻き掛けられたヘッドブロック昇降用ロープ13とが、徐々に平行な状態に近付くため、ヘッドブロック6が振り子状に揺動しやすくなる。
【0006】
そこで、トロリ5に対するヘッドブロック昇降用ロープ13の垂下長さに基づき、ヘッドブロック6の振れ周期を想定し、該振れ周期に応じてトロリ5の横行速度を調整してヘッドブロック6の振れを抑止することが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、トロリ5の横行速度の調整によってヘッドブロック6の振れを抑止しようとすると、トロリ5の加速及び減速に要する時間が長くなり、また、トロリ5の停止位置がヘッドブロック6の振れ周期によって制約されるため、効率よく荷役作業を行なうことができない。
【0008】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、荷役作業の効率を低下させずに吊具の振れを抑制できるコンテナクレーンの巻上装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のコンテナクレーンの巻上装置では、回転中心軸がトロリ横行方向に対して略水平に直交するようにトロリに枢支した海側ドラム及び陸側ドラムと、駆動源から海側ドラムへ回転を伝達する海側遊星歯車機構と、駆動源から陸側ドラムへ回転を伝達する陸側遊星歯車機構と、基端部が海側遊星歯車機構のキャリアに連結された海側トルクアームと、基端部が陸側遊星歯車機構のキャリアに連結され且つ海側トルクアームに対して略平行な陸側トルクアームと、一端部が海側トルクアームの先端部に枢支され且つ他端部が陸側トルクアームの先端部に枢支されたリンクと、該リンクを前後へ変位させ得るアクチュエータとを備え、海側ドラム及び陸側ドラムのそれぞれに昇降用ロープを、ドラム軸線方向からみて互いに逆方向に巻き付け、各昇降用ロープの繰り出し端を吊具に係止している。
【0010】
本発明のコンテナクレーンの巻上装置においては、トロリが加速する際に、アクチュエータによってリンクを所定方向に変位させ、該リンクの変位をそれぞれのトルクアームを介して両ドラムに伝達し、トロリ移動方向前方側のドラムをロープ巻き取り方向へ且つトロリ移動方向後方側のドラムをロープ繰り出し方向へそれぞれ回動させて、トロリ移動方向前方側及び後方側の昇降用ロープの張力を調整し、トロリ移動方向へ向かう力を吊具に付与する。
【0011】
また、トロリが減速する際に、アクチュエータによってリンクを加速時とは逆方向に変位させ、該リンクの変位をそれぞれのトルクアームを介して両ドラムに伝達し、トロリ移動方向前方側のドラムをロープ繰り出し方向へ且つトロリ移動方向後方側のドラムをロープ巻き取り方向へそれぞれ回動させて、トロリ移動方向前方側及び後方側の昇降用ロープの張力を調整し、トロリ移動方向とは逆方向へ向かう力を吊具に付与する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0013】
図1乃至図6は本発明のコンテナクレーンの巻上装置の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図7及び図8と同一の符号を付したものは同一物を表している。
【0014】
このコンテナクレーンの巻上装置は、海側ドラム20及び陸側ドラム21と、海側遊星歯車機構22及び陸側遊星歯車機構23と、海側トルクアーム24及び陸側トルクアーム25と、リンク機構26及びシリンダ27とを備えている。
【0015】
海側ドラム20は、トロリ19の海側の左前端寄り部分及び右前端寄り部分に、また、陸側ドラム21は、トロリ19の陸側の左後端寄り部分及び右後端寄り部分に、それぞれの回転中心軸がトロリ横行方向に対して略水平に直交するように配置されている。
【0016】
ドラム20,21は、外面にロープ溝29が形成され且つ両端部に開口部30,31を有する円筒状のドラム本体32と、該ドラム本体32の一方A側端面に同軸にボルト締結したフランジ部33と、該フランジ部33に連なり且つドラム本体32の外方へ同軸に延びる円筒状のジャーナル部34と、ドラム本体32の他方B側端面に同軸にボルト締結したフランジ部35と、該フランジ部35に連なり且つドラム本体32の内方へ同軸に延びる円筒状のハブ部36とによって構成されている。
【0017】
このドラム20,21は、ジャーナル部34に外接する軸受37が装着されたブラケット38と、ハブ部36に内接する軸受39、該軸受39に内接するトルクアーム軸43、及び該トルクアーム軸43のドラム外方端寄り部分に外接する軸受40が装着されたブラケット41とによって、トロリ19に枢支されている。
【0018】
更に、ドラム20,21には、別々のヘッドブロック昇降用ロープ28がドラム軸線方向からみて逆方向に巻き付けられており、海側ドラム20から垂下するヘッドブロック昇降用ロープ28の繰り出し端は、ヘッドブロック6の海側寄りの端部に係止され、陸側ドラム21から垂下するヘッドブロック昇降用ロープ28の繰り出し端は、ヘッドブロック6の陸側寄りの端部に係止されている。
【0019】
遊星歯車機構22,23は、ドラム20,21のジャーナル部34に挿入した駆動軸42と、ドラム20,21のハブ部36に挿入したトルクアーム軸43と、一方A側端が駆動軸42に嵌着された第1の回転軸44と、一方A側端が第1の回転軸44に回動可能に連結され且つ他方B側端がトルクアーム軸43に回動可能に連結された第2の回転軸45と、第1の回転軸44に嵌装した第1の太陽歯車46と、第2の回転軸45に嵌装した第2の太陽歯車47と、ドラム本体32内に配置した第1の内歯48及び第2の内歯49と、第2の回転軸45の一方A側寄り端部に嵌装した第1のキャリア50と、トルクアーム軸43の一方A側寄り端部に嵌装した第2のキャリア51と、第1のキャリア50に枢支され且つ第1の太陽歯車46及び第1の内歯48に噛合する複数の第1の遊星歯車52と、第2のキャリア51に枢支され且つ第2の太陽歯車47及び第2の内歯49に噛合する複数の第2の遊星歯車53とによって構成されている。
【0020】
駆動軸42は、ジャーナル部34の内方両端部寄りに配置した軸受54,54に枢支されており、ドラム20,21の外方へ延びる一方A側端には、駆動源68が連結されている。
【0021】
この駆動源68の正逆回転方向は、海側遊星歯車機構22に付帯するものと陸側遊星歯車機構23に付帯するものとで反対になるように設定されている。
【0022】
第1の回転軸44の一方A側端は、駆動軸42の他方B側端に形成した穴55に嵌入され、また、第1の回転軸44の他方B側端は、第2の回転軸45の一方A側端に形成した穴に軸受56を介して挿入されており、これにより、駆動軸42と第1の回転軸44とが、ドラム本体32及び第2の回転軸45に対して周方向へ回動できるようになっている。
【0023】
第2の回転軸45の他方B側端は、ドラム本体32内方に位置するトルクアーム軸43の一方A側端に形成した穴に軸受57を介して挿入されており、これにより、第2の回転軸45が第1の回転軸44及びトルクアーム軸43に対して周方向へ回動できるようになっている。
【0024】
第1の内歯48は、第1の太陽歯車46を周方向に取り囲むようにドラム本体32の内方に配置され、第2の回転軸45の第1のキャリア50と第2の太陽歯車47との間に軸受58を介して嵌装した円板状のディスク59の一方A側面に支持されている。
【0025】
第2の内歯49は、第2の太陽歯車47を周方向に取り囲むようにドラム本体32の内方に配置され、前記のディスク59の他方B側面とドラム20,21のハブ部36のドラム内方端外周に同軸に設けたフランジ60との間に支持されている。
【0026】
第1のキャリア50は、第1の太陽歯車46の他方B側に位置し且つ第2の回転軸45の一方A側寄り端部に嵌設されており、これにより、第1のキャリア50が第2の回転軸45とともにドラム本体32に対して回動できるようになっている。
【0027】
また、第2のキャリア51は、第2の太陽歯車47の他方B側に位置し且つトルクアーム軸43の一方A側寄り端部に嵌設されている。
【0028】
第1のキャリア50には、図4に示すように、第1の太陽歯車46及び第1の内歯48に噛合する3箇の第1の遊星歯車52がそれぞれ軸受61を介して枢支されている。
【0029】
また、第2のキャリア51には、図5に示すように、第2の太陽歯車47及び第2の内歯49に噛合する3箇の第2の遊星歯車53がそれぞれ軸受62を介して枢支されている。
【0030】
トルクアーム24,25は、互いに平行に且つ先端部が下方を向くように、遊星歯車機構22,23のトルクアーム軸43の他方B側端部に取り付けられている。
【0031】
リンク機構26は、両ドラム20,21の間に位置し且つトロリ19上に設けたビーム66に上端部がピン結合されたレバー67と、該レバー67の中間部分に基端部が重合するようにピン結合された一対の第1のリンク65と、各第1のリンク65の先端部にロードセル64を介して一端部が連結され且つ他端部がトルクアーム24,25の先端部にピン結合された第2のリンク63とによって構成されている。
【0032】
シリンダ27は、ピストンロッドが前記のレバー67の下端部にピン結合され且つハウジングが第1のリンク65に略平行になるようにトロリ19に枢支されており、シリンダ27の拡縮作動に応じて、第1のリンク65が陸側あるいは海側へ変位するようになっている。
【0033】
図1乃至図6に示すコンテナクレーンの巻上装置では、駆動源68を作動させると、駆動軸42の回転が、第1の回転軸44、第1の太陽歯車46、第1の遊星歯車52、第1のキャリア50、第2の回転軸45、第2の太陽歯車47、第2の遊星歯車53、第2のキャリア51を経てトルクアーム軸43に伝達されようとする。
【0034】
このとき、ドラム本体32が軸受37,40を介してブラケット38,41に枢支され且つ第2のキャリア51がトルクアーム軸43及びトルクアーム24,25を介してシリンダ27によって周方向への変位を拘束されているため、第2の太陽歯車47の回転は、第2の遊星歯車53を経て第2の内歯49に伝達され、第2の太陽歯車47に対する第2の内歯49の歯数比に応じた回転数で、ドラム本体32が第2の太陽歯車47とは逆方向に回転する。
【0035】
また、第1のキャリア50がドラム本体32に対して相対的に逆方向へ回動することにより、第1の太陽歯車46に対する第1の内歯48の歯数比に応じた回転数で、第1のキャリア50が第1の太陽歯車46と同方向に回転する。
【0036】
これにより、駆動軸42に対してドラム本体32が第1の太陽歯車46、第1のキャリア50、第1の遊星歯車52、第1の内歯48で構成される前段の減速機構と、第2の太陽歯車47、第2のキャリア51、第2の遊星歯車53、第2の内歯49で構成される後段の減速機構とのそれぞれの歯数比に応じた回転数で減速駆動されることになる。
【0037】
更に、海側遊星歯車機構22と陸側遊星歯車機構23とでは、それらに付帯する駆動源68の正逆回転方向が反対に設定されているので、海側ドラム20と陸側ドラム21とが軸線方向からみて逆方向に回転し、双方のドラム20,21にヘッドブロック昇降用ロープ28が巻き取られ、あるいは双方のドラム20,21よりヘッドブロック昇降用ロープ28が繰り出されて、ヘッドブロック6が昇降する。
【0038】
停止中のトロリ19を海側へ横行させる際、あるいは、陸側へ横行中のトロリ19を停止させる際には、両駆動源68を制動した状態で、シリンダ27のヘッド側流体室へ液圧を付与し、第1のリンク65及び第2のリンク63を介してトルクアーム24,25を、図1において時計回りに回動させると、トルクアーム24,25の回動が、トルクアーム軸43、キャリア51、遊星歯車53、内歯49を介してドラム20,21に伝達され、ヘッドブロック6の海側端に係止されているヘッドブロック昇降用ロープ28が海側ドラム20に巻き取られ且つヘッドブロック6の陸側端に係止されているヘッドブロック昇降用ロープ28が陸側ドラム21から繰り出される。
【0039】
これにより、両ヘッドブロック昇降用ロープ28の張力が調整されて、ヘッドブロック6に海側へ向かう力が付与され、トロリ19の横行あるいは停止に伴うヘッドブロック6の振れが抑制される。
【0040】
停止中のトロリ19を陸側へ横行させる際、あるいは、海側へ横行中のトロリ19を停止させる際には、両駆動源68を制動した状態で、シリンダ27のロッド側流体室へ液圧を付与し、第1のリンク65及び第2のリンク63を介してトルクアーム24,25を、図1において反時計回りに回動させると、トルクアーム24,25の回動が、トルクアーム軸43、キャリア51、遊星歯車53、内歯49を介してドラム20,21に伝達され、ヘッドブロック6の海側端に係止されているヘッドブロック昇降用ロープ28が海側ドラム20から繰り出され且つヘッドブロック6の陸側端に係止されているヘッドブロック昇降用ロープ28が陸側ドラム21に巻き取られる。
【0041】
これにより、両ヘッドブロック昇降用ロープ28の張力が調整されて、ヘッドブロック6に陸側ヘ向かう力が付与され、トロリ19の横行あるいは停止に伴うヘッドブロック6の振れが抑制される。
【0042】
このように、図1乃至図6に示すコンテナクレーンの巻上装置においては、海側ドラム20と陸側ドラム21とを回動させて、ヘッドブロック6の海側端及び陸側端に係止されているヘッドブロック昇降用ロープ28の張力を調整し、トロリ19の加速あるいは減速に応じた力をヘッドブロック6に付与するので、荷役作業の効率を低下させずにヘッドブロック6の振れを抑制することが可能になる。
【0043】
なお、本発明のコンテナクレーンの巻上装置は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のコンテナクレーンの巻上装置によれば、リンクの変位を遊星歯車機構のキャリアに連結されているトルクアームに伝達して、昇降用ロープがドラム軸線方向に見て互いに逆方向に巻き付けられている海側ドラム及び陸側ドラムを同方向へ回動させ、吊具の海側端及び陸側端に係止されている昇降用ロープの張力を調整し、これにより、トロリの加速あるいは減速に応じた力を吊具に付与するので、荷役作業の効率を低下させずに吊具の振れを抑制することができる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナクレーンの巻上装置の実施の形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1に示すコンテナクレーンの巻上装置を搭載したトロリの側面図である。
【図3】図1に示すコンテナクレーンの巻上装置を搭載したトロリの平面図である。
【図4】図1に示すコンテナクレーンの巻上装置の断面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図4のVI−VI矢視図である。
【図7】コンテナクレーンの一例を示す側面図である。
【図8】図7に関連するヘッドブロックの正面図である。
【符号の説明】
6 ヘッドブロック(吊具)
19 トロリ
20 海側ドラム
21 陸側ドラム
22 海側遊星歯車機構
23 陸側遊星歯車機構
24 海側トルクアーム
25 陸側トルクアーム
26 リンク
27 シリンダ(アクチュエータ)
28 ヘッドブロック昇降用ロープ
51 第2のキャリア
68 駆動源
Claims (1)
- 回転中心軸がトロリ横行方向に対して略水平に直交するようにトロリに枢支した海側ドラム及び陸側ドラムと、駆動源から海側ドラムへ回転を伝達する海側遊星歯車機構と、駆動源から陸側ドラムへ回転を伝達する陸側遊星歯車機構と、基端部が海側遊星歯車機構のキャリアに連結された海側トルクアームと、基端部が陸側遊星歯車機構のキャリアに連結され且つ海側トルクアームに対して略平行な陸側トルクアームと、一端部が海側トルクアームの先端部に枢支され且つ他端部が陸側トルクアームの先端部に枢支されたリンクと、該リンクを前後へ変位させ得るアクチュエータとを備え、海側ドラム及び陸側ドラムのそれぞれに昇降用ロープを、ドラム軸線方向からみて互いに逆方向に巻き付け、各昇降用ロープの繰り出し端を吊具に係止したことを特徴とするコンテナクレーンの巻上装置。
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