JPH10279285A - 旋回ロック機構 - Google Patents

旋回ロック機構

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JPH10279285A
JPH10279285A JP10088771A JP8877198A JPH10279285A JP H10279285 A JPH10279285 A JP H10279285A JP 10088771 A JP10088771 A JP 10088771A JP 8877198 A JP8877198 A JP 8877198A JP H10279285 A JPH10279285 A JP H10279285A
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drive shaft
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David J Pech
ジェイ ペック ディヴィッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/88Safety gear
    • B66C23/94Safety gear for limiting slewing movements

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のブームを有するクレーンは旋回ベアリ
ングに直接連結されたロック装置を採用する。ロック装
置が係合する前に上部構造体が下部構造体に対して注意
深く配置されることを要求する。 【解決手段】 旋回軸受によって下部構造体に回転可能
に取付けられた上部構造体を有する機械用の旋回ロック
機構が、旋回ベアリング駆動組立体の駆動軸に連結され
る。この機械は、旋回ロック板と、環状のピン支持部材
と、複数のロックピンとを備える。旋回ロック板は駆動
軸に固定される。環状のピン支持部材は、駆動軸に対し
て回転しないように固定される。ロックピンは、ピン支
持部材に対する角度向きにかかわりなく、少なくとも1
本のピンが旋回ロック板の孔と係合するように配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部構造体に回転
可能に取付けられた上部構造体を有するクレーンのよう
な機械に関する。特に、本発明は、上部構造体が下部構
造体に対して回転するのを阻止するロック機構を提供す
る。
【0002】
【背景技術】このタイプの機械では、上部構造体を下部
構造体に対して回転させるために旋回ベアリングを利用
している。しかしながら、一定の持上げ動作中に、上部
構造体の回転を阻止することが必要になるだろう。ま
た、機械がシャットダウンされたときにも、上部構造体
の回転を阻止することが必要になるだろう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、大型のブーム
を有するクレーンは不使用中に風で旋回しやすく、これ
により、付近の構造物に危害を加えたり、損害を与えた
りするだろう。このタイプの公知の機械は、典型的には
旋回ベアリングに直接連結されたロック装置を採用す
る。そのような装置は、しばしば、その装置が係合する
前に上部構造体が下部構造体に対して注意深く配置され
ることを要求する。従って、容易に係合することができ
る旋回ロック機構を提供することが求められる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、旋回ベアリン
グによって下部構造体に回転可能に取付けられた上部構
造体を有する機械用の旋回ロック機構を提供する。旋回
ロック機構は上部構造体が下部構造体に対して回転する
のを阻止するために使用され、機械が動作していないと
きでも使用することができる。本発明の旋回ロック機構
は旋回ベアリング駆動組立体の駆動軸に連結され、旋回
ロック板と、環状のピン支持部材と、複数のロックピン
とを有する。旋回ロック板は駆動軸に固定され、少なく
とも1つの孔が駆動軸の中心軸線のまわりに配置され
る。環状のピン支持部材は駆動軸に対して回転しないよ
うに固定され、駆動軸の軸線のまわりに配置される。ロ
ックピンは環状のピン支持部材によって支持され、かつ
また、駆動軸の軸線のまわりに配置される。ロックピン
は、旋回ロック板の環状のピン支持部材に対する角度向
きにかかわりなく、少なくとも1本のピンが旋回ロック
板の孔と係合するように配置される。
【0005】本発明の好ましい実施の形態は、上記のも
のに加えた特徴も含む。そのうえ、上記した本技術の利
点は、ただちに好ましい実施の形態に適用できるが、そ
れだけに限られるものではない。本発明の他の特徴と利
点とは、好ましい実施の形態の詳細な説明と関連づけて
考察したときに、さらに理解され認識されるであろう。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、下部構造体に回転可能
に取付けられた上部構造体を有するすべてのタイプの車
両又は機械に用途を見いだすであろうけれども、本発明
の好ましい実施の形態を、図1及び2のブーム巻上げシ
リンダクローラクレーン10と関連づけて説明する。ブ
ーム巻上げシリンダクローラクレーン10は、回転ベッ
ドを有する上部構造体12を備え、この回転ベッド14
は旋回ベアリング18を介して下部構造体16に回転可
能に連結されている。下部構造体16は、車体20と、
車体釣合重り22と、2つの独立駆動クローラ24とを
有する。上部構造体は、上部構造体12に枢動可能に連
結されたブーム26を含む。ブーム26は、ブーム先端
部28とテーパ付きブーム基端部30とを備える。ブー
ム26はまた、ブーム26の全長を長くするために、ブ
ーム先端部28とブーム基端部30との間に連結された
1以上のブーム中間部32を有する。ブーム26の角度
は、上部構造体12に枢動可能に連結された、一対のブ
ームホイストシリンダ34によって制御される。マスト
36が、油圧式ブームホイストシリンダ34のピストン
ロッド38と上部構造体12との間に枢動可能に連結さ
れている。ブームホイストシリンダ34は、好ましくは
ブームホイストシリンダ34の下端付近の箇所で上部構
造体12に連結されるが、ブームホイストシリンダ34
のボア40に沿ったいかなる箇所で上部構造体12に連
結されてもよい。ブーム26は、油圧式ブームホイスト
シリンダ34のピストンロッド38とマスト36とに、
1以上のブームペンダント42によって連結される。ブ
ームペンダント42は、マスト36又は油圧式ブームホ
イストシリンダ34のピストンロッド38かのいずれか
に連結すればよいが、好ましくは、マスト36と油圧式
ブームホイストシリンダ34のピストンロッド38との
連結部に近い箇所に連結される。ブームバックストップ
44はブーム26が安全な動作角度を越えるのを阻止す
るために設けられる。
【0007】ブーム26の位置は油圧式ブームホイスト
シリンダ34によって制御される。マスト36は、ブー
ムペンダント42と油圧式ブームホイストシリンダ34
との力を最適化するために、油圧式ブームホイストシリ
ンダ34とブームペンダント42との連結部を、ブーム
26の軸線から離れた位置に支持する。また、この配置
により、油圧式ブームホイストシリンダ34がブーム2
6の軸に垂直な成分を有する力を与えることを可能にす
る。この力はブームペンダント42によってブーム26
の端部に伝達される。油圧式ブームホイストシリンダ3
4を伸張させることにより、ブーム26の前部と地面と
の間の角度が小さくなる。逆に、油圧式ブームホイスト
シリンダ34を収縮させることにより、ブーム26の前
部と地面との間の角度が大きくなる。通常の動作条件で
は、ブーム26の自重とクレーン10で持上げる荷重と
によって、油圧式ブームホイストシリンダ34とブーム
ペンダント42は引張力を受ける。逆に、通常の動作条
件では、マスト36は圧縮力を受ける。
【0008】上部構造体12は、更に、荷重を持上げる
ための1以上の荷重巻上げライン46を有する。各荷重
巻上げライン46は、上部構造体12の回転ベッド14
上に支持された荷重巻上げラインドラム48のまわりに
巻付けて固定される。荷重巻上げラインドラム48は、
荷重巻上げライン46を引出すか又は巻上げるように回
転させられる。荷重巻上げライン46は、ブーム基端部
30の上部内側に取付けられたワイヤロープガイド50
に通され、ブーム先端部28の上端に配置された複数の
ブーム先端滑車52のまわりに通される。ワイヤロープ
ガイド50は荷重巻上げライン46がブーム26の格子
構造と干渉するのを防止する。フックブロックが、典型
的には、各荷重巻上げライン46に取付けられる。図2
で最も良くわかるように、上部構造体12は、更に、動
力プラントハウジング58によって取囲まれ、かつ、動
力プラント基台60に支持された動力プラント56を有
する。動力プラント基台60は回転ベッド14の後部に
連結される。上部釣合重り組立体62が動力プラント基
台60に連結され、この上部釣合重り組立体62は、釣
合重り皿66上に支持された複数の釣合重り64を備え
る。動力プラント56は、クローラ24の移動、回転ベ
ッド14の回転、荷重巻上げラインドラム48の回転、
及び、油圧式ブームホイストシリンダ34の動作を含む
クレーン10の様々な機械的な及び油圧的な動作のため
の動力を供給する。動力プラント56と上記した要素と
の間の機械的連結及び油圧的連結は、明瞭さのために省
略する。クレーン10の様々な機能の動作は運転台68
から制御される。
【0009】上述したように、旋回ベアリング18によ
って上部構造体12は下部構造体16に対して回転する
ことができる。旋回ベアリング18は、下部構造体16
の車体20と上部構造体12の回転ベッド14との間に
連結されている。図2〜図4で最も良くわかるように、
上部構造体12の回転は回転ベッド14に取付けられた
旋回ベアリング駆動組立体80によって達成される。旋
回ベアリング駆動組立体80は、下部構造体16に取付
けられた旋回リングブルギア82と係合するピニオンギ
ア84を含む。ピニオンギア84の回転は、旋回ベアリ
ング駆動組立体80を旋回リングブルギア82の円周方
向に沿って進め、それによって、上部構造体12を下部
構造体16に対して回転させる。図3及び図4で最も良
くわかるように、旋回ベアリング駆動組立体80はピニ
オンギア84を回転させるための駆動モータ86を含
む。図示の好ましい実施の形態では、駆動モータ86は
動力プラント56によって油圧駆動される。駆動モータ
86を動力プラント56に接続する複数のホース88が
モータ86を駆動するのに必要な油圧液を供給する。駆
動モータ86は、中心軸線92を中心に回転する駆動軸
90に連結される。駆動軸90は1以上の遊星歯車装置
94に連結される。遊星歯車装置94は、一連の減速ギ
アを通して、ピニオンギア84の回転速度(rpm)を
駆動モータ86の回転速度に対して減少させる。この回
転速度の減少に対応して、ピニオンギア84から旋回リ
ングブルギア82に与えることができるトルク又は回転
力が増加して、それにより、上部構造体12を回転させ
るのに要求される駆動モータ86の寸法又は最大出力を
減少させる。
【0010】旋回ベアリング駆動組立体80はまた、駆
動軸90に連結されたブレーキ96と旋回ロック機構9
8とを備える。ブレーキ96は、摩擦力を駆動軸90に
与えることによって、ピニオンギア84の回転を禁止
し、その回転をゆっくりにし、又は、その回転を停止さ
せる。ブレーキ96は従来型の設計(例えばディスク又
はドラム型のブレーキ)であり、典型的には、油圧で係
合されている。旋回ロック機構98は、駆動軸90を固
定された角度向きに確実にロックすることによって、上
部構造体12の回転を阻止する。ブレーキ96と同様
に、旋回ロック機構98は油圧で係合される。しかしな
がら、旋回ロック機構98は油圧圧力が係合されたまま
でいることは要求せず、それによって、たとえクレーン
10が使用されていない間にも、上部構造体12が回転
に対してロックされることを可能にする。
【0011】図示の好ましい実施の形態では、ブレーキ
96と旋回ロック機構98との両方が、駆動軸90に沿
って、駆動モータ86とすべての遊星歯車装置94との
間に配置されている。これにより、これらの要素が遊星
歯車装置94によって与えられる歯車減速を利用するこ
とを可能にし、それにより、上部構造体12の下部構造
体16に対する回転を禁止し、或いは、この回転を阻止
するために、これらの要素が駆動軸90に働かせなけれ
ばならないトルクの大きさを低減する。図5〜図8で最
も良くわかるように、好ましい実施の形態の旋回ロック
機構98は駆動軸90に固定された旋回ロック板100
を備える。旋回ロック板100は、駆動軸90の中心軸
線92のまわりに円周状に配置された1以上のロック孔
102を有する。図7及び図8で最も良くわかるよう
に、好ましい実施の形態の旋回ロック板100は、駆動
軸90の中心軸線92のまわりに等間隔に(すなわち6
0゜間隔に)間隔を隔てた6つの腎臓形のロック孔10
2を有する。
【0012】旋回ロック機構98はまた、駆動軸90の
中心軸線92のまわりに円周状に配置された1以上の往
復ロックピン104を含む。ロックピン104は、環状
のピン支持部材106と旋回ロックフレーム108とに
よって支持される。環状のピン支持部材106と旋回ロ
ックフレーム108は中心軸線92のまわりを回らない
ように固定される。図7及び図8で最も良くわかるよう
に、好ましい実施の形態の旋回ロック機構98は、駆動
軸90の中心軸線92のまわりに等間隔(すなわち90
゜間隔)に間隔を隔てた4本のピストン型のロックピン
104を含む。ロック孔102とロックピン104は中
心軸線92から一定距離に配置される。ロック孔102
とロックピン104とは、旋回ロック板100の角度向
きにかかわりなく、少なくとも1本のロックピン104
が常にロック孔102のひとつと一列に並ぶように形成
されかつ配置される。図7及び図8で最も良くわかるよ
うに、好ましい実施の形態の腎臓形のロック孔102
は、ロックピン104の直径dよりもわずかに大きい幅
を有するとともに、ロックピン104の直径に30゜
(すなわち{d+{s×π/6}})を加えたものより
もわずかに大きな円弧長さを有する。この配置により、
旋回ロック板100の角度向きにかかわりなく、少なく
とも2本のロックピン104が常に腎臓形のロック孔1
02と一列に並ぶことを確保する。
【0013】図示の好ましい実施の形態では、各ロック
ピン104はピストン110と、軸112と、フランジ
114とを備える。ロックピン104の軸112は孔1
16を通って環状のピン支持部材106内に突出してい
る。ロックピン104はフランジ114とばね118と
によって所定の位置に保持される。ばね118はロック
ピン104を旋回ロック板100に向けて上方に付勢す
る。軸112の長さは、ロックピン104が環状のピン
支持部材106を通して下方に引込めるために、孔11
6の厚さよりも大きい。ピストン110は旋回ロックフ
レーム108のボア120を通して配置される。旋回ロ
ックフレーム108はロックピン104を案内し、か
つ、ロックピン104の縦方向の支持を与える。環状の
ピン支持部材106は旋回ロックフレーム108によっ
て支持されており、中心軸線92と平行な方向に往復動
して、旋回ロック機構98を係合させ、又は、旋回ロッ
ク機構98を係合解除させる。図示の好ましい実施の形
態では、旋回ロック機構98は環状のピン支持部材10
6が旋回ロック板100に向って上昇することによって
係合し、環状のピン支持部材106が旋回ロック板10
0から遠ざかることによって係合解除する。図5は、係
合解除位置にある旋回ロック機構98を示す。図6は、
係合位置にある旋回ロック機構98を示す。
【0014】旋回ロック機構98を係合させるために
は、環状のピン支持部材106と旋回ロックフレーム1
08との間の下側キャビティ124内に係合ポート12
2を通して油圧液を圧送し、環状のピン支持部材106
を旋回ロック板100に向けて押上げる。旋回ロック機
構98を係合解除させるには、環状のピン支持部材10
6と旋回ロックフレーム108との間の上側キャビティ
128内に係合解除ポート126を通して油圧液を圧送
し、環状のピン支持部材106を旋回ロック板100か
ら押下げる。ボール式移動止め130のような抵抗機構
が、環状のピン支持部材106を係合位置又は係合解除
位置(図5及び図6参照)に保持するのに使用される。
ボール式移動止め130により、クレーン10が動作し
ている間に、意図せずに旋回ロック機構98が係合した
り係合解除したりすることのないように保証する。好ま
しい実施の形態のボール式移動止め130は、ボールベ
アリング134に連結され、或いは、ボールベアリング
で終わるピストン132を備える。ボールベアリング1
34はピストン132に作用するばね136によって環
状のピン支持部材106に突き当るように付勢されてい
る。環状のピン支持部材106は2つの別々の窪み(又
は凹部領域)138、140を有する。旋回ロック機構
98が係合解除しているときには(図5参照)、ボール
ベアリング134は上側の窪み138にはめ込まれ、旋
回ロック機構98が係合しているときには(図6参
照)、下側の窪み140にはめ込まれる。ボールベアリ
ング134と窪み138、140との形状及び形態は、
ばね136によって与えられる力と関連して、十分な抵
抗力を提供し、環状のピン支持部材106が意図せずに
一方の位置から他方の位置へ移動する(すなわち環状の
ピン支持部材106がずれ上がり又はずり下がる)のを
阻止する。しかしながら、ボール式移動止め130によ
って提供される抵抗力は、環状のピン支持部材106を
上述したようにして(すなわち係合ポート122又は係
合解除ポート126のいずれかを通して油圧液を圧送す
ることによって)意図的に係合させたり係合解除させた
りするのを阻止するほどには大きくない。
【0015】旋回ロック機構98を係合させるのに先立
って、下部構造体16に対する上部構造体12のいかな
る回転も、最初にブレーキ96を用いて停止される。旋
回ロック機構98を係合させるためには、環状のピン支
持部材106を駆動軸90の中心軸線92と平行な方向
に旋回ロック板100に向けて移動する。環状のピン支
持部材106が旋回ロック板100に向って移動するこ
とにより、ロックピン104がボア120内を通って押
上げられる。ロック孔102と一列になったこのような
ロックピン104は、それらのロック孔102に押込ま
れて、それらのロック孔102に係合する。ロック孔1
02と一列にならないロックピン104は(図8参照)
押されて、環状のピン支持部材106内に引込まされる
(すなわち環状のピン支持部材106が旋回ロック板1
00に向って移動しても、ロックピン104は静止した
ままでいる。)。
【0016】図8で最も良くわかるように、好ましい実
施の形態のロック孔102とロックピン104との数、
形状及び配置は、旋回ロック板100の角度向きにかか
わりなく、4本のロックピン104のうちの少なくとも
2本が常に、6つの腎臓形のロック孔102のうちの2
つと一列になることを保証する。いったんロックピン1
04のうちの2本が2つのロック孔102に係合する
と、残りの2本のロックピン104が残りのロック孔1
02と一列になるまでは(図7参照)、上部構造体12
を回転させ、それによって、ばね118がそれらのロッ
クピン104をロック孔に押込む。いったんすべての4
本のロックピン104が係合したならば、上部構造体1
2の更なる回転を生じることができない。旋回ロック板
100とピニオンギア84との間に配置された遊星歯車
装置94は、すべてのロックピン104をロック孔10
2に係合さはるように、旋回ロック板100が十分な角
度だけ回転する前に、上部構造体12が1〜2゜(与え
られた歯車の全部合わせた減速比に依存する)以上にわ
たって回転するのを阻止することに注目すべきである。
【0017】旋回ロック機構98を係合解除させるに
は、環状のピン支持部材106を旋回ロック板100か
ら遠ざけられるように移動させ、それによって、ロック
ピン104をロック孔102から係合解除させる。図示
の好ましい実施の形態では4本のロックピンと6つの腎
臓形のロック孔を利用したけれども、いかなる数の配置
を使用することもできることを理解すべきである。例え
ば、それぞれが約90゜の円弧長さを有する2つの腎臓
形の孔、又は、約180゜の円弧長さを有する1つの腎
臓形の孔を、図示の好ましい実施の形態の6つの腎臓形
の孔に代えて使用することができる。後者の配置では、
上部構造体が回転しないように完全に止めるには、わず
か2本のロックピンだけが必要になるであろう。最後
に、旋回ロック機構は1本の丸いロックピンと1つの丸
いロック孔を採用するだけでもよいけれども、この配置
では、ロックピンがロック孔に係合するまでに、上部構
造体がわずかにより大きな角度だけ回転するであろう。
他の配置と形態も同様に採用することができる。
【0018】かくして、ここでは本発明の実施の形態に
ついて説明したけれども、この分野の当業者は、本発明
の概念の精神の範囲内で、変化、改良、代替等を認識す
るであろう。それらを、特許請求の範囲に記載した本発
明の範囲内に包含することを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示による旋回ロック機構を組込んだ
クローラクレーンの全体を示す右側面図である。
【図2】クレーンの上部構造体の内部要素のいくつかを
示す、クローラクレーンの部分右側面図である。
【図3】クローラクレーンの旋回ベアリング駆動組立体
を示す部分立面図である。
【図4】クローラクレーンの旋回ベアリング駆動組立体
を示す部分平面図である。
【図5】係合解除位置における旋回ロック機構の断面図
である。
【図6】係合位置における旋回ロック機構の断面図であ
る。
【図7】図6の線7−7における旋回ロック板の断面図
である。
【図8】図5の線8−8における旋回ロック板の断面図
である。
【符号の説明】
10 ブーム巻上げシリンダクローラクレーン 12 上部構造体 14 回転ベッド 16 下部構造体 18 旋回ベアリング 20 車体 22 車体釣合重り 24 クローラ 26 ブーム 28 ブーム先端部 30 ブーム基端部 32 ブーム中間部 34 ブームホイストシリンダ 36 マスト 38 ピストンロッド 40 ボア 42 ブームペンダント 44 ブームバックストップ 46 荷重巻上げライン 48 荷重巻上げラインドラム 50 ワイヤロープガイド 56 動力プラント 58 動力プラントハウジング 60 動力プラント基台 62 上部釣合重り組立体 64 釣合重り 66 釣合重り皿 68 運転台 80 旋回ベアリング駆動組立体 82 旋回リングブルギア 84 ピニオンギア 86 駆動モータ 88 ホース 90 駆動軸 92 中心軸線 94 遊星歯車装置 96 ブレーキ 98 旋回ロック機構 100 旋回ロック板 102 ロック孔 104 ロックピン 106 ピン支持部材 108 旋回ロックフレーム 110 ピストン 112 軸 114 フランジ 116 孔 118 ばね 122 係合ポート 124 下側キャビティ 126 係合解除ポート 128 上側キャビティ 130 ボール式移動止め 132 ピストン 134 ボールベアリング 136 ばね 138 上側の窪み 140 下側の窪み

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部構造体に回転可能に取付けられた上
    部構造体と、旋回ベアリングと、旋回ベアリング駆動組
    立体とを有する機械であって、前記旋回ベアリング駆動
    組立体は駆動軸に連結された駆動モータを備え、前記駆
    動軸は該駆動軸が回転する中心軸線を有し、前記旋回ベ
    アリング駆動組立体はさらに旋回ロック機構を備え、 前記旋回ロック機構は: a)前記駆動軸に固定され、かつ、前記駆動軸のまわり
    に配置された少なくとも1つの孔を含む旋回ロック板
    と; b)前記駆動軸の中心軸線のまわりに配置され、かつ、
    前記駆動軸の中心軸線に対する回転をしないように固定
    された環状のピン支持部材と; c)前記環状のピン支持部材によって支持された複数の
    ロックピンとを備え、前記ロックピンは、前記駆動軸の
    中心軸線のまわりに配置され、前記旋回ロック板の前記
    環状のピン支持部材に対する角度向きにかかわりなく、
    少なくとも1本の前記ロックピンが前記旋回ロック板の
    前記少なくとも1つの孔と係合するように配置される;
    ことを特徴とする機械。
  2. 【請求項2】 前記旋回ロック板は前記駆動軸の中心軸
    線のまわりに円周状に配置された複数の孔を有し、前記
    ロックピンは、前記旋回ロック板の前記環状のピン支持
    部材に対する角度向きにかかわりなく、少なくとも1本
    の前記ロックピンが前記旋回ロック板の1つの前記孔と
    係合するように配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の機械。
  3. 【請求項3】 前記旋回ロック板の前記各孔は腎臓形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  4. 【請求項4】 前記ロックピンは、前記ロックピンのす
    べてよりも少ない数のものを前記旋回ロック板の前記孔
    に係合させるように、独立に移動できることを特徴とす
    る請求項1に記載の機械。
  5. 【請求項5】 前記ロックピンの各々は、前記ロックピ
    ンを前記旋回ロック板に向けて付勢するばねを備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  6. 【請求項6】 前記環状のピン支持部材は前記駆動軸の
    中心軸線に沿って往復動でき、前記環状のピン支持部材
    が前記旋回ロック板に向って移動することによって、前
    記ロックピンは前記孔と係合できることを特徴とする請
    求項1に記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記ロックピンを前記孔に係合させ又は
    係合解除させるために、油圧液が、前記環状のピン支持
    部材を往復動させるのに使用されることを特徴とする請
    求項6に記載の機械。
  8. 【請求項8】 前記環状のピン支持部材の往復運動を阻
    止するための抵抗機構が使用されることを特徴とする請
    求項6に記載の機械。
  9. 【請求項9】 前記抵抗機構はボール式移動止めである
    ことを特徴とする請求項8に記載の機械。
  10. 【請求項10】 前記旋回ベアリング駆動組立体は更に
    遊星歯車装置を備え、前記旋回ロック機構は前記遊星歯
    車装置と前記駆動モータとの間に配置されることを特徴
    とする請求項1に記載の機械。
  11. 【請求項11】 下部構造体に回転可能に取付けられた
    上部構造体と、旋回ベアリングと、旋回ベアリング駆動
    組立体とを有するクレーンであって、前記旋回ベアリン
    グ駆動組立体は駆動モータと、回転の中心軸線を有する
    駆動軸と、前記上部構造体が前記下部構造体に対して回
    転するのを阻止する旋回ロック機構とを備え、 前記旋回ロック機構は: a)前記駆動軸に固定され、かつ、前記駆動軸のまわり
    に円周状に配置された複数の腎臓形の孔を有する旋回ロ
    ック板と; b)前記駆動軸の中心軸線のまわりに配置され、かつ、
    前記駆動軸の中心軸線に対する回転をしないように固定
    された環状のピン支持部材と; c)前記環状のピン支持部材によって支持された複数の
    往復動ロックピンとを備え、前記ロックピンは、前記駆
    動軸の中心軸線のまわりに円周状に配置され、前記旋回
    ロック板の前記環状のピン支持部材に対する角度向きに
    かかわりなく、少なくとも前記ロックピンの1本が腎臓
    形の孔の1つと係合するように配置されている;ことを
    特徴とするクレーン。
  12. 【請求項12】 前記複数のロックピンは、各ロックピ
    ンが前記腎臓形の孔の1つと係合できるように配置され
    ていることを特徴とする請求項11に記載のクレーン。
  13. 【請求項13】 前記複数のロックピンの各々が前記腎
    臓形の孔と係合したときに、前記駆動軸は前記中心軸線
    のまわりを回転するのを阻止されることを特徴とする請
    求項12に記載のクレーン。
  14. 【請求項14】 前記旋回ロック板は6つの腎臓形の孔
    を有し、前記複数のロックピンは4本のロックピンを含
    み、前記旋回ロック板の前記環状の前記環状のピン支持
    部材に対する角度向きにかかわりなく、前記ロックピン
    のうちの少なくとも2本が腎臓形の孔の2つと係合でき
    るように配置されることを特徴とする請求項11に記載
    のクレーン。
  15. 【請求項15】 前記ロックピンは、前記中心軸線のま
    わりに90゜間隔で、前記駆動軸の中心軸線から一定距
    離sの円周状に配置され、前記各ロックピンは直径dの
    軸を含み、前記腎臓形の孔は前記駆動軸の中心軸線のま
    わりに60゜間隔で円周状に配置され、前記各腎臓形の
    孔は幅が約dで、円弧長さが約{d+{s×π/6}}
    であることを特徴とする請求項14に記載のクレーン。
  16. 【請求項16】 4本のロックピンは、各ロックピンが
    前記腎臓形の孔のうちのひとつと係合できるように配置
    されることを特徴とする請求項14に記載のクレーン。
  17. 【請求項17】 前記4本のロックピンの各々が前記腎
    臓形の孔と係合したときに、前記駆動軸は前記中心軸線
    のまわりを回転することを阻止されることを特徴とする
    請求項16に記載のクレーン。
  18. 【請求項18】 前記環状のピン支持部材と前記複数の
    ロックピンとは旋回ロックフレームによって支持される
    ことを特徴とする請求項11に記載のクレーン。
  19. 【請求項19】 前記環状のピン支持部材は前記駆動軸
    の中心軸線に沿って往復動できることを特徴とする請求
    項11に記載のクレーン。
  20. 【請求項20】 前記環状のピン支持部材が前記旋回ロ
    ック板に向って移動したときに、前記複数のロックピン
    のうちの少なくとも1本が前記腎臓形の孔の1つと係合
    することを特徴とする請求項19に記載のクレーン。
  21. 【請求項21】 前記ロックピンのうちの少なくとも1
    本を前記腎臓形の孔の1つに係合させ又は係合解除させ
    るために、油圧液が、前記環状のピン支持部材を往復動
    させるのに使用されることを特徴とする請求項19に記
    載のクレーン。
  22. 【請求項22】 前記環状のピン支持部材の往復運動を
    阻止するための抵抗機構が使用されることを特徴とする
    請求項19に記載のクレーン。
  23. 【請求項23】 前記抵抗機構はボール式移動止めであ
    ることを特徴とする請求項22に記載のクレーン。
  24. 【請求項24】 前記複数のロックピンの前記往復運動
    は、前記ロックピンのすべてよりも少ない数のものが前
    記腎臓形の孔に係合できるように、互いに独立であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載のクレーン。
  25. 【請求項25】 前記複数のロックピンの各々は前記ロ
    ックピンを前記旋回ロック板に向けて付勢するばねを備
    えることを特徴とする請求項11に記載のクレーン。
  26. 【請求項26】 前記旋回ベアリング駆動組立体は更に
    遊星歯車装置を備え、前記旋回ロック機構は前記遊星歯
    車装置と前記駆動モータとの間に配置されることを特徴
    とする請求項11に記載のクレーン。
  27. 【請求項27】 下部構造体に回転可能に取付けられた
    上部構造体と、旋回ベアリングと、旋回ベアリング駆動
    組立体とを有するクレーンであって、前記旋回ベアリン
    グ駆動組立体は駆動モータと、回転の中心軸線を有する
    駆動軸と、前記上部構造体が前記下部構造体に対して回
    転することを阻止する旋回ロック機構とを備え、 前記旋回ロック機構は: a)前記駆動軸に固定され、かつ、前記駆動軸のまわり
    に円周状に等間隔で配置された6つの腎臓形の孔を有す
    る旋回ロック板と; b)前記駆動軸の中心軸線のまわりに配置され、かつ、
    前記駆動軸の中心軸線に対する回転をしないように固定
    された、往復動する環状のピン支持部材と; c)前記環状のピン支持部材によって支持された4本の
    往復動ロックピンとを備え、前記ロックピンは、前記駆
    動軸の中心軸線のまわりに円周状に等間隔に配置され、
    前記旋回ロック板の前記環状のピン支持部材に対する角
    度向きにかかわりなく、少なくとも前記ロックピンのう
    ちの2本が腎臓形の孔の2つと係合するように配置さ
    れ; d)前記環状のピン支持部材と前記ロックピンとに縦方
    向の支持を与える旋回ロックフレームを備えている;こ
    とを特徴とするクレーン。
  28. 【請求項28】 前記ロックピンのすべてが前記腎臓形
    の孔に係合したときに、前記駆動軸の回転は阻止される
    ことを特徴とする請求項27に記載のクレーン。
  29. 【請求項29】 前記ロックピンのうちの2本が前記腎
    臓形の孔と係合したときに、前記駆動軸は30゜以上回
    転するのを阻止されることを特徴とする請求項27に記
    載のクレーン。
  30. 【請求項30】 残りの2本のロックピンが前記腎臓形
    の孔と係合するために、前記駆動軸は回転できることを
    特徴とする請求項29に記載のクレーン。
  31. 【請求項31】 前記環状のピン支持部材が前記旋回ロ
    ック板に向って移動して、前記ロックピンを前記腎臓形
    の孔に係合させることを特徴とする請求項27に記載の
    クレーン。
  32. 【請求項32】 油圧液が、前記環状のピン支持部材を
    前記旋回ロック板に向って移動させるのに使用されるこ
    とを特徴とする請求項31に記載のクレーン。
  33. 【請求項33】 前記ロックピンの各々は、前記ロック
    ピンを前記ロック板に向けて付勢するばねを含むことを
    特徴とする請求項27に記載のクレーン。
  34. 【請求項34】 各ロックピンは、前記ロックピンのす
    べてよりも少ない数のものが前記腎臓形の孔に係合でき
    るように独立に移動できることを特徴とする請求項27
    に記載のクレーン。
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