JP4155568B2 - 固体撮像装置及びカメラ - Google Patents

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Description

本発明は固体撮像装置及び固体撮像装置を備えるカメラに関するものである。
従来から、固体撮像装置としてはそのSN比の良さからCCDが多く使われてきた。しかし一方では消費電力の少なさや使い勝手の良さを長所とするいわゆる増幅型固体撮像装置の開発も行われてきた。増幅型固体撮像装置とは、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を画素に備わったトランジスタの制御電極に導き、信号電荷量に応じた出力を前記トランジスタの主電極から増幅して出力するものである。特にトランジスタとしてMOSトランジスタを使ったいわゆるCMOSセンサはCMOSプロセスとのマッチングが良く、駆動回路、信号処理回路をオンチップ化できることから、開発に力が注がれている。
図5はCMOSセンサ画素の典型的な例を示す回路図であり、同図において1は単位画素、2は入射光によって発生した信号電荷を蓄積するためのフォトダイオード、3は信号電荷量に応じた増幅信号出力を出す増幅用MOSトランジスタ、4は信号電荷を受けMOSトランジスタ3のゲート電極に接続するフローティングディフュージョン(以下FDと記す)領域、5はフォトダイオード2に蓄積した信号電荷をFD領域4に転送するためのMOSトランジスタ、6はFD領域4をリセットするためのMOSトランジスタ、7は出力画素を選択するためのMOSトランジスタ、8はMOSトランジスタ5のゲートにパルスを印加し、電荷転送動作を制御するための制御線、9はMOSトランジスタ6のゲートにパルスを印加しリセット動作を制御するための制御線、10はMOSトランジスタ7のゲートにパルスを印加し選択動作を制御するための制御線、11は電源配線であって、増幅用MOSトランジスタ3のドレインおよびリセット用MOSトランジスタ6のドレインに接続され、それらに電源電位を供給している。12は選択された画素の増幅信号が出力される出力線、13は定電流源として動作し、増幅用MOSトランジスタ3と協働してソースフォロワを形成するMOSトランジスタ、14はMOSトランジスタ13が定電流動作するような電位をMOSトランジスタ13のゲート電極に供給する配線である。上記の画素1を2次元的マトリックス状に配列したものは2次元固体撮像装置の画素領域を形成するが、そのマトリックス構成において出力線12は各列の画素の共通線、制御線8、9、10はそれぞれ各行の画素の共通線となっており、制御線10によって選択された行の画素のみが出力線12に信号出力される。
次に画素の動作を簡単に説明する。制御線10によって選択用MOSトランジスタがON状態となる行の画素について、まず制御線9にパルスが印加され、FD領域4がリセットされる。増幅用MOSトランジスタ3と定電流用MOSトランジスタ13とでソースフォロワが形成されるから、リセット電位に応じた出力電位が出力線12にあらわれる。次に制御線8にパルスを印加することによってフォトダイオードに蓄積された信号電荷がFD領域4に転送されると、この信号電荷量に応じた電圧分だけFD領域4の電位が変化し、その電位変化分が出力線12にもあらわれる。出力線12にあらわれるリセット電位は、増幅用MOSトランジスタ3のしきい電圧値ばらつきおよびFD領域4をリセットするときのリセット雑音などの雑音がのっているので、信号電荷量に対応した電位変化分が雑音をふくまない信号である。2次元CMOSセンサでは、この雑音を取り除き、信号のみを取り出すための読み出し回路が、出力線12に接続している。この読み出し回路には、クランプ回路によって上記雑音を除くもの、雑音と雑音+純粋信号とを別々に保持してそれぞれ水平走査の読み出し時に最終段の差動アンプに導くことによって雑音を除くもの、などいくつかの構成が提案されているが、本発明とは直接の関係がないので詳しい説明は省略する。
次に画素のフォトダイオード、増幅用MOSトランジスタの部分の断面構造を図6に示す。同図において15はN型の半導体基板、16はP型のウエル、17はウエル16中に形成されたN型の半導体領域であり、16と17とでフォトダイオードが形成され、領域17には入射光によって発生した信号電子が蓄積される。18および19はそれぞれウエル16中に形成され、増幅用MOSトランジスタ3のドレイン、ソースとなるN型の半導体領域、20は増幅用MOSトランジスタ3のゲート電極、21は通称LOCOSといわれる素子分離のための厚い酸化膜、22はLOCOS21の直下にあってウエル16と同じ導電性のP型半導体層のチャンネルストッパー、11はドレイン18に接続するドレイン配線、23はソース19に接続するソース配線である。領域17に蓄積される信号電子は転送動作時にはFD4に転送され、転送直後には領域17は空乏化するよう、領域17におけるN型の不純物濃度が設定されている。
また、特許文献1の図7には、n型基板から所定の深さにp型埋め込み層を形成し、その上側のn型基板に光電変換部を形成した固体撮像装置が開示されている。
特開2000−150848号公報
しかしながら上記従来のCMOSセンサにおいては、増幅用MOSトランジスタ3からいわゆる1/f雑音が発生し、センサのノイズが大きくなるという問題があった。また、増幅用MOSトランジスタ3はソースフォロワとして動作させるのが一般的であるが、ウエル16の電位は一定値に固定されているため、バックゲートバイアス効果によってソースフォロワ動作時のゲインが低下し、信号が小さくなるという問題があった。さらに、フォトダイオードよりも下方で発生した信号電子は必ずしもフォトダイオードに吸収されるとは限らず、FD部4や画素内におけるMOSトランジスタ3,6,7のN型ソースドレインにもある確率をもって吸収される。このように、信号電子がフォトダイオード以外に吸収されて感度が低下するという問題があった。
また、特許文献1に開示された画素構造では、画素内に設けられた増幅用MOSトランジスタが、増幅用MOSトランジスタのソース、ドレインと逆導電型のウエル内に形成されているため、本発明のようにチャンネルが形成される領域の下を空乏化することができず、基板バイアス効果を十分に小さくできない。したがって、1/fノイズを十分に小さくできず、またソースフォロア動作のゲインを高くすることができないという問題があった
そこで本発明は、従来の増幅型固体撮像装置に比べて、低ノイズ、高ゲインでかつ,高感度の増幅型固体撮像装置を提供することを目的とする。
以上述べたような従来のCMOSセンサの問題を解決するために、本発明におけるCMOSセンサ画素の構成は、入射光によって発生した信号電荷を蓄積するためのフォトダイオードと、該信号電荷を制御電極に受けて増幅して出力する増幅用MOSトランジスタとを少なくとも備えた単位画素を複数配列して成る固体撮像装置において、該増幅用MOSトランジスタは、該増幅用MOSトランジスタのソース及びドレインと同一導電型の第1導電型であり、かつ、該ソース及びドレインよりも不純物濃度が低い第1の半導体領域中に配されており、少なくとも該増幅用MOSトランジスタのゲートの下部であって、前記ソース及びドレインよりも下部に第2導電型の第2の半導体領域が配され、少なくとも該増幅用MOSトランジスタの増幅動作時には、該ソース及びドレインの間であって前記第2の半導体領域との間の該第1の半導体領域が空乏化していることを特徴とする。
このとき、少なくとも増幅用MOSトランジスタのゲート直下の半導体は、第二のP型半導体にいたるまで、前記第一のN型半導体または、該ゲート直下の半導体界面付近に導入された第三のN型半導体と前記第一のN型半導体とで形成される。前記増幅用MOSトランジスタのチャンネルと前記第二のP型半導体層との間は前記第一の不純物濃度の薄いN型半導体層があって、増幅用MOSトランジスタがソースフォロワとして動作し、ソース電位がP型半導体層電位に対して逆バイアスがかかった時には空乏化する。このようなある幅を持った空乏層が存在することで前記増幅用MOSトランジスタのチャンネルと前記第二のP型半導体層との間の容量は小さくなるため、基板バイアス効果による前記増幅用MOSトランジスタのしきい値電圧の変動が小さく抑えられソースフォロワ動作時のゲイン低下を抑えることができる。また、基板バイアス効果が小さいため、増幅用MOSトランジスタのチャンネルを流れるキャリアを界面に押しやる効果も小さくなりソースフォロワ動作時に発生する1/fノイズを小さく抑えることができる。さらに前記第二のP型半導体層は、光によって発生した信号電子がフォトダイオード周辺のN型MOSトランジスタのソース、ドレインに吸収されるのを妨げるポテンシャルバリアの役割もはたし、フォトダイオードに吸収される信号電子をふやし、感度を上げることができる。
本発明第一の実施形態によれば、低ノイズ、高ゲイン、高感度のCMOS型固体撮像装置を提供することができる。
また、本発明第二の実施形態によれば、第一の実施形態の効果に加えて、さらに安価なCMOS型固体撮像装置を提供することができる。また、本発明第三の実施形態によれば、映像を撮影するカメラを提供することができる。
(第一の実施形態)
図1は本発明の特徴をもっとも良く表す画素の一部の断面図であってフォトダイオード、増幅用MOSトランジスタ、素子分離部の断面構造を示すものであり、同図において図5、図6と同じ部材については同じ番号を付して説明を省略する。図1における24はN型のウエルまたはN基板15の上層部である。25はN基板15とN層24とのあいだにあるP型の層であり、フォトダイオードはN型の層24とP型層25とで形成される。N層17の不純物濃度はN層24の不純物濃度よりも高く設定され、信号電子は17に集まる。26は画素内N型MOSトランジスタの少なくともゲート部直下にあり、ソース、ドレインよりもさらに深い場所に形成されるP型半導体層、27は増幅用MOSトランジスタ3のチャンネル部に形成する24よりも不純物濃度の高いN型半導体層である。なおP型半導体層26はフォトダイオードを形成しているN型半導体24と画素内N型MOSトランジスタのソース、ドレインとを電気的に分離するために前記ソース、ドレイン領域の少なくとも一部の直下にも形成されている。
図1のような画素構造における増幅用MOSトランジスタ3の動作時のポテンシャル状況を図2を用いて説明する。図2は増幅用MOSトランジスタ3のゲートを含む深さ方向のポテンシャルを示したものであり、横が深さ方向、縦がポテンシャルであって、電位の高いほうが下側になっている。各場所を示す番号は図1における番号と同じであり、28はゲート酸化膜である。MOSトランジスタ3がソースフォロワ動作するとき、ゲート酸化膜28内の固定電荷の影響がないとして、MOSトランジスタ3を構成する各部の電位は電位の高い順にドレイン18、ソース19、P型半導体層26となるが、ソース電位がゲート電位よりも高い状態であれば、キャリアが流れるチャンネル部の電位はゲートよりも高くなるので、図2に示すように、チャンネル部における最高の電位はシリコン界面よりもややシリコン内部に入ったところに現れ、いわゆる埋め込みチャンネルが形成される。チャンネル27とP型半導体層26とは逆バイアス状態であり、本発明においては26と27とのあいだの不純物濃度の低いN型半導体層24は空乏化している。このため、チャンネルがP型半導体層内に形成される時と比べると、チャンネル−P型半導体基板すなわち図2におけるチャンネル−P型半導体層26との容量が小さく形成できるので、基板バイアス効果が十分に小さくなり、前記のような逆バイアスがかかってもチャンネル中の電子を界面側に押しやる効果が小さく、図2に示したような埋め込みチャンネル状態が実現できる。
具体的な構造例をあげると、N型シリコン半導体領域24の不純物濃度が1015/cmであって、増幅用MOSトランジスタ3のドレイン18、ソース19の接合深さが0.4μm、P型半導体層26は半導体界面から深さ1.0μmの場所に界面側の接合深さが、不純物濃度のピークが深さ1.2μmのところにあるよう形成され、N半導体層27は不純物濃度2×1016/cm、接合深さ0.2μmで形成、シリコン酸化膜で形成されるゲート酸化膜が150Åとする。P型半導体層26が電位0Vにあるとして、MOSトランジスタ3がソースフォロワ動作する時ソース電位が1V以上になれば、チャンネルが形成されるN半導体層27とP型半導体層26のあいだの半導体領域24は空乏化する。この時N型半導体層27とP型半導体層26間の容量はゲート酸化膜容量に対して1/17程度となって無視しうるようになる。次に、ゲート酸化膜中の固定電荷を考えないとすると、N型半導体層27はゲート20の電位に対して約1V高くなった時点で空乏化する。したがってN型半導体層27中に形成されるチャンネルに電流が流れるソースフォロワ動作では、たとえばソース電位はゲート20の電位に対し0.7V高い状態を保つ。この時形成されるチャンネルはシリコン界面より内部のN型半導体層27中にある。ゲート20の電位が0.3V以上であれば、ソース電位が1V以上となり、チャンネルが形成されるN型半導体層27とP型半導体層26のあいだの半導体領域24は空乏化した状態となるので、バックゲートバイアス効果の影響が小さく、ゲート20の電位が変動してもチャンネル電位との相対関係、およびチャンネルの深さはあまり影響を受けることのないソースフォロワ動作が実現する。
このような埋め込みチャンネルMOSトランジスタにおいては、チャンネル電子に対する界面に存在するトラップの影響が小さく抑えられるため、表面チャンネルMOSトランジスタに比べて1/fノイズを低減することができる。また増幅用MOSトランジスタのしきい電位は、バックゲート効果が小さいため、ソース電位依存性が小さく、ソースフォロワ動作させた時のゲインが高くなる。さらに、P型半導体層26が画素内MOSトランジスタのソース、ドレインの下部にも形成されることによって、光入射によりN型半導体層24で発生した信号電子にとってのポテンシャル障壁として働くため、信号電子が前記MOSトランジスタのソース、ドレインに吸収されるのを妨げる。したがって、光発生電子がフォトダイオード部の電子蓄積層17に吸収される確率が高くなり、感度を上げることができる。よって、従来CMOS型固体撮像装置に比べて、低ノイズ、高ゲイン、高感度のCMOS型固体撮像装置を提供することができる。
(第二の実施形態)
図3は本発明第二の実施形態を説明するための画素の断面図である。同図において、図1と同じ部材については同じ番号を付しているが、図3においては図1におけるN型半導体層27がない。よって、ソースフォロワ動作させた時、増幅用MOSトランジスタに形成されるチャンネルの埋め込み度合いは第一の実施形態に比べると弱く、表面チャンネルに近いが、チャンネル部への不純物イオン導入がないため、1/fノイズの原因となるチャンネル、およびシリコン界面における欠陥が少ない。また、基板バイアス効果が小さいのは、第一の実施形態と同じである。よってP型半導体層中に形成された通常構造のN型MOSトランジスタに比べて1/fノイズが小さく、ソースフォロワ動作のゲインが高い。フォトダイオードの感度が高いのは第一の実施形態と同じであるが、N型半導体層27を形成するプロセス工程がないため、本実施形態を応用したCMOS型固体撮像装置をより安価に提供することができる。
以上第一および第二の実施形態における増幅用MOSトランジスタ以外のMOSトランジスタについては、ゲート直下のシリコン界面からP型半導体層26にいたるN型半導体層24中に、ソース、ドレイン間の耐圧向上のためのP型半導体層を導入した構造をとってもよいし、増幅用MOSトランジスタと同じ構造であってもよい。また、第一および第二の実施形態におけるP型半導体層26は一層で形成されるが、P型半導体層25とP型半導体層26とのあいだに、単数または複数層のP型半導体層を形成し、P型半導体層25とP型半導体層26との電気的導通をより強固にする構造であってもよい。また、信号電子が蓄積されるN型層17の半導体界面部にP型の半導体層が形成されるいわゆる埋め込みフォトダイオードが使われるものであってもよい。
なお、上記本発明の説明におけるN型、P型の極性をすべて反転した構造であってもよい。
(第三の実施形態)
図4に基づいて、本発明の固体撮像装置をスチルビデオカメラに適用した場合の一実施形態について詳述する。
図4は、本発明の固体撮像装置を「スチルビデオカメラ」に適用した場合を示すブロック図である。
図4において、101はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、102は被写体の光学像を固体撮像素子(固体撮像装置)104に結像させるレンズ、103はレンズ102を通った光量を可変するための絞り、104はレンズ102で結像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮像素子、106は固体撮像素子104より出力される画像信号のアナログ−ディジタル変換を行うA/D変換器、107はA/D変換器6より出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧縮する信号処理部、108は固体撮像素子4、撮像信号処理回路105、A/D変換器106、信号処理部107に、各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、109は各種演算とスチルビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、110は画像データを一時的に記憶する為のメモリ部、111は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース部、112は画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、113は外部コンピュータ等と通信する為のインターフェース部である。
次に、前述の構成における撮影時のスチルビデオカメラの動作について説明する。
バリア101がオープンされるとメイン電源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、更にA/D変換器106などの撮像系回路の電源がオンされる。
それから、露光量を制御する為に、全体制御・演算部109は絞り103を開放にし、固体撮像素子104から出力された信号はA/D変換器106で変換された後、信号処理部107に入力される。
そのデータを基に露出の演算を全体制御・演算部109で行う。
この測光を行った結果により明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部109は絞りを制御する。
次に、固体撮像素子104から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全体制御・演算部109で行う。その後、レンズを駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズを駆動し測距を行う。
そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。
露光が終了すると、固体撮像素子104から出力された画像信号はA/D変換器106でA/D変換され、信号処理部107を通り全体制御・演算部109によりメモリ部に書き込まれる。
その後、メモリ部110に蓄積されたデータは、全体制御・演算部109の制御により記録媒体制御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体112に記録される。
また、外部I/F部113を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
本発明は、映像を撮影するカメラに利用することができる。
本発明第一の実施形態を説明するための画素の断面構造図である。 本発明第一の実施形態を説明するための画素動作時のポテンシャル図である。 本発明第二の実施形態を説明するための画素の断面構造図である。 本発明第三の実施形態によるスチルビデオカメラの構成を示すブロック図である。 従来の画素の回路図である。 従来の画素の断面構造図である。
符号の説明
1 画素
2 フォトダイオード
3 増幅用MOSトランジスタ
4フローティングディフュージョン
5 信号電荷転送用MOSトランジスタ
6リセット用MOSトランジスタ
7選択用MOSトランジスタ
8ゲート制御線
9ゲート制御線
10ゲート制御線
11電源線
12 画素出力線
13 定電流供給用MOSトランジスタ
14 ゲート制御線
15 半導体基板
16 半導体ウエル
17 フォトダイオード領域
18 ドレイン領域
19 ソース領域
20 ゲート
21 素子分離領域
22 チャネルストッパー
23 配線
24 N型半導体層
25 P型半導体層
26 型半導体層
27 N型半導体層
104 固体撮像素子(固体撮像装置)

Claims (2)

  1. 入射光によって発生した信号電荷を蓄積するためのフォトダイオードと、
    該信号電荷を制御電極に受けて増幅して出力する増幅用MOSトランジスタとを少なくとも備えた単位画素を複数配列して成る固体撮像装置において、
    該増幅用MOSトランジスタは、該増幅用MOSトランジスタのソース及びドレインと同一導電型の第1導電型であり、かつ、該ソース及びドレインよりも不純物濃度が低い第1の半導体領域中に配されており、
    少なくとも該増幅用MOSトランジスタのゲートの下部であって、前記ソース及びドレインよりも下部に第2導電型の第2の半導体領域が配され、
    少なくとも該増幅用MOSトランジスタの増幅動作時には、該ソース及びドレインの間であって前記第2の半導体領域との間の該第1の半導体領域が空乏化していることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の固体撮像装置を備えることを特徴とするカメラ。
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