JP4155374B2 - 移動者安全確認装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPHS電話機などの如くの携帯電話機能を有する携帯端末であって、GPS端末などの位置検出手段を備えるものを、安全確認の対象者が携帯するときに、対象者の帰宅経路で誘拐や急病といった非常事態が発生したとき等に、対象者が非常通報スイッチを操作するなどの行動ができないときでも、対象者が安全か否かを自動的に確認する移動者安全確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線式の非常通報装置や、非常通報機能を有する携帯電話機などの携帯端末を安全確認の対象者に携帯させ、非常事態が発生したときには携帯端末の非常通報スイッチを操作すれば、非常信号が所定の監視装置に自動的に送信されるようにした非常通報システムが実用化されている。
【0003】
また、携帯端末にGPS(Global Positioning System:全世界測位システム)の端末を搭載し、位置情報を得、その位置情報を送信するシステムも提案されている。
【0004】
また、特開平8−190698には、「車両輸送における盗難防止システム」なる技術が記載されている。この盗難防止システムでは、走行路記憶手段に車両の予定走行路を予め記憶しておき、車両に搭載したGPS端末で車両の位置を検出し、車両位置が予定走行路から逸脱したときに、報知器で警報を発するとともに、無線送信機で本部に警報信号を送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の無線式の非常通報装置や、非常通報機能を有する携帯電話機などの従来の携帯端末による非常通報手段では、非常通報スイッチの操作が非常事態通報の必須の要件であった。このような従来の非常通報手段を携帯していたとしても、暴漢に不意に襲われたり、心筋梗塞のような身体の自由を奪う急病に陥ったときには、非常通報スイッチを操作することができず、監視装置により監視をしている者に非常事態を通報できないことがある。
【0006】
また、特開平8−190698に記載の盗難防止システムでは、車両に積載した紙幣などの物の盗難を防止する技術は開示されているが、簡易に携帯できる携帯型の装置ではないから、歩行者が予定経路から逸脱しても安全確認はできない。また、この盗難防止システムでは、急に倒れて一個所に停止してしまったとき、家庭などの目的地に予定時間を経過しても到着しないとき、或いは携帯端末が壊されたりして電波が途切れてしまったとき等においては、警報を発生できない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、安全確認の対象が歩行者であっても、非常通報スイッチを操作できない程に急な非常事態が発生したとき、或いは一個所に停止してしまったとき、目的地に予定時間を経過しても到着しないとき、若しくは電波が途切れてしまったとき等においても警報を発し得る移動者安全確認装置、および安全確認の対象者に携帯される端末であって、その対象者の位置など安全確認に必要な情報を移動者安全確認装置に送信する携帯端末の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために本発明は次の手段を提供する。
【0009】
(1)電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
前記対象者について予定される移動経路を予め記憶しておく予定移動経路記憶手段と、
前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置を前記対象者の現在位置として記憶する現在位置記憶手段と、
前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記予定移動経路記憶手段に記憶されている前記予定移動経路と前記現在位置記憶手段に記憶されている前記現在位置との比較をし、該予定移動経路と該現在位置との距離が所定値を越えたとき、要警報状態と判断する位置逸脱判断手段と、
前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
ことを特徴とする移動者安全確認装置。
【0010】
(2)電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
前記対象者について予定される移動経路を予め記憶しておく予定移動経路記憶手段と、
前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置に基づき生成される前記対象者の実際の移動経路を記憶する手段と、
前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記予定移動経路記憶手段に記憶されている前記予定移動経路と前記実際移動経路記憶手段に記憶されている前記実際移動経路との比較から、前記対象者が該予定移動経路から逸脱した状態か否かを判断し、該逸脱した状態と判断したとき要警報状態と認定する経路逸脱判断手段と、
前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
ことを特徴とする移動者安全確認装置。
【0011】
(3)前記予定移動経路を含む領域の地図を記憶する地図記憶手段と、
前記予定移動経路記憶手段から読み出した前記予定移動経路および前記実際移動経路記憶手段から読み出した前記実際移動経路を、前記地図記憶手段から読み出した前記地図に重ねて表示する表示手段と
を備えることを特徴とする前記(2)に記載の移動者安全確認装置。
【0012】
(4)電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置を前記対象者の位置として経時順に記憶する位置記憶手段と、
前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記位置記憶手段に記憶された前記位置の変化の程度から、前記対象者が一定の狭い領域に停留している停留状態にあるか否かの判断をし、該停留状態にあるときは要警報状態であると認定する停留判断手段と、
前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
ことを特徴とする移動者安全確認装置。
【0013】
(5)前記要警報状態に入ったとき、前記携帯端末に対し、搭載のマイクロフォンで検知した音を前記電波で送信するべき旨の指令である音送信指令、又は搭載のテレビカメラで撮像した画像を前記電波で送信するべき旨の指令である画像送信指令のうちの少なくとも一方の指令を送信する指令送信手段を備えることを特徴とする前記(1)乃至(4)に記載の移動者安全確認装置。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を挙げ、本発明を一層詳しく説明する。
【0019】
図1は本発明になる移動者安全確認装置の一実施の形態を示すブロック図、図2は本発明になる携帯端末の一実施の形態を示すブロック図、図3は図1の移動者安全確認装置における制御部1の動作を示す流れ図、図5は図2の携帯端末の動作を示す流れ図、図6は図2の携帯端末の正面図である。
【0020】
図1の移動者安全確認装置は、マイクロプロセッサ(MPU)、半導体メモリ及びインターフェース回路でなるコンピュータで構成される制御部1、半導体メモリ内の記憶領域である記憶部2、マウス及びキーボードでなる操作部3、CRT(ブラウン管)でなる表示部4、送信機および受信機でなる通信部5、通常の電話機における送話および受話のための機能を果たす通話部6、通信部5および通話部6に共通なアンテナ7、並びに警報部8でなる。通信部5は、エスコート(安全確認)要請信号、非常通報信号、位置信号および画像信号を図2の携帯端末から受信し、音送信指令および画像送信指令を図2の携帯端末へ送信する。警報部8は、増幅回路およびスピーカでなり、警報信号を受け、増幅し、スピーカから警報音として出力する。
【0021】
図2の携帯端末は、マイクロプロセッサ、半導体メモリ及びインターフェース回路でなるコンピュータで構成される制御部11、GPS端末12、テンキーなどのタッチ式のスイッチでなる操作部13、液晶ディスプレイでなる表示部14、送信機および受信機でなる通信部15、通常の携帯電話機における送話および受話のための機能を果たす通話部16、通信部5および通話部6に共通なアンテナ7、テレビカメラでなる撮像部18、押下することによりエスコート(安全確認)要請を制御部11に入力するエスコートボタン19、押下することにより非常事態の発生を制御部11に入力をする非常通報ボタン20および電源21でなる。
【0022】
図2の携帯端末は、送話および受話のための通常の携帯電話機の機能を有するとともに、更に安全確認要請機能、非常通報機能、位置検知機能、撮像機能および通信機能を付加した携帯端末である。通信機能は、安全確認を要請する信号、非常事態の発生を通報する信号、位置信号および画像信号を送信し、図1の移動者安全確認装置から送られる音送信指令および画像送信指令を受信する。通信部15がその通信機能を司り、通信部15は通話部16とアンテナ17を共有するが、通話部16とは異なる周波数で送受信する。通話部16は、通常の携帯電話機における送話および受話の機能を有する。
【0023】
図1の移動者安全確認装置は、エスコート要請(安全確認要請)があった複数の携帯端末(図2)から情報を得て、その携帯端末を所持する安全確認対象者の安全を確認する装置である。図1の移動者安全確認装置は、警備保障会社の監視センターなど、複数の対象者に安全確認のサービスを提供する組織により管理運営される。
【0024】
図1の移動者安全確認装置は通話部6により通常の電話機の作用をし、図2の携帯端末は通話部16により通常の携帯電話の作用をする。そこで、図1の移動者安全確認装置により対象者の安全を確認する者(確認者)、および必要に応じて安全確認の要請をするために図2の携帯端末を所持する者(対象者)は、相手に電話を掛けることにより、それぞれ任意のときに通話により情報の授受が相互にできる。図2の携帯端末の外観は図6に示す如くであり、通常の携帯電話機に類似している。しかし、この携帯端末の機能は、通常の携帯電話機の機能の他に前述の位置検知機能等を備え、図1の移動者安全確認装置に安全確認に必要な情報を送信し、またその移動者安全確認装置からの指令を受信し、その指令に応じて近傍の音や画像を送信する。
【0025】
次に図1の移動者安全確認装置および図2の携帯端末の作動を詳しく説明する。図1の移動者安全確認装置における記憶部2には次の情報が記憶される。(A)対象者が安全の確認を求める予定である移動経路(予定移動経路)。(B)予定移動経路を含む領域の地図。(C)制御部1で認識した対象者の現在位置。(D)該現在位置を入力順(経時順)に記録することにより形成される対象者の実際移動経路。(E)その現在位置から予定移動経路までの距離が幾らの大きさになったら予定移動経路から対象者が逸脱したか、即ちその距離が幾らまでは予定移動経路内であるかを判断するための閾値として、予定移動経路内と見なす最大の距離Dmax。(F)所定時間Tc内に移動した距離が幾らの大きさであったら対象者が一定の位置に停留してしまったか、即ちその距離が幾らを越えたら正常な移動であるかの判断をするための閾値として、その距離の最小値Dmin。(G)その所定時間Tc。(H)対象者が安全確認の要請をしてから安全確認の終了を指示するまでの時間が予定時間を越えたか否かを判断するための閾値として、その予定時間の最大値Tmax。(I)安全確認をする契約を締結し、携帯端末を渡している対象者の氏名、住所、該携帯端末の携帯電話機能における電話番号、緊急連絡先電話番号などのデータ。
【0026】
制御部1は、プログラムに従って図3の流れ図の作動をする。制御部1は、ステップP1で作動を開始し、記憶部2に記憶されている地図を読み出し、表示部4へ表示する。
【0027】
ステップP2で、図2の携帯端末から送信されるエスコート要請信号(安全確認要請信号)を通信部5経由で入力したか否かを判断する。エスコート要請信号が入力されたと判断したとき、エスコート要請信号に付加されている固有の識別コードから、安全確認を要請した者(対象者)を特定する。エスコート要請信号の入力があれば、ステップ3へ進む。
【0028】
ステップ3では、その識別コードの対象者の予定移動経路を記憶部2から読み出し、表示部4へ地図に重ねて表示する。それ以降に、該識別コード付きの位置の信号が通信部5経由で入力されると、その位置信号から該携帯端末の位置、即ちそれを保持する該識別コードの対象者の位置を識別し、識別コード毎に区別して記憶部2へ経時順(通信部5から入力する順)に記憶するとともに、記憶部2からそれら位置を読み出し、表示部4へ送り、表示部4には地図および予定移動経路と共に実際移動経路として表示する。実際移動経路は、記憶部2に記憶されている現在位置を連ねてなるデータであり、現在位置の軌跡である。予定移動経路および実際移動経路は地図に位置合わせされ、地図に重ねて、互いに色彩を異にして表示部4に表示される。
【0029】
ステップP4では、入力される位置と記憶されている予定移動経路との距離Dが前記最大距離Dmax以内であるか否かを判断する。距離Dが前記最大距離Dmaxを越えたときは、ステップP10へ進み、警報信号を警報部8へ出力するとともに、表示部4に表示されている該対象者の前記実際移動経路を点滅させ、該識別コードの対象者に関する前記氏名、住所、携帯端末の電話番号、緊急連絡先電話番号などのデータを表示部4へ表示する。警報信号を受けた警報部8は、スピーカから警報音を出力する。距離Dが前記最大距離Dmax以下であれば、ステップP5へ進む。
【0030】
ステップP5では、エスコート要請信号を受けてから前記予定時間の最大値Tmax以内に安全確認終了指示を受けなかったときに、ステップP10へ進み、エスコート要請信号を受けてから現在までの経過時間Tpが予定時間の最大値Tmax以内であれば、ステップP6へ進む。
【0031】
ステップP6では、現在位置の変化を監視し、何らかの原因で対象者が所定時間Tc以上にわたって一定の狭い領域に滞留してはいないかを判断する。対象者が所定時間T以上にわたって一定の狭い領域に滞留した状態は、対象者が急病や暴力で意識を失ったことなどを予測させる。時間の測定のために、制御部1は計時手段を備えている。一定の狭い領域とは半径Dminの面積の領域であり、所定時間Tc以上にわたって距離Dmin以内でしか現在位置が変化しないとき、ステップP10へ進む。所定時間Tc内における現在位置の変化が最小値Dminを越えたときはステップP7へ進む。
【0032】
ステップP7では、位置の信号の入力が途絶えたか否かを判断し、位置信号の入力が途絶えたときステップP10へ進む。位置信号の入力が途絶えた事態は、携帯端末が送信する電波が外界へ放射されない車内へいきなり閉じ込められたとか、暴力により携帯端末を破壊されたとかいった事態を予測させる。位置信号の入力が確認されたときは、ステップP8へ進む。
【0033】
ステップP8では、エスコートキャンセル信号(安全確認終了指示の信号)を受信したか否かを判断し、エスコートキャンセル信号を受信したときは、当該識別コードの対象者に関するエスコート(安全確認)を終了し、その対象者に関する予定移動経路および実際移動経路を表示部4から消去する。エスコートキャンセル信号を受信しないときは、ステップP4へ戻り、エスコートを継続する。
【0034】
次に、図2の携帯端末の作動を図5の流れ図に従って説明する。
制御部11は、エスコートボタン19が押下されたか否かを常時監視しており、エスコートボタン19が押下されると(Q1)、作動モードをエスコート状態に設定するとともに、エスコート要請信号を生成し、通信部15へ送る(Q2)。制御部11は、エスコート状態に設定されると、GPS端末12から送られる位置の信号を通信部15へ送る(Q3)。対象者がエスコートを終了したいときは、操作部13のテンキーで所定のキャンセルコード(エスコート終了コード)を入力する(Q4)。制御部11は、キャンセルコードを認識すると、キャンセル信号(エスコート終了信号)を通信部15へ出力する(Q5)。通信部15は、内部の送信機において、エスコート要請信号、位置信号、キャンセル信号を搬送波に載せる。アンテナ17は、それらの信号で変調された搬送波を電波として送信する。
【0035】
なお、エスコート終了を制御部11へ入力する手段は、エスコートボタン19と同様に単純な押しボタンスイッチでも実現できるが、余りに簡単な操作で入力できる構造であると、悪意のある者によって、対象者の意思に反して携帯端末が操作され、エスコート終了のモードへ携帯端末が容易に設定される事態も想定される。このような事態を避けけるために、この実施の形態では操作部13のテンキーで所定のキャンセルコードを入力することにより、制御部11がエスコート終了のモードに設定されるように構成してある。
【0036】
また、非常通報ボタン20を押下することにより、非常事態の発生を制御部11に入力すれば、制御部11は非常信号を通信部15へ送る。非常信号は、他の信号と同様にアンテナ17から送信される。非常信号を受けた移動者安全確認装置は図3のステップP10へ直ちに移る。図3の流れ図では、非常信号を受信したときの制御部1の作動は示していないが、ステップP4からステップP8の間に、非常信号受信の有無を判断するステップを挿入すればよい。非常信号を受信したときに警報を発生する監視装置は既に知られているので、図3では非常信号の受信の有無を判断するステップを省略した構成を示した。
【0037】
制御部1の作動の流れを図3に示したが、図4は制御部1の作動を図3のものから変形した例を示す流れ図である。この図4の作動では、警報表示のステップP10に続いてステップP11で音送信指令をし、更にステップP12で画像送信指令をする。音送信指令および画像送信指令は通信部5、アンテナ7を経て図2の携帯端末へ送信される。
【0038】
音送信指令をするとき、制御部1は対象者の携帯電話番号を記憶部2から読み出し、通話部6の電話機能を利用し、その携帯電話番号を送信し、図2の携帯端末の通話部16を介して、制御部11に音送信指令を送る。制御部11は、携帯電話機能における送話器をマイクロフォンとして周辺の音を検知し、通話部16の通話機能でその音を送信し、移動者安全確認装置の通話部6へその音を送る。移動者安全確認装置により安全確認をしている確認者は、対象者と通話をし、或いは図2の携帯端末の周辺の音を聴取して状況を把握できる。
【0039】
画像送信指令は、制御部1から通信部5を経てアンテナ7から送信され、携帯端末におけるアンテナ17、通信部15を経て制御部11へ与えられ、制御部11はその画像送信指令を認識すると、撮像部18から画像信号を受け、通信部15、アンテナ17を経て送信し、移動者安全確認装置におけるアンテナ7、通信部5を経て制御部1へ画像信号を送る。制御部1は、その画像信号を表示部4へ送り、画像として表示させる。移動者安全確認装置により安全確認をしている確認者は、対象者周辺の画像を観ることにより、対象者について起こっている事態を一層正確に認識できる。
【0040】
なお、記憶部2に記憶してある対象者のリストを表示部4へ表示し、表示された対象者の氏名を操作部3のマウスによりクリックすることにより、当該対象者の電話番号が通話部6から自動的に送信され、携帯端末の通話部16との間で通話回線が自動的に形成されるように制御部1に自動電話機能を持たせる構成を採用すれば、確認者(オペレータ)と対象者との通話が一層容易にできる。
【0041】
また、図2の携帯端末では、GPS端末12で位置検知をしたが、携帯端末にPHS形式の携帯電話機能を持たせ、PHS電話システムにおける位置特定サービスを利用して、位置を検知するようにしても差し支えない。
【0042】
さらに、前述の実施の形態では、エスコート要請信号の受信があると、自動的に当該対象者の予定移動経路を表示部4へ表示するようにしたが、多数のエスコート要請者リストを表示部4に表示し、そのリストの対象者の中から確認者が操作部3のマウスで順次にクリックして選択した者の予定移動経路だけを表示部4に表示するようにしても差し支えない。実際移動経路についても、同様に確認者が選択した対象者の実際移動経路だけを表示するようにしても差し支えない。
【0043】
また、エスコート終了指示信号は、前述の実施の形態では操作部13からコードで入力するようにしたが、対象者が自宅などの目的地に到着したときに、目的地に予め備えた到着確認装置で、携帯端末の送信電波を受けた時にその到着確認装置から自動的にエスコート終了指示信号を発信するようにしてもうよい。また、到着確認装置にエスコート終了指示を受けつけるスイッチを設けておき、そのスイッチが手動で操作されたときに、エスコート終了指示信号を発信するようにしても差し支えない。
【0044】
以上に説明したように、図1に示した実施の形態の移動者安全確認装置によれば、安全確認の対象者が歩行者などの移動者であるときに、非常通報スイッチを操作できない程に急な非常事態が発生しても、或いは一個所に停止してしまったとき、目的地に予定時間を経過しても到着しないとき、若しくは電波が途切れてしまったとき等においても警報を発し得る。また、図2および図6に示した本実施の形態の携帯端末によれば、携帯電話機などの携帯電話機能を有し、普段は携帯電話として利用でき、駅から自宅までの夜道を歩行するとき等の必要なときには、対象者の位置などの安全確認に必要な情報を移動者安全確認装置に送信できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、以上に実施の形態を挙げ詳しく説明したように、歩行者などの移動者について、移動途中に暴行受けるなどの異常な事態が発生し、非常通報スイッチを操作できない程に急な非常事態に至っても、或いは一個所に停止することが余儀なくされてしまったとき、目的地に予定時間を経過しても到着しないとき、若しくは電波が途切れてしまったとき等においても警報を発し得る移動者安全確認装置を提供できる。更に、本発明によれば、携帯電話の機能があり、普段は携帯電話として利用でき、駅から自宅までの夜道を歩行するとき等の必要なときには、位置の情報など、安全確認に必要な情報を移動者安全確認装置に送信できる携帯端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる移動者安全確認装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明になる携帯端末の一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図1の移動者安全確認装置における制御部1の動作を示す流れ図である。
【図4】図1の移動者安全確認装置における制御部1の別の動作を示す流れ図である。
【図5】図2の携帯端末の動作を示す流れ図である。
【図6】図2の携帯端末の正面図である。
【符号の説明】
1・・・・・制御部
2・・・・・記憶部
3・・・・・操作部
4・・・・・表示部
5・・・・・通信部
6・・・・・通話部
7・・・・・アンテナ部
8・・・・・警報部
10・・・・・携帯端末
11・・・・・制御部
12・・・・・GPS端末
13・・・・・操作部
14・・・・・表示部
15・・・・・通信部
16・・・・・通話部
17・・・・・アンテナ
18・・・・・撮像部
19・・・・・エスコートボタン
20・・・・・非常通報ボタン
21・・・・・電源

Claims (5)

  1. 電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
    前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
    前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
    前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
    前記対象者について予定される移動経路を予め記憶しておく予定移動経路記憶手段と、
    前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置を前記対象者の現在位置として記憶する現在位置記憶手段と、
    前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記予定移動経路記憶手段に記憶されている前記予定移動経路と前記現在位置記憶手段に記憶されている前記現在位置との比較をし、該予定移動経路と該現在位置との距離が所定値を越えたとき、要警報状態と判断する位置逸脱判断手段と、
    前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
    前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
    前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
    ことを特徴とする移動者安全確認装置。
  2. 電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
    前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
    前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
    前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
    前記対象者について予定される移動経路を予め記憶しておく予定移動経路記憶手段と、
    前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置に基づき生成される前記対象者の実際の移動経路を記憶する手段と、
    前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記予定移動経路記憶手段に記憶されている前記予定移動経路と前記実際移動経路記憶手段に記憶されている前記実際移動経路との比較から、前記対象者が該予定移動経路から逸脱した状態か否かを判断し、該逸脱した状態と判断したとき要警報状態と認定する経路逸脱判断手段と、
    前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
    前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
    前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
    ことを特徴とする移動者安全確認装置。
  3. 前記予定移動経路を含む領域の地図を記憶する地図記憶手段と、
    前記予定移動経路記憶手段から読み出した前記予定移動経路および前記実際移動経路記憶手段から読み出した前記実際移動経路を、前記地図記憶手段から読み出した前記地図に重ねて表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする請求項に記載の移動者安全確認装置。
  4. 電波送信機能付の携帯端末を対象者に携帯させ、該携帯端末から送信される電波を受信機で受信し、該受信機から出力される受信信号で現される情報に基づき該対象者が安全か否かを確認する移動者安全確認装置において、
    前記携帯端末から前記対象者に関する安全確認の要請信号と安全確認終了指示信号とを受信する受信機と、
    前記対象者について予定される移動経路を正常に移動するのに要する時間の上限を予定移動時間として予め記憶しておく予定移動時間記憶手段と、
    前記安全確認の要請信号が前記受信信号に現れた時点から前記予定移動時間だけ時間が経過する時までに、前記安全確認終了指示信号が該受信信号に現れないときは要警報状態と認定する移動時間監視手段と、
    前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置を前記電波で送信するとき、前記受信信号から該位置を識別し、識別した該位置を前記対象者の位置として経時順に記憶する位置記憶手段と、
    前記対象者に関する前記安全確認の要請信号を受信すると、前記位置記憶手段に記憶された前記位置の変化の程度から、前記対象者が一定の狭い領域に停留している停留状態にあるか否かの判断をし、該停留状態にあるときは要警報状態であると認定する停留判断手段と、
    前記要警報状態のときに警報信号を生成する警報信号生成手段とを備えてなり、
    前記安全確認の要請信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信する信号であり、
    前記安全確認終了指示信号は、前記携帯端末が操作に応じて前記電波で送信するか、又は前記予定移動経路の終点に設けられた到着確認装置が、前記電波を受信した時に、若しくは前記対象者の到着を示す入力操作を受けた時に、電波で送信した信号である
    ことを特徴とする移動者安全確認装置。
  5. 前記要警報状態に入ったとき、前記携帯端末に対し、搭載のマイクロフォンで検知した音を前記電波で送信するべき旨の指令である音送信指令、又は搭載のテレビカメラで撮像した画像を前記電波で送信するべき旨の指令である画像送信指令のうちの少なくとも一方の指令を送信する指令送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至に記載の移動者安全確認装置。
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