JP4154707B2 - ジフルオロジエノン化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はジフルオロジエノン化合物の製造方法に関し、詳しくは4,4−ジフルオロシクロヘキサ−2,5−ジエン−1−オン誘導体を電極反応により効率良く製造する方法に関する。本発明の方法で製造されるジフルオロジエノン類は還元することにより、医薬品、農薬、電子材料などの中間体として有用なフルオロフェノール類に容易に誘導することができる。
【0002】
【従来技術とその課題】
ジフルオロジエノン化合物を電極反応により製造する方法として、フェノールをフッ化水素酸塩(Et3N-3HF)の存在下で長時間電解することによって4,4-ジフルオロシクロヘキサ-2,5-ジエン-1-オンが得られることが知られている(Meurs et.al., Angew. Chem. Int. Ed. Engl., p972, 28 (1989))。しかし、その収量は20%と低く、実用的ではない。しかも、原料の変換率は90%と高く、原料を回収して再利用することもできず効率的ではない。また、電極反応を長時間連続して行うことは困難であり、工業的に不利であった。
【0003】
本発明の目的は、電極反応を利用して効率良くジフルオロジエノン化合物を製造できる工業的に有利な製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題の解決手段】
本発明は、(1)一般式(II)で示されるフェノール化合物を、フッ化水素酸と塩基の混合溶液(HF量4〜6のフッ化水素酸塩)を溶媒として電解し、一般式(I)で示されるジフルオロジエノン化合物を製造することを特徴とするジフルオロジエノン化合物の製造方法に関する。
【化1】
(式中、R1〜R4は各々独立して水素原子、炭素数が1〜10の直鎖または分岐のアルキル基、カルボキシル基またはこれらの誘導基)
【化2】
(式中、R1〜R4は上記に同じ)
【0005】
本発明の上記製造方法は、好ましくは、(2)フッ化水素酸と塩基の混合溶媒が、以下の一般式(III)、(IV)または(V)に示される化合物を用いた製造方法である。
(R5)3N−nHF (III)
(R6)4NF−mHF (IV)
(Pry)−kHF (V)
(式中、R5,R6は炭素数が1〜6のアルキル基を表わし、R5,R6は各々同一または異種、Pryはピリジン類、n,mおよびkは4〜6)
【0006】
また、本発明の上記製造方法は、好ましくは、(3)一般式(I)または(II)に示される化合物が、式中のR1〜R4がそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜7のシクロアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を有する化合物を用いた製造方法である。
【0007】
さらに本発明の上記製造方法は、好ましくは、(4)低電圧による電解後、生成したカップリング化合物を高電圧に切り替えて電解することにより単量化し、ジフルオロ体を生成させる製造方法、(5)高電圧による電解によって、カップリング化合物の生成を抑制してジフルオロ体を生成させる製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の製造方法は、出発原料として一般式(II)によって示されるフェノール化合物を用いる。
【化5】
このフェノール化合物は、式中、R1〜R4は各々独立して水素原子、炭素数が1〜7の直鎖または分岐のアルキル基、カルボキシル基またはこれらの誘導基からなるものであるが、好ましくは、式中のR1〜R4がそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜7のシクロアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を有する化合物が適当である。
【0009】
このフェノール化合物をフッ化水素酸と塩基の混合溶液(HF量4〜6のフッ化水素酸塩)を溶媒として電解することによって一般式(I)によって示されるジフルオロジエノン化合物を得る。
【化2】
(式中、R1〜R4は上記に同じ)
【0010】
本発明において用いる上記混合溶媒( フッ化水素酸塩 ) は、次式に示すように、HF量が4 , 5または6のフッ化水素酸塩であり、具体的には、例えば、一般式(III)、(IV)または(V)に示される化合物である。
(R5)3N−nHF (III)
(R6)4NF−mHF (IV)
(Pry)−kHF (V)
(式中、R5,R6は炭素数が1〜6のアルキル基を表わし、R5,R6は各々同一または異種、Pryはピリジン類、n,mおよびkは4〜6)
【0011】
この混合溶媒はフッ素化のためのフッ素源としての役割と、電極反応における支持電解質としての役割を併せ持つ。一般式(III)で示される化合物の具体例としては、Me3N-4HF、Me3N-5HF、Me3N-6HF、Me3N-7HF、Et3N-4HF、Et3N-5HF、Et3N-6HF、Et3N-7HF、Pr3N-4HF、Pr3N-5HF、Pr3N-6HF、Pr3N-7HF、(i-Pr)3N-4HF、(i-Pr)3N-5HF、(i-Pr)3N-6HF、(i-Pr)3N-7HF、Bu3N-4HF、Bu3N-5HF、Bu3N-6HF、Bu3N-7HF、(t-Bu)3N-4HF、(t-Bu)3N-5HF、(t-Bu)3N-6HF、(t-Bu)3N-7HFなどが挙げられる。これらのうち好ましくはnが5または6の化合物であり、さらに好ましくはnが5の化合物である。
【0012】
また、一般式(IV)で示される化合物の具体例としては、Me4NF−4HF、Me4NF−5HF、Me4NF−6HF、Me4NF−7HF、Et4NF−4HF、Et4NF−5HF、Et4NF−6HF、Et4NF−7HF、Pr4NF−4HF、Pr4NF−5HF、Pr4NF−6HF、Pr4NF−7HF、(i−Pr)4NF−4HF、(i−Pr)4NF−5HF、(i−Pr)4NF−6HF、(i−Pr)4NF−7HF、Bu4NF−4HF、Bu4NF−5HF、Bu4NF−6HF、Bu4NF−7HF、(t−Bu)4NF−4HF、(t−Bu)4NF−5HF、(t−Bu)4NF−6HF、(t−Bu)4NF−7HFなどが挙げられ、これらのうち好ましくはmが5または6の化合物であり、さらに好ましくはmが5の化合物である。
【0013】
一般式(V)で示されるピリジン類のフッ化水素酸塩としては、例えばピリジン−4〜6HF、(α、βまたはγ)ピコリン−4〜6HFなどが挙げられる。
【0014】
電極反応は上記混合溶媒と共に他の一般的な溶媒の共存下で行なうと良い。一般的な溶媒を併用することにより生成物が電極表面に付着して不動態化する現象等を抑制することができる。この溶媒としては、原料、生成物、及び添加剤等に不活性で、かつ原料および添加剤を十分に溶解するものであれば特に制限されないが、例えばジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどの炭酸エステル、酢酸エチルなどのエステル類、スルホランなどの非プロトン性極性溶媒などが使用可能である。
【0015】
本発明の製造方法において、電極反応(電解)は定電位反応でも定電流反応のいずれでも良い。電流密度は10〜100mA/cm2が好ましい。電解装置としては、陽極と陰極を同一セル内に設けた一室型電解槽、陽極及び陰極を異なるセル内に配設し陽極側に原料を導入する二室型電解槽のいずれもが適用可能である。電極材料も限定されず、通常用いられる白金、炭素、鉛などが使用できる。また、定電位電解の参照電極としてAg/Ag+などを利用することができる。
【0016】
反応温度としては−45〜100℃が適当であり、−10〜50℃が好ましい。また、基質の濃度としては、0.01〜0.5モル/L、好ましくは0.05〜0.1モル/Lの範囲である。上記範囲より濃度が低いと反応に時間がかかり、濃度が高いとカップリングなどの副反応が起こり、極板が不動態化し易い。
上記混合溶媒の使用量は、2モル/L以上で、これより濃度が低いと反応が遅くなる。
【0017】
また、定電位電解として周期的に電極極性を切り替えながら行なうこともできる。この方法によれば電極表面の不動態被膜の付着を抑制することができ、長時間、安定して電極反応を行なうことができる。切り替え周期は2〜30秒が適当である。
【0018】
本発明の製造方法は、低電圧(低電位)によって電解を行った後、生成したカップリング化合物を高電圧(高電位)に切り替えて電解することにより単量化し、目的のジフルオロ体を得ることができる。また、高電圧による電解を行うことによって、カップリング化合物の生成を抑制し、効率良く一段階で目的のジフルオロ体を生成させることができる。
【0019】
具体的には、一般式(II)の原料化合物を上記混合溶媒と共に、当初から1.9〜2.3Vの高電位で電解を行うと、図1の反応経路Aに示すように、カップリング化合物が殆ど生成せずに一段階で目的のジフルオロジエノン化合物が高収率で得られる。なお、通電量は原料1モルに対して3〜8Fが適当であり、好ましくは3.5〜7.5Fの範囲が良い。通電量が上記範囲より少ないと反応が十分に進行せず、また多すぎても収率向上の効果はない。
【0020】
反応経路Aでは、シクロヘキサンジエニルカチオンを経由してモノフルオロ化合物(a)が生成し、これがジフルオロ化合物(I)に変換される。なお、高電位による電解では、経路Aの反応の他に経路Bの反応もみられるが、両者の反応生成物量(経路A:経路B)は約4:1(モル比)であり、従って、高電位による電解反応は主に経路Aに従った反応である。
【0021】
経路Aの反応について、一例として、2,6-ジ-t-ブチルフェノールを5フッ化水素酸塩(EtN3-5HF)と共に、電位2.1Vで電解した場合の通電量に対する生成化合物の組成をガスクロマトグラフィにより測定した結果を図2のグラフに示す(実施例1参照)。このグラフに示すように、原料化合物(1)は約4F/mol程度の通電量でほぼ消費され、反応の進行に伴い目的生成物(2)である2,6-ジ-t-ブチル-4,4-ジフルオロシクロヘキサ-2,5-ジエン-1-オンの生成量が次第に増加し、最終的に約80モル%で生成する。一方、モノフルオロ化合物(3)は約2F/mol程度の通電量で生成量がピークとなり(約30モル%)、またジフェノキノン化合物(4)の生成量は少なく、約2.7F/mol程度の通電量で生成量がピークとなり(約10モル%)、その後、これらは何れも目的生成物(2)の増加に伴って減少しており、該化合物(2)に順次変換されたことが分かる。
【0022】
一方、一般式(II)の原料化合物を上記混合溶媒と共に、0.8〜0.95Vの低電位で電解すると、図1の反応経路Bに示すように、一電子酸化を生じてカップリング化合物が生成する。これを更に1.9V程度の高電位に切り替えて電解すると、カップリングの結合が切断して単量化され、ジフルオロセミキノン体が得られる。具体的には、反応経路Bでは、低電位電解によって4位に置換基を持たないフェノール化合物が一電子酸化を生じてカップリングし、ジヒドロキノン化合物(b1)を経て4,4'−ジフェノキノン化合物(b2)が生成する。この二量体化合物が高電位反応によって、その1-1'間の結合が切断されて単量化し、目的のジフルオロ化合物(I)に変換される。
この経路Bの2段階反応においては、低電位による反応が終了した後に電位を上げ高電位とするワンポット的な反応とすることができ、また中間生成物をそれぞれ単離して2段階の電極反応を個別に行なってもよい。
【0023】
電極反応が終了した後は、公知の抽出法や蒸留法により生成物を単離精製することができる。この場合、使用した反応溶媒と相分離する溶媒であって、目的生成物を優先的に溶解するものを反応槽に共存させることにより、該生成物を抽出除去しながら電極反応を行なうことが可能である。このような溶媒としてはペンタン、ヘキサン、石油エーテルなどのアルカン類や、パーフルオロトリブチルアミンなどのフッ素系不活性液体などが挙げられる。この方法を利用すれば、反応で消費されるフッ素源を供給しながら反応を行なうことにより、連続的に目的物の製造が可能となり、工業的に有利である。
【0024】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に示す。なお、これらの例は本発明を限定するものではない。
【0025】
実施例1
フッ素樹脂製セル(容量30ml)に、トリエチルアミン5フッ化水素酸塩(Et3N−5HF)を6.0g含む炭酸ジメチル溶液6mlを入れ、そこに、原料化合物(基質)として2,6−ジ−t−ブチルフェノール 2ミリモル(mmol)を2回に分けて加えた。セルの電極として白金電極(20mm×20mm)を用い、参照電極(Ag/Ag+)に対して陽極と陰極を12秒ごとに切り替える定電位交流パルス電解法により、温度20℃、電位2.1V、通電量5.1F/mol(基質)の条件で電解反応を行なった。
電解反応中、各通電量に対する反応液中化合物の組成をガスクロマトグラフィにより測定した。その結果を図2に示す。図2のグラフにおいて、 (1)は基質、(2)は目的のジフルオロジエノン化合物、(3)はモノフルオロ化合物、(4)は二量体化合物である。
反応終了後、反応液に氷水を加え、ジエチルエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、乾燥し、カラムクロマトグラフィーにより単離することにより、目的生成物である2,6−ジ−t−ブチル−4,4−ジフルオロシクロヘキサ−2,5−ジエン−1−オンの生成を確認した。この化合物はカラムクロマトによる精製が困難であったため、室温下、塩酸溶液中で3時間、亜鉛還元してモノフルオロフェノールとしてその収率を求めたところ原料に対して82%であった。
【0026】
実施例2
表1に示す基質、フッ化水素酸塩溶媒、電位及び通電量の条件に従い、各々実施例1と同様に電極反応を行なった。なお、溶媒としてフッ化水素酸塩と共に(MeO)2COを用いた。生成したジフルオロ体の収率をモノフルオロ体に転換して求めた結果を表1にまとめて示した。一方、本発明のフッ化水素酸塩を用いないものを比較例(No.8)として示した。
【0027】
【表1】
【0028】
実施例3
支持電解液(フッ化水素酸塩)としてHF量を3〜7に変化させたものを用い、また電圧を1.9Vとし、共存溶媒としてジクロロメタンを加え、表2に示す通電量の条件下、実施例1と同様にして電極反応を行なった。生成物の収率を表2に示した。この結果から明らかなように、HF量が4〜6のものを用いた場合に収率がよく、特にHF量が5〜6のものが優れていることが分かる。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】
本発明の製造方法によれば、電極反応を利用して効率よく一般式(I)で示されるジフルオロジエノン化合物を製造することができる。また反応条件を選択することにより連続的に目的物の製造が可能となり、工業的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反応経路を示す説明図
【図2】 実施例1において、通電量に対する反応液中の化合物の組成比を示すグラフ。
Claims (5)
- フッ化水素酸と塩基の混合溶媒が、以下の一般式(III)、(IV)または(V)に示される化合物である請求項1に記載するジフルオロジエノン化合物の製造方法。
(R5)3N−nHF (III)
(R6)4NF−mHF (IV)
(Pry)−kHF (V)
(式中、R5,R6は炭素数が1〜6のアルキル基を表わし、R5,R6は各々同一または異種、Pryはピリジン類、n,mおよびkは4〜6) - 一般式(I)または(II)に示される化合物が、式中のR1〜R4がそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜7のシクロアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を有する化合物である請求項1または2に記載するジフルオロジエノン化合物の製造方法。
- 低電圧による電解後、生成したカップリング化合物を高電圧に切り替えて電解することにより単量化し、ジフルオロ体を生成させる請求項1,2または3のいずれかに記載するジフルオロジエノン化合物の製造方法。
- 高電圧による電解によって、カップリング化合物の生成を抑制してジフルオロ体を生成させる請求項1,2または3のいずれかに記載するジフルオロジエノン化合物の製造方法。
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