JP2540588B2 - トロポン及びアルコキシトロポン誘導体の製造法 - Google Patents

トロポン及びアルコキシトロポン誘導体の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、最近生理活性が注目されてきたトロポン及
びアルコキシトロポン誘導体の製造法に関する。
〔従来技術〕
近年、トロポン及びヒドロキシトロポンに関してその
生理活性が注目され、例えばケミカル アンド エンジ
ニアリング ニュース(Chemical & Engineering News
Aug.31,(1981)〕には抗生物質効力増強作用が報告さ
れている。
トロポンの合成法についてはシクロヘプタトリエン
(以下トロピリデンと略記する)〔I〕と五塩化リンの
作用で生成するシクロヘプタトリピリウムイオンからジ
トロピルエーテルを経由してこのジトロピルエーテルの
不均化反応により約50%の理論収率で得る方法〔ケミカ
ル アンド インダストリー(Chemical & Industry)
932頁,(1960年);ヘルベティカ ヒミカ アクタ(H
elv.Chim.Acta)43巻,457頁(1960年)〕やトロピリデ
ンを含水ジオキサン中二酸化セレンを働かせてトロポン
を得る別法が知られている〔薬学雑誌81巻,1792頁(196
0年)〕。トロピリデン又はトロピリウム塩をピリジン
中クロム酸酸化する方法も報告されている。〔日本化学
会誌,84巻,662頁(1963年)〕。一方、トロピリデンの
電気化学的酸化の例としては20%含水酢酸・酢酸ソーダ
系に酢酸銀を添加し電極酸化するとトロポンに導かれる
ことが見出されている。〔電気化学,第34巻,124頁(昭
和41年)〕。2−ヒドロキシトロポンはトロポンにヒド
ラジンを作用させて得られる2−アミノトロポンを加水
分解する方法が知られているが(大有機化学,13巻,147
頁,昭和35年,朝倉書店)、3−ヒドロキシトロポンお
よび4−ヒドロキシトロポンの合成について簡便な合成
方法は知られていない。(大有機化学,13巻,153〜154
頁,非ベンゼン系芳香環化合物,昭和35年,朝倉書
店)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来知られているトロピリデンの電極
酸化によるトロポン合成収率は23〜24%であって決して
満足できるものではなかった。アミノトロポンの加水分
解によるヒドロキシトロポンの合成は相当する3−およ
び4−アミノトロポンの合成が難しいので3−および4
−ヒドロキシトロポン誘導体の合成は困難であった。従
って、本発明の目的は製造法が簡便で安価な方法を見出
して、トロポンの合成法及びヒドロシキトロポン誘導体
の合成に使用できるアルコキシトロポンの合成法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、以上の目的を達成すべくトロピリデン
の電極酸化条件を鋭意研究した結果、トロピリデンの低
級アルコール溶液を支持塩の存在下で電極酸化して7−
アルコキシシクロヘプタトリエンを得、これを加熱異性
化して1−または3−アルコキシシクロヘプタトリエン
とし、この異性化した化合物を低級アルコール溶液中、
支持塩の存在下電極酸化して7,7−ジアルコキシシクロ
ヘプタトリエンに導き、得られた化合物をそのまま酸性
溶液で加水分解してトロポンを生成させる。又、得られ
た7,7−ジアルコキシシクロヘプタトリエンを加熱異性
化した後、電極酸化した生成物を酸性溶液で加水分解し
てアルコキシトロポンを合成できることを見出し本発明
を完成した。
即ち、第1の発明はシクロヘプタトリエンの低級アル
コール溶液を支持塩の存在下で電極酸化して7−アルコ
キシシクロヘプタトリエンを得、これを加熱して1−ア
ルコキシシクロヘプタトリエン又は3−アルコキシシク
ロヘプタトリエンに異性化し、ついでこれらの化合物を
低級アルコール溶液中支持塩の存在下電極酸化して得ら
れる7,7−ジアルコキシシクロヘプタトリエンをそのま
ま酸性溶液で加水分解をすることを特徴とするトロポン
の製造法である。
また第2の発明はシクロヘプタトリエンの低級アルコ
ール溶液を支持塩の存在下で電極酸化して7−アルコキ
シシクロヘプタトリエンを得、これを加熱して1−アル
コキシシクロヘプタトリエン又は3−アルコキシシクロ
ヘプタトリエンに異性化し、ついでこれらの化合物を低
級アルコール溶液中支持塩の存在下、電極酸化して得ら
れる7,7−ジアルコキシシクロヘプタトリエンを加熱し
て異性化したジアルコキシシクロヘプタトリエンを、再
度低級アルコール溶液中支持塩の存在下電極酸化を行
い、酸性溶液で加水分解をすることを特徴とするアルコ
キシトロポン誘導体の製造法である。
以下に本発明を詳細に説明する。まず、トロピリデン
をメタノールやエタノール等の低級アルコールに溶か
し、この溶液を支持塩の存在下で電極酸化する。支持塩
としては例えば、下記一般式で表わされる第4級アンモ
ニウム塩 R4NX ……(1) 〔式中、Rは飽和低級アルキル基を示し、Xはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、TsO-,BF4 -,ClO4 -などのアニ
オン種を示す、Tsはトシル基を表わす。〕 または下記一般式(2)で表わされる金属アルコキシ
ド ROM ……(2) 〔式中、Rは低級アルキル基、Mはカリウム、ナトリウ
ム、リチウム、カルシウム、バリウムを示す。〕 をそれぞれ単独で用いるか、混合物として用いるのが好
ましい。
それらの中でも好ましいのは、テトラエチルアンモニ
ウムトシラート(以下、Et4NOTsと略記する)とナトリ
ウムメチラート(以下、NaOMeと略記する)で最も好ま
しくはEt4NOTsとNaOMeの等モル混合物である。
上記支持塩を加え電極酸化反応を行なわせる。電極酸
化反応は第1図に示す無隔膜電解セルを用いるが、隔膜
により陰陽極を分離した電解セルを用いても行うことが
できる。陰陽極は炭素電極が好ましいが、陽極としては
炭素以外にも白金、酸化鉛を用いることができるし、ま
た、陽極としては炭素以外に銅、ニッケル、亜鉛、白金
などのほとんとの金属を用いることができる。
反応温度は−60℃〜+20℃の温度範囲で行うことがで
きるが好ましくは−10℃〜0℃である。通電する電気量
は1〜5F/mol、好ましくは2.5〜4F/molである。酸化反
応後、反応混合物に飽和重曹水を加え、エーテル、n−
ヘキサン、酢酸エチル、塩化メチレン等の有機溶媒で抽
出する。
有機溶媒層を硫酸マグネシウム、芒硝等の乾燥剤で乾
燥した後、溶媒を除去し、減圧下で蒸留して7−アルコ
キシシクロヘプタトリエン(以下、7−アルコキシトロ
ピリデンと略記する。)〔II〕を得る。
〔式中、R1は低級アルキル基を示す。〕 7−アルコキシトロピリデンを窒素、アルゴン等の不
活性ガス気流下100〜200℃、好ましくは140〜170℃で1
〜20時間、好ましくは3−アルコキシトロピリデン〔II
I〕を生成する場合は140〜160℃で2〜3時間、1−ア
ルコキシトロピリデン〔IV〕生成の場合は150〜170℃で
15〜20時間である。
加熱した後減圧蒸留をして1−又は3−アルコキシト
ロピリデンを得る。
得られた1−又は3−アルコキシトロピリデンを低級
アルコール(前記同様の意味を表わす。)に溶かし、支
持塩(前記同様の意味を表わす。)の存在下に前記と同
様な条件で電極酸化し、反応混合物に飽和重曹水を加
え、有機溶媒(前記同様の意味を表わす。)で抽出し、
乾燥剤(前記同様の意味を表わす。)で乾燥後、減圧蒸
留することによりに7,7−ジアルコキシシクロヘプタト
リエン(以下、7,7−ジアルコキシトロピリデンと略記
する)〔V〕を得る。
7,7−ジアルコキシトロピリデン〔V〕を2%の希硫
酸中室温で1時間攪拌した後、クロロホルムや塩化メチ
レン、ジクロロエタン等のハロゲン化ハイドロカーボン
で抽出するとトロポン〔VI〕を得る。
また、7,7−ジアルコキシトロピリデン〔V〕を窒
素、アルゴン等の不活性気体の気流下で150〜180℃、好
ましくは170℃で1.5〜3時間加熱した後、減圧下蒸留す
るとジアルコキシシクロヘプタトリエン(以下、ジアル
コキシトロピリデンと略記する。)〔VII〕が得られ
る。得られたジアルコキシトロピリデンを支持塩(前記
定義と同じ)の存在下、低級アルコール(前記定義と同
じ)中電極酸化反応を1〜3F/molの電気量で行った後、
反応溶液を飽和重曹水に加え、有機溶媒(前記定義と同
じ)で抽出する。溶媒を除去後、生成物を2%硫酸に加
え、常温で1〜2時間攪拌する。反応液をハロゲン化ハ
イドロカーボン(前記定義と同じ)で抽出し、溶媒を除
去すると3−アルコキシトロポン〔VIII〕と4−アルコ
キシトロポン〔IX〕を得た。
得られた3−および4−アルコキシトロポンは既知の
方法(大有機化学,第13巻,153〜154頁,昭和35年,朝
倉書店)により3−および4−ヒドロキシトロポンに導
くことができる。
〔実施例〕
以下、実施例をもって説明するがこれによって本発明
が限定されるものではない。
(実施例1) 7−メトキシシクロヘプタトリエン〔II〕の合成 シクロヘプタトリエン〔I〕(92g,1mol)を300mlのM
eOHに溶かし、この溶液に支持塩を加える。電極酸化反
応は、陰陽極に炭素電極を用いて、無隔膜電解セル中0
℃〜−10℃で行った。2.5〜3F/molの電気量を通電した
後、反応混合物を500mlの飽和重曹水に加え、エーテル
抽出する。有機層をMgSO4で乾燥した後、溶媒を除去
し、減圧下蒸留すると7−メトキシシクロヘプタトリエ
ン〔II〕が71%の収率で得られる。
シクロヘプタトリエン:米国シエル社製のものを2回蒸
留bp114〜115℃ 支持塩:テトラエチルアンモニウムトシラート(Et4NOT
s)(和光純薬製試薬一級) 10g ナトリウムメチラート(NaOMe)(和光純薬製試薬一
級) 5g 7−メトキシシクロヘプタトリエン〔II〕 bp.65℃/20mmHg; IR(neat)3030,2820,1400,1120cm-1 NMR(CDCl3)δ3.15(m,1H),3.36(s,3H),5.36(dd,2
H,J=4.4,9.4Hz),5.98(m,2H),6.54(m,2H) 7,7−ジメトキシシクロヘプタトリエン〔V)の合成 7−メトキシシクロヘプタトリエン〔II〕(37g,0.3m
ol)を、窒素気流下150℃で2.5時間加熱し、減圧下蒸留
すると3−メトキシシクロヘプタトリエン〔III〕が98
%の収率で得られる。また、同様の条件下〔II〕を160
℃で17時間加熱した後、減圧下蒸留すると、1−メトキ
シシクロヘプタトリエン〔IV〕が82%の収率で得られ
る。3−メトキシシクロヘプタトリエン〔III〕(25g,
0.2mol)を50mlのMeOHに溶かし、支持塩にMeONa(4
g)、陰陽極に炭素または白金を用いて無隔膜セル中0
℃で電極酸化反応を行う。2.5F/molの電気量を通電した
後、反応混合物を200mlの飽和重曹水に加え、エーテル
抽出、MgSO4乾燥した後、減圧蒸留すると7,7−ジメトキ
シシクロヘプタトリエン〔V〕が83%の収率で得られ
る。同様の条件下、1−メトキシシクロヘプタトリエン
〔IV〕に対して4F/molの電気量を通電すると7,7−ジメ
トキシシクロヘプタトリエン〔V〕が85%の収率で得ら
れる。
3−メトキシシクロヘプタトリエン〔III〕 bp.72℃/20mmHg; IR(neat)3040,2840,1640,1560,1220,1160cm-1 NMR(CDCl3)δ2.26(t,3H,J=6.6Hz),3.62(s,3H),
5.13(td,1H,J=9.0,6.6Hz),5.42(td,1H,J=9.0,6.6H
z),5.69(d,1H,J=6.6Hz),5.86〜6.13(m,2H); 1−メトキシシクロヘプタトリエン〔IV〕 bp,67℃/22mmHg; IR(neat)3020,2840,1620,1540,1160cm-1; NMR(CDCl3)δ2.50(d,2H,J=6.8Hz),3.57(s,3H),
5.03〜5.48(m,2H),6.03〜6.42(m,3H); 7,7−ジメトキシシクロヘプタトリエン〔V〕 bp.80℃/1mmHg; IR(neat)3040,2830,1400,1120,1050cm-1; NMR(CDCl3)δ3.07(S,6H),5.45(d,2H,J=9.6Hz),
6.27(m,2H),6.56(m,2H); トロポン〔VI〕の合成 7,7−ジメトキシシクロヘプタトリエン〔V〕(4.6g,
0.03mol)を2%硫酸(30ml)中室温で1時間攪拌した
後、CH2Cl2抽出するとトロポン〔VI〕が96%の収率で得
られる。
bp.113℃/15mmHg IR(neat)1630,1580cm-1; NMR(CDCl3)δ7.03(m,6H); (実施例2) 3−メトキシトロポン〔VIII〕及び4−メトキシトロポ
ン〔IX〕の合成 7,7−ジメトキシシクロヘプタトリエン〔V〕(3g,20
mol)を、窒素気流下170℃で2時間加熱した後、減圧下
蒸留するとジメトキシシクロヘプタトリエン〔VII〕が6
8%の収率で得られる。ジメトキシシクロヘプタトリエ
ン〔VII〕(0.01mol,1.5g)、支持塩としてNaOMe(0.7
g)を30mlのMeOHに溶かし、陰陽極に炭素または白金電
極を用いて無隔膜セル中電極酸化反応を行う。2F/molの
電気量を通電した後、反応溶液を飽和重曹水に加え、エ
ーテル抽出する。溶媒を除去した後、生成物を2%硫酸
20mlに加え、常温で1時間攪拌する。反応溶液をクロロ
ホルム抽出し、溶媒を除去すると3−メトキシトロポン
〔VIII〕と、4−メトキシトロポン〔IX〕の1:1混合物
が53%の収率で得られる。
3−メトキシトロポン〔VIII〕 IR(neat)1650,1560cm-1 NMR(CDCl3)δ3.77(S,3H),6.38〜7.27(m,5H);MS.1
36(M+),; 4−メトキシトロポン〔IX〕 IR(neat)1650,1530cm-1 NMR(CDCl3)δ3.79(s,3H),6.13〜7.27(m,5H);MS.1
36(M+); 〔発明の効果〕 本発明の製造法によればトロポンは従来より一層高収
率で得ることができ、又、従来法では製造することが難
しかった3−又は4−ヒドロキシトロポンの合成に使用
できるアルコキシトロポンを合成することができて工業
的にも非常に価値あるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に用いる無隔膜電解セルを示
す断面図である。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シクロヘプタトリエンの低級アルコール溶
    液を支持塩の存在下で電極酸化して7−アルコキシシク
    ロヘプタトリエンを得、これを加熱して1−アルコキシ
    シクロヘプタトリエン又は3−アルコキシシクロヘプタ
    トリエンに異性化し、ついでこれらの化合物のいずれか
    を低級アルコール溶液中支持塩の存在下電極酸化して得
    られる7,7−ジアルコキシシクロヘプタトリエンをその
    まま酸性溶液で加水分解をすることを特徴とするトロポ
    ンの製造法。
  2. 【請求項2】シクロヘプタトリエンの低級アルコール溶
    液を支持塩の存在下で電極酸化して7−アルコキシシク
    ロヘプタトリエンを得、これを加熱して1−アルコキシ
    シクロヘプタトリエン又は3−アルコキシシクロヘプタ
    トリエンに異性化し、ついでこれらの化合物のいずれか
    を低級アルコール溶液中支持塩の存在下、電極酸化して
    得られる7,7−ジアルコキシシクロヘプタトリエンを加
    熱して異性化したジアルコキシシクロヘプタトリエン
    を、再度低級アルコール溶液中支持塩の存在下電極酸化
    を行い、酸性溶液で加水分解をすることを特徴とするア
    ルコキシトロポン誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】支持塩が第4級アンモニウム塩と金属アル
    コキシドの単独又は混合物である請求項1記載のトロポ
    ンの製造法。
  4. 【請求項4】支持塩が第4級アンモニウム塩と金属アル
    コキシドの単独又は混合物である請求項2記載のアルコ
    キシトロポン誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】支持塩の第4級アンモニウム塩がテトラエ
    チルアンモニウムトシラートで金属アルコキシドがナト
    リウムメチラートである請求項3記載のトロポンの製造
    法。
  6. 【請求項6】支持塩の第4級アンモニウム塩がテトラエ
    チルアンモニウムトシラートで金属アルコキシドがナト
    リウムメチラートである請求項4記載のアルコキシトロ
    ポン誘導体の製造法。
  7. 【請求項7】低級アルコールがメタノールである請求項
    1,3又は5記載のトロポンの製造法。
  8. 【請求項8】低級アルコールがメタノールである請求項
    2,4又は6記載のアルコキシトロポン誘導体の製造法。
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