JP4154031B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機、レーザープリンタ等のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に、電子写真方式のカラー画像形成装置(例えば、複写機、レーザープリンタ)における、従来の現像バイアス制御についてのフローチャートを示す。
【0003】
画像形成装置本体の制御手段(CPU)に対してプリント信号が入力されると、現像バイアス制御の実行判断プログラムがスタートする。
【0004】
まず、前回の現像バイアス制御から今までのプリント枚数(以下「CNT」という)に応じて制御の有無判断を行う(S11)。ここで、CNTの値は、あらかじめ画像形成装置本体内のメモリに記憶されている。前回の現像バイアス制御を行なってからのCNTが100枚以上のときは、新たに現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS13へ進む。
【0005】
次に、前回のプリントから現在までの画像形成装置本体の停止時間に応じて現像バイアス制御の有無判断を行う(S12)。画像形成装置本体停止時間は、CPUによってモニタされている。前回の現像バイアス制御からの画像形成装置本体停止時間が8時間以上のときは、使用環境の大きな変動や、現像器、感光ドラムの特性変動が生じている可能性があるので、新たに現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS13へ進む。
【0006】
S13で現像バイアス制御を実行する。この際、適正現像バイアスの算出は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4色のトナーについてそれぞれ行なう。その後、前回の現像バイアス制御から今までのCNTを0にリセットする(S14)。
【0007】
プリント実行の直前にCNTに1を積算し(S15)、プリントシーケンスを実行し、プリントを終了する(S16)。
【0008】
なお、上述では、プリント直前に現像バイアス制御を行う場合について説明したが、これに加えて、画像形成装置本体の電源ON時やプロセスカートリッジの交換時等にも現像バイアス制御を行ってもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、カラー画像形成装置においては、ブラックトナー(Bkトナー)の濃度は、主に印刷物の彩度や明度に関係しており、ブラックトナー以外のカラートナー(Yトナー、Mトナー、Cトナー)の濃度は、主に色相に関係する。一方、ユーザがカラープリントを行う場合、色相が変動すると、心理的に画像印象が著しく悪化したと認識し、逆に、彩度や明度の変動についてはそれほど画像印象を悪く認識しない傾向にある。したがって、カラー画像形成装置においては、ブラックトナーよりもカラートナーの方が画像形成条件制御(上述では現像バイアス制御)の頻度を多くすることが好ましいといえる。さらに、例えば、ブラックトナーとして、耐久性の優れた磁性トナーを使用する場合、カラートナーとブラックトナーとで必要とされる現像バイアス制御の適正頻度にはさらに差が生じる。
【0010】
しかしながら、従来例で説明したカラー画像形成装置では、黒単色のモノクロプリント(以下単に「モノクロプリント」という)もカラープリントも同等に枚数をカウントし、現像バイアス制御の実行間隔を決定しているので、モノクロプリントを連続で行った場合、現像バイアス制御の頻度が不必要に高くなってしまう。また、画像濃度の変動は感光ドラムの使用量(使用時間)にも多く起因しているが、一般にカラープリントに比べてモノクロプリントは1枚印字あたりの感光ドラムの使用量(使用時間)が少ないので、このような観点からも、従来例のような方法での現像バイアス制御の頻度は最適とはいえない。
【0011】
また、通常、モノクロプリントはカラープリントに比べ1枚当たりのプリント時間が短いので、モノクロ連続プリントが行われた場合、現像バイアス制御が短時間の間隔で行われてしまうため、プリントが中断されてしまうことがあり、ユーザにとって不便である。
【0012】
なお、近年、カラープリンタにおけるモノクロプリントの比率は高まる傾向にあるので、上述の不具合を改善することは非常に重要である。
【0013】
一方、従来より前述の不具合改善のために、プリント枚数ではなくプリントイメージ数(単色プリントは1イメージ、フルカラープリントは4イメージ)をカウントして、その値に応じて現像バイアス制御の実行を判断する方法があるが、この場合、カラートナーで連続単色プリントを行うと、カラートナーに対しての現像バイアス制御の間隔がフルカラープリント時の4倍に延長されてしまい、カラートナーの濃度を満足なレベルに安定させることが不可能になってしまう。
【0014】
なお、上述では、カラー画像形成装置における現像条件の制御について説明したが、上述と同様なことは、現像条件に限らず、一般的な、画像形成条件制御、例えば帯電条件や露光条件の制御についてもいえることである。
【0015】
そこで、本発明は、画像形成条件制御の時期及び頻度を好適に設定することで、不要な制御をなくして画像形成動作が中断される頻度を低くするとともに、良好な画像を形成することのできるカラー画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1に係るカラー画像形成装置は、共通の像担持体上に各色のトナー像を順次現像し、当該現像されたトナー像に基づくカラープリントを行うカラー印刷モードと、ブラックの単色トナー像を前記共通の像担持体上に現像し、当該現像されたブラックのトナー像に基づく単色黒プリントを行う単色黒印刷モードとを実行可能なカラー画像形成装置であって、画像形成に先立って或いは装置の電源ON時或いは消耗材カートリッジの交換時に前記各色の画像形成条件制御を行なうべく、前記各色に対応させて形成された濃度測定用の各色の検知用画像の濃度を検知する濃度検知手段と、該濃度検知手段の出力に基づいて前記画像形成条件を設定する画像形成条件制御を行なう制御手段と、前記カラープリントの枚数を積算カウントする第1の積算手段と、前記単色黒プリントの枚数を積算カウントする第2の積算手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の積算手段の積算カウント値が第一所定値に達したか、または前記第2の積算手段の積算カウント値が前記第一所定値よりも大きい第二所定値に達した場合に、ブラックを含む前記各色について、前記各色の検知用画像の濃度検知を伴う画像形成条件制御を実行し、更に、前記制御手段の判断に基づき、前記各色の検知用画像の濃度検知を伴う画像形成条件制御が実行された場合に、前記第1の積算手段による積算カウント、及び前記第2の積算手段による積算カウントをリセットした状態から積算カウントを行なうようにするリセット手段を有することを特徴とする。
【0017】
請求項2に係るカラー画像形成装置は、請求項1において、前記現像を行なう現像装置が、ブラックトナーにより現像を行なうブラック現像器と、カラートナーにより現像を行なうカラー現像器とを有し、これらブラック現像器とカラー現像器とで現像方式が異なる、ことを特徴とする。
【0018】
請求項3に係るカラー画像形成装置は、請求項2において、前記ブラックトナーが磁性トナーであり、前記カラートナーが非磁性トナーである、ことを特徴とする。
請求項4に係るカラー画像形成装置は、請求項1乃至3の何れか1項において、前記制御手段は、さらに装置の停止時間に基づいて、前記画像形成条件制御の実行を判断する、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図6に、本発明に係るカラー画像形成装置の一例として、電子写真方式のレーザープリンタを示す。なお、同図は、概略構成を示す縦断面図である。
【0021】
同図に示すレーザープリンタ(以下「画像形成装置」という)は、電子写真方式のドラム型の感光体(以下「感光ドラム」という)1を備えている。感光ドラム1は、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に回転駆動され、一次帯電装置(帯電ローラ)2によって、その表面が所定の極性、所定の電位に一様に帯電される。帯電後の感光ドラム1表面には、露光装置(レーザースキャナ)3から第1色目のイエローの画像パターンに基づくレーザー光Lが照射され、静電潜像が形成される。
【0022】
感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置4によって現像される。現像装置4は、回転可能なロータリ4aと、これに搭載された4個の現像器、すなわち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーがそれぞれ収納された現像器4Y、4M、4C、4Bkとを有する。現像装置4は、現像に供される現像器が、ロータリ4aの回転によって感光ドラム1に対向する現像位置に回転移動されるようになっている。図6では、イエローの現像器4Yが現像位置に配置されている。感光ドラム1上のイエローの静電潜像は、現像器4Yによってイエローのトナーが付着されてイエローのトナー像として現像される。
【0023】
感光ドラム1上のトナー像は、中間転写ベルト5上に転写される。中間転写ベルト5は、一次転写ローラ6a、駆動ローラ6b、二次転写対向ローラ6cに掛け渡されており、駆動ローラ6bの回転に伴って感光ドラム1とほぼ同速で矢印R5方向に回転する。感光ドラム1上のトナー像は、一次転写ローラ6aに一次転写バイアスを印加することで、中間転写ドラム5上に一次転写される。
【0024】
このとき、中間転写ベルト5に転写されないで感光ドラム1表面に残ったトナー(一次転写残トナー)は、クリーニング装置7のクリーニングブレード7aによって除去される。
【0025】
上述の一連の画像形成プロセス、すなわち帯電、露光、現像、一次転写、クリーニングの工程を、イエローに引き続いてマゼンタ、シアン、ブラックの各色について行い、中間転写ベルト5上に順次に4色のトナー像を重ねて複数色のトナーからなる多色トナー像を形成する。
【0026】
中間転写ベルト5上に形成された多色トナー像は、転写材P上に転写される。転写材Pは、給紙カセット8に収納されていたものが、給紙ローラ9によって所定のタイミングで搬送される。中間転写ベルト5上の多色トナー像は、二次転写ローラ6dに印加される二次転写バイアスによって、上述の所定のタイミングで搬送された転写材P表面に、一括して二次転写される。このとき、転写材Pに転写されないで中間転写ベルト5上に残ったトナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルトクリーニング装置12によって除去される。
【0027】
多色トナー像が転写された転写材Pは、搬送ベルト10によって定着装置11に送られる。定着装置11は、ヒータを内蔵した定着ローラ11aとこれに圧接された加圧ローラ11bとを有し、転写材P上の多色トナー像を加熱、加圧して、転写材P表面に溶融固着させて定着する。これにより、転写材P上に最終的なカラー画像が形成される。
【0028】
上述の画像形成装置においては、トナーの補充や廃トナーの処理、消耗した感光ドラム1の交換などのメンテナンスが必要となる。本実施の形態では、感光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニング装置7をカートリッジ容器に一体的に組み込んで全体としてプロセスカートリッジPCを構成し、また、現像器4Y、4M、4C、4Bkも現像プロセスカートリッジを構成することにより、これらプロセスカートリッジPC及び現像プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して容易に着脱することができるようにして、ユーザによるメンテナンスを容易にしている。
【0029】
また、本実施の形態においては、イエロー、マゼンタ、シアンのカラートナーは非磁性トナーを用い、ブラックトナーのみ磁性トナーを用いている。これは次のような理由による。一般にユーザがカラー画像形成装置を使用する場合、カラープリントの印字のみならずモノクロプリントの印字も多く行うケースが多く、近年、その比率は高まる傾向にある。したがって、モノクロプリントのランニングコストを従来のモノクロ画像形成装置並に抑えるために、カラートナーとブラックトナーとで現像方式を異なるものにする場合が多い。本画像形成装置もその一例として、カラートナーは、優れた階調再現性を持ち、またメンテナンス性も良い非磁性1成分現像方式を採用し、一方、ブラックトナーには低コストであり、優れた耐久安定性と画像の再現性とを持つ磁性現像方式を採用している。
【0030】
ところで、一般に電子写真方式の画像形成装置では、使用環境や、現像器、感光ドラムの印字枚数による特性変動や、感光ドラムの製造時における感光特性のばらつき、トナーの製造時における摩擦帯電特性のばらつき等により、印字画像の濃度特性に変動が生じる。これらの変化、変動特性を安定化させるのは容易ではない。特に、カラー画像形成装置において、ユーザが所望の濃度及びカラーバランスを得るためには、Y、M、C、Bkの4色の画像形成条件を調整しなければならない。
【0031】
そこで、本実施の形態では、通常の画像形成に先だって、画像形成条件を段階的に変えて複数の濃度検知用画像を形成し、その反射光量を感光ドラム1表面に対向配置した濃度検知手段としての光学濃度センサ13(図6参照)で反射光量を測定し、その結果に基づいて所望の濃度(反射光量)が得られると推定される画像形成条件を画像形成装置本体の制御手段(CPU)14で算出する画像形成条件制御を行っている。なお、本画像形成装置で制御される画像形成条件は、現像器に印加する電圧(現像バイアス)のDC成分値であり、画像形成条件制御とは具体的には高電圧電源15によって現像器(図6では現像器4Y)に印加する電圧を制御する、いわゆる現像バイアス制御にほかならない。
【0032】
本実施の形態では、カラー画像形成装置の画像形成条件制御の実行の有無を、独立にカウントされるカラープリント枚数と単色黒プリント枚数とに応じて判断することにより、画像形成条件制御を必要最小限とし、制御頻度の軽減と画像濃度安定性の両立を可能にしている。ここで、単色黒プリント以外のプリントは、すべてカラープリントというものとする。
【0033】
なお、本発明を実現するための特徴であるカラープリント枚数と単色黒プリント枚数のカウント値は、あらかじめ画像形成装置本体内に設けられたメモリにより独立に記憶されており、第1の積算手段(不図示)が積算するカラープリント枚数の積算カウント値をCNTcolor、第2の積算手段(不図示)が積算する単色黒プリント枚数の積算カウント値をCNTbk とする。また、プリントがカラープリントか単色黒プリントかの別は、例えば、露光装置3に入力される画像情報に基づいて判断することができる。
【0034】
まず最初に、画像形成装置本体のCPU14にプリント信号が入力されると、現像バイアス制御の実行判断プログラムがスタートする。
【0035】
前回の現像バイアス制御から今までのCNTbk に応じて現像バイアス制御の有無判断を行う(S1)。上述のように、ブラックの現像器4Bkには、耐久安定性に優れた磁性トナーを使用しており、現像バイアス制御の間隔の適正値は500枚である。前回の現像バイアス制御からのCNTbk が500枚以上のときは、新たに現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS4へ進む。
【0036】
次に、上述のS1において、CNTbk が500枚未満の場合、前回の現像バイアス制御から今までのCNTcolorに応じて現像バイアス制御の有無判断を行う。本実施の形態で用いるカラーの現像器には、階調性に優れた非磁性トナーを使用しており、現像バイアス制御間隔の適正値は例えば100枚である。前回の現像バイアス制御からのCNTcolorが100枚以上のときは、新たに現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS4へ進む。
【0037】
次に、上述のS2において、CNTcolorが100未満の場合、前回のプリントから現在までの画像形成装置本体停止時間に応じて現像バイアス制御の有無判断を行う。画像形成装置本体停止時間は、CPU14によりモニタされている。前回の現像バイアス制御からの画像形成装置本体停止時間が8時間以上のときは、使用環境の大きな変動や、現像器、感光ドラム1の特性変動が生じている可能性があるので、現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS4へ進む。
【0038】
以下に、本実施の形態の画像形成装置の現像バイアス制御について詳述する。
【0039】
まず、現像バイアスは、図2に示すような、その直流成分がVdcの直流電圧に矩形波(周波数2000Hz、ピーク間電圧1600Vpp)を重畳したものを用い、直流成分Vdcを可変とすることでトナーの現像量を制御する。濃度測定用の検知用画像(以下「画像パッチ」という)としては、4×4のドットマトリックスのうち、図3中の一番左側の列の上から3番目の、9ドットを印字するハーフトーンパターンを用いる。この画像パッチは、図4に示すように、感光ドラム1表面のうちの、光学濃度センサ13(図6参照)が設置されている部分に対応する位置に、30mm角の上述のハーフトーンパターンの画像パッチを間隔をあけて感光ドラム1表面の移動方向(転写材の送り方向)に沿って複数個印字する。それぞれの画像パッチを異なる直流成分Vdcの現像バイアスで現像し、それぞれについて光学濃度センサ13で反射光量を測定する。本実施の形態では、画像パッチの数を5個とし、現像バイアスの直流成分Vdcを−300Vから−500Vまで50V刻みで変化させた。
【0040】
反射濃度の測定結果の一例を図5に示す。本実施の形態では、上述のハーフトーンパターンの反射濃度の目標値(適正濃度値)を1.0とし、これにもっとも近いと推定される現像条件(本実施の形態では、現像バイアスの直流成分Vdc)で以後の画像形成を行うように制御される。図5中の丸印で示す5点の反射濃度データが得られた。反射濃度が1.0となる現像条件は直流成分Vdcが−400Vと−450Vの間にあり、この区間内で直流成分Vdcと反射濃度とが近似的に比例関係にあるとすると、直流成分Vdcが−400Vと−450Vの反射濃度から内分して、約−420Vのとき反射濃度が1.0となることが推定される。よって本実施の形態では、以後の画像形成条件として現像バイアスの直流成分Vdcが−420Vに制御される。本実施の形態では、画像パッチの数を5個としたがこれの数をもっと増やし、現像バイアス変化の刻みを上述の50Vよりももっと細かくすることでより正確な制御を行うこともできる。
【0041】
なお、ハーフトーンパターンの印字比率を別のものに換えて別の濃度目標値を与えてもよいが、印字比率が高すぎたり低すぎたりすると、濃度可変パラメータである現像バイアスと反射濃度との比例関係が悪くなり、制御値がほとんど変化しなかったり、逆に大きく変化して安定性を欠いたりすることになる。このため、通常選択するハーフトーンパターンの印字比率は50%〜80%である。
【0042】
また、現像バイアスの制御のみでは対応しきれない場合は、帯電条件や露光条件(露光量)等を組み合わせて制御することもできる。さらには、画像データにより露光量を変化させて印字された複数の画像パッチを測定し、その結果から最適な画像階調性を得るための画像データと露光量の関係(中間調制御ルックアップテーブル)を算出するような制御を行ってもよい。なお、これらの制御も、本発明でいう、「画像形成条件の制御」に含まれるものである。
【0043】
なお、本実施の形態で適正現像バイアスの算出は、Y、M、C、Bkの4色のトナーについてそれぞれ連続して同時に行う。理由は、制御をブラックの現像器4Bkと、カラーの現像器4Y、4M、4Cとで独立に行うと、場合によっては現像器4Bkの現像バイアス制御の実行後、数枚プリントの後にカラーの現像器4Y、4M、4Cの現像バイアス制御が実行されるケースがあり、ユーザに不快感を与えてしまうことを避けるためである。
【0044】
図1に戻る。現像バイアス制御の終了後、前回の現像バイアス制御からの今までのCNTcolor、CNTbk の双方を0にリセットする(S5)。
【0045】
プリントがモノクロプリントであるか、カラープリントであるかの判断を行う(S6)。なお、ブラック以外のモノカラープリント(カラー単色プリント)はカラープリントとして判断する。
【0046】
プリントがカラープリントである場合、プリント実行の直前にCNTcolorに1を積算する(S7)。一方、プリントがモノクロプリントである場合、プリント実行の直前にCNTbk に1を積算する(S8)。
【0047】
プリントシーケンスを実行し(S9)、プリントを終了する。
【0048】
以上の本実施の形態ではカラー画像形成装置の画像形成条件制御の実行有無を独立にカウントされるCNTcolor(カラープリント枚数)とCNTbk (単色黒プリント枚数)とに応じて判断することにより、制御頻度の軽減と画像濃度安定性の両立とを可能にした。
【0049】
なお、本実施の形態では、プリント直前に現像バイアス制御を行う場合について説明したが、これに加えてその他に、画像形成装置本体の電源ON時やプロセスカートリッジPC(図6参照)の交換時等にも現像バイアス制御を行ってもよい。この場合には、前回の現像バイアス制御から今までのCNTcolorと、CNTbk との双方を0にリセットする。
【0050】
なお、本実施の形態では、Y、M、C、Bkの4色のトナーについてそれぞれ連続して同時に現像バイアス制御を行ったが、ブラックの現像器4Bkと、カラーの現像器4Y、4M、4Cとで、耐久安定性が大きく異なる場合(本実施の形態よりさらに大きい場合)は、ブラックの現像器4Bkとカラーの現像器4Y、4M、4Cとを別々に制御した方がよい場合もある。いずれにせよ、カラー画像形成装置の特性に最適な方法を選択することが好ましく、このことは本発明の主旨に反するものではない。
【0051】
また、ブラックの現像器Bkとカラーの現像器4Y、4M、4Cとを別々に制御する場合は、CNTbk 及びCNTcolorはそれぞれの制御が終了した後にそれぞれ0にリセットする。
【0052】
また、本実施の形態では、カラー画像のプリント時には、CNTcolorのみを積算したが、フルカラープリントとモノカラープリントの判別を行うことにより、後者のモノカラープリント時にはCNTcolorのみを積算するのに対し、フルカラープリント時には、CNTcolorとCNTbk との双方の積算を行うような方法も有効な手段であり、この点も本発明の主旨に反するものではない。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、制御手段が、第1の積算手段によって積算されるカラープリント枚数と、第2の積算手段によって積算される単色黒プリント枚数とに基づいて画像形成条件制御の実行の有無を判断することにより、画像形成条件制御の頻度を低くして必要最小限とすることにより、不要な画像形成条件制御による画像形成動作の中断をなくすとともに、画像濃度安定性を確保して良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成条件制御を説明するフローチャート。
【図2】現像バイアスに使用する波形を示す図。
【図3】濃度測定用の画像パッチに使用されるハーフトーンパターンを示す図。
【図4】画像パッチの印字例を示す図。
【図5】現像バイアス制御を説明する図。
【図6】本発明に係るカラー画像形成装置の一例の概略構成を示す縦断面図。
【図7】従来の画像形成条件制御を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム)
2 帯電装置(帯電ローラ)
3 露光装置(レーザースキャナ)
4 現像装置
4Bk ブラックの現像器
4C カラー現像器(シアンの現像器)
4M カラー現像器(マゼンタの現像器)
4Y カラー現像器(イエローの現像器)
5 中間転写ベルト
7 クリーニング装置
11 定着装置
13 濃度検知手段(光学濃度センサ)
14 制御手段(CPU)
15 高電圧電源
CNTcolor カラープリント枚数の積算カウント値
CNTbk 単色黒プリント枚数の積算カウント値

Claims (4)

  1. 共通の像担持体上に各色のトナー像を順次現像し、当該現像されたトナー像に基づくカラープリントを行うカラー印刷モードと、ブラックの単色トナー像を前記共通の像担持体上に現像し、当該現像されたブラックのトナー像に基づく単色黒プリントを行う単色黒印刷モードとを実行可能なカラー画像形成装置であって、
    画像形成に先立って或いは装置の電源ON時或いは消耗材カートリッジの交換時に前記各色の画像形成条件制御を行なうべく、前記各色に対応させて形成された濃度測定用の各色の検知用画像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    該濃度検知手段の出力に基づいて前記画像形成条件を設定する画像形成条件制御を行なう制御手段と、
    前記カラープリントの枚数を積算カウントする第1の積算手段と、
    前記単色黒プリントの枚数を積算カウントする第2の積算手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の積算手段の積算カウント値が第一所定値に達したか、または前記第2の積算手段の積算カウント値が前記第一所定値よりも大きい第二所定値に達した場合に、ブラックを含む前記各色について、前記各色の検知用画像の濃度検知を伴う画像形成条件制御を実行し、
    更に、前記制御手段の判断に基づき、前記各色の検知用画像の濃度検知を伴う画像形成条件制御が実行された場合に、前記第1の積算手段による積算カウント、及び前記第2の積算手段による積算カウントをリセットした状態から積算カウントを行なうようにするリセット手段を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記現像を行なう現像装置が、ブラックトナーにより現像を行なうブラック現像器と、カラートナーにより現像を行なうカラー現像器とを有し、
    これらブラック現像器とカラー現像器とで現像方式が異なる、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記ブラックトナーが磁性トナーであり、前記カラートナーが非磁性トナーである、
    ことを特徴とする請求項2記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、さらに装置の停止時間に基づいて、前記画像形成条件制御の実行を判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のカラー画像形成装置。
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