JPH11295956A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH11295956A JPH11295956A JP10438398A JP10438398A JPH11295956A JP H11295956 A JPH11295956 A JP H11295956A JP 10438398 A JP10438398 A JP 10438398A JP 10438398 A JP10438398 A JP 10438398A JP H11295956 A JPH11295956 A JP H11295956A
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Abstract
て、不要な制御による画像形成動作の中断をなくし、か
つ画像濃度安定性を確保して良好な画像を形成する。 【解決手段】 カラープリント枚数と単色黒プリント枚
数とを個別のカウントし、それぞれの積算カウント値を
CNTcolor、CNTbk とする。CNTbk が500枚以上の場合
(S1)、又は、CNTbk が500枚未満でCNTcolorが1
00枚以上の場合(S2)、又は、CNTbk が500枚未
満でCNTcolorが100枚未満で本体停止時間が8H以上
の場合(S3)の場合に、現像バイアス制御を実行する
(S4)。これにより、現像バイアス制御を必要最小限
とすることができる。
Description
写機、レーザープリンタ等のカラー画像形成装置に関す
る。
装置(例えば、複写機、レーザープリンタ)における、
従来の現像バイアス制御についてのフローチャートを示
す。
対してプリント信号が入力されると、現像バイアス制御
の実行判断プログラムがスタートする。
のプリント枚数(以下「CNT」という)に応じて制御
の有無判断を行う(S11)。ここで、CNTの値は、
あらかじめ画像形成装置本体内のメモリに記憶されてい
る。前回の現像バイアス制御を行なってからのCNTが
100枚以上のときは、新たに現像バイアス制御を実行
する必要があると判断しS13へ進む。
形成装置本体の停止時間に応じて現像バイアス制御の有
無判断を行う(S12)。画像形成装置本体停止時間
は、CPUによってモニタされている。前回の現像バイ
アス制御からの画像形成装置本体停止時間が8時間以上
のときは、使用環境の大きな変動や、現像器、感光ドラ
ムの特性変動が生じている可能性があるので、新たに現
像バイアス制御を実行する必要があると判断しS13へ
進む。
の際、適正現像バイアスの算出は、Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4色
のトナーについてそれぞれ行なう。その後、前回の現像
バイアス制御から今までのCNTを0にリセットする
(S14)。
(S15)、プリントシーケンスを実行し、プリントを
終了する(S16)。
アス制御を行う場合について説明したが、これに加え
て、画像形成装置本体の電源ON時やプロセスカートリ
ッジの交換時等にも現像バイアス制御を行ってもよい。
成装置においては、ブラックトナー(Bkトナー)の濃
度は、主に印刷物の彩度や明度に関係しており、ブラッ
クトナー以外のカラートナー(Yトナー、Mトナー、C
トナー)の濃度は、主に色相に関係する。一方、ユーザ
がカラープリントを行う場合、色相が変動すると、心理
的に画像印象が著しく悪化したと認識し、逆に、彩度や
明度の変動についてはそれほど画像印象を悪く認識しな
い傾向にある。したがって、カラー画像形成装置におい
ては、ブラックトナーよりもカラートナーの方が画像形
成条件制御(上述では現像バイアス制御)の頻度を多く
することが好ましいといえる。さらに、例えば、ブラッ
クトナーとして、耐久性の優れた磁性トナーを使用する
場合、カラートナーとブラックトナーとで必要とされる
現像バイアス制御の適正頻度にはさらに差が生じる。
像形成装置では、黒単色のモノクロプリント(以下単に
「モノクロプリント」という)もカラープリントも同等
に枚数をカウントし、現像バイアス制御の実行間隔を決
定しているので、モノクロプリントを連続で行った場
合、現像バイアス制御の頻度が不必要に高くなってしま
う。また、画像濃度の変動は感光ドラムの使用量(使用
時間)にも多く起因しているが、一般にカラープリント
に比べてモノクロプリントは1枚印字あたりの感光ドラ
ムの使用量(使用時間)が少ないので、このような観点
からも、従来例のような方法での現像バイアス制御の頻
度は最適とはいえない。
リントに比べ1枚当たりのプリント時間が短いので、モ
ノクロ連続プリントが行われた場合、現像バイアス制御
が短時間の間隔で行われてしまうため、プリントが中断
されてしまうことがあり、ユーザにとって不便である。
クロプリントの比率は高まる傾向にあるので、上述の不
具合を改善することは非常に重要である。
に、プリント枚数ではなくプリントイメージ数(単色プ
リントは1イメージ、フルカラープリントは4イメー
ジ)をカウントして、その値に応じて現像バイアス制御
の実行を判断する方法があるが、この場合、カラートナ
ーで連続単色プリントを行うと、カラートナーに対して
の現像バイアス制御の間隔がフルカラープリント時の4
倍に延長されてしまい、カラートナーの濃度を満足なレ
ベルに安定させることが不可能になってしまう。
ける現像条件の制御について説明したが、上述と同様な
ことは、現像条件に限らず、一般的な、画像形成条件制
御、例えば帯電条件や露光条件の制御についてもいえる
ことである。
期及び頻度を好適に設定することで、不要な制御をなく
して画像形成動作が中断される頻度を低くするととも
に、良好な画像を形成することのできるカラー画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
めの請求項1に係るカラー画像形成装置は、帯電、露
光、現像、転写を含む一連の画像形成プロセスによって
転写材上に複数色のトナー像を形成するカラー画像形成
装置において、画像形成に先立って画像形成条件制御を
行なうべく、帯電条件、露光条件、現像条件のうちの少
なくとも1つを適宜に変化させて像担持体上に形成され
た複数の濃度測定用の検知用画像の濃度を検知する濃度
検知手段と、該濃度検知手段の出力に基づいて前記画像
形成条件のうちの少なくとも1つを最適な条件に設定す
る画像形成条件制御を行なう制御手段と、カラープリン
ト枚数を積算カウントする第1の積算手段と、単色黒プ
リント枚数を積算カウントする第2の積算手段と、前記
制御手段は、これら第1の積算手段の積算カウント値と
第2の積算手段の積算カウント値とに基づいて、前記画
像形成条件制御の実行の有無を判断する、ことを特徴と
する。
求項1において、前記現像を行なう現像装置が、ブラッ
クトナーにより現像を行なうブラック現像器と、カラー
トナーにより現像を行なうカラー現像器とを有し、これ
らブラック現像器とカラー現像器とで現像方式が異な
る、ことを特徴とする。
求項2において、前記ブラックトナーが磁性トナーであ
り、前記カラートナーが非磁性トナーである、ことを特
徴とする。
施の形態について説明する。
の一例として、電子写真方式のレーザープリンタを示
す。なお、同図は、概略構成を示す縦断面図である。
形成装置」という)は、電子写真方式のドラム型の感光
体(以下「感光ドラム」という)1を備えている。感光
ドラム1は、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向
に回転駆動され、一次帯電装置(帯電ローラ)2によっ
て、その表面が所定の極性、所定の電位に一様に帯電さ
れる。帯電後の感光ドラム1表面には、露光装置(レー
ザースキャナ)3から第1色目のイエローの画像パター
ンに基づくレーザー光Lが照射され、静電潜像が形成さ
れる。
によって現像される。現像装置4は、回転可能なロータ
リ4aと、これに搭載された4個の現像器、すなわち、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーがそれ
ぞれ収納された現像器4Y、4M、4C、4Bkとを有
する。現像装置4は、現像に供される現像器が、ロータ
リ4aの回転によって感光ドラム1に対向する現像位置
に回転移動されるようになっている。図6では、イエロ
ーの現像器4Yが現像位置に配置されている。感光ドラ
ム1上のイエローの静電潜像は、現像器4Yによってイ
エローのトナーが付着されてイエローのトナー像として
現像される。
ルト5上に転写される。中間転写ベルト5は、一次転写
ローラ6a、駆動ローラ6b、二次転写対向ローラ6c
に掛け渡されており、駆動ローラ6bの回転に伴って感
光ドラム1とほぼ同速で矢印R5方向に回転する。感光
ドラム1上のトナー像は、一次転写ローラ6aに一次転
写バイアスを印加することで、中間転写ドラム5上に一
次転写される。
いで感光ドラム1表面に残ったトナー(一次転写残トナ
ー)は、クリーニング装置7のクリーニングブレード7
aによって除去される。
帯電、露光、現像、一次転写、クリーニングの工程を、
イエローに引き続いてマゼンタ、シアン、ブラックの各
色について行い、中間転写ベルト5上に順次に4色のト
ナー像を重ねて複数色のトナーからなる多色トナー像を
形成する。
ー像は、転写材P上に転写される。転写材Pは、給紙カ
セット8に収納されていたものが、給紙ローラ9によっ
て所定のタイミングで搬送される。中間転写ベルト5上
の多色トナー像は、二次転写ローラ6dに印加される二
次転写バイアスによって、上述の所定のタイミングで搬
送された転写材P表面に、一括して二次転写される。こ
のとき、転写材Pに転写されないで中間転写ベルト5上
に残ったトナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベル
トクリーニング装置12によって除去される。
送ベルト10によって定着装置11に送られる。定着装
置11は、ヒータを内蔵した定着ローラ11aとこれに
圧接された加圧ローラ11bとを有し、転写材P上の多
色トナー像を加熱、加圧して、転写材P表面に溶融固着
させて定着する。これにより、転写材P上に最終的なカ
ラー画像が形成される。
補充や廃トナーの処理、消耗した感光ドラム1の交換な
どのメンテナンスが必要となる。本実施の形態では、感
光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニング装置7をカー
トリッジ容器に一体的に組み込んで全体としてプロセス
カートリッジPCを構成し、また、現像器4Y、4M、
4C、4Bkも現像プロセスカートリッジを構成するこ
とにより、これらプロセスカートリッジPC及び現像プ
ロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して容易に
着脱することができるようにして、ユーザによるメンテ
ナンスを容易にしている。
ー、マゼンタ、シアンのカラートナーは非磁性トナーを
用い、ブラックトナーのみ磁性トナーを用いている。こ
れは次のような理由による。一般にユーザがカラー画像
形成装置を使用する場合、カラープリントの印字のみな
らずモノクロプリントの印字も多く行うケースが多く、
近年、その比率は高まる傾向にある。したがって、モノ
クロプリントのランニングコストを従来のモノクロ画像
形成装置並に抑えるために、カラートナーとブラックト
ナーとで現像方式を異なるものにする場合が多い。本画
像形成装置もその一例として、カラートナーは、優れた
階調再現性を持ち、またメンテナンス性も良い非磁性1
成分現像方式を採用し、一方、ブラックトナーには低コ
ストであり、優れた耐久安定性と画像の再現性とを持つ
磁性現像方式を採用している。
装置では、使用環境や、現像器、感光ドラムの印字枚数
による特性変動や、感光ドラムの製造時における感光特
性のばらつき、トナーの製造時における摩擦帯電特性の
ばらつき等により、印字画像の濃度特性に変動が生じ
る。これらの変化、変動特性を安定化させるのは容易で
はない。特に、カラー画像形成装置において、ユーザが
所望の濃度及びカラーバランスを得るためには、Y、
M、C、Bkの4色の画像形成条件を調整しなければな
らない。
成に先だって、画像形成条件を段階的に変えて複数の濃
度検知用画像を形成し、その反射光量を感光ドラム1表
面に対向配置した濃度検知手段としての光学濃度センサ
13(図6参照)で反射光量を測定し、その結果に基づ
いて所望の濃度(反射光量)が得られると推定される画
像形成条件を画像形成装置本体の制御手段(CPU)1
4で算出する画像形成条件制御を行っている。なお、本
画像形成装置で制御される画像形成条件は、現像器に印
加する電圧(現像バイアス)のDC成分値であり、画像
形成条件制御とは具体的には高電圧電源15によって現
像器(図6では現像器4Y)に印加する電圧を制御す
る、いわゆる現像バイアス制御にほかならない。
画像形成条件制御の実行の有無を、独立にカウントされ
るカラープリント枚数と単色黒プリント枚数とに応じて
判断することにより、画像形成条件制御を必要最小限と
し、制御頻度の軽減と画像濃度安定性の両立を可能にし
ている。ここで、単色黒プリント以外のプリントは、す
べてカラープリントというものとする。
カラープリント枚数と単色黒プリント枚数のカウント値
は、あらかじめ画像形成装置本体内に設けられたメモリ
により独立に記憶されており、第1の積算手段(不図
示)が積算するカラープリント枚数の積算カウント値を
CNTcolor、第2の積算手段(不図示)が積算する単色黒
プリント枚数の積算カウント値をCNTbk とする。また、
プリントがカラープリントか単色黒プリントかの別は、
例えば、露光装置3に入力される画像情報に基づいて判
断することができる。
4にプリント信号が入力されると、現像バイアス制御の
実行判断プログラムがスタートする。
bk に応じて現像バイアス制御の有無判断を行う(S
1)。上述のように、ブラックの現像器4Bkには、耐
久安定性に優れた磁性トナーを使用しており、現像バイ
アス制御の間隔の適正値は500枚である。前回の現像
バイアス制御からのCNTbk が500枚以上のときは、新
たに現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS
4へ進む。
0枚未満の場合、前回の現像バイアス制御から今までの
CNTcolorに応じて現像バイアス制御の有無判断を行う。
本実施の形態で用いるカラーの現像器には、階調性に優
れた非磁性トナーを使用しており、現像バイアス制御間
隔の適正値は例えば100枚である。前回の現像バイア
ス制御からのCNTcolorが100枚以上のときは、新たに
現像バイアス制御を実行する必要があると判断しS4へ
進む。
00未満の場合、前回のプリントから現在までの画像形
成装置本体停止時間に応じて現像バイアス制御の有無判
断を行う。画像形成装置本体停止時間は、CPU14に
よりモニタされている。前回の現像バイアス制御からの
画像形成装置本体停止時間が8時間以上のときは、使用
環境の大きな変動や、現像器、感光ドラム1の特性変動
が生じている可能性があるので、現像バイアス制御を実
行する必要があると判断しS4へ進む。
像バイアス制御について詳述する。
な、その直流成分がVdcの直流電圧に矩形波(周波数2
000Hz、ピーク間電圧1600Vpp)を重畳したもの
を用い、直流成分Vdcを可変とすることでトナーの現像
量を制御する。濃度測定用の検知用画像(以下「画像パ
ッチ」という)としては、4×4のドットマトリックス
のうち、図3中の一番左側の列の上から3番目の、9ド
ットを印字するハーフトーンパターンを用いる。この画
像パッチは、図4に示すように、感光ドラム1表面のう
ちの、光学濃度センサ13(図6参照)が設置されてい
る部分に対応する位置に、30mm角の上述のハーフトー
ンパターンの画像パッチを間隔をあけて感光ドラム1表
面の移動方向(転写材の送り方向)に沿って複数個印字
する。それぞれの画像パッチを異なる直流成分Vdcの現
像バイアスで現像し、それぞれについて光学濃度センサ
13で反射光量を測定する。本実施の形態では、画像パ
ッチの数を5個とし、現像バイアスの直流成分Vdcを−
300Vから−500Vまで50V刻みで変化させた。
本実施の形態では、上述のハーフトーンパターンの反射
濃度の目標値(適正濃度値)を1.0とし、これにもっ
とも近いと推定される現像条件(本実施の形態では、現
像バイアスの直流成分Vdc)で以後の画像形成を行うよ
うに制御される。図5中の丸印で示す5点の反射濃度デ
ータが得られた。反射濃度が1.0となる現像条件は直
流成分Vdcが−400Vと−450Vの間にあり、この
区間内で直流成分Vdcと反射濃度とが近似的に比例関係
にあるとすると、直流成分Vdcが−400Vと−450
Vの反射濃度から内分して、約−420Vのとき反射濃
度が1.0となることが推定される。よって本実施の形
態では、以後の画像形成条件として現像バイアスの直流
成分Vdcが−420Vに制御される。本実施の形態で
は、画像パッチの数を5個としたがこれの数をもっと増
やし、現像バイアス変化の刻みを上述の50Vよりもも
っと細かくすることでより正確な制御を行うこともでき
る。
別のものに換えて別の濃度目標値を与えてもよいが、印
字比率が高すぎたり低すぎたりすると、濃度可変パラメ
ータである現像バイアスと反射濃度との比例関係が悪く
なり、制御値がほとんど変化しなかったり、逆に大きく
変化して安定性を欠いたりすることになる。このため、
通常選択するハーフトーンパターンの印字比率は50%
〜80%である。
きれない場合は、帯電条件や露光条件(露光量)等を組
み合わせて制御することもできる。さらには、画像デー
タにより露光量を変化させて印字された複数の画像パッ
チを測定し、その結果から最適な画像階調性を得るため
の画像データと露光量の関係(中間調制御ルックアップ
テーブル)を算出するような制御を行ってもよい。な
お、これらの制御も、本発明でいう、「画像形成条件の
制御」に含まれるものである。
算出は、Y、M、C、Bkの4色のトナーについてそれ
ぞれ連続して同時に行う。理由は、制御をブラックの現
像器4Bkと、カラーの現像器4Y、4M、4Cとで独
立に行うと、場合によっては現像器4Bkの現像バイア
ス制御の実行後、数枚プリントの後にカラーの現像器4
Y、4M、4Cの現像バイアス制御が実行されるケース
があり、ユーザに不快感を与えてしまうことを避けるた
めである。
前回の現像バイアス制御からの今までのCNTcolor、CNT
bk の双方を0にリセットする(S5)。
ラープリントであるかの判断を行う(S6)。なお、ブ
ラック以外のモノカラープリント(カラー単色プリン
ト)はカラープリントとして判断する。
リント実行の直前にCNTcolorに1を積算する(S7)。
一方、プリントがモノクロプリントである場合、プリン
ト実行の直前にCNTbk に1を積算する(S8)。
リントを終了する。
置の画像形成条件制御の実行有無を独立にカウントされ
るCNTcolor(カラープリント枚数)とCNTbk (単色黒プ
リント枚数)とに応じて判断することにより、制御頻度
の軽減と画像濃度安定性の両立とを可能にした。
現像バイアス制御を行う場合について説明したが、これ
に加えてその他に、画像形成装置本体の電源ON時やプ
ロセスカートリッジPC(図6参照)の交換時等にも現
像バイアス制御を行ってもよい。この場合には、前回の
現像バイアス制御から今までのCNTcolorと、CNTbk との
双方を0にリセットする。
kの4色のトナーについてそれぞれ連続して同時に現像
バイアス制御を行ったが、ブラックの現像器4Bkと、
カラーの現像器4Y、4M、4Cとで、耐久安定性が大
きく異なる場合(本実施の形態よりさらに大きい場合)
は、ブラックの現像器4Bkとカラーの現像器4Y、4
M、4Cとを別々に制御した方がよい場合もある。いず
れにせよ、カラー画像形成装置の特性に最適な方法を選
択することが好ましく、このことは本発明の主旨に反す
るものではない。
像器4Y、4M、4Cとを別々に制御する場合は、CNT
bk 及びCNTcolorはそれぞれの制御が終了した後にそれ
ぞれ0にリセットする。
リント時には、CNTcolorのみを積算したが、フルカラー
プリントとモノカラープリントの判別を行うことによ
り、後者のモノカラープリント時にはCNTcolorのみを積
算するのに対し、フルカラープリント時には、CNTcolor
とCNTbk との双方の積算を行うような方法も有効な手段
であり、この点も本発明の主旨に反するものではない。
制御手段が、第1の積算手段によって積算されるカラー
プリント枚数と、第2の積算手段によって積算される単
色黒プリント枚数とに基づいて画像形成条件制御の実行
の有無を判断することにより、画像形成条件制御の頻度
を低くして必要最小限とすることにより、不要な画像形
成条件制御による画像形成動作の中断をなくすととも
に、画像濃度安定性を確保して良好な画像を形成するこ
とができる。
ャート。
ーンパターンを示す図。
構成を示す縦断面図。
ート。
Claims (3)
- 【請求項1】 帯電、露光、現像、転写を含む一連の画
像形成プロセスによって転写材上に複数色のトナー像を
形成するカラー画像形成装置において、 画像形成に先立って画像形成条件制御を行なうべく、帯
電条件、露光条件、現像条件のうちの少なくとも1つを
適宜に変化させて像担持体上に形成された複数の濃度測
定用の検知用画像の濃度を検知する濃度検知手段と、 該濃度検知手段の出力に基づいて前記画像形成条件のう
ちの少なくとも1つを最適な条件に設定する画像形成条
件制御を行なう制御手段と、 カラープリント枚数を積算カウントする第1の積算手段
と、 単色黒プリント枚数を積算カウントする第2の積算手段
と、 前記制御手段は、これら第1の積算手段の積算カウント
値と第2の積算手段の積算カウント値とに基づいて、前
記画像形成条件制御の実行の有無を判断する、 ことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 前記現像を行なう現像装置が、ブラック
トナーにより現像を行なうブラック現像器と、カラート
ナーにより現像を行なうカラー現像器とを有し、 これらブラック現像器とカラー現像器とで現像方式が異
なる、 ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記ブラックトナーが磁性トナーであ
り、前記カラートナーが非磁性トナーである、 ことを特徴とする請求項2記載のカラー画像形成装置。
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