JP4153708B2 - エッチング方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,プラズマ処理を施すことによりエッチングを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図4に示すようにシリコン基板などの半導体基板10上に形成されたゲート12を覆うSiOなどのシリコン酸化膜からなる絶縁膜層16に対してプラズマエッチングによりコンタクトホールを形成する場合,各ゲート10の表面にシリコン窒化膜(SiN)などの保護膜層14を形成しておき,コンタクトホール20形成時にゲート12がエッチングされることを防止しつつ,各ゲート12間の狭小空間に自己整合的にコンタクトホール20を形成する技術としてセルフアラインコンタクト技術が知られている。
【0003】
このようなセルフアラインコンタクト技術を用いてコンタクトホール20を形成する場合,プラズマエッチングを行う場合の処理ガスとしては,例えばエッチングガスとしてCなどのCF系ガスと堆積物(デポ)を除去するガスとしてOを含む混合ガスが使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,近年の半導体装置の集積度の向上,半導体基板上に形成される各種素子の更なる微細化の要請に伴いデザインルールの微細化がますます進み,半導体基板上に形成される各ゲート(電極)間もさらに狭小化が要求され,各ゲート(電極)間に形成するコンタクトホールもさらなる高アスペクト比が要求される。
【0005】
しかしながら,上述した従来の処理ガスを使用するプラズマエッチングでは,より狭小の各ゲート間により高アスペクト比のコンタクトホールを形成するほど抜け性の低下やエッチングストップの発生を防止する等のため,エッチング処理をより長い時間行う必要がある。ところが,ゲート表面に形成する保護膜層であるシリコン窒化膜の肩部(角部)は,図4に示すように絶縁膜層16であるシリコン酸化膜に形成しようとするコンタクトホール20に張り出すことが多いため非常にエッチングされ易く,ゲート12の保護膜層14に対する絶縁膜層16のエッチング選択比によっては保護膜層14の肩部(角部)14aもさらにエッチングされてしまい,ゲート12が露出してしまうおそれがある。
【0006】
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,ゲートのシリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜層のエッチング選択比を高くするができ,これによりゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜までエッチングされることを極力抑えることができ,より高アスペクト比のコンタクトホールを形成することが可能な,制御性に優れた新規かつ改良されたエッチング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,気密な処理室内に処理ガスを導入して,シリコン含有酸化膜をシリコン窒化膜に対して選択的にエッチングする方法において,前記処理ガスは,少なくともフルオロカーボン系ガスと第1の堆積物除去ガスと第1の堆積物除去ガスより堆積物除去作用の小さい第2の堆積物除去ガスとを含む混合ガスを使用することを特徴とするエッチング方法が提供される。
【0008】
また,前記フルオロカーボン系ガスの流量に対する前記第1の堆積物除去ガスの流量と前記第2の堆積物除去ガスの流量との合計流量の比,及び前記フルオロカーボン系ガスの流量に対する前記第2の堆積物除去ガスの流量の比により,前記シリコン窒化膜に対する前記シリコン含有酸化膜のエッチング選択比を所定の値に設定することが好ましい。
【0009】
また,前記シリコン含有酸化膜は,シリコン酸化膜であることが望ましく,また,前記フルオロカーボン系ガスはCガスとし,前記第1の堆積物除去ガスは酸素ガスとし,前記第2の堆積物除去ガスは窒素ガスとすることが望ましい。さらに,前記処理ガスは,不活性ガスを含むことが好ましい。
【0010】
また,前記処理ガスにおけるCのガス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8以下であって,かつCのガス流量に対するOとNとを合わせたガス流量の比が15/4以上45/4以下であることが好ましい。
【0011】
また,前記処理ガスにおけるCのガス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8以下であって,かつOのガス流量に対するNのガス流量の比が5以上17以下であることが好ましい。
【0012】
また,処理室内に互いに対向する上部電極と下部電極を設け,上部電極に第1の高周波電力を印加し,下部電極に第1の高周波電力よりも低い第2の高周波電力を印加することが好ましく,前記第1の高周波電力の周波数を60MHzとし,前記第2の高周波電力の周波数を2MHzとすることがより好ましい。
【0013】
また,前記シリコン窒化膜を下地にした前記シリコン酸化膜に対してエッチングすることが好ましく,前記エッチングは,セルフアラインコンタクト工程において行うことがより好ましい。
【0014】
このような本発明によれば,エッチングストップの発生を防止しつつ絶縁膜層であるシリコン酸化膜層のエッチング速度を大きくすることができ,しかもゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜層204に対するシリコン酸化膜層のエッチング選択比をより高くすることができる。このため,ゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜までエッチングされることを極力抑えることができ,高アスペクト比のコンタクトホールを制御性よく安定的に形成することができる。これにより,近年の半導体装置の集積度の向上,半導体基板上に形成される各種素子の更なる微細化の要請に応えることができる。
【0015】
なお,本明細書中1mTorrは(10−3×101325/760)Pa,1sccmは(10−6/60)m/secとする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に,添付図面を参照しながら,本発明にかかるエッチング方法の好適な実施形態について説明する。図1は本実施の形態にかかるエッチング方法を実施するためのエッチング装置の一例としての平行平板型のプラズマエッチング装置の概略構成を示す。
【0017】
このエッチング装置100の保安接地された処理容器102内には,処理室104が形成されており,この処理室104内には,上下動自在なサセプタを構成する下部電極106が配置されている。下部電極106の上部には,高圧直流電源108に接続された静電チャック110が設けられており,この静電チャック110の上面に被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,「ウェハ」と称する。)Wが載置される。さらに,下部電極106上に載置されたウェハWの周囲には,絶縁性のフォーカスリング112が配置されている。また,下部電極106には,整合器118を介して第2高周波電源120が接続されている。
【0018】
また,下部電極106の載置面と対向する処理室104の天井部には,多数のガス吐出孔122aを備えた上部電極122が配置されている。上部電極122と処理容器102との間には絶縁体123が介装され電気的に絶縁されている。また,上部電極122には,整合器119を介してプラズマ生成高周波電力を出力する第1高周波電源121が接続されている。
【0019】
なお,上記上部電極122には第1高周波電源121から例えば13.56MHz以上150MHz以下,好ましくは60MHzの第1高周波電力が供給される。また,下部電極106には,第2高周波電源120から第1高周波電源121の高周波電力の周波数よりも低い周波数,例えば2MHz以上で13.56MHzよりも小さい周波数,好ましくは2MHzの第2高周波電力が供給される。
【0020】
上記ガス吐出孔122aには,ガス供給管124が接続され,さらにそのガス供給管124には,例えばCを供給するプロセスガス供給系126aと,Arガスを供給するプロセスガス供給系126b,Nを供給するプロセスガス供給系126c,Oを供給するプロセスガス供給系126dが接続されている。
【0021】
各プロセスガス供給系126a,126b,126c,126dには,それぞれ開閉バルブ132a,132b,132c,132dと流量調整バルブ134a,134b,134c,134dを介して,Cガス供給源136a,Arガス供給源136b,Nガス供給源136c,Oガス供給源136dが接続されている。
【0022】
また,処理容器102の下方には,不図示の真空引き機構と連通する排気管150が接続されており,その真空引き機構の作動により,処理室104内を所定の減圧雰囲気に維持することができる。
【0023】
次に,上記エッチング装置を用いて本実施の形態にかかるエッチング方法を適用する工程について図2を参照しながら説明する。先ず,本発明にかかるエッチング方法を適用する図2(a)に示す膜構造の具体例について説明する。
【0024】
この膜構造は次のように形成される。半導体基板としてのSi(シリコン)基板200上にゲート202を形成した後,このゲート202を覆うように保護膜としてのシリコン窒化膜層204を形成する。次いで,全面に絶縁膜層としてSiOなどのシリコン酸化膜層206を例えばCVD(化学気相成長法)により成膜する。続いて,シリコン酸化膜層206上にフォトレジスト膜塗布した後、コンタクトホール210のフォトレジストパターンを形成することによりフォトレジスト層208を形成する。
【0025】
次に,こうして形成された膜構造に対して,本発明に係るエッチング方法によりシリコン酸化膜層206をシリコン窒化膜層204に対して選択的にエッチングしてゲート202間にコンタクトホールを形成する。すなわち,処理容器102内にフルオロカーボン系ガスとしてのCガス,第1の堆積物除去ガスとしてのO(酸素)ガス,第2の堆積物除去ガスとしてのN(窒素)ガス,Arガスを含む混合ガスからなる処理ガスを導入しプラズマ処理を行うことによりエッチングを行う。ここで,Cガスはエッチングガスとして導入し,Arガスは希釈ガスとして導入する。また,Oガス及びNガスはエッチングによる堆積物(デポ)を除去する等のために導入する。
【0026】
ここで,デポを除去するガスとしてOの他にNも入れるのは,デポを除去する能力がOよりも低いので,流量をコントロールしやすいからである。すなわち,通常,OやNなどのデポ除去ガスは流量が多くなるほど多くのデポを除去することができるが,OとNとはその程度が異なる。Nは流量に対するデポ除去量(デポ除去能力)が増加する割合がOのおよそ1/10から1/20である。このため,Oではその流量を少し増加しただけでもデポ除去量が大きくなるのでデポを除去しすぎてしまう。デポの除去量が多すぎると,例えば本実施形態の膜構造ではゲートの保護膜層としてのシリコン窒化膜層204に対する絶縁膜層としてのシリコン酸化膜層206のエッチング選択比を高くすることができなくなる。従って,流量に対するデポ除去量の少ないNを処理ガスに含めることによりデポ除去量を容易に調整することができる。
【0027】
但し,処理ガスにNだけ含めてOを含めないと,Nは流量に対するデポ除去量が少ないため十分にデポを除去しきれずエッチングストップが発生してしまう。このため,本発明ではNのみならずOも処理ガスに含めている。
【0028】
また,Nもデポ除去能力がある以上,流量が多すぎるとシリコン窒化膜層204に対するシリコン酸化膜層206のエッチング選択比を高くすることができなくなる。このため,Nを含めた各ガスの流量比を検討する必要がある。
【0029】
ここで,上記各ガスの好適な流量比を得るために,図2(a)に示す膜構造におけるシリコン酸化膜層206にエッチングを行った実験結果を説明する。ベースとするエッチングの際の条件は,処理容器102内の圧力が30mTorr,上部電極122に印加する高周波電力を60MHzで1530W,下部電極106に印加する高周波電力(バイアス電力)を2MHzで1350W,上部電極122と下部電極106との間隔25mm,C/Ar/Oのガス流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/Oのガス流量)は16sccm/800sccm/10sccmとし,処理室104内の設定温度については下部電極を40℃,上部電極を60℃,側壁部を50℃とする。バックプレッシャーガス(Heガス)としてのウェハ裏面冷却ガス圧力はセンタが5Torrでエッジが10Torrとする。この条件で図2(b)に示すように高さHが1.4μm,直径0.4μm,シリコン窒化膜層204のシリコン基板200からの高さ0.35μmとするコンタクトホールを形成するのに,Nの流量だけを変えて100%オーバーエッチングの条件でエッチングを行う。ここでいう100%オーバーエッチングの条件とは,シリコン酸化膜層206の厚さの2倍の厚さをエッチングするのに要する時間だけエッチングすることである。
【0030】
先ず,Nのガス流量を200sccmとした場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/Nのガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800sccm/200sccm/10sccmとしてエッチングを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエッチング速度は491.3nm/min,478.0nm/min,449.3nm/minとなり,またシリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量tは112nm,118nm,134nmとなり,シリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)は17.4,15.9,12.6となった。フォトレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/フォトレジスト層の肩部(角部)のエッチング速度)は4.6,5.2,5.0となった。
【0031】
ここで,上記シリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量は,図2(b)に示すようにシリコン基板200に対して傾き45度の直線を,エッチング前(削る前)の肩部204aとエッチング後(削った後)の肩部204aとに引いたときの各直線の距離tとする。また上記フォトレジスト層208の肩部(角部)の削れ量は,図2(b)に示すようにエッチング前(削る前)のフォトレジスト層208の上面からエッチング後(削った後)に肩部(角部)として削れた斜め部分と削れなかった垂直部分との境界までの距離uとする。
【0032】
また,Nのガス流量を150sccmとした場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/Nのガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800sccm/150sccm/10sccmとしてエッチングを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエッチング速度は508.7nm/min,502.0nm/min,474.0nm/minとなり,またシリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量tは84nm,73nm,84nmとなり,シリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)は23.1,26.0,20.5となった。フォトレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/フォトレジスト層の肩部(角部)エッチング速度)は5.2,7.8,7.8となった。
【0033】
また,Nのガス流量を100sccmとした場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/Nのガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800sccm/100sccm/10sccmとしてエッチングを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエッチング速度は539.3nm/min,524.0nm/min,500.0nm/minとなり,またシリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量tは47nm,51nm,65nmとなり,シリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)は41.3,36.4,26.6となった。フォトレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/フォトレジスト層の肩部(角部)エッチング速度)は6.6,6.8,10.0となった。
【0034】
この実験結果をグラフに表すと図3に示すようになる。横軸にはNのガス流量をとり,縦軸にはシリコン酸化膜のエッチング速度,シリコン酸化膜の選択比とって,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端部付近の各値の平均をプロットしたものである。ここで,y1はNのガス流量とシリコン酸化膜のエッチング速度との関係を示すグラフ,y2はNのガス流量とフォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比との関係を示すグラフ,y3はNのガス流量とシリコン窒化膜層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比との関係を示すグラフである。なお,上記のベースとなるエッチングの際の条件においてNの流量が50sccm以下ではエッチングストップが発生する。
【0035】
グラフy1を見るとNの流量が少ないほどシリコン酸化膜のエッチング速度が大きくなっていることがわかる。またy2,y3を見るとNの流量が少ないほどフォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比とシリコン窒化膜層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比はともに高くなることがわかる。但し,Nの流量が少ないほどシリコン窒化膜層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比の増加の割合は大きいのに対して,フォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化膜の選択比は高くなってはいるがほとんど変わらないこともわかる。これにより,Nの流量を少なくすればするほど,フォトレジスト層に対するシリコン酸化膜の選択比をほとんど変えずに,シリコン酸化膜のエッチング速度を増加させて,しかもシリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜の選択比を向上させることができることがわかる。
【0036】
そこで,好適なNの流量としては,実用的にはシリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜の選択比は20.0以上となるような範囲が好ましく,さらに30.0以上となる範囲がより好ましい。具体的なNの流量としては,グラフy3によれば,上記のベースとなるエッチングの際の条件において実質的には170sccm以下が好ましく,実質的には120sccm以下がより好ましい。但し,Nを少なくしすぎるとエッチングストップが発生するので少なくとも50sccm以上は必要である。以上により,好適なNの流量は,実質的には50sccm以上170sccm以下であることが好ましく,さらに実質的には80sccm以上120sccm以下であることがより好ましい。
【0037】
これらを流量比に換算すると,例えばCのガス流量に対するNのガス流量の比は50/16以上170/16以下(すなわち25/8以上85/8以下)が好ましく,さらに80/16以上120/16以下(すなわち10/2以上15/2以下)がより好ましい。また,エッチングガスであるCのガス流量に対するデポ除去ガスであるNとOをあわせたガス流量の比は60/16以上180/16以下(15/4以上45/4以下)が好ましく,さらに90/16以上130/16以下(45/8以上65/8以下)がより好ましい。また,デポ除去ガスとしてOのガス流量に対するNのガス流量の比は50/10以上170/10以下(5以上17以下)が好ましく,さらに80/10以上120/10(8以上12以下)以下がより好ましい。
【0038】
このような原理に基づいて,上記の好適なエッチングの条件により図2(a)に示す膜構造に対してプラズマエッチングを行うと,図2(b)に示すようにゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜層204までエッチングされることを極力抑えつつ,ゲート202間に自己整合的にコンタクトホール210を形成することができる。
【0039】
ここで,本実施の形態におけるエッチング方法による実験結果と比較するために,従来のエッチング方法による実験結果を示す。この場合のエッチングの際の条件は,上部電極122に印加する高周波電力を60MHzで1500W,下部電極106に印加する高周波電力(バイアス電力)を2MHzで1300W,C/Ar/Oのガス流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/Oのガス流量)は16sccm/800sccm/18sccmとし,処理室104内の設定温度については下部電極を40℃,上部電極を60℃,側壁部を50℃とする。バックプレッシャーガス(Heガス)としてのウェハ裏面冷却ガス圧力はセンタが5Torrでエッジが10Torrとする。
【0040】
このような従来の条件で図2(a)に示すような膜構造に対してプラズマエッチングを行うと,次のような実験結果が得られた。なお,以下の実験結果は,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端部付近で測定した平均値である。
シリコン酸化膜のエッチング速度は500nm/minとなり,またシリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量tは8nmとなり,シリコン窒化膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)は20.0となった。フォトレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/フォトレジスト層の肩部(角部)のエッチング速度)は6.0となった。
【0041】
本実施形態の実験結果と従来の実験結果を見てもわかるように,本実施の形態のように処理ガスにNを加えその流量比を上記の好適な値に選ぶことにより,エッチングストップの発生を防止しつつ絶縁膜層であるシリコン酸化膜層206のエッチング速度を大きくすることができ,しかもゲート202の保護膜層であるシリコン窒化膜層204に対するシリコン酸化膜層206のエッチング選択比をより高くすることができる。このため,ゲート202の保護膜層であるシリコン窒化膜層204までエッチングされることを極力抑えることができ,より高アスペクト比のコンタクトホール210を形成することができる。
【0042】
以上,添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれぱ,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0043】
例えば,上記実施の形態ではシリコン含有酸化膜は,絶縁膜層としてのシリコン酸化膜層206とした場合について説明したが,シリコン酸化膜のみならず炭素添加ケイ酸(SiOC)膜,水素添加ケイ酸(SiOH)膜,フッ素添加ケイ酸(SiOF)膜などの無機低誘電率膜としてもよい。
なお,上記シリコン酸化膜は,BPSG(ボロンとリンのシリケートグラス)や,PSG(リンのシリケートグラス)や,TEOS(テトラエトキシオルトシラン)や,Th−OX(サーマルオキサイド)や,SOG(スピオングラス)などから構成してもよい。
また,上記実施の形態では処理ガスに含ませるフルオロカーボン系ガスとして,Cガスを使用した場合について説明したが,その他Cガスなどのフルオロカーボン系ガスを使用してもよい。
【0044】
また,上記実施の形態においては,エッチング装置として,上部電極に60Hzの高周波電力を印加し,下部電極に2MHzの高周波電力を印加する装置を使用した場合について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,エッチング装置として上部電極のみ又は下部電極のみに高周波電力を印加するものや,これらにさらに磁場も形成するものを使用してもよい。
この場合,上記実施の形態におけるような上部電極に60Hzの高周波電力を印加し,下部電極に2MHzの高周波電力を印加する装置を使用した場合には,特に上部電極に印加する高周波電力がプラズマ密度を制御し,下部電極に印加する高周波電力でイオンエネルギを制御することができるので,例えばエッチングの選択性に影響する反応生成物(デポ,堆積物)の付着・除去等を制御可能となるため,最も好ましい。
さらに,エッチング装置としては,ECRプラズマエッチング装置,ヘリコン波プラズマエッチング装置、TCP型プラズマエッチング装置、誘導結合型
プラズマエッチング装置等を使用してもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば,処理ガスにNを加え,その流量比を好適な値に選ぶことにより,エッチングストップの発生を防止しつつ絶縁膜層であるシリコン酸化膜層のエッチング速度を大きくすることができ,しかもゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜層のエッチング選択比を高くすることができる。このため,ゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜までエッチングされることを極力抑えることができ,高アスペクト比のコンタクトホールを制御性よく安定的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるエッチング方法を適用可能なエッチング装置の概略構成図である。
【図2】同実施の形態におけるエッチング方法の工程図である。
【図3】同実施の形態におけるシリコン酸化膜をエッチングした場合の実験結果を示す図。
【図4】従来のエッチング方法を説明する図。
【符号の説明】
100…エッチング装置
102…処理容器
104…処理室
106…下部電極
108…高圧電流電源
110…静電チャック
112…フォーカスリング
118…整合器
119…整合器
120…高周波電源
121…高周波電源
122…上部電極
122a…ガス供給孔
123…絶縁体
124…ガス供給管
126a〜126d…ガス供給系
132a〜132d…開閉バルブ
134a〜134d…流量調整バルブ
136a〜136d…ガス供給源
150…排気管
200…シリコン基板
202…ゲート
204…シリコン窒化膜層
206…シリコン酸化膜層
208…フォトレジスト層
210…コンタクトホール
W…ウェハ

Claims (10)

  1. 気密な処理室内に処理ガスを導入して,シリコン含有酸化膜をシリコン窒化膜に対して選択的にエッチングする方法において,
    前記処理ガスは,少なくともフルオロカーボン系ガスと第1の堆積物除去ガスと第1の堆積物除去ガスより堆積物除去作用の小さい第2の堆積物除去ガスとを含む混合ガスを使用し,
    前記フルオロカーボン系ガスの流量に対する前記第1の堆積物除去ガスの流量と前記第2の堆積物除去ガスの流量との合計流量の比,及び前記フルオロカーボン系ガスの流量に対する前記第2の堆積物除去ガスの流量の比により,前記シリコン窒化膜に対する前記シリコン含有酸化膜のエッチング選択比を所定の値に設定することを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記シリコン含有酸化膜は,シリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 前記フルオロカーボン系ガスはCガスとし,前記第1の堆積物除去ガスは酸素ガスとし,前記第2の堆積物除去ガスは窒素ガスとしたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエッチング方法。
  4. 前記処理ガスは,不活性ガスを含むことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエッチング方法。
  5. 前記処理ガスにおけるCのガス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8以下であって,かつCのガス流量に対するOとNとを合わせたガス流量の比が15/4以上45/4以下であることを特徴とする請求項又は請求項に記載のエッチング方法。
  6. 前記処理ガスにおけるCのガス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8以下であって,かつOのガス流量に対するNのガス流量の比が5以上17以下であることを特徴とする請求項又は請求項に記載のエッチング方法。
  7. 処理室内に互いに対向する上部電極と下部電極を設け,上部電極に第1の高周波電力を印加し,下部電極に第1の高周波電力よりも低い第2の高周波電力を印加することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエッチング方法。
  8. 前記第1の高周波電力の周波数を60MHzとし,前記第2の高周波電力の周波数を2MHzとしたことを特徴とする請求項に記載のエッチング方法。
  9. 前記シリコン窒化膜を下地にした前記シリコン酸化膜に対してエッチングする請求項から請求項のいずれかに記載のエッチング方法。
  10. 前記エッチングは,セルフアラインコンタクト工程において行うことを特徴とする請求項に記載のエッチング方法。
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