JP2003264178A - エッチング方法 - Google Patents

エッチング方法

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JP2003264178A
JP2003264178A JP2002066343A JP2002066343A JP2003264178A JP 2003264178 A JP2003264178 A JP 2003264178A JP 2002066343 A JP2002066343 A JP 2002066343A JP 2002066343 A JP2002066343 A JP 2002066343A JP 2003264178 A JP2003264178 A JP 2003264178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜まで
エッチングされることを極力抑え,制御性よく安定的な
高アスペクト比のコンタクトホールの形成を可能とす
る。 【解決手段】 セルフアラインコンタクト工程におい
て,気密な処理室内に少なくともC,Ar,
,Nを含む混合ガスからなる処理ガスを導入して
プラズマ処理を施すことにより,シリコン基板200上
に形成されたゲート202の保護膜層であるシリコン窒
化膜層204を下地とするシリコン酸化膜206に対し
てエッチングを行い,コンタクトホール210を形成す
る。上記処理ガスは例えばCのガス流量に対する
のガス流量の比を25/8以上85/8以下,C
のガス流量に対するOとNとを合わせたガス流
量の比を15/4以上45/4以下,Oのガス流量に
対するNガス流量の比を5以上17以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,プラズマ処理を施
すことによりエッチングを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示すようにシリコン基板な
どの半導体基板10上に形成されたゲート12を覆うS
iOなどのシリコン酸化膜からなる絶縁膜層16に対
してプラズマエッチングによりコンタクトホールを形成
する場合,各ゲート10の表面にシリコン窒化膜(Si
N)などの保護膜層14を形成しておき,コンタクトホ
ール20形成時にゲート12がエッチングされることを
防止しつつ,各ゲート12間の狭小空間に自己整合的に
コンタクトホール20を形成する技術としてセルフアラ
インコンタクト技術が知られている。
【0003】このようなセルフアラインコンタクト技術
を用いてコンタクトホール20を形成する場合,プラズ
マエッチングを行う場合の処理ガスとしては,例えばエ
ッチングガスとしてCなどのCF系ガスと堆積物
(デポ)を除去するガスとしてOを含む混合ガスが使
用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで,近年の半導
体装置の集積度の向上,半導体基板上に形成される各種
素子の更なる微細化の要請に伴いデザインルールの微細
化がますます進み,半導体基板上に形成される各ゲート
(電極)間もさらに狭小化が要求され,各ゲート(電
極)間に形成するコンタクトホールもさらなる高アスペ
クト比が要求される。
【0005】しかしながら,上述した従来の処理ガスを
使用するプラズマエッチングでは,より狭小の各ゲート
間により高アスペクト比のコンタクトホールを形成する
ほど抜け性の低下やエッチングストップの発生を防止す
る等のため,エッチング処理をより長い時間行う必要が
ある。ところが,ゲート表面に形成する保護膜層である
シリコン窒化膜の肩部(角部)は,図4に示すように絶
縁膜層16であるシリコン酸化膜に形成しようとするコ
ンタクトホール20に張り出すことが多いため非常にエ
ッチングされ易く,ゲート12の保護膜層14に対する
絶縁膜層16のエッチング選択比によっては保護膜層1
4の肩部(角部)14aもさらにエッチングされてしま
い,ゲート12が露出してしまうおそれがある。
【0006】そこで,本発明は,このような問題に鑑み
てなされたもので,その目的とするところは,ゲートの
シリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜層のエッチン
グ選択比を高くするができ,これによりゲートの保護膜
層であるシリコン窒化膜までエッチングされることを極
力抑えることができ,より高アスペクト比のコンタクト
ホールを形成することが可能な,制御性に優れた新規か
つ改良されたエッチング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明のある観点によれば,気密な処理室内に処理
ガスを導入して,シリコン含有酸化膜をシリコン窒化膜
に対して選択的にエッチングする方法において,前記処
理ガスは,少なくともフルオロカーボン系ガスと第1の
堆積物除去ガスと第1の堆積物除去ガスより堆積物除去
作用の小さい第2の堆積物除去ガスとを含む混合ガスを
使用することを特徴とするエッチング方法が提供され
る。
【0008】また,前記フルオロカーボン系ガスの流量
に対する前記第1の堆積物除去ガスの流量と前記第2の
堆積物除去ガスの流量との合計流量の比,及び前記フル
オロカーボン系ガスの流量に対する前記第2の堆積物除
去ガスの流量の比により,前記シリコン窒化膜に対する
前記シリコン含有酸化膜のエッチング選択比を所定の値
に設定することが好ましい。
【0009】また,前記シリコン含有酸化膜は,シリコ
ン酸化膜であることが望ましく,また,前記フルオロカ
ーボン系ガスはCガスとし,前記第1の堆積物除
去ガスは酸素ガスとし,前記第2の堆積物除去ガスは窒
素ガスとすることが望ましい。さらに,前記処理ガス
は,不活性ガスを含むことが好ましい。
【0010】また,前記処理ガスにおけるCのガ
ス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85
/8以下であって,かつCのガス流量に対するO
とNとを合わせたガス流量の比が15/4以上45
/4以下であることが好ましい。
【0011】また,前記処理ガスにおけるCのガ
ス流量に対するNのガス流量の比が25/8以上85
/8以下であって,かつOのガス流量に対するN
ガス流量の比が5以上17以下であることが好ましい。
【0012】また,処理室内に互いに対向する上部電極
と下部電極を設け,上部電極に第1の高周波電力を印加
し,下部電極に第1の高周波電力よりも低い第2の高周
波電力を印加することが好ましく,前記第1の高周波電
力の周波数を60MHzとし,前記第2の高周波電力の
周波数を2MHzとすることがより好ましい。
【0013】また,前記シリコン窒化膜を下地にした前
記シリコン酸化膜に対してエッチングすることが好まし
く,前記エッチングは,セルフアラインコンタクト工程
において行うことがより好ましい。
【0014】このような本発明によれば,エッチングス
トップの発生を防止しつつ絶縁膜層であるシリコン酸化
膜層のエッチング速度を大きくすることができ,しかも
ゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜層204に対す
るシリコン酸化膜層のエッチング選択比をより高くする
ことができる。このため,ゲートの保護膜層であるシリ
コン窒化膜までエッチングされることを極力抑えること
ができ,高アスペクト比のコンタクトホールを制御性よ
く安定的に形成することができる。これにより,近年の
半導体装置の集積度の向上,半導体基板上に形成される
各種素子の更なる微細化の要請に応えることができる。
【0015】なお,本明細書中1mTorrは(10
−3×101325/760)Pa,1sccmは(1
−6/60)m/secとする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しなが
ら,本発明にかかるエッチング方法の好適な実施形態に
ついて説明する。図1は本実施の形態にかかるエッチン
グ方法を実施するためのエッチング装置の一例としての
平行平板型のプラズマエッチング装置の概略構成を示
す。
【0017】このエッチング装置100の保安接地され
た処理容器102内には,処理室104が形成されてお
り,この処理室104内には,上下動自在なサセプタを
構成する下部電極106が配置されている。下部電極1
06の上部には,高圧直流電源108に接続された静電
チャック110が設けられており,この静電チャック1
10の上面に被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,
「ウェハ」と称する。)Wが載置される。さらに,下部
電極106上に載置されたウェハWの周囲には,絶縁性
のフォーカスリング112が配置されている。また,下
部電極106には,整合器118を介して第2高周波電
源120が接続されている。
【0018】また,下部電極106の載置面と対向する
処理室104の天井部には,多数のガス吐出孔122a
を備えた上部電極122が配置されている。上部電極1
22と処理容器102との間には絶縁体123が介装さ
れ電気的に絶縁されている。また,上部電極122に
は,整合器119を介してプラズマ生成高周波電力を出
力する第1高周波電源121が接続されている。
【0019】なお,上記上部電極122には第1高周波
電源121から例えば13.56MHz以上150MH
z以下,好ましくは60MHzの第1高周波電力が供給
される。また,下部電極106には,第2高周波電源1
20から第1高周波電源121の高周波電力の周波数よ
りも低い周波数,例えば2MHz以上で13.56MH
zよりも小さい周波数,好ましくは2MHzの第2高周
波電力が供給される。
【0020】上記ガス吐出孔122aには,ガス供給管
124が接続され,さらにそのガス供給管124には,
例えばCを供給するプロセスガス供給系126a
と,Arガスを供給するプロセスガス供給系126b,
を供給するプロセスガス供給系126c,Oを供
給するプロセスガス供給系126dが接続されている。
【0021】各プロセスガス供給系126a,126
b,126c,126dには,それぞれ開閉バルブ13
2a,132b,132c,132dと流量調整バルブ
134a,134b,134c,134dを介して,C
ガス供給源136a,Arガス供給源136b,
ガス供給源136c,Oガス供給源136dが接
続されている。
【0022】また,処理容器102の下方には,不図示
の真空引き機構と連通する排気管150が接続されてお
り,その真空引き機構の作動により,処理室104内を
所定の減圧雰囲気に維持することができる。
【0023】次に,上記エッチング装置を用いて本実施
の形態にかかるエッチング方法を適用する工程について
図2を参照しながら説明する。先ず,本発明にかかるエ
ッチング方法を適用する図2(a)に示す膜構造の具体
例について説明する。
【0024】この膜構造は次のように形成される。半導
体基板としてのSi(シリコン)基板200上にゲート
202を形成した後,このゲート202を覆うように保
護膜としてのシリコン窒化膜層204を形成する。次い
で,全面に絶縁膜層としてSiOなどのシリコン酸化
膜層206を例えばCVD(化学気相成長法)により成
膜する。続いて,シリコン酸化膜層206上にフォトレ
ジスト膜塗布した後、コンタクトホール210のフォト
レジストパターンを形成することによりフォトレジスト
層208を形成する。
【0025】次に,こうして形成された膜構造に対し
て,本発明に係るエッチング方法によりシリコン酸化膜
層206をシリコン窒化膜層204に対して選択的にエ
ッチングしてゲート202間にコンタクトホールを形成
する。すなわち,処理容器102内にフルオロカーボン
系ガスとしてのCガス,第1の堆積物除去ガスと
してのO(酸素)ガス,第2の堆積物除去ガスとして
のN(窒素)ガス,Arガスを含む混合ガスからなる
処理ガスを導入しプラズマ処理を行うことによりエッチ
ングを行う。ここで,Cガスはエッチングガスと
して導入し,Arガスは希釈ガスとして導入する。ま
た,Oガス及びNガスはエッチングによる堆積物
(デポ)を除去する等のために導入する。
【0026】ここで,デポを除去するガスとしてO
他にNも入れるのは,デポを除去する能力がOより
も低いので,流量をコントロールしやすいからである。
すなわち,通常,OやNなどのデポ除去ガスは流量
が多くなるほど多くのデポを除去することができるが,
とNとはその程度が異なる。Nは流量に対する
デポ除去量(デポ除去能力)が増加する割合がOのお
よそ1/10から1/20である。このため,Oでは
その流量を少し増加しただけでもデポ除去量が大きくな
るのでデポを除去しすぎてしまう。デポの除去量が多す
ぎると,例えば本実施形態の膜構造ではゲートの保護膜
層としてのシリコン窒化膜層204に対する絶縁膜層と
してのシリコン酸化膜層206のエッチング選択比を高
くすることができなくなる。従って,流量に対するデポ
除去量の少ないNを処理ガスに含めることによりデポ
除去量を容易に調整することができる。
【0027】但し,処理ガスにNだけ含めてOを含
めないと,Nは流量に対するデポ除去量が少ないため
十分にデポを除去しきれずエッチングストップが発生し
てしまう。このため,本発明ではNのみならずO
処理ガスに含めている。
【0028】また,Nもデポ除去能力がある以上,流
量が多すぎるとシリコン窒化膜層204に対するシリコ
ン酸化膜層206のエッチング選択比を高くすることが
できなくなる。このため,Nを含めた各ガスの流量比
を検討する必要がある。
【0029】ここで,上記各ガスの好適な流量比を得る
ために,図2(a)に示す膜構造におけるシリコン酸化
膜層206にエッチングを行った実験結果を説明する。
ベースとするエッチングの際の条件は,処理容器102
内の圧力が30mTorr,上部電極122に印加する
高周波電力を60MHzで1530W,下部電極106
に印加する高周波電力(バイアス電力)を2MHzで1
350W,上部電極122と下部電極106との間隔2
5mm,C/Ar/Oのガス流量比(C
のガス流量/Arのガス流量/Oのガス流量)は16
sccm/800sccm/10sccmとし,処理室
104内の設定温度については下部電極を40℃,上部
電極を60℃,側壁部を50℃とする。バックプレッシ
ャーガス(Heガス)としてのウェハ裏面冷却ガス圧力
はセンタが5Torrでエッジが10Torrとする。
この条件で図2(b)に示すように高さHが1.4μ
m,直径0.4μm,シリコン窒化膜層204のシリコ
ン基板200からの高さ0.35μmとするコンタクト
ホールを形成するのに,Nの流量だけを変えて100
%オーバーエッチングの条件でエッチングを行う。ここ
でいう100%オーバーエッチングの条件とは,シリコ
ン酸化膜層206の厚さの2倍の厚さをエッチングする
のに要する時間だけエッチングすることである。
【0030】先ず,Nのガス流量を200sccmと
した場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス
流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/N
ガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800s
ccm/200sccm/10sccmとしてエッチン
グを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との
中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエ
ッチング速度は491.3nm/min,478.0n
m/min,449.3nm/minとなり,またシリ
コン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量t
は112nm,118nm,134nmとなり,シリコ
ン窒化膜層204の肩部(角部)204aに対するシリ
コン酸化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチ
ング速度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング
速度)は17.4,15.9,12.6となった。フォ
トレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸
化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング
速度/フォトレジスト層の肩部(角部)のエッチング速
度)は4.6,5.2,5.0となった。
【0031】ここで,上記シリコン窒化膜層204の肩
部(角部)204aの削れ量は,図2(b)に示すよう
にシリコン基板200に対して傾き45度の直線を,エ
ッチング前(削る前)の肩部204aとエッチング後
(削った後)の肩部204aとに引いたときの各直線の
距離tとする。また上記フォトレジスト層208の肩部
(角部)の削れ量は,図2(b)に示すようにエッチン
グ前(削る前)のフォトレジスト層208の上面からエ
ッチング後(削った後)に肩部(角部)として削れた斜
め部分と削れなかった垂直部分との境界までの距離uと
する。
【0032】また,Nのガス流量を150sccmと
した場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス
流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/N
ガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800s
ccm/150sccm/10sccmとしてエッチン
グを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との
中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエ
ッチング速度は508.7nm/min,502.0n
m/min,474.0nm/minとなり,またシリ
コン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量t
は84nm,73nm,84nmとなり,シリコン窒化
膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸
化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速
度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)
は23.1,26.0,20.5となった。フォトレジ
スト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層
206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/
フォトレジスト層の肩部(角部)エッチング速度)は
5.2,7.8,7.8となった。
【0033】また,Nのガス流量を100sccmと
した場合,すなわちC/Ar/N/Oのガス
流量比(Cのガス流量/Arのガス流量/N
ガス流量/Oのガス流量)を16sccm/800s
ccm/100sccm/10sccmとしてエッチン
グを行った場合,ウェハWの中央付近,中央と端部との
中間付近,端部付近ではそれぞれ,シリコン酸化膜のエ
ッチング速度は539.3nm/min,524.0n
m/min,500.0nm/minとなり,またシリ
コン窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量t
は47nm,51nm,65nmとなり,シリコン窒化
膜層204の肩部(角部)204aに対するシリコン酸
化膜層206の選択比(シリコン酸化膜のエッチング速
度/シリコン窒化膜の肩部(角部)のエッチング速度)
は41.3,36.4,26.6となった。フォトレジ
スト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸化膜層
206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング速度/
フォトレジスト層の肩部(角部)エッチング速度)は
6.6,6.8,10.0となった。
【0034】この実験結果をグラフに表すと図3に示す
ようになる。横軸にはNのガス流量をとり,縦軸には
シリコン酸化膜のエッチング速度,シリコン酸化膜の選
択比とって,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間
付近,端部付近の各値の平均をプロットしたものであ
る。ここで,y1はNのガス流量とシリコン酸化膜の
エッチング速度との関係を示すグラフ,y2はNのガ
ス流量とフォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化
膜の選択比との関係を示すグラフ,y3はNのガス流
量とシリコン窒化膜層の肩部に対するシリコン酸化膜の
選択比との関係を示すグラフである。なお,上記のベー
スとなるエッチングの際の条件においてN の流量が5
0sccm以下ではエッチングストップが発生する。
【0035】グラフy1を見るとNの流量が少ないほ
どシリコン酸化膜のエッチング速度が大きくなっている
ことがわかる。またy2,y3を見るとNの流量が少
ないほどフォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化
膜の選択比とシリコン窒化膜層の肩部に対するシリコン
酸化膜の選択比はともに高くなることがわかる。但し,
の流量が少ないほどシリコン窒化膜層の肩部に対す
るシリコン酸化膜の選択比の増加の割合は大きいのに対
して,フォトレジスト層の肩部に対するシリコン酸化膜
の選択比は高くなってはいるがほとんど変わらないこと
もわかる。これにより,Nの流量を少なくすればする
ほど,フォトレジスト層に対するシリコン酸化膜の選択
比をほとんど変えずに,シリコン酸化膜のエッチング速
度を増加させて,しかもシリコン窒化膜層に対するシリ
コン酸化膜の選択比を向上させることができることがわ
かる。
【0036】そこで,好適なNの流量としては,実用
的にはシリコン窒化膜層に対するシリコン酸化膜の選択
比は20.0以上となるような範囲が好ましく,さらに
30.0以上となる範囲がより好ましい。具体的なN
の流量としては,グラフy3によれば,上記のベースと
なるエッチングの際の条件において実質的には170s
ccm以下が好ましく,実質的には120sccm以下
がより好ましい。但し,Nを少なくしすぎるとエッチ
ングストップが発生するので少なくとも50sccm以
上は必要である。以上により,好適なNの流量は,実
質的には50sccm以上170sccm以下であるこ
とが好ましく,さらに実質的には80sccm以上12
0sccm以下であることがより好ましい。
【0037】これらを流量比に換算すると,例えばC
のガス流量に対するNのガス流量の比は50/1
6以上170/16以下(すなわち25/8以上85/
8以下)が好ましく,さらに80/16以上120/1
6以下(すなわち10/2以上15/2以下)がより好
ましい。また,エッチングガスであるCのガス流
量に対するデポ除去ガスであるNとOをあわせたガ
ス流量の比は60/16以上180/16以下(15/
4以上45/4以下)が好ましく,さらに90/16以
上130/16以下(45/8以上65/8以下)がよ
り好ましい。また,デポ除去ガスとしてOのガス流量
に対するNのガス流量の比は50/10以上170/
10以下(5以上17以下)が好ましく,さらに80/
10以上120/10(8以上12以下)以下がより好
ましい。
【0038】このような原理に基づいて,上記の好適な
エッチングの条件により図2(a)に示す膜構造に対し
てプラズマエッチングを行うと,図2(b)に示すよう
にゲートの保護膜層であるシリコン窒化膜層204まで
エッチングされることを極力抑えつつ,ゲート202間
に自己整合的にコンタクトホール210を形成すること
ができる。
【0039】ここで,本実施の形態におけるエッチング
方法による実験結果と比較するために,従来のエッチン
グ方法による実験結果を示す。この場合のエッチングの
際の条件は,上部電極122に印加する高周波電力を6
0MHzで1500W,下部電極106に印加する高周
波電力(バイアス電力)を2MHzで1300W,C
/Ar/Oのガス流量比(Cのガス流量/
Arのガス流量/Oのガス流量)は16sccm/8
00sccm/18sccmとし,処理室104内の設
定温度については下部電極を40℃,上部電極を60
℃,側壁部を50℃とする。バックプレッシャーガス
(Heガス)としてのウェハ裏面冷却ガス圧力はセンタ
が5Torrでエッジが10Torrとする。
【0040】このような従来の条件で図2(a)に示す
ような膜構造に対してプラズマエッチングを行うと,次
のような実験結果が得られた。なお,以下の実験結果
は,ウェハWの中央付近,中央と端部との中間付近,端
部付近で測定した平均値である。シリコン酸化膜のエッ
チング速度は500nm/minとなり,またシリコン
窒化膜層204の肩部(角部)204aの削れ量tは8
nmとなり,シリコン窒化膜層204の肩部(角部)2
04aに対するシリコン酸化膜層206の選択比(シリ
コン酸化膜のエッチング速度/シリコン窒化膜の肩部
(角部)のエッチング速度)は20.0となった。フォ
トレジスト層208の肩部(角部)に対するシリコン酸
化膜層206の選択比(シリコン酸化膜層のエッチング
速度/フォトレジスト層の肩部(角部)のエッチング速
度)は6.0となった。
【0041】本実施形態の実験結果と従来の実験結果を
見てもわかるように,本実施の形態のように処理ガスに
を加えその流量比を上記の好適な値に選ぶことによ
り,エッチングストップの発生を防止しつつ絶縁膜層で
あるシリコン酸化膜層206のエッチング速度を大きく
することができ,しかもゲート202の保護膜層である
シリコン窒化膜層204に対するシリコン酸化膜層20
6のエッチング選択比をより高くすることができる。こ
のため,ゲート202の保護膜層であるシリコン窒化膜
層204までエッチングされることを極力抑えることが
でき,より高アスペクト比のコンタクトホール210を
形成することができる。
【0042】以上,添付図面を参照しながら本発明に係
る好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例
に限定されないことは言うまでもない。当業者であれ
ぱ,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種
の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであ
り,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属す
るものと了解される。
【0043】例えば,上記実施の形態ではシリコン含有
酸化膜は,絶縁膜層としてのシリコン酸化膜層206と
した場合について説明したが,シリコン酸化膜のみなら
ず炭素添加ケイ酸(SiOC)膜,水素添加ケイ酸(S
iOH)膜,フッ素添加ケイ酸(SiOF)膜などの無
機低誘電率膜としてもよい。なお,上記シリコン酸化膜
は,BPSG(ボロンとリンのシリケートグラス)や,
PSG(リンのシリケートグラス)や,TEOS(テト
ラエトキシオルトシラン)や,Th−OX(サーマルオ
キサイド)や,SOG(スピオングラス)などから構成
してもよい。また,上記実施の形態では処理ガスに含ま
せるフルオロカーボン系ガスとして,Cガスを使
用した場合について説明したが,その他Cガスな
どのフルオロカーボン系ガスを使用してもよい。
【0044】また,上記実施の形態においては,エッチ
ング装置として,上部電極に60Hzの高周波電力を印
加し,下部電極に2MHzの高周波電力を印加する装置
を使用した場合について説明したが,必ずしもこれに限
定されるものではなく,エッチング装置として上部電極
のみ又は下部電極のみに高周波電力を印加するものや,
これらにさらに磁場も形成するものを使用してもよい。
この場合,上記実施の形態におけるような上部電極に6
0Hzの高周波電力を印加し,下部電極に2MHzの高
周波電力を印加する装置を使用した場合には,特に上部
電極に印加する高周波電力がプラズマ密度を制御し,下
部電極に印加する高周波電力でイオンエネルギを制御す
ることができるので,例えばエッチングの選択性に影響
する反応生成物(デポ,堆積物)の付着・除去等を制御
可能となるため,最も好ましい。さらに,エッチング装
置としては,ECRプラズマエッチング装置,ヘリコン
波プラズマエッチング装置、TCP型プラズマエッチン
グ装置、誘導結合型プラズマエッチング装置等を使用し
てもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば,処
理ガスにNを加え,その流量比を好適な値に選ぶこと
により,エッチングストップの発生を防止しつつ絶縁膜
層であるシリコン酸化膜層のエッチング速度を大きくす
ることができ,しかもゲートの保護膜層であるシリコン
窒化膜層に対するシリコン酸化膜層のエッチング選択比
を高くすることができる。このため,ゲートの保護膜層
であるシリコン窒化膜までエッチングされることを極力
抑えることができ,高アスペクト比のコンタクトホール
を制御性よく安定的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるエッチング方法を
適用可能なエッチング装置の概略構成図である。
【図2】同実施の形態におけるエッチング方法の工程図
である。
【図3】同実施の形態におけるシリコン酸化膜をエッチ
ングした場合の実験結果を示す図。
【図4】従来のエッチング方法を説明する図。
【符号の説明】
100…エッチング装置 102…処理容器 104…処理室 106…下部電極 108…高圧電流電源 110…静電チャック 112…フォーカスリング 118…整合器 119…整合器 120…高周波電源 121…高周波電源 122…上部電極 122a…ガス供給孔 123…絶縁体 124…ガス供給管 126a〜126d…ガス供給系 132a〜132d…開閉バルブ 134a〜134d…流量調整バルブ 136a〜136d…ガス供給源 150…排気管 200…シリコン基板 202…ゲート 204…シリコン窒化膜層 206…シリコン酸化膜層 208…フォトレジスト層 210…コンタクトホール W…ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA02 AA12 BA04 BA09 BB11 BB18 BB22 BB25 BB28 BC03 BD03 CA03 CA09 DA00 DA22 DA23 DA25 DA26 DB03 EA23 EB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密な処理室内に処理ガスを導入して,
    シリコン含有酸化膜をシリコン窒化膜に対して選択的に
    エッチングする方法において,前記処理ガスは,少なく
    ともフルオロカーボン系ガスと第1の堆積物除去ガスと
    第1の堆積物除去ガスより堆積物除去作用の小さい第2
    の堆積物除去ガスとを含む混合ガスを使用することを特
    徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記フルオロカーボン系ガスの流量に対
    する前記第1の堆積物除去ガスの流量と前記第2の堆積
    物除去ガスの流量との合計流量の比,及び前記フルオロ
    カーボン系ガスの流量に対する前記第2の堆積物除去ガ
    スの流量の比により,前記シリコン窒化膜に対する前記
    シリコン含有酸化膜のエッチング選択比を所定の値に設
    定することを特徴とする請求項1に記載のエッチング方
    法。
  3. 【請求項3】 前記シリコン含有酸化膜は,シリコン酸
    化膜であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記フルオロカーボン系ガスはC
    ガスとし,前記第1の堆積物除去ガスは酸素ガスとし,
    前記第2の堆積物除去ガスは窒素ガスとしたことを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエッチ
    ング方法。
  5. 【請求項5】 前記処理ガスは,不活性ガスを含むこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    エッチング方法。
  6. 【請求項6】 前記処理ガスにおけるCのガス流
    量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8
    以下であって,かつCのガス流量に対するO
    とを合わせたガス流量の比が15/4以上45/4
    以下であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】 前記処理ガスにおけるCのガス流
    量に対するNのガス流量の比が25/8以上85/8
    以下であって,かつOのガス流量に対するNのガス
    流量の比が5以上17以下であることを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載のエッチング方法。
  8. 【請求項8】 処理室内に互いに対向する上部電極と下
    部電極を設け,上部電極に第1の高周波電力を印加し,
    下部電極に第1の高周波電力よりも低い第2の高周波電
    力を印加することを特徴とする請求項1から請求項7の
    いずれかに記載のエッチング方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の高周波電力の周波数を60M
    Hzとし,前記第2の高周波電力の周波数を2MHzと
    したことを特徴とする請求項8に記載のエッチング方
    法。
  10. 【請求項10】 前記シリコン窒化膜を下地にした前記
    シリコン酸化膜に対してエッチングする請求項3から請
    求項9のいずれかに記載のエッチング方法。
  11. 【請求項11】 前記エッチングは,セルフアラインコ
    ンタクト工程において行うことを特徴とする請求項10
    に記載のエッチング方法。
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