JPH1167723A - シランエッチングプロセス - Google Patents

シランエッチングプロセス

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JPH1167723A
JPH1167723A JP10180785A JP18078598A JPH1167723A JP H1167723 A JPH1167723 A JP H1167723A JP 10180785 A JP10180785 A JP 10180785A JP 18078598 A JP18078598 A JP 18078598A JP H1167723 A JPH1167723 A JP H1167723A
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silicon
gas
silane
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JP10180785A
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Chunshi Cui
ツウェイ チュンシ
Robert W Wu
ダブリュー. ウ ロバート
Gerald Zheyao Yin
ゼヤオ イン ゲラルド
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Applied Materials Inc
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    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32853Hygiene
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度プラズマ反応装置で低温プロセスによ
りシリコンに対し高選択比で選択的に酸化物のエッチン
グを行う。 【解決手段】 主なエッチングガスは水素を含まないフ
ルオロカーボン例えばC26又はC48であり、シラン
又は同様なシリコン含有ガス例えばモノシランSiH4
が添加される。フルオロカーボン及びシランは、2〜
5、好適には2.5〜3の範囲の比率で添加される。本
発明方法により、高いポリシリコン選択比、高いフォト
レジストのファセット選択比及び急勾配なプロファイル
角が提供される。選択比は、高い流速の操作で増大す
る。酸化物エッチングレートを増大するために、シリコ
ンテトラフルオライドを添加しても良い。本発明方法
は、チャンバ部分の温度を180℃以下120℃までの
温度で操作しても良い。本発明方法は、広いプロセスウ
インドウを有する2層コンタクト構造を製造することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ反応装置
及びその動作に関し、特に、半導体プラズマエッチン
グ、さらに詳細には、酸化物エッチングに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路における集積化の度合い
は、増加し続けている。次世代のダイナミックメモリで
は、64メガビットの容量を有することが予測され、次
世代のマイクロプロセッサでは一千万個のトランジスタ
を越えるものと考えられている。更なる世代について
も、計画がなされている。このような密度は、特徴的な
寸法を連続的に減少させることによってのみ獲得するこ
とができ、今や0.15μmに押し進められている。し
かし、例えば絶縁破壊や抵抗損失などの物理的効果のた
めに、層の厚さは一様には減少できない。従って、現在
のデザインは高アスペクト比のフィーチャ(feature)す
なわち、幅に対するフィーチャの深さの比を必要とす
る。例えば、介在する誘電体層を介する2層の金属被覆
は、バイア(via)によって電気的に接続される。絶縁破
壊の閾値のために、誘電体層は適度な厚い厚さとしなけ
ればならないので、密集した回路では非常に狭いバイア
を必要とし、得られるアスペクト比は3又はそれ以上と
なる。高アスペクト比を有する孔(hole)のエッチング
には、高い異方性エッチングが要求される。
【0003】更なる問題は経済的な理由であり、処理さ
れるウェハの寸法は増加している。最も最近の高生産量
の装置は、200mmのウェハ用に設計されており、3
00mmのウェハ用に設計されつつある。このような大
きな寸法のウェハは、エッチングプロセスにおいて厳重
な均一性が要求される。
【0004】増加した密度の幾つかはより複雑な集積回
路構造を使用することによって達成されるが、プロセス
時特にエッチング時において付加的な要求が必要とな
る。2層コンタクト構造の例を図1の断面図に示す。図
において、シリコン基板10は、上層から接触される必
要がある既に形成された図示しない構造を含む。第1酸
化物層12は、例えばプラズマにより堆積された二酸化
シリコンからなり、シリコン基板10上に形成されてい
る。比較的薄いポリシリコンインターコネクト(interco
nnect)14は、第1酸化物層12上に堆積されて限定さ
れ、第2酸化物層16はインターコネクト14及び第1
酸化物層12上に堆積される。その後、単一のフォトマ
スクを使用した単一のフォトリソグラフィエッチング工
程により、ポリシリコンインターコネクト14まで比較
的浅いバイアホール20と、シリコン基板10まで比較
的深い基板コンタクトホール22とをエッチングする。
非常に類似したプロセスによって、両孔をそれぞれ異な
る層のポリシリコンインターコネクトに接触させても良
い。
【0005】2層コンタクト構造は、シリコンに対して
高い選択性を有するエッチングプロセスを必要とする。
すなわち、シリコン酸化物を選択的にエッチングする
が、シリコンを極く僅かしかエッチングしないプロセス
である。もし選択性が不十分に高いと、ポリシリコンイ
ンターコネクト14はエッチングされるが、同じエッチ
ング条件下でより厚い第1酸化物層がエッチングされ
る。要求の厳しくない構造でさえ、シリコンに対する選
択性は非常に望ましく、下層のシリコン上で酸化物のエ
ッチングは信頼性良く停止し、従って、エッチング用の
広いプロセスウインドウを提供する。選択性が低い条件
下で、エッチングが非常に短い時間で行われるとシリコ
ンはエッチングされず、非常に長時間でエッチングが行
われると比較的薄い下層のシリコン層はエッチングされ
る。プロセスの変更によって、商用に実施するのが困難
なエッチング時間を正確に決定される。
【0006】酸化物エッチングの選択性は、プラズマ反
応装置においてフルオロカーボンエッチングガス及びフ
ッ素スカベンジャによって達成される。本願で使用され
るフルオロカーボンとは、炭素及びフッ素のみからな
り、場合により水素を含む。水素を含まないフルオロカ
ーボンは、炭素及びフッ素のみからなる。水素を含まな
いフルオロカーボンエッチングガスは、例えばCF4
26,C48である。一方、ヒドロフルオロカーボン
化合物もまた、少なくとも1つの炭素原子を含み、例え
ばCHF3である。共通の条件下で、ほとんどのフルオ
ロカーボンガスは、全表面上にポリマーを堆積する。し
かし、もしこのポリマーのフッ素含有量が十分に低い場
合、下層のシリカ(SiO2)層はポリマーと反応して
揮発性のCO及びCO2を形成する。すなわち、下層の
シリカはポリマーが形成されるのを防止し、シリカがエ
ッチングされる。一方、下層のシリコン(又はシリコン
ナイトライド、Si34)は酸素を含んでおらず、ポリ
マーはエッチングされるより速く堆積し、これにより、
下層のシリコン層がエッチングされるのを保護する。結
果として、バイア及びコンタクトホール20,22のエ
ッチングはシリコン層14,10に到達するまで進行
し、そのシリコン層14,10でエッチングは停止する
か又は実質的に減少する。
【0007】ところが、ポリマーにより提供される選択
性は、比較的低含有量のフッ素を含むポリマーに依存す
る。シリコンは、フルオロカーボンプラズマからフッ素
を除去する多数の既知の物質の中で最も好適である。シ
リコンは、プラズマ中のフッ素ラジカルF*と反応し、
プラズマからフッ素含有量の低いポリマーが生成され
る。ところが一般に、シリコンには活性化が要求され
る。Riceは、米国特許第5,477,975号にお
いて、シリコンの熱活性について開示している。また、
シリコンは、シリコン電極のRFバイアスにより活性化
できることが認められている。例えば、Collins
等に付与された米国特許第5,556,501号及び欧
州特許出願552,491−A1号を参照されたい。
【0008】本願に組み入れられる1996年10月1
8日出願のSchneiderらによる米国特許出願第
08/734,015号には、酸化物エッチングに伴う
多くの問題を扱っている幾つかの実施形態の中で、図2
に断面を示す円錐状のプラズマ反応装置が開示されてい
る。図において、ウェハ32はペデスタル34上に支持
されており、ペデスタル34は、好適には下部チャンバ
本体36に対して垂直に移動可能である。リング37
は、ペデスタル34の上部を囲んでいる。ここに記述す
る例において、リング37は石英で作製されており、浮
上して加熱される。しかし、リング37をシリコン又は
シリコンカーバイドで作製することも可能であり、当該
リング37を熱的に活性化されたフッ素スカベンジャと
して使用することができる。加熱は、プラズマ加熱及び
活性冷却のバランスに依存し、又はリングをより活性化
する必要がある場合には、例えば、シリコンリング37
の制御された放射熱に依存することができる。
【0009】上部チャンバアッセンブリは、電気的絶縁
ジョイントを介して下部チャンバ本体36上に支持され
た円錐ドーム38を含む。電気的絶縁ジョイントは、プ
ラズマガード40、シールリング42及び介在支持パッ
ド44を含む。好適には、円錐ドーム38は、焼結シリ
コンカーバイドの電気的絶縁性本体及び化学気相堆積
(CVD)シリコンカーバイドの電気的導電性内層から
なる。又は、円錐ドーム38は、高抵抗率(ρ>20Ω
-cm)なポリシリコン材料で作製することもできる。
コイルキャリア48に支持されたRF誘導コイル46
は、円錐ドーム38の周囲に巻回される。円錐ドーム3
8の焼結シリコンカーバイド及びCVDシリコンカーバ
イド部分の抵抗率は、RF誘導コイル46により誘導さ
れたRF磁場が最小の損失で円錐ドーム38を通過する
ように選択されるが、CVD内層は接地平面を提供する
ように、所定の電気的ポテンシャルに調節することがで
きる。
【0010】電気的に絶縁されたプラズマガード50
は、円錐ドーム38の頂部内側リムに設けられていると
共に、ルーフ52を支持している。真空O−リング又は
ベスペルリング(Vespel ring)によって、電気的に絶縁
される。中央のガス供給部54はルーフ52と一体化さ
れており、ルーフ52に設けられた図示しない開口を介
して、反応装置30内にプロセスガスを供給する。他の
図示された部材の多くは円錐ドーム38及びルーフ52
の温度制御を伴うものであり、Schneiderらの
特許出願に詳細に記載されている。ルーフ52の温度制
御手段は、抵抗加熱式プレート56及び水冷式冷却プレ
ート57を含む。円錐ドーム38の温度制御手段は、抵
抗加熱式円錐シース58及び水冷式カラー59を含む。
【0011】ルーフ52露出部分の直径は、ペデスタル
の直径とほぼ等しい。すなわち、プラズマを挟む2つの
電極は、同じサイズである。
【0012】酸化物エッチングの場合、ルーフ52は好
適には電気的に導電性のフッ素スカベンジャ、例えばポ
リシリコン、シリコンカーバイド又はガラス状カーボン
により形成される。好適には、円錐ドーム38もこれら
の材料の1つで形成され、プラズマに対して十分な電気
的接地表面を提供する導電性を有する。代表的には、エ
ッチングガスはフルオロカーボン及びヘキサフルオロエ
タン(C26)であり、酸化物エッチング用として図示
した反応装置において十分な試験が行われた。一般的に
周波数範囲が1〜2MHzのRF電力がコイル46及び
ペデスタル34とルーフ52とによって形成された2つ
の電極に印加される場合、ウェハ32上の処理スペース
56を含む反応装置30内でフルオロカーボンプラズマ
が励起される。フッ素スカベンジャがプラズマに接触さ
れ、プラズマから所定量のフッ素が除去される。これに
より、フルオロカーボンプラズマからウェハ32上に形
成されるある種のポリマーは、フッ素が不足する。今や
周知のように、フッ素含有量の少ないポリマーは、例え
ば図1の2層コンタクト構造におけるように、シリコン
に対して高い選択性でエッチングする。このようなアプ
ローチでは、ルーフ及び円錐ドームを実質的に加熱する
ことなく活性化が達成できる。
【0013】固体フッ素スカベンジャを活性化する現在
既知の1つの方法は、フッ素スカベンジャにRFエネル
ギーを印加することである。すなわち、ルーフ52は単
に接地されるのではなく、有効なRF信号が印加され
る。1997年2月21日に出願されたWuらによる米
国特許出願第08/804,430号に示されているよ
うに、このような用途の電気回路を図4に概略的に図示
する。円錐ドーム38は電気的に接地され、周囲のコイ
ル46は第1RF電源60により電力が供給される。電
力分配(splitting)型RF電源62は、2つのカップリ
ングコンデンサー64,66を介してルーフ52及びペ
デスタル34に接続される。電力分配型RF電源62の
例は、図4に概略的に示されている。第2のRF電源6
9は、単相のRF電力を電力分割回路68に供給する。
例えば、RF電源を広帯域変圧器70の一次側に接続す
る。広帯域変圧器70の二次側は多数のタップを有し、
スイッチ72は例えば接地のような所定電位に対してタ
ップの1つに選択的に接続される。変圧器の二次側の各
端子は、カップリングコンデンサ64,66を介してそ
れぞれルーフ52及びペデスタル34に接続されてい
る。変圧器のタップスイッチ72のセッティングに依存
して、ルーフ52及びペデスタル34に分割されるRF
電力は変更される。図示するような変圧器の二次側にお
ける中間の位置であり(この位置は望ましい位置ではな
く、ルーフ52に少ないRF電力が供給されるのが望ま
しい)、かつルーフ52及びペデスタル34の寸法が等
しいと仮定した場合、ルーフ52及びペデスタル34に
は等しいRF電力が供給される。一方、変圧器の二次側
におけるルーフ52側のタップが接地されていると、ル
ーフ52はAC接地されRF電力は供給されない。これ
はRiceらにより行われた動作であり、シリコンベー
スのフッ素スカベンジャは熱的に活性化される。このよ
うな2つの両極なタップの位置の間で、ペデスタル34
に供給される大部分の電力が異なる比率に分配される。
【0014】フルオロカーボンエッチャントの存在下に
おいてフッ素を除去するシリコンベースのフッ素スカベ
ンジャが適用され、下層のシリコンナイトライドに対し
て高い選択性で酸化物のエッチングが達成されてきた。
Marksらは、シリコン対向電極又はシランのような
シリコン含有ガスを使用することによって、シリコンナ
イトライドに対して高い選択性が達成できることを米国
特許第5,423,945号に開示している。また、シ
ランの代わりに固体及びガス状シリコン源を使用するこ
とも提案している。
【0015】Collinsらは、フッ素除去について
の異なるアプローチを米国特許第5,556,501号
に記載している。幾つかの実施形態の1つにおいて、フ
ルオロカーボンエッチングガス例えばC26又はCF4
と、フッ素を置換したシリコン含有添加ガス例えばシラ
ン(SiH4)、テトラエチルオルトシリケート(TE
OS)、ジエチルシラン、又はシリコンテトラフルオラ
イド(SiF4)とを組み合わせている。また、ポリマ
ー形成添加ガス例えばCH3F、CHF3の使用も推奨し
ている。同特許及び1992年9月9日に出願されたそ
の第2継続出願07/941,507号であって欧州特
許出願552,491−A1号として公開された出願も
また、シリコン対向電極及びこの電極へのRF電力供給
を開示している。しかし、Collinsらは、ガス状
フッ素スカベンジャの代わりとして固体シリコンスカベ
ンジャを考慮している。同様に、Tatsumiは米国
特許第5,312,518号において、ハロゲン化イオ
ウのエッチングにおけるフッ素の除去にシリコン壁部を
使用すること、及びC48エッチングを開示している
が、これら2つの化学種を組み合わせてはいない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】Wuらにより議論され
た電力の分配は、比較的低温において良好な酸化物選択
性を提供するが、温度をさらに減少することが望まし
く、特に、反応装置の設計を単純にし、温度に敏感な部
材例えばO−リングの寿命を延長するためである。ま
た、固体シリコンベーススカベンジャのRF電源による
活性化は、RF信号をルーフに印加することが必要であ
り、さらに複雑な設計や反応装置の動作が必要である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は要するに、エッ
チングプロセス、酸素を含まない、特にシリコン層上に
積層された酸化物層のエッチングに適用できる。本発明
のプロセスにおいて、ケイ素及び水素を含むフッ素スカ
ベンジャガスは、フッ素及び炭素を含むエッチングガス
に添加される。好適には、スカベンジャガスはシラン又
は同様なガスであり、エッチングガスはフルオロカーボ
ンである。本願の第1の発明は、シランを固体フッ素ス
カベンジャと組み合わせて、特にプラズマを囲む電極と
して使用される。本願の他の発明は、フルオロカーボン
及びシランの流速比をかなり狭い範囲に制御することに
よって、選択性及び他のプロセス特性を最適化するもの
である。これらのガスは、好適には高い流速とする。シ
リコンテトラフルオライドを添加しても良く、これによ
り、酸化物層のエッチレートが増大する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施形態について説明する。
【0019】特にシリコン酸化物をエッチングするフル
オロカーボンエッチングプロセスにシランを添加するこ
とにより、種々の利点が得られる。しかしながら、フル
オロカーボン及びシランガスの流速比を狭い範囲に調整
するのが好適であり、シランの添加により、従来のフル
オロカーボンエッチングプロセスに比較してプロセスに
おける他の変化を促進する。
【0020】先進的な集積回路に適用される酸化物エッ
チングプロセスは、幾つかの厳しくかつしばしば相矛盾
する要求を満足しなければならない。高価な設備により
ウェハの高いスループットを得るために、高いエッチン
グレートが望ましく、酸化物のエッチングレートEROX
をかなり高い値例えば500nm/分以上に維持する必
要がある。下層の薄膜ポリシリコンを有する構造、特に
図1に示すような2層コンタクトのような先進的な構造
を深くエッチングするためには、酸化物のエッチングレ
ートをポリシリコンのエッチングレートよりかなり高く
する必要がある。ポリシリコンエッチングレートER
POLYに対する酸化物エッチングレートEROXの比は、ポ
リシリコン選択比SPOLYと呼ばれる。高密度集積回路の
ためには、バイア及びコンタクトホールは近接して配置
される必要がある。そのためには2つの点が必要であ
る。まず、酸化物エッチングは、ほぼ垂直な壁部を有す
る孔(hole)を生成するために、高度な異方性が要求さ
れる。これは、エッチングされた孔のテーパ角又は等高
線プロファイルで表すことができ、ほぼ90゜となるべ
きある。
【0021】他の要求は、パターン化されたフォトレジ
ストは有限のエッチングレートを有し、そのエッチング
は完全には異方性ではないことに起因する。図5の断面
図に示すように、通常の遅いエッチングレートであって
も、エッチングガスは露出した酸化物だけでなくフォト
レジスト18もエッチングする。破線80は、フォトレ
ジスト18の最初の表面を示している。しかし、より重
要であるフォトレジストに関しての選択比は、バイア及
びコンタクトホール20,22の直ぐ上のフォトレジス
ト18に形成されるファセット82を説明できる。フォ
トレジストの初めの厚さはDPRで表され、ファセット8
2の下に残っているフォトレジスト18の厚さはDREM
で表される。ファセット選択比SFACETは、ファセット
82底部におけるフォトレジスト18の減少量に対する
酸化物の深さDOXの比であり、次の式(1)で示され
る。
【0022】
【数1】 ファセット選択比は、高く保つ必要がある。
【0023】大型ウェハにおけるさらに他の問題は、端
部に対する中央部の不均一性に導かれる、ウェハの中央
部及び端部間の前記諸量の実質的な変動が起こるかもし
れない点である。従って、ウェハ端部及び中央部の両者
の値を決定する必要がある。
【0024】実施例1 誘電結合されたRF電源を介して円錐ドーム38を備え
た図2に示す反応装置により、本発明の実施例1による
実験を行った。図において、円錐ドーム38及びルーフ
52は、共にポリシリコン又はシリコンカーバイドで作
製され、電気的に接地されている。フルオロカーボンエ
ッチングガスは、エチルヘキサフルオライド(C26
であり、モノシラン(SiH4)が添加される。ガス流
速は、チャンバ容積の20リットルに規格化されてい
る。
【0025】実施例1において、C26及びSiH4
量は変更し、他の動作パラメータはほとんどの場合一定
とし、酸化物層間に形成された薄いポリシリコンライン
及びTEOS成長酸化物の2層を含む2層構造が形成さ
れた一連のウェハをエッチングした。C26及びSiH
4に加え、エッチングガスのガス流速は、COは0〜4
0sccm、Arは450sccmであり、チャンバ圧
力は35〜45mTorrに維持した。誘導コイルに
は、RF電源により2800Wを供給した。ウェハを保
持するペデスタルには、RFバイアス電源により140
0Wを供給し水で10℃に冷却した。シリコンカーバイ
ドのルーフ52は、100〜180℃の動作温度範囲内
に制御した。実験は、高温の方が好適である。シリコン
カーバイド円錐ドーム38は、150℃に保った。エッ
チング処理は、120秒間行った。
【0026】ウェハのエッチング後、酸化物エッチング
レートEROX、ポリシリコン選択比SPOLY、ファセット
選択比SFACET、及びプロファイル角を、ウェハの中央
部及び端部について測定した。次いで、データを統計的
に解析し、C26及びSiH4のガス流速の関数とし
て、中央部及び端部におけるパラメータについて等高線
プロットを得た。
【0027】ウェハ中央部における酸化物エッチングレ
ートEROXを図6に、ウェハ端部における酸化物エッチ
ングレートEROXを図7にそれぞれ示した。ポリシリコ
ンの選択比SPOLYを、ウェハ中央部について図8に、ウ
ェハ端部について図9にそれぞれ示した。ファセットの
選択比SFACETを、ウェハ中央部について図10に、ウ
ェハ端部について図11にそれぞれ示した。さらに、プ
ロファイル角を、ウェハ中央部について図12に、ウェ
ハ端部について図13にそれぞれ示した。一対のグラフ
は、別々に議論した。
【0028】図6及び図7は、300,400,50
0,及び600nm/分における酸化物エッチングレー
トEROXについての等高線80を示す。一般に、シラン
及びフルオロカーボン間の所定エッチングレート等高線
80について直線的な関係が得られ、従って、これら2
種類のガスは互いに強く相互作用していることが判る。
グラフの対角線82は、シラン及びC26の最適な直線
関係を示しているように考えられる。2つのガスの流速
における直線関係は、次の(2)式で表される。
【0029】
【数2】 厳密な比例部分からのオフセットは理解できないが、測
定点が比較的僅かなために生じたものかも知れない。流
速Rの値が2,2.5,3,4,及び5における直線8
4は、図6及び図7に示されており、ここでRは、次の
(3)式のように定義される。
【0030】
【数3】 エッチングレートデータによれば、比率Rが2〜5の範
囲では一般に良い結果が得られ、2.5〜4の範囲では
さらに良い結果が得られる。しかし、後述するように、
フルオロカーボンの速い流速が好適であり、図6の右側
において、最も好適なRが比例する範囲は2.5〜3で
ある。
【0031】図8及び図9に示されるポリシリコン選択
比SPOLYに戻って、等高線86がC26及びSiH4
流速の関数として示されている。等高線86は、25,
50,75,100,150,及び200のポリシリコ
ン選択比(異なる等高線の組は2つのグラフで示され
る)について与えられている。これらの結果は、フルオ
ロカーボン及びシランの濃度間の強い相互作用を示して
いる。対角線82で示される非直線的な関係は、最適な
特性を提供していると考えられる。しかし、各組の境界
値2〜5,2.5〜4、2.5〜3を有する比率Rの直
線84で区切られる領域は、図6及び図7における領域
と同様な利点を提供する。ところが、これらの等高線8
6は、C26の流速が55sccm以上で、かつSiH
4の流速が15sccm以上である場合、ポリシリコン
選択比は優れた値を示す。ウェハの中央部及び端部にお
けるエッチングレートを考慮すると、C26の流速が7
0sccm以上、SiH4の流速が25sccm以上で
あり、比率Rが2.5〜3の範囲である場合が最適であ
ると考えられる。しかし、図7のウェハ中央部のエッチ
ングレートを考慮すると、C26は約100sccm以
下に維持すべきである。
【0032】図10及び11には、選択比2,3,4,
5及び6におけるファセット選択比SFACETの等高線8
8が示されている。等高線88は、同じ流速において図
8及び9における好適なポリシリコン選択比と同様に良
好であることが示されている。しかしながら、ファセッ
ト選択比は、C26の流速約55sccm以上及びSi
4の流速約15sccm以上において非常に好適であ
る。これら両者の流速の上限は、ほぼ同じである。
【0033】図12及び13には、角度75゜、80
゜、82.5゜、85゜及び87.5゜におけるプロフ
ァイル角の等高線90が示されている。これらの図にお
いて、全ての等高線は表わされていない。データは、S
iH4のより高い流速においてかつC26のより低い流
速においてより垂直なプロファイルが示されている。他
の等高線を合わせて考慮することによって、前述した好
適な流速範囲により、少なくとも80゜の受容できるプ
ロファイル角が得られ、プロファイル角はSiH4及び
26の高い流速において有効に増加する。
【0034】実施例2 円錐ドーム38及びルーフ52の温度を処理毎に変化さ
せた以外は、実施例1と同様なプロセスパラメータによ
り実験を行った。円錐ドーム38及びルーフ52は、共
に接地されている。5組の壁部温度及びルーフ温度につ
いて、表1に示すように実験を行った。
【0035】
【表1】 5組の処理の間、C26、SiH4及びCOの流速は、
それぞれ60sccm、20sccm及び20sccm
で一定に保った。ウェハを処理した後、各処理後のウェ
ハを分割して顕微鏡写真を撮影し、顕微鏡写真からエッ
チング特性を測定した。図14において、曲線92はウ
ェハ中央部における酸化物エッチングレートを示し、曲
線93はウェハ端部における酸化物エッチングレートを
示す。酸化物エッチングレートは低い温度において増加
し、ルーフの温度は好適には135℃以下であり、壁部
の温度も好適に143℃以下である。図15において、
曲線94はウェハ中央部におけるポリシリコンの選択比
を示し、曲線95はウェハ端部におけるポリシリコンの
選択比を示す。また、曲線96はウェハ中央部における
フォトレジストのファセット選択比を示し、曲線97は
ウェハ端部におけるフォトレジストのファセット選択比
を示す。これらの曲線から、135/143℃の組み合
わせが好適なエッチングプロセスであり、153/17
0℃以上の温度では好ましくないことが判る。コンタク
トホールのプロファイルも同様に測定した。図示しない
データから、153/170℃以下で好適である。これ
らの温度において、プロファイル角は87゜以上であっ
た。
【0036】前述のデータは、比較的低温度に維持され
シリコン又はシリコンカーバイド壁部を有するチャンバ
により、シリコン部材にRFバイアスを印加しないで測
定したものである。すなわち、シリコン壁部は、ほとん
どの部分でフッ素を除去するように活性化されていな
い。従って、シリコンベースのフッ素の除去は、大部分
ガス状シランにより行われる。フッ素の除去をシリコン
ベースの壁部で行わない利点は、エッチングプロセス中
に当該壁部が消費されない点である。それでも、たとえ
シランスカベンジャを使用したとしても、シリコン壁部
が好適である。シリコン壁部それ自体がシリコンウェハ
に適合性があり、シリコンウェハとシリコン壁部とに重
大な相違がない場合、エッチング化学物質に大きな影響
を及ぼさない。さらに、固体及びガス状スカベンジャの
使用によって、エッチングプロセスを2つの点から独立
に制御する。ガス状スカベンジャは、少なくとも前述し
たように、優勢にフッ素を除去するが、図14及び15
に示すように、シリコン電極の温度制御によってフッ素
除去を付加的に制御する。シリコン電極のRFバイアス
もまた、付加的な制御が可能である。これら固体及びガ
ス状スカベンジャの2つの制御は、交互に使用して特に
良好なエッチング特性を達成することができ、又は製造
プロセスにおいて重要なプロセスウインドウを広げるこ
とができる。
【0037】実施例3 前述した結果は、フルオロカーボンエッチャントがC2
6である場合について得られたものであるが、本発明
は他のフルオロカーボンエッチングガスに拡張すること
が可能である。他の組の実験は、一次エッチングガスと
してオクタフルオロシクロブタン(C88)を使用して
行った。C88のガス流速は20sccm、CHF3
20sccm、O2は10sccm、Arは450sc
cm、及びSiH4の流速は変更した。チャンバは、3
0mTorrに維持した。ヒドロフルオロカーボンCH
3は、しばしばポリマーを形成するものと考えられて
いる。RF電源は、実施例1と同様である。シリコンカ
ーバイドルーフは140℃とし、ポリシリコン円錐ドー
ムは150℃に維持した。
【0038】第1のウェハはシランを使用せずにエッチ
ングし、酸化物エッチングレートは667nm/分、ポ
リシリコン選択比は20、フォトレジストのファセット
選択比は4である。第2のウェハはシラン流速12sc
cmでエッチングし、酸化物エッチングレートは408
nm/分に減少し、ポリシリコン選択比は測定限界であ
る100以上に高め、フォトレジストエッチングレート
は4に維持した。これらの結果は、前述したシラン及び
フルオロカーボンの好適な流速範囲と一致している。ま
た、これらの結果は、2層プロセスにおいてシラン及び
他のフルオロカーボンを組み合わせて使用することの有
効性を示している。
【0039】シリコンテトラフルオライド(SiF4
は、酸化物エッチングによく用いられるガスである。我
々の結果によれば、SiF4は酸化物エッチングの速度
を速めるが、SiH4より選択比は良くない。しかしな
がら、シラン及びシリコンテトラフルオライドを組み合
わせることによって、特定の応用に対しては特性を最適
化することができることを本発明者らは見出した。
【0040】実施例4 実施例2と同じ条件下で他の実験を行った。C26の流
速は60sccm、COの流速は20sccm、及びA
rの流速は450sccmであった。第1のウェハにつ
いて、エッチングガスはSiF4の流速を20sccm
に増加した。ウェハ端部において、酸化物エッチングレ
ートは860nm/分、ポリシリコン選択比は8.5、
フォトレジストのファセット選択比は3.5、プロファ
イル角は85゜であった。ウェハ中央部において、プロ
ファイル角は非常に小さく、エッチングを停止すべきか
疑問が生じた。すなわち、孔(hole)ではエッチングが
停止される。第2のウェハでは、SiF4を流速20s
ccmのSiH4に置き換えた。ウェハ端部において、
シランにより酸化物エッチングレートは700nm/
分、ポリシリコン選択比は30、ファセット選択比は
4.4、及びプロファイル角は87゜が得られた。
【0041】これらの結果から、SiF4はより速い酸
化物エッチングレートを与え、SiH4は良好な選択比
及び異方性を提供することが示される。
【0042】実施例5 他の組の実験において、シリコンテトラフルオライドに
シランを添加する効果を試験した。動作パラメータは、
概して実施例2におけるものと同様であった。エッチン
グガスの流速は、C26は60sccm、Arは450
sccmであった。エッチングガスに流速20sccm
のSiF4を添加することによって、ウェハ端部におけ
る酸化物エッチングレートは930nm/分、ポリシリ
コン選択比は8.8、フォトレジスト選択比は3.5、
及びプロファイル角は86゜が得られた。一方、エッチ
ングガスに流速10sccmのSiF4及び流速10s
ccmのSiH4を添加することによって、ウェハ端部
における酸化物エッチングレートは820nm/分、ポ
リシリコン選択比は14.8、ファセット選択比は4.
4、及びプロファイル角は88゜が得られた。従って、
シランは酸化物エッチングレートを減少し、かつ他の特
性を改善することができた。
【0043】実施例6 チャンバ内に流入するシラン、シリコンテトラフルオラ
イド及び一酸化炭素の相対的な流速を変更して、他の組
の実験を行った。C26の流速は60sccmであり、
Arの流速は450sccmであった。異なる5枚のウ
ェハについてのSiH4、SiF4及びCOの流速は、s
ccmの単位でそれぞれ(20/0/20)、(0/2
0/20)、(0/20/0)及び(10/10/0)
であった。他の実験条件は、ほぼ前述と同様である。
【0044】求めた酸化物エッチングレートは、ウェハ
中央部について図16の曲線100で示し、ウェハ端部
について曲線102で示している。前述したように、S
iH4をSiF4で置き換えることにより、酸化物エッチ
ングレートを増大する。
【0045】ファセット選択比の結果は、図17に示さ
れており、曲線104はウェハ中央部におけるフォトレ
ジストのファセット選択比を示し、曲線106はウェハ
端部におけるフォトレジストのファセット選択比を示し
ている。ウェハ端部における結果は不確かであるが、ウ
ェハ中央部の結果は、シリコンテトラフルオライドに対
してシランの優位性を明確に示している。
【0046】図18は、ポリシリコン選択比の結果を示
しており、曲線108はウェハ中央部におけるポリシリ
コンの選択比を示し、曲線110はウェハ端部における
ポリシリコンの選択比を示している。シリコンテトラフ
ルオライドよりむしろシランの方が、特に中央部におい
て非常に高いポリシリコン選択比を示している。一方、
図16は、SiH4に対するSiF4のエッチングレート
における優位性を明らかに示している。従って、フルオ
ロシリコン及びシランの幾つかの組み合わせによって、
先進的な集積回路における多くの特性のうち最良な結果
を提供することができる。
【0047】フルオロカーボンにシランを添加すること
によって多くの利点が得られるが、幾つかの動作上の欠
点も伴う。シランはプロセスにおいて幾分汚染物を生じ
ることが明らかである。結果として、もしチャンバの粒
子特性を低いレベルに維持すべき場合には、シランを使
用しない場合以上にシランエッチングを使用してチャン
バを清浄にする必要がある。エッチング後においては、
酸素プラズマによるエッチングプラズマ後処理(post-et
ch plasma treatment, PET)がしばしば行われ、残査
ポリマー等が除去される。シランを添加することによっ
て、シランを使用しないプロセス例えばC48のみを使
用した場合よりも、チャンバを清浄に維持するために非
常に長時間O2のPETを行う必要がある。
【0048】このPETは、比較的低いバイアス電力例
えばRF電力の150Wにおけるエッチング時間に比べ
て、比較的長時間例えば45〜90秒行うことが好適で
ある。より長い清浄時間によって、再生可能なプロセス
を有する、より清浄なチャンバを提供する。
【0049】シラン及びフルオロカーボンによる主エッ
チング工程の前に前エッチング工程を行うことによっ
て、特にフォトレジストのファセット選択比を改善する
ことは、好都合であることが見い出されている。前エッ
チング工程において、RFバイアス電力を非常に減少し
て、例えば主RFバイアス電力の20%又は10%以
下、可能であればゼロに減少してペデスタルに印加し、
前エッチング処理は5秒のオーダーの非常に短い時間適
用する。前エッチング処理は、フォトレジストのファセ
ット選択比を改善する傾向がある。
【0050】固体シリコンに基づくフッ素の除去は、シ
リコン酸化物に対して高いポリシリコン選択比のみなら
ず高いシリコンナイトライド選択比を得るために有用で
あることが知られている。これは、前述した特許のうち
Marksらの特許に記載されている。従って、本発明
の多くの実施形態が酸化物層を介して下層のシリコンナ
イトライド層までエッチングするために有用である。実
際に、本発明による有利なファセット選択比及びプロフ
ァイルテーパリングを、下層の金属がシリコン又はシリ
コンナイトライドでない構造に適用することができる。
【0051】前述した特許出願のうちSchneide
rらに記載のように、シランスカベンジャガスとフッ素
除去電極へのRF電力を分配することとの組み合わせに
より、更なるプロセス制御が達成できる。
【0052】シリコン及び水素からなる本発明のプロセ
スに、シランは有利に使用できる。水素のみを固体シリ
コンスカベンジャと組み合わせて使用した比較実験で
は、明らかに劣る選択比を提供した。他のシリコン含有
ガス及び水素含有ガスは、新たな組み合わせのガス毎に
プロセスウインドウを形成しなければならないが、選択
比を同様に増加することが期待される。主にシリコン及
び水素に基づくこのような他のガスは、ジシラン及びT
EOSである。
【0053】前述した実施例における水素を含まないフ
ルオロカーボンは、酸化物エッチングレートを増加し、
開示されたC26及びC48以外の水素を含まないフル
オロカーボン例えばCF4は、一般的な酸化物エッチャ
ントである。例えばCHF3のようなヒドロフルオロカ
ーボンは、良く知られたエッチングガスであり、選択比
を増加させるものとして報告されている。しかしなが
ら、もしエッチングガスがシラン又は同様なガスをヒド
ロフルオロカーボンとの組み合わせで含む場合、エッチ
ングプロセスはより複雑となり、2つの流速についての
選択比及びエッチングレートの依存性は、簡単には分離
できない。同様な理由から、シリコン含有ガス及び水素
含有ガスは、フッ素又は他のハライドを含まないのが好
適である。図6〜13の結果を得たように、プロセスウ
インドウを形成するためSiH4及びCHF3で実験を行
った。ヒドロフルオロカーボンについての結果は、流速
の特定の範囲で特別に有利というものではなかった。さ
らに、少なくとも予備的な結果では、フルオロカーボン
に比べて選択比及び均一性は劣るものであった。しか
し、良好に制御されたチャンバは、シランとの組み合わ
せによるヒドロフルオロカーボンエッチングガスのため
に最適化され得る。
【0054】本発明によるエッチングガスはシリコン又
はナイトライド上の酸化物をエッチングする場合に特に
有利であるが、当該エッチングガスの使用は下層の物質
に依存しない。他の条件がない限り、本発明によるエッ
チングガスは他の構造例えばポリシリコン選択比が適切
でない、酸化物を介しての金属線のエッチングに適用し
ても良い。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、従来のガスを使用して
コンタクト、バイアホール及び同様な構造を高い特性で
エッチングすることができる。さらに、選択比の改善と
エッチングレートの改善との分離は、プロセスウインド
ウを形成する簡単な方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体集積回路における2層コンタクト構造を
示す断面図である。
【図2】本発明に使用できるプラズマエッチングチャン
バを示す断面図である。
【図3】図2のプラズマ反応装置における電源の分配を
示す概略図である。
【図4】電源の分配を概略的に示す回路図である。
【図5】重要なエッチングパラメータを定義するのに有
用な2層コンタクト構造を示す断面図である。
【図6】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数とし
て酸化物エッチングレートの等高線を実験的に求めた線
図である。
【図7】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数とし
て酸化物エッチングレートの等高線を実験的に求めた線
図である。
【図8】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数とし
てポリシリコン選択比の等高線を実験的に求めた線図で
ある。
【図9】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数とし
てポリシリコン選択比の等高線を実験的に求めた線図で
ある。
【図10】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数と
してファセット選択比の等高線を実験的に求めた線図で
ある。
【図11】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数と
してファセット選択比の等高線を実験的に求めた線図で
ある。
【図12】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数と
してプロファイル角の等高線を実験的に求めた線図であ
る。
【図13】シラン及びフルオロカーボンの流速の関数と
してプロファイル角の等高線を実験的に求めた線図であ
る。
【図14】本発明によるシランエッチングプロセスを使
用して求めた、ルーフ及びドーム温度についての酸化物
エッチングレート依存性を示す線図である。
【図15】ルーフ及びドーム温度についてのポリシリコ
ン及びフォトレジストのファセット選択比依存性を示す
線図である。
【図16】シラン、シリコンテトラフルオライド及び一
酸化炭素の4種の異なる組み合わせにおける酸化物エッ
チングレートを示す線図である。
【図17】シラン、シリコンテトラフルオライド及び一
酸化炭素の4種の異なる組み合わせにおけるファセット
選択比を示す線図である。
【図18】シラン、シリコンテトラフルオライド及び一
酸化炭素の4種の異なる組み合わせにおけるポリシリコ
ン選択比を示す線図である。
【符号の説明】
10…シリコン基板、12…第1酸化物層、14…ポリ
シリコンインターコネクト、16…第2酸化物層、18
…フォトレジスト、20…バイアホール、22…基板コ
ンタクトホール、32…ウェハ、34…ペデスタル、3
6…下部チャンバ本体、37…リング、38…円錐ドー
ム、40…プラズマガード、42…シールリング、44
…介在支持パッド、46…RF誘導コイル、48…コイ
ルキャリア、50…プラズマガード、52…ルーフ、5
4…ガス供給部、56…抵抗加熱プレート(処理スペー
ス)、58…円錐シース、59…カラー、60…第1R
F電源、62…電力分配型RF電源、64,66…カッ
プリングコンデンサ、68…電力分割回路、70…広帯
域変圧器、72…タップスイッチ、80…エッチングレ
ート等高線、82…対角線、84…直線、86,88,
90…等高線、92,93,94,96,97,10
0,102,104,106,108,110…曲線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ダブリュー. ウ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, プレザントン, パセオ グラナダ 3112 (72)発明者 ゲラルド ゼヤオ イン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, クパティノ, ビリチ プレイス 10132

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をエッチングする方法であって、 プラズマ反応チャンバ内のプラズマに曝露されるシリコ
    ンベースのスカベンジャ表面を含むプラズマ反応チャン
    バ内に、前記基板を配置する工程と、 ケイ素及び水素からなる第1のガス並びにフッ素及び炭
    素からなる第2のガスを含むプロセスガスを前記プラズ
    マ反応チャンバ内に導入する工程と、及び前記プロセス
    ガスを励起してプラズマとし、これにより前記基板をエ
    ッチングする工程とを含み、 前記基板の酸化物は、下層のシリコンを含む材料まで選
    択的にエッチングされることを特徴とする基板をエッチ
    ングする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のガスは、シラン及びTEOS
    からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記プロセスガスは、さらにSiF4
    含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のガスは、水素を含まないフル
    オロカーボンであることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のガスは、シラン及びTEOS
    からなる群から選ばれることを特徴とする請求項4に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のガスは、シランからなること
    を特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記プロセスガスを導入する工程におい
    て、水素を含まないフルオロカーボンとシランとの流速
    比を2〜5の範囲とすることを特徴とする請求項6に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記流速比は、2.5〜4の範囲である
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記流速比は、2.5〜3の範囲である
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記フルオロカーボンの流速は、20
    リットルのチャンバに規格化して55sccm以上であ
    ることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記プロセスガスを導入する工程にお
    いて、前記フルオロカーボンを前記プラズマ反応チャン
    バに、20リットルのチャンバに規格化して55scc
    m以上で流入することを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 シリコンベースのスカベンジャ表面の
    温度を200℃以下の動作温度に制御する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記動作温度は、150℃以下である
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 酸化物層をエッチングする方法であっ
    て、 シリコン酸化物層が表面に形成された基板をプラズマ反
    応チャンバ内に配置する工程と、 シラン、シリコンテトラフルオライド及びフルオロカー
    ボンを含むエッチングガスを前記プラズマ反応チャンバ
    内に流入させる工程と、及び前記エッチングガスを励起
    してプラズマとし、これにより前記基板をエッチングす
    ることを特徴とする酸化物層をエッチングする方法。
  15. 【請求項15】 前記フルオロカーボンは、水素を含ま
    ないフルオロカーボンであることを特徴とする請求項1
    4に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記エッチングガスを流入する工程に
    おいて、前記シラン及びフルオロカーボンを流速比2〜
    5で前記プラズマ反応チャンバ内に流入することを特徴
    とする請求項15に記載の方法。
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