JP4152988B2 - 音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 - Google Patents

音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報記録媒体に格納された音楽データのストリーム再生を停止することなく同一の情報記録媒体からデータ読み出しを行うために好適な音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体に関する。
音楽データとその他のデータ(プログラム等)とが一緒に格納されているCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)やDVD−ROM(Digital Versatile Disk- Read Only Memory)などの情報記録媒体が広く普及している。例えば家庭用ゲーム機向けの情報記録媒体には、ゲームの様々なコンテンツデータが格納されている。これらのコンテンツデータには、ゲーム中に再生する音楽データと、その他のデータ(例えば、ゲーム用プログラム、ゲーム中に再生する動画像データや静止画像データ等)とがある。そして家庭用ゲーム機は必要に応じてこれらのコンテンツデータを情報記録媒体から適宜読み出してプログラムの実行や音楽の再生等を行う。例えば、特許文献1には、ゲームの同じ場面であってもゲームの進行状況に応じて異なる音楽データを読み出して、ゲーム中に設定された場面や条件にしたがって異なる楽曲を再生するゲーム装置が開示されている。
ところで、一般に、家庭用ゲーム機等の情報処理装置が情報記録媒体に格納されている音楽データをストリーム再生する場合、情報処理装置は情報記録媒体から音楽データを読み出し、搭載しているメモリの一部であるストリームバッファと呼ばれる領域に、読み出した音楽データを一時的に記憶する。そして、ストリームバッファに記憶した音楽データを再生しつつ、次の音楽データの読み込みを行う。情報処理装置はこれらの処理を繰り返し連続して行うことにより、情報記録媒体からの音楽データのストリーム再生を行う。一方、情報処理装置の搭載しているメモリ容量の制限から、ストリームバッファに音楽データのすべてを記憶させることは困難である。そのため、例えば、情報記録媒体に格納されている音楽データをストリーム再生しているときに、その他のデータをこの情報記録媒体から読み出したい場合、ディスクアクセスが重なるため、一時的に、音楽の再生とその他のデータの読み出しとのどちらか一方のみを選択しなければならない状況が発生する。
特開2000−185175号公報
このような場合、従来では、例えば(1)音楽データのストリーム再生を一旦停止して、要求されたデータの読み出しを行うか、あるいは、(2)ストリーム再生によるディスクアクセスの合間にデータの読み出しを行っていた。しかし、(1)の方法によれば、データの読み出しの遅延は発生しないものの、音楽データのストリーム再生を中止しなければならない。そのため、特に音楽データがBGMである場合などでは、データ読み出し中にゲームの演出が中断され、結果としてゲームの世界観などを大きく損ねてプレーヤーの興味を削ぐ結果となってしまう。また、(2)の方法によれば、ストリーム再生を優先するためにデータの読み出しが遅延し、ゲームの進行自体が遅れてしまうという問題が生じる。そのため、音楽データのストリーム再生を中断せず、且つデータの読み出しに遅延が生じない解決方法が望まれる。
本発明は、このような課題を解決するものであり、情報記録媒体に格納された音楽データのストリーム再生を停止することなく同一の情報記録媒体からデータ読み出しを行うために好適な音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る音声再生装置は、読出部と処理部と再生部とを備える。
読出部は、第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、第1音声情報、第2音声情報、データ情報を読み出す。
処理部は、読出部により読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う。
再生部は、読出部により読み出された第1音声情報と第2音声情報とを再生する。
また、(a)再生部は、読出部により読み出された第1音声情報の再生を開始する。
さらに、(b)再生部が第1音声情報の再生が完了する前であって、読出部がデータ情報の読み出しをしていない場合、読出部は第2音声情報を読み出し、再生部は、第1音声情報の再生を完了すると、読出部により読み出された第2音声情報の再生を開始する。
一方、(c)再生部が第1音声情報の再生が完了する前であって、読出部がデータ情報の読み出しをしている場合、再生部は、第1音声情報の再生が完了すると、再度第1音声情報の再生を開始する。
この結果、再生部は第1音声情報又は第2音声情報のいずれかを再生するので、データ情報を読み出すことにより音楽のストリーム再生が停止することはない。すなわち、音声再生装置は、例えばBGMなどの音楽の再生を停止することなく、また他のデータ情報の読み出しを遅延させることなく、情報記録媒体からのストリーム再生とデータ情報の読み出しとを行うことができる。
また、再生部において第1音声情報の再生が完了する時刻e、再生部が第1音声情報の再生が完了する前に読出部がデータ情報の読み出しをしているか否かを判定する時刻t、読出部が第2音声情報の読み出しを開始してから第2音声情報の読み出しを完了するまでの時間rにおいて、
t+r≦e
の関係が成立するように、再生部は、第1音声情報の再生が完了する前に読出部がデータ情報の読み出しをしているか否かを判定し、この判定の結果に基づいて第1音声情報または第2音声情報を再生することができる。
この結果、再生部は、第1音声情報又は第2音声情報のどちらを第1音声情報の再生終了後に再生するかを第1音声情報の再生終了前に判定し、この判定結果に基づいて第1音声情報又は第2音声情報を再生する準備を完了することができる。すなわち、音声再生装置は、データ情報の読み出しにより、例えばBGMなどの再生処理を停止することなく再生することができる。そして、再生処理によるデータ情報の読み出しの遅延が発生することもない。
また、処理部は読出部にデータ情報を読み出す要求を行い、再生部は読出部に第1音声情報又は第2音声情報を読み出す要求を行ってもよい。
そして、読出部は、処理部からデータ情報を読み出す要求を受け付けてこの要求の内容に基づいてデータ情報を読み出し、あるいは、再生部から第1音声情報又は第2音声情報を読み出す要求を受け付けてこの要求の内容に基づいて第1音声情報又は第2音声情報を読み出してもよい。
この結果、読出部は、処理部又は再生部から要求された内容に基づいた読み出しを行う。すなわち、読出部は、処理部又は再生部からデータを読み出す要求を受け付けない限り読み出しを行うことはない。そのため、データ情報の読み出しにより第1音声情報の再度の再生を行う頻度を抑えることができる。
また、第1音声情報は、第1音声断片情報、第2音声断片情報、第3音声断片情報、第4音声断片情報、第5音声断片情報を含み、再生部は次の条件に従って第1音声情報を再生することができる。
すなわち、再生部は、第1音声情報の再生を第1音声断片情報から開始し、
第2音声断片情報を第1音声断片情報又は第4音声断片情報に次いで再生し、
第3音声断片情報を第2音声断片情報に次いで再生し、
第4音声断片情報を第5音声断片情報に次いで再生し、
第5音声断片情報を第2音声断片情報に次いで再生する。
そして、第2音声断片情報に次いで第5音声断片情報を再生するのは、第1音声情報の再度の再生を行う場合である。
例えば、第1音声情報は、音楽の1つの楽節の冒頭部分として第1音声断片情報及び第4音声断片情報の2パターンを含み、1つの楽節の終端部分として第3音声断片情報及び第5音声断片情報の2パターンを含み、その他の中間の共通部分として第2音声断片情報の1パターンを含むように構成される。
この結果、音声再生装置は、例えばBGMなどの音楽の再生を停止することなく、また他のデータ情報の読み出しを遅延させることなく、情報記録媒体からのストリーム再生とデータ情報の読み出しとを行うことができる。さらに、第1音声情報を繰り返し再生を行うときに前後の繋がりが音楽的にスムーズになるような第4音声断片情報及び第5音声断片情報を用いて、音楽的に不自然な繋がりになることなく再生することができる。
また、第1音声情報は、第1音声断片情報、第2音声断片情報、第3音声断片情報、第4音声断片情報、第5音声断片情報を含み、
再生部は、第1音声情報の再生を第1音声断片情報から第1の音量で開始し、
第2音声断片情報を、第1音声断片情報又は第4音声断片情報に次いで第2の音量で再生し、
第3音声断片情報を、第1音声情報の再度の再生の場合第1の音量より小さい第3の音量で、そうでない場合第1の音量で第2音声断片情報に次いで再生し、
第4音声断片情報を、第1音声情報の再度の再生の場合第1の音量で、そうでない場合第3の音量で、第5音声断片情報に次いで再生し、
第5音声断片情報を、第1音声情報の再度の再生の場合第1の音量で、そうでない場合第3の音量で、第2音声断片情報に次いで再生してもよい。
そして、第2音声断片情報に次いで第1の音量で第5音声断片情報を再生するのは、第1音声情報の再度の再生を行う場合である。
また、前記第2の音量の大きさは、前記第1の音量の大きさと前記第3の音量の大きさの和であってもよい。
また、前記第3の音量の大きさはゼロであってもよい。
この結果、音声再生装置は、例えばBGMなどの音楽の再生を停止することなく、また他のデータ情報の読み出しを遅延させることなく、情報記録媒体からのストリーム再生とデータ情報の読み出しとを行うことができる。さらに、第1音声情報を繰り返し再生を行うときに前後の繋がりが音楽的にスムーズになるような第4音声断片情報及び第5音声断片情報を用いて、音量を調整するだけで、音楽的に不自然な繋がりになることなく再生することができる。
本発明のその他の観点に係る音声再生方法は、読出ステップと処理ステップと再生ステップとを備える。
読出ステップは、第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、第1音声情報、第2音声情報、データ情報を読み出す。
処理ステップは、読出ステップにより読み出されたデータ情報を用いて所定の処理を行う。
再生ステップは、読出ステップにより読み出された第1音声情報と第2音声情報とを再生する。
また、(a)再生ステップは、読み出された第1音声情報の再生を開始する。
さらに、(b)再生ステップが第1音声情報の再生が完了する前であって、読出ステップがデータ情報の読み出しをしていない場合、読出ステップは第2音声情報を読み出し、再生ステップは、第1音声情報の再生が完了すると、読み出しステップにより読み出された第2音声情報の再生を開始する。
一方、(c)再生ステップが第1音声情報の再生が完了する前であって、読出ステップがデータ情報の読み出しをしている場合、再生ステップは、第1音声情報の再生が完了すると、再度第1音声情報の再生を開始する。
この結果、例えばBGMなどの音楽の再生を停止することなく、また他のデータ情報の読み出しを遅延させることなく、情報記録媒体からのストリーム再生とデータ情報の読み出しとを行うことができる。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、読出部と処理部と再生部として機能させる。
読出部は、第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、第1音声情報、第2音声情報、データ情報を読み出す。
処理部は、読出部により読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う。
再生部は、読出部により読み出された第1音声情報と第2音声情報とを再生する。
また、(a)再生部は、読出部により読み出された第1音声情報の再生を開始する。
さらに、(b)再生部が第1音声情報の再生が完了する前であって、読出部がデータ情報の読み出しをしていない場合、読出部は第2音声情報を読み出し、再生部は、第1音声情報の再生が完了すると、読出部により読み出された第2音声情報の再生を開始する。
一方、(c)再生部が第1音声情報の再生が完了する前であって、読出部がデータ情報の読み出しをしている場合、再生部は、第1音声情報の再生が完了すると、再度第1音声情報の再生を開始する。
本発明のその他の観点に係る情報記憶媒体は、
プログラムと、第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体であって、情報記録媒体は、コンピュータを、上記の音声再生装置として機能させる上記のプログラムを記憶する。
この結果、コンピュータを、例えばBGMなどの音楽の再生を停止することなく、また他のデータ情報の読み出しを遅延させることなく、情報記録媒体からのストリーム再生とデータ情報の読み出しとを行うように機能させることができる。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、情報記録媒体に格納された音楽データのストリーム再生を停止することなく同一の情報記録媒体からデータ読み出しを行うために好適な音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体を提供することができる。
(実施例1)
以下に本発明の実施例を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム用の情報処理装置を利用して本発明が実現される実施例を説明するが、以下に説明する実施例は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、プログラムを実行することにより、本発明の音声再生装置の機能を果たす典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェイス104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、画像処理部107と、DVD−ROMドライブ108と、NIC(Network Interface Card)109と、音声処理部110と、を備える。
ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ108に装着して、情報処理装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施例の音声再生装置200が実現される。
CPU 101は、情報処理装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。また、CPU 101は、レジスタ(図示せず)という高速アクセスが可能な記憶域に対してALU(Arithmetic Logic Unit)(図示せず)を用いて加減乗除等の算術演算や、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算などを行うことができる。さらに、マルチメディア処理対応のための加減乗除等の飽和演算や、三角関数等、ベクトル演算などを高速に行えるように、CPU 101自身が構成されているものや、コプロセッサを備えて実現するものがある。
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、情報処理装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。また、CPU 101は、RAM 103に変数領域を設け、当該変数に格納された値に対して直接ALUを作用させて演算を行ったり、RAM 103に格納された値を一旦レジスタに格納してからレジスタに対して演算を行い、演算結果をメモリに書き戻す、などの処理を行う。
インターフェイス104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザが麻雀ゲームやトランプゲームなどのゲーム実行の際に行う操作入力を受け付ける。
インターフェイス104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、麻雀ゲーム等のプレイ状況(過去の成績等)を示すデータ、ゲームの進行状態を示すデータ、ネットワーク対戦の場合のチャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ108は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部107は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部107が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部107が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部107に接続されるモニタ(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やアルファブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを所定の視線の方向へ俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。
また、麻雀ゲームの牌の画像やトランプゲームのカードの画像などの情報をDVD−ROMに用意しておき、これをフレームメモリに展開することによって、現在の手牌や手札を画面に表示することができるようになる。
NIC 109は、情報処理装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
音声処理部110は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカから出力させる。
音声処理部110では、DVD−ROMに記録された音声データがMIDIデータである場合には、これが有する音源データを参照して、MIDIデータをPCMデータに変換する。また、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)形式やOgg Vorbis形式等の圧縮済音声データである場合には、これを展開してPCMデータに変換する。PCMデータは、そのサンプリング周波数に応じたタイミングでD/A(Digital/Analog)変換を行って、スピーカに出力することにより、音声出力が可能となる。
このほか、情報処理装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
図2は、本実施例の音声再生装置200の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
音声再生装置200は、読出部201と、処理部202と、再生部203とを備える。
読出部201は、情報記録媒体1に記録された音声情報またはデータ情報を読み出す。
ここで、音声情報とは、ゲームの進行中に再生するBGMなどの音楽データ、効果音、ゲーム上のキャラクターが発声(あるいは発音)する音声データなどである。この音声情報を記録するフォーマットには、例えば無圧縮のPCM形式や、圧縮されたADPCM形式などがあるが、本発明によって限定されるものではない。
また、データ情報とは、ゲームを実行するためのプログラム、ゲーム上のキャラクターなどの静止画像データ、動画像データなどである。例えば静止画像データを記録するフォーマットにはビットマップ形式やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などがあり、動画像データを記録するフォーマットにはMPEG−1(Moving Picture Experts Group phase 1)、MPEG−2、H.264などがあるが、本発明によって限定されるものではない。
読出部201は、データ情報を読み出す要求を処理部202から受け付けて、対応するデータ情報を情報記録媒体1から読み出し、読み出したデータ情報を処理部202に入力する。あるいは、読出部201は、音声情報を読み出す要求を再生部203から受け付けて、対応する音声情報を情報記録媒体1から読み出し、読み出した音声情報を再生部203に入力する。
なお、CPU 101が音声処理部110と共働して動作することによって、読出部201として機能する。
処理部202は、読出部201にデータ情報を読み出す要求を行い、対応するデータ情報を読出部201から受け取って所定の処理を行う。例えば、処理部202は、ゲームの進行に必要なプログラムや画像データ等を情報記録媒体1から読み出す要求を読出部201に行い、対応するプログラムや画像データ等のデータ情報を取得する。処理部202は、取得したプログラムや画像データ等をRAM 103あるいは画像処理部107が備えるフレームメモリに展開して一時記憶する。そして、処理部202はRAM 103に一時記憶したプログラムを実行する。あるいは、フレームメモリに一時記憶した画像データ等は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部107に接続されるモニタへ出力される。
なお、CPU 101がRAM 103、画像処理部107と共働して動作することによって、処理部202として機能する。
再生部203は、読出部201に音声情報を読み出す要求を行い、対応する音声情報を読出部201から受け取って、音声情報を再生する処理を行う。例えば、再生部203は、ゲームのBGM、効果音、キャラクターの発声音などの音声情報を情報記録媒体1から読み出す要求を読出部201に行い、対応する音声情報を取得して再生する。
例えば、他の音声と比較して再生時間が長いBGMなどを、情報記録媒体1からストリーム再生する場合、まず再生部203は、対応する音声データの一部分(例えば、1楽節分)である第1音声情報を情報記録媒体1から読み出す要求を読出部201に行う。再生部203は、読出部201から第1音声情報を取得してRAM 103上の記憶領域の一部であるストリームバッファ204に一時記憶する。そして、再生部203はストリームバッファ204に一時記憶した第1音声情報を再生する。なお、後述するように本実施形態では、再生部203は、再生する音声情報をストリームバッファ204に記憶して、ストリームバッファ204に記憶された音声情報を再生する。また、再生部203は、この第1音声情報の再生が終了するまでに、次の再生対象である第2音声情報を情報記録媒体1から読み出す要求を読出部201に行い、読出部201から第2音声情報を取得してRAM 103上の記憶領域の一部である次データバッファ205に一時記憶する。そして、再生部203は、第1音声情報の再生が終了すると、次データバッファ205に一時記憶した第2音声情報をストリームバッファ204に転写し、引き続き第2音声情報を再生する。このような処理を繰り返し行うことによって、再生部203は情報記録媒体1から音声情報のストリーム再生を行う。
あるいは、再生する音声情報がストリームバッファ204に一度に格納できる大きさの場合、再生部203は、音声情報を情報記録媒体1から読み出す要求を読出部201に行い、読出部201からその音声情報のすべてを取得してストリームバッファ204に一時記憶し、この音声情報の再生を行ってもよい。
また、再生部203は、情報記録媒体1やROM 102等に予め記録された音楽再生用のプログラムを読み出して実行することにより任意の音声情報の再生を行う。
なお、CPU 101がRAM 103及び音声処理部110と共働して動作することによって、再生部203として機能する。
次に、再生部203が実行する再生処理について、図3と図4を用いて説明する。
図3(a)は、再生部203が再生する楽曲等の音声情報の構成を説明する図である。このように、音声情報は、再生する順に第1音声情報と第2音声情報とを含む。さらに、音声情報は、第2音声情報の後に第N音声情報(Nは1以上の整数)までのN個が連続していてもよい。再生部203が本図のような音声情報から構成される楽曲等をストリーム再生する場合、再生部203は、まず第1音声情報を取得して再生し、次に第2音声情報を取得して再生する。例えば、これらの音声情報は、楽曲の楽節ごとに予め作成される。ただし、音声情報はこれに限定されるものではない。
図3(b)は、再生部203からの音声情報の読み出し要求により読出部201が行う処理時間と、処理部202からのデータ情報の読み出し要求により読出部201が行う処理時間と、再生する音声情報との時系列的な関係の例を示す図である。
図4は、本実施例の再生部203が実行する再生処理を説明するフローチャートである。なお、音声情報は、第1音声情報、第2音声情報等のようにN個から構成されるものとする。
まず、再生部203は、第1音声情報を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS401)。例えば、処理部202が所定のゲーム用プログラムを実行中に、あるBGM、効果音、発声音などを再生する場面になると、再生部203は、対応する第1音声情報を情報記録媒体1(例えば、DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROMなど)から取得する要求を読出部201に行う。
読出部201は、再生部203から第1音声情報の読み出し要求を受け付けると、第1音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、第1音声情報を取得してストリームバッファ204に記憶する(ステップS402)。
再生部203は、ストリームバッファ204に記憶された第1音声情報の再生を開始する(ステップS403)。例えば、図3(b)に示すように、時刻T1に第1音声情報の再生を開始する。
次に、再生部203は、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われているか否かを判定する(ステップS404)。例えば、図3(b)に示すように、第1音声情報の再生を開始した時刻T1から、第1音声情報の再生を終了する時刻T4までの間の所定の時刻T3に、再生部203はこの判定を行う。なお、この所定の時刻については後述する。
例えば、読出部201は、読出部201のステータスを表すフラグをRAM 103に記憶する。読出部201は、(1)処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しを行っている状態を表す値、(2)再生部203からの要求による音声情報の読み出しを行っている状態を表す値、(3)いずれの読み出しも行っていない状態を表す値、をこのフラグに設定する。そして、再生部203は、このフラグの値に基づいて、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われているか否かを判定する。
処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われている場合(ステップS404;YES)、再生部203は、第1音声情報の再生を、第1音声情報の終端まで続行する(ステップS405;NO)。第1音声情報の終端まで到達すると(ステップS405;YES)、再生部203は、再び第1音声情報の再生を開始する(ステップS406)。再生部203は、ステップS404に戻って再生処理を続行する。
つまり、再生部203は、次の音声情報を読み出す要求を行わず、再び同じ音声情報の再生を行う。このとき、読出部201は処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しを引き続き行うため、データ情報の読み出しの遅延は発生しない。また、再生部203は引き続き第1音声情報の再生を行うため、BGM等の再生は停止されず、音声によるゲームの演出が停止することはない。
例えば、図3(b)に示すように、時刻T2から時刻T7にかけて、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われているとする。このとき、再生部203は、時刻T3に処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていると判定し、第1音声情報の再生が時刻T4に終了すると、時刻T4から再び第1音声情報の再生を開始する。
一方、ステップS404で、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていない場合(ステップS404;NO)、再生部203は、現在再生している音声情報が最後の第N音声情報であるか否かを判定する(ステップS407)。すなわち、再生部203は、再生している楽曲等が再生順に第1音声情報から第N音声情報までのN個の音声情報から構成され、現在第N音声情報を再生中の場合、現在再生している第N音声情報が最後の音声情報であると判定する。
現在再生している音声情報が最後の第N音声情報である場合(ステップS407;YES)、再生部203は、現在再生している音声情報の終了まで再生を続行し(ステップS408;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS408;YES)、再生部203は再生処理を終了する。
一方、現在再生している音声情報が最後の音声情報ではない場合(ステップS407;NO)、再生部203は、現在再生している音声情報に続く次の音声情報(例えば、現在第1音声情報を再生しているときは第2音声情報)を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS409)。
読出部201は、再生部203から次の音声情報の読み出し要求を受け付けると、次の音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、読出部201により読み出された次の音声情報を取得してRAM 103上の次データバッファ205に一時記憶する(ステップS410)。
再生部203は、現在再生している音声情報の終了まで再生を続行し(ステップS411;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS411;YES)、次データバッファ205に一時記憶された次の音声情報を、ストリームバッファ204に転写する(ステップS412)。
そして、再生部203は、次の音声情報の再生を開始する(ステップS413)。再生部203は、ステップS404に戻って再生処理を続行する。
例えば、図3(b)に示すように、時刻T6に第1音声情報の再生を開始したとする。再生部203は、所定の時刻T8にステップS404の判定を行う。本図の場合、時刻T8では処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しは行われていないため、再生部203は次の第2音声情報の読み出しを要求する。読出部201は、時刻T8から時刻T9にかけて第2音声情報を読み出して、読み出した第2音声情報を再生部203に入力し、再生部203は取得した第2音声情報を次データバッファ205に一時記憶する。そして、時刻T10に第1音声情報の再生が終了すると、再生部203は第2音声情報を次データバッファ205からストリームバッファ204に転写して新たに第2音声情報の再生を開始する。
ここで、ステップS404の判定を行う時刻tは、再生部203が第1音声情報の再生を完了する時刻eと、再生部203が第2音声情報を要求してから第2音声情報の読み出しが完了するまでの時間rとを用いて、
t+r≦e ・・・[式1]
の関係を満たす。
すなわち、図3(b)の場合、ステップS404の判定を行う時刻t=T8は、再生部203が第1音声情報の再生を完了する時刻e=T10と、再生部203が第2音声情報を要求してから第2音声情報の読み出しが完了するまでの時間r=(T9−T8)とを用いて、
T8+(T9−T8)≦T10 ・・・[式2]
である。
言い換えれば、再生部203が処理部202によるデータ情報の読み出しが行われているか否かを判定するタイミングは、第1音声情報の再生が完了するタイミングよりも、第2音声情報の読み出しを要求してから第2音声情報をストリームバッファ204に記憶して第2音声情報の再生の準備が終わるまでの時間r以上前である。
なお、ステップS404の判定を行う時刻T8は、例えば、任意の音声情報の読み出しを読出部201に要求してからストリームバッファ204に正常に記憶されるまでの時間を予め測定し、これに基づいて所定のタイミングを求めて決定されればよい。時刻T3、T5についても同様である。
このように、本実施例によれば、音声再生装置200は、音声情報の再生を停止させず、且つ、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しの遅延を発生させることがない。
(実施例2)
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例は、上述の実施例に加えて、ユーザに音楽的な違和感を起こさせることなく音声情報の繰り返し再生を行うことができる構成を含むものである。以下、詳述する。
図5(a)は、再生部203が再生する音声情報の構成を説明する図であり、上述した実施例と同様である。
図5(b)は、図5(a)に示す第1音声情報の構成をさらに細かく説明する図である。第1音声情報は、第1音声断片情報と、第2音声断片情報と、第3音声断片情報と、第4音声断片情報と、第5音声断片情報とから構成される。なお、第2音声情報等の他の音声情報も同様の構成である。
例えば、第1音声情報等の音声情報は、楽曲の楽節ごとに予め作成されている。第1音声情報は、1つの楽節の冒頭部分として第1音声断片情報及び第4音声断片情報の2パターンを含み、1つの楽節の終端部分として第3音声断片情報及び第5音声断片情報の2パターンを含み、1つの楽節のその他の部分(中間の共通部分)として第2音声断片情報の1パターンを含む。第1音声断片情報と第4音声断片情報の通常の再生速度における再生時間は同一である。また、第3音声断片情報と第5音声断片情報の通常の再生速度における再生時間は同一である。
第4音声断片情報は、再生部203により第1音声情報がn(nは2以上の整数)回連続して再生される場合、第1音声情報のm(mは2以上n以下の整数)回目の再生時に、第1音声断片情報の代わりに再生される。
また、第5音声断片情報は、再生部203により第1音声情報がn回連続して再生される場合、第1音声情報のm−1回目の再生時に、第3音声断片情報の代わりに再生される。
これにより、第1音声情報のm回目の再生時の冒頭部分と、第1音声情報のm−1回目の再生時の終端部分とが楽曲としてスムーズに繋がるようになる。
図6は、第1乃至第5音声断片情報の再生順を説明する図である。再生部203は第1音声情報の第1音声断片情報から再生を開始し、次に第2音声断片情報を再生する。そして、再生部203は第1音声情報の再度の再生を行わない場合、次に第3音声断片情報の再生を行って第1音声情報の再生を終了する。以下、この順に再生することを「通常再生」と呼ぶ。
また、再生部203は第1音声情報の再度の再生を行う場合、第2音声断片情報の次に第5音声断片情報、第4音声断片情報、第2音声断片情報の順に再生を行う。以下、この順に再生することを「繰り返し再生」と呼ぶ。
なお、本実施例では、再生部203は、第1音声断片情報の再生時には第4音声断片情報の再生は行わず、第3音声断片情報の再生時には第5音声断片情報の再生は行わない。
次に、本実施例の再生部203が実行する再生処理について説明する。
図7は、再生部203からの音声情報の読み出し要求により読出部201が行う処理時間と、処理部202からのデータ情報の読み出し要求により読出部201が行う処理時間と、再生する音声情報との時系列的な関係の例を示す図である。本図の場合、時刻T24から時刻T31にかけて処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われている。
図8、図9及び図10は、本実施例の再生部203が実行する再生処理を説明するフローチャートである。
まず、再生部203は、第1音声情報を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS801)。例えば、処理部202が所定のゲーム用プログラムを実行中に、あるBGM、効果音、発声音などを再生する場面になると、再生部203は、対応する第1音声情報を情報記録媒体1(例えば、DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROMなど)から取得する要求を読出部201に行う。
読出部201は、再生部203から第1音声情報の読み出し要求を受け付けると、第1音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、読み出された第1音声情報を取得してストリームバッファ204と次データバッファ205に記憶する(ステップS802)。本実施例では、再生部203は、第1音声断片情報、第2音声断片情報及び第3音声断片情報をストリームバッファ204に、第4音声断片情報と第5音声断片情報を次データバッファ205に記憶する。そして、後述するように、再生部203は、第4音声断片情報を再生する前に、ストリームバッファ204上の第1音声断片情報を次データバッファ205に退避させ、次データバッファ205上の第4音声断片情報をストリームバッファ204に転写する。また、同様に、再生部203は、第5音声断片情報を再生する前に、ストリームバッファ204上の第3音声断片情報を次データバッファ205に退避させ、次データバッファ205上の第5音声断片情報をストリームバッファ204に転写する。
再生部203は、ストリームバッファ204に記憶された第1音声情報の再生を開始する(ステップS803)。例えば、図7に示すように、時刻T21に第1音声断片情報の再生を開始する。
再生部203は、現在再生している第1音声断片情報の終了まで再生を続行し(ステップS804;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS804;YES)、第2音声断片情報の再生を開始する(ステップS805)。
次に、再生部203は、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われているか否かを判定する(ステップS806)。例えば、図7に示すように、第2音声断片情報の再生を開始した時刻T22から、第2音声断片情報の再生を終了する時刻T25までの間の所定の時刻T23に、再生部203はこの判定を行う。
なお、この判定を行うタイミングは、上述した実施例と同様に、[式1]を満たすものであればよい。
処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われている場合(ステップS806;YES)、再生部203は、第3音声断片情報を次データバッファ205に退避し、代わりに第5音声断片情報をストリームバッファ204に転写する(ステップS901)。
同様に、再生部203は、第1音声断片情報を次データバッファ205に退避し、代わりに第4音声断片情報をストリームバッファ204に転写する(ステップS902)。
再生部203は、第2音声断片情報の再生を、第2音声断片情報の終端まで続行する(ステップS903;NO)。第2音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS903;YES)、再生部203は、第5音声断片情報の再生を開始する(ステップS904)。なお、ステップS901の処理は、ステップS806で処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていると判定された後で、且つ、ステップS903で再生部203による再生が第2音声断片情報の終端まで到達する前、のタイミングで行われ終了していればよい。
再生部203は、第5音声断片情報の終了まで再生を続行し(ステップS905;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS905;YES)、第4音声断片情報の再生を開始する(ステップS906)。なお、ステップS902の処理は、ステップS806で処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていると判定された後で、且つ、ステップS905で再生部203による再生が第5音声断片情報の終端まで到達する前、のタイミングで行われ終了していればよい。
このように、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われている場合、再生部203は、次の音声情報を読み出す要求を行わず、再び同じ音声情報の再生を行う。このとき、ステップS904で再生した第5音声断片情報と、ステップS906で再生した第4音声断片情報は、同じ第1音声情報を連続して繰り返し再生した場合に楽曲としてスムーズに繋がるように予め作成されているため、再生部203は、第1音声情報を違和感なく繰り返し再生することができる。また、前後の波形が連続的でないために発生するノイズが現れることはない。さらには、読出部201は、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しを引き続き行うため、データ情報の読み出しの遅延は発生しない。
例えば、図7に示すように、時刻T24から時刻T31にかけて、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われているとする。このとき、再生部203は、所定の時刻T23に処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていると判定し、第2音声断片情報の再生が時刻T25に終了すると、時刻T25から第5音声断片情報の再生を行い、時刻T26から第4音声断片情報の再生を行う。なお、この所定の時刻T23は、上述の実施例と同様に[式1]を満たすタイミングを求めて、この結果に基づいて決定される。時刻T28及び時刻T33も同様である。
再生部203は、第4音声断片情報の終了まで再生を続行し(ステップS907;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS907;YES)、ステップS805に戻り、第2音声断片情報の再生を開始する。
一方、ステップS806で、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていない場合(ステップS806;NO)、再生部203は、第3音声断片情報がストリームバッファ204にあるか否かを判定する(ステップS1001)。例えば、上述したステップS901で再生部203が第3音声断片情報を次データバッファ205に退避した場合、第3音声断片情報はストリームバッファ204に記憶されていない。
第3音声断片情報がストリームバッファ204にない場合(ステップS1001;NO)、再生部203は、第5音声断片情報を次データバッファ205に退避し、代わりに第3音声断片情報をストリームバッファ204に転写する(ステップS1002)。ストリームバッファ204にある場合(ステップS1001;YES)、再生部203はステップS1003の処理に進む。
次に、再生部203は、現在再生している音声情報が最後の音声情報であるか否かを判定する(ステップS1003)。例えば、再生部203は、再生している楽曲が再生順に第1音声情報から第N音声情報までのN個の音声情報から構成され、現在第N音声情報を再生中の場合、現在再生している音声情報が最後の音声情報であると判定する。
現在再生している音声情報が最後の音声情報である場合(ステップS1003;YES)、再生部203は、第2音声断片情報の再生を、第2音声断片情報の終端まで続行する(ステップS1004;NO)。第2音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1004;YES)、再生部203は、第3音声断片情報の再生を開始する(ステップS1005)。そして、再生部203は、第3音声断片情報の再生を、第3音声断片情報の終端まで続行する(ステップS1006;NO)。第3音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1006;YES)、再生部203は、再生処理を終了する。
現在再生している音声情報が最後の音声情報ではない場合(ステップS1003;NO)、再生部203は、現在再生している音声情報に続く次の音声情報(例えば、現在第1音声情報を再生しているときは第2音声情報)を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS1007)。
読出部201は、再生部203から次の音声情報の読み出し要求を受け付けると、次の音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、読出部201により読み出された次の音声情報を取得して次データバッファ205に一時記憶する(ステップS1008)。
例えば、図7の場合、再生部203は、時刻T33にステップS806の判定を行う。そして、時刻T33に処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われていないと判定し、再生部203は第2音声情報の読み出しを要求する。読出部201は、時刻T33からT35にかけて第2音声情報を読み出して、読み出した第2音声情報を再生部203に入力し、再生部203は取得した第2音声情報を次データバッファ205に記憶する。
再生部203は、第2音声断片情報の終了まで再生を続行し(ステップS1009;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS1009;YES)、第3音声断片情報の再生を開始する(ステップS1010)。例えば、図7の場合、時刻T35に第3音声断片情報の再生を開始する。
再生部203は、第3音声断片情報の終了まで再生を続行し(ステップS1011;NO)、音声情報の終端まで到達すると(ステップS1011;YES)、次データバッファ205に一時記憶された次の音声情報を、ストリームバッファ204に転写する(ステップS1012)。なお、再生部203は、次の音声情報の第1音声断片情報、第2音声断片情報及び第3音声断片情報を再生順にストリームバッファ204に転写し、他の第4音声断片情報と第5音声断片情報を次データバッファ205に一時記憶しておく。
そして、再生部203は、ステップS803に戻り、次の音声情報の第1音声断片情報の再生を開始し、上述した処理を繰り返す。
このように、音声再生装置200は、データ情報の読み出しの遅延を発生させず、且つ、BGM、効果音、発声音などの音声情報の再生を停止せずに行うことができる。さらに、音声再生装置200は、音声情報を繰り返し再生しても違和感なくスムーズに再生することができる。そして、この効果は、データ情報の読み出し時間と比較して音声情報の再生時間が長い場合、すなわち、音声情報の再生中にデータ情報の読み出しが発生する可能性が大きいBGMなどの場合に特に有効である。
なお、本実施例では、ステップS802で第1音声断片情報、第2音声断片情報及び第3音声断片情報をストリームバッファ204に、第4音声断片情報と第5音声断片情報を次データバッファ205に記憶するが、これらのすべてをストリームバッファ204に記憶してもよい。この場合、ステップS901及びステップS1002で第3音声断片情報と第5音声断片情報とを入れ替える処理と、ステップS902で第1音声断片情報と第4音声断片情報とを入れ替える処理とを省略することができる。そして、例えば、再生部203は、再生する各音声断片情報の開始アドレスを示すポインタを随時切り替えればよい。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3について説明する。なお、本実施例の音声再生装置200の概要構成は上述した実施例と同様であるため説明は省略する。
本実施例は、上述した実施例2を応用したもので、再生処理の途中で各音声断片情報をストリームバッファ204と次データバッファ205との間で入れ替える処理が不要である。また、第1音声断片情報、第2音声断片情報、第3音声断片情報の順の通常再生用の音声情報と、第4音声断片情報、第2音声断片情報、第5音声断片情報の順の繰り返し再生用の音声情報との2つをストリームバッファ204に記憶し、音量を調節することにより、通常再生と繰り返し再生とを切り換える。以下、詳述する。
図11と図12は、本実施例の再生部203が実行する再生処理を説明するフローチャートである。
まず、再生部203は、第1音声情報を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS1101)。なお、第1音声情報は、通常再生用の第1音声情報と、繰り返し再生用の第1音声情報とを含む。
読出部201は、再生部203から第1音声情報の読み出し要求を受け付けると、第1音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、第1音声情報を取得してストリームバッファ204に記憶する(ステップS1102)。本実施例では、再生部203は、通常再生用の第1音声情報と、繰り返し再生用の第1音声情報との両方をストリームバッファ204に記憶する。
再生部203は、通常音量で通常再生用の第1音声情報の再生を開始し、音量ゼロで繰り返し再生用の第1音声情報の再生を開始する(ステップS1103)。すなわち、音声処理部110に接続されたスピーカからは繰り返し再生用の第4音声断片情報の再生音は出力されないため、実施例2のように第1音声断片情報のほうだけを再生する場合と実質的に同じ効果が得られる。
次に、再生部203は、処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが読出部201により行われているか否かを判定する(ステップS1104)。
なお、この判定を行うタイミングは、上述した他の実施例と同様に、[式1]を満たすものであればよい。
処理部202からの要求によるデータ情報の読み出しが行われている場合(ステップS1104;YES)、再生部203は、第2音声断片情報の再生を、第2音声断片情報の終端まで続行する(ステップS1105;NO)。第2音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1105;YES)、再生部203は、通常再生用を音量ゼロに、繰り返し再生用を通常音量に、それぞれ変更する(ステップS1106)。すなわち、音声処理部110に接続されたスピーカからは通常再生用の第3音声断片情報の再生音は出力されないため、実施例2のように第5音声断片情報のほうだけを再生する場合と実質的に同じ効果が得られる。再生部203は、ステップS1104に戻って再生処理を続行する。
一方、データ情報の読み出しが行われていない場合(ステップS1104;NO)、現在再生している音声情報が最後の音声情報であるか否かを判定する(ステップS1201)。
最後の音声情報である場合(ステップS1201;YES)、再生部203は、通常再生用及び繰り返し再生用の音声情報の第2音声断片情報の終端まで再生を続行する(ステップS1202;NO)。第2音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1202;YES)、通常再生用を通常音量に、繰り返し再生用を音量ゼロに、それぞれ変更する(ステップS1203)。なお、ステップS1203の処理は、第2音声断片情報の再生を開始してから終了するまでの間の任意のタイミングで行ってもよいが、第2音声断片情報の終端で行うことが望ましい。また、第1音声情報の再生が1回目の場合(繰り返し再生をしていない場合)など、既に通常再生用が通常音量に、繰り返し再生用が音量ゼロになっているときは、ステップS1203の処理を省略することができる。
再生部203は、通常再生用及び繰り返し再生用の音声情報の再生を、第3及び第5音声断片情報の終端まで続行する(ステップS1204;NO)。すなわち、音声処理部110に接続されたスピーカからは繰り返し再生用の第5音声断片情報の再生音は出力されないため、実施例2のように第3音声断片情報のほうだけを再生する場合と実質的に同じ効果が得られる。第3及び第5音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1204;YES)、再生部203は再生処理を終了する。
一方、最後の音声情報ではない場合(ステップS1201;NO)、再生部203は、現在再生している音声情報に続く次の音声情報(例えば、現在第1音声情報を再生しているときは第2音声情報)を読み出す要求を読出部201に行う(ステップS1205)。
読出部201は、再生部203から次の音声情報の読み出し要求を受け付けると、次の音声情報を情報記録媒体1から読み出して再生部203に入力する。再生部203は、読出部201により読み出された次の音声情報を取得して次データバッファ205に一時記憶する(ステップS1206)。
再生部203は、通常再生用及び繰り返し再生用の音声情報の第2音声断片情報の終端まで再生を続行する(ステップS1207;NO)。第2音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1207;YES)、通常再生用を通常音量に、繰り返し再生用を音量ゼロに、それぞれ変更する(ステップS1208)。なお、ステップS1208の処理は、第2音声断片情報の再生を開始してから終了するまでの間の任意のタイミングで行ってもよいが、第2音声断片情報の終端で行うことが望ましい。また、第1音声情報の再生が1回目の場合(繰り返し再生をしていない場合)など、既に通常再生用が通常音量に、繰り返し再生用が音量ゼロになっているときは、ステップS1208の処理を省略することができる。
再生部203は、通常再生用及び繰り返し再生用の音声情報の再生を、第3及び第5音声断片情報の終端まで続行する(ステップS1209;NO)。すなわち、音声処理部110に接続されたスピーカからは繰り返し再生用の第5音声断片情報の再生音は出力されないため、実施例2のように第3音声断片情報のほうだけを再生する場合と実質的に同じ効果が得られる。
第3及び第5音声断片情報の終端まで到達すると(ステップS1209;YES)、再生部203は、次の音声情報を次データバッファ205からストリームバッファ204に転写する(ステップS1210)。再生部203は、ステップS1103に戻って再生処理を続行する。
このように、本実施例によれば、音声再生装置200は、音声情報の再生途中にストリームバッファ204と次データバッファ205との間の音声情報の入れ替えを行う必要がなく、音量を切り替えるだけでよい。そのため、音声情報を一旦読み出した後には音声情報の記憶場所を意識しないで、より簡単に再生処理を行うことができる。そして、音声再生装置200は、データ情報の読み出しの遅延を発生させず、且つ、BGM、効果音、発声音などの音声情報の再生を停止せずに行うことができる。さらに、音声再生装置200は、音声情報を繰り返し再生しても音楽的に違和感なくスムーズに再生することができる。
なお、本実施例では、通常再生用または繰り返し再生用の音声情報のどちらか一方を所定の通常音量で再生し、他方を音量ゼロで再生するが、音量ゼロの代わりに、通常音量より小さく音声再生装置200のユーザに実質的に聞こえない程度の小さい音量であってもよい。
本発明は、上述した実施例に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施例では、音声情報は再生前にストリームバッファ204に記憶されるが、例えばRAM 103上の任意の記憶領域に音声情報を記憶し、再生する音声情報の開始アドレスを示すポインタを随時切り替えることで実現するものであってもよい。
上述した実施例では、BGM、効果音、発声音などの音声情報を再生するが、音声情報のほかに、アニメーションなどの動画像データの再生など、時系列的に連続したデータを再生する場合に適用することもできる。
上述した実施例では、第1音声情報が5個の音声断片情報から構成されているが、これに限られず、例えば6個以上の音声断片情報から構成されていてもよい。また、第2音声断片情報を通常再生用と繰り返し再生用とで共通のものとしているが、別々の内容の音声断片情報としてもよい。
上述した実施例では、再生部203は情報記録媒体1に記録された音声情報をストリームバッファ204に記憶して再生しているが、所定のフォーマットやアルゴリズムに従ってエンコードされた音声情報を取得した後、デコードして再生部203が再生できる形式のデータに変換して、さらにストリームバッファ204に記憶するように構成してもよい。この場合、音声再生装置200は、読出部201により読み出されたエンコードされた音声情報を取得して、所定のフォーマットやアルゴリズムに従って復号化し、復号化されて得られる音声情報を再生部203に入力する復号部をさらに備えればよい。
上述した実施例では、読出部201は、処理部又は再生部からデータ情報又は音声情報を読み出す要求を受け付けてこの要求に基づいて読み出しを行うが、読み出す要求によらずにデータ情報又は音声情報を読み出すように構成することもできる。ただし、上述した実施例のように構成すれば、読出部は、処理部又は再生部からデータを読み出す要求を受け付けない限り読み出しを行うことはないため、データ情報の読み出しにより第1音声情報の繰り返し再生を行う頻度を抑えることができる。
例えば、音声再生装置200を音声再生装置200の全部又は一部として動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、情報記録媒体に格納された音楽データのストリーム再生を停止することなく同一の情報記録媒体からデータ読み出しを行うために好適な音声再生装置、音声再生方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体を提供することができる。
本発明の音声再生装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示す図である。 音声再生装置の構成を示す図である。 (a)は音声情報の構成を示す図である。(b)は再生部による読み出し処理と、処理部による読み出し処理と、再生する音声情報との時系列的な関係を示す図である。 再生処理を説明するフローチャートである。 (a)と(b)は音声情報の構成を示す図である。 第1乃至第5音声断片情報の再生順を説明する図である。 再生部による読み出し処理と、処理部による読み出し処理と、再生する音声情報との時系列的な関係を示す図である。 実施例2の再生処理を説明するフローチャートである。 実施例2の再生処理を説明するフローチャート(続き)である。 実施例2の再生処理を説明するフローチャート(続き)である。 実施例3の再生処理を説明するフローチャートである。 実施例3の再生処理を説明するフローチャート(続き)である。
符号の説明
1 情報記録媒体
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェイス
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 画像処理部
108 DVD−ROMドライブ
109 NIC
110 音声処理部
200 音声再生装置
201 読出部
202 処理部
203 再生部
204 ストリームバッファ
205 次データバッファ

Claims (9)

  1. 第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、当該第1音声情報、当該第2音声情報、当該データ情報を読み出す読出部、
    前記読出部により読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う処理部、
    前記読出部により読み出された当該第1音声情報と当該第2音声情報とを再生する再生部
    を備え、
    (a)前記再生部は、前記読出部により読み出された当該第1音声情報の再生を開始し、
    (b)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしていない場合、前記読出部は当該第2音声情報を読み出し、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、前記読出部により読み出された当該第2音声情報の再生を開始し、
    (c)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしている場合、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、再度当該第1音声情報の再生を開始する
    ことを特徴とする音声再生装置。
  2. 請求項1に記載の音声再生装置であって、
    前記再生部において当該第1音声情報の再生が完了する時刻e、前記再生部が当該第1音声情報の再生が完了する前に前記読出部が当該データ情報の読み出しをしているか否かを判定する時刻t、前記読出部が当該第2音声情報の読み出しを開始してから当該第2音声情報の読み出しを完了するまでの時間rにおいて、
    t+r≦e
    の関係が成立するように、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了する前に前記読出部が当該データ情報の読み出しをしているか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて当該第1音声情報または当該第2音声情報を再生する
    ことを特徴とする音声再生装置。
  3. 請求項1または2に記載の音声再生装置であって、
    前記処理部は、前記読出部に前記データ情報を読み出す要求を行い、
    前記再生部は、前記読出部に前記第1音声情報又は前記第2音声情報を読み出す要求を行い、
    前記読出部は、前記処理部から前記データ情報を読み出す要求を受け付けて当該要求の内容に基づいて前記データ情報を読み出し、前記再生部から前記第1音声情報又は前記第2音声情報を読み出す要求を受け付けて当該要求の内容に基づいて前記第1音声情報又は前記第2音声情報を読み出す
    ことを特徴とする音声再生装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の音声再生装置であって、
    当該第1音声情報は、第1音声断片情報、第2音声断片情報、第3音声断片情報、第4音声断片情報、第5音声断片情報を含み、
    前記再生部は、当該第1音声情報の再生を当該第1音声断片情報から開始し、
    当該第2音声断片情報を当該第1音声断片情報又は当該第4音声断片情報に次いで再生し、
    当該第3音声断片情報を当該第2音声断片情報に次いで再生し、
    当該第4音声断片情報を当該第5音声断片情報に次いで再生し、
    当該第5音声断片情報を当該第2音声断片情報に次いで再生し、
    当該第2音声断片情報に次いで当該第5音声断片情報を再生するのは、当該第1音声情報の再度の再生を行う場合であり、
    当該第3音声断片情報の再生を完了したとき、当該第1音声情報の再生が完了したものとする
    ことを特徴とする音声再生装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の音声再生装置であって、
    当該第1音声情報は、第1音声断片情報、第2音声断片情報、第3音声断片情報、第4音声断片情報、第5音声断片情報を含み、
    前記再生部は、当該第1音声断片情報を第1の音量で再生し、当該第4音声断片情報を当該第1の音量より小さい第2の音量で再生することにより、当該第1音声情報の再生を開始し、
    当該第2音声断片情報を、当該第1音声情報の再度の再生か否かに関わらず、当該第1音声断片情報又は当該第4音声断片情報に次いで当該第1の音量で再生し、
    当該第3音声断片情報を、当該第1音声情報の再度の再生の場合当該第2の音量で、そうでない場合当該第1の音量で、当該第2音声断片情報に次いで再生し、
    当該第4音声断片情報を、当該第1音声情報の再度の再生の場合当該第1の音量で、そうでない場合当該第2の音量で、当該第5音声断片情報に次いで再生し、
    当該第5音声断片情報を、当該第1音声情報の再度の再生の場合当該第1の音量で、そうでない場合当該第2の音量で当該第2音声断片情報に次いで再生し、
    当該第2音声断片情報に次いで当該第1の音量で第5音声断片情報を再生するのは、当該第1音声情報の再度の再生を行う場合であり、
    当該第3音声断片情報の再生を完了したとき、当該第1音声情報の再生が完了したものとする
    ことを特徴とする音声再生装置。
  6. 請求項に記載の音声再生装置であって、
    前記第2の音量の大きさはゼロであること
    を特徴とする音声再生装置。
  7. 第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、当該第1音声情報、当該第2音声情報又は当該データ情報を読み出す読出ステップ、
    前記読出ステップにより読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う処理ステップ、
    前記読出ステップにより読み出された当該第1音声情報と当該第2音声情報とを再生する再生ステップ
    を備え、
    (a)前記再生ステップは、前記読出ステップにより読み出された当該第1音声情報の再生を開始し、
    (b)前記再生ステップにおける当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出ステップが当該データ情報の読み出しをしていない場合、前記読出ステップは当該第2音声情報を読み出し、前記再生ステップは、当該第1音声情報の再生が完了すると、前記読み出しステップにより読み出された当該第2音声情報の再生を開始し、
    (c)前記再生ステップにおける当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出ステップが当該データ情報の読み出しをしている場合、前記再生ステップは、当該第1音声情報の再生が完了すると、再度当該第1音声情報の再生を開始する
    ことを特徴とする音声再生方法。
  8. コンピュータを、
    第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録した情報記録媒体から、当該第1音声情報、当該第2音声情報又は当該データ情報を読み出す読出部、
    前記読出部により読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う処理部、
    前記読出部により読み出された当該第1音声情報と当該第2音声情報とを再生する再生部
    として機能させ、
    (a)前記再生部は、前記読出部により読み出された当該第1音声情報の再生を開始し、
    (b)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしていない場合、前記読出部は当該第2音声情報を読み出し、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、前記読出部により読み出された当該第2音声情報の再生を開始し、
    (c)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしている場合、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、再度当該第1音声情報の再生を開始する
    ことを特徴とするプログラム。
  9. プログラムと、第1音声情報と、第2音声情報と、データ情報と、を記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体であって、
    当該プログラムは、当該コンピュータを、
    当該情報記録媒体から、当該第1音声情報、当該第2音声情報又はデータ情報を読み出す読出部、
    前記読出部により読み出された当該データ情報を用いて所定の処理を行う処理部、
    前記読出部により読み出された当該第1音声情報と当該第2音声情報とを再生する再生部
    として機能させ、
    (a)前記再生部は、前記読出部により読み出された当該第1音声情報の再生を開始し、
    (b)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしていない場合、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、前記読出部により読み出された当該第2音声情報の再生を開始し、
    (c)前記再生部による当該第1音声情報の再生が完了する前、前記読出部が当該データ情報の読み出しをしている場合、前記再生部は、当該第1音声情報の再生が完了すると、再度当該第1音声情報の再生を開始する
    ように機能させることを特徴とする情報記録媒体。
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