JP4151840B2 - 非水電解液電池 - Google Patents

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Description

本発明は、非水電解液電池に関する。
筒形の非水電池には、メモリーバックアップなどの高容量ではあるが軽負荷用のボビンタイプの電池と、カメラの電源など重負荷対応の捲回式電池とが広く知られている。前者のボビンタイプの電池は、CRやER電池が製品化されているが、構造が簡単で低コストでの製造が可能であり、多くの活物質を充填することができる反面、電極面積が小さく負荷特性に劣ることから、大きな電流での放電を行おうとすると、容量が低下する不利がある。
後者の重負荷特性の捲回式電池は、CRやBRの構成で製品化されている。この種の電池は、薄い長尺の電極を捲回してなる渦巻電極体を電池要素とするため、大きな電極面積を確保でき、大電流で放電しても大きな容量を取り出すことができる。但し、電池特性向上に直接的に寄与しないセパレータや集電体を電極体内に多く備えるため、活物質の充填量が低くならざるを得ず、電池容量が低下することは避けられない。また、大電流が取り出せる反面、短絡等の異常が起こった場合には発熱が激しく、発火の危険性があり、種々の安全対策が必要で、電池構造が複雑で製造コストの上昇を招く不利もある。
最近の応用機器の多様化により、メモリーバックアップなどの軽負荷用途、カメラ用などの重負荷用途だけでなく、データの発信、受信など中負荷での用途が増加しつつあり、中負荷で特徴を発揮する電池の開発が要望されていた。そこで特許文献1および2には、厚い電極を数回巻いた電極捲回体を電池要素とする電池が提案されている。かかる電極捲回体を電池要素とする電池によれば、厚い電極を用いることで、従来の重負荷特性の電池に比べて、セパレータや集電体などの使用量を減らして活物質の充填性の向上を図ることができ、従って高容量な電池を得ることができる。また、極端な大電流を流せなくすることで、安全性、信頼性に優れ、中負荷特性に優れた電池を得ることができる。
特開平6−267583号公報(段落番号0017、図1、図3) 特開平9−190836号公報(段落番号0019、図1)
但し、特許文献1および特許文献2に記載の電池の正極は、ニッケル発泡体からなる集電体の空隙に活物質合剤を充填してなる形態を採るため、可撓性や柔軟性に劣る。このため正極の厚み寸法を、例えば0.7mm以上と大きくすると、捲回時に正極にクラックができたり、活物質が脱落することが避けられず、導電不良や短絡を引き起こすおそれがある。
薄い長尺の電極を捲回してなる渦巻電極体を電池要素とする電池においては、集電網に活物質合剤を圧着したり、金属箔に活物質合剤を塗布するなどして正極を作成している。しかし、かかる正極形態においても、正極の厚み寸法を大きくしていくと、捲回時に正極にクラックができたり、活物質が脱落することが避けられない。
本発明の目的は、厚み寸法が大きく且つ短いシート状の正極を、負極およびセパレータとともに捲回してなる電極捲回体を電池要素とする非水電解液電池において、捲回時に正極にクラックができたり、活物質が脱落することを抑えて、導電不良や短絡などの発生を確実に防止し、以て中負荷特性に優れた非水電解液電池の安全性、信頼性を向上することにある。
本発明は、図2に示すごとく、上方開口部を有する有底円筒状の外装缶2内に、シート状の正極3と負極4とをセパレータ5を介して捲回してなる電極捲回体6と、非水電解液とを収容してなる円筒形の非水電解液電池を対象とする。図1に示すごとく、電極捲回体6は、正極3の捲回始端部Sと捲回末端部Eとで規定される捲回数が1.0周以上、4.0周以下となるように正負極3・4およびセパレータ5を捲回してなるものであって、全体として略円柱形状に成形されている。正極3は、正極合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シート20・21と、これら正極シート20・21の間に介在された集電体22とからなる。そして、正極シート20・21が、下記のようにして作製されたものであることを特徴とするものである。
〈正極シート〉
正極活物質と、導電助剤と、バインダとしてのポリ4フッ化エチレンとを含む正極合剤に対して圧延処理を施して、これをシート化する予備圧延工程と、予備圧延工程で得られたシート物を乾燥させる乾燥工程と、乾燥工程を経たシート物を、平均粒径1mm以下に粉砕する粉砕工程と、粉砕工程で得られた粉砕物を再圧延して、0.7mm以上、2mm以下の厚み寸法にシート化する本圧延工程とを経て作製された正極シート。
粉砕工程後のポリ4フッ化エチレンの繊維長は、平均で30μm以上、150μm以下であることが好ましい。
また本発明は、図2に示すごとく上方開口部を有する有底円筒状の外装缶2内に、シート状の正極3と負極4とをセパレータ5を介して捲回してなる電極捲回体6と、非水電解液とを収容してなる円筒形の非水電解液電池を対象とする。図1に示すごとく、電極捲回体6は、正極3の捲回始端部Sと捲回末端部Eとで規定される捲回数が1.0周以上、4.0周以下となるように正負極3.4およびセパレータ5を捲回してなるものであって、全体として略円柱形状に成形されている。正極3は、正極合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シート20・21と、これら正極シート20・21の間に介在された集電体22とからなる。そして、正極シート20・21が、下記のようにして作製されたものであることを特徴とする。
〈正極シート〉
正極活物質と、導電助剤と、バインダとしてのポリ4フッ化エチレンとを含む正極合剤に対して圧延処理を施して、これをシート化する予備圧延工程と、予備圧延工程で得られたシート物を乾燥させる乾燥工程と、乾燥工程を経たシート物を粉砕する粉砕工程と、粉砕工程で得られた粉砕物を再圧延して、シート化する本圧延工程とを経て作製された正極シート20であって、ポリ4フッ化エチレンの繊維長が、平均で30〜150μmである正極シート。
本発明においては、図1および図3(c)に示すごとく、正極活物質合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シート20・21と、これら正極シート20・21の間に介在された集電体22とで正極3を構成したので、従来形態のニッケル発泡体からなる集電体の空隙に活物質合剤が充填された一枚物の正極などと比べて、正極3の可撓性や柔軟性を良好に担保できる。すなわち、正極3を独立別個の2枚の正極シート20・21と集電体22とに3分割したので、一枚あたりの正極シート20・21の厚み寸法は小さくて済み、従って正極3の可撓性や柔軟性の向上が期待できる。
但し、以上のような正極構成を採った場合でも、正極シート20・21の厚み寸法を0.7mm以上と大きくしていくと、捲回時における活物質合剤の脱落ないし剥離やクラックの発生などを起こしやすくなるため、いっそうの柔軟性の向上が求められる。正極シート20・21の柔軟性は、シート内部に存するバインダであるポリ4フッ化エチレン(PTFE)を繊維化することが重要な要因である。また、放電容量等の各種電気特性の向上を図るためには、正極シート20・21の高密度化が重要な要因となる。
そこで本発明者は、本圧延に先立って、予備圧延、乾燥および粉砕処理を施せば、上記2点の要因を同時に満たすことができることを見い出して本発明を完成するに至った。すなわち、シート作製時に合剤に水分を含んでいると、密度が上がり難いことから、本圧延に先立って乾燥処理を施することで、正極シート20・21に含まれる水分量を減じて、正極シート20・21の高密度化を図ることができる。加えて、予備圧延と本圧延の2段階の圧延処理を施すことで、本圧延後のシートの内部にまで存するPTFEを繊維化して、正極シート20・21の柔軟性を確保する。加えて、粉砕後に再圧延することで、シート内におけるPTFEの繊維の向きをランダムにできるため、得られた正極シート20・21は、縦方向にも横方向にも柔軟性に富むものとなり、従って、捲回時における活物質合剤の脱落ないし剥離やクラックの発生などを効果的に防ぐことができる。
前記粉砕工程後のポリ4フッ化エチレンの繊維長、すなわち正極シート20・21に含まれるポリ4フッ化エチレンの繊維長は、30μm以上、150μm以下の範囲にあることが好ましい。30μm未満では、バインダとしての機能が損なわれて、得られた正極シート20・21は脆く、剥がれやクラックが生じやすいものとなる。150μmを超えると、正極シート20・21の可撓性・柔軟性が不良となる。
図1ないし図3に、本発明の実施形態に係る非水電解液電池を示す。図2において、非水電解液電池1は、上方開口部を有する有底円筒状の外装缶2と、外装缶2内に装填された正極3および負極4と、外装缶2の上方開口部を封止する封口構造とからなる。正極3および負極4は、セパレータ5を介して捲回してなる電極捲回体6として、電解液とともに外装缶2内に収容されている。外装缶2は、鉄やステンレスを素材とする。
封口構造は、外装缶2の上方開口部の内周縁に固定された蓋板8と、蓋板8の中央部に開設された開口に、ゴム製の絶縁パッキン9を介して装着された端子体10と、蓋板8の下部に配置された絶縁板11とからなる。絶縁板11は、円盤状のベース部12の周縁に環状の側壁13を立設した上向きに開口する丸皿形状に形成されており、ベース部12の中央にはガス通口14が開設されている。蓋板8は、側壁13の上端部に受け止められた状態で、外装缶2の上方開口部の内周縁に、レーザ溶接若しくはパッキングを介したクリンプシールで固定されている。蓋板8もしくは外装缶2の缶底2aには薄肉部を設け、内圧が急激に上昇したときの対策としてのベントを設けることができる。正極3と端子体10の下面とは、正極リード体15で接続されており、負極端子4と外装缶2の内面とは負極リード体16で接続されている。
図1に示すごとく、電極捲回体6は、正極3の捲回始端部Sと捲回末端部Eとで規定される捲回数が、1.5周以上、4周以下となるように正・負極3・4およびセパレータ5を捲回してなるものであって、全体として略円柱形状に形成される。なお、図1には捲回数が1.6周程度の形態を示す。正極3は、同一の厚み寸法を有する2枚の正極シート20・21と、これら正極シート20・21の間に介在された集電体22とを含み、電極捲回体6の作成時においては、正極シート20・21と集電体22は、捲回始端部Sのみを固定した状態で捲回される(図3(c)参照)。
正極シート20・21は、正極活物質、導電助剤、バインダからなる正極合剤を0.7mm以上、2mm以下の厚み寸法を有するシート状に成形してなる。正極活物質としては、二酸化マンガン、コバルト酸リチウム、二硫化鉄、マンガン酸リチウム、ニッケル酸リチウム、オキシ水酸化ニッケルなどを用いる。正極3の導電助剤としては、黒鉛、カーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラックから選択される一種、または2種以上の複合物を用いることができるが、主成分としてケッチェンブラックを用いることが好ましい。本実施形態において、正極3のバインダとしては、ポリ4フッ化エチレンを用いる。
かかる正極シート20・21は、予備圧延−乾燥−粉砕−本圧延の4工程を経て作製する。すなわち、二酸化マンガンと導電助剤とポリ4フッ化エチレンとを所定の割合で配合してなる正極合剤に対して2本のロールで圧延してシート化した後、250℃以下で、残水分が2%以下になるまで乾燥させる。次いで、平均粒径が1mm以下となるまで粉砕してから、粉砕された材料に対して、再度ロールによるシート化を行って正極シート20・21を得ている。
集電体22としては、ステンレス316や、430、444などからなる平織り金網、エキスパンドメタル、ラス網、パンチングメタル、箔などを用いることができる。
負極4は、薄い板状(箔状)に形成されており、その材料としては、リチウム金属、リチウムとアルミニウムなどの合金、黒鉛などの炭素材料を挙げることができる。負極4は、図1および図3(b)に示すごとく、短尺と長尺の2枚の負極4a・4bを、貼り合わしてなるものであり、これらを正極3、セパレータ5とともに捲回して電極捲回体6を作製する。
電解液としては、溶質としてLiPF6 、LiClO4 、LiCF3 (CF3 SO22 NLiなどを0.3〜1.5M/l溶解した溶媒として、PC、ECなどの環状カルボネートにDMEなどの鎖状エーテル、ジメチルカルボネートなどの鎖状カルボネートを混合した電解液が用いられる。
セパレータ5としては、PP、PE、PET、PBT、PPSなどの不織布、微孔性フィルムなどを用いることができる。
電極捲回体は、図3に示すような手順で作製することができる。まず、図3(a)に示すごとく、セパレータ5を2つ割の巻芯25に挟んで1周巻く。次に、図3(b)に示すごとく、負極4を短尺4aのみの一層部分から巻芯25に向けて挿入して、セパレータ5とともに1周巻き込む(図3(c)参照)。続いて、図3(c)に示すごとく、正極3をセパレータ5を介して負極4上に載置して巻芯25で捲回する。正極3は、両正極シート20・21および集電体22を固定した巻始端Sの側から捲回されるようにしてあり、長尺の負極4b上にセパレータ5を介して載置された状態で捲回される。正極3の捲回始端部Sと捲回末端部Eとで規定される捲回数が1.0周以上、4周以下となるように正負極3・4およびセパレータ5を捲回する。捲回終了後は、セパレータ5が最外周を覆う形となる。セパレータ5の捲回末端部Eを固定テープで固定する。以上より、図1に示すような形態の電極捲回体6を得ることができる。巻芯25は、全体として楕円形状を呈しており、従って電極捲回体6の中心には、図1に示すごとく正負極3・4のない略楕円形状の捲回中心部Cが形成される。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、この実施例においては、CR17450型電池を例にして説明する。
《実施例1》
〈正極の製法〉 導電助剤としてのケッチェンブラックと、正極活物質としての二酸化マンガン(東ソー社製:HC−9)とをプラネタリーミキサーを用いて乾式で2分間混合したのち、バインダとしてテフロンディスパージョン(PTFE:D−1ダイキン工業社製)を水に希釈した状態で添加して、湿式で2分間混合した。プラネタリーミキサーの回転数は、200回転/分とした。このときの二酸化マンガン、ケッチェンブラック、PTFE、および水の配合比率は、以下のごとくとした。
Figure 0004151840
(シート化) 混合した配合剤を直径250mmの2本ロールを用い、ロール温度を120℃に調整し、プレス圧7トン/cm、ロール間隔0.3mm、回転速度10rpmで、ロールによる圧延、シート化を行った。ロールを通過した0.2mmの予備シートを120℃で残水分が2%以下になるまで乾燥した。次いで粉砕機を用いて、予備シートを平均粒径が1mm以下となるまで粉砕した。ここでは、10秒間粉砕処理を行った。このときのPTFEの繊維長は、8割以上が100μm以下となっていた。
粉砕された材料に対して、再度ロールによるシート化を行った。ロールの間隔は0.6±0.05mmに調整し、ロール温度は120℃、プレス圧7トン/cm、回転速度10rpmでシート化を行い、厚さが1.0mmの正極シート20・21を得た。かかる正極シート20・21を1mm間隔の径のSUS棒に巻きつけて、何φで割れるかを調べた。その結果、3φが捲回可能径であることがわかった。
以上のようにして、内周用と外周用の2枚の正極シート20・21(図1参照)を作成した。内周用の正極シート20は、幅37mm、長さ51mmに切断した。外周用の正極シート21は、幅37mm、長さ62mmに切断した。
(集電体) ステンレス316からなるラス網(日建ラス社製)を集電体22として用いた。このラス網は、幅34mm、長さ56mmに切断し、その長さ方向の中央部に、厚さ0.3mm、幅3mmのステンレスリボン製の正極リード体15を抵抗溶接により取り付けた。集電体22にカーボンペースト(日本黒鉛社製)を網の目をつぶさない程度、具体的には集電体面積につき4mg/cm2 塗布したのち、105℃±5℃の加熱温度条件で2時間以上乾燥した。
次に、図3(c)に示すごとく、2枚の正極シート20・21を、その間に集電体22を介装した状態で長さ方向の一端部のみを固定して三者を一体化した。具体的には、内・外周用の2枚の正極シート20・21は、長さ方向の一端を揃えるとともに、集電体22の端部が正極シート20・21からはみ出さないようにセットし、その状態で長さ方向の端部から3〜10mmをプレスにより圧着することで、3者を一体化した。続いて、これら正極シート20・21および集電体22を250℃±10℃で6時間熱風乾燥して正極3を得た。尚、ここで正極シート20・21と集電体22とを一体化したのは、作業上の問題であり、独立した正極シート20・21と集電体22とを、捲回時に一体化しても特性上の問題はない。
〈負極の製法〉 負極4は、幅37mm、厚さ0.3mmのリチウム箔を46mmと96mmに切断し、短尺側の箔4aの一端から10mmを除き、36mmを長尺側の箔4bと重ねて圧着した。負極リード体16は、厚さ0.1mm、幅3mmのニッケルリボンの一端をエンボス加工してなるものとし、2枚の箔の間に挟んで圧着して固定した。
〈組立方法〉 幅44mm、厚さ0.025mmのPEからなる微孔性セパレータ(旭化成社製ハイポア)を220mmに切断し、図3(a)に示すごとく2つ割の巻芯25に挟んで1周巻いた。次いで、図3(b)・(c)に示すごとく、負極4のリチウム金属箔の一重長さが10mmの方を巻芯25側にして、セパレータ5と同時に1周巻き込んだのち、正極シート20・21を固定した方を巻芯25側に載置して捲回した。捲回終了後は、セパレータ5が最外周を覆う形となり、セパレータ5の巻き終わり部を固定テープで固定した。以上より、図1に示すような電極捲回体6を得た。
ニッケルメッキした鉄缶からなる外装缶2(内径16.5mm)の底に、厚さ0.2mmのPP製絶縁板を挿入し、その上に電極捲回体6を正負極のリード体15・16が上側に向く姿勢で挿入した。負極リード体16は、外装缶2の上部内面に抵抗溶接した。正極リード体15は、絶縁板11を挿入したのち、端子体10の下面に抵抗溶接した。この時点で絶縁抵抗を測定し、短絡がないことを確認した。
電解液は、0.5M LiClO4 /(PC+DME=1:2)を、外装缶2内に3.3±0.1ml注入した。注入は3度に分け、最終工程で減圧にして全量を注入した。電解液の注入後、蓋体8を嵌合・レーザ溶接により封口した。以上により、実施例1に係る非水電解液電池を得た。
(後処理:予備放電、エージング)
封口した電池は、1Ωの抵抗で30秒間予備放電し、45℃で24時間保管した後、1Aの低電流で3分間2次予備放電を行った。予備放電後の電池を、室温で7日間エージングし、開路電圧を測定した。
《実施例2》
予備シートに対する粉砕時間を100秒としたこと以外は、実施例1と同様にして正極シートを得た。このときのPTFEの繊維長は、8割以上が50μm以下となっていた。かかる正極シート20・21を1mm間隔の径のSUS棒に巻き付けて、何φで割れるかを調べた結果、4φ以下のSUS棒で割れることがわかった。すなわち捲回可能径は4φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して実施例2に係る非水電解液電池を得た。
《比較例1》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度110℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理したこと以外は実施例1と同様にして、比較例1に係る正極シート20・21を得た。正極シート20・21に含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は8φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例1に係る非水電解液電池を得た。
《比較例2》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度120℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理したこと以外は実施例1と同様にして、比較例2に係る正極シート20・21を得た。正極シート20・21に含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は8φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例2に係る非水電解液電池を得た。
《比較例3》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度130℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理したこと以外は実施例1と同様にして、比較例3に係る正極シートを得た。正極シートに含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は7φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例3に係る非水電解液電池を得た。
《比較例4》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度120℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理したこと以外は実施例1と同様にして、比較例4に係る正極シートを得た。正極シートに含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は8φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例4に係る非水電解液電池を得た。
《比較例5》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度120℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理した。正極合剤における水分の配合比率は20%とした。これら以外は実施例1と同様にして、比較例5に係る正極シートを得た。正極シートに含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は9φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例5に係る非水電解液電池を得た。
《比較例6》
予備圧延処理および粉砕処理を施すことなく、ロール温度120℃の温度条件で正極合剤を本圧延処理した。正極合剤における水分の配合比率は20%とした。これら以外は実施例1と同様にして、比較例6に係る正極シートを得た。正極シートに含まれるPTFEの繊維長は、8割以上が200μm以上であった。捲回可能径は10φであった。得られた捲回可能径に基づいて、実施例1と同様の方法で電極捲回体6を作製し、これを外装缶2内に挿入して比較例6に係る非水電解液電池を得た。
また、これら実施例および比較例に係る非水電解液電池を20℃、5mAで2.0Vまで放電させて、放電容量値を求めた。これらの結果を表2に示す。
Figure 0004151840
表2の比較例1〜6より、一度のロール圧延だけで正極シート20・21を作製すると、PTFEの繊維長が200μm以上と大きくなって、シートの柔軟性が損なわるため、捲回可能径が7〜10mm以上となることがわかる。このように捲回可能径が大きくなると、捲回中心部Cが大きくなるため、正極シート20・21の長さ寸法を小さくせざるを得ず、正極活物質の充填量が少なくなって、放電容量の低下を招く不利がある。これに対して、予備圧延−乾燥−粉砕−本圧延の四工程を経て作製された実施例1、2に係る正極シート20・21では、PTFEの繊維長が100μmと小さく、捲回可能径も4φ以下と、良好な可撓性・柔軟性を示すことがわかる。また、放電容量も2550mAhと大きく、この点でも比較例に係る電池と比べて優れていることがわかる。
本発明の第1実施形態に係る非水電解液電池の横断平面図である。 本発明の非水電解液電池の縦断正面図である。 電極捲回体の作製方法を説明するための図である。
符号の説明
1 非水電解液電池
2 外装缶
3 正極
4 負極
5 セパレータ
6 電極捲回体
20 内周側に位置する正極シート
21 外周側に位置する正極シート
22 集電体
E 正極の捲回末端部
S 正極の捲回始端部

Claims (3)

  1. 上方開口部を有する有底円筒状の外装缶内に、シート状の正極と負極とをセパレータを介して捲回してなる電極捲回体と、非水電解液とを収容してなる円筒形の非水電解液電池であって、
    前記電極捲回体は、前記正極の捲回始端部と捲回末端部とで規定される捲回数が1.0周以上、4.0周以下となるように正負極およびセパレータを捲回してなるものであって、全体として略円柱形状に成形されており、
    前記正極は、正極合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シートと、これら正極シートの間に介在された集電体とからなるものであり、
    前記正極シートが、下記のようにして作製されたものであることを特徴とする非水電解液電池。
    〈正極シート〉
    正極活物質と、導電助剤と、バインダとしてのポリ4フッ化エチレンとを含む正極合剤に対して圧延処理を施して、これをシート化する予備圧延工程と、
    前記予備圧延工程で得られたシート物を乾燥させる乾燥工程と、
    前記乾燥工程を経たシート物を、平均粒径1mm以下に粉砕する粉砕工程と、
    前記粉砕工程で得られた粉砕物を再圧延して、0.7mm以上、2mm以下の厚み寸法にシート化する本圧延工程とを経て作製された正極シート。
  2. 前記粉砕工程後のポリ4フッ化エチレンの繊維長が、平均で30μm以上、150μm以下である請求項1記載の非水電解液電池。
  3. 上方開口部を有する有底円筒状の外装缶内に、シート状の正極と負極とをセパレータを介して捲回してなる電極捲回体と、非水電解液とを収容してなる円筒形の非水電解液電池であって、
    前記電極捲回体は、前記正極の捲回始端部と捲回末端部とで規定される捲回数が1.0周以上、4.0周以下となるように正負極およびセパレータを捲回してなるものであって、全体として略円柱形状に成形されており、
    前記正極は、正極合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シートと、これら正極シートの間に介在された集電体とからなるものであり、
    前記正極シートが、下記のようにして作製されたものであることを特徴とする非水電解液電池。
    〈正極シート〉
    正極活物質と、導電助剤と、バインダとしてのポリ4フッ化エチレンとを含む正極合剤に対して圧延処理を施して、これをシート化する予備圧延工程と、
    前記予備圧延工程で得られたシート物を乾燥させる乾燥工程と、
    前記乾燥工程を経たシート物を粉砕する粉砕工程と、
    前記粉砕工程で得られた粉砕物を再圧延して、シート化する本圧延工程とを経て作製された正極シートであって、ポリ4フッ化エチレンの繊維長が、平均で30〜150μmである正極シート。
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