JP4150747B2 - 太陽電池パネル用端子ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、外部接続用ケーブルの延出部から端子ボックス内部への水の侵入を効果的に防止して漏電の危険性をなくした太陽電池パネル用端子ボックスに関する。
太陽電池パネル用端子ボックスは屋外の風雨にさらされる環境で使用されるため、雨水が端子ボックス内部に侵入して漏電を起こす危険性がある。特に、太陽電池パネル用端子ボックスには、太陽電池パネルからの出力電流を外部に取り出すための外部接続用ケーブルが端子ボックスの側壁部等に設けられた開孔を通して端子ボックスの内部から外部に延出するように配置されているため、このケーブル延出部から雨水などが端子ボックス内部に侵入しやすい。この問題は従来、端子ボックス内部にシリコーン系封止剤を充填することによって確実に防止されていた。これは、シリコーン系封止剤が外部接続用ケーブルの絶縁性表面被覆として従来用いられてきた塩化ビニル樹脂との接着性に優れるため、端子ボックス内部に充填されたシリコーン系封止剤が外部接続用ケーブルの表面被覆にぴったりと追従して接着できたからである。
一方、近年、環境問題に対する意識の高まりから、燃焼時にダイオキシンを発生する可能性がある塩化ビニル樹脂の使用を避ける傾向があり、外部接続用ケーブルの表面被覆の材料についても従来の塩化ビニル樹脂に代わってポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン樹脂を用いることが一般的になっている。
しかしながら、ポリオレフィン樹脂は塩化ビニル樹脂とは異なり、シリコーン系封止剤との接着性に劣る。従って、ポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルを用いた端子ボックスの場合、シリコーン系封止剤を内部に充填しても、封止剤と外部接続用ケーブルの表面被覆との間の接着があまり強固でないため、ケーブルに負荷がかかってケーブルの位置が変位したり周囲環境条件(温度や湿度)の変化によりケーブルが寸法変化を起こしたりするとケーブルの表面被覆とその周りの封止剤が剥離してこれらの間に間隙が生じやすく、そこから雨水などが端子ボックス内部に侵入して漏電を起こす危険がある。特に、太陽電池パネル設置時には、地上でパネルの裏面に端子ボックスを取りつけた後、ケーブルを把持してパネル(重量約20kg)ごと家屋の屋根などの設置場所に引き揚げる工法が一般的であるため、ケーブルへの負荷によるケーブルの表面被覆とその周りの封止剤の剥離の問題は深刻である。
特開平11−026035号公報
本発明は、かかる従来技術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的は、シリコーン系封止剤との接着性に劣るポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルを用いた太陽電池パネル用端子ボックスにおいてケーブル延出部から端子ボックス内部への水の侵入を確実に防止することができるようにすることである。
本発明者は上記目的を達成すべく、ポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆とシリコーン系封止剤との間からの水の侵入を防止するための好適な方法について鋭意検討した結果、外側がシリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープをケーブルの表面被覆に接着して巻き付けるか又はシリコーン系封止剤及びポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆の両方と接着性を有する接着剤をケーブルの表面被覆に塗布することによりケーブル延出部から端子ボックス内部への水の侵入を確実に防止できることを見出し、本発明の完成に至った。
即ち、本発明によれば、ポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルが太陽電池パネル用端子ボックスの内部から外部に延出するように配置された太陽電池パネル用端子ボックスであって、前記端子ボックス内部がシリコーン系封止剤で充填されて前記端子ボックス内部への水の侵入を防止することを意図されるものにおいて、前記ケーブルのうち前記端子ボックス内部に位置する部分の少なくとも一部に、外側が前記シリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープがケーブルの全周にわたって連続的に接着して巻き付けられており、これにより前記ケーブル延出部から前記端子ボックス内部への水の侵入を防止したことを特徴とする太陽電池パネル用端子ボックスが提供される。好ましい実施態様によれば、前記接着テープの外側はポリエステル樹脂、ガラス繊維、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンゴム又はポリエーテルイミド樹脂からなる。
また、本発明によれば、ポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルが太陽電池パネル用端子ボックスの内部から外部に延出するように配置された太陽電池パネル用端子ボックスであって、前記端子ボックス内部がシリコーン系封止剤で充填されて前記端子ボックス内部への水の侵入を防止することを意図されるものにおいて、前記ケーブルのうち前記端子ボックス内部に位置する部分の少なくとも一部に、前記シリコーン系封止剤及び前記ポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆の両方と接着性を有する接着剤がケーブルの全周にわたって連続的に塗布されており、これにより前記ケーブル延出部から前記端子ボックス内部への水の侵入を防止したことを特徴とする太陽電池パネル用端子ボックスが提供される。好ましい実施態様によれば、前記接着剤はエポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤又はシアノアクリレート系接着剤である。
本発明の端子ボックスによれば、シリコーン系封止剤と接着性を有する接着テープをケーブルの表面被覆に接着して巻き付けているか又はシリコーン系封止剤及びポリオレフィン樹脂の両方と接着性を有する接着剤をケーブルの表面被覆に塗布しているので、ケーブルの表面被覆が従来の塩ビではなくポリオレフィン樹脂である場合であってもケーブル延出部から端子ボックス内部への水の侵入及びそれによる漏電の発生を確実に防止することができる。
本発明は、シリコーン系封止剤を内部に充填されることを意図される太陽電池パネル用端子ボックスにおいて、外部接続用ケーブルの表面被覆の素材を従来の塩化ビニル樹脂からポリオレフィン樹脂に変更した場合に生じるケーブル延出部からの端子ボックス内部への水の侵入の可能性の増大を確実に低減することができる手段を提供するものである。
外部接続用ケーブルの表面被覆として従来より用いられてきた塩化ビニル樹脂はシリコーン系封止剤との相性に優れるため、端子ボックス内部にシリコーン系封止剤を充填すると、シリコーン系封止剤が塩化ビニル樹脂のケーブル表面被覆にぴったりと追従して接着し、ケーブル延出部から端子ボックス内部への水の侵入を確実に防止できていた。しかしながら、近年塩ビの代替品として多く用いられるようになったポリオレフィン樹脂はシリコーン系封止剤との相性が塩化ビニル樹脂より劣るため、端子ボックス内部に充填されたシリコーン系封止剤とポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆との間に強固な接着が生じない。従って、ケーブルに負荷がかかってケーブルの位置が変位したり周囲環境条件の変化によりケーブルが寸法変化を起こしたりするとケーブルの周囲のシリコーン系封止剤がケーブルの位置変位や寸法変化に追従できずにケーブル表面被覆から剥離して封止剤とケーブル表面被覆の間に間隙が生じ、そこから雨水などが端子ボックス内部に侵入する危険がある。
本発明は、太陽電池パネル用端子ボックスにおいてシリコーン系封止剤との接着性に劣るポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルを用いた場合の上述のような問題を解決するものであり、具体的には外側がシリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープをケーブルの表面被覆に接着して巻き付ける(第一実施態様)か、又はシリコーン系封止剤及びポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆の両方と接着性を有する接着剤をケーブルの表面被覆に塗布する(第二実施態様)ことによりケーブル延出部から端子ボックス内部への水の侵入を確実に防止するものである。以下、本発明の第一実施態様及び第二実施態様について図面を参照して説明する。
第一実施態様(接着テープをケーブルの表面被覆に巻き付ける態様)
図1〜3は本発明の第一実施態様の端子ボックスの概念的模式図であり、図1は筐体の蓋板を取り除いた端子ボックスを上側から見た図であり、図2は図1の端子ボックスの蓋板を嵌めた状態での線A−A′に沿った断面図であり、図3は図2の端子ボックスの部分Bの拡大図である。本発明の第一態様の端子ボックスは、特定の接着テープがケーブルの表面被覆に接着して巻きつけられていること以外は、従来の端子ボックスと同様の構造を有するが、以下に念のため接着テープ以外の端子ボックスの構成について説明する。図1〜3から理解されるように、端子ボックスは一般的に、絶縁樹脂製の筐体(端子ボックス本体)1、及び太陽電池パネルからの出力電力を外部に取り出すための外部接続用ケーブル2並びにその末端に取り付けられた端子板3から構成され、筐体(端子ボックス本体)内部には端子ボックス内部への水の侵入を防止するための封止剤5が充填されている。筐体1の側壁部には開孔(図示せず)が設けられており、導線をポリオレフィン樹脂の表面被覆で包囲した外部接続用ケーブル2がこの開孔を通して端子ボックスの内部から外部に延出するように配置されている。端子ボックスの内部に位置する外部接続用ケーブル2の末端には端子板3が電気的に接続されている。端子板3はその中央部に設けられた穴を筐体1の底面から突出する突起と嵌合させるなどの手法(図示せず)により筐体1に固定されている。筐体1の底面には太陽電池パネルからの出力取り出し線を端子ボックス内部に引き出すための底面開孔4が設けられており、この開孔を通して引き出された出力取り出し線(図示せず)は端子板3に電気的に接続される。筐体内部にはシリコーン系封止剤5が充填されている。
本発明の第一実施態様の端子ボックスの最大の特徴は、図3から最も良く理解されるように、外部接続用ケーブル2のうち端子ボックス内部に位置する部分の少なくとも一部に、外側がシリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープ7が接着して巻き付けられていることにある。この接着テープの作用効果について図3と図4を対比させて説明すると、図4のように外部接続用ケーブル2のポリオレフィン樹脂の表面被覆が直接シリコーン系封止剤5と接触する従来の端子ボックスでは、ポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆とシリコーン系封止剤との接着はあまり強固でないため、ケーブルに負荷がかかってケーブルの位置がずれたり周囲環境条件(温度や湿度)の変化によりケーブルが膨張又は収縮して寸法変化を起こしたりするとケーブルの表面被覆とそれに隣接する封止剤とが容易に分離してこれらの間に間隙8が生じる可能性がある。従って、図4のような従来の端子ボックスではこの間隙を侵入経路として雨水などの水分が端子ボックスの側壁部に設けられた開孔とケーブルの隙間から端子ボックス内部へと深く侵入する恐れがあり、この水分がケーブルの活電部9、つまりケーブルの末端の導線が絶縁性の表面被覆で覆われていない部分やその先に接続された端子板3に到達すると、漏電の危険性がある。これに対し、本発明の第一実施態様の端子ボックスでは、図3に示すようにケーブル2の先端、つまりケーブル2のうち端子ボックス内部に位置する部分に外側がシリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープ7が接着して巻き付けられているため、たとえケーブルを引張ることによりケーブルに負荷がかかってケーブルの位置がずれたり夏期の高温や冬期の低温によりケーブルが膨張又は収縮して寸法変化を起こしたりしても、接着テープ7の外側とその周りのシリコーン系封止剤は相互にぴったりと追従して動き、接着テープ7とシリコーン系封止剤の間に間隙が生じることはない。従って、本発明の第一実施態様の端子ボックスではたとえ雨水などの水分が端子ボックスの側壁部に設けられた開孔とケーブルの隙間から端子ボックス内部へと侵入しようとしたとしても、水分は接着テープ7を巻き付けられた部分10でその侵入を阻止されそこから先へは進めないので、ケーブルの活電部9やその先に接続された端子板3に水分が到達して漏電を生じる危険性がない。
本発明の第一実施態様で用いる接着テープ7はシート状基材と接着剤層からなる基本構成を有する。接着テープの層配置としては、シリコーン系封止剤との接着性を有する限りシート状基材と接着剤層のいずれがシリコーン系封止剤と接触してもよい。また、基材や接着剤層の数は一つに限定されず、相互に層剥離しない限り複数の基材や接着剤層を設けることができる。本発明の第一実施態様で用いる接着テープの例としては、シート状基材の片面に接着剤層が付与された片面接着テープや、基材の両面に接着剤層が付与された両面接着テープを挙げることができ、さらには両面接着テープの片面にシリコーン系封止剤との接着性に優れる追加の接着剤が層状に塗布されて硬化されたものなどを挙げることができる。接着テープは、ケーブルに巻き付けられたときシリコーン系封止剤と接触する外側を構成する材料がシリコーン系封止剤と接着性を有することが必要である。本発明において、「接着性」とは、ケーブルに負荷がかかってケーブルの位置がずれた場合や温度や湿度の変化によりケーブルが膨張又は収縮して寸法変化を起こした場合にもシリコーン系封止剤と基材とが剥離せずにぴったりと追従して動き接着状態が維持される性能を意味する。シリコーン系封止剤と接着性を有する材料としては、例えばポリエステル樹脂(特にポリエチレンテレフタレート樹脂)、ガラス繊維、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンゴム及びポリエーテルイミド樹脂を挙げることができる。なお、接着テープの内側の接着剤の種類は従来公知のいずれの接着剤であってもポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆にテープを確実に接着させることができるが、例えばアクリル系、ゴム系、シリコーン系又はブチルゴム系の接着剤を用いることができる。
接着テープのケーブルへの巻きつけは全周にわたって連続的に切れ目なく行うことが好ましい。ケーブルの全周のうち一ヶ所でも接着テープが途切れる部分があると、ケーブルに負荷がかかったりするとこの部分の封止剤とケーブル表面被覆が剥離して間隙ができ、そこから水が端子ボックス内部に侵入する危険性があるからである。ただし、ケーブルの端子ボックス内部に位置する部分の全てに接着テープを巻きつける必要はなく、図3に示すようにケーブルの先端のみに接着テープを巻きつけてもよい。要はケーブルの端子ボックス内部に位置する部分のうち一ヶ所でもケーブルの全周にわたって連続的に切れ目なく接着テープを巻きつけて、シリコーン系封止剤とぴったりと追従して接着される領域をケーブル表面被覆上に形成させればよい。
第二実施態様(接着剤をケーブルの表面被覆に塗布する態様)
本発明の第二実施態様の端子ボックスは、前述の第一実施態様の接着テープの代わりに、シリコーン系封止剤及びポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆の両方と接着性を有する接着剤をポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆とシリコーン系封止剤との間に設けたものである。かかる接着剤を外部接続用ケーブル2の表面被覆に塗布することにより、接着テープを巻き付けた場合と同様に、その部分で接着剤とその周りのシリコーン系封止剤とが相互にぴったりと追従して動くので、たとえケーブルに負荷がかかったりしても接着剤とシリコーン系封止剤の間に間隙が生じず、端子ボックス内部への水の侵入及び漏電の危険性を確実に防止することができる。ここで用いる接着剤は表面被覆と封止剤の両方の界面からの水の侵入を防止するためにシリコーン系封止剤及びポリオレフィン樹脂のケーブル表面被覆の両方と接着性を有することが必要であり、例えばエポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤又はシアノアクリレート系接着剤を挙げることができる。接着剤の塗布は、第一実施態様の接着テープの巻き付けと同様の理由から、ケーブルの全周にわたって連続的に塗布することが必要であるが、ケーブルの端子ボックス内部に位置する部分の少なくとも一部接着剤を塗布すればよい。要はケーブルの端子ボックス内部に位置する部分のうち一ヶ所でもケーブルの全周にわたって連続的に接着剤を塗布して、シリコーン系封止剤とぴったりと追従して接着される領域をケーブル表面被覆上に形成させればよい。第二実施態様の端子ボックスの図面は、図1〜3において接着テープ7を接着剤に置き換えたものなので、ここでは説明を省略する。
次に、本発明の端子ボックスの製造方法について説明する。本発明の端子ボックスは一般的に、(i)外部接続用ケーブル2の末端に端子板3を電気的に接続し、(ii)ケーブル2の所定位置に接着テープ7を巻き付けるか又は接着剤7を塗布し、(iii)ケーブル2を筐体1の側壁部の開孔を通して端子ボックスの内部から外部に延出するように配置し、そして(iv)端子板3を筐体1に固定することによって製造される。ケーブル2への接着テープ7の巻き付け又は接着剤7の塗布工程(ii)は工程(i)と工程(iii)の間で行うことが作業の容易性の上で好ましいが、工程(ii)を工程(i)に先立って行うことや工程(iii)と工程(iv)の間で行うことや工程(iv)の後で行うことももちろん可能である。いずれにせよ、工程(ii)で接着テープではなく接着剤を塗布する場合、接着剤を完全に硬化させてから次の工程を行うことが好ましい。完成した端子ボックスは太陽電池パネルの施工現場で太陽電池パネルの裏面の所定位置に接着され、太陽電池パネルからの出力取り出し線と端子板3を電気的に接続され、最後に端子ボックス内部にシリコーン系封止剤が充填される。充填したシリコーン系封止剤が完全に硬化した後、端子ボックスを取り付けられた太陽電池パネルは家屋の屋根などの施工場所に設置される。
以上、本発明の端子ボックスの好ましい実施態様を説明してきたが、本発明の端子ボックスは上で説明してきたものに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内でいかなる修正、追加、変更等を加えてもよいことは明白である。
以下、本発明の端子ボックスの漏電防止効果を示すために実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
1.端子ボックスサンプルの準備
比較例1(従来例)
銅線をポリエチレン樹脂の表面被覆で覆った断面積2.5mmの外部接続用ケーブルの末端に縦2.5cm×横1cm×厚さ0.1cmの真ちゅう製の端子板をカシメ止めにより電気的に接続し、縦5cm×横8cm×厚さ2cmの絶縁樹脂製の端子ボックス(筐体)の側壁部に設けられた開孔を通してケーブルを端子ボックスの内部から外部に延出するように配置した。ケーブルのうち端子ボックスの内部に位置する部分の長さは1.5cmとした。次に端子ボックス底面から突出する突起に端子板の中央に開けられた穴を嵌合させ、上から菊座をはめ込むことによって端子板を端子ボックスの底面に固定し、図5に示すような端子ボックスを作成した。その後、シリコーン系封止剤を端子ボックス内部に充填して30分間放置して完全に硬化させた。なお、封止剤を充填するにあたっては端子ボックスの底面開孔は充填した封止剤が流れないように予めふさいでおいた。また、封止剤を充填するにあたってはケーブル末端の銅線がむき出しになっている活電部に電極を予め取りつけて端子ボックス外部まで引き出しておき、封止剤を端子ボックス内部に充填した後も活電部に電圧を加えることができるようにしておいた。このようにして同一のサンプルを計4個(比較例1A、比較例1B、比較例1C及び比較例1D)準備した。
本発明例1
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、ポリエチレンテレフタレートシート基材の片面にアクリル系接着剤層(本発明例1A)、ゴム系接着剤層(本発明例1B)、シリコーン系接着剤層(本発明例1C)、又はブチルゴム系接着剤層(本発明例1D)が設けられた幅1.2cmのポリエチレンテレフタレート接着テープを接着剤層が内側となるようにケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた。
本発明例2
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、ガラス繊維からなる織布(ガラスクロス)の基材の片面にアクリル系接着剤層(本発明例2A)、ゴム系接着剤層(本発明例2B)、シリコーン系接着剤層(本発明例2C)、又はブチルゴム系接着剤層(本発明例2D)が設けられた幅1.2cmのガラスクロス接着テープを接着剤層が内側となるようにケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた。
本発明例3
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、ポリエステルシートからなる基材の両面にアクリル系接着剤層が設けられた幅1.2cmの接着テープをケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけ、その表面にエポキシ系接着剤を層状に塗布して硬化させてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた(本発明例3A、本発明例3B、本発明例3C、本発明例3D)。
本発明例4
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、ポリエステルシートからなる基材の両面にアクリル系接着剤層が設けられた幅1.2cmの接着テープをケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけ、その表面にシリコーン系接着剤を層状に塗布して硬化させてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた(本発明例4A、本発明例4B、本発明例4C、本発明例4D)。
参考例1
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、ニッケル/銅シート基材の片面にアクリル系接着剤層(参考例1A)、ゴム系接着剤層(参考例1B)、又はシリコーン系接着剤層(参考例1C)、又はブチルゴム系接着剤層(参考例1D)が設けられた幅1.2cmのニッケル/銅シールド接着テープを接着剤層が内側となるようにケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた。
参考例2
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、EPDMゴムシート基材の片面にアクリル系接着剤層(参考例2A)、ゴム系接着剤層(参考例2B)、シリコーン系接着剤層(参考例2C)、又はブチルゴム系接着剤層(参考例2D)が設けられた幅1.2cmのEPDMゴム接着テープを接着剤層が内側となるようにケーブルの先端に全周にわたって連続的に1.2回巻きつけてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた。
本発明例5
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、エポキシ系接着剤を1.2cmの幅及び50g/mの付着量でケーブルの先端に全周にわたって連続的に塗布し、30分間放置してエポキシ系接着剤を完全に硬化させてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた(本発明例5A、本発明例5B、本発明例5C及び本発明例5D)。
本発明例6
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、シリコーン系接着剤を1.2cmの幅及び50g/mの付着量でケーブルの先端に全周にわたって連続的に塗布し、30分間放置してシリコーン系接着剤を完全に硬化させてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた(本発明例6A、本発明例6B、本発明例6C及び本発明例6D)。
本発明例7
ケーブルの末端に端子板を電気的に接続した後、シアノアクリレート系接着剤を1.2cmの幅及び50g/mの付着量でケーブルの先端に全周にわたって連続的に塗布し、30分間放置してシアノアクリレート系接着剤を完全に硬化させてからケーブルを端子ボックスに配置したことを除いては、比較例1と同様にして端子ボックスを作成し、封止剤を充填して硬化させた(本発明例7A、本発明例7B、本発明例7C及び本発明例7D)。
2.漏電防止効果の測定
上記のように準備した各端子ボックスサンプルを以下の4種類の耐久性試験に順に供した。
(i)温度試験:端子ボックスサンプルを−40℃で10分間保ち、次に85℃で10分間保つことを50サイクル繰り返した。
(ii)温湿度試験:端子ボックスサンプルを−40℃で10分間保ち、次に85℃で85%の相対湿度で1時間保つことを10サイクル繰り返した。
(iii)引張試験:端子ボックスサンプルの左右それぞれのケーブルに4.5kgfの荷重を図5のAの方向(ケーブルの引き出し方向)に10秒間加えた。
(iv)曲げ試験:端子ボックスサンプルの左右それぞれのケーブルを図5のB〜Bの方向(左、右及び縦方向)にそれぞれ1回ずつ2.5kgfの荷重を加えて曲げることを5サイクル繰り返した。
次に、各端子ボックスサンプルを水中に30分間浸漬させた後、浸漬状態のままでケーブル末端の活電部に予め取りつけておいた電極と水中に設置した電極との間に1000Vの電圧を2分間印加し、活電部と水の間の絶縁抵抗を測定した。なお、絶縁抵抗は各端子ボックスサンプルについて左側のケーブルの活電部と水の間(左)、及び右側のケーブルの活電部と水の間(右)とに分けて別々に測定した。測定された絶縁抵抗が400MΩ以下の場合は漏電していない(○)と判断し、400MΩより上の場合は漏電している(×)と判断した。
結果を以下の表1に示す。
Figure 0004150747
上記表1から明らかな通り、接着テープ及び接着剤のいずれもケーブルに付与しなかった比較例1は4個のサンプルの左右全てのケーブルで漏電していたのに対し、ポリエチレンテレフタレートテープを巻き付けた本発明例1、ガラスクロステープを巻き付けた本発明例2、エポキシ系接着剤硬化被膜を設けた両面テープを巻き付けた本発明例3、シリコーン系接着剤硬化被膜を設けた両面テープを巻き付けた本発明例4、エポキシ系接着剤を塗布した本発明例5、シリコーン系接着剤を塗布した本発明例6及びシアノアクリレート系接着剤を塗布した本発明例7は4個のサンプルの左右全てのケーブルで漏電していなかった。また、ニッケル/銅シールドテープを巻き付けた参考例1は2個のサンプルのケーブルで漏電しており、EPDMゴムテープを巻き付けた参考例2は1個のサンプルのケーブルで漏電していた。なお、参考例1で漏電が観察されたのはニッケル/銅シールドテープはシリコーン系封止剤との接着性は優れていたが、含有する金属のために電流を通してしまったためであると考えられる。また、参考例2で漏電が観察されたのは、EPDMゴムテープはシリコーン系封止剤との接着性に劣るためであると考えられる。
以上の結果から、特定の接着テープ又は接着剤をケーブルに付与した本発明の端子ボックスは、ケーブルに負荷がかかったり苛酷な温湿度条件であっても、外部接続用ケーブルの延出部から端子ボックス内部への水の侵入を確実に防止できることが明らかである。
本発明の端子ボックスはケーブルの延出部から端子ボックス内部への水の侵入を効果的に防止することができるので、長期間の使用において極めて高い安全性及び信頼性が求められる太陽電池パネル用端子ボックスの分野において好適に利用可能である。
筐体の蓋板を取り除いた端子ボックスを上側から見た図である。 図1の端子ボックスの蓋板を嵌めた状態での線A−A′に沿った断面図である。 図2の端子ボックスの部分Bの拡大図である。 接着テープを用いない従来の端子ボックスの部分拡大図である。 実施例で作成した端子ボックスを示す図である。

Claims (2)

  1. ポリオレフィン樹脂の表面被覆を有する外部接続用ケーブルが太陽電池パネル用端子ボックスの内部から外部に延出するように配置された太陽電池パネル用端子ボックスであって、前記端子ボックス内部がシリコーン系封止剤で充填されて前記端子ボックス内部への水の侵入を防止することを意図されるものにおいて、前記ケーブルのうち前記端子ボックス内部に位置する部分の少なくとも一部に、外側が前記シリコーン系封止剤と接着性を有する材料からなる接着テープがケーブルの全周にわたって連続的に接着して巻き付けられており、これにより前記ケーブル延出部から前記端子ボックス内部への水の侵入を防止していること、及び前記接着テープの全てが前記端子ボックス内部にあることを特徴とする太陽電池パネル用端子ボックス。
  2. 前記接着テープの外側がポリエステル樹脂、ガラス繊維、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、シリコーン樹脂、又はポリエーテルイミド樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル用端子ボックス。
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