JP2012064745A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】リード導体の引き出しが容易であって、かつリード導体の隙間から水の浸入がなく信頼性および耐久性に優れ、さらに平面にモジュールを設置する際に端子箱が邪魔になることを回避した太陽電池モジュールとその製造方法を提供する。
【解決手段】太陽電池モジュールの両端域において、2個並列に配設した薄膜太陽電池セル1,2毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線を、太陽電池モジュールの両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールにおいて、引き出しリード導体(21)は、2個のセル内部リード線(21a,21b)と電気的に接続された1本のリード導体としてなり、端子箱30を太陽電池モジュールの受光面側(もしくは非受光面側)又は側面側に設けてなるものとする。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池モジュールとその製造方法に関する。
太陽電池モジュールとして、フィルム基板上に光電変換素子を形成した薄膜太陽電池の表裏両面に電気絶縁性の接着封止材および保護材をラミネートした上で、その裏面側に外部配線用の端子箱を一体に組付け、前記太陽電池の両端域に振り分けて形成した電力取り出し用のプラス,マイナス電極と前記端子箱内の接続導体との間に内部リード線を配線した構成のものが周知である(特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載された太陽電池モジュールの場合には、太陽電池モジュールには1つの端子箱が設けられ、この端子箱内の接続導体にプラス,マイナス用の内部リード線が各1本づつ接続されるが、比較的電力容量の大きな太陽電池モジュールの場合に、下記のように構成したものが知られている(特許文献2参照)。
即ち、フィルム基板上に光電変換素子を形成した少なくとも2個並列に配設した薄膜太陽電池セルの表裏両面に絶縁性封止樹脂および保護材をラミネートしてなる太陽電池モジュールであって、太陽電池モジュールの両端域において、前記2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線を、前記太陽電池モジュールの両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールである(特に、特許文献2の図15〜18とその関連説明参照)。
上記のように、2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線を、太陽電池モジュールの両端域外方に引き出してなる太陽電池モジュールに関し、説明の便宜上、モジュールの構成を簡略化して示す模式的構成を図6に示す。図6(a)は模式的平面図、図6(b)はモジュールの裏面側(非受光面側)に引き出しリード導体(プラス極側)を2本引き出した状態を示す局所的な模式断面図である。
図6に示す太陽電池モジュール100においては、2個並列に配設したセル1とセル2とを有し、セル毎に引き出した2個のプラス極側および2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線に関し、プラス極側を121a,121bで示し、マイナス極側を122a,122bで示す。さらに、太陽電池モジュールの両端域外方に引き出した引き出しリード導体は、それぞれ、121a´,121b´および122a´,122b´で示す。なお、図6において、101は受光面、102は絶縁性封止樹脂、103、104はそれぞれ表面保護材、裏面保護材を示す。また、120はセル内部リード線をセルに電気的、機械的に接続する導電性粘着テープである。
そして、通常、前記プラス極側およびマイナス極側の各2本の引き出しリード導体(121a´,121b´および122a´,122b´)は、端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続されるべく、各2本の引き出しリード導体を重ね合わせて、まとめた状態で図示しない端子箱へ導かれる。リード線を通して流れる電流の方向を、図6に実線矢印で示す。
特開2004−31646号公報 特開2006−332353号公報
特許文献2に開示された上記図6に示すような構成の太陽電池モジュールにおいては、以下のような問題があった。
引き出しリード導体が、プラス極側およびマイナス極側の各2本あるので、端子箱へのリード導体取付け時に、位置決めや半田付け作業に時間がかかり、作業効率が悪い。また、前述のように、各2本の引き出しリード導体を重ね合わせて、まとめた場合、両リード導体の隙間から毛細管作用により水が浸入し易くなり、モジュールの信頼性および耐久性に問題が生ずる。さらに、端子箱が太陽電池モジュールの裏面(非受光面)にあるので、モジュールを屋根や壁面などの平面に設置する際に端子箱が邪魔になる問題がある。
上記に鑑み、本発明の課題は、リード導体の引き出しが容易であって、かつリード導体の隙間から水の浸入がなく信頼性および耐久性に優れ、さらに平面にモジュールを設置する際に端子箱が邪魔になることを回避した太陽電池モジュールとその製造方法を提供することにある。
前記の課題を達成するために、この発明によれば、フィルム基板上に光電変換素子を形成した少なくとも2個並列に配設した薄膜太陽電池セルの表裏両面に絶縁性封止樹脂および保護材をラミネートしてなる太陽電池モジュールであって、太陽電池モジュールの両端域において、前記2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線(以下単に、内部リードともいう。)を、前記太陽電池モジュールの両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体(以下単に、リードともいう。)を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体は、前記2個のセル内部リード線と電気的に接続された1本のリード導体としてなり、さらに、前記端子箱を太陽電池モジュールの受光面側(もしくは非受光面側)に設けてなることを特徴とする。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体は、前記引き出しリード導体の引き出し部の引き抜き力に対する耐性を強化するために、前記引き出し部の少なくとも一部を、前記セル内部リード線と共に一体的に、導電性粘着テープにより前記薄膜太陽電池セルの表面に接着してなるものとすることが好ましい。
さらに、前記太陽電池モジュールにおいて、前記端子箱は、外部接続用導体を包囲する筐体を、前記太陽電池モジュールの受光面側の保護材表面上に、接着により組み付けてなるものとすることが好ましい。
また、上記太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体はL字状の導体とするか、もしくは、T字状の導体とすることが好ましい。
さらに、前記課題を達成するために、この発明によれば、フィルム基板上に光電変換素子を形成した少なくとも2個並列に配設した薄膜太陽電池セルの表裏両面に絶縁性封止樹脂および保護材をラミネートしてなる太陽電池モジュールであって、太陽電池モジュールの両端域において、前記2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用の内部リード線を、前記両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体は、前記2個の内部リード線と電気的に接続された1本のリード導体としてなり、さらに、前記端子箱を太陽電池モジュールの側面部に設けてなるものとすることもできる。
また、前記L字状の導体とした太陽電池モジュールの製造方法の発明としては下記の発明が好ましい。即ち、前記L字状の引き出しリード導体は、1本のリード導体を折り曲げ加工によりL字状とするか、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してL字状とすることを特徴とする。
さらに、前記T字状の導体とした太陽電池モジュールの製造方法の発明としては下記の発明が好ましい。即ち、前記T字状の引き出しリード導体は、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してT字状とするか、2本のリード導体の内1本を曲げ・折り返し加工し、他の直線状導体に前記曲げ・折り返し加工した部分をハンダ付けすることによりT字状とすることを特徴とする。
さらにまた、端子箱を太陽電池モジュールの側面部に設けてなる太陽電池モジュールの製造方法の発明としては下記の発明が好ましい。即ち、前記太陽電池モジュールの側面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続する引き出しリード導体は、1本の直線状のリード導体として引き出し、側面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続することを特徴とする。
本発明によれば、リード導体の引き出しが容易であって、かつリード導体の隙間から水の浸入がなく信頼性および耐久性に優れ、さらに、平面にモジュールを設置する際に端子箱が邪魔になることを回避した太陽電池モジュールとその製造方法を提供することができる。
この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの模式的構成を示す平面図。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの、それぞれ異なる模式的構成を示す断面図。 この発明の実施形態に係るリード導体の引き出し構造の模式的構成を示す平面図。 図3とは異なるこの発明の実施形態に係るリード導体の引き出し構造の各種の模式的構成図。 この発明の実施形態に係るL字状のリード導体およびT字状のリード導体の構造を示す図。 従来の太陽電池モジュールの模式的構成図。
以下、この発明の実施形態について図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの模式的構成を示す平面図、図2は、この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの、それぞれ異なる模式的構成を示す断面図である。図2(a)はモジュールの受光面側に引き出しリード導体(プラス極側)を1本引き出した局所的な模式断面図である。図2(b)は引き出しリード導体を1本の直線状のリード導体として引き出し、図示しない側面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続する模式断面図である。図2(c)はモジュールの裏面側(非受光面側)にリード導体を引き出し、図示しない裏面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続する模式断面図である。モジュールを屋根や壁面などの平面に設置する際は、図2(a)または図2(b)の構造のモジュールが望ましい。
また、図3および4は、この発明の実施形態に係るリード導体の引き出し構造に関し、従来構造と比較して示す各種の模式的構成図である。
図1〜4において、図6と同一部材に関しては同一符号を付してその説明を省略する。また、同一機能を示す部材には類似符号を付して示す。図1〜4において、1,2はセル、20は導電性粘着テープ、21,22は引き出しリード導体(リード)、21a,21b,22a,22bはセル内部リード線(内部リード)、30は端子箱、31は筐体、32は接着樹脂、33はフタ、34は接着剤または接着テープ、100は太陽電池モジュール、101は受光面、102は絶縁性封止樹脂、103は表面保護材、104は裏面保護材である。
図1および図2(a)に示す太陽電池モジュール100においては、2個並列に配設した薄膜太陽電池セル1,2毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線(21a,21b,22a,22b)を、前記太陽電池モジュールの両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、それぞれ2個のセル内部リード線と電気的に接続された1本の引き出しリード導体21,22とし、端子箱30を太陽電池モジュールの受光面101側に設けて、端子箱30内の図示しない外部接続用導体に接続する。図2(b)と図2(c)に関しては、同様であるので、その説明を省略する。
図2(a)に示す端子箱30は、筐体31の内部に、図示しない外部接続用導体を備え、筐体内部には接着樹脂32が充填されて導体が電気絶縁され、フタ33により閉じられる構成を有する。そして、太陽電池モジュールの表面保護材103の表面に、接着剤あるいは接着テープ34により接着固定される。前記接着樹脂32としては、例えば、シリコーン樹脂系またはエポキシ樹脂系の接着剤が好適である。また、前記接着剤または接着テープ34としては、シリコーン樹脂系またはゴム系接着剤あるいは発泡アクリル樹脂などの両面テープが好適である。
次に、図3および4に基づき、引き出しリード導体(リード)の各種引き出し構造の実施態様について述べる。図3(a)は、従来構造であって、図6のプラス極側のリード引き出し構造に相当し、セル内部リード線と引き出しリード導体がL字状に加工されたリード線を2本用いた構造を示す。
一方、図3(b)〜(d)および図4(e)〜(h)は、それぞれ本発明の異なる実施態様を示す。なお、これらの図において、矢付の実線は、リード線を通して流れる電流を示し、矢付の破線は、導電性粘着テープを通して流れる電流を示す。
図3(b)は、L字状に加工されたリード線一本と、ストレートのリード線一本とを用いる構造で、ストレートのリード線の上に、L字状に加工されたリード線を重ねて、その上から導電性粘着テープで接着した構造を示す。この構造は、図1(a)に示した実施態様と同一である。
図3(c)は、ストレートのリード線を2本用いた構造を示す。この場合には、外部への引き出しリード部分が、引き抜き力に対して比較的弱い問題があるが、構造的にはシンプルである。
図3(d)は、L字状に加工されたリード線を1本用いた構造を示す。この場合には、セル2から引き出しリード導体21に流れる電流は、導電性粘着テープ20を介してのみ流れる。セル1から引き出しリード導体21に流れる電流は、導電性粘着テープ20およびセル内部リード線21aを介して流れる。
図4(e)は、ストレートのリード線を1本用いた構造を示す。この場合には、両セルからの電流は、共に導電性粘着テープ20を介してのみ流れる。導電性粘着テープのみで集電する場合には、リード線をセル上に載せないため、リード線の厚みによる凸部が無く、薄膜化が可能となる効果がある。なお、この場合には、外部への引き出しリード部分が、引き抜き力に対して弱い問題があるが、前記薄膜化の利点と構造的には最もシンプルとなる利点がある。
図4(f)は、T字状に加工されたリード線を1本用いた構造を示す。この場合には、引き抜き力に対しては強く、また電流は、導電性粘着テープ20ならびにセル内部リード線21aおよび21bを介して流れる。
図4(g)は、L字状に加工されたリード線を1本用い、リード引き出し位置をオフセットした構造を示す。
図4(h)は、ストレートのリード線を1本用い、リード引き出し位置を、モジュールの側面とした構造を示す。
以上、この発明の実施態様を列記したが、上記以外にもこの発明の技術思想の範囲内において、種々のリード引き出し構造が採用できる。
次に、前述のL字状またはT字状に加工されたリード導体の製造方法に関し、図5に基づいて述べる。図5(a),(b)はL字状導体、図5(c),(d)はT字状導体の製造方法に係る実施態様を示す。
L字状の引き出しリード導体は、図5(a)に示すように、1本のリード導体を折り曲げ加工によりL字状とするか、図5(b)に示すように、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してL字状とする。
T字状の引き出しリード導体は、図5(d)に示すように、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してT字状とするか、図5(c)に示すように、2本のリード導体の内、1本(21V)を曲げ・折り返し加工し、他の直線状導体(21H)に、前記曲げ・折り返し加工した部分をハンダ付けすることによりT字状とする。
以上説明したように、本発明によれば、引き出しリード導体をプラス極側、マイナス極側それぞれ1本としたことにより、リード線を端子箱に取り付ける際の作業性が向上する。また、従来の2本引き出し構造に比べて、モジュール内部へ水が浸入しにくいため、モジュール受光面側または側面側に端子箱を設けることが可能となり、端子箱が裏面側に設けられないので、モジュールを屋根や壁面に設置するときに、端子箱が邪魔にならずモジュールの設置が容易となる。
1,2:セル、20:導電性粘着テープ、21,22:引き出しリード導体(リード)、21a,21b,22a,22b:セル内部リード線(内部リード)、30:端子箱、31:筐体、32:接着樹脂、33:フタ、34:接着剤または接着テープ、100:太陽電池モジュール、101:受光面、102:絶縁性封止樹脂、103:表面保護材、104:裏面保護材。

Claims (9)

  1. フィルム基板上に光電変換素子を形成した少なくとも2個並列に配設した薄膜太陽電池セルの表裏両面に絶縁性封止樹脂および保護材をラミネートしてなる太陽電池モジュールであって、太陽電池モジュールの両端域において、前記2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用のセル内部リード線を、前記太陽電池モジュールの両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールにおいて、
    前記引き出しリード導体は、前記2個のセル内部リード線と電気的に接続された1本のリード導体としてなり、さらに、前記端子箱を太陽電池モジュールの受光面側(もしくは非受光面側)に設けてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1記載の太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体は、前記引き出しリード導体の引き出し部の引き抜き力に対する耐性を強化するために、前記引き出し部の少なくとも一部を、前記セル内部リード線と共に一体的に、導電性粘着テープにより前記薄膜太陽電池セルの表面に接着してなるものとすることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1記載の太陽電池モジュールにおいて、前記端子箱は、外部接続用導体を包囲する筐体を、前記太陽電池モジュールの受光面側(もしくは非受光面側)の保護材表面上に、接着により組み付けてなるものとすることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体はL字状の導体とすることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールにおいて、前記引き出しリード導体はT字状の導体とすることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. フィルム基板上に光電変換素子を形成した少なくとも2個並列に配設した薄膜太陽電池セルの表裏両面に絶縁性封止樹脂および保護材をラミネートしてなる太陽電池モジュールであって、太陽電池モジュールの両端域において、前記2個並列に配設した薄膜太陽電池セル毎に引き出した2個のプラス極側,2個のマイナス極側の電力取り出し用の内部リード線を、前記両端域外方に引き出し、この引き出しリード導体を、太陽電池モジュールに一体的に組み付けた端子箱内の外部接続用導体にそれぞれ接続してなる太陽電池モジュールにおいて、
    前記引き出しリード導体は、前記2個の内部リード線と電気的に接続された1本のリード導体としてなり、さらに、前記端子箱を太陽電池モジュールの側面部に設けてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 請求項4に記載の太陽電池モジュールの製造方法であって、前記L字状の引き出しリード導体は、1本のリード導体を折り曲げ加工によりL字状とするか、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してL字状とすることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 請求項5に記載の太陽電池モジュールの製造方法であって、前記T字状の引き出しリード導体は、2本のリード導体をハンダ付けまたはスポット溶接により電気的および機械的に接続してT字状とするか、2本のリード導体の内1本を曲げ・折り返し加工し、他の直線状導体に前記曲げ・折り返し加工した部分をハンダ付けすることによりT字状とすることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 請求項6に記載の太陽電池モジュールの製造方法であって、前記太陽電池モジュールの側面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続する引き出しリード導体は、1本の直線状のリード導体として引き出し、側面部に設けた端子箱内の外部接続用導体に接続することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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