JP2001024206A - 太陽電池モジュールの端子取出し構造及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの端子取出し構造及びその製造方法

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JP2001024206A
JP2001024206A JP11192509A JP19250999A JP2001024206A JP 2001024206 A JP2001024206 A JP 2001024206A JP 11192509 A JP11192509 A JP 11192509A JP 19250999 A JP19250999 A JP 19250999A JP 2001024206 A JP2001024206 A JP 2001024206A
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filler
cell module
hole
terminal
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Fumitaka Toyomura
文隆 豊村
Naoki Manabe
直規 真鍋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業性及び信頼性を向上させた太陽電池
モジュールの端子取出し構造を提供する。 【構成】 太陽電池素子と出力リード線(102)との
電気的接続部を被覆する保護部材(101)を有する太
陽電池モジュール(100)の端子取出し構造におい
て、該保護部材の天板部に該保護部材内部に充填剤を充
填するための充填剤注入孔(104)と充填剤確認孔
(105)の少なくとも2つの孔部を有し、且つ該保護
部材内部に充填剤を有することを特徴とする太陽電池モ
ジュールの端子取出し構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ルの端子取出し構造に関する。より詳しくは本発明は、
電気的接続部の保護部材に充填剤充填孔と充填剤確認孔
を設け、取付作業性、信頼性を向上させた太陽電池モジ
ュールの端子取出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池モジュールの出力端子には、ね
じどめ方式、リード線方式、ソケット方式などがあり、
いずれの場合も絶縁のために太陽電池素子と出力リード
線の電気的接続部を内部に有する防水構造をもつ端子箱
を設けるか電気的接続部を保護部材により被覆して防水
構造をとる場合が多い。特に最近では、太陽電池素子を
建材と一体化した建材一体型太陽電池モジュールが注目
されており、通常の建材との互換性をもたせること、美
観上、建材一体型モジュールの厚みを薄くすることが望
まれている。それに伴い、裏面の出力取出し構造も小さ
くする必要がある。端子箱を小さくして、かつ必要な防
水性能を得るために、例えば、特開平3−25031号
公報(以下、文献1という)においては、端子ボックス
筐体を出力リード線と太陽電池素子の配線との電気的接
続部に被せる構造として、接着剤により接着することに
より、防水性能を有する太陽電池モジュールの端子取出
し構造を形成している。この他、特開平7−27336
1号公報(以下、文献2という)には、端子箱内部に充
填剤を充填し、乾燥後に蓋をすることにより、防水性能
を有する端子箱を形成することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文献1に記載
されているような端子取出し構造においては、端子ボッ
クス筐体を接着する接着剤により、同時に電気的接続部
の端子の防水をとるために、接着剤が十分に正の電極と
負の電極の間にまわりこまなかったり、接着剤の微小な
隙間から水分が浸入し、絶縁性能が十分に保てなくなる
ことがある等の問題がある。また、文献2に記載されて
いるような端子取出し構造においては、充填剤をある程
度、乾燥させてから蓋をする必要があるため、充填剤の
乾燥時間の分だけ、太陽電池モジュールの作製時間が多
くかかるといった問題がある。また、充填剤が乾燥する
前に蓋をすると、特に充填剤の粘度が低く、充填剤の液
面と蓋の天板との間に十分な距離が保てない場合には、
蓋を配設する際に充填剤が箱内部より押し出され、箱よ
り流れ出る或いは蓋と接触することにより、充填不良を
生じることがある。更に、充填剤が押し出されないよう
に慎重に蓋をした場合であっても、太陽電池モジュール
を検査・梱包などの次工程に付す際に太陽電池モジュー
ルを傾けないように慎重に運搬する必要があり、また、
出力測定など太陽電池モジュールの受光面を上に向けて
行う測定では充填剤が流れ出てしまうため、ある程度乾
燥するまでその測定を行うことができないといった問題
もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術におけ
る上述した問題を解決する太陽電池モジュールの端子取
出し構造を提供するものである。即ち、本発明は、太陽
電池素子と出力リード線との電気的接続部を被覆する保
護部材を有する太陽電池モジュールの端子取出し構造に
ついて、上述した問題点を排除すべく改善したものであ
り、その特徴点は、該保護部材の天板部に該保護部材内
部に充填剤を充填するための充填剤注入孔と充填剤確認
孔の少なくとも2つの孔部を有し、且つ該保護部材内部
に充填剤を有するようにしたことにある。よって、本発
明の目的は、太陽電池素子と出力リード線との電気的接
続部を被覆する保護部材を有する太陽電池モジュールの
端子取出し構造において、該保護部材の天板部に該保護
部材内部に充填剤を充填するための充填剤注入孔と充填
剤確認孔の少なくとも2つの孔部を有し、且つ該保護部
材内部に充填剤を有することを特徴とする太陽電池モジ
ュールの端子取出し構造を提供することにある。
【0005】上記構成の本発明の太陽電池モジュールの
端子取出し構造は以下に述べる態様を包含する。 (1)前記充填剤注入孔における前記保護部材内壁面の
貫通口が前記充填剤確認孔における該内壁面の貫通口よ
りも低い位置にある。 (2)前記充填剤充填孔と充填剤確認孔との間に、前記
保護部材の天板部内壁面よりせり出してなる板状部を有
する。そして、該板状部は充填剤確認孔の方向に傾斜し
ている。 (3)前記充填剤注入孔の前記保護部材への貫通方向が
該保護部材の側壁方向へ向いている。 (4)前記保護部材が側壁の外面より外にせり出したつ
ば部を有する。 (5)前記保護部材が両面テープなどの粘着材、接着剤
又はこれらの両者により太陽電池モジュールに取り付け
られている。 (6)前記出力リード線が前記保護部材の側面を貫通す
る挿通部を有し、該挿通部において、該保護部材と該出
力リード線の間に弾性高分子シール材を有する。 (7)前記保護部材の側面にU字形状の挿通部を有す
る。 (8)前記充填剤充填孔と充填剤確認孔の間に、前記天
板部の内壁面上に固定された電気的接続部を有する。 (9)前記太陽電池モジュールが金属鋼板などの裏面補
強材を有する。 (10)前記太陽電池モジュールの受光面側の最表面被
覆材として耐候性透明フィルムを有する。 (11)前記太陽電池素子がステンレス基板上に形成さ
れた非単結晶シリコン系の太陽電池素子である。 (12)前記太陽電池モジュールは可撓性を有する。 (13)前記充填剤の充填時の粘度が1000P以下で
ある。 (14)前記太陽電池モジュールは建材一体型の太陽電
池モジュールである。
【0006】本発明は、上記構成の端子取出し構造を有
する太陽電池モジュールの他、該太陽電池モジュールを
複数個を互に電気的に接続して配設してなる太陽電池モ
ジュールアレイを提供する。本発明はまた、該アレイが
その出力を制御するインバータ或いは接続箱に接続され
てなる太陽光発電装置を提供する。
【0007】本発明は更に、上述した太陽電池モジュー
ルの製造方法を提供する。当該製造方法は、太陽電池素
子と出力リード線との電気的接続部を保護部材で被覆す
る工程と、該保護部材の天板部の充填剤注入孔から充填
剤を注入する工程と、該保護部材の天板部の充填剤確認
孔から内部を確認或いは溢出した充填剤を確認する工程
とを有することを特徴とするものである。該太陽電池モ
ジュールの製造方法は、以下に述べる態様を包含する。 (1)前記充填剤を注入する工程は、前記充填剤注入孔
における前記保護部材内壁面の貫通口よりも、更に内部
に充填剤注入ノズルの先端を挿入し、充填剤注入を行う
工程を包含する。 (2)前記充填剤を注入する工程は、前記充填剤注入孔
より充填剤注入ノズルを前記太陽電池モジュールに突き
当てるように挿入し、充填剤注入を行う工程を包含す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施態様例を図
面を用いて説明するが、本発明はこれらにより限定され
るものではない。図1は本発明による太陽電池モジュー
ルの端子取出し構造の一例を模式的に示す斜視図であ
る。図1において、100は太陽電池モジュール、10
1は保護部材、102は出力リード線、103は接着
剤、104は充填剤充填口、105は充填剤確認孔、を
それぞれ示す。図1に示す本発明の太陽電池モジュール
の端子取出し構造は、出力リード線102と内部リード
線の電気的接続部を保護部材101で覆い被せて太陽電
池モジュール100に接着剤103により接着し、充填
剤充填孔104より充填剤を充填剤確認孔105より溢
れるまで注入することにより形成される。即ち、該太陽
電池モジュールの端子取出し構造は、次の方法により製
造することができる。即ち、天板部上に充填剤充填孔と
充填剤確認孔を有する保護部材を太陽電池モジュールに
取り付け、前記充填剤充填孔より充填剤を前記保護部材
の内部に注入し、前記充填剤確認孔から内部から溢れ出
した充填剤を確認することからなる方法により製造する
ことができる。
【0009】以下に、本発明で使用される上記太陽電池
モジュール、保護部材、接着剤、充填剤、及び出力リー
ド線について詳しく説明する。
【0010】
【太陽電池モジュール100】本発明において用いる太
陽電池モジュール100については、特に制限はない。
本発明において用いられる太陽電池モジュールの具体例
としては、単結晶シリコン太陽電池を用いた太陽電池モ
ジュール、多結晶シリコン太陽電池を用いた太陽電池モ
ジュール、非晶質シリコン[アモルファスシリコン(a
−Si)]太陽電池を用いた太陽電池モジュール、及び
化合物半導体太陽電池(III−V族化合物半導体、I
I−VI族化合物半導体、又はI−III−VI族化合
物半導体からなる太陽電池)を用いた太陽電池モジュー
ルが挙げられる。本発明において特に好ましい太陽電池
モジュールは、アモルファスシリコン(a−Si)太陽
電池を用いたアモルファスシリコン(a−Si)太陽電
池モジュールである。該a−Si太陽電池モジュール
は、例えば、耐候性フィルムからなる表面保護材と金属
屋根に使用されるような金属鋼板からなる裏面補強材と
の間にa−Si太陽電池を樹脂封止してなるものであ
る。こうしたa−Si太陽電池モジュールは、例えば、
折版形状、瓦棒形状、横葺き形状に成形することができ
る。ところで、a−Si太陽電池モジュールに使用する
a−Si太陽電池は、フィルム基板や導電性基板上に薄
膜で形成することができるため、太陽電池自体を軽量に
することが可能である。特に、導電性基板を基板に用い
たa−Si太陽電池は、構造的な強度が強く、しかも、
可曲性を有するため、形状自由度が高く、いろいろな屋
根形状や壁形状に対応することができる。
【0011】
【保護部材101】本発明で用いられる保護部材101
については、耐熱性、耐湿性、耐水性、電気絶縁性、耐
寒性、耐油性耐候性、耐油性、機械的強度に優れている
ことが要求される。また、好ましくは、接着剤との接着
性がよいことが望ましい。こうした要求を満足する保護
部材としてはプラスチックが好ましい。また、難燃性な
ど他の必要事項を考慮すると、難燃性プラスチックやセ
ラミックスなどが好ましい。そうしたプラスチックとし
ては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアセター
ル、変性PPO(PPE)、ポリエステル、ポリアリレ
ート、不飽和ポリエステル、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン等の樹
脂、エンジニアリング・プラスチック等を挙げることが
できる。この他、ABS樹脂、PP、PVCなどの熱可
塑性プラスチックも使用することができる。また、耐紫
外線性向上のために、顔料としてカーボンブラックを用
いる、或いは紫外線を吸収する樹脂塗料を表面に塗布す
ることが好ましい。
【0012】
【接着剤103及び充填剤】保護部材101についての
接着剤103及び充填剤については、特に制限はない
が、電気絶縁性のよいエポキシ樹脂系やシリコーン系ポ
ッティング剤、シリコーン系接着シール剤、ウレタン
系、ブチル系等が好ましく使用できる。しかし、接着剤
103としては、作業性を考慮すると、硬化時間の短い
もの、さらに粘度が低すぎて、流れ出さない、粘度が3
00ポイズ以上のものが好ましい。また、充填剤として
は、粘度が高すぎず電極取り出し部の細部までいき渡
り、太陽電池モジュールを傾けた場合に流れにくい粘度
が1000ポイズ以下のものが好ましい。シリコーン一
液型RTVゴムを用いる場合、電極を侵食させないため
に硬化方式が脱アセトンタイプ、あるいは脱アルコール
タイプであることが好ましい。例えば、Three B
ond Co.,Ltd.製のエポキシ樹脂系接着剤で
は、商品名:「2001」、「2002H」、「200
3」、「2016B」、「2022」等が使用できる。
上記エポキシ樹脂は、商品名:「2102B」、「21
03」、「2104」、「2105F」、「2105
C」、「2106」、「2131B」、「2131
D」、「2131F」、「2163」等の硬化剤と所定
の割合混合して使用することができる。上記エポキシ樹
脂については、Sumitomo 3M Ltd.製の
エポキシ樹脂「EW−2」(一液型)、「S/W−22
14」(一液型)、「XA7416」(一液型)、「J
A7437」(一液型)、「1838B/A」(二液
型;本剤と硬化剤の混合比=4:5)、「S/W−22
16B/A」、「DP−100」(1:1)、「DP−
110」(1:1)、「DP−190」(1:1)、
「DP−PURE60」(1:1)、「DP−270」
(1:1)等が使用できる。この他、油化シエルエポキ
シ株式会社製のエポキシ樹脂「Epikote」81
2、815、827、828、834等を使用すること
ができる。硬化剤は必要性能に応じて選択することがで
きる。上記シリコーン系接着シール剤については、Th
ree Bond Co.,Ltd.製の「1220」、
「1230」;東レ・ダウコーニング・シリコーン株式
会社製「SE9156」、「SE9157」、「SE9
166」、「SE9176」、「SE9185」、「S
E9186」、「SE9186L」、「SE918
7」、「SE1811」、「SE1740」(二液
型)、「SE1821」(二液型)、「CY52−00
5」(二液型);ダウコーニング株式会社製の「SIL
ASTIC739RTV」「SILASTIC738R
TV」「3140RTV」「3145RTV」等が使用
できる。この他、信越化学工業株式会社製の「KE34
7」、「KE3494」、「KE4897」、「KE4
896」、「KE4895」、「KE66」(二液
型)、「KE67」(二液型)等から選択して使用する
ことができる。
【0013】
【出力リード線102】本発明で用いられる出力リード
線102は、構造としてはケーブル構造が望ましいが絶
縁電線も使用できる。出力リード線102は、使用環境
に応じて要求される耐熱性、耐寒性、機械的強度、電気
絶縁性、耐水性、耐油性、耐摩耗性、耐酸性及び耐アル
カリ性を満足するものであることが望ましい。そうした
出力リード線の具体例としては、JIS C 3605
規格の600Vポリエチレンケーブル(EV、EE、C
V、CE);JIS C 3621規格の600VEP
ゴム絶縁ケーブル(PN・PV);JIS C 334
2規格の600Vビニル絶縁ビニルシース(平形)ケー
ブル(VVR、VVF);JIS C 3327規格の
1種、2種、3種または4種ゴム絶縁ゴムキャブタイヤ
ケーブル(1CT、2CT、3CT、4CT);JIS
C 3327規格の2種、3種または4種ゴム絶縁ク
ロロプレンキャブタイヤケーブル(2RNCT、3RN
CT、4RNCT);JIS C 3327規格の2
種、3種または4種EPゴム絶縁クロロプレンキャブタ
イヤケーブル(2PNCT、3PNCT、4PNC
T);JISC 3312規格のビニル絶縁ビニルキャ
ブタイヤケーブル等を挙げることができる。
【0014】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0015】
【実施例1】本実施例は、表面被覆材としてETFE
(エチレンテトラフルオロエチレン)を使用し、補強材
としてあらかじめ所定の場所に直径12mmの電極取出
し穴が開けられたポリエステル樹脂コートされた鋼板を
用いて作製された太陽電池モジュールに端子取出し構造
を取り付けた例を示す。まず、裏面補強材、裏面樹脂、
絶縁フィルム、裏面樹脂、太陽電池素子、透明樹脂、繊
維状無機化合物、透明樹脂、透明フィルムの順に積層
し、真空ラミネーターを用いて、150℃で裏面樹脂及
び透明樹脂を溶融させることにより、太陽電池素子を裏
面補強材と透明フィルムの間に樹脂封止した太陽電池モ
ジュールを作製した。ここで、裏面補強材としては、ポ
リエステル樹脂コートされた鋼板(0.4mm厚)を、
樹脂は(裏面樹脂及び透明樹脂)としては、EVA〔エ
チレン−酢酸ビニル共重合ポリマー(耐候性グレー
ド)〕を、透明フィルムとしては、ETFE(エチレン
テトラフルオロエチレン)を、それぞれ使用した。ここ
で、裏面補強材としてのポリエステル樹脂コートされた
鋼板(0.4mm厚)には、あらかじめタレットパンチ
により、中心間隔が15mmあけられて、直径12mm
の穴が2箇所開けられ、バリとりを行った。穴開けは電
工ドリル・穴開けポンチなどを用いて行ってもよいが、
いずれの場合も該穴部のバリとりを行うことが好まし
い。
【0016】そして、図2に示すように、2本のCVケ
ーブル202を側面より挿通した内部に電気的接続部2
07を有する保護部材201より取り出されたUL10
15電線206を太陽電池モジュール200(上記で作
製した太陽電池モジュール)の電極部208に半田付け
を行った後、あらかじめ保護部材201の底面に貼り付
けてある両面テープ209(日東電工製#5710)の
剥離紙を剥がし、保護部材の底面の縁に210で示すダ
ウコーニング社製のSILASTIC739を塗布した
後、太陽電池モジュール200の所定の位置に貼着し
た。そして、保護部材201の充填剤充填孔203よ
り、充填剤205として信越化学工業製「KE489
6」を充填し、充填剤確認孔204より溢出した充填剤
を確認することにより、太陽電池モジュール200の端
子取出し構造を形成した。以上のように、充填剤充填孔
と充填剤確認孔を有する保護部材を使用して形成された
端子取出し構造を有する太陽電池モジュールは、以下に
述べるような優れた効果を奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0017】
【実施例2】実施例1と同様な太陽電池モジュールを使
用して、図3に示すように、2本のCVケーブル302
を側面より挿通した内部に電気的接続部307を有する
保護部材301より取り出されたUL1015電線30
6を該太陽電池モジュール300の電極部308に半田
付けを行った後、あらかじめ保護部材301の底面に貼
り付けてある両面テープ309(日東電工製#571
0)の剥離紙を剥がし、保護部材301の底面の縁に3
10で示すダウコーニング社製SILASTIC739
を塗布した後、太陽電池モジュール300の所定の位置
に貼着した。ここで、充填剤充填孔303が保護部材3
01を貫通する箇所は充填剤確認孔304が保護部材3
01を貫通する箇所よりも低い位置にある。そして、保
護部材301の充填剤充填孔303より、充填剤305
として信越化学工業製「KE66」を充填し、充填剤確
認孔304より溢出した充填剤を確認することにより、
太陽電池モジュールの端子取出し構造を形成した。以上
のように、充填剤充填孔303が保護部材301を貫通
する箇所は充填剤確認孔304が保護部材301を貫通
する箇所よりも低い位置にある保護部材を使用して形成
された端子取出し構造を有する太陽電池モジュールは、
以下に述べるような優れた効果を奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)充填剤確認孔が充填剤注入孔より高い位置にある
ため、充填剤が充填剤確認孔より溢出するまでに、より
確実に保護部材内部を充填することができるため、防水
性が向上し、太陽電池モジュールの信頼性が向上する。 (4)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0018】
【実施例3】実施例1と同様な太陽電池モジュールを使
用して、図4に示すように、2本のCVケーブル402
を側面より挿通した内部に電気的接続部407を有する
保護部材401より取り出されたUL1015電線40
6を該太陽電池モジュール400の電極部408に半田
付けを行った後、あらかじめ保護部材401の底面に貼
り付けてある両面テープ409(日東電工製#571
0)の剥離紙を剥がし、保護部材401の底面の縁に4
10で示すダウコーニング社製SILASTIC739
を塗布した後、太陽電池モジュール400の所定の位置
に貼着した。ここで、保護部材401には内壁面の充填
剤充填孔403と充填剤確認孔404の間に板状部41
1が形成されている。そして、保護部材401の充填剤
充填孔403より、充填剤405として東レ・ダウ・コ
ーニング株式会社製「CY51−038」を充填し、充
填剤確認孔404より溢出した充填剤405を確認する
ことにより、太陽電池モジュール400の端子取出し構
造を形成した。以上のように、充填剤充填孔403と充
填剤確認孔405の間に板状部411を有する保護部材
401を使用して形成された端子取出し構造を有する太
陽電池モジュールは、以下に述べるような優れた効果を
奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)充填剤充填孔より充填剤を注入する際に、充填剤
が内部の部品上を流れて充填剤確認孔方向に流れること
が妨げられ、充填剤が各部品間の細部などに流れ込みや
すくなるため、防水性が向上し、太陽電池モジュールの
信頼性が向上する。 (4)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0019】
【実施例4】実施例1と同様な太陽電池モジュールを使
用して、図5に示すように、2本のCVケーブル502
を側面より挿通した内部に電気的接続部507を有する
保護部材501より取り出されたUL1015電線50
6を該太陽電池モジュール500の電極部508に半田
付けを行った後、あらかじめ保護部材501の底面に貼
り付けてある両面テープ509(日東電工製#571
0)の剥離紙を剥がし、保護部材501の底面の縁に5
10で示すダウコーニング社製SILASTIC739
を塗布した後、太陽電池モジュール500の所定の位置
に貼着した。ここで、充填剤充填孔504は保護部材5
01の内部へ貫通する方向が該保護部材501の側壁5
11方向へ向いている。そして、保護部材501の充填
剤充填孔503より、充填剤505として東レ・ダウ・
コーニング株式会社製「CY51−038」を充填し、
充填剤確認孔504より溢出した充填剤505を確認す
ることにより、太陽電池モジュールの端子取出し構造を
形成した。以上のように、充填剤充填孔503が保護部
材501の内部へ貫通する方向が該保護部材501の側
壁511方向へ向いている保護部材501を使用して形
成された端子取出し構造を有する太陽電池モジュール
は、以下に述べるような優れた効果を奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)充填剤が側面に向かって注入されるため、充填剤
が充填剤確認孔より溢出するまでに、より確実に保護部
材内部を充填することができるため、防水性が向上し、
太陽電池モジュールの信頼性が向上する。 (4)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0020】
【実施例5】実施例1と同様な太陽電池モジュールを使
用して、図6に示すように、CVケーブル602の所定
の位置に弾性高分子シール材611を隙間がないように
巻き付け、電極部608に半田付けされUL1015電
線606との電気的接続部607を形成し、保護部材6
01のあらかじめ底面に貼り付けてある両面テープ60
9(日東電工製#5710)の剥離紙を剥がし、保護部
材601の底面の縁に610で示すダウコーニング社製
SILASTIC739を塗布した後、該保護部材60
1を底面のU字形状の挿通部612が弾性高分子シール
材611を押さえるように、該太陽電池モジュール60
0の所定の位置に貼着した。そして、保護部材601の
充填剤充填孔603より、充填剤605として東レ・ダ
ウ・コーニング株式会社製「CY51−038」を充填
し、充填剤確認孔604より溢出した充填剤605を確
認することにより、太陽電池モジュールの端子取出し構
造を形成した。以上のように、CVケーブル602の所
定の位置に弾性高分子シール材611と、側面にU字形
状の挿通部612と天板部に充填剤充填孔603と充填
剤確認孔604を有する保護部材601を使用して形成
された端子取出し構造を有する太陽電池モジュールは、
以下に述べるような優れた効果を奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)充填剤が出力リード線と保護部材の間から流出す
るのを防ぐことができるため、防水性が向上し、太陽電
池モジュールの信頼性が向上する。 (4)保護部材の高さを低くおさえることができ、太陽
電池モジュールの厚みを薄くすることが可能になり、外
観が美しくなる。 (5)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0021】
【実施例6】実施例1と同様な太陽電池モジュールを使
用して、図7に示すように、CVケーブル702を側面
より挿通した、充填剤充填孔703と充填剤確認孔70
5との間に電気的接続部707を有する保護部材701
より取り出されたUL1015電線706を該太陽電池
モジュール700の電極部708に半田付けを行った
後、あらかじめ保護部材701の底面に貼り付けてある
両面テープ709(日東電工製#5710)の剥離紙を
剥がし、保護部材701の底面の縁に710で示すダウ
コーニング社製SILASTIC739を塗布した後、
太陽電池モジュール700の所定の位置に貼着した。そ
して、保護部材701の充填剤充填孔703より、充填
剤705として東レ・ダウ・コーニング株式会社製「C
Y51−038」を充填し、充填剤確認孔704より溢
出した充填剤705を確認することにより、太陽電池モ
ジュール700の端子取出し構造を形成した。以上のよ
うに、電気的接続部707が充填剤充填孔703と充填
剤確認孔705の間にある保護部材701を使用して形
成された端子取出し構造を有する太陽電池モジュール
は、以下に述べるような優れた効果を奏する。 (1)保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に
充填を行うため、保護部材内部に充填剤がいきわたり、
防水性が確保でき、太陽電池モジュールの信頼性が向上
する。 (2)充填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が
終了したことを確認できるため、防水性が向上し、太陽
電池モジュールの信頼性が向上する。 (3)より確実に充填剤が電気的接続部を充填すること
ができるため、防水性が向上し、太陽電池モジュールの
信頼性が向上する。 (4)充填剤充填孔及び充填剤確認孔に充填された、ご
く表面の充填剤が乾燥・硬化することによって、太陽電
池モジュールの移動、反転が可能になるので、比較的短
時間で太陽電池モジュールを検査・梱包などの次工程に
流すことができるため、太陽電池モジュールの作製時間
を短縮することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明は以下に述べるような優れた効果を奏する。即
ち、保護部材を太陽電池モジュールに取り付けた後に充
填を行うため、より確実に電気的接続部が充填でき、保
護部材内部に充填剤がいきわたるため、防水性が確保で
き、太陽電池モジュールの信頼性が向上する。また、充
填剤確認孔より溢出した充填剤により、充填が終了した
ことを確認できるため、防水性が向上し、太陽電池モジ
ュールの信頼性が向上する。更に、蓋を使用しないた
め、保護部材が一部品で済み、太陽電池モジュールの端
子取出し構造をより小型化することが可能となり、部品
コストを下げることができる。加えて、充填剤充填孔及
び充填剤確認孔に充填された、ごく表面の充填剤が乾燥
・硬化することによって、太陽電池モジュールの移動、
反転が可能になるので、比較的短時間で太陽電池モジュ
ールを検査・梱包などの次工程に流すことができるた
め、太陽電池モジュールの作製時間を短縮することがで
き、太陽電池モジュールの製造コストを下げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの端子取出し構造
の一例を模式的に示す斜視図。
【図2】本発明の太陽電池モジュールの端子取出し構造
の他の例を模式的に示す透視図。
【図3】本発明の実施例2の太陽電池モジュールの端子
取出し構造の他の例を模式的に示す透視図。
【図4】本発明の実施例3の太陽電池モジュールの端子
取出し構造の他の例を模式的に示す透視図。
【図5】本発明の実施例4の太陽電池モジュールの端子
取出し構造の他の例を模式的に示す斜視図。
【図6】本発明の実施例5の太陽電池モジュールの端子
取出し構造の他の例を模式的に示す斜視図。
【図7】本発明の実施例6の太陽電池モジュールの端子
取出し構造の他の例を模式的に示す斜視図。
【符号の説明】
100 太陽電池モジュール 101 保護部材 102 出力リード線 103 接着剤 104 充填剤充填孔 105 充填剤確認孔 200 太陽電池モジュール 201 保護部材 202 CVケーブル 203 充填剤充填孔 204 充填剤確認孔 205 充填剤KE4896 206 UL1015電線 207 電気的接続部 208 電極部 209 両面テープ#5710 210 接着剤SILASTIC739 300 太陽電池モジュール 301 保護部材 302 CVケーブル 303 充填剤充填孔 304 充填剤確認孔 305 充填剤KE66 306 UL1015電線 307 電気的接続部 308 電極部 309 両面テープ#5710 310 接着剤SILASTIC739 400 太陽電池モジュール 401 保護部材 402 CVケーブル 403 充填剤充填孔 404 充填剤確認孔 405 充填剤CY51−038 406 UL1015電線 407 電気的接続部 408 電極部 409 両面テープ#5710 410 接着剤SILASTIC739 411 板状部 500 太陽電池モジュール 501 保護部材 502 CVケーブル 503 充填剤充填孔 504 充填剤確認孔 505 充填剤CY51−038 506 UL1015電線 507 電気的接続部 508 電極部 509 両面テープ#5710 510 接着剤SILASTIC739 511 側壁 600 太陽電池モジュール 601 保護部材 602 CVケーブル 603 充填剤充填孔 604 充填剤確認孔 605 充填剤CY51−038 606 UL1015電線 607 電気的接続部 608 電極部 609 両面テープ#5710 610 接着剤SILASTIC739 611 弾性高分子シール材 612 U字形状の挿通部 613 天板部 700 太陽電池モジュール 701 保護部材 702 CVケーブル 703 充填剤充填孔 704 充填剤確認孔 705 充填剤CY51−038 706 UL1015電線 707 電気的接続部 708 電極部 709 両面テープ#5710 710 接着剤SILASTIC739

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池素子と出力リード線との電気的接
    続部を被覆する保護部材を有する太陽電池モジュールの
    端子取出し構造において、該保護部材の天板部に該保護
    部材内部に充填剤を充填するための充填剤注入孔と充填
    剤確認孔の少なくとも2つの孔部を有し、かつ該保護部
    材内部に充填剤を有することを特徴とする太陽電池モジ
    ュールの端子取出し構造。
  2. 【請求項2】前記充填剤注入孔における前記保護部材内
    壁面の貫通口が前記充填剤確認孔における該内壁面の貫
    通口よりも低い位置にあることを特徴とする請求項1に
    記載の太陽電池モジュールの端子取出し構造。
  3. 【請求項3】前記充填剤充填孔と充填剤確認孔との間
    に、前記保護部材の天板部内壁面よりせり出してなる板
    状部を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電
    池モジュールの端子取出し構造。
  4. 【請求項4】前記板状部が前記充填剤確認孔の方向に傾
    斜していることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池
    モジュールの端子取出し構造。
  5. 【請求項5】前記充填剤注入孔の前記保護部材内部への
    貫通方向が、該保護部材の側壁方向へ向いていることを
    特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの端子
    取出し構造。
  6. 【請求項6】前記保護部材が側壁の外面より外にせり出
    したつば部を有することを特徴とする請求項1に記載の
    太陽電池モジュールの端子取出し構造。
  7. 【請求項7】前記保護部材が両面テープなどの粘着材、
    接着剤、又は前記粘着材及び前記接着剤の両者により前
    記太陽電池モジュールに取り付けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの端子取出
    し構造。
  8. 【請求項8】前記出力リード線が前記保護部材の側面を
    貫通する挿通部において、該保護部材と該出力リード線
    の間に弾性高分子シール材を有することを特徴とする請
    求項1に記載の太陽電池モジュールの端子取出し構造。
  9. 【請求項9】前記保護部材の側面にU字形状の挿通部を
    有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジ
    ュールの端子取出し構造。
  10. 【請求項10】前記充填剤充填孔と前記充填剤確認孔の
    間に、前記天板部の内壁面上に固定された電気的接続部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モ
    ジュールの端子取出し構造。
  11. 【請求項11】前記太陽電池モジュールが金属鋼板など
    の裏面補強材を有することを特徴とする請求項1に記載
    の太陽電池モジュールの端子取出し構造。
  12. 【請求項12】前記太陽電池モジュールの受光面側の最
    表面被覆材が耐候性透明フィルムであることを特徴とす
    る請求項1に記載の太陽電池モジュールの端子取出し構
    造。
  13. 【請求項13】前記太陽電池素子がステンレス基板上に
    形成された非単結晶シリコン系の太陽電池素子であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの
    端子取出し構造。
  14. 【請求項14】前記太陽電池モジュールが可撓性を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュー
    ルの端子取出し構造。
  15. 【請求項15】前記充填剤の充填時の粘度が1000P
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池
    モジュールの端子取出し構造。
  16. 【請求項16】前記太陽電池モジュールが建材一体型の
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池
    モジュールの端子取出し構造。
  17. 【請求項17】請求項1に記載の端子取出し構造を有す
    る太陽電池モジュールを複数個配設してなる太陽電池ア
    レイ。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の太陽電池アレイが該
    太陽電池アレイの出力を制御するインバータあるいは接
    続箱に接続されてなる太陽光発電装置。
  19. 【請求項19】請求項17に記載の太陽電池アレイがイ
    ンバータを介して系統に連系されてなる太陽光発電装
    置。
  20. 【請求項20】太陽電池素子と出力リード線との電気的
    接続部を保護部材で被覆する工程と、該保護部材の天板
    部の充填剤注入孔から充填剤を注入する工程と、該保護
    部材の天板部の充填剤確認孔から内部を確認あるいは溢
    出した充填剤を確認する工程とを有することを特徴とす
    る太陽電池モジュールの製造方法。
  21. 【請求項21】前記充填剤を注入する工程において、前
    記充填剤注入孔における前記保護部材内壁面の貫通口よ
    りも、更に内部に充填剤注入ノズルの先端を挿入し、充
    填剤注入を行う工程を有することを特徴とする請求項2
    0に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  22. 【請求項22】前記充填剤を注入する工程において、前
    記充填剤注入孔より充填剤注入ノズルを前記太陽電池モ
    ジュールに突き当てるように挿入し、充填剤注入を行う
    工程を有することを特徴とする請求項20に記載の太陽
    電池モジュールの製造方法。
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