JP2007311665A - 太陽電池モジュール用端子ボックス、当該端子ボックスの取り付け方法及び当該方法により製造される太陽電池システム - Google Patents

太陽電池モジュール用端子ボックス、当該端子ボックスの取り付け方法及び当該方法により製造される太陽電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】作成費用を一層低減した端子ボックスを使用し、太陽電池モジュールへの組み付け工程の軽減と単純化を実現する端子ボックスの取り付け方法を得る。
【解決手段】以下の工程を含む端子ボックスの取り付け方法である。イ.筐体10、端子板20などを含み、筐体10は、底板11と、底板から立ち上がる周壁12と、周壁12の上端に形成された付着部13を有し、底板11と周壁12は、筐体の内部と外部を水密に区画している端子ボックス1を準備する工程。続いて、ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部61から延設される出力電線62を、端子ボックスの端子板20に接続する工程。ハ.付着部13を太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、出力電線62を端子ボックス1内に収容し、太陽電池モジュールの出力電線導出部61を、端子ボックスの筐体開口部の面内に位置付けて、端子ボックス1を太陽電池モジュールに付着する工程。
【選択図】図7

Description

本発明は太陽電池モジュールの電力を取り出すために使用する端子ボックス及び当該端子ボックスを組み込んだ太陽電池システムに関する。
従来の端子ボックスは、(1) 端子板などを組み込んだ基板と(2) 周壁部と蓋部の一体物、に2分割した構成を採用し、端子ボックスを太陽電池モジュールに組み付けた後に端子ボックス内への樹脂の充填を不要としたものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−63651号公報
上述した従来の端子ボックスは、基板と周壁部などの一体物が個別に必要となり、端子ボックス作成の費用が嵩み、また、太陽電池モジュールへの組み付けの工程が多工程となり、また、複雑化する。また、端子ボックスと太陽電池モジュール間の付着部分及び/又は端子ボックスにおける外部接続ケーブル取り出し部分の水密確保にも不安が残る。さらに、上述した従来の端子ボックスを組み込んだ太陽電池システムは、長期間に渡るシステムの耐久性、信頼性に不安が残る。
そこで、本発明は端子ボックス作成の費用を一層低減し、太陽電池モジュールへの組み付け工程の軽減と単純化を可能とする端子ボックスを得ることを課題とする。また、本発明は、端子板内への水の浸入をより一層防止可能な端子ボックスを得ることを課題とする。
また、本発明は、作成費用を一層低減した端子ボックスを使用し、太陽電池モジュールへの組み付け工程の軽減と単純化を実現する端子ボックスの取り付け方法を得ることを課題とする。また、本発明は、端子板内への水の浸入をより一層防止可能とする、太陽電池モジュールへの端子ボックスの取り付け方法を得ることを課題とする。
さらに、本発明は、作成費用を一層低減し、長期間に渡る耐久性、信頼性が一層向上する太陽電池システムを得ることを課題とする。
本発明のその他の課題は、本発明の説明により明らかになる。
本発明の発明者らは、
(1) 太陽電池モジュールの出力電線を端子ボックスの端子板に接続し、
(2) 当該端子ボックスを反転して太陽電池モジュールに付着する、
という端子ボックスと太陽電池モジュールの取り付け方法に想到し、当該取り付け方法に適する端子ボックスの実現を企画し、本発明に至った。
本発明の一の態様にかかる端子ボックスは、筐体、端子板と一方端部が前記端子板に接続された外部接続ケーブルを含む太陽電池モジュール用の端子ボックスにおいて、前記筐体は、底板と、前記底板から立ち上がる周壁と、前記周壁の上端部の全域にわたり前記周壁の上端に形成された付着部を有し、前記底板と前記周壁は、前記筐体の内部と外部を水密に区画し、前記付着部の内周は筐体開口部を形成していて、前記底板又は周壁にケーブル貫通部を有し、前記外部接続ケーブルは前記ケーブル貫通部を通過し、前記外部接続ケーブルの他方端部は前記筐体の外部に位置付けられ、前記ケーブル貫通部と前記外部接続ケーブルは水密に保持され、前記端子板は前記筐体の内部に、前記筐体に固定されて配置されていることを特徴とする。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記ケーブル貫通部は、前記底板又は周壁から前記筐体の外側に向って突設された鞘部であってもよい。
本発明によれば、鞘部により端子ボックス内への水の浸入経路が延長される結果、一層水密状態を保持可能な端子ボックスとなる。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記端子板はその端部が、前記周壁の近傍であって、前記付着部の近傍、かつ前記付着部の表面よりも前記底板側に位置付けられていてもよい。
本発明において、端子板の当該端部を含みその近接領域、又は当該端部に近接する領域は、太陽電池モジュールから延設される出力電線の受接部である。
本発明によれば、出力電線受接部が太陽電池モジュールの出力電線導出部に近づき、端子ボックス内に遊動状態で収容される出力電線を短くすることが可能となるので、出力電線同士の不慮の接触や、出力電線と端子ボックス内の構造物との接触を抑制可能となり、一層、反転しての付着に適した端子ボックスとなる。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記筐体は、熱可塑性合成樹脂を材料とし、一体成型により形成されたものであってもよい。
本発明によれば、筐体の水密確実化が達成され、かつ、作成費用と作成工数が低減される端子ボックスとなる。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記付着部の少なくとも一部の領域が、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を備えていてもよい。
本発明によれば、端子ボックスの付着部であって、その表面に接着剤塗布が困難な部分(例えば、出力電線が跨ぐ付着部など)には、太陽電池モジュールに付着後に、端子ボックス側からコーキング剤を塗布し、当該コーキング剤を水密保持に好適な位置に位置付けることが可能となり、一層、取り付け工程の単純化と、取り付け後の水密を図ることが可能な端子ボックスとなる。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部に設けられた貫通部分であってもよい。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部に設けられた前記付着部の表面に凹の樋であり、前記樋の両端部に貫通穴を有していてもよい。
本発明にかかる端子ボックスの好ましい実施態様にあっては、前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部の外周端面が、前記付着部の表面より前記付着部の裏面が前記筐体の外部方向に張り出す形状であってもよい。
本発明の他の態様にかかる太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法は、以下の工程からなることを特徴とする。
イ.本発明にかかる端子ボックスを準備する工程。
ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部から延設される出力電線を、前記端子ボックスの前記筐体開口部から前記端子ボックス内に導き、前記出力電線を前記端子ボックスの前記端子板に接続する工程。
ハ.前記端子ボックスの前記付着部を前記太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、前記出力電線を前記端子ボックス内に収容し、前記太陽電池モジュールの前記出力電線導出部を前記端子ボックスの前記筐体開口部の面内に位置付けて、前記端子ボックスを前記太陽電池モジュールに付着する工程。
本発明のその他の態様にかかる太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法は、以下の工程からなることを特徴とする。
イ.本発明にかかり、前記付着部の少なくとも一部の領域が、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を備えている端子ボックスを準備する工程。
ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部から延設される出力電線を、前記端子ボックスの前記筐体開口部から前記端子ボックス内に導き、前記出力電線を前記端子ボックスの前記端子板に接続する工程。
ハ.前記端子ボックスの前記付着部を前記太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、前記出力電線を前記端子ボックス内に収容し、前記太陽電池モジュールの前記出力電線導出部を前記端子ボックスの前記筐体開口部の面内に位置付けて、前記端子ボックスを前記太陽電池モジュールに付着又は仮固定する工程。
二.前記端子ボックスの付着部にある裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状にコーキング剤を塗布する工程。
本発明によれば、端子ボックスの付着部への接着剤の塗布作業が軽減されるかまたは皆無となるとともに、コーキング剤の塗布作業がより一層容易化される。
本発明の他の態様にかかる太陽電池システムは、本発明にかかる太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法により製造される太陽電池モジュールと端子ボックス一体物を含む太陽電池システムである。
以上説明した本発明、本発明の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本発明にかかる端子ボックスは、付着部を有し、底板と周壁が筐体の内部を水密に区画している等の構成を採用したので、端子ボックスを反転しての太陽電池モジュールへの付着に適した端子ボックスである。そして本発明によれば、端子ボックス作成の費用を低減し、太陽電池モジュールへの組み付け工程の軽減と単純化が可能と端子ボックスが得られる効果を有する。また、端子板内への水の浸入をより一層防止可能な端子ボックスを得ることができる。
また、本発明にかかる太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法は、作成費用を一層低減した端子ボックスを使用し、太陽電池モジュールへの組み付け工程の軽減と単純化を実現する取り付け方法となる。また、端子板内への水の浸入が、より一層、防止される効果を奏する取り付け方法である。
さらに、本発明にかかる太陽電池システムは、作成費用を一層低減し、長期間に渡る耐久性、信頼性が一層向上する太陽電池システムとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかる太陽電池モジュール用端子ボックスと太陽電池システムをさらに説明する。本発明の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明にかかる太陽電池システムの説明図である。太陽電池システム101は、太陽電池モジュール6、端子ボックス1を含み、必要に応じてインバータ(図示しない)、分電盤(図示しない)などを含む。端子ボックス1は、端子ボックスの付着部13を太陽電池モジュール6の表層に位置付けて、太陽電池モジュール6に付着されている。太陽電池モジュール6は、通常、複数の太陽電池セルを含み、これら複数の太陽電池セルの一定数を直列に接続してセルストリングスとし、セルストリングの両端に接続した出力電線から電力が取り出される。
端子ボックス1は、上述した出力電線が接続される端子板、当該端子板に接続された外部接続用ケーブル30を有し、外部接続用ケーブル30の先端にはコネクタ33、34を備えていて、隣接する端子ボックス1と接続される。図示した太陽電池モジュール6においては、出力電線は太陽電池モジュール6の裏面中央部から取り出され、端子ボックス1は当該出力電線の導出部に覆い被さるように、太陽電池モジュール6の裏面中央部に付着されている。
図2は、本発明にかかる端子ボックス1を筐体開口部16側から見た一部切り欠き斜視図であり、図3は、本発明にかかる端子ボックス1を底板11側から見た斜視図である。
端子ボックス1は筐体10、2個の端子板20と2本の外部接続ケーブル30を含む。外部接続ケーブル30の芯線31を端子板20の一端が巻き込む状態で、端子板20の端部がかしめられ、外部接続ケーブル30の一方端部は端子板20に接続されている。
筐体10は、底板11、底板11から上方に立ち上がる周壁12と、周壁12の上端部の全域にわたり、周壁12の上端に形成された付着部13を有している。周壁12は底板11のどの領域から立ちあがっていてもよいが、端子ボックスの材料節約、端子ボックスの小型化、後述する付着部13へのコーキング剤の塗布作業性などの観点から、周壁12は底板11の外周から立ちあがっていることが好ましい。
周壁12は、底板11の外周全領域を取り囲んでいる。底板11と周壁12は連続的に形成されていて、筐体10の内部と外部を水密に区画している。
付着部13は、周壁の上端から筐体10の外側に向って張り出した庇形状である。もっとも、付着部は、その表面が端子ボックス1を太陽電池モジュールの表層に一定の強度で貼り付けるのに十分な面積を有していればよい。従って、例えば、周壁の厚さを上方に向うほど厚くして上端を付着部としてもよく、また、筐体の内側に向けて張り出す形状であってもよい。筐体材料の節約や、端子板などの内部構造物の組み込み容易性、太陽電池モジュールの出力電線と、端子板の接続作業容易性などの観点より、付着部は、周壁から外に向けて庇状に張り出す形状とすることが好ましい。
付着部13の内周は筐体開口部16を形成している。図示した実施例においては、付着部13の内周は、周壁12上端の内周に等しい。筐体開口部16は、端子板などの内部構造体の組み込み作業、太陽電池モジュールの出力電線と端子板の接続作業を行うための開口であり、また、太陽電池モジュールの出力電線を収容するための開口である。
周壁12の一の領域である周壁122に鞘部42が形成されている。鞘部42の内部は空洞であり、外部接続ケーブル30が鞘部42を通過している。外部接続ケーブル30の他方端部は、筐体10の外部に位置付けられている。外部接続ケーブル30の他方端部は、図2、図3には図示していないコネクタ33、コネクタ34がそれぞれ接続されている。
外部接続ケーブル30を空洞部に収納した鞘部は、鞘部外周と、鞘部の外であって鞘部の近傍に存在する外部接続ケーブル外周を、一体的に封じるカバーにより水密に保持されている。当該カバーは、溶融状態の熱硬化性樹脂(例えば、ポリ塩化ビニルなど)を、鞘部と外部接続ケーブルの外周囲に一体的に付着・成型して作成することができる。また、鞘部と外部接続ケーブルの外周囲に熱収縮樹脂チューブ(例えば、ポリ塩化ビニルチューブなど)を被せて、熱を加えて付着・成型してもよい。さらに、鞘部と外部接続ケーブルの間隙部分にシリコン樹脂などの水密樹脂を充填してもよい。なお、当該カバーは図示していない。
鞘部42は、筐体10の外部から内部への水の浸入経路延長を図り、ひいては水の浸入防止を図るものであり、例えば、鞘部の外周にネジを螺設し、外部接続ケーブルを袋ナットにより螺子止めして、防水と固定を図るものでもよい。また、鞘部は、筐体の底板に設けてもよい。
さらに、鞘部は設けず、例えば、筐体10の周壁あるいは底板に区画領域を作成し、外部接続ケーブルを貫通させた後に、当該区画領域にシリコン樹脂などを充填して水密を図ってもよい。このシリコン樹脂充填作業は、端子ボックス単体の組み立て作業中に行うものであり、例え、固化時間が長くなっても、硬化待ちの間一時保管場所に大きな作業場所が必要となるものではない。この点で、従来の端子ボックス組み付け作業において、太陽電池モジュールと端子板一体物における端子ボックス内へのシリコン樹脂充填作業及び引続く硬化待ち作業とは異なる。
端子ボックス作成の費用低減、端子ボックス自体の組み立て作業軽減などの観点から、外周周囲面が平滑な(すなわち螺子を刻まない)鞘部を設け、外部接続ケーブル挿入後に、カバーを形成する又は鞘部と外部接続ケーブルの間隙部分に樹脂を充填して、鞘部と外部接続ケーブル間の密閉を図ることが好ましい。
鞘部の周壁又は底板からの突出長さは、通常、15mm以上であり、好ましくは25mm以上である。当該突出長さに特に上限はないが、その長さは好ましくは、50mm以下である。
端子板20において、外部接続ケーブルとの接続端と対向する一方端部23は、一の周壁123の近傍であって、一の付着部132の近傍に位置付けられている。一の周壁123は、鞘部が形成された一の周壁122と対面する周壁である。端子板20において、一方端部23を含み端子板20の一方端部23に近接する領域、又は、一方端部23に近接する領域は出力電線受接部22である。太陽電池モジュールから延設される出力電線が、出力電線受接部22に、例えば半田付け、スポット溶接などの接続手段により接続される。ここで、「近接する領域」という表現に用いた「近接」とは、通常10mm以内、好ましくは8mm以内、より好ましくは5mm以内を意味する。
一方端部23を周壁123の近傍、かつ、付着部132の近傍に位置付けたので、太陽電池モジュールの出力電線導出部61から出力電線受接部22までの距離(すなわち出力電線62の長さ)を短くすることが可能となる。太陽電池モジュールに端子ボックスを付着させた状態では、出力電線62は遊動状態で、端子ボックス1の筐体10内に収容される。上述した位置に一方端部23及び/又出力電線受接部22を位置付けたことにより、出力電線62の長さを短くすることができるので、太陽電池モジュールに端子ボックスを付着させても、通常被覆の無い出力電線が端子ボックス構造物と接触したり、出力電線同士が接触したりする事態を減少することができる。もっとも、出力電線に、例えばチューブ状の被覆を付けることも任意である。また、上述した位置に一方端部23及び/又出力電線受接部22を位置付けたことにより、出力電線62と端子板20の接続作業が容易化される。
一方端部23が、周壁123の近傍に位置付けられているとは、図2中で左右方向の位置関係を意味し、例えば半田付け作業時の熱が、合成樹脂などを材料とする周壁123に悪影響を及ぼすことが無い距離であって、可能な限り出力電線受接部22と周壁123間の距離が近いことを意味する。これを一方端部23及び/又は出力電線受接部22と周壁123との間隔距離で表現すれば、当該距離は、通常、0.5mm以上10mm以下、好ましくは、0.5mm以上5mm以下を意味する。
また、一方端部23が、付着部132の近傍に位置付けられているとは、図2中で上下方向の位置関係を意味し、出力電線62の長さを短くするために、出力電線62が付着部132を跨いで直線距離が短い位置に、一方端部23が位置付けられることを意味する。これを付着部132の表面146の延長面と、一方端部23及び/又は出力電線受接部22の間隔距離で表現すれば、当該距離は、通常、0.5mm以上10mm以下、好ましくは、0.5mm以上5mm以下を意味する。
同時に、一方端部23は、付着部132の表面146の延長面よりも下方(底板11に向かう方向)に位置しなければならない。端子ボックスが付着される太陽電池モジュールの表層と、一方端部23の当接を避けるためである。
一方、端子板20の出力電線受接部22を除く部分は、太陽電池モジュールの出力電線62との不慮の接触を避けるなどの観点から、底板11に近い位置に位置付けられていることが好ましい。
上述した出力電線受接部22とその他の部分の位置付けを実現するために、端子板20は、図2に示すようにL字状に折り曲げられている。端子板20は階段状や曲面状に曲げるなどの手段により、上述した位置関係を実現するものであってもよい。
端子板20は、貫通穴を有する。底板11から上方に突出する係合ピンを当該貫通穴に通し、菊座金具24を係合ピンに固定することにより、端子板20は、筐体10の内部に配設され、かつ、筐体10に固定されている。
バイパスダイオード26が2つの端子板20の間に接続されている。バイパスダイオード26は太陽電池モジュールを逆バイアス負荷から保護する役割などを担うものである。
2つの端子板20の間には、隔壁51が設けられている。隔壁51は周壁123と連続しているが、図2中には、隔壁51を一部省略して示している。隔壁51は、出力電線の相互接触を防止する役割などを担う。このため、通常、隔壁51は、出力電線受接部22に直近の周壁132から筐体の中央付近まで、形成する。
もっとも、隔壁を設ける場合には、出力電線受接部22を基準点にして、当該基準点から筐体の内側に10mm〜15mm離隔した位置から筐体の中央付近までが、最低限隔壁が必要となる位置である。なぜなら、出力電線受接部22に接続(固定)された出力電線は、出力電線受接部22近傍では相互接触しないからである。
また、隔壁51の上端は、付着部13の上面と略等しいことが好ましい。出力電線の相互接触を防ぐ観点からである。同時に、隔壁51の上端は、付着部13の表面146の延長面よりも下方(底板11に向かう方向)に位置する必要がある。端子ボックスが付着される太陽電池モジュールの表層と、隔壁51の当接を避けるためである。
筐体10の開口部内には、補助付着部52が設けられている。補助付着部52は隔壁51の上端に付設されている。補助付着部52は、表面に粘着剤(感圧接着剤)を塗布(例えば、両面粘着テープ貼付け)してあり、付着部13に塗布された接着剤が硬化するまでの間、太陽電池モジュールと端子ボックスを仮固定するために有用である。粘着剤はアクリル系などの公知の粘着剤を用いることができる。また、粘着剤塗布面は、通常剥離シートで覆われている。もっとも、補助付着部52に短時間硬化性の接着剤を塗布したり、付着部13に塗布する接着剤と同一の接着剤を塗布したりして、太陽電池モジュールに貼り付けてもよい。
筐体10は、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィドや、合成ゴム(例えば、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴム、フッソゴム)、その他の合成樹脂などを材料とし、一体成型により形成することができる。これにより、より水密性にすぐれ、また、一層安価に端子ボックスを作成することができる。もっとも、例えば、底板部分と周壁部分を別に作成し、これらを水密に組み立てて筐体を作成してもよい。
さらに、筐体10の材料として、例えば合成ゴムのような、一定の可撓性を備えた合成樹脂を使用し、同時に接着剤及び/又はコーキング剤として例えば合成ゴム系のような硬化後も可撓性を有するものを使用すれば、太陽電池モジュールに付着させた後、端子ボックスなどが太陽電池モジュールの撓みに追随可能となり、より耐久性を有するものとなり、好ましい。
端子ボックス1は、付着部13を太陽電池モジュール6の表層に接して付着される。太陽電池モジュールの出力電線導出部周辺は、通常平面であるため、付着部13の上面は通常、面一に形成される。付着部13の表面146の面形状は、太陽電池モジュールの表層基材や使用する接着剤などに適した面を選択すればよく、例えば、平滑面であってもよく、粗面であってもよく、溝を設けてもよい。付着部13の表面146に溝を設ける場合には、溝を周壁と平行又は略平行に形成することが、水密状態での付着の観点から好ましい。
付着部13に接着剤を塗布する場合に、側面側付着部134と外部接続ケーブル側付着部133は、障害物がなく容易に接着剤の塗布が可能であるが、出力電線が跨ぐ付着部132は、出力電線が障害となり、接着剤の塗布作業に手数がかかる。ここで、接着剤塗布後に、端子ボックス1を裏返すことにより、出力電線と付着部132の接触が解消される。
出力電線は、通常リボン状の導線であり、その幅が小さい(例えば、およそ1mm〜3mm程度)導線であれば、上記接触の解除により、硬化前接着剤の展性に起因して、近傍に塗布した接着剤がリボン状導線で覆われていた付着部へも容易に広がっていく。しかし、リボン状出力電線の幅が大きい(例えば、およそ4mmを超える)導線であれば、当該接着剤非塗布領域への接着剤の広がりは期待できない場合もある。
そこで、付着部13、特に端子板20への出力電線62接続作業時に出力電線が跨ぐ付着部132は、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状とすることが好ましい。図4、図5、図6は、付着部132に形成する、三様の裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を図示しており、それぞれ(a)は付着部132の斜視説明図、(b)は付着部132の断面説明図である。
図4は裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である貫通部分を設けた付着部132の説明図である。図4を参照して、付着部132は、貫通部分141を有している。貫通部分141は、周壁12と平行な方向の長手の穴であり、付着部表面146と付着部裏面147を貫通している。図中の矢印74で示す方向に、付着部裏面147側からコーキング剤を貫通部141に塗布すると、コーキング剤は付着部132の表面側と側面側に到達し、太陽電池モジュール面と付着部132をより効果的に水密に封じることが可能となる。
貫通部分141を付着部13の全領域に設ける場合には、付着部裏面147側に適宜の数の連結部を設ければよい。
図5は裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である樋を設けた付着部132の説明図である。図5を参照して、付着部132は、付着部表面146に凹の樋142を有している。樋142は、周壁12と平行な方向に延びており、両端部にそれぞれ樋の貫通穴143を有している。付着部を太陽電池モジュールの表面に接触させて位置付けて、一の貫通穴143からコーキング剤を注入すれば、コーキング剤は樋142の内部を満たしつつ、他方の貫通穴143に至る。このようにして、コーキング剤は付着部132の表面側と側面側に到達し、太陽電池モジュール面と付着部132をより効果的に水密に封じることが可能となる。
樋の貫通穴は適宜の数を配設すればよい。例えば、樋142を付着部13の全領域に設ける場合には、全周を取り巻く樋の一部に適宜の数の堰板を配設し、堰板の両側近傍部分に貫通穴を設けることができる。さらに、樋の外側及び/又は内側に樋に沿って、付着部表面146に粘着剤を塗布(例えば、両面粘着テープを貼ればよい)することが好ましい。このようにすれば、粘着剤により付着部13を仮固定した後に、貫通穴からコーキング剤を塗布することができ、作業が容易となる。
樋を設ける態様は、コーキング剤塗布後の仕上がり外観がよい特徴がある。
図6は裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である外周端面張り出し形状を設けた付着部132の説明図である。図6を参照して、付着部132の外周端面145は、付着部表面146よりも付着部裏面147が筐体の外部方向に張り出している。図示した張り出し形状は、付着部表面146から付着部裏面147に断面直線状に張り出すC面144である。端部の断面はC面に限られず、例えば、曲線や折れ線であってもよい。
図中の矢印75で示す方向に、コーキング剤を外周端面145に塗布すると、コーキング剤は付着部132の表面側と側面側に到達し、太陽電池モジュール面と付着部132をより効果的に水密に封じることが可能となる。
図7は、端子ボックス1を太陽電池モジュールに取り付ける工程の説明図である。図7の紙面は太陽電池モジュールの出力電線導出部61が存在する面であり、出力電線導出部61から出力電線62が延設されている。
(a)を参照して、出力電線導出部61の近傍に端子ボックス1を位置付ける。そして、出力電線62を、付着部132の表面146を跨いで、端子ボックス1の筐体開口部16から端子ボックス1内へ導く。出力電線62の先端部を、端子板20の出力電線受接部22に半田付けなどで接続する。
次に、(b)を参照して、外部接続ケーブル接続側の付着部133、側面側の付着部134に接着剤を塗布する。出力電線62が跨いでいる付着部132には、接着剤を塗布してもよく、塗布しなくてもよいが、塗布するほうが好ましい。同時に、補助付着部52に付された剥離シートを取り除き、補助付着部に塗布されている粘着剤を露出する。
続いて、(c)を参照して、端子ボックス1を反転させる。当該反転後に、筐体開口部の面内に出力電線導出部61が入るように、端子ボックスを太陽電池モジュールの表層部に位置付ける。すなわち端子ボックス1の筐体開口部16は、出力電線導出部61に覆い被さる。同時に、出力電線62は、端子ボックスの内部に収容する。なお、端子ボックスを反転すれば、付着部132を跨いでいた出力電線62は付着部132との接触が解消される。
そして、端子ボックスを太陽電池モジュールに押し付けることにより、補助付着部52に塗布された粘着剤の作用で端子ボックス1が仮固定される。その後接着剤の硬化により、端子ボックス1が太陽電池モジュールに付着される。
次に、(d)を参照して、仮固定した端子ボックス1の裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状部分(図示の端子ボックス1においては付着部132)にコーキング剤132を端子ボックスの裏面側から塗布する。なお、本工程は、任意の付加工程であり、端子ボックス1が、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を持つ場合に限られる。
もっとも、端子ボックス1が、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を持たない場合であっても、付着部13の外周側面にコーキング剤を塗布してもかまわない。
本発明と本明細書において、接着剤とは、これが塗布された両面を一定強度で付着させる役割を担う物質を意味し、コーキング剤とは、これが塗布された面を水密に保持する役割を担う物質を意味する。接着剤は硬化すると一定の水密の役割を担い、また、コーキング剤は、硬化すると一定の接着の役割を担う。よって、本発明と本明細書において、接着剤とコーキング剤は同一物質である場合もある。
このような接着剤及び/又はコーキング剤として、シリコーンゴム系、エポキシ系、ポリウレタン系、アクリル系など、公知の接着剤、コーキング剤、あるいは従来より端子ボックス内充填用に使用されている充填剤を使用することができる。
以上の実施例において、端子ボックス1は2個の端子板を有しているが、本発明は3個以上の端子板を含む端子ボックス、当該端子ボックスの取り付け方法などに適用できる。
本発明にかかる端子ボックスは、太陽電池モジュールの電力を取り出すために、太陽電池モジュールとともに使用可能である。本発明にかかる太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法は、太陽電池システムの組み立てに使用可能である。
太陽電池システムの説明図である。 端子ボックス1を筐体開口部16側から見た一部切り欠き斜視図である。 端子ボックス1を底板11側から見た斜視図である。 裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である貫通部分を設けた付着部132の説明図であり、(a)は付着部132の斜視説明図、(b)は付着部132の断面説明図である。 裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である樋を設けた付着部132の説明図であり、(a)は付着部132の斜視説明図、(b)は付着部132の断面説明図である。 裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状の一の態様である外周端面張り出し形状を設けた付着部132の説明図であり、(a)は付着部132の斜視説明図、(b)は付着部132の断面説明図である。 端子ボックス1を太陽電池モジュールに取り付ける工程の説明図であり、当該工程は(a)から(d)の順に進行する。
符号の説明
1 端子ボックス
6 太陽電池モジュール
101 太陽電池システム
10 筐体
11 底板
12 周壁
122 鞘部を有する周壁
123 鞘部と対面する周壁
13 付着部
132 出力電線が跨ぐ付着部
133 外部接続ケーブル側付着部
134 側面側付着部
14 裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状
141 貫通部分
142 樋
143 樋樋の貫通穴
144 C面
145 付着部の外周端面
146 付着部表面
147 付着部裏面
16 筐体開口部
20 端子板
22 出力電線受接部
23 端部
24 菊座金具
26 ダイオード
30 外部接続ケーブル
31 芯線
33、34 コネクタ
42 鞘部
51 隔壁
52 補助付着部
61 出力電線導出部
62 出力電線
71 接着剤
72 コーキング剤

Claims (12)

  1. 筐体、端子板と一方端部が前記端子板に接続された外部接続ケーブルを含む太陽電池モジュール用の端子ボックスにおいて、
    前記筐体は、底板と、前記底板から立ち上がる周壁と、前記周壁の上端部の全域にわたり前記周壁の上端に形成された付着部を有し、前記底板と前記周壁は、前記筐体の内部と外部を水密に区画し、前記付着部の内周は筐体開口部を形成していて、
    前記底板又は周壁にケーブル貫通部を有し、前記外部接続ケーブルは前記ケーブル貫通部を通過し、前記外部接続ケーブルの他方端部は前記筐体の外部に位置付けられ、前記ケーブル貫通部と前記外部接続ケーブルは水密に保持され、
    前記端子板は前記筐体の内部に、前記筐体に固定されて配置されていることを特徴とする端子ボックス。
  2. 前記ケーブル貫通部は、前記底板又は周壁から前記筐体の外側に向って突設された鞘部であることを特徴とする請求項1に記載の端子ボックス。
  3. 前記端子板はその端部が、前記周壁の近傍であって、前記付着部の近傍、かつ前記付着部の表面よりも前記底板側に位置付けられていることを特徴とする請求項1乃至2いずれかに記載した端子ボックス。
  4. 前記筐体は、熱可塑性合成樹脂を材料とし、一体成型により形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載した端子ボックス。
  5. 前記付着部の少なくとも一部の領域が、裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状を備えることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載した端子ボックス。
  6. 前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部に設けられた貫通部分であることを特徴とする請求項5に記載した端子ボックス。
  7. 前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部に設けられた前記付着部の表面に凹の樋であり、前記樋の両端部に貫通穴を有することを特徴とする請求項5に記載した端子ボックス。
  8. 前記裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状は、前記付着部の外周端面が、前記付着部の表面より前記付着部の裏面が前記筐体の外部方向に張り出す形状であることを特徴とする請求項5に記載した端子ボックス。
  9. 以下の工程からなることを特徴とする太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法。
    イ.請求項1に記載した端子ボックスを準備する工程。
    ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部から延設される出力電線を、前記端子ボックスの前記筐体開口部から前記端子ボックス内に導き、前記出力電線を前記端子ボックスの前記端子板に接続する工程。
    ハ.前記端子ボックスの前記付着部を前記太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、前記出力電線を前記端子ボックス内に収容し、前記太陽電池モジュールの前記出力電線導出部を前記端子ボックスの前記筐体開口部の面内に位置付けて、前記端子ボックスを前記太陽電池モジュールに付着する工程。
  10. 以下の工程からなることを特徴とする太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法。
    イ.請求項2乃至4いずれかに記載した端子ボックスを準備する工程。
    ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部から延設される出力電線を、前記端子ボックスの前記筐体開口部から前記端子ボックス内に導き、前記出力電線を前記端子ボックスの前記端子板に接続する工程。
    ハ.前記端子ボックスの前記付着部を前記太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、前記出力電線を前記端子ボックス内に収容し、前記太陽電池モジュールの前記出力電線導出部を前記端子ボックスの前記筐体開口部の面内に位置付けて、前記端子ボックスを前記太陽電池モジュールに付着する工程。
  11. 以下の工程からなることを特徴とする太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法。
    イ.請求項5に記載した端子ボックスを準備する工程。
    ロ.太陽電池モジュールの出力電線導出部から延設される出力電線を、前記端子ボックスの前記筐体開口部から前記端子ボックス内に導き、前記出力電線を前記端子ボックスの前記端子板に接続する工程。
    ハ.前記端子ボックスの前記付着部を前記太陽電池モジュールの表層に対面させるとともに、前記出力電線を前記端子ボックス内に収容し、前記太陽電池モジュールの前記出力電線導出部を前記端子ボックスの前記筐体開口部の面内に位置付けて、前記端子ボックスを前記太陽電池モジュールに付着又は仮固定する工程。
    二.前記端子ボックスの付着部にある裏面塗布コーキング剤の表・側面到達形状にコーキング剤を塗布する工程。
  12. 請求項9乃至11いずれかに記載した太陽電池モジュールに端子ボックスを取り付ける方法により製造される太陽電池モジュールと端子ボックス一体物を含む太陽電池システム。
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