JP4150040B2 - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4150040B2
JP4150040B2 JP2005347046A JP2005347046A JP4150040B2 JP 4150040 B2 JP4150040 B2 JP 4150040B2 JP 2005347046 A JP2005347046 A JP 2005347046A JP 2005347046 A JP2005347046 A JP 2005347046A JP 4150040 B2 JP4150040 B2 JP 4150040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
image data
image processing
character
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005347046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007158453A (ja
Inventor
由美子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005347046A priority Critical patent/JP4150040B2/ja
Publication of JP2007158453A publication Critical patent/JP2007158453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4150040B2 publication Critical patent/JP4150040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法に関する。
例えば、スキャナ機能を有する画像処理装置において、読み取った原稿に含まれる文字列を認識可能な文字認識手段を備えたものが知られている。文字認識手段としては、光学式文字認識装置(OCR)等が挙げられる。また、スキャナ機能を有しない画像処理装置においても、装置自身が作成した画像データに含まれる文字列を文字認識可能なものが知られている。
この種の画像処理装置を利用した技術として、例えば、下記特許文献1に示すものが知られている。この技術では、有価証券等の偽造を防止すべく、例えば、有価証券に含まれる所定の文字列が予め記憶され、読み取られた原稿において記憶された文字列と同じ文字列が認識された場合は、その原稿の画像データの出力が禁止されるようになっている。
ところで、文書データのように多数の文字列を含む画像データでは、特定の用語など同じ表現が繰り返し表れる場合が多い。このため、繰り返される表現が長かったり、その意味内容が専門的であったりする場合は、読みづらく感じられることがある。
特開平8―194412号公報
本発明の目的は、同じ表現が繰り返し用いられる画像データに対し処理を施して読みやすい画像データを得ることにある。
請求項1に記載の画像処理装置は、画像データに対し所定の処理を施すための装置であって、文字列認識手段と、検索手段と、変換手段と、出力手段とを備えている。文字列認識手段は、画像データに含まれる文字列を認識する。検索手段は、文字列認識手段により認識された画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する。変換手段は、検索手段により第1文字列が検索された場合に、第1文字列を第1文字列よりも短い第2文字列に変換する。出力手段は、変換手段による変換が行われた画像データを出力することができる。特に、出力手段は、画像データ内に含まれる第2文字列のうち、最初に表れる第2文字列に第1文字列を対応づけて出力する。
この装置では、画像データにおいて繰り返し用いられる第1文字列が検索されると、検索された第1文字列はより短い第2文字列に変換され、出力される。特に、出力される画像データにおいては、変換後の第2文字列のうち最初に登場する第2文字列が、変換前の第1文字列と対応づけられた状態となっている。これにより、変換後の画像データ内の文字列の長さが元の画像データ内の文字列に比して短くなり、出力された画像データが見易くなると共に、短縮化された変換後の画像データについて、内容を容易に理解することができる。
なお、本発明において、文字列を構成する文字には、記号、数字等も含まれる。第1文字列の文字数は、2つ以上であれば良く、また、第2文字列の文字数は、複数であっても、1つのみであっても良い。また、画像データは、後述する原稿読み取り手段により読み取られたものであっても良く、所定の記憶手段において記憶されたものであっても良い。さらに、画像処理装置は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置のようにスキャナ機能を有するものであっても良く、また、パーソナルコンピュータ(PC)、オフィスコンピュータ等の情報処理装置のようにスキャナ機能を有しないものであっても良い。また、出力の態様としては、所定の表示手段への表示であっても良く、また、後述する画像形成手段による転写材への画像形成であっても良い。
請求項2に記載の画像処理装置は、請求項1の装置において、第1文字列が繰り返される回数をカウントする回数カウント手段を更に備えている。変換手段は、第1文字列のうち、回数カウント手段により所定の回数以上カウントされた文字列を第2文字列に変換する。
この装置では、例えば所定の回数が“4”である場合は、画像データ内において繰り返される回数が“3”や“2”である文字列は第2文字列に変換されず、“4”以上である文字列に限って短縮された第2文字列に変換される。これにより、原稿中に高い頻度で現れる文字列を短縮化して見易い画像データを得ることができる。
請求項3に記載の画像処理装置は、請求項1の装置において、第1文字列の文字数をカウントする文字数カウント手段を更に備えている。変換手段は、第1文字列のうち、文字数カウント手段によりカウントされた文字数が所定の数以上である文字列を第2文字列に変換する。
この装置では、例えば所定の数が“3”である場合は、文字数が“2”や“1”である文字列は第2文字列に変換されず、文字数が“3”以上の文字列に限ってより短縮された第2文字列に変換される。これにより、文字数が多い文字列を短縮化して見やすい画像データを得ることができる。
請求項4に記載の画像処理装置は、請求項1から3のいずれかの装置において、検索手段は、第2文字列を含む画像データにおいてなお2回以上繰り返される第3文字列を更に検索する。変換手段は、検索手段により第3文字列が更に検索された場合に、第3文字列を第3文字列よりも短い第4文字列に更に変換する。
この装置では、最初の変換によって得られた第2文字列を含む画像データになお繰り返される文字列が含まれる場合に、検索された文字列がより短い第4文字列に変換されるので、画像データ内の文字列が更に短縮化される。従って、文字数が少なく見易い画像データを得ることができる。また、このような処理を繰り返すことで、含まれる文字列が最も短く変換された非常に見易い画像データを得ることができる。
なお、第3文字列の文字数は、2つ以上であれば良く、また、第4文字列の文字数は、複数であっても、1つのみであっても良い。
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1からのいずれかの装置において、原稿を読み取って画像データを取得するための原稿読み取り手段をさらに備えている。
この装置では、文字列を多く含む文書等の原稿を読み取って取得される画像データを用いて、読みやすい画像データを得ることができる。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置と、画像形成手段とを備えている。画像形成手段は、画像処理装置の変換手段により第1文字列の第2文字列への変換が行われた画像データを基に転写材に対し画像形成可能である。
この装置では、上記のような変換処理の行われた画像データを用紙等の転写材に出力して、見易い印刷物を得ることができる。
請求項に記載の画像処理プログラムは、画像データに対し所定の処理を施すための画像処理装置のコンピュータにおいて実行される画像処理プログラムであって、コンピュータを、文字列認識手段と、検索手段と、変換手段と、出力手段として機能させる。文字認識手段は、画像データに含まれる文字列を認識する。検索手段は、文字列認識手段により認識された画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する。変換手段は、検索手段により第1文字列が検索された場合に、第1文字列を第1文字列よりも短い第2文字列に変換する。出力手段は、変換手段による変換が行われた画像データを、画像データに含まれる前記第2文字列のうち最初に表れる第2文字列を第1文字列と対応づけて出力する。
このプログラムが画像処理装置のコンピュータに実行されると、画像データにおいて繰り返し用いられる第1文字列が検索され、検索された第1文字列はより短い第2文字列に変換され、出力される。特に、出力される画像データにおいては、変換後の第2文字列のうち最初に登場する第2文字列が、変換前の第1文字列と対応づけた状態となっている。これにより、変換された画像データ内の文字列の長さが元の画像データ内の文字列に比して短くなり、出力された画像データが見易くなるとと共に、短縮化された変換後の画像データについて、内容を容易に理解することができる。
請求項に記載の画像処理方法は、画像データに対し所定の処理を施すための方法であって、文字列認識ステップと、検索ステップと、変換ステップと、出力ステップとを含む。文字列認識ステップでは、画像データに含まれる文字列を認識する。検索ステップでは、文字列認識ステップにおいて認識された画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する。変換ステップでは、検索ステップにおいて第1文字列が検索された場合に、第1文字列を第1文字列よりも短い第2文字列に変換する。出力ステップでは、変換ステップにおいて変換された画像データを、画像データに含まれる第2文字列のうち最初に表れる第2文字列を第1文字列と対応づけて出力する。
この方法によれば、画像データにおいて繰り返し用いられる第1文字列が検索され、検索された第1文字列はより短い第2文字列に変換されるので、変換後の画像データ内の文字列の長さが元の画像データ内の文字列に比して短くなり、出力された画像データが見易くなる。特に、変換後の第2文字列のうち最初に登場する第2文字列は、変換前の第1文字列と対応づけて出力されるので、短縮化された変換後の画像データについて、内容を容易に理解することができる。
本発明によれば、変換後の画像データ内の文字列の長さが元の画像データ内の文字列に比して短くなり、出力された画像データが見易くなると共に、短縮化された変換後の画像データについて、内容を容易に理解することができる。従って、この画像処理装置を用いるユーザの利便性が高まる。
<第1実施形態>
(1)構成
以下より、本発明の第1実施形態に係る複合機1について説明する。この複合機1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャナ装置としての機能を併せ持つ。複合機1は、原稿読み取り部2,文字列認識部3、検索部4、回数カウント部5、変換部6及び記憶部7を備えた画像処理部10と、画像形成部8とを含む。
(1−1)原稿読み取り部
原稿読み取り部2は、図示しない原稿載置台に載置された原稿を読み取って画像データを取得する。そして、原稿読み取り部2は、取得した画像データを文字列認識部3へ出力する。
(1−2)文字列認識部
文字列認識部3は、原稿読み取り部2が取得した画像データに含まれる文字データを抽出し、2文字以上連続して抽出されたものを文字列として認識する。ここで認識された文字列は、画像データと共に検索部4へ出力される。なお、文字列認識部3に出力される画像データとしては、原稿読み取り部2で取得されたもののほか、画像処理部10自身によって作成され、記憶部6に記憶されたもの等も含まれる。
(1−3)検索部
検索部4は、文字列認識部3によって認識された画像データ内の文字列の中から、2回以上繰り返される文字列を検索する。例えば、画像データ内に“複写機”との文字列が5カ所に含まれている場合に、検索部4は、画像データにおいて最初の“複写機”の文字列が表れると、それ以後にも“複写機”の文字列が表れるか否かを判断し、5カ所において文字列“複写機”が表れたことを判断して検索を終了するとともに、判断結果とともに画像データを変換部6へ出力する。
尚、本実施形態では、2回以上繰り返される文字列がそれぞれ異なった色や書体を有している場合であっても、検索部4は同一の文字列であると判断する場合を例にとる。
(1−4)回数カウント部
回数カウント部5は、画像データ内において繰り返される文字列の繰り返し回数をカウントする。以下、画像データ内での同じ文字列の繰り返し回数を“登場回数”と称する。例えば、上記のように、検索部4により画像データ内において文字列“複写機”が5回表れたことが検索されると、回数カウント部5は、文字列“複写機”の登場回数を“5”とする。そして、回数カウント部5は、繰り返される各文字列毎に、このような登場回数のカウントを行う。回数カウント部5は、カウントした各文字列の登場回数を、変換部6へ出力する。
(1−5)変換部
変換部6は、検索部4による検索の結果、画像データ内に2回以上繰り返される文字列がある場合であって、且つこの文字列の登場回数が所定の回数以上である場合は、この文字列を、より文字数の少ない文字列に変換する。そして、変換部6は、変換後の画像データを記憶部7に保存し、複写等が指示された場合はさらに画像形成部8へ出力する。
例えば、所定の回数が“3”である場合は、上記のように回数カウント部5によりカウントされた登場回数がこれを超えているため、画像データ内の文字列“複写機”は、全て文字“(10)”に変換する。
また、変換後の画像データにおいて検索部4がなお繰り返し表れる文字列を検索すると、変換部6は、その文字列を更により短い文字列に変換する。そして、変換部6は、このような変換処理を、それ以上繰り返し表れる文字列が画像データにおいて検索されなくなるまで続ける。
そして、変換部6は、変換処理を行った画像データを、後述する記憶部7内の変換内容テーブル7a内に記録する。上記の例の場合では、文字列“複写機”を文字“(10)”に変換したことを、変換内容テーブル7aに書き込む。
(1−6)記憶部
記憶部7は、変換部6により変換された内容が書き込まれた変換内容テーブル7aを記憶している。変換内容テーブル7aは、図2に示すように、変換前の文字列と、変換後の文字とを1レコードとして記憶している。例えば、変換前の“設定”との文字列に対しては、変換後の文字“(2)”とが対応づけて記憶されている。
また、記憶部7は、画像データを保存するためのハードディスクドライブ装置(HDD)を有している。HDDには、原稿読み取り部2で読み取られ取得された画像データが保存される。
なお、複合機1は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成される制御部を備えており、記憶部7には、原稿読み取り部2及び画像形成部8等の入出力部を制御するための制御プログラムのほか、制御部を、文字列認識部3、検索部4、回数カウント部5及び変換部8として実現させるための画像処理プログラムが格納されている。
(1−7)画像形成部
画像形成部8は、図示しない給紙カセット等に収納された用紙に対し画像形成を行うためのものであり、図示しない感光体ドラムと、感光体ドラムの周囲に配置された主帯電装置、露光器、現像装置、転写装置及びクリーニング装置等を有している。画像形成部8は、変換部6において変換処理が行われた画像データを取得すると、記憶部7に記憶された変換内容テーブル7aから変換内容を読み出して、取得した変換後の画像データを基に用紙に対し印字を行うとともに、読み出した変換内容に基づいて、変換前の文字列を、例えば図7において「<各番号が対応している文字列>」の欄に示すように、変換後の文字と対応づけて出力する。
また、複合機1は、給紙カセット等に収納された用紙を画像形成部8に給紙するための給紙部や、画像形成部8において画像形成の行われた用紙を排出するための排紙部(共に図示せず)等をさらに備えている。
(2)動作
以下より、図3〜7を用いて、複合機1の動作を説明する。図3は、複合機1の動作フローチャートである。図4〜7は、図3の各動作における画像データ例である。ここでは、所定の回数が“3”である場合を例に説明する。
ステップS1:複合機1の原稿載置台に、複写しようとする原稿が載置され、複写が指示されると、原稿読み取り部2により、原稿の画像情報が読み取られて画像データを取得され、文字列認識部3に出力される。ここでは、図4に示すような画像データが取得されたものとして説明する。
ステップS2:文字列認識部3は、原稿読み取り部2から画像データを取得すると、画像データ内に文字列があるか否かを判断する。
ステップS3:ステップS2において、文字列認識部3が画像データ内から文字列を認識した場合、検索部4は、画像データ内の文字列のうち繰り返し表れる文字列を検索する。また、回数カウント部5は、検索部4により検索された文字列の登場回数をカウントする。
ステップS4:変換部6は、検索部4の検索結果及び回数カウント部5の登場回数に基づいて、検索された文字列の登場回数が所定の回数“3”以上であるか否かを判断する。
ステップS5:ステップS4において、検索された文字列の登場回数が所定の回数“3”以上であると判断された場合は、変換部6は、この文字列をより短い文字列に変換する。
ステップS6:変換部6は、記憶部7の変換内容テーブル7a内に変換内容を記録する。
ステップS7:検索部4は、ステップS5において変換処理が施された後の画像データ内に、変換後の第2文字列を含めて更に繰り返された文字列があるか否かを検索する。なお、検索が終了すると、ステップS4に戻り、更に繰り返し表れる文字列が3回以上あった場合は、ステップS5に移行するとともに、2回以下しかなかった場合は、ステップS8に移行する。このようにして、複合機1は、3回以上表れる文字列が検索されなくなるまで、ステップS4乃至S7の処理が繰り返される。
ステップS8:ステップS4において繰り返し表れる文字列の登場回数が2回以下であると判断された場合は、ステップS7において変換処理がされている場合は記憶部7内の変換内容テーブル7aから“変換前の文字列”及び“変換後の文字”が読み出されて、画像形成部8において用紙に出力されるとともに(ここで出力される画像データの例をを図7に示す)、ステップS7において一度も変換処理が施されなかった場合は、ステップS1で読み取られた画像データがそのまま出力される。
ステップS9:ステップS2において文字列認識部3により文字列が認識されなかった場合は、画像形成部8は、ステップS1において読み取った画像データをそのまま出力する。即ち、ここで出力される画像データの例を図4に示す。
(3)効果
この複合機1によれば、原稿において繰り返し表れる文字列がある場合は、より短い文字列に変換されて出力されるので、出力された用紙において、見易く、内容の理解が容易になる。
また、複合機1によれば、画像データ内における登場回数が所定の回数以上である文字列を変換対象しているので、原稿中に高い頻度で現れる文字列を短縮化して見易い印刷物を得ることができる。
更に、複合機1によれば、変換前の文字列と変換後の文字とが対応づけて出力されるので、変換された後の表現が変換前のどの文字列に対応しているのかを知ることができる。
尚、本実施形態では、画像データ内での登場回数が所定の回数以上である文字列を変換対象とする条件を設けているが、この条件は設けずともよい。この場合、変換部6は、登場回数が2回以上の文字列全てを変換対象とする。
<第2実施形態>
(1)構成
次に、本発明の第2実施形態に係る複合機101の構成について説明する。図8は、第2実施形態に係る複合機101の構成図である。図8の複合機101は、第1実施形態に係る複合機1の構成に加え、更に文字数カウント部109を含む。即ち、複合機101は、原稿読み取り部102、文字列認識部103、検索部104、回数カウント部105、変換部106、記憶部107及び文字数カウント部109を備えた画像処理部110と、画像形成部108とを含む。
文字数カウント部109は、画像データ内に2回以上繰り返される文字列の文字数をカウントする。例えば、画像データ内において繰り返される文字列“複写機の縮倍率”が検索部104により検索されたとする。文字数カウント部109は、文字列“複写機の縮倍率”の文字数をカウントし、カウントした結果“7”を、変換部106に出力する。
尚、文字数カウント部109以外のその他の構成については、第1実施形態の複合機1と同様であるため、説明を省略する。
(2)動作
次いで、本実施形態の複合機101の動作について説明する。図9は、第2実施形態に係る複合機101の動作フローチャートである。本実施形態の複合機101の動作は、第1実施形態に係る複合機1の動作に加え、文字数カウント部109による処理が加えられている。ここでは、第1実施形態の複合機1の動作と異なる処理に注目して、簡単に説明する。尚、本実施形態では、所定の回数を特には設けず、画像データ内において2回以上表れる文字列全てを変換対象とする場合の動作について説明する。
原稿読み取り部102が原稿を読み取って画像データを取得すると(S101)、文字列認識部103は画像データ内から文字列を認識する(S102)。検索部104は、認識された文字列内から2回以上繰り替えされた文字列を検索する(S103)。検索の結果2回以上繰り返された文字列がある場合、文字数カウント部109は検索の結果ヒットした文字列の文字数をカウントし、変換部106に出力する。ここで、変換部106が所定の文字数“3”を記憶しているとする。変換部106は、文字数カウント部109から取得した文字数が所定の文字数“3“以上を満たす場合は(S104)、その文字列をより短い文字列に変換する(S105〜107)。取得した文字数が、所定の文字数“3”未満の場合は、変換部106はその文字列を変換せずに出力される(S108)。
(3)効果
本実施形態に係る複合機101によれば、文字数が多く複雑な文字列が繰り返し表れる原稿から、そのような文字列が短縮化されて出力された見易い印刷物を得ることができる。
<その他の実施例>
(A)
第1実施形態の複合機1における画像形成部8は、図7に示すように、変換後の画像データの下部に“変換前の文字列”と“変換後の文字”とを対応づけて出力しているが、変換前の文字列と変換後の文字列とが対応づけて出力されていれば、他の出力形態であってもよい。図10は、変換後に出力される画像データの他の例を示す。図10では、画像データ内における変換後の各文字のうち最初に表れる文字のすぐ後ろに、変換前の文字列が対応づけて出力されている。これにより、短縮化された変換後の画像データについて、内容を容易に理解することができる。
(B)
第1実施形態及び第2実施形態では、変換前の文字列と変換後の文字列とを対応づけた情報を出力しているが、この情報は出力せずともよい。即ち、画像処理装置は、少なくとも変換後の画像データのみを出力してればよい。例えば、原稿内に含まれる文字列を推測できない程度に短縮化された文字列に変換し、変換後の画像データのみを出力することで、元の文字列が個人情報等である場合に、そのような情報を保護することができる。
(C)
変換処理された画像データの出力は、第1及び第2実施形態のように画像形成部による用紙への画像形成に代えて、画像形成装置に設けられた表示部(例えば操作パネルの表示画面)への表示により行われても良い。本発明は、画像形成手段を有しない画像処理装置(上記実施形態の画像処理部に相当)にも適用可能であるが、例えば、そのような画像処理装置における出力態様として採用できる。
(D)
本発明の画像処理装置及び画像形成装置は、スキャナ機能を有しないプリンタ等であっても良い。この場合において、例えば、外部のPCと接続されている場合は、このPCから送られる画像データに対して上記実施形態と同様に文字列の変換処理を行うようにしても良い。この場合、例えば記憶部のHDDには、PCから送られる画像データが保存される。
また、本発明の画像処理装置は、PC、オフィスコンピュータ等の情報処理装置であっても良い。この場合において、画像処理装置は、例えば、自身で作成した文書データ等に対して上記実施形態で説明したのと同様の処理を施すとともに、そのような処理が施された文書データ等を自身に備え付けられたディスプレイ等の表示手段に表示したり、或いは、装置自身が有するメモリ等の記憶手段に記憶させておき、自身の表示手段や、ネットワークを介して他の情報処理装置等からアクセスして当該他の情報処理装置が有する表示手段に表示したりすることができる。
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャナ装置としての機能を併せ持つ複合機等の画像形成装置又は、PC、オフィスコンピュータ等の情報処理装置、携帯電話機、個人用携帯情報端末(PDA)等の画像処理装置に適用できる。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成図。 記憶部が記憶する変換内容テーブル。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作フローチャート。 図3の各動作における画像データの例。 図3の各動作における画像データの例。 図3の各動作における画像データの例。 図3の各動作における画像データの例。 第2実施形態に係る画像形成装置の構成図。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作フローチャート。 その他の実施例Aで出力される画像データの例。
符号の説明
1、101 複合機
2、102 原稿読み取り部
3、103 文字列認識部
4、104 検索部
5、105 回数カウント部
6、106 変換部
7、107 記憶部
7a、107a 変換内容テーブル
8、108 画像形成部
10、110 画像処理部

Claims (8)

  1. 画像データに対し所定の処理を施すための画像処理装置であって、
    前記画像データに含まれる文字列を認識する文字列認識手段と、
    前記文字列認識手段により認識された前記画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する検索手段と、
    前記検索手段により前記第1文字列が検索された場合に、前記第1文字列を前記第1文字列よりも短い第2文字列に変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換が行われた画像データを出力可能な出力手段と、
    備え、
    前記出力手段は、前記画像データに含まれる前記第2文字列のうち、最初に表れる前記第2文字列に前記第1文字列を対応づけて出力する、
    画像処理装置。
  2. 前記第1文字列が繰り返される回数をカウントする回数カウント手段を更に備え、
    前記変換手段は、前記第1文字列のうち、前記回数カウント手段により所定の回数以上カウントされた文字列を前記第2文字列に変換する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1文字列の文字数をカウントする文字数カウント手段を更に備え、
    前記変換手段は、前記第1文字列のうち、前記文字数カウント手段によりカウントされた文字数が所定の数以上である文字列を前記第2文字列に変換する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記検索手段は、前記第2文字列を含む画像データにおいてなお2回以上繰り返される第3文字列を更に検索し、
    前記変換手段は、前記検索手段により前記第3文字列が更に検索された場合に、前記第3文字列を前記第3文字列よりも短い第4文字列に更に変換する、
    請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 原稿を読み取って前記画像データを取得するための原稿読み取り手段をさらに備えた、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置の変換手段により前記第1文字列の前記第2文字列への変換が行われた画像データを基に転写材に対し画像形成可能な画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置。
  7. 画像データに対し所定の処理を施すための画像処理装置のコンピュータにおいて実行される前記画像処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画像データに含まれる文字列を認識する文字列認識手段と、
    前記文字列認識手段により認識された前記画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する検索手段と、
    前記検索手段により前記第1文字列が検索された場合に、前記第1文字列を前記第1文字列よりも短い第2文字列に変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換が行われた画像データを、前記画像データに含まれる前記第2文字列のうち最初に表れる前記第2文字列を前記第1文字列と対応づけて出力する出力手段と、
    して機能させる画像処理プログラム。
  8. 画像データに対し所定の処理を施すための画像処理方法であって、
    前記画像データに含まれる文字列を認識する文字列認識ステップと、
    前記文字列認識ステップにおいて認識された前記画像データ内の文字列から2回以上繰り返される第1文字列を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにおいて前記第1文字列が検索された場合に、前記第1文字列を前記第1文字列よりも短い第2文字列に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて変換された画像データを、前記画像データに含まれる前記第2文字列のうち最初に表れる前記第2文字列を前記第1文字列と対応づけて出力する出力ステップと、
    を含む画像処理方法。
JP2005347046A 2005-11-30 2005-11-30 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP4150040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347046A JP4150040B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347046A JP4150040B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007158453A JP2007158453A (ja) 2007-06-21
JP4150040B2 true JP4150040B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=38242277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005347046A Expired - Fee Related JP4150040B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4150040B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6376730B2 (ja) 2012-12-25 2018-08-22 株式会社クラベ ヒータユニット及びステアリングホイール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007158453A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5246146B2 (ja) 画像形成装置及び画像読取装置
CN101800826A (zh) 图像处理装置、终端装置、打印机装置及图像处理方法
US8777118B2 (en) Apparatus handling codes, method for controlling the same and program
US8154740B2 (en) Image processing apparatus for concatenating a read document image, method of generating an index of a concatenated image, and computer-readable recording medium having index generation program recorded
JP2007181029A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
CN111580758B (zh) 图像形成装置
JP4150040B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法
JP4826481B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP4150039B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法
JP2010140136A (ja) 画像処理装置、画像データ管理方法、およびコンピュータプログラム
JP4765593B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成処理プログラム並びに画像形成処理方法
JP2007086948A (ja) 画像形成装置
JP4311381B2 (ja) 画像形成装置
JP2010022046A (ja) 画像処理装置
JP2006211553A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2007159008A (ja) 画像形成装置、画像出力条件設定方法、画像出力条件設定プログラム及び記録媒体
JP4798213B2 (ja) 画像形成装置
JP2009065227A (ja) データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP2009077283A (ja) 画像形成装置
JP2006352615A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3745326B2 (ja) 画像形成装置
JP3964901B2 (ja) 画像形成システム
JP2006082492A (ja) 記録装置、記録方法及びそのプログラム
JP4814194B2 (ja) データ書込装置及びプログラム
JP2007043314A (ja) 並び順管理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080311

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080626

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees