JP4150008B2 - 常閉型電磁弁の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、常閉型電磁弁の製造方法に関する。
常閉型電磁弁には、開弁時の流量又は圧力差が目標値になることが要求されている。そのため、常閉型電磁弁の製造には、弁を閉じるためにスプリングから受ける荷重の均一化、電磁吸引力の均一化が要求される。
しかし、全ての部品の製造及び組み付けの誤差をなくすことは困難である。その一方で、スプリングから受ける荷重や電磁吸引力にばらつきがあっても、可動コアのストロークを調整すれば、開弁時の流量又は圧力差を目標値にすることが可能である。
特許第3444151号公報 特表2004−506573号公報
本発明の目的は、開弁時の流量又は圧力差が目標値になる常閉型電磁弁の製造方法を提供することにある。
(1)本発明に係る常閉型電磁弁の製造方法は、ガイド孔を有し、前記ガイド孔に連通する連通孔を有するボディと、
前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置される可動コアと、
流体圧回路の流路の一部になる流通孔を有し、前記ボディの前記ガイド孔に入れられて固定されている弁座と、
前記可動コアの端部に固定され、前記流路内に配置されて前記流通孔を塞ぐための弁体と、
前記弁体に前記弁座の方向への力を加える弾性体と、
前記ボディの端部に固定される固定コアと、
を有し、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が固定された前記可動コア及び前記弾性体が、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように入れられる常閉型電磁弁の製造方法において、
前記ボディの前記ガイド孔に、前記固定コアを、前記可動コア及び前記弾性体と対向するように圧入すること、
前記可動コア及び前記固定コアが磁気回路内に配置されて、電磁吸引力によって、前記可動コアが前記弁体とともに前記固定コアの方向に引きつけられるように、磁場を発生させること、
前記電磁吸引力によって前記弁体を前記弁座から離して、前記流通孔及び前記連通孔を通るように流体を供給しながら、前記流体の流量を検出し、前記流体の流量を検出しながら、前記流量が目標流量を超えていることを検出したときには前記固定コアを前記弾性体に対抗して前記弁体の方向にさらに圧入進行させて前記弾性体を介して前記弁体を前記弁座の方向に移動させ、前記流量が前記目標流量になったことを検出したときに前記固定コアの圧入進行を停止するように制御すること、
を含む。本発明によれば、部品の製造又は組み付けに誤差があって弾性体から受ける荷重や電磁吸引力にばらつきがあっても、開弁時の流量を目標値にすることができるので、電磁弁としての精度を均一化することができる。
(2)本発明に係る常閉型電磁弁の製造方法は、ガイド孔を有し、前記ガイド孔に連通する連通孔を有するボディと、
前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置される可動コアと、
流体圧回路の流路の一部になる流通孔を有し、前記ボディの前記ガイド孔に入れられて固定されている弁座と、
前記可動コアの端部に固定され、前記流路内に配置されて前記流通孔を塞ぐための弁体と、
前記弁体に前記弁座の方向への力を加える弾性体と、
前記ボディの端部に固定される固定コアと、
を有し、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が固定された前記可動コア及び前記弾性体が、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように入れられる常閉型電磁弁の製造方法において、
前記ボディの前記ガイド孔に、前記固定コアを、前記可動コア及び前記弾性体と対向するように圧入すること、
前記可動コア及び前記固定コアが磁気回路内に配置されて、電磁吸引力によって、前記可動コアが前記弁体とともに前記固定コアの方向に引きつけられるように、磁場を発生させること、
前記電磁吸引力によって前記弁体を前記弁座から離して、前記流通孔及び前記連通孔を通るように流体を供給しながら、前記流通孔よりも上流及び下流での前記流体の圧力差を検出し、前記流体の圧力差を検出しながら、前記圧力差が目標圧力差未満であることを検出したときには前記固定コアを前記弾性体に対抗して前記弁体の方向にさらに圧入進行させて前記弾性体を介して前記弁体を前記弁座の方向に移動させ、前記圧力差が前記目標圧力差になったことを検出したときに前記固定コアの圧入進行を停止するように制御すること、
を含む。本発明によれば、部品の製造又は組み付けに誤差があって弾性体から受ける荷重や電磁吸引力にばらつきがあっても、開弁時の圧力差を目標値にすることができるので、電磁弁としての精度を均一化することができる。
(3)この常閉型電磁弁の製造方法において、
前記可動コアは、貫通孔を有し、
前記可動コアへの前記弁体の固定は、
前記弁体を前記貫通孔に圧入すること、
前記弾性体を前記貫通孔に入れること、
前記弁体を前記貫通孔にさらに圧入進行させて前記弾性体を圧縮しながら、圧縮された前記弾性体が与える荷重を検出し、前記荷重を検出しながら、前記弁体の圧入進行を、前記荷重が目標荷重未満であることを検出したときには続行し、前記荷重が前記目標荷重になったことを検出したときに停止するように制御すること、
を含んでもよい。これによれば、部品の製造又は組み付けに誤差があっても、弾性体から受ける荷重を目標値にすることができるので、電磁弁としての精度を均一化することができる。
さらに、前記固定コアの圧入進行を制御した後に、前記固定コアを前記ボディに溶接によって固定することが好ましい。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る方法によって製造された電磁弁を有する流体圧制御装置の一部を示す断面図である。流体圧制御装置は、流体圧回路において流体(例えば油などの液体)の圧力を調整(例えば一定の圧力に調圧)するためのものであり、車両用ブレーキに使用される作動液の圧力(ブレーキ圧)を調整するものである。流体圧制御装置は、例えば、車両挙動安定化制御システムや、アンチロックブレーキシステムに応用することができる。
流体圧制御装置は、例えばアルミニウムからなる基体10を有する。基体10には、流体の第1の流路11が形成されている。基体10には、第2の流路12が形成されている。基体10には、電磁弁20のための装着孔14が形成されている。装着孔14は、第1及び第2の流路11,12に連通している。装着孔14を介して第1及び第2の流路11,12が連通している。装着孔14と第2の流路12が一直線方向に連通し、装着孔14の軸と第1の流路11の軸が交差(例えば直交)する。
流体圧制御装置は、電磁弁20を有する。電磁弁20は、第1及び第2の流路11,12間で、流路の一部を開閉するためのものである。電磁弁20は、後述するように、常閉型電磁弁である。
電磁弁20は、ボディ30を有する。ボディ30は非磁性体であり、円筒形又はパイプ形状のように内部空間を有する中空形状である。ボディ30は、例えば絞り加工によって形成することができる。ボディ30(詳しくはその一部)は、装着孔14に嵌め込まれ、ストッパ(例えば金属製のCリング)22によって(図1の例では補助部材23を介して)抜け止めが図られている。ボディ30と基体10(詳しくは装着孔14の内面)との間には、1つ又は複数のOリング24,25が設けられて、両者間の気密性又は液密性が確保されている。Oリング24は、装着孔14において、第1の流路11よりも装着孔14の開口近くに配置されている。Oリング24の脱落防止のため、ボディ30にはストッパ28が嵌合している。Oリング25は、装着孔14において、第1の流路11よりも装着孔14の開口から遠く(第2の流路12に近く)に配置されている。ボディ30の、Oリング24及び第1の流路11の間の部分の表面と、装着孔14の内面との間には流体の流動を許容する隙間が形成されている。
ボディ30には、第1の流路11と連通する連通孔(以下、第1の連通孔ともいう。)32が形成されている。連通孔32の開口は、第1の流路11の開口と対向している。ボディ30に、Oリング24と密着する部分よりも括れた部分33が形成されており、その括れた部分33に連通孔32が形成されている。
ボディ30には、第2の流路12と連通する連通孔(以下、第2の連通孔ともいう。)34が形成されている。第2の連通孔34は、第1の連通孔32と連通するように形成されている。ボディ30の壁部は、その先端部36が内側に屈曲して、第2の連通孔34を形成している。言い換えると、ボディ30の内部空間は、第2の連通孔34にて絞られて外部と連通する。あるいは、先端部36は、ボディ30の内部空間に向けて突出しており、段が形成されることになる。
ボディ30の内部空間(ボディ30の端部(第2の連通孔34側の端部))には、弁座40が配置(例えば圧入などによって固定)されている。弁座40は、ボディ30の内側に屈曲する先端部36に係止されており、これにより抜け止めが図られている。弁座40は、ボディ30に対してその位置が固定されている。弁座40には、流通孔42が形成されている。流通孔42は、流体圧回路の流路の一部になる。流通孔42の一方の開口は、ボディ30の第2の連通孔34と連通する。流通孔42には、第2の連通孔34と連通する開口からの挿入によって、フィルタ27を保持するホルダ29が取り付けられている。流通孔42は、弁座面44でも開口して、ボディ30の内部空間と連通する。
ボディ30は、ガイド孔38を有する。ガイド孔38は、第1及び第2の連通孔32,34と連通しており、第2の連通孔34と同軸になるように形成されている。
ガイド孔38には、可動コア50がガイド孔38の軸方向に移動(スライド)できるように収容されている。可動コア50は磁性体である。可動コア50には、ガイド孔38の軸に沿って、貫通孔52が形成されている。可動コア50の端部であって、貫通孔52には、弁体60が取り付けられている(例えば圧入などによって固定されている)。
弁体60は、可動コア50に保持(又は固定)される非磁性体部61に、磁性体部63が圧入されて構成されている。磁性体部63は、弁座面44に対向する。弁体60は、可動コア50とともにボディ30に対して相対的に移動(可動コア50の移動と同じ方向に移動)できるようになっている。弁体60は、弁座40の流通孔42(弁座面44での開口)を塞ぐために流路内に設けられている。なお、流体圧回路は、少なくとも、第1の流路11、第1の連通孔32、流通孔42、第2の連通孔34及び第2の流路12を通る流路を含み、弁体60は、流通孔42よりも第1の連通孔32側に配置される。
弁体60には、貫通孔62が形成されている。貫通孔62は、可動コア50の貫通孔52内に開口するとともに、流通孔42の弁座面44での開口との対向面を避けた位置でも開口する。貫通孔62の一部は、弁体60の長さ方向に交差(例えば直交)して貫通している。貫通孔62は、ボディ30の内部空間において、可動コア50及び弁体60からなる部品と弁座40との間の空間と連通する。貫通孔62は、可動コア50の貫通孔52にも連通する。なお、貫通孔62の代わりに、弁体60の可動コア50に入り込んだ部分の表面に溝を設けて、貫通孔62と同じ作用(流体の流動)を果たすようにしてもよい。
可動コア50の貫通孔52には弾性体(例えばバネ(詳しくはコイルバネ))70が配置されている。弾性体70の一方の端部は、弁体60に接触する。弾性体70の他方の端部は、固定コア80に接触する。弾性体70は、弁体60と固定コア80との間で圧縮されて配置されている。これにより、弁体60に弁座40の方向への力を加える。弾性体70は、貫通孔52を塞がないように設ける。例えば、弾性体70がコイルバネであれば、その中央で貫通孔52が開口する。
ボディ30(詳しくはその端部)には、固定コア80が固定されている。また、ボディ30のガイド孔38に固定コア80の少なくとも一部が入れ込まれている。固定コア80は、ガイド孔38の一方の開口を塞いでいる。固定コア80は、溶接によって固定してある。固定コア80は、磁性体である。
電磁弁20は、導電線からなるコイル90を有する。コイル90は、絶縁体(例えば樹脂)からなるボビン92に巻き付けられている。コイル90を電流が流れると磁場が発生する。その磁場内に、磁性体(あるいは強磁性体)からなるヨーク94を設けてあり、ヨーク94を通る効率的な磁気回路を形成することができる。なお、ヨーク94はコイル90のカバーを兼ねている。コイル90により発生する磁場(又は磁気回路)内に、あるいは、ヨーク94を通して形成される磁気回路内に、可動コア50(少なくともその一部)及び固定コア80(少なくともその一部)が配置されている。
(動作)
次に、本実施の形態に係る電磁弁20の動作を説明する。
電磁弁20が駆動していない場合(コイル90に電流が供給されていない場合)には、電磁吸引力が発生しない。このとき、弁体60と固定コア80の間で弾性体70が圧縮されており、固定コア80がボディ30に固定されているので、弾性体70は弁体60に弁座40の方向に力を加える。この力は、弁体60を弁座40(弁座面44)に押しつけて流通孔42を塞ぐのに必要な大きさになるように設定されている。このため、常時(電磁弁20の非駆動時)、流通孔42が閉じる。すなわち、電磁弁20は、常閉型電磁弁である。
電磁弁20が駆動すると、コイル90を電流が流れて磁場が発生する。磁場が発生すると、磁気誘導によって可動コア50及び固定コア80間に電磁吸引力が発生する。固定コア80がボディ30に固定されているので、電磁吸引力によって、可動コア50が固定コア80の方向に引き寄せられる。また、流体が、弁座40の流通孔42から弁体60の方向(第2の流路12から第1の流路11の方向)に流れているので、流通孔42の内側の圧力が、流通孔42の外側(下流方向に外側又は弁体60の方向に外側)の圧力よりも高い。そのため、弁60に対してこれを弁座40から離す方向に流体圧が加えられている。そして、流体圧及び電磁吸引力の合計の大きさが弾性体70の弾性力の大きさを超えると、流通孔42が開口する。
なお、弁体60には、上述した貫通孔62が形成されている。したがって、可動コア50及び弁体60から部品と弁座40との間の空間と、可動コア50及び弁体60からなる部品と固定コア80との間の空間とを、貫通孔52,62を介して流体が流動する(流体が閉じ込められない)ようになっている。したがって、可動コア50及び弁体60からなる部品の固定コア80側と弁座40側との間に生ずる差圧をなくすことでき、可動コア50を円滑に進退移動させることができる。
こうして、電磁弁20によって流体圧回路が制御される。開弁状態において第1及び第2の流路11,12が連通するので、第2の流路12から流体を流入させて第1の流路11へ吐出させることができる。詳しくは、流体は、ボディ30の第2の連通孔34から、弁座40の流通孔42を経て、ボディ30の内部空間に流動し、ボディ30の第1の連通孔32を介して、第1の流路11へ流動して吐出される。このように、弁体60による流通孔42の開閉が行われて、流体の圧力が制御される。
(製造方法)
次に、本発明を適用した実施の形態に係る電磁弁20の製造方法を説明する。
図2は、弾性体の弾性力を調整しながら弁体を可動コアに固定する方法を説明する図である。
本実施の形態では、弾性体70を貫通孔52に入れる。そして、弁体60を可動コア50(詳しくはその端部)に仮固定する。仮固定は、弁体60を貫通孔52に圧入して行う。その圧入長さは、弁体60が仮固定される程度に止める。弾性体70は、その一端が貫通孔52内で弁体60に当接する。
本実施の形態では、測定器100を使用する。測定器100は、荷重センサ102を有する。荷重センサ102は、プローブ(例えばピン)104を介して荷重を測定できるようになっている。弁体60が仮固定されて弾性体70が入れられた可動コア50を、測定器100に載せる。詳しくは、可動コア50の、弁体60とは反対側の端部(貫通孔52が開口する面)をサポート106にて支持させて、弾性体70をプローブ104と接触させる。
そして、弁体60を貫通孔52にさらに圧入進行させて弾性体70を押圧する。これにより、弾性体70は、弁体60とプローブ104との間で圧縮される。弁体60の圧入進行は、弾性体70が与える荷重を荷重センサ102によって検出しながら行う。また、弁体60の圧入進行は、荷重が目標荷重未満であることを検出したときには続行し、荷重が目標荷重と同じになったことを検出したときに停止するように制御する。目標荷重とは、適正な弁の動作を確保するために要求される荷重であって、完成品としての電磁弁20について測定したときの値である。目標値は、予め測定し、あるいはシミュレーションを行い、あるいは理論的に算出して得られる。
こうして、弁体60を可動コア50(詳しくはその端部)に固定する。これによれば、部品の製造又は組み付けに誤差があっても、弾性体70が与える荷重(弾性力)を目標値にすることができるので、電磁弁としての精度を均一化することができる。その結果、電磁吸引力を発生させるコイル90を、過剰な出力マージンを確保できるほど大きくする必要がなくなり、コイル90を小型化することができる。
次に、本実施の形態では、ボディ30のガイド孔38に、弁座40を入れて固定する。また、ボディ30のガイド孔38に、弁体60が固定された可動コア50及び弾性体70を、弁体60が弁座40及び弾性体70に挟まれるように入れる。さらに、ボディ30のガイド孔38に、固定コア80を固定する。
図3は、固定コアをボディに固定する方法を説明する図である。ボディ30のガイド孔38に、固定コア80を、可動コア50及び弾性体70と対向するように仮固定する。仮固定は、固定コア80をガイド孔38に圧入して行う。その圧入長さは、固定コア80が仮固定される程度に止める。ただし、ボディ30と固定コア80の間の気密又は液密状態を確保する。すなわち、ガイド孔38の端部を固定コア80によって密(気密又は液密)に塞ぐ。
弁座40、可動コア50、弁体60、弾性体70及び固定コア80を備えたボディ30を、流体測定器110にセットする。流体測定器110は、測定流路112,114を有する。測定流路112はボディ30の連通孔32と連通し、測定流路114はボディ30の連通孔34と連通する。また、測定流路112と連通孔32は、流体が漏れないように密(気密又は液密)に接続され、測定流路114と連通孔34は、流体が漏れないように密(気密又は液密)に接続される。そのため、流体測定器110は、周知のシールを有する。
流体測定器110は、センサ116,118を有する。センサ116は、連通孔32(測定流路112)を通る流体の特性を検出し、センサ118は、連通孔34(測定流路114)を通る流体の特性を検出する。センサ116,118は、流体の流量又は圧力の少なくとも一方を検出するものである。
そして、ボディ30の周囲に、磁場発生器120を配置する。磁場発生器120は、コイル122を含み、さらに図示しないヨーク(ヨーク94の内容が該当する。)を含んでもよい。磁場発生器120によって発生する磁場は、電磁弁20のコイル90によって生じる磁場と同じになるように設定されている。
図4は、固定コアをボディに固定するプロセスを説明するフローチャートである。本実施の形態では、可動コア50及び固定コア80間に電磁吸引力を発生させる。磁気吸引力の発生は、磁場発生器120をドライバ124によって駆動し、コイル122に電流を流し、磁場を発生させることで行う(図4のS1)。磁場を、可動コア50及び固定コア80が磁気回路内に配置されるように発生される。こうすることで、電磁吸引力によって、可動コア50が弁体60とともに固定コア80の方向に引きつけられる。そして、電磁吸引力によって弁体60が弁座40から離れる。
この時点で、固定コア80は仮固定されているだけであって、本固定の深さまでガイド孔38に入っていない。したがって、固定コア80と弁座40との間隔が、完成品のそれよりも広くなっている。そのため、磁気吸引力の発生によって、弁体60は、完成品よりも弁座40から大きく離れる(すなわち、大きく開弁する)。
この開弁状態で、弁座40の流通孔42及びボディ30の連通孔32,34を通るように流体を供給する(図4のS1)。流体の供給は、図示しないポンプによって行う。流体は、例えばレギュレータによって、一定の圧力で供給してもよい。流体は連通孔34(測定流路114)から供給する。本実施の形態では、製造プロセスで使用する流体は気体であるが液体であってもよい。流体の供給を磁場の発生(電流の供給)よりも後に開始してもよいが、両者を同時に開始してもよいし、流体の供給を磁場の発生(電流の供給)よりも先に開始してもよい。
図4のS2に示すように、センサによる検出を行う。この検出には複数の例がある。
第1の例では、流体の流量を検出する。この場合、センサ116,118の少なくとも一方は流量計である。連通孔34(測定流路114)から流体を供給し、流量計としてのセンサ116によって、弁(弁座40の流通孔42)よりも下流の流量を測定する。その場合、弁よりも上流のセンサ116は、無くしてもよいし、一定の圧力で流体を供給するための圧力計であってもよい。
第2の例では、弁(弁座40の流通孔42)よりも上流及び下流での流体の圧力をそれぞれ検出する。この場合、センサ116,118は圧力計である。そして、流体の圧力差を検出(算出)する。圧力差の算出は、コントローラ130(図3参照)によって行う。
いずれの例であっても、固定コア80と弁座40との間隔が未だ調整されていないので、開弁動作を行ったときに、完成品としての電磁弁20よりも大きく開弁する。したがって、検出値(流量又は圧力差)は、目標値と異なっている。ここで、目標値とは、完成品としての電磁弁20について測定したときの値である。目標値は、予め測定し、あるいはシミュレーションを行い、あるいは理論的に算出して得られる。
そして、検出値(流量又は圧力差)と目標値が条件を満たすかどうかを演算する(図4のS3)。この演算は、コントローラ130(図3参照)によって行う。
第1の例(流体の流量を検出する場合)では、検出値(流量)と目標値(目標流量)を比較する。そして、検出値(流量)と目標値(目標流量)が同じであるという条件を満たすかどうかを演算する。最初は、大きく開弁しているので、検出値(流量)が目標値(目標流量)を超えている(すなわち、条件を満たさない)。
第2の例(圧力差を検出する場合)では、検出値(圧力差)と目標値(目標圧力差)を比較する。そして、検出値(圧力差)と目標値(目標圧力差)が同じであるという条件を満たすかどうかを演算する。最初は、大きく開弁しているので、検出値(圧力差)が目標値(目標圧力差)未満である(すなわち、条件を満たさない)。
条件を満たさない場合、固定コア80を、弾性体70に対抗して弁体60の方向にさらに圧入進行させる。これは、図3に示すように、プレス(例えばサーボプレス)140をドライバ142によって作動させることで行う(図4のS4参照)。固定コア80の圧入進行によって、弾性体70を介して弁体60を弁座40の方向に移動させることができる。これにより、弁体60が弁座面44(流通孔42の開口)に接近して弁が絞られる。
そして、さらに、図4のS2,S3のステップが行われ、条件を満たさない場合には、S4のステップが行われる。
条件を満たす場合、固定コア80の圧入進行を停止するように制御する(図4のS5参照)。条件を満たす場合とは、第1の例(流体の流量を検出する場合)では、検出値(流量)と目標値(目標流量)が同じであることであり、第2の例(圧力差を検出する場合)では、検出値(圧力差)と目標値(目標圧力差)が同じであることである。すなわち、条件を満たす場合とは、完成品としての電磁弁20に要求される特性に達したことが検出されたことである。
また、図4のS5に示すように、磁場の発生を停止し、流体の供給を停止する。上述した制御は、全て自動制御によって行ってもよい。
本実施の形態によれば、部品の製造又は組み付けに誤差があって弾性体70から受ける荷重や電磁吸引力にばらつきがあっても、開弁時の流量(圧力差)を目標値にすることができるので、電磁弁としての精度を均一化することができる。
こうして、固定コア80の圧入進行を制御した後に、固定コア80をボディ30に溶接(例えばレーザー溶接)によって固定する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。さらに、本発明は、実施の形態で説明した技術的事項のいずれかを限定的に除外したものであってもよい。あるいは、本発明は、上述した実施の形態から公知技術を限定的に除外したものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る方法によって製造された電磁弁を有する流体圧制御装置の一部を示す断面図である。 弾性体の弾性力を調整しながら弁体を可動コアに固定する方法を説明する図である。 固定コアをボディに固定する方法を説明する図である。 固定コアをボディに固定するプロセスを説明するフローチャートである。
符号の説明
10…基体 11…第1の流路 12…第2の流路 14…装着孔 20…電磁弁 22…ストッパ 23…補助部材 24…Oリング 25…Oリング 27…フィルタ 28…ストッパ 29…ホルダ 30…ボディ 32…連通孔 33…括れた部分 34…連通孔 36…先端部 38…ガイド孔 40…弁座 42…流通孔 44…弁座面 50…可動コア 52…貫通孔 60…弁体 62…貫通孔 70…弾性体 80…固定コア 90…コイル 92…ボビン 94…ヨーク 100…測定器 102…荷重センサ 104…プローブ 106…サポート 110…流体測定器 112…測定流路 114…測定流路 116…センサ 118…センサ 120…磁場発生器 122…コイル 124…ドライバ 130…コントローラ 140…プレス 142…ドライバ

Claims (4)

  1. ガイド孔を有し、前記ガイド孔に連通する連通孔を有するボディと、
    前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置される可動コアと、
    流体圧回路の流路の一部になる流通孔を有し、前記ボディの前記ガイド孔に入れられて固定されている弁座と、
    前記可動コアの端部に固定され、前記流路内に配置されて前記流通孔を塞ぐための弁体と、
    前記弁体に前記弁座の方向への力を加える弾性体と、
    前記ボディの端部に固定される固定コアと、
    を有し、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が固定された前記可動コア及び前記弾性体が、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように入れられる常閉型電磁弁の製造方法において、
    前記ボディの前記ガイド孔に、前記固定コアを、前記可動コア及び前記弾性体と対向するように圧入すること、
    前記可動コア及び前記固定コアが磁気回路内に配置されて、電磁吸引力によって、前記可動コアが前記弁体とともに前記固定コアの方向に引きつけられるように、磁場を発生させること、
    前記電磁吸引力によって前記弁体を前記弁座から離して、前記流通孔及び前記連通孔を通るように流体を供給しながら、前記流体の流量を検出し、前記流体の流量を検出しながら、前記流量が目標流量を超えていることを検出したときには前記固定コアを前記弾性体に対抗して前記弁体の方向にさらに圧入進行させて前記弾性体を介して前記弁体を前記弁座の方向に移動させ、前記流量が前記目標流量になったことを検出したときに前記固定コアの圧入進行を停止するように制御すること、
    を含む常閉型電磁弁の製造方法。
  2. ガイド孔を有し、前記ガイド孔に連通する連通孔を有するボディと、
    前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置される可動コアと、
    流体圧回路の流路の一部になる流通孔を有し、前記ボディの前記ガイド孔に入れられて固定されている弁座と、
    前記可動コアの端部に固定され、前記流路内に配置されて前記流通孔を塞ぐための弁体と、
    前記弁体に前記弁座の方向への力を加える弾性体と、
    前記ボディの端部に固定される固定コアと、
    を有し、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が固定された前記可動コア及び前記弾性体が、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように入れられる常閉型電磁弁の製造方法において、
    前記ボディの前記ガイド孔に、前記固定コアを、前記可動コア及び前記弾性体と対向するように圧入すること、
    前記可動コア及び前記固定コアが磁気回路内に配置されて、電磁吸引力によって、前記可動コアが前記弁体とともに前記固定コアの方向に引きつけられるように、磁場を発生させること、
    前記電磁吸引力によって前記弁体を前記弁座から離して、前記流通孔及び前記連通孔を通るように流体を供給しながら、前記流通孔よりも上流及び下流での前記流体の圧力差を検出し、前記流体の圧力差を検出しながら、前記圧力差が目標圧力差未満であることを検出したときには前記固定コアを前記弾性体に対抗して前記弁体の方向にさらに圧入進行させて前記弾性体を介して前記弁体を前記弁座の方向に移動させ、前記圧力差が前記目標圧力差になったことを検出したときに前記固定コアの圧入進行を停止するように制御すること、
    を含む常閉型電磁弁の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載された常閉型電磁弁の製造方法において、
    前記可動コアは、貫通孔を有し、
    前記可動コアへの前記弁体の固定は、
    前記弁体を前記貫通孔に圧入すること、
    前記弾性体を前記貫通孔に入れること、
    前記弁体を前記貫通孔にさらに圧入進行させて前記弾性体を圧縮しながら、圧縮された前記弾性体が与える荷重を検出し、前記荷重を検出しながら、前記弁体の圧入進行を、前記荷重が目標荷重未満であることを検出したときには続行し、前記荷重が前記目標荷重になったことを検出したときに停止するように制御すること、
    を含む常閉型電磁弁の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載された常閉型電磁弁の製造方法において、
    前記固定コアの圧入進行を制御した後に、前記固定コアを前記ボディに溶接によって固定することをさらに含む常閉型電磁弁の製造方法。
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