JP4886408B2 - 流量センサ - Google Patents

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Description

本発明は、流体の流量を検出する流量センサに関する。
従来、流体が通る流路が形成された枠体と、流路の内部に配置され流体の圧力を受けて流路の延在方向に移動可能である流体遮蔽板と、流体遮蔽板が流体の圧力を受けて移動する方向とは反対方向に流体遮蔽板を付勢するバネと、流路の内部に配置されて流体遮蔽板の位置を検出するための変位検出手段とを備えた流量センサが知られている(例えば、特許文献1−3参照。)。
特開平8−94403号公報 特開平8−145748号公報 特開平9−43013号公報
しかしながら、従来の流量センサにおいては、変位検出手段が流路の内部に配置されているので、変位検出手段の検出結果を配線によって流路の内部から枠体の外部に取り出す場合、枠体を貫通する配線のためのシール構造が枠体に必要となる。そのため、シール部分のOリングが時間の経過によって硬化して液漏れが発生するという問題や、流体の圧力が高まるとシール部分から液漏れが発生するという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、シール構造を不要とした流量センサを提供することを目的とする。
本発明の流量センサは、流体が通る流路が形成された枠体と、前記流路の内部に配置され前記流体の圧力を受けて前記流路の延在方向に移動可能である移動体と、前記移動体が前記圧力を受けて移動する方向とは反対方向に前記移動体を付勢する付勢部材と、前記移動体の位置を検出するための検出コイルとを備え、前記検出コイルは、前記流路の外部で巻かれ、前記移動体は、磁性体で形成されて前記検出コイルによって検出されるための被検出磁性体を有することを特徴とする。
この構成により、本発明の流量センサは、検出コイルが流路の外部に配置されているので、流路の内部から枠体の外部まで貫通する配線が不要であり、そのような配線のためのシール構造も不要である。
また、本発明の流量センサの前記検出コイルは、前記流路を囲んで巻かれることが好ましい。
また、本発明の流量センサの前記枠体は、前記流路を形成する壁面を有し、前記検出コイルは、前記壁面の近傍に配置され、前記被検出磁性体は、前記壁面の近傍に配置され、前記検出コイルの内側を移動可能であることが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、検出コイルと被検出磁性体とが近いので、流量の検出精度を向上することができる。
また、本発明の流量センサの前記移動体は、前記流路の延在方向に延在する軸を有し、前記枠体は、内部に前記軸を貫通させて前記軸を支持する軸受を有し、前記軸受は、前記移動体の位置に関わらず前記軸のうち一定の長さの部分を支持することが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、移動体の位置に関わらず軸のうち一定の長さの部分を軸受が支持するので、流路の延在方向に対して移動体が傾くことを抑制することができる。したがって、本発明の流量センサは、枠体のうち流路を形成する壁面に移動体が接触して壁面から摩擦を受けることを抑制することができるので、移動体の移動方向によらず移動体を安定して移動させることができる。
また、本発明の流量センサの前記枠体は、前記流体が通る外部の配管部材に取り付けられるために外周又は内周に形成されたネジ部と、前記ネジ部が前記配管部材に取り付けられるときに保持されるために外周に形成されたナット部とを有し、前記ナット部は、中心軸から外周面までの距離が前記検出コイルより大きいことが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、ネジ部及びナット部によって配管部材に容易に取り付けられることができ、配管部材に流量センサを取り付けるための工具がナット部に接触しても検出コイルが破損することを防止することができる。
また、本発明の流量センサは、前記被検出磁性体の移動による前記検出コイルのインダクタンスの変化によって前記流体の流量を検出することが可能となる。
また、本発明の流量センサは、磁性体で形成されて前記枠体のインサート成形によって前記枠体と一体化されたインサート磁性体を前記検出コイルの近傍に備えることが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、インサート磁性体を被検出磁性体に近付けることが可能になり、インダクタンスの変化を大きくすることができる。
また、本発明の流量センサの前記インサート磁性体は、前記枠体の一部が入り込んだ穴が形成されることが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、磁性体の保持強度が強化され、流量を検出可能な流体の圧力を向上することができる。
また、本発明の流量センサは、磁性体で形成されて前記検出コイルの外側から前記検出コイルを囲んだリング磁性体を備えることが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、リング磁性体によってインダクタンスの変化を大きくすることができる。
また、本発明の流量センサの前記枠体は、外周に形成された溝部を有し、前記リング磁性体は、前記溝部に係合する係合部を有することが好ましい。
この構成により、本発明の流量センサは、リング磁性体が枠体から抜け落ちることを防止することができる。
また、量センサの前記検出コイルは、交流電源に電気的に接続される一次コイルと、前記一次コイルで発生する磁気変化によって電圧を発生する二次コイルとを有し、前記被検出磁性体の移動によって前記二次コイルに発生する電圧の変化によって前記流体の流量を検出することも可能である。
本発明によれば、シール構造を不要とした流量センサを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の一実施の形態)
まず、本実施の形態に係る流量センサの構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る流量センサ10は、流体としての水が矢印10aで示す方向に通る流路21が形成された枠体としての流路本体20と、流路21の内部に配置され水の圧力を受けて流路21の延在方向である矢印10aで示す方向に移動可能である移動体30と、移動体30が水の圧力を受けて移動する矢印10aで示す方向とは反対方向である矢印10bで示す方向に移動体30を付勢する付勢部材としての圧縮コイルバネ40と、移動体30の位置を検出するための検出コイル50と、軟磁性体で形成されて流路本体20のインサート成形によって流路本体20と一体化されたインサート磁性体としてのプレートコア61、62と、軟磁性体で形成されて検出コイル50の外側から検出コイル50を囲んだリング磁性体としてのリングコア70とを備えており、製氷皿を捻って離氷する製氷機に供給される水の流量を計測するためのものである。
流路本体20は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの高耐力の樹脂で成形されている。流路本体20は、流路21を入水側と出水側とに隔てる壁22と、壁22に設けられたボス23と、水を通す図示していない外部の配管部材としての製氷機の配管部材に取り付けられるために外周に形成されたネジ部24と、水を通す図示していない外部の配管部材としての水道管に取り付けられるために外周に形成されたネジ部25と、ネジ部24、25が配管部材に取り付けられるときに保持されるために外周に形成されたナット部26とを有している。壁22は、流路21を流れる水への抵抗を低減するために大きく開けられた穴22aが同心円上の3箇所に形成されている。ボス23は、内側に貫通孔23aが形成されており、圧縮コイルバネ40によって囲まれている。また、ナット部26の中心軸10cから外周面26bまでの距離は、リングコア70の中心軸10cから外周面70aまでの距離より大きい。なお、流路本体20は、流路21の出水側を鉛直方向の下側にした状態でプレートコア61、62をインサート成形するときに、プレートコア61、62の外縁を金型に支持させる必要があることから、プレートコア61に接触する部分のうち流路21の出水側の部分20aの外径がプレートコア61より小さくなっており、プレートコア62に接触する部分のうち流路21の出水側の部分20bの外径がプレートコア62より小さくなっている。また、プレートコア61に接触する部分のうち流路21の入水側の部分20cの外径がプレートコア61より小さくなっており、プレートコア62に接触する部分のうち流路21の入水側の部分20dの外径がプレートコア62より小さくなっている。
移動体30は、流路本体20の穴22aを塞ぐ弁体31aを有した可動子31と、軟磁性体で形成されて検出コイル50によって検出されるための被検出磁性体としての可動コア32と、可動コア32を挟んだ硬いプラスチック製のプレート33、34と、可動コア32及びプレート33、34が可動子31から抜けることを防止するための皿バネ35とを有している。可動子31は、流路21の矢印10aで示す延在方向に延在して流路本体20のボス23の貫通孔23aに挿入された軸31bを有している。ここで、ボス23は、内部に軸31bを貫通させて軸31bを支持する軸受を構成しており、移動体30の位置に関わらず軸31bのうち一定の長さの部分、即ち矢印10aで示す方向におけるボス23の長さに相当する部分を支持するようになっている。軸31bは、可動コア32、プレート33、34及び皿バネ35が取り付けられる部分が一段細くなっている。可動コア32は、流路21を流れる水への抵抗を低減するために大きく開けられた穴32aが同心円上の3箇所に形成されている。可動コア32は、流路本体20のうち流路21を形成する壁面21aと平行な立上り部32bを持ったプレス部品である。立上り部32bは、流路本体20の壁面21aの近傍に配置され、検出コイル50の内側を移動可能であり、検出コイル50、プレートコア61、62及びリングコア70と共に磁気回路を構成している。
圧縮コイルバネ40は、流路本体20のボス23と、移動体30の軸31bとを内部に通し、流路本体20の壁22と、移動体30のプレート33との間に配置されている。
検出コイル50は、流路21の外部で流路21を囲んで流路本体20に巻かれており、壁面21aの近傍に配置されている。検出コイル50は、端子51、52を有している。流量センサ10は、可動コア32の移動による検出コイル50のインダクタンスの変化によって水の流量を検出するようになっている。
プレートコア61、62は、検出コイル50を挟むように検出コイル50の近傍に配置されている。プレートコア61は、図2に示すように、中心に配置された穴61aと、検出コイル50の端子51、52の設置場所を確保するための切欠き61bと、同心円上の複数個所に配置されインサート成形によって流路本体20の一部が入り込む穴61cとが形成されている。プレートコア62は、図1に示すように、中心に配置された穴62aが形成されている。また、プレートコア62は、図示していないが、プレートコア61と同様に、同心円上の複数個所に配置されインサート成形によって流路本体20の一部が入り込む穴が形成されている。
図3に示すように、リングコア70は、流路本体20の外周面に3箇所形成された溝部20e内に挿入されるように折り曲げてカシメられることによって溝部20eに係合する係合部としてのカシメ部71を同心円上の3箇所に有している。また、リングコア70は、検出コイル50の端子51、52の設置場所を確保するための切欠き72も有している。
次に、流量センサ10の製造方法について説明する。
まず、流路本体20の製造方法について説明する。
図4に示すように、鉛直方向の下側に設置された下型81の上に水平方向に移動可能なスライド型82a、82bをセットした後、スライド型82a、82bのキャビティ内でスライド型82a、82bにプレートコア62を載せる。次いで、スライド型82a、82bの上に水平方向に移動可能なスライド型83a、83bをセットしてプレートコア62の脱落を防止した後、スライド型83a、83bのキャビティ内でスライド型83a、83bにプレートコア61を載せる。次いで、スライド型83a、83bの上に水平方向に移動可能なスライド型84a、84bをセットしてプレートコア61の脱落を防止した後、上方から上型85をセットし、キャビティ内に樹脂を射出する。そして、冷却後、上型85、スライド型84a、84b、スライド型83a、83b、スライド型82a、82bを開いて、流路本体20を取り出す。
次に、流量センサ10全体の製造方法について説明する。
図1に示すように、流路本体20の内側において、流路本体20のボス23の貫通孔23aに流路21の出水側から可動子31の軸31bが挿入された後、可動子31の軸31b及び流路本体20のボス23を囲むように流路21の入水側から流路21内に圧縮コイルバネ40が挿入される。次いで、流路21の入水側から可動子31の軸31bにプレート33が圧入されて軸31bの段部31cに当接して位置決めされ、可動コア32が挿入され、プレート34が圧入された後、皿バネ35によって抜け止めが行われる。
また、流路本体20の外側において、流路本体20の部分20aと、部分20dとの間に検出コイル50が巻かれた後、流路21の出水側からリングコア70が移動させられる。そして、カシメ部71がカシメられて流路本体20の溝部20e内に挿入されて、リングコア70の抜け止めが行われる。
次に、流量センサ10の動作について説明する。
流量センサ10は、配管部材に流量センサ10を取り付けるための工具、例えばモンキーレンチによってナット部26が掴まれて、ネジ部25が水道管に連結され、ネジ部24が製氷機の配管部材に連結される。
そして、水道管から製氷機に向けて水の供給が開始されると、入水側から流路21に入った水は、可動コア32の穴32aと、壁22の穴22aとを通過して、可動子31の弁体31aに達する。
可動子31の弁体31aに達した水の圧力が高まって、水が移動体30を矢印10aで示す方向に押す力が圧縮コイルバネ40が移動体30を矢印10bで示す方向に付勢する力より大きくなると、移動体30が流路本体20に対して矢印10aで示す方向に移動する。
そして、移動体30は、水が移動体30を矢印10aで示す方向に押す力と、圧縮コイルバネ40が移動体30を矢印10bで示す方向に付勢する力とが釣り合う位置で停止する。
移動体30が流路本体20に対して矢印10aで示す方向に移動して、流路本体20の壁22と、移動体30の弁体31aとの間に隙間が生じると、生じた隙間を介して水が流路21の入水側から出水側に流れ、最終的に製氷機の配管部材に供給される。
なお、検出コイル50、移動体30の立上り部32b、プレートコア61、62及びリングコア70から構成される磁気回路において、立上り部32bが検出コイル50の内側に入り込む量、即ち立上り部32bの矢印10aで示す移動量に比例して検出コイル50のインダクタンスは大きくなるので、移動体30が流路本体20に対して矢印10aで示す方向に移動すると、移動体30の矢印10aで示す移動量に比例して検出コイル50のインダクタンスは大きくなる。
したがって、検出コイル50の端子51、52に図示していないコルピッツ発振回路などのLC発振回路の入力側を接続して、検出コイル50のインダクタンスの変化を発振周波数の変化として取り出すことによって、移動体30の矢印10aで示す移動量を検出することができ、その結果、水の流量を検出することができる。
ここで、移動体30の矢印10aで示す移動量と、水の流量との関係は、圧縮コイルバネ40の特性や、弁体31aが壁22に接触しているときの弁体31aと、壁22との隙間(以下「初期隙間」という。)の大きさによって、任意に設定することができる。例えば、図5に示すように、移動体30の矢印10aで示す移動量、即ち変位Xが最大になっていない状態において、水の流量Qの変化量に対する移動体30の変位Xの変化量は、圧縮コイルバネ40のバネ定数を小さくするほど大きくすることができる。圧縮コイルバネ40のバネ定数は、関係91、92、93の順に大きくなっている。また、移動体30の変位Xが最大になっていない状態において、水の流量Qの変化量に対する移動体30の変位Xの変化量は、圧縮コイルバネ40を円錐状のバネにすれば関係94のようにもすることができる。また、移動体30の変位Xが0であるときの水の流量Q、即ち移動体30の矢印10aで示す移動が開始するときの水の流量Qは、初期隙間が大きいほど大きい。初期隙間の大きさは、関係91と、関係94とにおいて同じであるが、関係91、92、93の順に大きくなっている。なお、初期隙間は、弁体31aの外径を小さくして弁体31aが壁22に接触しているときであっても弁体31aによって壁22の穴22aを完全に塞がないようにしたり、弁体31a自体に水を通す穴を形成したりすることによって、調整することができる。
以上に説明したように、流量センサ10は、検出コイル50が流路21の外部に配置されているので、流路21の内部から流路本体20の外部まで貫通する配線が不要であり、そのような配線のためのシール構造も不要である。したがって、流量センサ10は、流路本体20の強度を従来より高くすることができるので、従来より高圧の水であっても流量を検出することができる。
また、流量センサ10は、検出コイル50が流路21の外部に配置されているので、検出コイル50の防水処理が不要である。
また、流量センサ10は、検出コイル50と可動コア32とが近いので、流量の検出精度を向上することができる。
また、流量センサ10は、移動体30の位置に関わらず可動子31の軸31bのうち一定の長さの部分をボス23が支持するので、流路21の延在方向に対して移動体30が傾くことを抑制することができる。したがって、流量センサ10は、流路本体20のうち流路21を形成する壁面21aに移動体30が接触して壁面21aから摩擦を受けることを抑制することができるので、移動体30の移動方向によらず移動体30を安定して移動させることができる。
また、流量センサ10は、ボス23と可動子31の軸31bとによって流路21の延在方向に対して移動体30が傾くことを抑制することができるので、流路21の延在方向に対して移動体30が傾くことを抑制するために、ジンバルバネなどの特殊な付勢部材を備える必要がない。
また、流量センサ10は、付勢部材として圧縮コイルバネ40を備えているので、付勢部材としてジンバルバネを備えている場合と比較して、移動体30の変位を大きくすることができる。したがって、流量センサ10は、付勢部材としてジンバルバネを備えている場合と比較して、精度を向上することができる。
また、流量センサ10は、プレート33が軸31bに圧入されて軸31bの段部31cに当接して位置決めされるので、検出コイル50に対する立上り部32bの位置精度が確保できる。
また、流量センサ10は、ネジ部24、25及びナット部26によって配管部材に容易に取り付けられることができる。
また、流量センサ10は、ナット部26の中心軸10cから外周面26bまでの距離がリングコア70の中心軸10cから外周面70aまでの距離より大きいので、配管部材に流量センサ10を取り付けるための工具がナット部26に接触してもリングコア70が破損することを防止することができ、その結果、リングコア70の内側の検出コイル50が破損することも防止することができる。なお、リングコア70を備えていない場合であっても、流量センサ10は、ナット部26の中心軸10cから外周面26bまでの距離が検出コイル50の中心軸10cから外周面50aまでの距離より大きいので、配管部材に流量センサ10を取り付けるための工具がナット部26に接触しても検出コイル50が破損することを防止することができる。
また、流量センサ10は、プレートコア61、62が流路本体20にインサート成形されるので、プレートコア61、62を可動コア32に近付けることが可能になり、インダクタンスの変化を大きくすることができる。
また、流量センサ10は、検出コイル50の外側から検出コイル50を囲んだリングコア70を備えているので、リングコア70によってインダクタンスの変化を大きくすることができる。
また、流量センサ10は、プレートコア61がインサート成形によって流路本体20の一部が入り込む穴61cを有しているので、流路本体20によるプレートコア61の保持力を向上することができ、流量を検出可能な流体の圧力を向上することができる。プレートコア62についても同様である。
なお、流量センサ10は、水の流量が大きくなると検出コイル50のインダクタンスが大きくなるようになっているが、弁体31aが壁22に接触しているときの立上り部32bの外側に検出コイル50、プレートコア61、62及びリングコア70が位置するように検出コイル50、プレートコア61、62及びリングコア70の位置を流路21の入水側に変更するなどして、水の流量が大きくなると検出コイル50のインダクタンスが小さくなるようにしても良い。
また、流量センサ10は、プレートコア61、62及びリングコア70を備えているので、検出コイル50のインダクタンスの変化量を大きくすることができるが、リングコア70を備えていなくても良いし、更にプレートコア61やプレートコア62を備えていなくても良い。
参考の形態)
まず、本参考の形態に係る流量センサの構成について説明する。
なお、本参考の形態に係る流量センサの構成のうち、本発明の一実施の形態に係る流量センサ10(図1参照。)の構成と同様の構成については、流量センサ10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、本参考の形態に係る流量センサ110の構成は、プレートコア61、62(図1参照。)及びリングコア70(図1参照。)を流量センサ10から取り除き、移動体30の位置を検出するための検出コイル120を検出コイル50(図1参照。)の代わりに流量センサ10が備えた構成とほぼ同様である。
検出コイル120は、流路21の外部で流路21を囲んで流路本体20に巻かれており、流路本体20の壁面21aの近傍に配置されている。ナット部26の中心軸10cから外周面26bまでの距離は、検出コイル120の中心軸10cから外周面120aまでの距離より大きい。検出コイル120は、流路21の出水側のコイル121と、コイル121の巻数と同じ巻数であって流路21の入水側のコイル122とを有している。図7及び図8に示すように、コイル121は、交流電源130に電気的に接続されたコイル121aと、バイファイラ巻きでコイル121aと共に巻かれてコイル121aと電気的に接続されていないコイル121bとによって構成されている。コイル122は、コイル121のコイル121a及び交流電源130に電気的に接続されたコイル122aと、バイファイラ巻きでコイル122aと共に巻かれてコイル121のコイル121bと電気的に接続されたコイル122bとによって構成されている。検出コイル120は、コイル121a、122aを交流電源130に電気的に接続される一次コイルとし、コイル121b、122bを一次コイルで発生する磁気変化によって電圧を発生する二次コイルとすることによって、差動トランスを構成している。検出コイル120は、交流電源130に電気的に接続される端子120b、120cと、出力端子120d、120eと、コイル121a及びコイル122aを電気的に接続する中継端子120fと、コイル121b及びコイル122bを電気的に接続する中継端子120gとを有している。
流量センサ110は、可動コア32の移動によって二次コイルに発生する電圧の変化によって水の流量を検出するようになっている。
次に、流量センサ110の動作について説明する。
検出コイル120及び移動体30の立上り部32bから構成される磁気回路が図6(b)に示す状態のとき、立上り部32bのうちコイル121と対向する面積と、立上り部32bのうちコイル122と対向する面積とが等しいので、コイル121bに誘起される電圧と、コイル122bに誘起される電圧とが等しくなる。したがって、出力端子120d及び出力端子120eの間の電圧は、コイル121bに誘起される電圧と、コイル122bに誘起される電圧と差であるので、ほぼゼロとなる。
立上り部32bが矢印10aで示す方向に移動すると、誘起電圧のバランスが崩れて、立上り部32bの矢印10aで示す移動量に比例して二次コイルに発生する電圧が大きくなるので、移動体30が流路本体20に対して矢印10aで示す方向に移動すると、移動体30の矢印10aで示す移動量に比例して出力端子120d及び出力端子120eの間の電圧は大きくなる。
したがって、出力端子120d及び出力端子120eの間の電圧を取り出すことによって、移動体30の矢印10aで示す移動量を検出することができ、その結果、水の流量を検出することができる。
なお、流量センサ110は、コイル121と、コイル122とが同じ巻数であるので、移動体30の立上り部32bが矢印10a、10bで示す方向においてコイル121と、コイル122との中間にあるときに出力端子120d及び出力端子120eの間の電圧が0になる。即ち、流量センサ110は、立上り部32bが矢印10a、10bで示す方向においてコイル121と、コイル122との中間にあるときに弁体31aが壁22に接触している状態になるように設定されている。
ここで、流量センサ110は、コイル121の巻数をコイル122の巻数より大きくすることによって、移動体30の立上り部32bが矢印10a、10bで示す方向においてコイル121と、コイル122との中間よりコイル122側にあるときに出力端子120d及び出力端子120eの間の電圧が0になる。したがって、流量センサ110は、立上り部32bが矢印10a、10bで示す方向においてコイル121と、コイル122との中間よりコイル122側にあるときに弁体31aが壁22に接触している状態になるように設定されることができ、流路本体20に対する移動体30の変位を大きくとれるようになる。
(a)本発明の実施の形態に係る流量センサの正面図 (b)図1(a)に示す流量センサの側面断面図 (c)図1(a)に示す流量センサの背面図 図1に示す流量センサのプレートコアの正面図 (a)図1に示す流量センサのリングコアの正面図であって、カシメ部がカシメられる前の図 (b)図1に示す流量センサのリングコアの上面図であって、カシメ部がカシメられる前の図 図1に示す流量センサの流路本体の製造方法を説明する図 図1に示す流量センサの水の流量と、移動体の変位との関係を示す図 (a)参考の形態に係る流量センサの正面図 (b)図6(a)に示す流量センサの側面断面図 (c)図6(a)に示す流量センサの背面図 図6に示す流量センサの検出コイルの回路図 図7に示す検出コイルの接続状態を示す図
符号の説明
10 流量センサ
10c 中心軸
20 流路本体(枠体)
20e 溝部
21 流路
21a 壁面
23 ボス(軸受)
24、25 ネジ部
26 ナット部
26b 外周面
30 移動体
31b 軸
32 可動コア(被検出磁性体)
40 圧縮コイルバネ(付勢部材)
50 検出コイル
61、62 プレートコア(インサート磁性体)
61c 穴
70 リングコア(リング磁性体)
71 カシメ部(係合部)
110 流量センサ
120 検出コイル
121a、122a コイル(一次コイル)
121b、122b コイル(二次コイル)
130 交流電源

Claims (7)

  1. 流体が通る流路が形成された枠体と、前記流路の内部に配置され前記流体の圧力を受けて前記流路の延在方向に移動可能である移動体と、前記移動体が前記圧力を受けて移動する方向とは反対方向に前記移動体を付勢する付勢部材と、前記移動体の位置を検出するための検出コイルとを備え、
    前記検出コイルは、前記流路の外部で前記流路を囲んで前記枠体に巻かれ、
    前記移動体は、磁性体で形成されて前記検出コイルによって検出されるための被検出磁性体を有する流量センサであって、
    磁性体で形成されて前記枠体のインサート成形によって前記枠体と一体化されたインサート磁性体を前記検出コイルの近傍に備え、
    前記被検出磁性体の移動による前記検出コイルのインダクタンスの変化によって前記流体の流量を検出し、
    前記インサート磁性体は、前記流路が通る穴が形成されており、
    前記インサート磁性体のうち前記穴が形成されている部分は、前記枠体のインサート成形によって前記枠体に埋まっており、
    前記インサート磁性体のうち前記穴が形成されている部分の内周は、前記枠体のうち前記検出コイルが巻かれる部分の外周より前記流路に近いことを特徴とする流量センサ。
  2. 前記インサート磁性体は、前記流路が通る前記穴の外側に配置されて前記枠体の一部が入り込んだ穴が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の流量センサ。
  3. 前記枠体は、前記流路を形成する壁面を有し、
    前記検出コイルは、前記壁面の近傍に配置され、
    前記被検出磁性体は、前記壁面の近傍に配置され、前記検出コイルの内側を移動可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流量センサ。
  4. 前記移動体は、前記流路の延在方向に延在する軸を有し、
    前記枠体は、内部に前記軸を貫通させて前記軸を支持する軸受を有し、
    前記軸受は、前記移動体の位置に関わらず前記軸のうち一定の長さの部分を支持することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の流量センサ。
  5. 前記枠体は、前記流体が通る外部の配管部材に取り付けられるために外周又は内周に形成されたネジ部と、前記ネジ部が前記配管部材に取り付けられるときに保持されるために外周に形成されたナット部とを有し、
    前記ナット部は、中心軸から外周面までの距離が前記検出コイルより大きいことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載の流量センサ。
  6. 磁性体で形成されて前記検出コイルの外側から前記検出コイルを囲んだリング磁性体を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の流量センサ。
  7. 前記枠体は、外周に形成された溝部を有し、
    前記リング磁性体は、前記溝部に係合する係合部を有したことを特徴とする請求項6に記載の流量センサ。
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