JP4149949B2 - 電気ポット - Google Patents

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本発明は、所定温度に加熱および保温する調乳ポットなどの電気ポットに関するものである。
本発明の電気ポットに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平11−318706号公報
この特許文献1には、ポット本体の上部に液体容器を着脱可能に配設する配設凹部を設け、該配設凹部内に遮熱容器および加熱手段を備えた加熱板を配設した電気ポットが記載されている。この電気ポットでは、ポット本体を構成する上部外装体から分割リブを下向きに突設するとともに、下部外装体から前記分割リブに重なり合う分割リブを突設し、外装体内部を前方と後方の収容部に区画している。そして、前方の収容部には、入力手段を実装した操作基板と、マイコンを実装した制御基板とが配設されている。また、後方の収容部には、加熱手段であるヒータの充電部や、液体容器の有無を検出する容器検出手段が配設されている。この容器検出手段は、前記配設凹部内に突出して液体容器を配設することにより没入される作動部材と、該作動部材が下降することにより接点がオンされるマイクロスイッチを実装したスイッチ基板が配設されている。
しかしながら、前記特許文献1の電気ポットでは、ポット本体に対して液体容器を着脱可能に配設するものであるため、この液体容器の非装着状態では露出した加熱板上に水が滴下される可能性が高い。しかも、液体容器の有無を検出するために加熱板や遮熱容器には複数の貫通部が形成されているため、この貫通部を通って水が外装体内に浸水する可能性がある。そして、この水がスイッチ基板上に滴下した場合には、液体容器の有無を確実に検出できない可能性があるうえ、この容器検出手段には、液体容器内の液体温度を検出する温度検出手段が配設されているため、機器の動作不良に繋がる虞がある。
そこで、本発明では、配設凹部からの浸水による動作不良を確実に防止できる電気ポットを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の電気ポットは、ポット本体の上部に加熱手段を備えた加熱板を配設するとともに、前記ポット本体内に入力手段を有する操作基板および前記加熱手段を制御する制御基板を配設し、前記加熱板の上部に着脱可能に液体容器を配設することにより、該液体容器内の液体を加熱する電気ポットにおいて、前記ポット本体は、上部外装体の上部に前記液体容器を配設する配設凹部を備え、該配設凹部内に遮熱容器を配設するとともに、該遮熱容器内に前記加熱板を配設したもので、前記配設凹部の底および遮熱容器の底を、所定部位が最下点になるように傾斜させ、その最下点に排水口をそれぞれ設けるとともに、前記ポット本体の下部外装体に外部に連通する排水孔を設ける一方、前記配設凹部の底および遮熱容器の底に、固定用のネジ挿通孔や前記加熱手段用の配線挿通孔などの貫通部を設け、少なくとも前記配設凹部の貫通部の周囲に防水壁を立設し、かつ、前記ポット本体内に前記制御基板を配設する基板ホルダーを配設し、該基板ホルダーに、前記上部外装体の配設凹部と下部外装体の底との間を区画する隔壁を構成する壁部を設け、前記ポット本体の外装体内を、一対の前記基板を配設する基板収容部と、排水経路を有する非基板収容部とに区画した構成としている。
この電気ポットでは、前記下部外装体を、前記排水孔が最下点に位置するように底を傾斜させることが好ましい。
また、前記配設凹部に液体容器を配置したか否かを検出する容器検出手段を備え、該容器検出手段は、前記配設凹部内に突出して液体容器を配設することにより没入される作動部材と、該作動部材の下部に配設したリンク部材と、区画された前記制御基板に配設され前記リンク部材の上下動を検出するセンサと、からなることが好ましい。
さらに、前記加熱手段の充電部を前記下部外装体の排水孔から所定間隔をもって離れた位置に配置するとともに、該充電部との間に位置するように前記排水孔の外周部に隔壁部を立設することが好ましい。
この場合、前記配設凹部の排水口の周囲から筒状のダクト部を下向きに突設し、該ダクト部の下端縁を前記隔壁部の内側または外側に重畳させることが好ましい。
本発明の電気ポットでは、上部外装体の配設凹部の底および遮熱容器の底を傾斜させ、その最下点に排水口をそれぞれ設け、下部外装体の排水孔から外部に排水する排水経路を設けている。しかも、外装体内に通じる配設凹部には、複数の貫通部の周囲に防水壁を立設しているため、液体容器の非装着状態で露出した加熱板上に水が滴下しても、外装体内に浸水した水が電子部品に付着することを防止できる。その結果、浸水による動作不良の可能性を確実に防止できる。
また、下部外装体の底を傾斜させ、その最下点に前記排水孔を設けているため、浸水した水を外装体内に残留させることなく、確実に外部に排水することができる。
さらに、上部外装体の配設凹部と下部外装体の底との間に隔壁を設け、外装体内を基板収容部と非基板収容部とに区画しているため、いずれの基板にも水が付着する可能性を無くすことができる。その結果、浸水による動作不良を更に確実に防止できる。この場合、液体容器の有無を検出する容器検出手段は、前記配設凹部内に突出して液体容器を配設することにより没入される作動部材と、該作動部材の下部に配設したリンク部材と、該リンク部材の上下動を検出するセンサとからなり、このセンサを区画された前記制御基板に配設することにより、確実に基板収容部と非基板収容部とを区画した状態に維持できる。
さらにまた、加熱手段の充電部との間に位置するように排水孔の縁に隔壁部を立設し、また、配設凹部の排水口の周囲から前記隔壁部の内側または外側に重畳するダクト部を設けているため、確実に浸水した水を外部に排水できる。しかも、導電性を有する線状部材が排水孔から内部に差し込まれ、加熱手段の充電部に接触することにより感電の可能性を確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る電気ポットである調乳ポットを示す。この調乳ポットは、ポット本体15に対して液体容器10を着脱可能に配設し、該液体容器10内の液体(水)を所定温度まで加熱した後に保温したり、沸騰させた後に所定温度に保温するものである。
具体的には、液体容器10は、上端開口の円筒状をなす耐熱性ガラスからなるものである。この液体容器10の上端縁には、下向きに窪むとともに若干外向きに突出した注口11が設けられている。また、この注口11の反対側に位置するように取手部材12が金属製のリング部材13を介して取り付けられている。また、この液体容器10の上端開口は、別体からなる蓋体14により開閉可能に閉塞される。
前記ポット本体15は、上部外装体16および下部外装体31からなる外装体に、前記液体容器10の配設凹部22を設け、該配設凹部22内に、遮熱容器39と加熱板47とを配設するとともに、外装体内を基板収容部36と非基板収容部37とに区画し、非基板収容部37に外部に通じる排水構造を設けたものである。
前記上部外装体16は、図2および図3(A),(B)に示すように、平面視略長楕円形状をなす下端開口の樹脂製のものである。この上部外装体16には、前方に操作パネル部17が設けられるとともに、後方に円筒状に突出した壁により前記液体容器10の配設凹部22が形成されている。
前記操作パネル部17は、図4に示す機能などの表示がなされた樹脂シート18を貼着する凹部19内に、後述する操作基板57に配設した温度設定スイッチ58と対応する操作部20aと、沸騰スイッチ59と対応する操作部20bと、メロディー音のオン/オフスイッチ60と対応する操作部20cが設けられている。また、保温温度の設定状態を示す第1LED61a,61b、沸騰制御を実行しているか否かを示す第2LED62、および、メロディー音のオン設定状態を示す第3LED63と対応する貫通孔21a〜21dが設けられている。
前記ポット本体15の上部に形成される配設凹部22は、内部に遮熱容器39および加熱板47を配設し、その上に前記液体容器10を載置するものである。この配設凹部22の底は、所定部位が最下点になるように傾斜したもので、その最下点に排水口23が設けられている。この排水口23の周囲には、下向きに筒状に突出するダクト部24が設けられている。また、この配設凹部22の底には、遮熱容器39を固定するためのネジ挿通孔25、加熱板47に配設した加熱手段用の配線挿通孔26、温度検出手段を内蔵した容器検出手段を挿通する作動部材挿通孔27、電源プラグと加熱板47とを接続する温度ヒューズ(図示せず)を介設したリード線を挿通するリード線挿通孔28,29が設けられている。そして、これら各挿通孔25〜29からなる貫通部の周囲には、リブからなる防水壁30が立設されている。なお、本実施形態では、この防水壁30は、配設凹部22の底面からも下向きに突出するように設けられている。
前記下部外装体31は、図2および図5に示すように、前記上部外装体16の下端開口を閉塞するものである。この下部外装体31の底には、前記排水口23と垂直に対応する下部が最下点に位置する傾斜部32が設けられ、その最下点に外部に連通する排水孔33が設けられている。この排水孔33は複数のスリットを並設したもので、これらと加熱手段の充電部50が位置する後方(配線挿通孔26)との間に位置するように、前記排水孔33の外周部にL字形状をなす隔壁部34が設けられている。この隔壁部34は、下部外装体31を上部外装体16に装着した状態で、前記ダクト部24の下端の外側に重畳する寸法で形成されている。なお、この隔壁部34は、ダクト部材の内側に重畳させてもよい。
前記上部外装体16と下部外装体31とからなる外装体内は、上部外装体16の配設凹部22と下部外装体31の底との間に設けた隔壁35により、操作基板57および制御基板64を配設する基板収容部36と、排水経路を有する非基板収容部37とに区画されている。そして、本実施形態では、前記隔壁35は、後述する制御基板64を配設するための基板ホルダー67に設けた壁部69と、前記下部外装体31の底から突設したリブ部38とにより構成している。
前記遮熱容器39は、図2および図6(A),(B),(C)に示すように、前記上部外装体16の配設凹部22に配設され、その内部には後述する加熱板47が配設されるガルバリウム鋼板製のものである。なお、遮熱容器41はステンレス製であってもよい。この遮熱容器39の底は、前記配設凹部22と同様に、所定部位が最下点になるように傾斜したもので、その最下点に排水口40が設けられている。この排水口40は、下向きに更に窪んだ形状をなしている。また、この遮熱容器39の底には、前記配設凹部22のネジ挿通孔25と対応する内周部にネジ溝を形成したネジ挿通孔41、前記配線挿通孔26と対応する配線挿通孔42、前記作動部材挿通孔27と対応する作動部材挿通孔43、加熱板47を固定するためのネジ挿通孔44、加熱板47を位置決めするための位置決め部45a,45bが設けられている。前記ネジ挿通孔41,44は、それぞれ底より隆起するように設けられている。また、配線挿通孔42の所定位置、および、作動部材挿通孔43の外周縁には、リブからなる防水壁46が立設されている。
前記遮熱容器39の傾斜した底、配設凹部22の傾斜した底、下部外装体31の傾斜部32、および、これらに設けた排水口23,40と排水孔33は、配設凹部22に水が滴下した場合の排水経路を構成する。
前記加熱板47は、図2に示すように、加熱手段であるヒータ49を内装したアルミダイキャストヒータからなり、前記遮熱容器39内に配設され、その上部に液体容器10を配設することにより、該液体容器10内の液体を加熱するものである。この加熱板47の中央には、前記作動部材挿通孔27,43と対応する作動部材挿通孔48が設けられている。前記ヒータ49の充電部50は、下部外装体31の排水孔33から所定間隔をもって離れた後方位置である配線挿通孔26,42を通して外装体の非基板収容部37内に配置される。また、この加熱板47の底面には、前記ネジ挿通孔44に対応するネジ孔(図示せず)が設けられている。さらに、本実施形態の加熱板47の上面外周部には、外側下向きに傾斜する面取部51が設けられている。
前記配設凹部22に液体容器10を配置したか否か、即ち、液体容器10の有無を検出するための容器検出手段は、図1および図2に示すように、前記前記遮熱容器39に固定するための固定部材52と、該固定部材52に対してスプリング53によって上向きに付勢された作動部材54と、該作動部材54の下部に配設されたリンク部材55と、後述する制御基板64に配設されたセンサとからなる。前記作動部材54は、その上端が加熱板47を貫通して前記配設凹部22内に突出するもので、その内部には液体容器10の温度を検出することにより、内部の液体温度を検出する温度検出手段である温度センサ56が配設されている。前記リンク部材55は、SUS430などの磁性を有する金属材料からなり、前記配設凹部22に液体容器10が配置され、前記作動部材54が没入されることにより、一体的に下降するもので、その先端は隔壁35を構成する壁部69の近傍まで延びるように構成されている。
前記操作基板57は、図1および図2に示すように、隔壁35により区画された基板収容部36内である前記操作パネル部17の背部にネジ止めにより固定されるものである。この操作基板57には、ユーザが操作する入力手段として、操作部20aと対応する温度設定スイッチ58、操作部20bと対応する沸騰スイッチ59、および、操作部20cと対応するメロディー音のオン/オフスイッチ60が実装されている。また、保温温度の設定状態を示す第1LED61a,61b、沸騰制御を実行しているか否かを示す第2LED62、および、メロディー音のオン設定状態を示す第3LED63が実装されている。
前記制御基板64は、前記温度センサ56および操作基板57とケーブル接続されるとともに、前記リンク部材55の上下動を検出する磁気センサ65および制御手段であるマイコン66が実装されたものである。そして、このマイコン66は、前記操作基板57に配設された入力手段である各スイッチ58〜60の操作に基づいて予め設定された所定の加熱制御および保温制御を行うものである。
具体的には、マイコン66は、電源コードが商用電源に接続されると、保温温度が50℃でメロディー音をオン設定とする。そして、配設凹部22に液体容器10が配置され、容器検出手段を構成する作動部材54およびリンク部材55が下降し、その状態を磁気センサ65により検出すると、第1LED61aおよび第3LED63を点灯させ、液体容器10内の液体が50℃になるまで加熱した後、その温度を維持するように保温する。また、この状態で、各スイッチ58〜60が操作されると、そのスイッチ58〜60に応じた機能を設定変更する。即ち、温度設定スイッチ58が操作されると、その操作の度に「95」→「50」→「95」と設定を変更する。また、沸騰スイッチ59が操作されると、液体容器10内の液体を沸騰させた後に、設定された保温温度を維持するように保温する。さらに、オン/オフスイッチ60が操作されると、その操作の度に「オフ」→「オン」→「オフ」と設定を変更する。さらにまた、電源コードが商用電源に接続された状態で、液体容器10が配設凹部22から取り外されると、そのときの設定状態を記憶し、次に液体容器10が配設凹部22に配置されると、その記憶した設定で加熱および保温制御を行う。なお、加熱時に空焚きであると判断した場合には、前記第1LED61a,61bを交互に点滅させる。
前記制御基板64は、隔壁35により区画された基板収容部36内に基板ホルダー67を介して配設される。そして、本実施形態では、この基板ホルダー67に前記隔壁35を構成する壁部69が一体に設けられている。具体的には、この基板ホルダー67は、図1、図2および図7に示すように、下部に制御基板64をネジ止めして固定するホルダー本体68と、該ホルダー本体68の一端より下方および両側に突出するように延び、その下端縁が前記リブ部38と一致するように形成した壁部69とからなる。この壁部69の背面側、即ち、非基板収容部37内に位置する側には、マグネットを取り付けるためのマグネット取付部70が設けられている。そして、このマグネット取付部70に取り付けたマグネットと前記磁気センサ65との間に前記リンク部材55の先端部が下側より進入し、磁気センサ65への磁気の入力が遮断されることにより、前記リンク部材55の上下動を検出する構成としている。
このように構成した調乳ポットでは、上部外装体16の配設凹部22の底および遮熱容器39の底を傾斜させ、その最下点に排水口をそれぞれ設け、下部外装体31の排水孔33から外部に排水する排水経路を設けている。しかも、外装体内に通じる配設凹部22には、複数の貫通部の周囲に防水壁30を立設しているため、液体容器10の非装着状態で露出した加熱板47上に水が滴下しても、外装体内に浸水した水が電子部品に付着することを防止できる。その結果、浸水による動作不良の可能性を確実に防止できる。また、下部外装体31の底を傾斜させ、その最下点に前記排水孔33を設けているため、浸水した水を外装体内に残留させることなく、確実に外部に排水することができる。
さらに、上部外装体16の配設凹部22と下部外装体31の底との間に隔壁35を設け、外装体内を基板収容部36と非基板収容部37とに区画しているため、いずれの基板57,64にも水が付着する可能性を無くすことができる。その結果、浸水による動作不良を更に確実に防止できる。さらにまた、加熱手段の充電部50との間に位置するように排水孔33の縁に隔壁部34を立設し、また、配設凹部22の排水口の周囲から前記隔壁部34の内側または外側に重畳するダクト部24を設けているため、確実に浸水した水を外部に排水できる。しかも、導電性を有する線状部材が排水孔33から内部に差し込まれ、加熱手段の充電部50に接触することにより感電の可能性を確実に防止できる。
また、本実施形態では、液体容器10の有無を検出する容器検出手段は、前記配設凹部22内に突出して液体容器10を配設することにより没入される作動部材54と、該作動部材54の下部に配設したリンク部材55と、該リンク部材55の上下動を検出する磁気センサ65とからなる構成としているため、確実に基板収容部36と非基板収容部37とを区画できるうえ、この状態でも確実に配設凹部22に対する液体容器10の有無を検出することができる。
なお、本発明の電気ポットは、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る電気ポットである調乳ポットの概略構成を示す分解斜視図である。 調乳ポットの断面図である。 (A),(B)は上部外装体を示す斜視図である。 操作パネル部に配設する樹脂シートを示す平面図である。 下部外装体を示す斜視図である。 遮熱容器を示し、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は断面図である。 基板ホルダーを示す斜視図である。
符号の説明
10…液体容器、14…蓋体、15…ポット本体、16…上部外装体、17…操作パネル部、22…配設凹部、23…排水口、24…ダクト部、25…ネジ挿通孔、26…配線挿通孔、27…作動部材挿通孔、30…防水壁、31…下部外装体、32…傾斜部、33…排水孔、34…隔壁部、35…隔壁、36…基板収容部、37…非基板収容部、38…リブ部、39…遮熱容器、40…排水口、41…ネジ挿通孔、42…配線挿通孔、43…作動部材挿通孔、46…防水壁、47…加熱板、48…作動部材挿通孔、49…ヒータ(加熱手段)、50…充電部、57…操作基板、64…制御基板、66…マイコン、67…基板ホルダー、69…壁部。

Claims (5)

  1. ポット本体の上部に加熱手段を備えた加熱板を配設するとともに、前記ポット本体内に入力手段を有する操作基板および前記加熱手段を制御する制御基板を配設し、前記加熱板の上部に着脱可能に液体容器を配設することにより、該液体容器内の液体を加熱する電気ポットにおいて、
    前記ポット本体は、上部外装体の上部に前記液体容器を配設する配設凹部を備え、該配設凹部内に遮熱容器を配設するとともに、該遮熱容器内に前記加熱板を配設したもので、
    前記配設凹部の底および遮熱容器の底を、所定部位が最下点になるように傾斜させ、その最下点に排水口をそれぞれ設けるとともに、前記ポット本体の下部外装体に外部に連通する排水孔を設ける一方、
    前記配設凹部の底および遮熱容器の底に、固定用のネジ挿通孔や前記加熱手段用の配線挿通孔などの貫通部を設け、少なくとも前記配設凹部の貫通部の周囲に防水壁を立設し、かつ、
    前記ポット本体内に前記制御基板を配設する基板ホルダーを配設し、該基板ホルダーに、前記上部外装体の配設凹部と下部外装体の底との間を区画する隔壁を構成する壁部を設け、前記ポット本体の外装体内を、一対の前記基板を配設する基板収容部と、排水経路を有する非基板収容部とに区画したことを特徴とする電気ポット。
  2. 前記下部外装体を、前記排水孔が最下点に位置するように底を傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の電気ポット。
  3. 前記配設凹部に液体容器を配置したか否かを検出する容器検出手段を備え、該容器検出手段は、前記配設凹部内に突出して液体容器を配設することにより没入される作動部材と、該作動部材の下部に配設したリンク部材と、区画された前記制御基板に配設され前記リンク部材の上下動を検出するセンサと、からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気ポット。
  4. 前記加熱手段の充電部を前記下部外装体の排水孔から所定間隔をもって離れた位置に配置するとともに、該充電部との間に位置するように前記排水孔の外周部に隔壁部を立設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気ポット。
  5. 前記配設凹部の排水口の周囲から筒状のダクト部を下向きに突設し、該ダクト部の下端縁を前記隔壁部の内側または外側に重畳させたことを特徴とする請求項4に記載の電気ポット。
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