JP4149857B2 - 車両用電気接続箱の支持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両本体側とインストルメントパネル側の双方から延出されたワイヤーハーネス同士を接続した車両用電気接続箱をインストルメントパネル内で支持する支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両内の電動機器を電気的に結ぶ部材であるワイヤーハーネスは、車両用電気接続箱を介して布設しているが、特に、車両本体側からとインストルメントパネル側からの双方から延出されたワイヤーハーネス同士の接続としては、インストルメントパネル内に車両用電気接続箱を設け、その車両用電気接続箱を介して接続しているのが一般的である。
【0003】
しかしながら、このインストルメントパネル内での接続作業は効率が悪く、そのため改善が望まれていた。
そこで、その解決を図る手段として、例えば、インストルメントパネルのフレームにブラケットを固定し、その固定されたブラケットにこの車両用電気接続箱(ジョイントボックス)を上下方向または左右方向にスライド可能に取り付けて構成し、ワイヤーハーネスとの接続を行う際は、車両用電気接続箱を引き出して接続作業を行うと共に、接続作業が終了したら車両用電気接続箱を収納するとした、車両の配線構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−87181号公報 (第4頁、第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両用電気接続箱に接続されるこのワイヤーハーネスは、接続不良が生じないように、その長さに、ある程度の余裕を持たせている。
しかしながら、それが却って、車両用電気接続箱に接続されたワイヤーハーネスをだぶつかせる原因となっている。このワイヤーハーネスのだぶつきは、車両の振動が作用して被覆の剥離といったことも考えられるため、ワイヤーハーネスを車両用電気接続箱に接続した後に、不要なだぶつき部分を無くす作業を行っていた。
【0006】
一方、上述した車両の配線構造は、「作業性の向上」という目的を達成しうるものではあるが、車両用電気接続箱を上下または左右方向に移動させても、ワイヤーハーネスのだぶつきは殆ど変わらないためワイヤーハーネスの余長は吸収されない。
【0007】
そこで、本発明は、車両本体側とインストルメントパネル側の双方から延出されたワイヤーハーネス同士の接続を容易にしつつ、ワイヤーハーネスの余長を効率よく吸収して作業効率の向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にかかる車両用電気接続箱の支持構造は、下記の技術的手段を講じた。即ち、請求項1の車両用電気接続箱の支持構造は、インストルメントパネル側から延出された第1のワイヤーハーネスと、車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスとを接続した車両用電気接続箱を前記インストルメントパネル内で支持する構造であって、前記車両用電気接続箱には、前面及び後面に、それぞれ、前記第1のワイヤーハーネス及び前記第2のワイヤーハーネスが接続されるようになっているとともに、両側面の上部及び下部に、ネジ孔が設けられており、前記車両用電気接続箱の両側面側に、鉛直方向から車両前方方向へと略 L 字状に形成された一組の帯状部材であり、前記車両用電気接続箱の両側面の上部の前記ネジ孔に螺合するビスが挿入される第1長孔を曲がり部に有し、前記車両用電気接続箱の両側面の下部の前記ネジ孔に螺合するビスが挿入される第2長孔を先部に有するとともに、前記車両用電気接続箱を鉛直方向に向かせた、前記第2のワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から、前記車両用電気接続箱を水平方向に向かせた、前記第2のワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に、前記車両用電気接続箱を、前記第1長孔に挿入され前記車両用電気接続箱の前記上部のネジ孔に仮締めされたビスにより回動させることが可能に固定支持する取付アームを前記インストルメントパネル内に設け、前記第1のワイヤーハーネスが接続されて前記第1の位置に位置させた前記車両用電気接続箱に、前記第2のワイヤーハーネスを接続した後、前記第2の位置へ前記車両用電気接続箱を回動させ、前記第1長孔の仮締めされた前記ビスを本締めするとともに、前記取付アームの前記第2長孔に挿入されたビスを前記車両用電気接続箱の前記下部のネジ孔に螺合させることにより、前記車両用電気接続箱を固定支持するように構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2の車両用電気接続箱の支持構造は、インストルメントパネル側と車両本体側から延出されたワイヤーハーネスを接続した車両用電気接続箱を前記インストルメントパネル内で支持する構造であって、前記インストルメントパネル下部で、前記ワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から、前記インストルメントパネル内上方向で、前記ワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に、前記車両用電気接続箱を、該車両用電気接続箱に設けられたネジ孔に仮締めされたビスにより回動させながら上昇させて移動させることが可能に固定支持する螺旋状の取付アームを前記インストルメントパネル内に設け、前記第1の位置に位置させた前記車両用電気接続箱に前記ワイヤーハーネスを接続した後、前記第2の位置へ前記車両用電気接続箱を移動させて前記ビスを本締めすることにより、前記車両用電気接続箱を固定支持するように構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項3の車両用電気接続箱の支持構造は、請求項1又は2記載の車両用電気接続箱の支持構造において、前記取付アームを、前記インストルメントパネルを構成する部材であるステアリングメンバーに垂設したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明をする。図1〜図3は実施形態1を、図4〜図6は実施形態2をそれぞれ示す。また、図中、符号11、12は取付アームを、符号2は車両用電気接続箱を、それぞれ示す。
【0012】
(実施形態1)
実施形態1にかかる車両用電気接続箱の支持構造は、略鉛直方向に向いた車両用電気接続箱2を車両前方向に回動させて、略水平方向に向かせた状態で固定支持する構造であり、図1に示すように、取付アーム11と、車両用電気接続箱2とを備えて構成される。
【0013】
取付アーム11は、略L字状に形成された一組の帯状部材であり、その曲がり部11aには、一端部が開放された第1長孔11bが設けられていると共に、その第1長孔11bに対向した先部11cには第2長孔11dが設けられており、車両用電気接続箱2の両側面2aと摺接可能な所要な幅間隔をおいて、先部11cが車両前方方向を向くようにインストルメントパネルmの一構成要素であるステアリングメンバーm1に溶着されて垂設されている。
【0014】
車両用電気接続箱2は、インストルメントパネルm側から延出された第1のワイヤーハーネスw1と車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスw2とを電気的に接続する配線回路が内部に実装されると共に両側面2a上下部にネジ孔2b,2cが設けられた外観形状箱状を呈しており、上記した一組の取付アーム11間に、第1のワイヤーハーネスw1が上面に位置するように、かつ、車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスw2が下面に位置するように、第1長孔11bと第2長孔11dを介して、上述したネジ孔2b,2cにビス2eを螺合させて固定支持されている。
【0015】
次に、実施形態1にかかる車両用電気接続箱の支持構造の取付手順を、図2及び図3に基づいて説明する。
まず、図2に示すように、インストルメントパネルm側から延出された第1のワイヤーハーネスw1の雄コネクタ部w3を、車両用電気接続箱2に設けられた雌コネクタ部2dに接続する。
【0016】
そして、車両用電気接続箱2の両側面2a上部に設けられたネジ孔2bにビス2eを軽く螺合させ、車両用電気接続箱2に接続された第1のワイヤーハーネスw1が車両前方向の位置となるように、取付アーム11の第1長孔11bの開放端部からビス2eのネジ棒部分を挿入させ、さらに、ビス2eを仮締めして車両用電気接続箱2を取付アーム11に回動可能に支持しておく。
【0017】
そして、この状態を維持させてアッセンブルされたインストルメントパネルmを車両組み付けラインに搬入し、車両本体の所定位置にこのインストルメントパネルmを取り付ける。なお、取付アーム11に車両用電気接続箱2をぶら下げてインストルメントパネルmの下部に位置させた車両用電気接続箱2の現在位置が、第2のワイヤーハーネスw2との接続を容易にする第1の位置p1となる。
【0018】
続いて、図3に示すように、車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスw2の雄コネクタ部w4を第1の位置p1に位置した車両用電気接続箱2の雌コネクタ部2fに接続し、車両用電気接続箱2を車両前方向に、車両用電気接続箱2の両側面2a下部に設けられたネジ孔2cと第2長孔11dを重合させるように回動させ、取付アーム11に車両用電気接続箱2を螺着させる。
【0019】
このとき、車両用電気接続箱2を車両前方向に回動させることにより、第2のワイヤーハーネスw2が引っ張られて余長が吸収されると同時にインストルメントパネルmの下部より内側上方に車両用電気接続箱2が固定支持される。なお、車両用電気接続箱2の現在位置が第2のワイヤーハーネスw2を緊張させる第2の位置p2となる。
そして、このように第2の位置p2に位置させた車両用電気接続箱2を、上述したビス2eを本締めして、図1に示したように、取付アーム11に固定支持して取付作業を終了する。
【0020】
(実施形態2)
実施形態2にかかる車両用電気接続箱の支持構造は、インストルメントパネルm下部に位置した車両用電気接続箱2を、インストルメントパネルm内上方向に回動させながら上昇させて固定支持する構造を例示しており、図4に示すように、取付アーム12と、車両用電気接続箱2とを備えて構成される。
【0021】
取付アーム12は、先部12aが車両用電気接続箱2の側面の幅より若干幅広な平面状を呈すると共に、その先部12aより上方に位置した基部12bが先部12aと平行に同一幅の平面状を呈し、その先部12aと基部12bとの間が凸湾曲形成させた螺旋状の一組の帯状部材であり、その先部12aから基部12bに亘ってスライド孔12cが設けられてなる。
そして、この取付アーム12は、車両用電気接続箱2の両側面2aと摺接可能な所要な幅間隔をおいて対向するように、インストルメントパネルmの一構成要素であるステアリングメンバーm1に溶着されて垂設されている。
【0022】
車両用電気接続箱2は、その構成が実施形態1と同一のもので、インストルメントパネルm側から延出された第1のワイヤーハーネスw1と車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスw2とを電気的に接続する配線回路が内部に実装されると共に両側面2a上下部にネジ孔2b,2cが設けられた外観形状箱状を呈している。
【0023】
そして、この車両用電気接続箱2は、その両側面2aが上述した一組の取付アーム12の平面状の先部12aと平面状の基部12bとに挟持されるように、スライド孔12cを介して上述したネジ孔2b,2cにビス2eを螺合させて固定支持されている。
【0024】
次に、実施形態2にかかる車両用電気接続箱の支持構造の取付手順を、図5及び図6に基づいて説明する。
まず、インストルメントパネルm側から延出された第1のワイヤーハーネスw1の雄コネクタ部w3を、車両用電気接続箱2に設けられた雌コネクタ部2dに接続する。
【0025】
そして、車両用電気接続箱2に接続された第1のワイヤーハーネスw1が車両前方向の位置となるように、一組の取付アーム12間のその下方から車両用電気接続箱2を挿入する。そして、図6に示したように、平面状の先部12aに位置したスライド孔12cを介して、車両用電気接続箱2の側面2a上部のネジ孔2bにビス2eを仮締めして、車両用電気接続箱2を取付アーム12の基部12bまで上昇可能に支持しておく。
【0026】
この状態を維持させてアッセンブルされたインストルメントパネルmを車両組み付けラインに搬入し、車両本体の所定位置にこのインストルメントパネルmを取り付ける。なお、取付アーム12の先部12aに位置させてインストルメントパネルmの下部に位置させた車両用電気接続箱2の現在位置が、第2のワイヤーハーネスw2との接続を容易にする第1の位置p3となる。
【0027】
続いて、車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスw2の雄コネクタ部w4を、第1の位置p3に位置した車両用電気接続箱2の雌コネクタ部2fに接続し、車両用電気接続箱2の側面を取付アーム12に摺接するように案内させて、車両用電気接続箱2の側面2a下部に設けられたネジ孔2cと平面状の基部12bに位置したスライド孔12cとが重合するまで車両用電気接続箱2を回動させながら上昇させる。
【0028】
このとき、車両用電気接続箱2を取付アーム12の基部12bまで回動しながら上昇させることにより、第1のワイヤーハーネスw1と第2のワイヤーハーネスw2の双方が引っ張られると共に、車両用電気接続箱2外周面に巻回されて余長が吸収される。
【0029】
車両用電気接続箱2の側面2a下部に設けられたネジ孔2cと平面状の基部12bに位置したスライド孔12cとが重合したら、平面状の基部12bのビス2eを本締めすると共に、スライド孔12cを介して平面状の先部12aに重合したネジ孔2cにビス2eを螺着させて、図4に示すように、取付アーム12に車両用電気接続箱2を固定支持して取付作業を終了する。
【0030】
なお、車両用電気接続箱2の上昇した位置が、第1のワイヤーハーネスw1と第2のワイヤーハーネスw2とを緊張させる第2の位置p4となる。
【0031】
このように本実施形態の車両用電気接続箱の支持構造は、第2のワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から第1のワイヤーハーネスまたは/および第2のワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に前記車両用電気接続箱を移動可能に固定支持する取付手段をステアリングメンバーに設け、第1のワイヤーハーネスが接続され第1の位置に支持された車両用電気接続箱に第2のワイヤーハーネスを接続し、第2の位置へ車両用電気接続箱を移動させて固定支持している。
【0032】
このように構成したことで、インストルメントパネルを車両本体へ組み付けた後のワイヤーハーネスの接続作業が容易になると共に、ワイヤーハーネスの余長を吸収して、車両の振動によるワイヤーハーネスの被覆の剥離といった虞を解消することができる。
【0033】
以上、本実施形態にかかる車両用電気接続箱の支持構造を説明したが、このもに限定されず、例えば、実施形態1で例示した取付アームを、中途部に第1及び第2の長孔を設けた略直線状に構成して、車両用電気接続箱を180度反転させるようにしても良く、さらに、取付アームを中途部から回動可能に二部材で構成し、取付アーム自体を所要角度回動させるようにしても良いものである。
【0034】
また、実施形態1及び実施形態2で例示した取付アームのような両端支持ではなく片持ち支持にしても良いもので、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、インストルメントパネル側と車両本体側から延出されたワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から前記ワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に前記車両用電気接続箱を移動可能に固定支持する取付手段をインストルメントパネル内に設けて、車両本体側とインストルメントパネル側の双方から延出されたワイヤーハーネス同士の接続を容易にしつつ、ワイヤーハーネスの余長を効率よく吸収して作業効率の向上を図ることができる。
また、ワイヤーハーネスの余長を吸収して、車両の振動によるワイヤーハーネスの被覆の剥離といった虞を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかる車両用電気接続箱の支持構造の斜視図である。
【図2】同、取付手順を示す車両用電気接続箱の支持構造の分解斜視図である。
【図3】同、図2に続く取付手順を示す車両用電気接続箱の支持構造の分解斜視図である。
【図4】実施形態2にかかる車両用電気接続箱の支持構造の斜視図である。
【図5】同、取付手順を示す車両用電気接続箱の支持構造の分解斜視図である。
【図6】同、図5に続く取付手順を示す車両用電気接続箱の支持構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
11、12 取付アーム
2 車両用電気接続箱
p1、p3 第1の位置
p2、p4 第2の位置
m インストルメントパネル
m1 ステアリングメンバー
w1 第1のワイヤーハーネス
w2 第2のワイヤーハーネス
Claims (3)
- インストルメントパネル側から延出された第1のワイヤーハーネスと、車両本体側から延出された第2のワイヤーハーネスとを接続した車両用電気接続箱を前記インストルメントパネル内で支持する構造であって、
前記車両用電気接続箱には、前面及び後面に、それぞれ、前記第1のワイヤーハーネス及び前記第2のワイヤーハーネスが接続されるようになっているとともに、両側面の上部及び下部に、ネジ孔が設けられており、
前記車両用電気接続箱の両側面側に、鉛直方向から車両前方方向へと略 L 字状に形成された一組の帯状部材であり、前記車両用電気接続箱の両側面の上部の前記ネジ孔に螺合するビスが挿入される第1長孔を曲がり部に有し、前記車両用電気接続箱の両側面の下部の前記ネジ孔に螺合するビスが挿入される第2長孔を先部に有するとともに、前記車両用電気接続箱を鉛直方向に向かせた、前記第2のワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から、前記車両用電気接続箱を水平方向に向かせた、前記第2のワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に、前記車両用電気接続箱を、前記第1長孔に挿入され前記車両用電気接続箱の前記上部のネジ孔に仮締めされたビスにより回動させることが可能に固定支持する取付アームを前記インストルメントパネル内に設け、
前記第1のワイヤーハーネスが接続されて前記第1の位置に位置させた前記車両用電気接続箱に、前記第2のワイヤーハーネスを接続した後、前記第2の位置へ前記車両用電気接続箱を回動させ、前記第1長孔の仮締めされた前記ビスを本締めするとともに、前記取付アームの前記第2長孔に挿入されたビスを前記車両用電気接続箱の前記下部のネジ孔に螺合させることにより、前記車両用電気接続箱を固定支持するように構成したことを特徴とする車両用電気接続箱の支持構造。 - インストルメントパネル側と車両本体側から延出されたワイヤーハーネスを接続した車両用電気接続箱を前記インストルメントパネル内で支持する構造であって、
前記インストルメントパネル下部で、前記ワイヤーハーネスを接続容易な第1の位置から、前記インストルメントパネル内上方向で、前記ワイヤーハーネスを緊張させる第2の位置に、前記車両用電気接続箱を、該車両用電気接続箱に設けられたネジ孔に仮締めされたビスにより回動させながら上昇させて移動させることが可能に固定支持する螺旋状の取付アームを前記インストルメントパネル内に設け、
前記第1の位置に位置させた前記車両用電気接続箱に前記ワイヤーハーネスを接続した後、前記第2の位置へ前記車両用電気接続箱を移動させて前記ビスを本締めすることにより、前記車両用電気接続箱を固定支持するように構成したことを特徴とする車両用電気接続箱の支持構造。 - 前記取付アームを、前記インストルメントパネルを構成する部材であるステアリングメンバーに垂設したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用電気接続箱の支持構造。
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