JP4149693B2 - 電源回路の安全装置及びヒューズボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、相互関連性のある2系統の負荷(例えば、アクチュエータと、そのアクチュエータを制御するための電子コントロールユニット)に対して電流を供給する電源回路の安全装置、及び、その安全装置に適用するのに有効なヒューズボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の14V系の自動車の通電システムにおいては、図7に例示するように、ジャンクションボックス1にて電源回路2を分岐し、ECU(電子コントロールユニット=制御ユニット)3と、アクチュエータ等の物理的出力を発生する負荷4(以下、単にアクチュエータとして説明する)とに、共通のヒューズ5を介して電流を供給するようにしている。このようなシステムでは、電源6の電圧を直接ECU3に入力させ、各ECU3の内部に備えたシリーズレギュレータ7で、例えば5V等の低電圧に変換して内部回路を動作させていた。
【0003】
ところで、近年、燃費に有効なモータジェネレータを搭載した、42Vという高電圧で駆動する自動車の開発が進んでいる。42Vという高電圧では、前述のシリーズレギュレータで電圧変換するには損失が大き過ぎるため、全てのECUに、より効率のよいスイッチングコンバータを内蔵する案が出てくる。しかし、全てのECUにスイッチングコンバータを内蔵すると、全体として非常に高価なものになってしまう。
【0004】
そこで、図8に示すように、ジャンクションボックス1内に備えたDC/DCコンバータ8で、42V電源9の電圧を、例えば12Vなどの一段低い電圧に一括変換して、各ECU3に分配する案が出てくる。この場合、42Vをアクチュエータ4に印加する高電圧用の電源回路2Aと、12VをECU3に印加する低電圧用の電源回路2Bが別系統で存在することになり、各系統の電源回路2A、2Bには、高電圧用のヒューズ5Aと低電圧用のヒューズ5Bとをそれぞれ介在させて回路の保護を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、アクチュエータ4とそれを制御するECU3のような、相互に深い関連性を持つ2系統の負荷に電流を供給する場合、一方に異常があったときには他方への電流供給をストップさせる必要がある。
【0006】
この点、今までの14V系のシステムでは、図7に示すように、1つのヒューズ5を介して、アクチュエータ4とECU3の双方に電流を供給していたので、例えばアクチュエータ4に異常があってヒューズ5が溶断すれば、ECU3への電流の供給も自動的にストップすることになるので、また、ECU3に異常があってヒューズ5が溶断すれば、アクチュエータ4への電流の供給も自動的にストップすることになるので、何ら特別な問題を生じることはなかった。
【0007】
しかし、図8に示すように、アクチュエータ4とECU3への通電系統を分けなければならない場合には、高電圧用と低電圧用の別のヒューズ5A、5Bを介して、アクチュエータ4とECU3にそれぞれ電流を供給することになるので、一方の負荷に異常があって、その系統のヒューズ5A(または5B)が溶断しても、他方のヒューズ5B(または5A)が有効のまま残ってしまい、他方の負荷へ電流が供給され続けてしまうおそれがある。
【0008】
つまり、ヒューズ5A(または5B)が溶断するような異常が例えばアクチュエータ4にある以上、それを制御するECU3への電流の供給もストップするべきであるのに、片方のヒューズ5A(または5B)が溶断した後も、残る負荷に電圧が加わり続けることになるので、残された側で急激な短絡やレアショートなどの異常が発生するおそれがある。反対の場合は暴走のおそれもある。このように、電源回路を別系統にすることで、新たな問題が出てくることが分かった。
【0009】
本発明は、その対処技術であり、2系統の関連性のある負荷に電流を供給する場合に、いずれかの系統のヒューズが溶断したら、他方の系統のヒューズも溶断させることで、全体の回路の安全性を確保することのできる、電源回路の安全装置、及び、その安全装置に適用するのに有効なヒューズボックスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1の負荷に対し第1のヒューズを介して電流を供給する第1の電源回路と、第2の負荷に対し第2のヒューズを介して電流を供給する第2の電源回路と、前記第1のヒューズ及び第2のヒューズのうちの一方のヒューズが溶断したとき他方のヒューズを強制的に溶断させる強制溶断手段とを備え、前記第1、第2の電源回路の途中に、前記第1、第2の電源回路に共通に設けられるケースと、該ケース内に設けられると共に前記第1の電源回路の電源側に接続される第1の電源側端子及び負荷側に接続される第1の負荷側端子と、同様に前記ケース内に設けられると共に前記第2の電源回路の電源側に接続される第2の電源側端子及び負荷側に接続される第2の負荷側端子と、前記第1、第2の各電源側端子から延びる第1、第2の可溶導電部材と、前記第1、第2の各負荷側端子から延び、それぞれが前記第1、第2の可溶導電部材の先端側に接触導通した状態で定常位置に保持されると共に、接触導通する可溶導電部材の溶断により定常位置での保持が解かれる第1、第2の不可溶導電部材と、前記第1、第2の可溶導電部材の一方が溶断したとき、その可溶導電部材の溶断により定常位置での保持が解かれた一方の不可溶導電部材を、他方の可溶導電部材の先端側、他方の不可溶導電部材、または、該他方の不可溶導電部材に導通する他方の負荷側端子に強制的に押し付けて接触させる強制変位手段と、を有してなるヒューズボックスを配置し、前記可溶導電部材を前記ヒューズとし、前記不可溶導電部材と強制変位手段とを前記強制溶断手段としたことを特徴とする。
【0018】
この安全装置では、第1の負荷に異常があったりすることで、第1の電源回路に過電流が流れて第1の可溶導電部材(ヒューズ)が溶断すると、その溶断により、第1の不可溶導電部材の定常位置への保持が解かれて、強制変位手段の作用により第1の不可溶導電部材が、第2の可溶導電部材、第2の不可溶導電部材、または、第2の負荷側端子の側に変位して接触導通する。
【0019】
そうすると、第2の可溶導電部材には第2の負荷に加えて第1の負荷もつながり、第2の可溶導電部材に通常以上の過電流が瞬間的に流れることになる。従って、第2の可溶導電部材(ヒューズ)も溶断し、それにより、両方の負荷への通電が同時にストップされて、安全が確保される。
【0020】
また、第2の負荷に異常があったりすることで、第2の可溶導電部材(ヒューズ)が溶断した場合は、逆の動きにより、第1の可溶導電部材が溶断して、同様に、両方の負荷への通電がストップされて、安全が確保される。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電源回路の安全装置であって、前記第1の負荷が制御ユニットであり、前記第2の負荷が該制御ユニットによって制御されて物理的出力を発生する負荷であることを特徴とする。
【0022】
この安全装置では、制御ユニットに異常があって、制御ユニットへ通電するヒューズが溶断した場合、制御ユニットによって制御される負荷への通電も遮断される。逆に、物理的出力を発生する負荷に異常があって、同負荷へ通電するヒューズが溶断した場合、制御ユニットへの通電も遮断される。従って、通電システム全体の安全が確保される。
【0023】
請求項3の発明は、請求項2記載の電源回路の安全装置であって、前記制御ユニットに電流を供給する第1の電源回路が低電圧電源回路として構成され、前記物理的出力を発生する負荷に電流を供給する第2の電源回路が高電圧電源回路として構成されていることを特徴とする。
【0024】
この安全装置では、アクチュエータ等の高電圧用の負荷と低電圧用の負荷である制御ユニットとに別個に電流を供給するシステムにおいて、高電圧用電源回路のヒューズと低電圧用電源回路のヒューズのいずれかが異常により溶断した場合に、残った方のヒューズも確実に溶断することで、さらなる過電流の発生やレアショートなどの不測の事態が起こらないようにすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0030】
《第1実施形態》
図1は第1実施形態の安全装置を含んだ通電システムの全体構成を示す回路図である。このシステムは、図8に示した42V電源9を有する通電システムに、強制溶断用の論理回路(強制溶断手段)20を付加したものである。
【0031】
図1のシステムにおいて、1はジャンクションボックス、2Aは物理的出力を発生するアクチュエータ(第2の負荷)4に42V電圧を印加する高電圧電源回路(第2の電源回路)、2Bはアクチュエータ4を制御するECU(第1の負荷)3に12V電圧を印加する低電圧電源回路(第1の電源回路)、5Aは高電圧電源回路2Aに介在された高電圧用ヒューズ(第2のヒューズ)、5Bは低電圧電源回路2Bに介在された低電圧用ヒューズ(第1のヒューズ)、8は42Vという高圧の電源電圧を一括して12Vの低電圧に変換するDC/DCコンバータである。DC/DCコンバータ8、ヒューズ5A、5B、及び、強制溶断用の論理回路20は、ジャンクションボックス1に内蔵されている。
【0032】
この強制溶断用の論理回路20は、一方のヒューズ5A(または5B)が溶断したとき、他方のヒューズ5B(または5A)に強制的に過電流を流すことで、他方のヒューズ5B(または5A)を溶断させるものであり、2つのコンパレータ21A、21Bと、OR回路22と、2つのトランジスタ23A、23Bとを有する。
【0033】
各コンパレータ21A、21Bは、それぞれ高電圧側と低電圧側のヒューズ5A、5Bの両端の電圧を監視している。通常、ヒューズ5A、5Bが溶断しなければ、ヒューズ5A、5Bの両端にはほとんど電圧差は生じないが、何らかの理由で片側のヒューズ5A(または5B)が溶断すると、電圧差が生じるため、コンパレータ21A、21Bの出力が反転してHi信号を出力する。どちらかのヒューズ5A(または5B)が溶断すると、OR回路22がトランジスタ23A、23B)を駆動して、残った方のヒューズ5B(または5A)の負荷側端をアースに短絡させて、同ヒューズ5B(または5A)に過電流が流れるようにし、他方のヒューズ5B(または5A)を強制的に溶断させる。
【0034】
このシステムの作用を説明する。
【0035】
例えば、ECU3の系統に異常があって、ECU3に通電する低電圧用ヒューズ5Bが溶断した場合、同ヒューズ5Bの両端電圧を検出しているコンパレータ21Bの信号がHiになって、OR回路22がトランジスタ23A、23Bに駆動信号を出力し、残る高電圧用ヒューズ5Aの負荷側端をアースに短絡させて、同ヒューズ5Aに対し過電流を流し、これを強制的に溶断させる。これにより、アクチュエータ4への通電がストップする。
【0036】
反対に、アクチュエータ4の系統に異常があって、アクチュエータ4に通電する高電圧用ヒューズ5Aが溶断した場合、同ヒューズ5Aの両端電圧を検出しているコンパレータ21Aの信号がHiになって、OR回路22がトランジスタ23A、23Bに駆動信号を出力し、残る低電圧用ヒューズ5Bの負荷側端をアースに短絡させて、同ヒューズ5Bに対し過電流を流して、これを強制的に溶断させる。これにより、ECU3への通電がストップする。
【0037】
このように、高電圧用と低電圧用のヒューズ5A、5Bのいずれかが溶断した場合に、他方も強制溶断させるので、アクチュエータ4の暴走や、さらなる過電流の発生、レアショートなどの不測の事態が起こらないようにすることができ、システム全体の安全を確保することができる。特に、この場合、論理回路20を付加するだけで安全確保が可能であるから、構成の簡略化が図れる。
【0038】
《第2実施形態》
図2は第2実施形態の安全装置を含んだ通電システムの全体構成を示す回路図である。このシステムは、図1に示した第1実施形態のシステムの一部に変更を加え、ヒューズ5A、5Bを溶断温度まで加熱するヒータ30と、一方のヒューズ5A(または5B)が溶断したときに、他方のヒューズ5B(または5A)を溶断温度まで加熱するべく、ヒータ30に通電する論理回路35とを設けたものである。ここでは、主としてヒータ30が強制溶断手段に相当する。
【0039】
一方のヒューズ5A(または5B)の溶断を検出するまでの回路(2つのコンパレータ21A、21BとOR回路22で構成される部分)は、第1実施形態と同じである。異なるのは、OR回路22が、コンパレータ21A(または21B)の出力信号がHiになったとき、トランジスタ33を駆動して、ヒータ30に42Vの電源電圧を直接印加して発熱させるようにした点である。
【0040】
このシステムの作用を説明する。
【0041】
このシステムでは、例えば、ECU3の系統に異常があって、低電圧用ヒューズ5Bが溶断した場合、同ヒューズ5Bの両端電圧を検出しているコンパレータ21Bの信号がHiになって、OR回路22がトランジスタ33に駆動信号を出力して、ヒータ30に42V電圧を印加し、ヒータ30の発熱により、残った高電圧用ヒューズ5Aを強制的に溶断させる。これにより、アクチュエータ4への通電がストップする。反対に、アクチュエータ4の系統に異常があって、高電圧用ヒューズ5Aが溶断した場合、同ヒューズ5Aの両端電圧を検出しているコンパレータ21Aの信号がHiになって、OR回路22がトランジスタ33に駆動信号を出力して、ヒータ30に42V電圧を印加し、ヒータ30の発熱により、残った低電圧用ヒューズ5Bを強制的に溶断させる。これにより、ECU3への通電がストップする。
【0042】
このように、高電圧用と低電圧用のヒューズ5A、5Bのいずれかが溶断した場合に他方も強制溶断させるので、アクチュエータ4の暴走や、さらなる過電流の発生・レアショートなどの不測の事態が起こらないようにすることができ、通電システム全体の安全を確保することができる。特に、この場合、ヒータ30とヒータ30に通電するための論理回路35を付加するだけで安全確保が可能であるから、構成の簡略化が図れる。
【0043】
《第3実施形態》
前記第1、第2実施形態では、電気的作用により、残った方のヒューズを強制的に溶断させる安全装置を備えたシステムについて述べたが、次に第3実施形態として、機械的な作用により、残った方のヒューズを溶断させる安全装置を備えたシステムについて述べる。
【0044】
図3はそのシステムを構成するのに使用するヒューズボックスの断面図、図4は同ヒューズボックスの外観斜視図、図5及び図6は同ヒューズボックスの作用説明図である。
【0045】
このヒューズボックス50は、図8のシステムのヒューズ5A、5Bの位置に配置されるものであり、このヒューズボックス50をその位置に配置することにより安全装置が構成される。
【0046】
図3、図4に示すように、このヒューズボックス50は、高電圧(42V)及び低電圧(14V)の電源回路2A、2B(図8参照)に共通に設けられる1個の安全保護用のケース51と、該ケース51内に設けられると共に高電圧電源回路(第2の電源回路)2Aの電源側に接続される42V電源側端子(第2の電源側端子)52A及び負荷側に接続される42V負荷側端子(第2の負荷側端子)53Aと、同様に、ケース51内に設けられると共に低電圧電源回路(第1の電源回路)2Bの電源側に接続される14V電源側端子(第1の電源側端子)52B及び負荷側に接続される14V負荷側端子(第1の負荷側端子)53Bと、42V電源側端子52A及び14V電源側端子52Bからそれぞれ負荷側端子53A、53B方向に延びる42V可溶導電部材(第2の可溶導電部材)54A及び12V可溶導電部材(第1の可溶導電部材)54Bと、42V負荷側端子53A及び14V負荷側端子53Bからそれぞれ電源側端子52A、52B方向へ延び、それぞれが42V可溶導電部材54A及び14V可溶導電部材54Bの各先端側に接触導通した状態で定常位置に保持されると共に、接触導通する可溶導電部材54A、54Bの溶断により定常位置での保持が解かれる42V不可溶導電部材(第2の可溶導電部材)55A及び14V不可溶導電部材(第1の不可溶導電部材)55Bとから構成されている。
【0047】
可溶導電部材54A、54Bと不可溶導電部材55A、55Bは、それぞれに先端側がバネ性を有する板バネにより構成されており、内側に位置する42V可溶導電部材54Aは、矢印A’で示す外側方向へ変形するバネ力を持ち、外側に位置する42V不可溶導電部材55Aは、矢印Aで示す内側方向へ変形するバネ力を持っている。そして、可溶導電部材54Aが溶断する前の状態においては、互いのバネ力が釣り合うことで、42V可溶導電部材54A及び42V不可溶導電部材55Aが、図示の定常位置に保持されている。
【0048】
同様に、内側に位置する14V可溶導電部材54Bは、矢印B’で示す外側方向へ変形するバネ力を持ち、外側に位置する14V不可溶導電部材55Bは、矢印Bで示す内側方向へ変形するバネ力を持っている。そして、可溶導電部材54Bが溶断する前の状態においては、互いのバネ力が釣り合うことで、14V可溶導電部材54B及び14V不可溶導電部材55Bが図示の定常位置に保持されている。
【0049】
このように可溶導電部材54A、54Bと不可溶導電部材55A、55Bが接触導通することで、42Vラインと14Vラインが構成されている。ここでは、可溶導電部材54A、54Bが、それぞれ、図8に示す高電圧用ヒューズ5A、低電圧用ヒューズ5Bに相当する。
【0050】
なお、可溶導電部材54A、54B及び不可溶導電部材55A、55Bの先端は、それぞれ互いに離反する方向へカールしている。不可溶導電部材55A、55Bの先端のカールは、図5、図6に示すように、一方の可溶導電部材54A、54Bが溶断することで他方側の可溶導電部材54A、54Bに接触するときの安定性を保つために役立つ。また、可溶導電部材54A、54Bと不可溶導電部材55A、55Bの接触部分は、導通信頼性向上のために半田などで接合しておいてもよい。
【0051】
ケース51内には、定常位置にある42V側の部材と14V側の部材が、不用意に互いに接触しないようにするリブ56が設けられている。また、このヒューズボックス50では、+極(電源側)と−極(負荷側)の極性と、42Vと14Vの電圧の区別を厳格に行う必要があることから、ケース51の外側面に取付方向の間違いを防止するための凸部61と凹部62を設けると共に、図4に示すように、ケース51の上面に極性(+・−)と電圧(42V、14V)を示す表示63を設けている。
【0052】
次に作用を説明する。
【0053】
通常時は、図3に示すように、42V側の電流は、42Vラインを構成する電源側端子52A→可溶導電部材54A→不可溶導電部材55A→負荷側端子53Aの順に流れ、14V側の電流は、14Vラインを構成する電源側端子52B→可溶導電部材54B→不可溶導電部材55B→負荷側端子53Bの順に流れる。電流の流れを矢印Lで示す。
【0054】
14Vラインの負荷系統に異常が発生した場合は、図5(a)、(b)に示すように動作が進み、42Vラインの負荷系統に異常が発生した場合は、図6(a)、(b)に示すように動作が進む。
【0055】
まず、14Vラインに接続されている負荷などに何らかの異常が発生して、同ラインに通常以上の過電流が流れた場合、14V可溶導電部材54Bと14V不可溶導電部材55Bが発熱し、図5(a)に示すように、14V可溶導電部材54Bが溶断する。溶断箇所をPで示す。
【0056】
14V可溶導電部材54Bが溶断すると、その可溶導電部材54Bと接触することで定常位置に保持されていた不可溶導電部材55Bが、力の釣り合い相手が無くなることで、自身のバネ力により、図5(b)に示すようにB方向(図3参照)へ変位し、42V側の通電部の負荷側の部分に接触する。ここで接触する部分は原理的には、可溶導電部材54Aの先端側、不可溶導電部材55A、あるいは、負荷側端子53Aのどこでもよいが、図示例では、可溶導電部材54Aの先端側に接触するように設定されている。そして、この接触により、42Vラインの電源から、異常のあった14V側の負荷などへ再び電流が流れるため、42Vラインへも通常以上の過電流が流れて、42V側の可溶導電部材54Aも溶断する。それにより、両負荷への通電がストップして安全確保がなされる。
【0057】
反対に、42Vラインに接続されている負荷などに何らかの異常が発生して、同ラインに通常以上の過電流が流れた場合、42V可溶導電部材54Aと42V不可溶導電部材55Aが発熱し、図6(a)に示すように、42V可溶導電部材54Aが溶断する。溶断箇所をPで示す。
【0058】
42V可溶導電部材54Aが溶断すると、その可溶導電部材54Aと接触することで定常位置に保持されていた不可溶導電部材55Aが、力の釣り合い相手が無くなることで、自身のバネ力により、図6(b)に示すようにA方向(図3参照)へ変位し、14V側の通電部(本例では可溶導電部材54B)に接触する。そして、この接触により、14Vラインの電源から、異常のあった42V側の負荷などへ再び電流が流れるため、14Vラインへも通常以上の過電流が流れて、14V側の可溶導電部材54Bも溶断する。それにより、両負荷への通電がストップして安全確保がなされる。
【0059】
なお、このヒューズボックス50においては、板バネで構成された不可溶導電部材55A、55Bが、残った可溶導電部材(ヒューズに相当)54A、54Bを強制的に溶断させる強制溶断手段に相当する。また、14Vと42Vのどちらの可溶導電部材54B、54Aが先に溶断しても、残った方を溶断する過程において、14Vラインと42Vラインの電源側部材同士が接触することがないように構成されている。
【0060】
また、このヒューズボックス50では、板バネで不可溶導電部材55A、55Bを構成することによって、一方の可溶導電部材54A、54Bが溶断したときに、自身を、残った方の可溶導電部材54A、54Bに接触させるように構成しているが、別にバネを設けて不可溶導電部材55A、55Bを矢印A、B方向(図3)に付勢することもできる。しかし、前記のように不可溶導電部材55A、55B自身を板バネで構成することによって、部品点数を少なくすることができて、構成の簡略化を図ることができる。
【0061】
また、上記の各実施形態では、高電圧と42Vとし低電圧を12Vまたは14Vとしているが、電圧はどんな値に設定してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、電源回路の途中に、ケースと可溶導電部材と不可溶導電部材と端子とで構成したヒューズボックスを配置し、一方の可溶導電部材が溶断したときに、機械的な動きにより、他方の可溶導電部材を溶断するようにしたので、電気的な回路の作用によらず、機械的な作用だけによって、電源回路の安全を図ることができる。
【0066】
請求項2の発明によれば、制御ユニットや制御ユニットによって制御される負荷に異常がある場合、双方への通電が遮断されるようにしたので、駆動システム全体の安全を確保することができる。
【0067】
請求項3の発明によれば、高電圧用電源回路のヒューズと低電圧用電源回路のヒューズのいずれかが溶断した場合に、残った方のヒューズも確実に溶断させるようにしたので、さらなる過電流の発生やレアショートなどの不測の事態が起こらないようにすることができ、システムの安全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の安全装置を含んだ通電システムの構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態の安全装置を含んだ通電システムの構成を示す回路図である。
【図3】本発明のヒューズボックスの実施形態の断面図である。
【図4】同ヒューズボックスの外観斜視図である。
【図5】同ヒューズボックスにおいて、14Vラインの可溶導電部材(ヒューズに相当)が最初に溶断した時の挙動を示す説明図であり、(a)は14V可溶導電部材が溶断した段階を示す図、(b)は同可溶導電部材の溶断に続いて、不可溶導電部材が変位することで42V可溶導電部材が溶断した段階を示す図である。
【図6】同ヒューズボックスにおいて、42Vラインの可溶導電部材(ヒューズに相当)が最初に溶断した時の挙動を示す説明図であり、(a)は42V可溶導電部材が溶断した段階を示す図、(b)は同可溶導電部材の溶断に続いて、不可溶導電部材が変位することで14V可溶導電部材が溶断した段階を示す図である。
【図7】従来の電源回路の説明図である。
【図8】42V系と12V系を別系統で設ける場合の回路図である。
【符号の説明】
2A 高電圧電源回路(第2の電源回路)
2B 低電圧電源回路(第1の電源回路)
3 ECU(第1の負荷)
4 アクチュエータ(第2の負荷)
5A 高電圧用ヒューズ(第2のヒューズ)
5B 低電圧用ヒューズ(第1のヒューズ)
20 強制溶断用の論理回路(強制溶断手段)
30 ヒータ
35 ヒータ通電用の論理回路
50 ヒューズボックス
51 ケース
52A 42V電源側端子(第2の電源側端子)
53A 42V負荷側端子(第2の負荷側端子)
54A 42V可溶導電部材(第2の可溶導電部材)
55A 42V不可溶導電部材(第2の不可溶導電部材)
52B 14V電源側端子(第1の電源側端子)
53B 14V負荷側端子(第1の負荷側端子)
54B 14V可溶導電部材(第1の可溶導電部材)
55B 14V不可溶導電部材(第1の不可溶導電部材)
Claims (3)
- 第1の負荷に対し第1のヒューズを介して電流を供給する第1の電源回路と、第2の負荷に対し第2のヒューズを介して電流を供給する第2の電源回路と、前記第1のヒューズ及び第2のヒューズのうちの一方のヒューズが溶断したとき他方のヒューズを強制的に溶断させる強制溶断手段とを備え、
前記第1、第2の電源回路の途中に、前記第1、第2の電源回路に共通に設けられるケースと、
該ケース内に設けられると共に前記第1の電源回路の電源側に接続される第1の電源側端子及び負荷側に接続される第1の負荷側端子と、
同様に前記ケース内に設けられると共に前記第2の電源回路の電源側に接続される第2の電源側端子及び負荷側に接続される第2の負荷側端子と、
前記第1、第2の各電源側端子から延びる第1、第2の可溶導電部材と、
前記第1、第2の各負荷側端子から延び、それぞれが前記第1、第2の可溶導電部材の先端側に接触導通した状態で定常位置に保持されると共に、接触導通する可溶導電部材の溶断により定常位置での保持が解かれる第1、第2の不可溶導電部材と、
前記第1、第2の可溶導電部材の一方が溶断したとき、その可溶導電部材の溶断により定常位置での保持が解かれた一方の不可溶導電部材を、他方の可溶導電部材の先端側、他方の不可溶導電部材、または、該他方の不可溶導電部材に導通する他方の負荷側端子に強制的に押し付けて接触させる強制変位手段と、
を有してなるヒューズボックスを配置し、
前記可溶導電部材を前記ヒューズとし、前記不可溶導電部材と強制変位手段とを前記強制溶断手段としたことを特徴とする電源回路の安全装置。 - 請求項1に記載の電源回路の安全装置であって、
前記第1の負荷が制御ユニットであり、前記第2の負荷が該制御ユニットによって制御されて物理的出力を発生する負荷であることを特徴とする電源回路の安全装置。 - 請求項2記載の電源回路の安全装置であって、
前記制御ユニットに電流を供給する第1の電源回路が低電圧用電源回路として構成され、前記物理的出力を発生する負荷に電流を供給する第2の電源回路が高電圧用電源回路として構成されていることを特徴とする電源回路の安全装置。
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