JP4146582B2 - 外壁パネルの取付構造 - Google Patents

外壁パネルの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ユニット建物を構成する建物ユニット等の構造体の外面に固定される外壁パネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニット建物を構成する建物ユニット等の構造体の外面には、外装材としての外壁パネルが固定される。一般に、外壁パネルは、木片セメント板等のセメント系無機質板等からなる面材の裏面の側縁部に角筒状の金属フレームが設けられたものであり、この金属フレームが建物ユニットなどの構造体に支持される間柱に固定することで外壁パネルが取り付けられている。
【0003】
この金属フレームの間柱に対する固定は、例えば実開昭59−124216号公報に記載されているように、建物ユニットの内側からのリベット打ちにより間柱に外壁パネルの金属フレームを固定していた。
【0004】
ところで、間柱は、その上下の端部が建物ユニットの梁に取り付けられていて、建物ユニットの骨格を構成する柱が受ける風圧力等の外荷重の一部を受けるため、所要の強度を持った形鋼とされている。そして、柱のすぐ横に立設される間柱(以下、コーナー間柱ということがある)は、柱までの距離が短い分だけ外荷重によるモーメントが小さいので、他のスタッドの断面形状がほぼロ字状とされているのに対してほぼL字状とされて軽量化が図られている。
【0005】
また、建物ユニット等の構造体の外面に外壁パネルを取り付けるにあたって、外壁パネルを割り付けると、標準サイズの外壁パネルの他に、それよりも幅の狭い外壁パネルが必要となることがある。そして、このような幅狭の外壁パネルは、一般に建物ユニット等の構造体の側縁部に取り付けられ、または、幅の狭い外壁パネル二枚をL字状に接合した出隅用外壁パネルとして建物ユニットのコーナー部に取り付けられることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような幅狹の外壁パネルは、上記したとおり建物ユニット等の構造体の側縁部やコーナー部に固定されるが、外壁パネルの裏面のフレームが間柱に届かなかったり、構造体の柱が邪魔になって固定し難いものであった。
【0007】
この発明は、上記の点に鑑み、標準サイズでない幅狭の外壁パネルを建物ユニット等の構造体の側縁部やコーナー部に容易かつ確実に固定された外壁パネルの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の発明の外壁パネルの取付構造は、建物を構成する構造体の外面に固定される外壁パネルの取付構造であって、前記構造体の骨格は柱と梁から構成されるとともに柱に近接してほぼL字状間柱を立設し、該間柱の構造体の外面側に沿うフランジの先端に構造体の内側に曲折した曲折片を設け、該曲折片に前記外壁パネルの裏面側に該外壁パネルの側縁より外方に突出して設けた突出片を固定したことを特徴としている。
【0011】
請求項記載の外壁パネルの取付構造における外壁パネルとしては、木片セメント板等のセメント系無機質板等からなる面材や石膏ボードの表面にアルミニウム板等の金属板を貼着した面材の裏面の側縁部にフレームが設けられたもの、石膏ボード等の無機質板の表面にアルミニウム板等の金属板を貼着し、裏面に金属フレームを設けていないもの等が挙げられる。
【0012】
請求項記載の外壁パネルの取付構造は、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが面材の裏面の側縁部にフレームが設けられたものであり、該フレームの一辺を外方に曲げ、この外方曲折辺を外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としたことを特徴としている。
【0013】
請求項記載の外壁パネルの取付構造は、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが無機質板の表面にアルミニウム板等の金属板が貼着され、裏面にフレームを備えていないものであり、表面の金属板を外壁パネルの側面側に折曲し、更に外方に折曲して外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としたことを特徴としている。
【0014】
【0015】
【0016】
(作用)
請求項記載の外壁パネルの取付構造においては、建物ユニット等の構造体の柱に近接してほぼL字状間柱を立設し、該間柱の構造体の外面側に沿うフランジの先端に構造体の内側に曲折した曲折片を設け、該曲折片に前記外壁パネルの裏面に取着されたフレームに該外壁パネルの側縁より外方に突出して設けた突出片を固定したので、建物ユニット等の構造体の側縁部やコーナー部に幅の狭い外壁パネルを取り付けることができ、上記曲折片が固定代を確保し、リベット打ち用の工具(リベッター)を構造体の内側に挿入でき、リベットで間柱に外壁パネルの突出片を容易に固定することができる。
【0017】
請求項記載の外壁パネルの取付構造においては、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが面材の裏面の側縁部にフレームが設けられたものであり、該フレームの一辺を外方に曲げ、この外方曲折辺を外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としているので、間柱に固定するための突出片を外壁パネルの裏面に別途設ける必要がないものとなっている。
【0018】
請求項記載の外壁パネルの取付構造は、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが無機質板の表面にアルミニウム板等の金属板が貼着され、裏面にフレームを備えていないものであり、表面の金属板を外壁パネルの側面側に折曲し、更に外方に折曲して外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としているので、間柱に固定するための突出片を外壁パネルの裏面に別途設ける必要がないものとなっている。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面の実施例を参照しながら説明する。
【0020】
先ず、この発明の第1の参考の形態を図1及び図2の実施例に基づいて説明する。図1はこの発明に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図、図2は外壁パネルを取り付ける構造体を示す斜視図である。図1において、1は建物ユニット、2は出隅用外壁パネル、3は標準サイズの外壁パネル、4はサッシである。
【0021】
建物ユニット1は、柱11、上梁12、下梁13により構成された構造体であって、上梁12と下梁13の間に間柱14、15が立設されている。間柱14は柱11に近接して立設されたほぼL字状の形鋼からなるコーナー間柱であり、他の間柱15は角鋼管からなり、柱11の間に適宜間隔をおいて立設されている。
【0022】
出隅用外壁パネル2は、後述する標準サイズの外壁パネル3よりも幅狭の、木片セメント板等のセメント系無機質板等からなる面材2枚をL字状に接合し、その裏面の側縁部に金属フレーム21を設けて出隅用に形成したものであり、二つのフレーム22はその一辺を外方に曲げて外壁パネル2の側縁より外方に突出した突出片221としている。
【0023】
上記出隅用外壁パネル2は、金属フレーム2より外方に突出した突出片221を建物ユニット1のコーナー間柱14に当接し、リベット5を内部から打ち込んで建物ユニット1のコーナー部外面に固定されている。
【0024】
標準サイズの外壁パネル3は木片セメント板等のセメント系無機質板等からなる面材31の裏面の側縁部に角筒状の金属フレーム31を設けて形成されたものである。出隅用外壁パネル2に隣接しない標準サイズの外壁パネル3は、図示していないが従来どおり金属フレームを間柱15に当接し、リベット打ちすることによって固定される。
【0025】
出隅用外壁パネル2に隣接して固定される標準サイズの外壁パネル3は、出隅用外壁パネル2に隣接する側の金属フレーム32を取着片としてコーナー間柱14に当接し、図示していないリベットにより固定され、他方の金属フレーム32は間柱15に固定されている。
【0026】
サッシ4は、窓等の開口部を形成するための外装材であって、取着片41が設けられ、この取着片41をコーナー間柱14に当接し、図示していないリベットにより固定されている。なお、6は隣接する外壁パネル3やサッシ4との間に装着されたガスケットであり、7は柱11や間柱14と外壁パネル2、3との間を断熱するための断熱材として介装されているポリエチレン発泡シートなどのプラスチック発泡シートである。
【0027】
以上のとおり、この第1の参考の形態の外壁パネルの取付構造においては、出隅用外壁パネル2の幅が標準サイズの外壁パネル3よりも狭く、その側縁部が建物ユニット1の柱11に近接しているコーナー間柱14に届かなくとも、突出片221は外壁パネル2の側縁より外方に突出しているので、間柱14に当接させて固定することができ、この間柱14に隣接する外壁パネル3の一側縁部のフレーム32を当接して固定されたものとなっている。
【0028】
次に、この発明の第2の参考の形態を図3に示す実施例に基づいて説明する。図3はこの発明の第2の参考の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。なお、図中、図1、2に示すものと同一乃至同等部分については、図1、2に示す符号に英小文字aを付して示し、説明を省略する。
【0029】
この第2の参考の形態においては、出隅用外壁パネル2aの裏面のフレーム2から外方に突出して設けられた突出片221aは、その長さが図1、2に示す第1の参考の形態における突出片221よりも長くされ、コーナー間柱14aに当接させたとき、標準サイズの外壁パネル3aのフレーム32aやサッシ4aに設けた取着片41aと重なって図示していないリベットにて固定されるようになっている以外は、図1、2に示す第1の参考の形態とは実質的に相違しない。
【0030】
したがって、建物ユニット1a、出隅用外壁パネル2a、標準サイズの外壁パネル3a、サッシ4a等の構成等については、図1、2の第1の参考の形態のものと構成は実質的に相違しないのでその詳細な説明は省略する。
【0031】
以上のとおり、この第2の参考の形態の外壁パネルの取付構造においては、出隅用外壁パネル2aの幅が標準サイズの外壁パネル3aよりも狭く、その側縁部が建物ユニット1aの柱11aに近接しているコーナー間柱14aに届かなくとも、突出片221aは外壁パネル2aの側縁より外方に突出しているので、間柱14aに当接させて固定することができ、さらに突出片221aの先端部は隣接する外壁パネル3aの一側縁部のフレーム32aが間柱14aに当接した間に挿入されて固定されているので、さらに強固に固定されたものとなっている。
【0032】
次に、この発明の第3の参考の形態を図4に示す実施例に基づいて説明する。図4はこの発明の第3の参考の形態に係要部横断面図である。なお、図中、図1、2に示すものと同一乃至同等部分については、図1、2に示す符号に英小文字bを付して示し、説明を省略する。
【0033】
この第3の参考の形態は、図4の右側の建物ユニット1bの側縁部に標準サイズの外壁パネル3bよりも幅狭の外壁パネル2bを固定する場合に適用されている。すなわち、外壁パネル2bの裏面に設けたフレームの一方のフレーム22bは、図3の第2の参考の形態の場合と同様、その突出片221bが長く、サッシ4bに設けた取着片41bと重なってリベット打ち(図示せず)されるようになっている。他方のフレーム23の突出片231は図面で上方に突出されて柱11bに当接し、図示していないリベットにて固定されている。
【0034】
フレーム23の突出片231が固定されている側には、別の建物ユニット1cが接合されているが、この建物ユニット1cの側縁部に固定される外壁パネル3bは標準サイズのものであるので、従来どおりの固定方法が採用されている。
【0035】
以上のとおり、この第3の参考の形態の外壁パネルの取付構造においても、外壁パネル2bの幅が標準サイズの外壁パネル3bよりも狭く、その側縁部が建物ユニット1bの柱11bに近接しているコーナー間柱14bに届かなくとも、突出片221bは外壁パネル2bの側縁より外方に突出しているので、間柱14bに当接させて固定することができ、この間柱14bに隣接する外装材のサッシ4bもその取着片41bを重ねて固定されたものとなっている。
【0036】
次に、この発明の第1の実施の形態を図5に示す実施例に基づいて説明する。図5はこの発明の第1の実施の形態に係る要部横断面図である。なお、図中、図1、2に示すものと同一乃至同等部分については、図1、2に示す符号に英小文字cを付して示し、説明を省略する。
【0037】
この第1の実施の形態は、図1、2に示す第1の参考の形態と比べると、コーナー間柱14dは、建物ユニット1dの外面側に沿うフランジの先端が構造体の内側に曲折した曲折片141とされ、出隅用外壁パネル2dのフレーム22dから外方に突出した突出片221dが上記曲折片141に沿う形状とされていることが相違している。
【0038】
この出隅用外壁パネル2dは、図5に示されるとおり、その突出片221dを間柱14の曲折片141に沿わせて図示していないリベットで固定することによって建物ユニット1dのコーナー部外面に取り付けられるが、図1、2に示す第1の参考の形態と実質的に相違しないので、説明を省略する。
【0039】
また、出隅用外壁パネル2dに隣接して固定される標準サイズの外壁パネルの一方の外壁パネル3d(図5で下左側)は、前記した参考の形態のものと実質的に同じであるが、他方の外壁パネル8(図5で上方部分)は、石膏ボード板8の表面にアルミニウム板82を貼着し、裏面に金属フレーム83を設けた構成のものが用いられている。
【0040】
この標準サイズの外壁パネル3d及び外壁パネル8は、出隅用外壁パネル2dに隣接して建物ユニット1dの外面に固定する方法は、図5に示したとおりであって、図1、2に示す第1の参考の形態における外壁パネル3の固定方法と特に相違しないので説明を省略する。
【0041】
以上のとおり、この第1の実施の形態の外壁パネルの取付構造においても、出隅用外壁パネル2dの幅が標準サイズの外壁パネル3dや外壁パネル8よりも狭く、その側縁部が建物ユニット1dの柱11dに近接しているコーナー間柱14dに届かなくとも、突出片221dは外壁パネル2bの側縁より外方に突出しているので、間柱14dのフランジの曲折片141に当接させて固定することができ、リベット打ち用の工具(リベッター)を建物ユニット1dの内側に挿入でき、リベットで間柱14dに容易に固定することができるものとなっている。
【0042】
次に、この発明の第2の実施の形態を図6に示す実施例に基づいて説明する。図6はこの発明の第2の実施の形態に係る要部横断面図である。なお、図中、図1、2に示すものと同一乃至同等部分については、図1、2に示す符号に英小文字eを付して示し、説明を省略する。
【0043】
この第2の実施の形態は、図6の左側の建物ユニット1eの側縁部に標準サイズの外壁パネル8aよりも幅狭の外壁パネル9を固定する場合に適用されている。
【0044】
幅狭の外壁パネル9は、石膏ボード91の二枚積層板の表面及び側面にアルミニウム板92を貼着したものであって、左側面側のアルミニウム板92をさらに外方に延長して突出片921としているが、この突出片921の形状やコーナー間柱14eのフランジの形状は図6から明らかなとおりであって、その固定方法は図5に示すものと特に相違しないので説明を省略する。なお、突出片921は強度向上のためアルミニウム板92を折り返して二重構造としている。また、右側面側のアルミニウム板92はさらに上方に延長して突出片921として建物ユニット1eの柱11eに当接させ図示していないリベットで固定している。
【0045】
標準サイズの外壁パネル8aは、その構成が図5に示した外壁パネル8と実質的に図5のものと同じであるので説明を省略する。
【0046】
以上のとおり、この第2の実施の形態の外壁パネルの取付構造においても、外壁パネル9の幅が標準サイズの外壁パネル8aよりも狭く、その側縁部が建物ユニット1eの柱11eに近接しているコーナー間柱14eに届かなくとも、突出片921は外壁パネル9の側縁より外方に突出しているので、間柱14eのフランジの曲折片141eに当接させて固定することができ、リベット打ち用の工具(リベッター)を建物ユニット1eの内側に挿入でき、リベットで間柱14eに容易に固定することができるものとなっている。
【0047】
【0048】
【0049】
【発明の効果】
請求項記載の外壁パネルの取付構造においては、建物ユニット等の構造体の柱に近接してほぼL字状間柱を立設し、該間柱の構造体の外面側に沿うフランジの先端に構造体の内側に曲折した曲折片を設け、該曲折片に前記外壁パネルの裏面に取着されたフレームに該外壁パネルの側縁より外方に突出して設けた突出片を固定したので、建物ユニット等の構造体の側縁部やコーナー部に幅の狭い外壁パネルを取り付けることができ、上記曲折片が固定代を確保し、リベット打ち用の工具(リベッター)を構造体の内側に挿入でき、リベットで間柱に外壁パネルの突出片を容易に固定することができる。
【0050】
請求項記載の外壁パネルの取付構造においては、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが面材の裏面の側縁部にフレームが設けられたものであり、該フレームの一辺を外方に曲げ、この外方曲折辺を外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としているので、間柱に固定するための突出片を外壁パネルの裏面に別途設ける必要がないものとなっている。
【0051】
請求項記載の外壁パネルの取付構造は、請求項記載の外壁パネルの取付構造において、外壁パネルが無機質板の表面にアルミニウム板等の金属板が貼着され、裏面にフレームを備えていないものであり、表面の金属板を外壁パネルの側面側に折曲し、更に外方に折曲して外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としているので、間柱に固定するための突出片を外壁パネルの裏面に別途設ける必要がないものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の参考の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。
【図2】 外壁パネルを取り付ける構造体の建物ユニットを示す斜視図である。
【図3】 この発明の第2の参考の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。
【図4】 この発明の第3の参考の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。
【図5】 この発明の第1の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。
【図6】 この発明の第2の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造の要部横断面図である。
【符号の説明】
1、1a〜1f 建物ユニット
11、11a〜11f 柱
14、14a〜14f 間柱(コーナー間柱)
15 間柱
2、2a、2d 出隅用外壁パネル
2b、9 外壁パネル
3、3a、3b、3d、8、8a 標準サイズの外壁パネル
4、4a、4b サッシ

Claims (3)

  1. 建物を構成する構造体の外面に固定される外壁パネルの取付構造であって、前記構造体の骨格は柱と梁から構成されるとともに柱に近接してほぼL字状間柱を立設し、該間柱の構造体の外面側に沿うフランジの先端に構造体の内側に曲折した曲折片を設け、該曲折片に前記外壁パネルの裏面側に該外壁パネルの側縁より外方に突出して設けた突出片を固定したことを特徴とする外壁パネルの取付構造。
  2. 外壁パネルが面材の裏面の側縁部にフレームが設けられたものであり、該フレームの一辺を外方に曲げ、この外方曲折辺を外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としたことを特徴とする請求項記載の外壁パネルの取付構造。
  3. 外壁パネルが無機質板の表面にアルミニウム板等の金属板が貼着され、裏面にフレームを備えていないものであり、表面の金属板を外壁パネルの側面側に折曲し、更に外方に折曲して外壁パネルの側縁より外方に突出した突出片としたことを特徴とする請求項記載の外壁パネルの取付構造。
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