JP4145009B2 - ポリエステル複合糸及びポリエステル布帛 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポリエステル複合糸及び該ポリエステル複合糸からなるポリエステル布帛に関するものであり、さらに詳しくは、極細繊維調の風合を有しながら、光沢が少なく、かつ濃色に染色することが可能なポリエステル複合糸及び該ポリエステル複合糸からなるポリエステル布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、分割型コンジュゲート糸から製造された、単繊維繊度が0.5dtex未満のいわゆる極細ポリエステル繊維が知られており、該極細ポリエステル繊維が奏する、ソフトで且つヌメリ感のある独特の風合が市場に受け入れられている。
【0003】
しかしながら、これら極細ポリエステル繊維は、光沢が強い上、濃色に染色することができないという欠点を有しており、濃色に染色するために染料の使用量を増やすと染色堅牢度が著しく低下してしまうという問題があった。
【0004】
さらに、極細ポリエステル繊維から構成される布帛が摩耗された場合、構成繊維の単繊維繊度が小さいが故に、摩耗によって切断された単繊維が毛羽となって脱落し易く、染色した布帛が白茶けて見えるという問題があり、これらの問題解決が切望されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記従来技術の有する問題点を解消し、極細ポリエステル繊維が奏する、ソフトで且つヌメリ感のある風合を損なうことなく、光沢が少なく、しかも濃色に染色することが可能なポリエステル複合糸及び該ポリエステル複合糸からなるポリエステル布帛を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記目的を達成するために鋭意検討した結果、結晶化が抑制されたポリエステル繊維を複合糸の鞘成分として配するとき、単繊維繊度が0.5dtex以上であっても極細ポリエステル繊維と同様の風合が得られることを究明し、本発明に到達した。
【0007】
かくして本発明によれば、(1)繊維重量に対して1〜10重量%の無機化合物からなる結晶化抑制剤を含み、構成フィラメントの単繊維繊度が0.5〜1.8dtex、伸度が70〜200%で、且つ沸水収縮率が8%以下であるポリエステルマルチフィラメントと、該ポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントとが空気交絡されていることを特徴とするポリエステル複合糸、及び(2)芯鞘構造のポリエステル複合糸を含む布帛であって、該ポリエステル複合糸が、繊維重量に対して1〜10重量%の無機化合物からなる結晶化抑制剤を含み、構成フィラメントの単繊維繊度が0.5〜1.8dtex、伸度が70〜200%で、且つ沸水収縮率が8%以下であるポリエステルマルチフィラメントと、該ポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントとが空気交絡されてなる複合糸を70℃以上の湿熱下で熱処理することにより得られたポリエステル複合糸であることを特徴とするポリエステル布帛が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の複合糸は、繊維重量に対して10重量%以下の結晶化抑制剤を含み、構成フィラメントの単繊維繊度が0.5〜1.8dtex、伸度が70〜200%で、且つ沸水収縮率が8%以下のポリエステルマルチフィラメントを含む。
【0009】
ここで、結晶化抑制剤とは、紡糸・延伸時に配向結晶化を阻害する効果のある剤を言い、具体的には酸化チタンや硫酸バリウム等の無機化合物、或いは250℃以上の紡糸温度でも分解しない、イソフタル酸、アルカリスルホン酸塩等の有機化合物が例示される。中でも酸化チタンが好ましく例示される。
【0010】
該結晶化抑制剤の繊維重量に対する含有量は10重量%以下であることが必要である。この含有量が10重量%を越えると紡糸時に糸切れが多発する。また、この含有量が少なすぎると、結晶化を抑制して極細ポリエステル繊維の風合を奏させるという本発明の効果が充分に発現しないので、少なくとも1重量%以上含有されていることが好ましい。
【0011】
また、上記ポリエステルマルチフィラメントの伸度は70〜200%であることが肝要である。該伸度が70%未満の場合は、結晶化が抑制されておらず、本発明の効果が奏されない。一方、該伸度が200%を超える場合は、後の加工工程等での熱処理により風合が硬化してしまう。
【0012】
さらに、上記ポリエステルマルチフィラメントは、熱処理されたとき、複合糸の鞘成分として配されることが肝要であるため、その沸水収縮率は8%以下である必要がある。
【0013】
上記のポリエステルマルチフィラメントは、例えば酸化チタンを1重量%以上含むポリエステルポリマーを3000m/分の紡糸速度で紡糸して得た中間配向糸を弛緩熱処理することにより製造することができる。
【0014】
上記ポリエステルマルチフィラメントは、該ポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントと空気交絡され、複合糸とされる。
【0015】
この際使用する、沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントとしては従来公知のものが任意に使用できるが、複合糸の芯成分として機能するためには、上記の結晶化が抑制されたポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率が5%以上大きいことが好ましい。
【0016】
上記複合糸は、例えば布帛に形成されて70℃以上の湿熱下で熱処理された際、結晶化が抑制されたポリエステルマルチフィラメントが鞘成分として配され、極細ポリエステル繊維と同様の風合が得られる。しかも、この鞘成分は単繊維繊度が0.5〜1.8dtexであるため、従来の繊維と同様、濃色に染色が可能であり、摩耗による毛羽の脱落も起こらない。
【0017】
このような複合糸が極細ポリエステル繊維と同様の風合を呈する理由は定かではないが、結晶化が抑制されたフィラメントの触感が芯鞘構造の微小な凹凸と相俟って、ソフトで且つヌメリ感のある風合を呈するのではないかと思われる。
【0018】
但し、鞘成分として配された、結晶化が抑制されたポリエステルマルチフィラメントを構成するフィラメントの単繊維繊度が1.8dtexを越える場合は、極細ポリエステル繊維の風合は奏されなくなる。
【0019】
上記複合糸を含む布帛は、上述のように極細ポリエステル繊維と同様の風合を有するが、この布帛に針布起毛やサンドペーパーを使用したサンディング加工を施せば、より毛羽感のあるソフトな風合を有する布帛とすることもできる。
【0020】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。尚、実施例中の物性は下記の方法により測定した。
【0021】
(1)明度指数L
明度指数Lは、JIS Z 8729(L***表色系及びL***表色系による物体色の表示方法)に示すL***表色系で表示した。
【0022】
[実施例1]
酸化チタンを2.5重量%含むポリエチレンテレフタレートポリマーを常法により紡糸して得た、伸度135%、90dtex/72フィラメント(単繊維繊度1.25dtex)のポリエステルマルチフィラメントを、190℃のヒーターを用いて弛緩状態で熱処理し、沸水収縮率が2%のポリエステルマルチフィラメントを得た。
【0023】
次に、該ポリエステルマルチフィラメントと、沸水収縮率が18%、56dtex/12フィラメントのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメントとをインターレースノズルを用い、ノズル圧245kPaの条件で空気交絡して複合糸を得た。
【0024】
次いで、該複合糸に300T/mの撚糸を施し、経密度63本/cm、緯密度33本/cmで5枚朱子の組織に製織し、得られた布帛を80℃で温水処理した後、110℃で高圧湿潤化処理し、さらに190℃で乾熱処理した。
【0025】
さらに該布帛に15%のアルカリ減量処理を施し、135℃で黒用分散染料を用いて染色し、170℃で乾燥したところ、極細ポリエステル繊維と同様の風合を呈し、光沢が少なく、L値が11.3で濃色性に優れた布帛が得られた。この布帛の表面に起毛処理を施すとさらに毛羽感のある極細調布帛が得られた。
【0026】
[実施例2]
実施例1において、酸化チタンの代わりにイソフタル酸を1.5重量%用いた以外は実施例1と同様に実施した。
【0027】
得られた布帛は、極細ポリエステル繊維と同様の風合を呈し、光沢が少なく、L値が11.8で濃色性に優れたものであった。
【0028】
[比較例1]
実施例1において、酸化チタンを2.5重量%含む、90dtex/72フィラメントのポリエステルマルチフィラメントに代えて、伸度30%、沸水収縮率が2%、64dtex/144フィラメント(単繊維繊度0.44dtex)のポリエチレンテレフタレートマルチフィラメントを用いた以外は実施例1と同様に実施した。
【0029】
得られた布帛は、ソフトで且つヌメリ感のある極細ポリエステル繊維独特の風合を有していたが、光沢があり、L値は13.8で濃色性が劣っていた。
【0030】
[比較例2]
実施例1において、酸化チタンを2.5重量%含む、90dtex/72フィラメントのポリエステルマルチフィラメントに代えて、伸度110%、沸水収縮率が2%、44dtex/96フィラメント(単繊維繊度0.46dtex)のポリエチレンテレフタレートマルチフィラメントを用いた以外は実施例1と同様に実施した。
【0031】
得られた布帛は、ソフトで且つヌメリ感のある極細ポリエステル繊維独特の風合を有していたが、光沢があり、L値は13.2で濃色性が劣っていた。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、極細ポリエステル繊維が奏する、ソフトで且つヌメリ感のある風合を有しながら、光沢が少なく、しかも染色堅牢度を損なうことなく濃色に染色することが可能である上、摩耗による毛羽の脱落のないポリエステル複合糸及び該ポリエステル複合糸からなるポリエステル布帛が得られる。

Claims (4)

  1. 繊維重量に対して1〜10重量%の無機化合物からなる結晶化抑制剤を含み、構成フィラメントの単繊維繊度が0.5〜1.8dtex、伸度が70〜200%で、且つ沸水収縮率が8%以下であるポリエステルマルチフィラメントと、該ポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントとが空気交絡されていることを特徴とするポリエステル複合糸。
  2. 結晶化抑制剤が酸化チタンである請求項1記載のポリエステル複合糸。
  3. 芯鞘構造のポリエステル複合糸を含む布帛であって、該ポリエステル複合糸が、繊維重量に対して1〜10重量%の無機化合物からなる結晶化抑制剤を含み、構成フィラメントの単繊維繊度が0.5〜1.8dtex、伸度が70〜200%で、且つ沸水収縮率が8%以下であるポリエステルマルチフィラメントと、該ポリエステルマルチフィラメントよりも沸水収縮率の大きいポリエステルマルチフィラメントとが空気交絡されてなる複合糸を70℃以上の湿熱下で熱処理することにより得られたポリエステル複合糸であることを特徴とするポリエステル布帛。
  4. ポリエステル布帛の表面に、起毛による毛羽が形成された請求項3記載のポリエステル布帛。
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