JP4143633B2 - 介護用車椅子における後部キャスターの昇降支持機構 - Google Patents

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本発明は、主車輪の後方にキャスターを昇降可能に設けることにより、安全性、走行性、および使い勝手を向上させた介護用車椅子における後部キャスターの昇降支持機構に関するものである。
車椅子が後方に転倒するのを防止すると同時に、狭い場所でもスムースに動き得るようにするため、主車輪の後方に一対のキャスターを昇降可能に設け、該キャスターを下降状態とすることにより、主車輪が接地面から浮上状態に保たれるようにした車椅子は従来から知られている。
また、本発明者等の発明に係る下記特許文献1に示された車椅子は、油圧機構や電動機構を装備することなく車椅子に乗った人が自ら手動で軽く上記後部キャスターを下降操作できるようにしたものである。
また、下記特許文献2に記載された車椅子の転倒防止機構は、その公開特許公報中図9〜図11に示されたように、介護人が車椅子の後部に設けられたペダルを踏動することにより、後部キャスターを下降させられるように構成したものである。
特開2004−290275号公報 特開2005−34626号公報
ところで上記特許文献2に開示された後部キャスターの昇降支持機構は、車椅子の後部に平行四辺形状にリンクが形成され、該平行四辺形リンクの下辺後部に後部キャスターが設けられ、介護者がペダルを踏動することにより、同特許文献中の図11に示されたように、該平行四辺形リンクが僅かに前方に傾斜した状態に変形し、後部キャスターが下降状態に保持されるものであった。このため使用中に該後部キャスターに後ろ向きの力が作用すると不意にその保持状態が外れるおそれがあった。また例えば方向転換等のために介護者によって車椅子の後部が持ち上げられたり、床面に凹凸があって後部キャスターがその凹部に位置して垂れ下がるような状態となっても、それを機会として後部キャスターが後向に動いてしまい下降保持状態が保たれなくなるおそれがあった。また、該後部キャスターの下降保持状態を解こうとする場合は介護者がペダルを足の甲で持ち上げることを要するのであるが、車椅子と座乗者の重量が掛かっているのでペダルが重くなり容易に操作できないという問題があった。なお使用中に該後部キャスターが不意に外れるようなおそれをなくそうとして後部キャスターの下降状態における平行四辺形リンクの前方傾斜角度を大きく採ったとすると、ペダルが一層重くなるため介護者がペダルを足の甲で持ち上げるようなことが一層困難になるという事情にある。本発明は介護用車椅子におけるこのような課題を解消しようとするものである。
そのために請求項1に記載した発明は、座部を支持するフレームの両側に主車輪が回転自在に設けられ、該フレームの前部に一対の前部キャスターが設けられた介護用車椅子において、フレームの後部に後方に延びる一対の脚杆を夫々鉛直面内で回転自在なるように枢着し、該脚杆の先端部に後部キャスターを設け、該フレームの後側下部に該脚杆の下側に延びる延長杆部を設け、該延長杆部に前記脚杆よりも上部まで延びる第1リンクを前記脚杆と同一面内で回転自在なるように枢着し、かつ、両側の第1リンクを水平な連結軸によって連結することにより該第1リンクどうしが一体的に作動するようにし、該第1リンクの該脚杆よりも上部まで延びる部分に第2リンクの上端部を枢着し、該第2リンクを第1リンクよりも後方に位置させた状態で該第1リンクが前傾状となるように該第2リンクの略中間部を前記脚杆の略中間部に枢着すると共に、該第2リンクの下端部に後方へ略L字形に折曲して延びるクランクを設け、該クランクの先端にペダルを設け、さらに脚杆を下向きに付勢するバネまたはガススプリングによる下向付勢部材を設けると共に、該下向付勢部材の弾性に抗して常態では後部キャスターが床面から浮上した状態に保たれるように該脚杆を該下向付勢部材よりも強力なバネによって支持する浮揚支持手段を延長杆部上に設け、前記ペダルを踏むことで第2リンクにより脚杆が該浮揚支持手段の弾性に抗して押し下げられて後部キャスターをフレームに対し下降させると同時に該第2リンクが第1リンクを後方に回転させ、該第1リンクが第2リンクと脚杆との枢着部より後方に過ぎったところで該第1リンクに当たって該第1リンクおよび第2リンクを略鉛直起立状態として該第1リンクの後方への回転を停止させるストッパを設け、該第1リンクおよび第2リンクが前記浮揚支持手段の弾性によりこの略鉛直起立状態に保持されることにより後部キャスターがフレームに対し下降状態に保持されるようにしたことを特徴とする。
下降状態に保持された後部キャスターが使用中に不意に外れるような危険性がない。しかも介護者がペダルを足踏操作することによって該後部キャスターを軽便に昇降できるようになる。このため使い勝手が向上すると共に安全に使用できる。
図は本発明の実施形態を示すもので、図1は介護用車椅子の全体の斜視図、図2はその側面図、図3はその要部の裏面図である。図中、1は軽金属製パイプにより折り畳み可能に形成されたフレーム、2は該フレーム上に設けられた座部、3は該フレームの両側に設けられた軸支部4に回転自在に設けた一対の主車輪、5は該フレームの前部両側縁に設けられた一対の前部キャスター(水平面内で転向方向が自在に変えられる車輪)で、主車輪3と前部キャスター5とによりフレーム1が走行可能に支持される。なお、6はフレーム1の前部に設けられた足乗せ、7は座部2の両側に設けられた肘掛部、8は介護者が操作し得るようにフレーム1の後側に樹立されたハンドル部である。
次に請求項1に記載した後部キャスターの昇降支持機構を図4〜図6の要部拡大図に従い説明する。同図に示すように、14は後部キャスターで、フレーム1の後部両側縁に前記軸支部4より後方に突出する軸受片10を設け、該軸受片に貫挿した枢軸11により一対の後方に延びる脚杆12を夫々鉛直面内で回転自在なるように枢着し、該脚杆の先端部に支管13を介して該後部キャスター14が設けられる。また、該フレーム1の後側下部に該脚杆12の下側に延びる延長杆部15を夫々設け、該延長杆部の下側に溶接により固着して設けられた軸受部16に枢軸17を貫挿し、該枢軸により第1リンク18を前記脚杆12と同一面内で回転自在なるように枢着する。なお、第1リンク18は一対のフラットバー18a,18bからなるもので、該フラットバーが延長杆部15および脚杆12の両側に隙間を隔てて上方に延びるように配置され、その上端は該脚杆12より上に延びている。そして、該第1リンク18の該脚杆12よりも上部まで延びた部分に枢軸19を貫挿し、第2リンク20の上端部を該枢軸19を介して該第1リンク18に枢着する。該第2リンク20も第1リンクと同じく2本のフラットバー20a,20bが脚杆12の両側に位置するように設けられたものである。なお、21a,21bはフラットバー18aとフラットバー20aの間およびフラットバー18bとフラットバー20bの間に挟着され枢軸19が貫挿されているワッシャーである。そして、脚杆12の略中間部の上面に軸受筒22を溶接により固着し、該軸受筒に枢軸23を貫挿し、該枢軸の両突出端部をフラットバー20a,20bに貫挿することにより該第2リンク20を第1リンク18よりも後方に位置させた状態で該第1リンク18が前傾状となるように該第2リンク20の略中間部を脚杆12の略中間部に枢着させる。(図5参照)。そして、第2リンク20の下端部に後方へ略L字形に折曲して延びるクランク24を設け、該クランクの先端に足踏ペダル25を設ける。なおクランク24は一対のフラットバー24a,24bがフラットバー20a,20bに溶接されている。このようにフラットバー24aとフラットバー24bとは夫々平行にフラットバー20a,20bに溶接され適宜間隔があることからその間隔中に支管13が回避し、クランク24が支管13に衝突することがないようにしている。そして、フラットバー24a,24bの先端部に横架するようにペダル25がビス26により止着されている。なお、27は第2リンク20の下端部にフラットバー24a,24bの外側に突出するように形成された一対の耳状片27a,27bからなるストッパである。なお該ストッパ27a,27bは該第1リンク18と第2リンク20が略鉛直起立状態になったときにフラットバー18a,18bの側面に当接し得るように形成されているが、その作用は後で説明する。
30は一端をビス31によって延長杆部15に止着し他端をビス32によって脚杆12に止着したコイル形で引張状のバネからなる下向付勢部材で、該下向付勢部材によって脚杆12が下向きに引っ張られている。また、33は延長杆部15上に設けられた浮揚支持手段で、該浮揚支持手段は延長杆部15上に溶接により垂直に固着された縦筒34中にコイル形で圧縮状のバネ35を装填すると共に該縦筒34の上端開口から出没自在なるように軸状の支持部材36を設け、該バネ35の弾性により該支持部材36を上向きに付勢すると共に、縦筒34中に位置する該支持部材36の下端部に鍔部37を形成し、該鍔部37が該縦筒34に上端開口縁に内向きに形成された鍔38に係合することで該支持部材36が該縦筒34中から抜け出さないようにしている。そして、該支持部材36上に脚杆12が支持されるように構成している。なお、該バネ35の弾性は前記バネ30の弾性よりも強力であって支持部材36を上向きに強く付勢していることから該バネ35は該バネ30の弾性に抗して脚杆12を支持し得る。このため常態では脚杆12が支持部材36上に当接し、図2〜図5に示されるように、後部キャスター14は床面から少し浮揚した状態に支持される。これにより通常走行時に該後部キャスター14が床面に接して走行時に抵抗を及ぼすことのないようにしている。
このため、介護者がペダル25を踏むと、図7,図8に示したように、第2リンク20により脚杆12が押し下げられ後部キャスター14をフレーム1に対し下降させると共に、第2リンク20が第1リンク18を後方に回転させ、該第1リンク18が第2リンク20と脚杆12との枢着部である枢軸23より僅かに後方に過ぎったところでストッパ27a,27bが該第1リンク18(フラットバー18a,18bの側面)に当接し該第1リンク18の後方への回転を制限させる。従って該ストッパ27a,27bに当たった状態で第1リンク18および第2リンク20が略鉛直起立状態に保持され、後部キャスター14がフレーム1に対し下降状態に保持される。このため図9に示したように主車輪3を床面から浮上した状態に保つことができる。この状態では該車椅子は前部キャスター5と後部キャスター14により支持されるので、走行方向が自在に変えられ、真横移動(主車輪3と直交する方向)も自由に移動できるようになる。なおこの状態で浮揚支持手段33の支持部材36は脚杆12によって押し下げられバネ35は図8に示したように収縮状態となり脚杆12を強く上方に付勢している。このため例えば方向転換等のために介護者によって車椅子の後部が持ち上げられたり、床面に凹凸があって後部キャスター14がその凹部に位置しても該後部キャスター14が垂れ下がるようなことなく、第1リンク18が第2リンク20と脚杆12との枢着部である枢軸23より僅かに後方に過ぎった状態が保たれ、後部キャスター14が下降状態に確実に保持される。また、後部キャスター14はフレーム1の後部に鉛直面内で回転自在なるように枢着されて後方に延びる脚杆12の先端部に設けたものであるので、走行中に障害物、段差等が当たり後部キャスターに後ろ向きの力が作用しても該脚杆12に引張力が作用するだけであるので、該後部キャスターの下降保持状態が不意に外れるようなおそれはない。
また、図7,図8に示した状態から介護者が足の甲を足踏ペダル25の下側に当てて該ペダル25を上に引き上げることで、図4,図5に示したように後部キャスター14を床面から少し浮揚した状態に戻すことができる。なお、その際に介護者がハンドル部8を持って車椅子の後部を少し持ち上げるようにすれば、浮揚支持手段33のバネ35の弾性に抗する力を要するだけで簡単に軽く戻すことができる。そして、図4,図5に示したように後部キャスター14が床面から少し浮揚した状態にて、該後部キャスター14は車椅子が後方に転倒するのを防止すると共に、介護者が下向付勢部材30の弾性に抗してフレーム1を後方に傾斜させることにより図10に示したように前部キャスター5を安全に床面から浮き上らせることができるので、床面の僅かな段差は後方転倒のおそれもなく安全に容易に乗り越えられる。
このようにこの介護用車椅子では、脚杆12に設けられた後部キャスター14を下向付勢部材30により下向に付勢すると共に浮揚支持手段33とにより支持しているので、これらの相乗作用により後部キャスター14は常態では床面を擦ることなく僅かに浮上状態に保たれて該車椅子の後方への転倒を防止し、該後部キャスター14をフレームに対し下降させたときは該浮揚支持手段の弾性によりその下降状態が保持され、安全に使用できる。また、第1リンク18の脚杆12よりも上部まで延びる部分に第2リンク20の上端部を枢着し、該第2リンクを第1リンクよりも後方に位置させた状態で該第1リンクが前傾状となるように該第2リンクの略中間部を脚杆の略中間部に枢着しているので、ペダルを足踏操作したときその梃子作用により後部キャスター14を軽く下降させることができると共に、第1リンクが第2リンクと脚杆との枢着部23より僅かに後方に過ぎったところで該第1リンクに当たって該第1リンクおよび第2リンクを略鉛直起立状態として該第1リンクの後方への回転を制止させるストッパ27を設けているので、ペダルを足の甲で引き上げれば強い力を要することなく第1リンクが該枢着部23を前方に過ぎり、後部キャスター14の下降状態を解除させられる。このため操作性が頗る向上する。
なおこの実施形態では、下向付勢部材30としてコイル形のバネを用いたが、バネに代えてガススプリングを用いて脚杆12を下向きに付勢することもできる。このようにガススプリングを用いた場合は、フレーム1が後方に常に緩やかに傾動するようになるので一層安全性が増す。
またこの実施形態では、ストッパ27を第2リンク20の下端部に形成したが、これは第1リンクおよび第2リンクを略鉛直起立状態として該第1リンクの後方への回転を制止させるものであるので、他の部位、例えば延長杆部15上に形成されていてもよい。
図11に示した実施形態は、両側の昇降支持機構の第1リンク18どうしを水平な連結軸40によって連結することにより、両側の後部キャスター14が同期して同時に昇操作し得るように構成したものである。これにより両側のペダル25をいちいち操作する必要がなくなるので操作性がさらに向上する。なお、41は脚杆12を下向きに付勢するための下向付勢部材として上記バネに代えて用いたガススプリングを示し、該ガススプリングは基端部がフレーム1に止着されその作動軸42の先端を連結金具43を介して第2リンク20の一側に連結し、該ガススプリングの弾性により該第2リンクを前方に引張することにより脚杆12が下向きに付勢されるようにしている。その他、図11に示した符号中で上記実施形態と同一符号は上記実施形態と同一部分を示すのでそれらの説明を割愛するが、この実施形態では上記ストッパ27の代用となって連結金具43が第1リンク18および第2リンク20を略鉛直起立状態としたときの該第1リンクの後方への回転を制止させる機能を兼備している。
本発明の実施形態を示す介護用車椅子の斜視図。 本発明の実施形態を示す介護用車椅子の側面図。 本発明の実施形態を示す介護用車椅子の要部の裏面図。 本発明の実施形態を示す後部キャスター昇降支持機構の斜視図。 本発明の実施形態を示す後部キャスター昇降支持機構の部分断面側面図。 本発明の実施形態を示す後部キャスター昇降支持機構の平面図。 図4に示した後部キャスター昇降支持機構の作動状態図。 図5に示した後部キャスター昇降支持機構の作動状態図。 図2に示した介護用車椅子の作動状態図。 図2に示した介護用車椅子の作動状態図。 本発明の他の実施形態を示す介護用車椅子の後部の斜視図。
符号の説明
1 フレーム
3 主車輪
5 前部キャスター
10 軸受片
11 枢軸
12 脚杆
14 後部キャスター
15 延長杆部
16 軸受部
17 枢軸
18 第1リンク
19 枢軸
20 第2リンク
22 軸受筒
23 枢軸(枢着部)
24 クランク
25 ペダル
27 ストッパ
30 下向付勢部材
33 浮揚支持手段
40 連結軸
41 ガススプリング

Claims (1)

  1. 座部を支持するフレームの両側に主車輪が回転自在に設けられ、該フレームの前部に一対の前部キャスターが設けられた介護用車椅子において、フレームの後部に後方に延びる一対の脚杆を夫々鉛直面内で回転自在なるように枢着し、該脚杆の先端部に後部キャスターを設け、該フレームの後側下部に該脚杆の下側に延びる延長杆部を設け、該延長杆部に前記脚杆よりも上部まで延びる第1リンクを前記脚杆と同一面内で回転自在なるように枢着し、かつ、両側の第1リンクを水平な連結軸によって連結することにより該第1リンクどうしが一体的に作動するようにし、該第1リンクの該脚杆よりも上部まで延びる部分に第2リンクの上端部を枢着し、該第2リンクを第1リンクよりも後方に位置させた状態で該第1リンクが前傾状となるように該第2リンクの略中間部を前記脚杆の略中間部に枢着すると共に、該第2リンクの下端部に後方へ略L字形に折曲して延びるクランクを設け、該クランクの先端にペダルを設け、さらに脚杆を下向きに付勢するバネまたはガススプリングによる下向付勢部材を設けると共に、該下向付勢部材の弾性に抗して常態では後部キャスターが床面から浮上した状態に保たれるように該脚杆を該下向付勢部材よりも強力なバネによって支持する浮揚支持手段を延長杆部上に設け、前記ペダルを踏むことで第2リンクにより脚杆が該浮揚支持手段の弾性に抗して押し下げられて後部キャスターをフレームに対し下降させると同時に該第2リンクが第1リンクを後方に回転させ、該第1リンクが第2リンクと脚杆との枢着部より後方に過ぎったところで該第1リンクに当たって該第1リンクおよび第2リンクを略鉛直起立状態として該第1リンクの後方への回転を停止させるストッパを設け、該第1リンクおよび第2リンクが前記浮揚支持手段の弾性によりこの略鉛直起立状態に保持されることにより後部キャスターがフレームに対し下降状態に保持されるようにしたことを特徴とする介護用車椅子における後部キャスターの昇降支持機構。
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