JP4142100B2 - 2―クロロチアゾール化合物の製法 - Google Patents

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Description

本発明は、以下の式:
Figure 0004142100
{式中、
Xは、CH又はNであり、
Yは、NO2又はCNであり、
Zは、CHR3,O,NR3又はSであり、
1とR2は、各々、互いに独立して、水素又は非置換又はR4−置換アルキルであるか、又は一緒になって、2−若しくは3−員のアルキレン橋又は2−若しくは3−員のアルキレン橋であってその内の1のメンバーがNR5,OおよびSから成る群から選ばれた複素メンバーにより置換されているものであり、
3は、H又は非置換又はR4−置換アルキルであり、
4は、非置換又は置換アリール又は複素アリール基であり、そして
5は、H又はアルキルである。}により表される化合物の製法であって、
a)以下の式:
Figure 0004142100
{式中、
X,Y,Z,R1とR2は、上記式(I)のために定義したものと同じであり、
nは、0,1又は2であり、
6は、非置換又はR8−置換アルキル、非置換又はR8−置換アルケニル、非置換又はR8−置換アルキニル、シクロアルキル、非置換又は置換アリール、複素アリール、SR7、(アルキレン)SH又は(アルキレン)SR7であり、
7は、非置換又はR4−置換アルキル、非置換又はR4−置換アルケニル、非置換又はR4−置換アルキニル、シクロアルキル、非置換又は置換アリール、複素アリール又は以下の式:
Figure 0004142100
(式中、X,Y,Z,R1とR2は、上記式(II)のために定義されたものと同じである。)であり、そして
8は、非置換又は置換アリール又は複素アリール基、−COOH,COOM(ここで、Mはアルカリ金属である。)、又は−COO−C1−C8−アルキルである。}により表される化合物を、塩素化剤と反応させ、又は
b1)塩基の存在下又は非存在下、遊離形態又は塩形態における、以下の式:
Figure 0004142100
{式中、R6とnは、上記式(II)のために定義したものと同じであり、そしてX1は、脱離基である。}により表される化合物を、知られた又はそれ自体知られた方法により製造されることができる、以下の式:
Figure 0004142100
{式中、R1,R2,X,YとZは、上記式(I)のために定義されたものと同じである。}により表される化合物と、まず反応させ、そして
b2)それにより得られることができる上記式(II)の化合物を、中間体の単離を伴って又は伴わずに、塩素化剤と、さらに反応させる、
ことを含む製法に、その製法において使用される中間体に、それら中間体の使用に、そしてそれら中間体の製法に、関する。
式(I)の化合物の現存の製法は、出発材料として、とりわけ、2−クロロ−5−クロロメチルチアゾールを必要とする。しかしながら、後者は、直接的な接触に対して有害であり、そしてそれ故、この化合物を無害な化合物で置き替える必要がある。
この目的は、本発明に係る予備的工程により達成される。
本明細書中に使用する一般用語は、特記なき限り、以下に列記する意味をもつ:
炭素含有基及び化合物は各々、特記なき限り、1〜8、好ましくは、1〜6、特に1〜4、さらに特に1又は2の炭素原子を含有する。
ハロゲンは、好ましくは、塩素又は臭素である。
基自体としての、そしてまた、他の基及び化合物、例えば、アルコキシ及びアルキルチオ−の構造要素としてのアルキル−は、各場合において、対応の基又は化合物内に含まれる炭素原子の数を十分に考慮して、直鎖の、すなわち、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシル、あるいは、分枝の、例えば、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル又はイソヘキシルのいずれかである。
アルケニル及びアルキニルは、直鎖又は分枝であり、そしてそれぞれ、2又は好ましくは、1の不飽和炭素−炭素結合を含む。これらの置換基の二重又は三重結合は、好ましくは、少なくとも1の飽和炭素原子により、上記化合物(II)の残りの部分から分離される。例は、アリル、メタリル、but−2−enyl,but−3−enyl、プロパルジル、but−2−ynyl及びbut−3−ynylを含む。
シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシル、好ましくは、シクロプロピルである。
基自体として、そしてまた、他の基及び化合物、例えば、(アルキレン)SR7−の構造要素としてのアルキレン−は、各場合において、対応の基又は化合物内に含まれる炭素原子の数を十分に考慮して、直鎖の、例えば、−CH2CH2−,−CH2CH2CH2−又は−CH2CH2CH2CH2−、あるいは、分枝の、例えば、−CH(CH3)−,−CH(C2H5)−,−C(CH32−,−CH(CH3)CH2−又は−CH(CH3)CH(CH3)−のいずれかであり、そしてメチレンであることもできる。
アリールは、フェニル又はナフチル、特にフェニルである。
複素アリールは、N,O及びSから成る群から選ばれた1〜3の複素原子をもつ5−〜7−員の芳香環である。複素原子として窒素原子をもち、そして、所望により、さらなる複素原子、好ましくは、窒素又は硫黄、特に窒素をも含むことができる芳香族5−及び6−員環が好ましい。
置換アリール及び複素アリールは、好ましくは、ハロゲン、NO2,CN,C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、ハロゲン−C1−C4アルキル及びハロゲンC1−C4アルコキシから成る群から選ばれた1〜3の置換基により置換される。非置換又は1置換、特に非置換アリール及び複素アリールが好ましい。
本発明に係る式(I)の対応化合物を製造するための好ましい出発材料は:
(1)XがNである式(II)の化合物;
(2)YがNO2である式(II)の化合物;
(3)ZがCHR3又はNR3、好ましくは、NR3である式(II)の化合物;
(4)R1とR2が、一緒になって、NR5,O及びSから成る群から選ばれた複素メンバーを伴って又は伴わずに、2−若しくは3−員のアルキレン橋である式(II)の化合物;
(5)R3が非置換又はR4−置換C1−C4アルキル、好ましくは、非置換C1−C2アルキルである式(II)の化合物;
(6)R4が非置換又は置換アリール又は複素アリールであって、その置換基がハロゲン、NO2,CN,C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルコキシ及びC1−C4アルキルチオから成る群から選ばれており、好ましくは、非置換アリールである、式(II)の化合物;
(7)R6が非置換又はR8−置換C1−C4アルキル、アリール、複素アリール、SR7、(アルキレン)SH又は(アルキレン)SR7、好ましくは、アリール、R8−置換C1−C4アルキル又はSR7、特にR8−置換C1−C2アルキル又は特にアリールである、式(II)の化合物;
(8)R7が非置換又はR4−置換アルキル、アリール、複素アリール又は以下の式:
Figure 0004142100
{式中、X,Y,Z,R1とR2は、上記式(II)のために定義したものと同じである。}により表される基、特に上記式(III)の基である式(II)の化合物;
(9)R8が、非置換又は置換であるアリール又は複素アリールであってその置換基がハロゲン、NO2,CN,C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシ及びC1−C4−アルキルチオから成る群から選ばれているもの、特に非置換アリールである式(II)の化合物、
である。
実施例中に述べる式(II)の化合物が、本発明において特に好ましい。
本明細書中に記載する反応は、常法により、例えば、要求により、冷却されて、室温で又は加熱されて作用する、好適な溶媒又は希釈剤又はその混合物の非存在下、又は通常、存在下、例えば、−80℃〜その反応媒質の沸点の範囲内の温度で、好ましくは、約−20℃〜約+150℃で、そして、必要により、密閉容器内で、高められた温度で、不活性ガス雰囲気中及び/又は無水条件下で、行われる。特に有利な反応条件は、実施例から認識されることができる。
化合物(I)の製造のために使用される本明細書中に列記された出発材料は、それらが遊離形態又は塩として存在、することができる場合、知られており、又は、それらが新規である場合、知られた方法により、例えば、以下の明細に従って、製造されることができる。
変法a)
好適なハロゲン化剤は、例えば、元素状塩素、ジャベル水、2塩化多硫黄、2塩化硫黄、3塩化リン、5塩化リン又は2又は3以上の上記化合物の混合物、好ましくは、元素状塩素、ジャベル水、2塩化硫黄又は上記2化合物の混合物、特に好ましくは、ジャベル水の元素状塩素である。
上記反応体は、互いと、溶媒又は希釈剤の添加を伴わずに反応することができる。しかしながら、その量が決定的でない場合には、溶媒又は希釈剤又はその混合物を添加することが有利である。このような溶媒又は希釈剤の例は、水;アルコール、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレン・グリコール又はグリセロール;芳香族、脂肪族及び脂環式炭化水素及びハロゲン化炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラリン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、4塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエタン又はテトラクロロエタン;エーテル、例えば、ジエチル・エーテル、ジプロピル・エーテル、ジイソプロピル・エーテル、ジブチル・エーテル、tert−ブチル・メチル・エーテル、エチレン・グリコール・モノメチル・エーテル、エチレン・グリコール・モノエチル・エーテル、エチレン・グリコール・ジメチル・エーテル、ジメトキシジエチル・エーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサン;アミド、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドン又はヘキサメチルホスホリック・トリアミド;ニトリル、例えば、アセトニトリル又はプロピオニトリル;及びスルホキシド、例えば、ジメチル・スルホキシドである。上記反応は、好ましくは、ハロゲン化炭化水素、特にジクロロメタン又はクロロベンゼンの存在中で行われる。
上記反応は、有利には、約−20℃〜約+180℃の、好ましくは、約0℃〜約+80℃の範囲内の温度で、多くの場合、室温とその反応混合物の還流温度の間の範囲内で行われる。
a)の好ましい態様においては、化合物(II)は、−10℃〜40℃で、好ましくは、0℃で、塩素化剤、好ましくは、ジャベル水と反応される。
この反応は、好ましくは、大気圧で行われる。
この反応時間は、決定的ではなく;0.1〜48時間の、好ましくは、0.5〜24時間の反応時間が好ましい。
その生成物は、慣用の方法により、例えば、濾過、結晶化、蒸留又はクロマトグラフィー又はこれらの手順のいずれかの好適な組合せにより単離される。
変法b1)
化合物(IV)内の好適な脱離基X1は、例えば、ヒドロキシ、C1−C8アルコキシ、ハロ−C1−C8アルコキシ、C1−C8アルカノイルオキシ、メルカプト、C1−C8アルキルチオ、ハロ−C1−C8アルキルチオ、C1−C8アルカンスルホニルオキシ、ハロ−C1−C8アルカンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ及びハロゲン、好ましくは、トルエンスルホニルオキシ、トリ−フルオロメタンスルホニルオキシ及びハロゲン、特にハロゲンである。
上記反応を容易にするために好適な塩基は、例えば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属ヒドロキシド、ヒドリド、アミド、アルカノーレート、アセテート、カーボネート、ジアルキルアミド又はアルキルシリルアミド、アルキルアミン、アルキレンジアミン、遊離又はN−アルキル化、飽和又は不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウム、そしてまた炭素環式アミンである。例は、水酸化ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウム・アミド、ナトリウム・メタノレート、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブタノレート、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウム・ジイソプロピルアミド、カリウムbis(トリメチルシリル)アミド、カルシウム・ヒドリド、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルフォリン、ベンジルトリメチル−アンモニウム・ヒドロキシド、そしてまた1,5−ジアザビシクロ〔5.4.0〕undec−5−ene(DBU)である。
上記反応体を、互いにそのまま、すなわち、溶媒又は希釈剤を添加せずに、例えば、溶融して、反応させることができる。しかしながら、多くの場合、溶媒又は希釈剤又はその混合物の添加が有利である。このような溶媒又は希釈剤の例は:水;芳香族、脂肪族及び脂環式炭化水素及びハロゲン化炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラリン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、4塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエテン又はテトラクロロエテン;エステル、例えば、酢酸エチル;エーテル、例えば、ジエチル・エーテル、ジプロピル・エーテル、ジイソプロピル・エーテル、ジブチル・エーテル、tert−ブチル・メチル・エーテル、エチレン・グリコール・モノメチル・エーテル、エチレン・グリコール・モノエチル・エーテル、エチレン・グリコール・ジメチル・エーテル、ジメトキシジエチル・エーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサン;ケトン、例えば、アセトン、メチル・エチル・ケトン又はメチル・イソブチル・ケトン;アルコール、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレン・グリコール又はグリセロール;アミド、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン又はヘキサメチルホスホリック・トリアミド;ニトリル、例えば、アセトニトリル又はプロピオニトリル;及びスルホキシド、例えば、ジメチル・スルホキシドである。上記反応が塩基の存在下で行われる場合、過剰に使用されるトリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルフォリン又はN,N−ジエチルアニリンのような塩基は、溶媒又は希釈剤としても働く。
上記反応は、不均一2相混合物、例えば、有機溶媒と塩基の水溶液の混合物中で、必要により、相転移(phase-transfer)触媒、例えば、クラウン・エーテル又はテトラアルキルアンモニウム塩の存在下で、行われることもできる。
上記反応は、有利には、約0℃〜約180℃の、好ましくは、約+10℃〜約+80℃の範囲内の温度で、多くの場合、室温とその反応混合物の還流温度の間の範囲内の温度で行われる。
変法b1)の好ましい態様においては、化合物(IV)は、0℃〜120℃、好ましくは、20℃〜80℃で、特に、60℃〜80℃で、アミド、好ましくは、N,N−ジメチルホルムアミド中で、化合物(V)と反応する。
この反応は、好ましくは、大気圧で行われる。
この反応時間は、決定的ではなく;0.1〜48時間、特に0.5〜24時間の反応時間が好ましい。
上記生成物は、慣用の方法により、例えば、濾過、結晶化、蒸留又はクロマトグラフィー又はこれらの手順のいずれかの好適な組合せにより単離される。
得られる収率は、一般に、良好である。
変法b2)
好適なハロゲン化剤は、例えば、変法a)の下で述べた種類をもつ。反応体は、互いに、そのまま、すなわち、溶媒又は希釈剤を添加せずに、例えば、溶融で、反応させることができる。しかしながら、多くの場合、溶媒又は希釈剤又はその混合物の添加が有利である。好適な溶媒又は希釈剤は、例えば、変法a)の下に述べた種類をもつ。
上記反応は、有利には、約−20℃〜約+180℃の、好ましくは、約0℃〜約+80℃の範囲内の温度で、多くの場合、室温とその反応混合物の還流温度の間の範囲内の温度で行われる。
変法b2)の好ましい態様においては、化合物(II)を、−10℃〜40℃、好ましくは、0℃で、塩素化剤、好ましくは、元素状塩素又はジャベル水と反応させる。
この反応は、好ましくは、大気圧で行われる。
この反応時間は、決定的ではなく;0.1〜48時間、特に0.5〜24時間の反応時間が好ましい。
上記生成物は、慣用の方法により、例えば、濾過、結晶化、蒸留又はクロマトグラフィー又はこれらの手順のいずれかの好適な組合せにより単離される。
得られる収率は、一般に、良好である。
式(I),(II),(IV)又は(VII)の化合物又はそれらの塩のそれぞれの製造のために本発明に従って使用される、いずれの場合においてもその遊離形態における又は塩としての、新規出発材料又は中間体、その製法並びに化合物(I),(II),(IV)又は(VII)の製造のための出発材料又は中間体としてのそれらの使用も、本発明の主題の一部を形成する。
化合物(II)は、例えば、変法b1)下に記載したように製造されることができる。
式(IV)の化合物は、例えば、知られている以下の式:
Figure 0004142100
により表される化合物を、式R6X2{式中、R6は、式(II)のために述べた意味をもち、そしてX2は、脱離基である。}により表される化合物と反応させ、そしてその後、式QX1{式中、Qは、酸性基、例えば、好ましくは、無機酸の官能基、例えば、特に、SO2X1であり、そしてX1は、式(IV)のために述べた意味をもつ。}により表される化合物と反応させて、式(IV){式中、n=0である。}により表される化合物(所望により、酸化剤、例えば、特に過酸化水素を使用して式中nが1又は2である式(IV)の化合物にさらに変換されることができる)を得ることにより製造されることができる。
式(IV)の化合物は、例えば、式中nが0である式(IV)の化合物を得るためには、以下の式:
Figure 0004142100
{式中、R6は、式(II)のために与えた意味をもつ。}により表される化合物を、式QX1{式中、Qは、酸性基、好ましくは、無機酸性基、例えば、SO2X1であり、そしてX1は、式(II)のために与えた意味をもつ。}により表される化合物と反応させることにより、そして所望により、式中nが1又は2である式(IV)の化合物を得るためには、式中nが0である式(IV)の化合物を、酸化剤、例えば、過酸化水素と反応させることにより、得られることもできる。
式(VII)の化合物は、例えば、好ましくは塩基の存在下、式(VI)の化合物を、式R6X2{式中、R6が式(II)のために与えた意味をもち、そしてX2は脱離基である。}により表される化合物と反応させることにより得られることができる。
本発明は、本工程のいずれかの段階から得られることができる出発材料又は中間体に基づく工程、そして、その抜けた工程の全て又はいくつかが行われる工程又は1の出発材料が使用され、又は、特に誘導体又は塩及び/又はそのラセミ体又はエナンチオマーの形態で上記反応条件下で形成される工程のすべての態様に関する。
本発明は、特に、実施例H1〜H8中に記載する方法に関する。
以下の実施例は、本発明をより特に説明する。それらは、本発明を限定しない。温度は、摂氏で記す。パーセンテージは、特記なき限り、“重量パーセント”を表す。
実施例
実施例H1:2−ベンジルチオ−5−クロロメチル−チアゾール(表1中の化合物番号1.9)
3.2gの2−ベンジルチオ−5−メチレン−4H−チアゾリンを、50mlのジクロロメタン中に溶解し、そして0.9gの微粉砕炭酸水素(重炭酸)ナトリウムを撹拌しながら添加する。この混合物を、その後、氷浴内で冷却し、5mlのジクロロメタン中の1.92gの塩化スルフリルを滴下し、そして次に撹拌をさらに45分間続ける。この反応混合物を濾過し、その濾液を蒸発させ、そしてその残渣を石油エーテルから再結晶させて、57〜58°で溶融する結晶の形態で標題化合物1.4gを得る。
実施例H2:3−(2−ベンジルチオチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン(表2中の化合物番号2.9)
0.8gの2−ベンジルチオ−5−クロロメチル−チアゾール、0.35gの3−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン及び0.8gの微粉砕炭酸カリウムを、40mlのN,N−ジメチルホルムアミド中で混合し、そしてこの混合物を2時間60℃で撹拌する。この反応混合物を濾過し、この濾液を減圧下で蒸発させ、そしてその残渣を、ジエチル・エーテル/イソプロパノール(5:1)中で消化し、140〜145°(分解)で溶融する結晶の形態で標題化合物0.6gを得る。
実施例H3:3−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン(表11中の化合物番号11)
2gの3−(2−ベンジルチオチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジンを、10mlの4N水性塩酸、20gの氷と30mlのジクロロメタンの混合物中に溶解し、そして30gのジャベル水をその溶液に撹拌しながら滴下する。さらに30分間撹拌した後、その有機相を分取し、その水相を、少量のジクロロメタンで繰り返し抽出し、そして併合した有機相を、その後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で蒸発させる。その油状残渣を、テトラヒドロフランに溶解し、そしてヘキサンで沈殿させ、それにより、生成物を、粘着質の材料として反応容器の壁に沈着させる。この溶媒をデカントし、その残渣をテトラヒドロフラン中に再溶解させ、そしてその溶液をゆっくりと濃縮して、半結晶樹脂の形態で標題の化合物0.84gを得る。この樹脂のサンプルをクロマトグラフィー〔シリカ・ゲル;ジクロロメタン/メタノール(95:5)〕により精製して、132〜135°で溶融する結晶を得る。
実施例H4:3−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン(表11中の化合物番号11.1)
300gの水性塩酸(32%)と150gのクロロベンゼンの混合物に、撹拌しながら、5分以内に、183gの5−メチル−4−ニトロイミノ−3−(2−フェニルチオチアゾール−5−イルメチル)−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジンを添加する。124gの塩素を次に、4時間にわたり20〜25℃で上記混合物に通過させる。さらに2時間撹拌した後、過剰の塩素を窒素の導入により除去し、そして(塩酸塩形態で標題の化合物を含む)水相を分別し、そして水性水酸化ナトリウム溶液(30%)でpH5に調整する。この結晶性沈殿を濾別し、水で洗浄し、そして真空中50°で乾燥させて、132〜135°で溶融する標題の化合物132g(純度:97%)を得る。
実施例H5:3−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン(表11中の化合物番号11.1)
300gの水性塩酸(32%)と150gのクロロベンゼンの混合物に、撹拌しながら5分以内に、186gの3−(2−シクロヘキシルチオチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジンを添加する。次に124gの塩素を4時間の期間にわたり20〜25℃で上記混合物中に通す。さらに2時間撹拌した後、過剰の塩素を窒素の導入により除去し、そして(塩酸塩(ヒドロクロリド)形態で標題の化合物を含む)水相を分別し、そして水性水酸化ナトリウム溶液(30%)でpH5に調整する。この結晶性沈殿を濾別し、水で洗浄し、そして真空中50°で乾燥させて、132〜135°で溶融する標題の化合物135g(純度:97%)を得る。
実施例H6:3−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジン(表11中の化合物番号11.1)
300gの水性塩酸(32%)と150gのクロロベンゼンの混合物に、撹拌しながら5分以内に、190gの3−(2−ベンジルチオチアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−4−ニトロイミノ−ペルヒドロ−1,3,5−オキサジアジンを添加する。次に124gの塩素を4時間の期間にわたり20〜25℃で上記混合物中に通す。さらに2時間撹拌した後、過剰の塩素を窒素の導入により除去し、そして(塩酸塩(ヒドロクロリド)形態で標題の化合物を含む)水相を分別し、そして水性水酸化ナトリウム溶液(30%)でpH5に調整する。この結晶性沈殿を濾別し、水で洗浄し、そして真空中50°で乾燥させて、132〜135°で溶融する標題の化合物120g(純度:97%)を得る。
実施例H7:2−ベンジルチオ−5−メチレン−4H−チアゾリン(表1a中の化合物番号1.8)
6.5gの5−メチレン−2−チオキソ−チアゾリジン、17.3gの微粉砕炭酸カリウム、9.4gの臭化ベンジル及び200mlのアセトニトリルを65°で1時間撹拌する。この混合物を室温まで冷却に供し、そして次に濾過し、そしてその濾液を真空中乾燥まで蒸発させる。この残渣を、クロマトグラフィー〔シリカ・ゲル;ヘキサン/ジエチル・エーテル(1:1)〕により精製し、無色の油の形態で標題の化合物7.7gを得る。
実施例H8:実施例H1〜H7中に記載した手順と同様に、表1〜13中に列記した他の化合物をも調製することができる。各ケースにおいて上記表の“物理データ(Physical data)”欄中に述べる温度は、対応化合物の融点を示す;“decomp”は、分解を意味する。
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Claims (9)

  1. 以下の式:
    Figure 0004142100
    で表される化合物の製造方法であって、以下のステップ:
    以下の式:
    Figure 0004142100
    {式中、nは0,1又は2であり、そしてR6はフェニル置換C1−C2アルキル又はフェニルである。}で表される化合物を、塩素化剤と、反応させる、
    を含む前記製造方法。
  2. 以下の式:
    Figure 0004142100
    で表される化合物の製造のための請求項1に記載の方法であって、以下のステップ:
    遊離形態又は塩形態の以下の式:
    Figure 0004142100
    {式中、R6としては請求項1において定義したものと同じであり、そしてX1は脱離基である。}で表される化合物を、以下の式:
    Figure 0004142100
    で表される化合物と反応させて、請求項1に記載の式(II)で表される化合物を製造し、そしてさらに
    得られうる式(II)で表される化合物を、塩素化剤と、反応させる、
    を含む前記製造方法。
  3. 請求項1に記載した式(II)の化合物の製法であって、遊離形態又は塩の形態における請求項2に記載の式(IV)の化合物を、請求項2に記載の式(V)の化合物と反応させることを含む、前記製法。
  4. 請求項2に記載の式(IV)の化合物の製法であって、以下の式:
    Figure 0004142100
    で表される化合物を、式R6X2{式中、R6は、請求項2において式(IV)のために定義したものと同じであり、そしてX2は、脱離基である。}により表される化合物と反応させて、以下の式:
    Figure 0004142100
    {式中、R6は、請求項1において式(II)のために定義したものと同じである。}により表される化合物を製造しそして、式QX1{式中、Qは、SO2X1であり、そしてX1は、請求項2において式(IV)のために定義したものと同じである。}により表される化合物と反応させて、式中nが0である式(IV)の化合物を得、そして場合により、得られた式中nが0である式(IV)の化合物を、酸化剤を用いて式中nが1又は2である式(IV)の化合物に変換する前記製造方法。
  5. 請求項2に記載の式(IV)の化合物の製法であって、以下の式:
    Figure 0004142100
    {式中、R6は、請求項1において式(II)のために定義したものと同じである。}により表される化合物を、式QX1{式中、QはSO2X1であり、そしてX1は請求項2において式(IV)のために定義したものと同じである。}の化合物と反応させて、式中nが0である式(IV)の化合物を得、そして場合により、得られた式中nが0である式(IV)の化合物を、酸化剤を用いて式中nが1又は2である式(IV)の化合物に変換する、前記製造方法。
  6. 請求項4に記載の式(VII)の化合物の製法であって、請求項4に記載の式(VI)の化合物を、式R6X2{式中、R6が請求項2において式(IV)のために定義したものと同じであり、そしてX2は脱離基である。}により表される化合物と反応させることを含む、前記製造方法。
  7. 以下の式(II):
    Figure 0004142100
    {式中、nとR6は請求項1において定義したものと同じである。}で表される化合物。
  8. 以下の式(IV):
    Figure 0004142100
    {式中、nとR6は請求項1において定義したものと同じであり、そしてX1はヒドロキシ、C1−C8アルコキシ、ハロ−C1−C8アルコキシ、C1−C8アルカノイルオキシ、メルカプト、C1−C8アルキルチオ、ハロ−C1−C8アルキルチオ、C1−C8アルカンスルホニルオキシ、ハロ−C1−C8アルカンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ又はハロゲンである。}で表される化合物。
  9. 以下の式(VII):
    Figure 0004142100
    {式中、R6は請求項1において定義したものと同じである。}で表される化合物。
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