JP4141266B2 - Led取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用計器等の表示部の照明用に用いられるLEDを取り付けるためのLED取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板(PCB)にLED(発光ダイオード)を取り付けるときに、LEDの倒れ防止のためにLEDホルダを使用することがあり、同時にLEDの高さ調節も行うこともある。この種のLED取付構造として、特許文献1に記載のものがある。
【0003】
図6は、従来のLEDの取付構造を示す断面図で、この取付構造は、車両用計器に適用されている。車両用計器の計器ケース1上には、液晶ディスプレイ3が配置される一方、この液晶ディスプレイ3を背後から照明する、いわゆるバックライトとなるLED5が、プリント基板7に実装固定されている。
【0004】
プリント基板7と計器ケース1との間には、LEDホルダ9が配置されている。LEDホルダ9は、LED5の周囲を囲む円筒部9aと、LED5の本体部5aとプリント基板7との間に位置する底面部9bとを有し、底面部9bの下面から突出したボス9cが、プリント基板7のボス孔7aに挿入されて固定されている。
【0005】
LED5の本体部5aの下面から突出しているリード端子5bは、LEDホルダ9bの底面部9bおよびプリント基板7のそれぞれの挿入孔9dおよび7bに挿入されて、プリント基板7の裏側から半田付けされている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−282370号公報(明細書の段落番号0002〜0004、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術では、LED5のリード端子5bがLEDホルダ9とプリント基板7の挿入孔9dおよび7bに挿入されて、プリント基板7とLED5のリード端子5bがフロー半田付けされる。このとき、LEDホルダ9のボス9cとプリント基板7のボス孔7aとの嵌合が緩み、ガタが発生してしまうという問題が生じた。これは、半田付けの際の熱によりLEDホルダ9のボス9cとプリント基板7のボス孔7aが収縮するために起きると考えられる。また、成形誤差も考えられる。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の不備を解消するためになされたものであって、その課題とするところは、LEDホルダをプリント基板に取り付けた際の取付ガタを低減するLED取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、LEDと、前記LEDの端子を挿入するための貫通孔を設けたプリント基板と、前記LEDを保持するためのLEDホルダとを備え、前記LEDホルダには前記LEDの端子を挿入するための貫通孔が設けられ、前記LEDホルダの貫通孔内には、該貫通孔に挿入されてくる前記LEDの端子を屈曲させるための突起が設けられており、前記LEDホルダの貫通孔及び前記プリント基板の貫通孔に前記LEDの端子を挿入し、前記突起により前記LEDの端子を屈曲させることにより生じる付勢力により、前記LEDホルダを前記プリント基板に押し付けて、前記LEDの端子を前記プリント基板に半田付けして前記LEDを固定するようにした構成にしてある。
【0011】
上記構成によると、LEDホルダをプリント基板に取り付けた際の取付ガタを低減する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るLED取付構造の一実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。
【0013】
図1は実施形態例に係るLED取付構造を示す断面図、図2は図1のLEDホルダの平面図である。
【0014】
LED20は、発光する本体部20aと、本体部20aの下面から突出する2本の平行なリード端子20bとを有している。
【0015】
LED20は、図1に示すように、2本のリード端子20bが、LEDホルダ21の2個の貫通孔21aにそれぞれ挿入され、LEDホルダ21はプリント基板22上に載置されており、2本のリード端子20bはさらにプリント基板22の2個の挿入孔22aにそれぞれ挿入されて、プリント基板22の裏面から突出したリード端子20bはランド部に半田付けされ固定されている。
【0016】
LEDホルダ21は合成樹脂等により成形加工されており、全体に直方体形状に形成されている。LEDホルダ21は、その中央付近に円形状の2個の貫通孔21aが穿接され、それらの貫通孔21aの内周面であって互いに離れた側に突起21bが突設されている。この突起21bは、貫通孔21aの下端から中央付近まで突設され、各突起21bの上面は、各貫通孔21a内にそれぞれ挿入されてくるリード端子20bの先端を互いに内側にガイドするために傾斜面としたガイド部21cがそれぞれ設けられている。この突起21bにより各リード端子20bは内側に屈曲されながら、突起21bによって細くなった貫通孔21aにそれぞれ導かれ、各貫通孔21aを貫通し、さらにプリント基板22の貫通孔22aにそれぞれ挿入されプリント基板22の裏面に突出している。LEDホルダ21の下面には2本のボス21dが突設されている。
【0017】
プリント基板22には、2個の円形状の貫通孔22aが穿設され、また、LEDホルダ21のボス21dが嵌合されるボス孔22bが穿設されている。プリント基板22の裏面には図示していないがリード端子20bを半田付けして電気的に接続するランド部が設けられている。
【0018】
ここで、突起21b並びにその作用を更に詳しく説明する。
【0019】
図2に示すように、突起21bは、例えば、LEDホルダ21の貫通孔21aの直径Dが0.9mmとすると、突起21bの突出量dは0.3mmである。なお、直径D及び突出量dは前記数値に限定されるものではなく、以下に述べるような作用を生じさせる範囲の値であればよい。
【0020】
LED20の2本のリード端子20bは取付前においては真っ直ぐである。2本のリード端子20bを各貫通孔21a内にそれぞれ挿入すると、各リード端子20bの先端は各貫通孔21aの突起21bのガイド部21cに突き当たる。すると、各リード端子20bの先端はガイド部21cによって互いに内側にガイドされ、細くなっている貫通孔21aにそれぞれ挿入される。さらに、各リード端子20bは、プリント基板22の貫通孔22aにそれぞれ挿入されプリント基板22の裏面に突出する。そして、図1の場合、屈曲された各リード端子20bが、ガイド部21cの下端部とプリント基板22の各貫通孔22aの内側下端部に接触し、丁度、梃子の作用点として各ガイド部21cの下端部に図1の外方で斜め下方に付勢力が生じる。この付勢力によって、LEDホルダ21をプリント基板22に押し付けるので、LEDホルダとプリント基板との嵌合ガタを低減することができる。なお、勿論、リード端子20bの接触しているプリント基板22の各貫通孔22aの内側下端部には、上記付勢力の反力としてプリント基板22を押し上げる力が作用している。
【0021】
なお、この付勢力は、リード端子20bが屈曲したとき、弾性変形していて、その弾性力が作用していてもよい。さらに、各リード端子20bは互いに内側に屈曲させたものに限らず、図1にて一方は右方向に屈曲させても、あるいは紙面に対して直交する方向であってもよい。このように屈曲させるには、貫通孔21aの突起21bを、リード端子20bを屈曲させる方向とは逆側の内周面に設ければよい。
【0022】
上記したようなLEDの取付構造によれば、LED20をLEDホルダ21の貫通孔21a及びプリント基板22の貫通孔22aに挿入することにより固定でき、また、LEDホルダ21は、計器ケース(図示せず)に一体化していてプリント基板22に固定する必要がなく、組み付け作業が容易なものとなる。なお、上記したようにLEDの取付構造によれば、仮止めできるので、上記したボス21dがなくてもよい。
【0023】
また、LEDホルダ21とプリント基板22との間でフロー半田時等に熱膨張差が生じても、LEDホルダ21はプリント基板22方向に押圧されているので、LEDホルダとプリント基板との取付ガタを低減することができる。
【0024】
このように、上記実施の形態では、曲げ加工のしにくいLED20のリード端子20bに特に曲げ加工を施すことなく、成形加工の容易なLEDホルダ21に突起21bを設けるだけで、上記作用効果を奏することができる。
【0025】
上記実施の形態では、LEDの2本のリード端子が真っ直ぐな場合について説明したが、LEDの2本のリード端子を直角に屈曲させた場合にも、本発明は適用できる。その例を下記変形例に示してある。
【0026】
図3乃至図5は本発明の変形例を示すもので、図3の(a)(b)はプリント基板にLEDを取付けた状態を示す正面図及び右側面図、図4の(a)(b)(c)はLEDホルダの正面図及び右側面図及び底面図、図5の(a)(b)はLEDを示す正面図及び右側面図である。
【0027】
この変形例が前記実施の形態と異なる点は、LEDの端子が図5(b)に示すように直角に屈曲されている点であり、本発明の特徴部分は前記構成と同様であり、前記実施の形態と同一あるいは同様の部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
この変形例の場合、LEDホルダ21は、その2本のリード端子20bを直角に屈曲してプリント基板22と平行になった本体部20aを収納保持する保持部21eが設けられている。
【0029】
LED20の2本のリード端子20bの屈曲部より先端部分を、前記図1と同様にLEDホルダ21の貫通孔21a及びプリント基板22の貫通孔22aに挿通させて、突起21bによりリード端子20bを屈曲させ、リード端子20bの屈曲により発生する力によってLEDホルダ21をプリント基板22の方へ押圧し、LEDホルダ21とプリント基板22との取付ガタを低減することができる。
【0030】
なお、前記各例も前記図6に示したものと同様に、車両用計器に適用されている。車両用計器の計器ケース上には、例えば車両におけるセキュリティ表示、すなわちウォーニング表示を行う、所定の表示部としての液晶ディスプレイが固定されている。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、LEDのリード端子に曲げ加工を施すことなく、LEDのリード端子をLEDホルダを使用してプリント基板に取り付けるだけで、LEDホルダとプリント基板との取付ガタを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るLED取付構造を示す断面図である。
【図2】図1のLEDホルダの平面図である。
【図3】本発明の変形例のプリント基板にLEDを取付けた状態を示す図である。
【図4】図3に示すLEDホルダの図である。
【図5】図3に示すLEDを示す図である。
【図6】従来のLED取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
20 LED
20b リード端子
21 LEDホルダ
21a 貫通孔
21b 突起
22 プリント基板
22a 貫通孔

Claims (2)

  1. LEDと、
    前記LEDの端子を挿入するための貫通孔を設けたプリント基板と、
    前記LEDを保持するためのLEDホルダとを備え、
    前記LEDホルダには前記LEDの端子を挿入するための貫通孔が設けられ、
    前記LEDホルダの貫通孔内には、該貫通孔に挿入されてくる前記LEDの端子を屈曲させるための突起が設けられており、
    前記LEDホルダの貫通孔及び前記プリント基板の貫通孔に前記LEDの端子を挿入し、前記突起により前記LEDの端子を屈曲させることにより生じる付勢力により、前記LEDホルダを前記プリント基板に押し付けて、前記LEDの端子を前記プリント基板に半田付けして前記LEDを固定するようにしたことを特徴とするLED取付構造。
  2. 請求項において、前記LEDホルダにはボスが設けられ、
    前記プリント基板にはボス孔が設けられ、
    前記LEDホルダのボスと前記プリント基板のボス孔とを嵌合して、前記プリント基板に前記LEDホルダを取り付けることを特徴とするLED取付構造。
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