JP4140554B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、炊飯器本体の上面開口を開閉自在に閉塞する蓋体に、入力部を備えた炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器は、炊飯器本体内に設けられ、内鍋の下面に渦巻状に巻かれた誘導加熱コイルと、ヒンジ部に枢支されて炊飯器本体の上面開口に開閉自在に閉塞する蓋体とを備えている。この蓋体は合成樹脂にて構成され、表面には炊飯器の炊飯運転操作を行う操作ボタンを備えた操作パネル、及び、炊飯メニューや炊飯運転実行中の工程などの表示を行う液晶の表示装置が設けられている。
即ち、炊飯器の蓋体102には、図7に示すように炊飯その他の調理メニューを入力する入力部111を備え、この入力部111は、ポリエステルなどの薄板樹脂で構成され、スイッチ131を押圧操作する操作ボタン107が取り付けられたシート116と、このシート116の裏面に設けられた蓋カバー115などにより構成されている。該蓋カバー115には、表示装置110やスイッチ131及びマイコン或いはIC等が取り付けられた操作基板118と、調理内容を表示する表示装置110用の窓部152などが設けられている。また、図8に示すように蓋体102に設けられた段差部153に蓋カバー115を嵌合すると共に、蓋カバー115に基板固定リブ125を設け、この基板固定リブ125に操作基板118を支持固定したものも存在した(特許文献1参照)。
特開2000−23832号公報
前述の従来技術では蓋体102は、操作基板118を取り付けるため、蓋体102を凹陥させて、蓋体102と一体に収納部104を設けると共に、収納部104内に操作基板118を配設していた。この場合、蓋体102に一体に形成した収納部104周囲の縁に入力部111(蓋カバー115)を接着固定して、収納部104内に水及び水蒸気等が入ってしまうのを防止していた。これにより、蓋体102内部に発生し結露した水が操作基板118に取り付けられたスイッチ131やマイコン或いはIC等の電気部品に影響を与えるのを防止していた。
従来の炊飯器は前述のように操作基板を収納する収納部を蓋体に一体に成形して、操作基板が結露水の影響を受けない構造としていた。しかし、蓋体は炊飯による熱の影響を受けやすいため炊飯時の熱や経時劣化などにより蓋体に変形が生じてしまう。蓋体に変形が生じると操作ボタンとスイッチとの隙間が変化したり、スイッチ131と操作ボタン107の位置がずれてしまったりしてしまう。このため、スイッチのストロークが大きすぎたり、或いは、スイッチが押圧されたままになったり、ボタン操作が受け付けられないようになってしまうなど操作スイッチの動作が不安定になってしまうという問題があった。
また、蓋体が変形すると入力部の接着固定にも影響を及ぼし、蓋カバーと入力部との間に隙間ができてしまうこともあった。このため、蓋カバーと入力部との隙間から水や水蒸気が収納部に侵入し、万一侵入してしまった場合、収納部内に配設されたスイッチやマイコン或いはIC等の電気部品に悪影響を及ぼす可能性があるという問題もあった。
また、故障してしまった電気部品を交換する場合、入力部を外さなければ収納部内の操作基板や電気部品を容易に交換できないという問題があった。また、収納部周囲の縁に接着材にて入力部を固定していたため、入力部を外すときに、入力部や蓋体に割れやキズ等が付いてしまうことがあるという問題もあった。
本発明は、前記課題に鑑み為されたものであり、炊飯による熱の影響を受け易い蓋体に入力部を設けても、入力部の動作信頼性を向上し得る炊飯器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にかかる炊飯器は、内鍋と、上面に開口部が形成され、該開口部より前記内鍋を内部に収納し得る炊飯器本体と、炊飯を制御する制御装置と、外面に穴部が形成された外蓋と、前記内鍋に対向するように設けられた内蓋とから形成され、前記炊飯器本体に取付けられて前記炊飯器本体を開閉自在に閉塞する蓋体と、炊飯操作などの操作情報を炊飯器に入力するための前記蓋体に設けられた入力部を備え、前記入力部は、操作ボタンが形成された操作板と、前記操作板に取り付けられて空間を形成する底面カバーと、前記操作板と前記底面カバーにより形成された前記空間に配置され、前記操作ボタンが押圧された際に当該操作ボタンの入力を感知する操作基板とから構成され、前記外蓋の外面に形成された前記穴部より前記操作板表面を外部に露出した状態で前記蓋体に取付けられており、前記操作板または前記底面カバーの一方に凹所を備え、前記操作板または前記底面カバーの他方から延出する側壁の端部が弾性部材を介して凹所内に挿入されることによって前記空間は密閉された空間となっていると共に、前記操作基板には配線が接続され、前記配線が前記空間から引き出される範囲の前記側壁は階段状に折曲されており、前記配線を、折曲された該側壁の端部と前記弾性部材にて挟持して固定したことを特徴とする。
本発明によれば、炊飯による熱の影響を受け易い蓋体に入力部を設けても、蓋体とは別体にて入力部を形成して蓋体に取付けられているので、入力部の動作の信頼性を向上することが可能となる。
実施の形態1.
以下、本発明の一実施形態に基づき、本発明を詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態における炊飯器本体の縦断側面図、図2は本発明の一実施形態における炊飯器を構成する蓋体の組み立て分解図、図3は本発明の一実施形態における炊飯器の蓋体部分の拡大図をそれぞれ示している。
本実施形態における炊飯器50は、図1に示すように、内鍋28の下面側に渦巻状に巻かれた誘導加熱コイル29を備えた所謂IH炊飯器であり、この炊飯器50は上面を開口した炊飯器本体1と、この上面開口を開閉自在に取り付けられた蓋体2及び炊飯器本体1の胴部1A両側に渡って取り付けられたハンドル3などにより構成されている。
該蓋体2は、図2に示すように例えばステンレスなどの金属と樹脂(例えばPP)によりインサート成形され、外面に穴部52が形成された外蓋51と、内鍋28に対向するように設けられた内蓋54とから構成されている。穴部52には入力部13が設けられており、この入力部13の後方には炊飯時発生する蒸気を外部に放出するための蒸気口12Aが形成された蒸気カートリッジ12が設けられると共に、その蒸気カートリッジ12の後部には図1に示すように蓋体2を開閉可能に枢支している蓋ヒンジ17が設けられている。
また、胴部1A前面には押圧自在の係止ボタン6が設けられており、この係止ボタン6は炊飯器本体1の上面開口が蓋体2で閉塞された状態で蓋体2をロックする。即ち、炊飯器本体1の上面開口が蓋体2で閉じられた状態で係止ボタン6が押圧されると、蓋体2は蓋ヒンジ17を支点にして回動して開き、閉じられると蓋体2は係止ボタン6にロックされ開かなくなる。
炊飯器本体1後部の蓋ヒンジ17下方には、所定のスペースの後方空間部42が形成されており、この後方空間部42内には発熱する電気部品や放熱フィン26Aを備えた電源基板26が設けられている。該後方空間部42内には送風機37が設けられており、この送風機37が運転されると発熱する電気部品の熱は放熱フィン26Aを介して送風機37が送風した空気と熱交換し、空気中に放出して発熱する電気部品を冷却し、高温による電気部品の動作不安定や破壊が発生するのを防止する。
図3に本実施形態における入力部13の拡大断面図を示す。同図に示すように本実施形態における入力部13は、操作ボタン7が設けられた操作板11と、操作板11の下方に設けられた底面カバー19との間に操作基板18や操作スイッチ31などが設けられている。操作板11は、例えばポリエステルなどの薄板樹脂で構成されたシート16と、このシート16の裏面に設けられたABSなどの異種材料からなる内カバー14と、シート16と内カバー14との間に設けられ透明なアクリルなどの外カバー15とがインサート成形された3重成形になっている。該内カバー14には下面を開口するように略角筒状の周囲壁20が一体に形成されている。
前記外蓋51に形成した穴部52周囲には、蓋体2表面より低い所定寸法凹んだ段差部53が形成されており、操作板11の周囲下側には蓋体2の段差部53に嵌合する嵌合部56が設けられている。この嵌合部56は段差部53内側に嵌合可能に構成されている。該操作板11は、段差部53に嵌合すると共に段差部53に接着された両面粘着テープ53Aにて接着固定される。尚、両面粘着テープ53Aは内カバー14側に貼っても差し支えない。
そして、段差部53に操作板11が接着固定された状態で、操作板11の表面は、外蓋51に形成した穴部52より外部に露出している。本実施形態では、段差部53に操作板11が接着固定された状態で、操作板11の表面は蓋体2(外蓋51)表面より所定寸法突出している。尚、操作板11の表面は蓋体2(外蓋51)表面と略面一であっても差し支えない。
また、内カバー14に形成した周囲壁20は、所定寸法下方に延在しており、この周囲壁20の下縁に前記底面カバー19が取り付けられている。そして、周囲壁20の下縁に前記底面カバー19が取り付けられた状態で、操作板11と底面カバー19との間となる周囲壁20の内側に空間を形成しており、この空間を収納部4としている。
また、内カバー14には操作基板18を位置決めするための位置決めリブ24が複数立設されており、この位置決めリブ24は操作基板18の外周に位置して設けられている。該収納部4内には、前記操作ボタン7が押圧された際に当該操作ボタン7の押圧を感知する操作基板18が配設されている。そして、操作基板18は位置決めリブ24に位置決めされ、内カバー14に立設されたボス(図示せず)にビス24Aにて止め固定される。また本実施形態では、操作基板18に汎用のマイクロコンピュータなどにて構成され炊飯器50の炊飯動作及び後述する表示装置10の表示を制御する制御装置38が設けられている。
このように、本実施形態における炊飯器では、入力部13が蓋体2とは別体で構成されているとともに、入力部13内部に設けられた位置決めリブ24によって操作板11と底面カバー19との間に操作基板18を挟み込んで取り付けているので、蓋体2が炊飯時による熱の影響を受けて変形した場合でも、蓋体2の熱による変形の影響を受け難くすることができ、操作ボタン7と操作スイッチ31、スイッチ31Aとの位置関係が保持され、入力操作の信頼性を向上させることができる。
操作基板18には炊飯器50の炊飯機能に応じて「炊飯」、「保温」、「予約」、「炊飯メニュー」、「時刻入力」、「取消」等の炊飯操作の操作情報を炊飯器に入力するスイッチ31Aが複数設けられており、スイッチ31Aに対応して前記操作スイッチ31が取り付けられている。前記操作ボタン7は、この操作スイッチ31に対応して設けられると共に、操作板11を構成するシート16は弾性変形可能に構成されて操作ボタン7部分が突出した半球形状に形成されている。これにより、シート16上面から操作スイッチ31を介してスイッチ31Aを容易に押圧操作できるように構成されている。
また、本実施形態における炊飯器では、操作基板18に「炊飯メニュー」、「保温」、「予約」、「現在時刻」、「予約時刻」等の調理内容を表示するための液晶の表示装置10が外カバー15と操作基板18との間に設けられており、この表示装置10は操作ボタン7の押圧により入力された情報や動作状況などを表示する。前記外カバー15に設けたシート16は、表示装置10に対応する部分が透明になっており、蓋体2上面からはこの透明部分を介して表示装置10の表示を視認できるようになっている。
前記内カバー14には周囲壁20の外側に蓋体2(外蓋51)に係合する複数の係合爪21が設けられており、この係合爪21は周囲壁20の周囲に所定の間隔を存して設けられている。また、内カバー14にはビス止め用のボス22も複数設けられており、やはり周囲壁20の周囲に互いに所定の間隔を存して設けられ、下方に向かって所定寸法延在している。つまり本実施形態では、複数のボス22は複数の係合爪21が設けられた部位以外の周囲壁20周囲に設けられている。
また、底面カバー19には周囲壁20に対応して環状の溝19Aが設けられており、この溝19A内にはシリコンゴムなどの弾性材からなるパッキン27が挿入される。該パッキン27は、周囲壁20端部及び底面カバー19と密着し、これによって、収納部4は、内部に水や水蒸気の侵入を防止することができる密閉空間となっている。このように、収納部4の上面を操作板11、収納部4の下面を、パッキン27を介して底面カバー19により閉塞することにより、収納部4を密閉して収納部4内に水や水蒸気などが侵入してしまうのをより確実に防止し得る。このような構成により、収納部4内に設けた表示装置10や操作スイッチ31などの電気部品に悪影響を与えないようにすることができる。
さらに、周囲壁20周囲に設けられた複数のボス22と穴部52の内周縁との間には所定の隙間23が設けられており、この隙間23は、穴部52内に入力部13(内カバー14のビス止め用のボス22と周囲壁20)を容易に装着できるように設けられている。そして、前記底面カバー19は、ビス止め用のボス22にビス22Aによって止め固定される。このように、穴部52内に入力部13を設けることにより、蓋体2と別体にて入力部13を形成している。そして、この隙間23は、炊飯時における蓋体2の熱による多少の変形を吸収することができ、より入力部13に対する変形の影響を低減できる。
蓋体2は図2に示すように、外蓋51の下側に、内蓋54が取り付けられており、内蓋54の下面には、内鍋28周囲に密着する内鍋パッキン57Aが設けられた放熱板57が内蓋54に対して着脱自在に取り付け可能となっている。また、外蓋51に形成された蒸気カートリッジ収納部51Aには蒸気カートリッジ12が収納固定される。蒸気カートリッジ12と入力部13との間には外蓋51に一体に熱遮断壁51Bが設けられており、この熱遮断壁51Bは、蒸気口12Aからの熱が収納部4内の電気部品に影響してしまうのを防止でき、また操作板11に対しても熱の影響を防止できる。該蒸気カートリッジ12の蒸気口12Aは、内蓋54を貫通して内鍋28内に連通している。
外蓋51に対して入力部13を取付ける際には、周囲壁20に囲まれた操作板11内に電気部品を取り付け、底面カバー19で閉塞し、まず入力部13を形成する。そして外蓋51の穴部52周囲の段差部53に両面粘着テープ53Aを接着しておき、この状態で、外蓋51に形成した穴部52上方から入力部13を挿入して穴部52にはめ込まれた入力部13の周囲(両面粘着テープ53A部分)を所定の圧力で押圧し段差部53に接着固定する。このとき、係合爪21を外蓋51に係合させることで蓋体2を形成することができる。
あるいは外蓋51に対する入力部13の取付けは、外蓋51の穴部52周囲の段差部53に両面粘着テープ53Aを接着しておき、操作板11を穴部52に挿入し、はめ込まれた操作板11の周囲(両面粘着テープ53A部分)を所定の圧力で押圧し段差部53に接着固定する。このとき、係合爪21を外蓋51に係合させる。この後、周囲壁20に囲まれた操作板11内に電気部品を取り付け、底面カバー19で閉塞し、入力部13を形成する方法であってもよい。
このように、本実施形態にかかる炊飯器50は、内鍋28と、上面に開口部が形成され、開口部より内鍋28を内部に収納し得る炊飯器本体1と、炊飯を制御する制御装置38と、外面に穴部52が形成された外蓋51と、内鍋28に対向するように設けられた内蓋54とから形成され、炊飯器本体1に取付けられて炊飯器本体1を開閉自在に閉塞する蓋体2と、炊飯操作などの操作情報を炊飯器50に入力するための蓋体2に設けられた入力部13を備え、入力部13は、操作ボタン7が形成された操作板11と、操作板11に取り付けられて空間(収納部4)を形成する底面カバー19と、操作板11と底面カバー19により形成された空間(収納部4)に配置され、操作ボタン7が押圧された際に当該操作ボタン7の入力を感知する操作基板18とから構成され、入力部13が外蓋51の外面に形成された穴部52より操作板11表面を外部に露出した状態で蓋体2に取付けられたので、蓋体2と入力部13を別部材にて形成されるため、炊飯器50の炊飯時による熱の影響を受け易い蓋体2に入力部13を設けて、蓋体2が熱膨張などにより変形してしまった場合でも、操作ボタン7、操作スイッチ31、スイッチ31Aなどの配置状態が変化し難くすることができる。このように、入力部13の動作の信頼性を向上でき、操作スイッチ31の動作が不安定になってしまうなどの不都合も防止することができる。
つまり、従来のように熱の影響を受け易い蓋体2に入力部13を設けた場合は、炊飯による熱で蓋体2が熱膨張などにより変形し、操作基板18を収納した収納部4が変形してしまったり、これにより操作ボタン7と操作基板18の配置状態などが変化し、操作ボタン7の入力の確実性が低下してしまうなどの不都合が想定されたが、本実施形態では蓋体2と入力部13を別部材にて形成しているので、蓋体2が炊飯時の熱の影響を受けた場合などでも、熱の影響を極力受けにくくすることができる。
また、操作基板18を収納した入力部13の底部は底面カバー19がネジ止めによって取り付けられているので、例え入力部13に故障が発生した場合でも、底部の底面カバー19を取り外すだけで操作基板18の修理及び交換や入力部13そのものの交換などを容易に行うことができ、メンテナンスが簡易となる。
また、本実施形態では収納部4の下端に設けたパッキン27を底面カバー19で挟むだけで収納部4の密閉空間を確保することができる。このような構成によれば、入力部13の組み立て工数を低減させることができるようになる。さらに、このように操作板11と底面カバー19によって形成される空間(収納部4)が密閉された空間(収納部4)となっているので、収納部4内への水や水蒸気が侵入してしまうのを確実に防止することができる。つまり従来の炊飯器では蓋体の変形により隙間などが発生し、そこから水や水蒸気などが基板などが収納された空間内部に侵入してしまうことなども想定されるが、本発明によれば入力部13の密閉空間(収納部4)内に操作基板18を配置しているので、炊飯時の熱で蓋体2が変形し、蓋体2内部に水や水蒸気が侵入しても、入力部13内部にこれらが入ることがなく、密閉空間(収納部4)内に設けた操作基板18に水や水蒸気が付着することを阻止することができる。これにより、水分の侵入により操作基板18に取り付けた電気部品に不具合が発生してしまうことなども防止することが可能となる。
また、入力部13には、入力された情報や動作状況などを表示する表示装置10が備えられ、表示装置10が操作板11と操作基板18の間に配置されているので、操作板11を取り外さなくても底面カバー19を取り外すだけで操作基板18の修理やメンテナンスを行うことが可能となる。従って、従来のように操作板11を取り外して操作基板18の修理やメンテナンスを行っていたのに対して、操作板11が割れたり傷付いたりしてしまうのを防止することができ、これにより表示装置10の表示を視認するのに、このような傷が邪魔になることもなくすことができる。また、本実施形態では密閉した収納部4内に表示装置10を設けているので、表示装置10が水蒸気などの影響を受けないような気密構造を別に設ける必要がなく、炊飯器50のコンパクト化を図ることが出来る。さらに、表示装置10を収納した収納部4を密閉して、収納部4への水分の侵入を阻止しているので、収納部4内が結露して、表示装置10に表示した表示が見え難くなってしまう等の不都合も防止することができる。
また本実施形態では、入力部13には、密閉した収納部4内に制御装置38が備えられているので、制御装置38が水蒸気などの影響を受けないような気密構造を別に設ける必要がなく、炊飯器50のコンパクト化を図ることが出来る。
なお、本実施形態における外蓋51は、ステンレスなどの金属で形成された金属部58と金属部58の縁にPPなどの樹脂で形成された樹脂部59によって構成されている。このように蓋体2が金属と樹脂により構成されると、金属部58と樹脂部59の熱による膨張率が異なるため、金属と樹脂の接合部分で割れや剥離などが生じやすく、熱による強度や繰り返される炊飯により経時に対する強度が確保し難いという問題があった。しかし、本実施形態では入力部13が別体にて構成されているため、外蓋51に穴部52を形成し、樹脂と金属のことなる熱膨張率による悪影響が出にくい程度の樹脂にて外蓋51を形成することができるので、金属と樹脂により形成された蓋体2を構成する場合にも、蓋体2の熱による強度や、経時に対する強度を良好に保つことができるという効果も奏する。
実施の形態2.
本実施形態における炊飯器50は、前述の実施形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図4に示すように本発明の他の一実施形態の炊飯器50は、穴部52の周囲に段差部53を有し、入力部13の外形、つまり操作板11の外形は段差部53より大きい鍔部44が形成されている。また入力部13は段差部53に嵌合する嵌合部56を操作板11の下面に有している。そして操作板11を段差部53から鍔部44が外蓋51上に所定寸法延在させ、この鍔部44を外蓋51上に略密着させる構成としている。このような構成により、前述の実施の形態1に記載した効果に加えて、操作板11の縁(鍔部44)と段差部53との間、つまり外蓋51と操作板11との間に隙間が発生することを良好に防止することができる。これにより、蓋体2表面の美観、ひいては炊飯器50の外観のデザイン性を向上することが可能となる。また、隙間の発生が防げるので、その隙間に埃などがたまって不衛生になることも防止できる。
また、外蓋51と操作板11の密着性が向上するため、蓋体2内部に水や水蒸気が侵入すること、ひいては入力部13内部に水や水蒸気が侵入することをいっそう確実に防止することができる。さらに炊飯時における蓋体2の熱による多少の変形により隙間23の大きさが変化しても、外蓋51と操作板11との間に隙間が発生することを良好に防止することができる上、隙間23により蓋体2の多少の変形を吸収することも可能である。
実施の形態3.
本実施形態における炊飯器50は、前述の実施形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図5に示すように本発明の他の一実施形態の炊飯器50は、外蓋51に形成した段差部53から下方に延在するリブ46を設けると共に、このリブ46を蒸気カートリッジ12と反対側の穴部52側に設けている。該リブ46は、段差部53からボス22と略並行にボスの高さまで延在し、そこで折れ曲がって、ボス22と底面カバー19との間に延在している。
このように、外蓋51の穴部52端部よりリブ46を設け、ビス止め用のボス22と底面カバー19との間、つまり操作板11と底面カバー19の間にリブ46を挟持してビス22Aで共締めして蓋体51に入力部13が取付けられているので、前述の実施の形態1で記載した効果に加えて外蓋51への入力部13の取付け強度を向上させることができる。また、蓋体2が炊飯による熱の影響を受けて変形した場合でも、穴部52の端部に設けられたリブ46が、操作板11と底面カバー19の間に挟みこまれて入力部13が取付けられているので、外蓋51と操作板11との間に隙間が発生することをより確実に防止することができる。これにより、蓋体2の美観を向上することができるようになると共に、蓋体2内部に水や水蒸気が侵入してしまうこと、ひいては入力部13内に水や水蒸気が侵入してしまうのをより一層確実に防止することができる。
なお、本実施形態ではリブ46を一つ設けた例をあげて説明したが、穴部52の端部に複数のリブを設ける構成であれば、より確実な前述の効果を期待できる。
実施の形態4.
本実施形態における炊飯器50は、前述の実施の形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図6に示すように本発明の他の一実施形態の炊飯器50は、収納部4内に設けた操作基板18にコネクタ34Aが配線接続されている。このコネクタ34Aには、フラットケーブル34の一端が接続され、フラットケーブル34の他端は電源基板26に接続されている。
また、図6における右側の周囲壁20は階段状に折曲され、その先端は溝19Aに至るまで延在している。これにより、溝19A内にパッキン27が挿入された状態で周囲壁20の先端が、所定の圧力でパッキン27に当接するようになっている。そして、操作基板18のコネクタ34Aに接続されたフラットケーブル34は、パッキン27と階段状に折れ曲がった周囲壁20先端の間から密閉された収納部4の外に引き出され、端部が電源基板26に接続される。また、図6における右側の周囲壁20を階段状に折曲することにより、周囲壁20にはパッキン27側に押圧する方向に弾力性を持たせることができる構造となっている。これにより、パッキン27と周囲壁20との間にフラットケーブル34を隙間無く挟み、収納部4内の密閉度が低下してしまうのを防止している。
このように、入力部13の操作板11または底面カバー19の一方に溝19Aのような凹所を備え、操作板11または底面カバー19の他方から延出する周囲壁20のような側壁端部がパッキン27のような弾性部材を介して凹所内に挿入されることによって、操作板11と底面カバー19により収納部4のような密閉空間が形成されていると共に、操作基板18に接続されるフラットケーブル34のような配線を側壁端部と弾性部材にて挟持して固定すること、即ち本実施形態ではパッキン27と周囲壁20との間にフラットケーブル34を挟むだけの簡易な構成で、操作基板18に接続されたフラットケーブル34を強固に固定することができるうえ、気密性を保ったままフラットケーブル34を入力部13外部に出すことが出来る。なお、周囲壁20の階段状に折り曲げられた部位と底面カバー19の間にシリコン等を塗布しても良い。このようにすれば気密性をより良好に向上することができる。
また、本実施形態のような構成によれば収納部4内に設けた操作基板18や、収納部4内に表示装置10や制御装置38などが設けられている場合、これらの電気部品に不具合や故障が発生してしまっても、底面カバー19を外すだけでそれら電気部品の修理や、メンテナンスを行うことができる。このように、簡易な構成で高い効果が得られるとともに修理や、メンテナンス及び製品製造時における組立作業時の作業工数を大幅に低減させることができ、便利である。
尚、本発明は本実施形態で開示したもののみに限られるものでなく、周囲壁20を階段状に折り曲げず、内カバー14から溝19A内のパッキン27に直接当接させる直線状の周囲壁20で配線を挟み込む構成であっても差し支えない。また、実施の形態4を前述の各実施の形態に適用しても同様の効果を得ることができるのは言うまでもない。
実施の形態5.
前述の各実施形態では内カバー14と外カバー15とをインサート成形により一体に成形して操作板11を構成したが、操作板11の要旨を逸脱しない範囲内で内カバー14と外カバー15とを別々に成形し、組み立てにより構成しても良いし、操作板11を1つの材料にて成形しても良いのは言うまでもない。もちろん、本発明は、上記各実施形態のみに限定されるものではなく、この発明の範囲を逸脱することなく他の様々な変更を行っても本発明は有効である。
また、前述の各実施形態では段差部53を蓋体2表面より低いもので構成したが、外蓋51表面より高い段差部53を設け、この段差部53と嵌合する溝(図示せず)等を操作板11の裏面に設ける構成であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明の一実施形態における炊飯器の斜視図である。 本発明の一実施形態における蓋体の組み立て分解図である。 本発明の一実施形態における蓋体の縦断側面図である。 本発明の他の実施形態における蓋体の縦断側面図である。 本発明の他の実施形態における蓋体の縦断側面図である。 本発明の他の実施形態における蓋体の縦断側面図である。 従来の炊飯器に設けられた蓋体の縦断側面図である。 従来の炊飯器に設けられた蓋体の縦断側面図である。
符号の説明
1 炊飯器本体、1A 胴部、2 蓋体、3 ハンドル、4 収納部、6 係止ボタン、7 操作ボタン、10 表示装置、11 操作板、12 蒸気カートリッジ、12A 蒸気口、13 入力部、14 内カバー、15 外カバー、16 シート、17 蓋ヒンジ、18 操作基板、19 底面カバー、19A 溝、20 周囲壁、21 係合爪、22 ボス、22A ビス、23 隙間、24 位置決めリブ、24A ビス、26 電源基板、26A 放熱フィン、27 パッキン、28 内鍋、29 電磁誘導加熱コイル、31 操作スイッチ、31A スイッチ、34 フラットケーブル、34A コネクタ、37 送風機、38 制御装置、42 後方空間部、44 鍔部、46 リブ、50 炊飯器、51 外蓋、51A 蒸気カートリッジ収納部、51B 熱遮断壁、52 穴部、53 段差部、53A 両面粘着テープ、54 内蓋、56 嵌合部、57 放熱板、57A 内鍋パッキン、58 金属部、59 樹脂部。

Claims (7)

  1. 内鍋と、
    上面に開口部が形成され、該開口部より前記内鍋を内部に収納し得る炊飯器本体と、
    炊飯を制御する制御装置と、
    外面に穴部が形成された外蓋と、前記内鍋に対向するように設けられた内蓋とから形成され、前記炊飯器本体に取付けられて前記炊飯器本体を開閉自在に閉塞する蓋体と、
    炊飯操作などの操作情報を炊飯器に入力するための前記蓋体に設けられた入力部を備え、
    前記入力部は、
    操作ボタンが形成された操作板と、前記操作板に取り付けられて空間を形成する底面カバーと、前記操作板と前記底面カバーにより形成された前記空間に配置され、前記操作ボタンが押圧された際に当該操作ボタンの入力を感知する操作基板とから構成され、
    前記外蓋の外面に形成された前記穴部より前記操作板表面を外部に露出した状態で前記蓋体に取付けられており、
    前記操作板または前記底面カバーの一方に凹所を備え、前記操作板または前記底面カバーの他方から延出する側壁の端部が弾性部材を介して凹所内に挿入されることによって前記空間は密閉された空間となっていると共に、前記操作基板には配線が接続され、前記配線が前記空間から引き出される範囲の前記側壁は階段状に折曲されており、前記配線を、折曲された該側壁の端部と前記弾性部材にて挟持して固定したことを特徴とする炊飯器。
  2. 内鍋と、
    上面に開口部が形成され、該開口部より前記内鍋を内部に収納し得る炊飯器本体と、
    炊飯を制御する制御装置と、
    外面に穴部が形成された外蓋と、前記内鍋に対向するように設けられた内蓋とから形成され、前記炊飯器本体に取付けられて前記炊飯器本体を開閉自在に閉塞する蓋体と、
    炊飯操作などの操作情報を炊飯器に入力するための前記蓋体に設けられた入力部を備え、
    前記入力部は、操作ボタンが形成された操作板と、前記操作板に取り付けられて空間を形成する底面カバーと、前記操作板と前記底面カバーにより形成された前記空間に配置され、前記操作ボタンが押圧された際に当該操作ボタンの入力を感知する操作基板とから構成され、
    前記外蓋の穴部端部よりリブを設け、
    前記リブを前記操作板と前記底面カバーの間に挟み込んで、前記入力部が前記外蓋の外面に形成された前記穴部より前記操作板表面を外部に露出した状態で前記蓋体に取付けられたことを特徴とする炊飯器。
  3. 前記操作板と前記底面カバーによって形成される前記空間が密閉された空間であることを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  4. 前記入力部の操作板または底面カバーの一方に凹所を備え、前記操作板または底面カバーの他方から延出する側壁端部が弾性部材を介して凹所内に挿入されることによって、操作板と底面カバーにより密閉空間が形成されていると共に、前記操作基板に接続される配線を前記側壁端部と弾性部材にて挟持して固定したことを特徴とする請求項に記載の炊飯器。
  5. 前記入力部には、入力された情報や動作状況などを表示する表示装置が備えられ、前記表示装置が前記操作板と前記操作基板の間に配置されていることを特徴とする請求項1,3,4のいずれかに記載の炊飯器。
  6. 前記入力部には、前記制御装置が備えられていることを特徴とする請求項1,3乃至5のいずれかに記載の炊飯器。
  7. 前記穴部の周囲に段差部を有し、前記入力部の外形は前記段差部より大きく形成し、且つ前記入力部は前記段差部に嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の炊飯器。
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