JP4139807B2 - 長さ調整可能な圧縮ばね、および当該圧縮ばねを備えたシート - Google Patents

長さ調整可能な圧縮ばね、および当該圧縮ばねを備えたシート Download PDF

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Description

本発明は、請求項1に記載の上位概念による長さ調整可能な圧縮ばねに関する。さらに、本発明はこの種の圧縮ばねを有するシートに関する。
一般的な形式の閉塞可能な圧縮ばねは特許文献1から知られている。2つの弁が2つの区分ケーシング室の間の作用・流出組立体に直列に配置されており、2つの弁のうちの一方は請求項1の上位概念の方向に沿った弁ピンを有する操作弁である。第2の弁は操作弁のそれぞれの位置と無関係に作用・流出組立体全体を閉塞するリレー弁である。操作弁が開いているときに、リレー弁を圧力作用によりリリース位置に変えることができ、そのとき圧力流体が2つの区分ケーシング室の間を自由に流れる。この周知の気体ばねは車両の調整可能なバックレストシートに使用されている。バックレストが後方に傾斜されていて、直立位置が必要であるときに、使用者は操作弁を作用させることによりスタートする。使用者の背がバックレストを押圧しなければ、リレー弁が閉塞位置に留まっているので、操作弁が押し外されたときでさえ、すなわちトリップされたときでさえ、バックレストは元の傾斜位置に保たれる。使用者が、リレー弁をリリース位置に変える制御圧をバックレストにより発生させるために充分に後方に寄りかかるときのみ、操作弁とリレー弁が開いて、作用・流出組立体をリリースする。そのときのみ、バックレストは、使用者が体を真っ直ぐにすると、一層直立した位置の使用者の背に一致する。バックレストを一層直立した位置に変えるこのアイデアは、圧縮ばねが操作弁の作用後不用意に延びて使用者の背を打つことを防止するが、複雑でありかつなかんづくほとんど直覚的でない。操作弁が作用されたとき、使用者はもっと直立した位置を望んだとしても、後方に寄りかかることにより始めなければならない。
欧州特許出願公開第1288525号明細書
本発明の目的は、圧縮ばねの長さを同時に好都合にかつ直覚的に調整できる、初めに述べた形式の圧縮ばねを具体化することである。
この目的は、本発明にしたがって、請求項1に記載の特徴構成により達成される。
本発明の要旨は、作用・流出組立体には、並行に連結された少なくとも2つの流出路が
設けられ、第2の流出路が、絞り要素を含む第1の流出路のバイパスであることにある。
その結果として、操作弁が押し外されたときに、絞り要素が絞り位置にあるときでさえ
、圧力流体が区分ケーシング室の間を流れることができる。絞り要素がリリース位置に変
えられるとき−これは外側からすることができる−両方の流出路が開いていれば、作用・
流出組立体のどんな絞り作用も解除する。その結果として、絞り要素が絞り位置にある場
合でさえ、操作弁の作用が−たとえ絞られていたとしても−圧縮ばねの閉塞の解除を引き
起こすだろう。ピストンロッドを不用意に延ばすことが絞り効果により排除される。その
結果、圧縮ばねの長さの好都合なかつ同時に直覚的な調整ができる。
請求項2に係る圧縮ばねの具体化には、減少した数の構成要素しか必要でない。
請求項3に係る絞り要素は低コストで製造することができ、かつ磨耗が少なく、それにもかかわらず優れた密封特性を有する材料で製造することができる。
請求項4に係る絞り要素の作用は容易に実施することができ、絞り要素の機械的な関節式連結をする必要がない。
請求項5に係る絞り要素の具体化は、圧縮ばねの中に一体化する賢明な方法および非常に好都合な動作を含む。
請求項6に係るエネルギー貯蔵装置と請求項7に係る圧力流体は適用分野に依存して優れた結果を示した。
本発明のもう一つの目的は、本発明による圧縮ねの利点がそれ自体の良好な理由を与えるシートを特定することである。
本発明にしたがって、上記の目的は請求駆8に係るシートで達成される。
本発明に係るシートでは、弁ピンが押し外された後ピストンロッドが延びることによ
りバックレストが直立位置に不用意に立ち上がり、着座した人を押すことが阻止される。
その代わりとして、バックレストが絞られた状態でゆっくりと上方へ動く。絞り要素がさ
らにリリース位置に変えられる場合には、絞り効果の解除の制御が可能であり、バックレ
ストの一層迅速な調整ができる。
請求項9に係る操作要素により、弁ピンを都合よく押し外すことができる。
圧縮ばねが請求項10にしたがって配置されている場合、使用者はシートのバックレス
トのもたれかかっている領域に圧力を加えることにより絞り要素を作用させる。弁ピンが
押し外されていると、そのときこれが圧縮ばねの絞り効果を解除して傾斜したバックレ
ストを迅速に調整することができる。
本発明による圧縮ばねは、例えばオフィス用椅子に使用される。そのほか、例えばバス、列車または飛行機のシートのような車両用シートに用いることもできる。別の用途は映画館のシートも考えられる。
本発明のさらなる特徴、利点および細部は図面と関連した代表的な実施例の次の記載から明らかになるだろう。
以下、本発明の実施態様を図面により詳細に説明する。
図1にその全体が見られる、閉塞可能なかつ長さの調整できる圧縮気体ばねは、管で造られたほぼ円筒状のケーシング1を有する。ケーシングの一端2は底部3により気密に閉鎖され、その底部3には締付け要素4が取りつけられている。ケーシング1の他端5には、液体の密封のために環状の案内・密封ユニット6が設けられており、このユニット6は、ケーシング1内をその中心縦軸線7と同心に変位可能なピストンロッド8を案内しかつ密封するために使用されている。ケーシング1の外側にあるピストンロッド8の自由端9にも同様に締付け要素10が設けられている。
ケーシング1の内側にあるピストンロッド8の端部11にはピストン12が設けられており、このピストン12はケーシング1の内壁13に案内されかつ密封部材14により壁13に対し液密に密封されている。ピストン12は、ケーシング1の内側を、ピストン12と案内・密封ユニット6の間の第1の区分ケーシング室15と、室15と反対側にある第2の区分ケーシング室16とに分割している。第2の区分ケーシング室16は、さらに、ケーシング1の内壁13を摺動する摺動ピストン17により区画されており、この摺動ピストン17は内壁13に対し密封部材18により液密に密封されている。圧縮気体室19が摺動ピストン17と底部3の間に配置されており、気体を圧力の下に保持しかつエネルギー貯蔵装置として使用される。区分ケーシング室15,16は圧力媒体のような流体で、例えば圧油で満たされている。
ピストン12は、区分ケーシング室15,16を互いに結合するかまたは分離するための操作弁としてブロッキング弁20を有する。作用・流出組立体21が、区分ケーシング室15,16が結合されるときに区分ケーシング室の間に作られる (図5参照)。図1は遮断位置にあるブロッキング弁20を示す。ブロッキング弁20は、案内・密封ユニット6の方に向けられているピストン12の側に弁ゲート22を有する。中空の弁ゲート22は中空の円筒状流出ゲート23を保持しており、この流出ゲート23は第2の区分ケーシング室16の方に向けられた環状底部24を有する。中心縦軸線7において内側に、流出ゲート23は、作用・流出組立体21を第1の区分ケーシング室15に続ける第1の流出路25を区画している。この目的のために、流出ゲート23は、流出ゲート23の内側を弁ゲート22の内側の環状室27に接合する側方切除部26を有する。もう1つの側方切除部28を経て、環状室27はさらに第1の区分ケーシング室15に接続されている。
環状底部24と流出ゲート23の外壁には、第2の流出路を構成するバイパス溝29が設けられており、この第2の流出路は、流出組立体21の部分として、第1の流出路25に並行に接続され、そのためのバイパスとして使用される。作用・流出組立体21を開いたまま、バイパス溝29は、第1の流出路25と同じように、第2の区分ケーシング室16と第1の区分ケーシング室15を環状室27と弁ゲート22の側方切除部28を経て結合する。
軸線7と同軸でありかつ図1に遮断位置で示された摺動弁ピン30が流出ゲート23を通る。密封部材31により、弁ピン30は流出ゲート23と中空のピストンロッド8の間で外側に対し密封されている。第2の区分ケーシング室16に向けられている弁ピン30の端部には、2段円錐形拡張部の弁デスク32が設けられている。弁ピン30の自由端に配置されているのは弁デスク32の一層大きい直径の円錐壁33であり、弁ピン30の押出し方向の限定された動作に役立つ。この目的のために、円錐壁33は弁ゲート22の対向面34と協働する。弁20の遮断位置では、長方形横断面の密封部材34aが円錐壁33を弁ゲート22に対し密封する。2つの円錐面の間に、弁ピン30は円筒状面35を有し、この円筒面は図1に見られる絞り位置で、絞り要素36を構成する密封部材を経て流出ゲート23に対し密封する。絞り要素36はOリングである。
絞り位置では、絞り要素36は第2の区分ケーシング室16に向かう方向にある流出ゲート23の環状底部24に載っている。このようにして、絞り要素36は中心縦軸線7に沿って第2の区分ケーシング室16に向かってさらなる変位をしないように安全にガードされる。反対方向に、すなわち矢印37の方向に、絞り要素36の再配置は、流出ゲート23および隣接する中間リング38により弁ゲート22に形成された流出室39内で可能である。流出室39は、詳細に後述される第1の流出路25の部分である。
密封部材31に載っているその部分と弁デスク32の間の領域に、弁ピン30はテーパー区分40を有し、環状室41がこの区分40と、隣接した部分との間に、すなわち流出ゲート23と中間リング38の間に形成されており、この室41は側方切除部26と連通している。
弁操作ロッド42が中空ピストンロッド8内に配置されている。弁操作ロッド42は弁ピン30にもたれかかっていて軸線7の方向に変位可能であり、かつ端部9で押すことにより作用させることができる。ピストンロッド8から突出する、弁操作ロッド42の自由端が操作ボタン43である。
図2は、シート44(概略的にプロットもされている)における図1の圧縮気体ばねの配置の概略図である。シート44には着座領域45とバックレスト46がある。バックレスト46は枢軸47を中心として着座領域45の方へ回動させることができる。シート44は、例えばバス、列車または飛行機の車両シートである。
支持フレーム48が着座領域45の下に配置されており、着座領域45を、底部50に固定された支持レール49と連結している。それ自体周知の方法で、支持フレーム48は、シート44を引き続くシート44の間の間隔の変更のために再配置できるように支持レール49と連結されている。支持フレーム48は、引き続き再配置の方向に配置されている3つの垂直な支柱51を有する。図1による圧縮気体ばねは中央支柱51と、枢軸47に隣接する後方支柱51との間に水平に配置されている。締付け要素4が中央支柱51に回転自在に取りつけられている。ピストンロッド8は後方支柱51の案内孔52に軸方向に案内されている。締付け要素10およびカップリングリンク53を経て、ピストンロッド8の自由端9がカップリングロッド54と連結されており、そのとき枢軸55がカップリングリンク53と、枢軸47に平行な枢軸線を有するカップリングロッド54の間に配置されている。カップリングロッド54は枢軸47を越えたバックレスト46の延長部を構成する。カップリングロッド54は枢軸47を中心として回動するためにバックレスト46としっかりと連結されている。
図2の実線は直立位置にあるバックレスト46を示しており、圧縮気体ばねのピストンロッド8がケーシング1から最大に突出している。図2の点線は直立位置と比較して傾斜位置にあるバックレスト46を示しており、バックレスト46とカップリングロッド54が枢軸47を中心として回動しかつピストンロッド8とこれに結合されたピストン12が圧縮気体ばねのケーシング1の中へ引っ込められている。
図3の詳細図は、操作ボタン43を作用させるために、カップリングロッド54とピストンロッド8の間の連結領域に操作部材56の補完的接触部分が設けられており、そのとき操作部材56はカップリングリンク53に回動自在に載っており、かつ例えば相応するボーデンケーブルにより、弁操作ロッド42の作用のために着座領域45の下側近くに配置された操作レバーまたは押しボタンと協働するようになっている。
次に、ブロッキング弁20を作用させたときに図2と3による組込み状態における図1
の圧縮気体ばねの操作モードを、図4〜7の瞬間的な図と関連して述べる。
図4は、弁ピン30が遮断位置にありかつ絞り要素36が絞り位置にある、図1のブロ
ッキング弁20を示す。図1と4に見られる、ブロッキング弁20のこの位置では、区分
ケーシング室15内の圧油の圧力は、圧縮気体ばねの負荷が除去されたとき区分ケーシン
グ室16内の圧油の圧力より高い。これは、区分ケーシング室16の方に向けられたピス
トン12の横断面積が区分ケーシング室15の方へ向けられた横断面積を超えることに由
るものであり、この後者の面積はピストンロッド8の横断面だけ減らされている。第1の
区分ケーシング室15内の比較的高い圧力は第1の流出路25内の絞り要素36を矢印3
7の方向と反対側に環状底部24に押圧する。その結果として、図4において、圧縮気体
ばねが押し外されず、第1の流出路25が絞り要素36により閉塞されている。この場
合に、バックレスト46は図2の点線により示した傾斜位置にある。
図5は、遮断位置に対立するものとして左側へ変位した押し外し位置にある弁ピン30
を示し、そのとき弁ピン30は操作部材56およびこれに結合された操作レバーにより作
用される操作ボタン43によりこの位置に動かされたのである。一方では弁ピン30のか
つ他方では絞り要素36のこの位置において、絞り要素36は流出ゲート23を弁ピン3
0の円筒壁35に対し密封し続けるので、第1の流出路25は閉塞されたままである。区
分ケーシング室15,16の間の流れ連結はもっぱらバイパス溝29により確保される。
それ故、図5において、圧縮気体ばねは同時に押し外されかつ最大に絞られるので、負
荷が除去されたバックレスト46は大きく強力に傾斜した位置から小さく傾斜した位置に
ゆっくりと戻る。
使用者がバックレスト46をわずかに傾斜した位置から一層強力に傾斜した位置へ動か
したい場合には、そのとき使用者の背がもたれているバックレスト46の領域に使用者の
背によって追加の圧力を加えてブロッキング弁20を押し外させる。この圧力は、枢軸
47、カップリングロッド54、枢軸55、カップリングリンク53、締付け要素10、
ピストンロッド8およびピストン12を経て第2の区分ケーシング室16に伝えられる。
バックレスト46上の一定の圧力から進んで、これが第1の区分ケーシング室15内の圧
力を超える第2の区分ケーシング室16内の圧力になる。この状態が達成されると、その
圧力差により絞り要素36が流出室39内を矢印37の方向に移動し、ついには流出室3
9において右側へ最大変位した、図6によるリリース位置に達する。絞り要素36の変位
中、絞り要素36が一方では円筒壁35に対し密封しかつ他方では外側で流出ゲート23
に対し密封する限り、圧油が対向面34と円筒壁35の間を通って流出ゲート23に流れ
続ける。
図6はリリース位置にある絞り要素36を示すが、この位置では、絞り要素36が流出
ゲート23の内側で矢印37の方向に最大変位して中間リング38にもたれかかっている
。弁ピン30は依然として図6の押し外し位置にあり、使用者が操作ボタン43を作用さ
せるために操作レバーを作用し続けていることを意味する。一方では弁ピン30のかつ他
方では絞り要素36のこの位置では、圧油が第1の区分ケーシング室15と第2の区分ケ
ーシング室16の間を第1の流出路25を通るだけではなくバイパス溝29も通って流れ
ることができる。相応して比較的低い抵抗が存在していることから、今やピストンをケー
シング1の中へ押しこむことができるので、バックレスト46を一層傾斜した位置へ調整
できて好都合である。
使用者がバックレスト46の調整を止めたい場合には、バックレスト46が所望の位置にあるときに操作ボタン43に作用する操作レバーをリリースすることにより、ブロッキング弁20が図7に見られる遮断位置に移動する。弁ピン30が遮断位置にありかつ絞り要素36がリリース位置にある、この位置では、密封部材34aが円錐壁33を弁ゲート22に対し密閉して、作用・流出組立体21を閉塞する。その結果、弁20が図7の位置に閉塞される。第2の区分ケーシング室16に比較して第1の区分ケーシング室15内の(前に説明した)比較的高い圧力のおかげで、絞り要素36は、図7の瞬間的な図に引き続き、リリース位置から絞り位置へ自動的に再配置される。圧油がバイパス溝29を通って流れる。この再配置の過程の終わりに、ブロッキング弁20が再び図4に見られる位置にある。
圧縮ばねの縦断面図である。 本発明による圧縮ばねを含むシートの概略図である。 圧縮ばねの弁作用装置の図2の細部 (図2には見えない)を拡大して示す図である。 圧縮ばねの弁を作用させたときの弁ピンと絞り要素の変位を示す、ピストン近くの圧縮ばねの細部の瞬間的な図である。 同様な瞬間的な図である。 同様な瞬間的な図である。 同様な瞬間的な図である。
符号の説明
1 ケーシング
6 案内・密封ユニット
7 中心縦軸線
8 ピストンロッド
12 ピストン
15,16 区分ケーシング室
21 作用・流出組立体
25,29 流出路
30 弁ピン
36 絞り要素
44 シート
45 着座領域
46 バックレスト

Claims (9)

  1. 中心縦軸線(7)を有するケーシング(1)を備え、このケーシング(1)が自由に流れる圧力流体で満たされており、また上記ケーシング(1)を第1の端部(5)で閉じる案内・密封ユニット(6)を備え、当該案内・密封ユニット(6)を通ってケーシング(1)の第1の端部(5)から延びていてかつ第1の端部に対し密封されており外端部(9)を有するピストンロッド(8)を備え、また上記ピストンロッド(8)に結合されかつケーシング(1)内を密封状態で案内されているピストン(12)を備え、当該ピストン(12)により片面が画定されかつ圧力流体で満たされている第1の区分ケーシング室(15)を備え、上記第1の区分ケーシング室(15)に接続可能でありかつ圧力流体で満たされている第2の区分ケーシング室(16)を備え、上記区分ケーシング室(15,16)を作用・流出組立体(21)により互いに接続するための操作弁(20)を備え、前記操作弁(20)が弁ピン(30)を有し、当該弁ピンが、ケーシング(1)の外側から、弁ピン(30)により作用・流出組立体(21)をリリースすることができる押し外し位置に、および弁ピン(30)により作用・流出組立体(21)を遮断する遮断位置に移動可能であるような、長さ調整可能な圧縮ばねにおいて、前記作用・流出組立体(21)は、少なくとも2つの流出路(25,29)が並行に接続された流出部分を備え、上記流出路(25,29)のうちの第1の流出路(25)と協働する、作用・流出組立体(21)のための絞り要素(36)が設けられており、当該絞り要素(36)は、ケーシング(1)の外側から、弁ピン(30)が押し外し位置にある状態で第1の流出路(25)をリリースするリリース位置に移動可能であり、また当該絞り要素(36)は、弁ピン(30)が同じく押し外し位置にある状態で上記第1の流出路(25)を遮断する絞り位置に移動可能であり、上記流出路(25,29)のうちの少なくとも1つの別の流出路(29)は、当該少なくとも1つの別の流出路(29)を通る絞られた流れが、操作弁(20)の押し外された状態で絞り要素(36)の絞り位置で起こるように構成されており、絞り要素(36)は弁ピン(30)に対して変位可能である密封要素であり、絞り位置では、弁ピン(30)に対して内側で密封され、かつ第1の流出路(25)並びに第2の流出路(29)のための区画壁を形成する流出ゲート(23)に対して外側で密封されることを特徴とする圧縮ばね。
  2. 絞り要素(36)は変位可能な密封リングであることを特徴とする、請求項に記載の圧縮ばね。
  3. 絞り要素(36)の作用が区分ケーシング室(15,16)のうちの少なくとも1つの区分ケーシング室内の圧力流体の、外側から引き起こされる、圧力変更により変位可能な絞り要素(36)であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の圧縮ばね。
  4. 絞り要素(36)は、弁ピン(30)が弁操作後に遮断位置に戻るときに、リリース位置から絞り位置への絞り要素(36)の変位が自動的に行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧縮ばね。
  5. エネルギー貯蔵装置(19)が圧縮気体室であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧縮ばね。
  6. 圧力流体として油を使用することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の圧縮ばね。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧縮ばねを備えたシート(44)にして、圧縮ばねは、ケーシング(1)から突出するピストンロッド(8)を延ばすことによりバックレスト(46)を大きめに傾斜した位置から小さめに傾斜した位置に変えることを特徴とするシート。
  8. 弁ピン(30)を、カップリングロッド(54)とピストンロッド(8)の間の連結領域に設けられた操作部材(56)により操作できることを特徴とする、請求項7に記載のシート。
  9. 圧縮ばねの配置は、弁(20)が操作された状態で、絞り要素(36)がバックレスト(46)の接触領域に加わる圧力によりリリース位置へ移動できるようなものであることを特徴とする、請求項7または8に記載のシート。
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