JP4139066B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管理装置に関し、特に、利用者が遊技を行う際に使用する現金投入機能付カードユニットの出力情報を取り込んで売上情報を管理する管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来例の説明図である。以下、図5を参照しながら従来例を説明する。従来、遊技料の支払いに応じて遊技用の玉を借り、その玉を使って遊技を行う遊技機が知られていた。この遊技機で遊技を行う場合、遊技用の玉を借りる方法として、次のような方法があった。
【0003】
その1つの方法は、遊技用のホール内に設置されたカード販売機に現金を投入して課金済みのカード、すなわち、プリペイドカード(以下、このカードを「CRカード」と呼ぶ)を購入し、そのCRカードを、遊技用のホール内に設置されたサンドユニットと呼ばれる装置を利用して玉を借りる方法である。
【0004】
この場合、図5に示したように、サンドユニットには、カードユニット4と現金ユニット1が別装置として設置されており、カードユニット4には、正面側にカード挿入口5が設けてあり、内部には、カード挿入口5から挿入されたCRカードの記録面から記録情報(課金された金額情報等)を読み取り、玉貸し処理を行うように構成されている。
【0005】
また、前記カードユニット4には、玉貸しを行った場合の売上情報を計算し、外部へ出力する出力部3が設けてあり、この出力部3から他の装置(管理用のコンピュータ)へ通信回線を介してデータが送られるようになっている。
【0006】
そこで、利用者が玉を借りる際に、CRカードをカードユニット4のカード挿入口5に挿入すると、カードユニット4内のカードリーダにより、前記挿入されたCRカードから記録情報を読み取り、記録されている金額情報に応じて玉貸し処理を行う。そして、カードユニット4の出力部3から、CRカードによる玉貸し金額をCRカード売上情報として出力するようになっている。
【0007】
もう一つの方法は、現金により玉を借りる方法である。この場合、前記現金ユニット1には、現金投入口2が設けてあり、利用者が玉を借りる場合、この現金投入口2から現金を投入するようになっている。そして、現金が投入されると、現金ユニット1内では、投入された現金を確認して受け取り、その投入金額に応じて玉の貸し処理を行う。
【0008】
この場合、現金ユニット1では、投入された現金の金額を確認すると、内部でクイックカード(以下「QC」と記す)を発行し、そのQCによる玉貸し処理を行う。なお、このQCは、現金ユニット1の内部で保管し、特定の管理員等(例えば、カード管理会社の係員等)に限定してQCの記録情報を取り出すことができるようになっている。従って、前記特定の管理員以外は、QCを外部に取り出すことはできないようになっている。
【0009】
前記のように、カードユニット4の出力部3からは、CRカード売上情報(CRカードによる玉貸し金額と同じ)が出力され、現金ユニット1の出力部3からは、現金売上情報(現金による玉貸し金額と同じ)が出力される。従って、これらの出力情報を上位の管理用コンピュータに取り込んで管理していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。すなわち、前記のように、カードユニット4からは、CRカード売上情報(CRカードによる玉貸し金額と同じ)が出力され、現金ユニット1の出力部3からは、現金売上情報(現金による玉貸し金額と同じ)が出力される。
【0011】
そのため、従来は、遊技用の玉貸し管理を行う場合、CRカードによる玉貸し、及び現金投入によるQC玉貸しの管理が可能である。しかし、従来の遊技用システムでは、カード又は現金の売上しか管理できず、CRカードとQC売上を分けて管理することができなかった。
【0012】
本発明は、このような従来の課題を解決し、CRカード売上、QC売上(クイックカード売上)、QC発券額の情報を管理することで、カード毎の売上、及び現金管理を行うことができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
【0014】
(1) :課金済みの第1のカードの挿入、又は現金の投入により遊技用の玉貸し処理を行い、前記第1のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、現金投入により内部で新たに発券され課金され、現金ユニットの内部で保管し、特定の管理員以外は外部に取り出すことはできないようになっている第2のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、前記第2のカードの発券額の信号情報を出力する現金投入機能付カードユニットに対してネットワークを介して接続され、前記現金投入機能付カードユニットの出力情報を取り込んで管理する管理装置であって、
前記現金投入機能付カードユニットから出力される第1のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、第2のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、第2のカードの発券額の情報を採取する情報採取手段と、前記採取した情報を基に、予め定めたフォーマットに従って管理用データを作成するデータ作成手段と、前記データ作成手段が作成した管理用データを基に、予め定めた計算式に従って管理用データを計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果を出力する出力手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
(2) :前記(1) の管理装置において、前記データ作成手段が作成したデータを格納する機器データファイルと、ホール内機器の構成情報を格納するホール構成情報ファイルと、前記ホール内機器の信号設定情報を格納する信号設定情報ファイルとを備え、前記計算手段は、前記各ファイルの情報を参照してデータの計算を行う機能を備えていることを特徴とする。
【0016】
(3) :前記(1) の管理装置において、前記計算手段は、カード毎の売上情報、及び現金の売上情報を計算する機能を備え、前記出力手段は、前記計算手段が計算したカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を表示又は印刷して出力する機能を備えていることを特徴とする。
【0017】
(作用)
前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づいて説明する。なお、図1において、12Aは中継装置(中継コンピュータ)、13Aはホール内機器の制御を行うコンピュータ、14は遊技台、15はサンドユニット、16は金庫、18はカード販売機、31は連携制御部、32はデータ作成部、33は信号設定情報ファイル、34はホール構成情報ファイル、35は機器データファイル、38は計算部、39は表示部、40は印刷部を示す。
【0018】
(a) :前記(1) では、現金投入機能付カードユニット(サンドユニット15)は、課金済みの第1のカード(CRカード)の挿入、又は現金の投入により遊技用の玉貸し処理を行い、第1のカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発券され課金された第2のカード(QC)による売上と、第2のカードの発券額の信号情報を出力する。
【0019】
そこで、管理装置(例えば、ホールコンピュータ11)では、情報採取手段(連携制御部31)が、現金投入機能付カードユニット(サンドユニット15)から出力される第1のカード(CRカード)による売上と、第2のカード(QC)による売上と、第2のカードの発券額の情報を採取する。
【0020】
次に、データ作成手段(データ作成部32)は、前記採取した情報を基に、予め定めたフォーマットに従って管理用データを作成する。そして、計算手段(計算部38)は、前記データ作成手段が作成した管理用データを基に、予め定めた計算式に従って管理用データを計算する。次に、出力手段(表示部39、印刷部40)は、前記計算手段の計算結果を出力(表示又は印刷)する。
【0021】
(b) :前記(2) では、計算手段は、データ作成手段が作成したデータを格納する機器データファイル35と、ホール内機器の構成情報を格納するホール構成情報ファイル34と、前記ホール内機器の信号設定情報を格納した信号設定情報ファイル33の情報を参照してデータの計算を行う。
【0022】
(c) :前記(3) では、計算手段は、カード毎の売上情報、及び現金の売上情報を計算し、出力手段は、前記計算手段が計算したカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を表示又は印刷して出力する。
【0023】
以上のような作用により、第1のカードと第2のカードの売上(玉貸し数)を別々に管理することができる。また、第1のカードと第2のカードの売上(玉貸し数)を別々に管理するので、このデータを利用すれば、カード売上として、第1のカードと第2のカードの売上を合算して管理することも可能である。
【0024】
また、カード毎の売上と現金売上とを別々に管理するので、第2のカードの発券時の投入現金と、搬送ラインにより収集された現金との誤差金額を管理することができる。更に、現金投入機能付カードユニット(サンドユニット15)の第2のカードの発券額を採取することで、客のカード残金(退蔵金)を管理することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
§1:システムの説明
システム構成図を図2に示す。図2に示したシステムは、パーラコンピュータシステムと呼ばれるシステムの1例であり、ホール内の遊技用機器等の管理を行うためのホールコンピュータ(又はカウンタコンピュータ)11と、ネットワーク上の中継処理を行うための島コンピュータ(又は中継コンピュータ)12と、遊技台14等の制御を行うための台コンピュータ(又は遊技台コントローラ)13を有し、それぞれネットワークにより接続されている。
【0027】
そして、ホール内には、遊技用の玉を使用して遊技を行うための遊技台14、遊技用の玉貸し処理を行うためのサンドユニット15、サンドユニット15へ投入された現金を保管するための金庫16、玉の計数を行うための計数機17、CRカードを販売するためのカード販売機18等のホール内機器が、通信ケーブルにより前記台コンピュータ13に接続されている。
【0028】
なお、前記サンドユニット15と金庫16との間には現金の搬送ラインが設けてあり、この搬送ラインによりサンドユニット15の現金が金庫16内へ搬送され保管されるようになっている。
【0029】
§2:サンドユニットの説明
前記サンドユニットの説明図を図3に示す。図3において、A図はユニット構成図、B図は機能ブロック図である。この例では、前記サンドユニット15として図3に示すような現金投入機能付カードサンドユニットを使用する。このサンドユニット15には、CRカードを挿入するためのカード挿入口5と、現金を投入するための現金投入口2が設けてあり、利用者がカードを挿入したり、現金を投入できるようになっている。
【0030】
また、サンドユニット15の内部には、出力情報を出力するための出力部3を設けると共に、図3のB図に示したような機能が設けてある。すなわち、サンドユニット15の内部には、CRカードによる玉貸し処理を行うためのCRカードによる玉貸し処理部22と、現金投入によるQC玉貸し処理を行うための現金投入によるQC玉貸し処理部23と、現金投入によるQCの発券処理を行う現金投入によるQC発券部24と、QCに課金するための課金処理部25等が設けてある。
【0031】
このようなサンドユニット15の出力部3からは、CRカード売上情報(CRカードによる玉貸し金額)、QC売上情報(QCによる玉貸し金額)、及びQC発券額情報(QCに現金を課金した金額)を出力する。
【0032】
§3:ホールコンピュータの構成の説明
ホールコンピュータのブロック図を図4に示す。図4において、点線矢印は参照、実線矢印は更新を示す。前記ホールコンピュータ11は、ネットワークを介してサンドユニット15の出力信号を受信し、CRカード売上、QC売上、QC発券額の各信号を採取する機能と、データ収集、加工、蓄積を行う機能、売上データを表示画面上に表示する機能、売上データを印刷して出力する機能を備えている。以下、具体的に説明する。
【0033】
図4に示したように、ホールコンピュータ11には、連携制御部31と、データ作成部32と、信号設定情報ファイル33と、ホール構成情報ファイル34と、機器データファイル35と、信号設定部36と、ホール構成設定部37と、計算部38と、表示部39と、印刷部40等を備えている。
【0034】
前記連携制御部31は、図2に示した島コンピュータ12や台コンピュータ13との連携制御(通信制御等)を行うと共に、信号設定情報ファイル33を参照して、受信情報信号から必要な情報を採取する処理を行うものである。データ作成部32は、連携制御部31が採取した情報を基に、予め決められたフォーマットに従ってデータを作成するものである。
【0035】
信号設定部36は、どのような信号を取り込むのかを設定するものである。ホール構成設定部37は、ホール内に設置された機器の設定情報(接続状態等)を設定するものである。信号設定情報ファイル33は、信号設定部36が設定した信号設定情報を格納するものである。
【0036】
ホール構成情報ファイル34は、ホール構成設定部37が設定したホール構成情報を格納するものである。機器データファイル35は、データ作成部32が作成したデータを格納するものである。計算部38は、信号設定情報ファイル33と、ホール構成情報ファイル34と、機器データファイル35の情報を参照し、予め決めた計算式に従って計算を行うものである。
【0037】
表示部39は計算部38が計算した結果のデータ(売上データ等)を表示するものである。印刷部40は計算部38が計算した結果のデータ(売上データ等)を印刷するものである。
【0038】
なお、前記連携制御部31と、データ作成部32と、信号設定部36と、ホール構成設定部37と、計算部38は、それぞれプログラムの実行により実現する手段である。この場合、例えば、ホールコンピュータ11に設けたハードディスク装置に予め前記プログラムを格納しておく。
【0039】
そして、ホールコンピュータ11内のCPUの制御により前記ハードディスク装置に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを前記CPUが実行することで前記各部の処理を実行する。
【0040】
§4:ホールコンピュータの機能の説明
前記サンドユニット15は、課金済みのCRカードの挿入、又は現金の投入により遊技用の玉貸し処理を行い、CRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発券され課金されたQCによる売上と、QCの発券額の信号情報を出力するものであり、ホールコンピュータ11は、このサンドユニット15に対してネットワークを介して接続され、サンドユニット15の出力情報を取り込んで管理する機能を備えている。
【0041】
具体的には、サンドユニット15から出力される信号情報をネットワークを介して受信し、該受信情報から、CRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発行され課金されたQCによる売上と、QC発券額の情報を採取する連携制御部31と、前記採取した情報を基に、予め定めたフォーマットに従って管理用データを作成するデータ作成部32と、前記データ作成部32が作成した管理用データを基に、予め定めた計算式に従って管理用データを計算する計算部38と、計算部38の計算結果を出力する表示部39、及び印刷部40を備えている。
【0042】
また、ホールコンピュータ11には、データ作成部32が作成したデータを格納する機器データファイル35と、ホール内機器の構成情報を格納するホール構成情報ファイル34と、ホール内機器の信号設定情報を格納する信号設定情報ファイル33とを備え、前記計算部38は、前記各ファイルの情報を参照してデータの計算を行う機能を備えている。
【0043】
また、計算部38は、カード毎の売上情報、及び現金の売上情報を計算する機能を備え、出力部(表示部39、印刷部40)は、計算部38が計算したカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を表示又は印刷して出力する機能を備えている。
【0044】
更に、ホールコンピュータ11では、前記各手段等により、サンドユニット15から出力されるCRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発行され課金されたQCによる売上と、QC発券額の情報を管理することで、カード毎の売上管理、及び現金管理を行う機能を備えている。
【0045】
§5:ホールコンピュータの処理の説明
サンドユニット15(現金投入機能付カードユニット)は、課金済みのCRカード(プリペイドカード)の挿入、又は現金の投入により遊技用の玉貸し処理を行い、CRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発券され課金されたQCによる売上と、QC発券額の信号情報を出力する。
【0046】
そこで、ホールコンピュータ11では、連携制御部31がサンドユニット15から出力される信号情報をネットワークを介して受信し、信号設定情報ファイル33を参照することで、該受信情報から、CRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発行され課金されたQCによる売上と、QC発券額の情報を採取する。
【0047】
次に、データ作成部32は、前記採取した情報を基に、予め定めたフォーマットに従って管理用データを作成する。そして、計算部38は、前記データ作成部32が作成した管理用データを基に、予め定めた計算式に従って管理用データを計算する。次に、表示部39、及び印刷部40は、前記計算部38の計算結果を出力(表示又は印刷)する。
【0048】
前記処理において、計算部38は、データ作成部32が作成したデータを格納する機器データファイル35と、ホール内機器の構成情報を格納するホール構成情報ファイル34と、前記ホール内機器の信号設定情報を格納した信号設定情報ファイル33の情報を参照して管理用データの計算を行う。
【0049】
また、前記計算処理において、計算部38はカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を計算し、表示部39及び印刷部40は、前記計算部38が計算したカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を表示又は印刷して出力する。
【0050】
更に、前記処理において、ホールコンピュータ11は、サンドユニット15から出力されるCRカードによる売上と、現金投入により内部で新たに発行され課金されたQCによる売上と、QC発券額の情報を管理することで、カード毎の売上管理、及び現金管理を行う。
【0051】
以上のような処理により、ホールコンピュータ11では、CRカードとQCの売上(玉貸し数)を別々に管理することができる。また、CRカードとQCの売上(玉貸し数)を別々に管理するので、このデータを利用すれば、カード売上として、CRカードとQCの売上を合算して管理することも可能になる。
【0052】
また、カード毎の売上と現金売上とを別々に管理するので、QC発券時の投入現金と、搬送ラインにより収集された現金との誤差金額を管理することができる。更に、サンドユニット15のQC発券額を採取することで、客のカード残金(退蔵金)を管理することができる。
【0053】
なお、前記ホールコンピュータ11が行う現金投入機能付カードユニットからの出力信号情報の処理は、カード管理会社がホール内に設置するカードユニット専用の管理装置でも同様に実施することが可能である。また、現金投入機能付カードユニットと管理装置との間の信号のやりとりは、前記の例に限らず、任意の方法で実施可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
【0055】
(1) :第1のカードと第2のカードの売上(玉貸し数)を別々に管理することができる。
【0056】
(2) :第1のカードと第2のカードの売上(玉貸し数)を別々に管理するので、このデータを利用すれば、カード売上として、第1のカードと第2のカードの売上を合算して管理することも可能である。
【0057】
(3) :カード毎の売上と現金売上とを別々に管理するので、第2のカードの発券時の投入現金と、搬送ラインにより収集された金庫内の現金との誤差金額を管理することができる。
【0058】
(4) :現金投入機能付カードユニットの第2のカードの発券額を採取することで、客のカード残金(退蔵金)を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるサンドユニットの説明図であり、A図はユニット構成図、B図は機能ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるホールコンピュータのブロック図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 現金ユニット
2 現金投入口
3 出力部
4 カードユニット
5 カード挿入口
11 ホールコンピュータ
12 島コンピュータ
13 台コンピュータ
14 遊技台
15 サンドユニット
16 金庫
17 計数器
18 カード販売機
22 CRカードによる玉貸し処理部
23 現金投入によるQC玉貸し処理部
24 現金投入によるQC発券部
25 課金処理部

Claims (3)

  1. 課金済みの第1のカードの挿入、又は現金の投入により遊技用の玉貸し処理を行い、
    前記第1のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、現金投入により内部で新たに発券され課金され、現金ユニットの内部で保管し、特定の管理員以外は外部に取り出すことはできないようになっている第2のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、前記第2のカードの発券額の信号情報を出力する現金投入機能付カードユニットに対してネットワークを介して接続され、前記現金投入機能付カードユニットの出力情報を取り込んで管理する管理装置であって、
    前記現金投入機能付カードユニットから出力される第1のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、第2のカードによる玉貸し処理により貸し出された玉貸しの金額である売上と、第2のカードの発券額の情報を採取する情報採取手段と、
    前記採取した情報を基に、予め定めたフォーマットに従って管理用データを作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段が作成した管理用データを基に、予め定めた計算式に従って管理用データを計算する計算手段と、
    前記計算手段の計算結果を出力する出力手段を備えていることを特徴とする管理装置。
  2. 前記データ作成手段が作成したデータを格納する機器データファイルと、ホール内機器の構成情報を格納するホール構成情報ファイルと、前記ホール内機器の信号設定情報を格納する信号設定情報ファイルとを備え、
    前記計算手段は、前記各ファイルの情報を参照してデータの計算を行う機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記計算手段は、カード毎の売上情報、及び現金の売上情報を計算する機能を備え、
    前記出力手段は、前記計算手段が計算したカード毎の売上情報、及び現金の売上情報を表示又は印刷して出力する機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
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