JP4139028B2 - 浴湯循環濾過装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、特にヘヤキャッチャなどのフィルタ部や濾過器内に繁殖しやすい雑菌を熱殺菌することのできる浴湯循環濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴湯を循環させながら浄化するとともに、設定温度に保温して、長時間浴湯の入れ替えをすることなく、常時、入浴可能な状態を保つことのできる浴湯循環濾過装置があり、風呂準備の手間がかからず、かつ、節水効果もあることから需要を伸ばしてきた。
【0003】
その一形態として、浴室内に簡易に設置可能としたものがあり、その一般的な構成は、浴槽の近傍に設置できるようにコンパクトに構成した装置本体内に、浴湯流路を介して連通連結する循環ポンプと濾過器とヒータとを配設し、前記浴湯流路の一端に、ヘヤキャッチャなどのフィルタ部を介して浴湯吸入口を浴槽内に設け、他端には同じく浴槽内に浴湯吐出口を設けて、両者を連通連結して浴湯循環流路を形成している。
【0004】
ところが、上記構成の浴湯循環濾過装置では、浴湯循環流路中に配設された濾過器内の濾過材に浴湯中の塵や垢が付着すると雑菌が増殖しやすくなり、その中でもレジオネラ属菌は肺炎を引き起こすおそれがあるという問題が指摘された。
【0005】
そこで、本出願人は、レジオネラ属菌には、60℃以上の熱による熱殺菌が有効であることに着目し、前記循環ポンプと濾過器との間に流路切換弁を設け、同流路切換弁により流路を切り換えて濾過運転、逆洗運転、洗浄運転を行えるようにするとともに、前記浴湯循環流路の往路側と復路側との間にバイパス流路を設け、装置本体内に、バイパス流路と循環ポンプと濾過器とヒータとを含む殺菌流路を形成し、同殺菌流路内の浴湯を、一定温度以上で一定時間循環させる熱殺菌運転を行えるようにした浴湯循環濾過装置を提案した(特開平10−292947号公報)。
【0006】
かかる構成によって、殺菌流路内において、特に濾過器内に増殖したレジオネラ属菌等を完全に熱殺菌することができるようになった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の浴湯循環濾過装置では、確かに濾過器を含む殺菌流路内は十分な熱殺菌が行なえるが、浴湯吸入口に取付けた浴槽内に位置するフィルタ部までは熱殺菌ができないものである。
【0008】
最近の調査によると、フィルタ部に多数の抗酸菌などの雑菌が生息する場合があることが判明した。
【0009】
したがって、フィルタ部は毎日のように清掃しなければならず、しかし、それでも雑菌が生息する可能性が残ることは否めない。
【0010】
また、フィルタ部まで熱殺菌すればよいが、人が出入りする浴槽内に配設したフィルタ部を熱殺菌するのは危険であり、十分な安全性を確保する技術は確立されていない。
【0011】
本発明は、上記課題を解決することのできる浴湯循環濾過装置の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、浴槽内に開口した浴湯吸入口と浴湯吐出口とを、循環ポンプを介して連通連結して浴湯循環流路を形成するとともに、前記循環ポンプ、及び同ポンプの下流側に配設した濾過器とヒータとを、浴槽の近傍に設置可能とした装置本体内に収納した浴湯循環濾過装置において、前記浴湯循環流路の往路側をなす循環ポンプの上流側にフィルタ部を設けるとともに、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、前記濾過器及びヒータの下流側をなす流路とをバイパス流路で連通して、フィルタ部と、循環ポンプと、濾過器と、ヒータとを含む殺菌流路を形成し、浴湯を、同殺菌流路内で循環させながら一定温度以上に加熱して、殺菌流路内を熱殺菌可能とした。したがって、殺菌流路内において増殖したレジオネラ属菌等を完全に熱殺菌することができる。特に、従来考慮されていなかったフィルタ部の殺菌も確実に行なえる。また、循環ポンプと濾過器との間に主流路切換弁を設け、同主流路切換弁とバイパス流路切換弁との協働により、適宜流路を切り換えて濾過運転、熱殺菌運転、熱交換運転、逆洗運転、洗浄運転を行なえるようにした。したがって、各運転を組み合わせて死滅した菌や汚れを系外に排出したり、系内の浄化が可能となる。また、前記バイパス流路を、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、主流路切換弁と連通連結した排出流路との間に設けた。かかる構成によっても上記各効果を生起することができる。
【0013】
また、請求項2記載の本発明では、濾過器及びヒータの下流側をなす流路とバイパス流路との分岐部に、バイパス流路切換弁を配設して殺菌流路を形成した。したがって、簡単な構成で流路切換が行える。
【0014】
また、請求項3記載の本発明では、浴湯を浴湯循環流路内で循環させる濾過運転と、浴湯を殺菌流路内で循環させながら加熱する熱殺菌運転と、同熱殺菌運転終了後に、浴湯を浴湯循環流路内で循環させて高温浴湯と浴槽内浴湯とで熱交換する熱交換運転とを行えるようにバイパス流路切換弁を制御し、しかも、熱殺菌時の流量が、少なくとも、濾過運転時の流量の半分よりも少量であって、かつ、熱交換運転時の流量が、熱殺菌時の流量よりも少量となるように流量を制御した。したがって、熱殺菌運転における熱量の回収が可能となって、熱のロスが少なくなり、省エネが図れ、しかも、浴槽内に流出する高温湯の流量を大きく絞ることができるので入浴者が火傷したりするおそれもなく安全である。
【0015】
また、請求項4記載の本発明では、バイパス流路と、フィルタ部下流側と循環ポンプとの間をなす流路とを、第2バイパス流路で連通し、浴湯が所定温度に上昇するまではフィルタ部をバイパスさせるようにした。したがって、熱効率を高め、短時間で所定温度の浴湯を得ることができるとともに、熱殺菌運転の立ち上がりを早めることができる。
【0016】
また、請求項5記載の本発明では、フィルタ部を装置本体内に収納配設した。したがって、熱殺菌時に高温湯が浴槽内を通過することがなく、より安全性が高まるとともに、この場合も短時間の加熱で所定温度の浴湯を得ることができるので熱殺菌運転の立ち上がりを早めることができる。
【0018】
さらに、請求項6記載の本発明では、フィルタ部は、底部に浴湯流入口を設けるとともに、上部側壁に浴湯流出口を設けた筒状外ケースと、同筒状外ケース内に嵌入して、前記浴湯流入口と浴湯流出口とを遮断するとともに、前記浴湯流入口から流入した浴湯を内部に導入する浴湯導入口を上部周壁に形成した筒状内ケースと、同筒状内ケース内に配設され、メッシュを周設するとともに、前記筒状外ケースの浴湯流出口と連通する筒状フィルタ本体とを具備することとした。したがって、フィルタ部を確実に熱殺菌することができるとともに、メッシュの洗い効果も生起させることができるので、フィルタ部の清掃などのメンテナンス期間を著しく延長することができる。しかも、清掃が容易に行える。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明は、浴槽内に開口した浴湯吸入口と浴湯吐出口とを、循環ポンプを介して連通連結して浴湯循環流路を形成するとともに、前記循環ポンプ、及び同ポンプの下流側に配設した濾過器とヒータとを、浴槽の近傍に設置可能とした装置本体内に収納した浴湯循環濾過装置に係るものである。なお、ヒータは濾過器のケーシング下部に取付けることができる。
【0020】
そして、発明の要旨となるのは、前記浴湯循環流路の往路側をなす循環ポンプの上流側に、ヘヤキャッチャなどのフィルタ部を設けるとともに、前記浴湯吸入口とフィルタ部との間をなす流路と、前記濾過器及びヒータの下流側をなす流路とをバイパス流路で連通して、フィルタ部と、循環ポンプと、濾過器と、ヒータとを含む殺菌流路を形成し、浴湯を、同殺菌流路内で循環させながら一定温度以上に加熱して、殺菌流路内を熱殺菌可能としたことにある。
【0021】
殺菌流路を形成するためには、濾過器及びヒータの下流側をなす流路とバイパス流路との分岐部に、流路をバイパス流路側に切り換え可能なバイパス流路切換弁を配設するとよく、バイパス流路側に流路を切換えると、浴湯は、循環ポンプ→濾過器→バイパス流路切換弁→バイパス流路→フィルタ→循環ポンプとループ内を循環する。
【0022】
したがって、殺菌流路内において、特に濾過器内に増殖したレジオネラ属菌等を完全に熱殺菌することができるとともに、従来考慮されていなかったフィルタ部の殺菌も確実に行なうことができる。
【0023】
また、熱殺菌に使用した高温の浴湯は、熱殺菌後に循環流路に戻せばよい。すなわち、浴湯を浴湯循環流路内で循環させる濾過運転と、浴湯を殺菌流路内で循環させながら加熱する熱殺菌運転と、同熱殺菌運転終了後に、浴湯を浴湯循環流路内で循環させて高温浴湯と浴槽内浴湯とで熱交換する熱交換運転とを行えるようにバイパス流路切換弁を制御し、しかも、熱殺菌時の流量が、少なくとも、濾過運転時の流量の半分よりも少量であって、かつ、熱交換運転時の流量が、熱殺菌時の流量よりも少量となるように流量を制御するものである。
【0024】
かかる構成とすれば、たとえ殺菌運転中や殺菌運転終了直後に浴槽内に入浴者が入っても、浴湯吐出口から流出する熱湯は、浴槽内の湯と混ざれば火傷するようなことのない程度に少量に絞られているので極めて安全であり、なおかつ、熱殺菌に使われた熱量を回収して熱エネルギーの有効利用が可能となるので、熱のロスがなく効率的となって省エネルギー化が図れる。
【0025】
ところで、一定温度以上とは、人体に悪影響を及ぼすレジオネラ属菌等を死滅させることができる60℃以上とし、かつ、構成機器類に悪影響を与えないように、上限を略80℃とする60〜80℃の温度とすることが好ましい。そして、かかる60〜80℃に加熱した浴湯を循環させる一定時間は、レジオネラ属菌等を完全に死滅させるに十分な5〜30分程度とするとよい。
【0026】
また、上記構成に加え、さらに、バイパス流路と、フィルタ部下流側と循環ポンプとの間をなす流路とを、第2バイパス流路で連通し、浴湯が所定温度に上昇するまではフィルタ部をバイパスさせるようにすることもできる。
【0027】
すなわち、バイパス流路に、三方弁などからなる第2流路切換弁を設け、一側のポートをフィルタ部下流側と循環ポンプとの間に連通連結し、熱殺菌を行なう場合は、殺菌流路を、循環ポンプ→濾過器→バイパス流路切換弁→第2流路切換弁→第2バイパス流路→循環ポンプとして、フィルタ部をバイパスしたループを形成するものである。
【0028】
かかる構成とすれば、循環する浴湯が浴槽内を通過することがないので、浴槽水との間で熱交換がなされず、熱効率が向上して短時間で殺菌流路内の浴湯温度を所定温度まで上昇させることができる。
【0029】
そして、前記した60〜80℃の温度に達したときに、第2流路切換弁によって流路を切換え、殺菌流路を、循環ポンプ→濾過器→バイパス流路切換弁→第2流路切換弁→フィルタ部→循環ポンプとして、浴湯を所定時間循環させる。このように、熱殺菌するための高温湯を短時間で得ることができるので、熱殺菌運転に要する時間も短縮でき、運転効率が向上する。
【0030】
また、フィルタ部が浴槽内に配設されていると、熱殺菌時には60〜80℃の高温湯が浴槽内を通過することになるので、これを避けるために、前記フィルタ部を装置本体内に収納配設することもできる。
【0031】
フィルタ部を装置本体内に配設すれば、高温の浴湯が浴槽内を通過することがなくきわめて安全であり、なおかつ、殺菌流路内の浴湯を加熱する際に、浴槽水との間での熱交換がないので熱効率が高まる。
【0032】
上記構成において、循環ポンプと濾過器との間には、五方弁などからなる主流路切換弁を設け、同主流路切換弁と前記バイパス流路切換弁との協働により、適宜流路を切り換えて、通常の濾過運転の他、熱殺菌運転、逆洗運転、洗浄運転を行なえるようにすることができる。そして、逆洗運転を行う場合は、逆洗運転後に洗浄運転を行うように制御するとよい。なお、主流路切換弁は、浴湯を系外に排出する排出流路への流路切換を可能としておく。
【0033】
すなわち、逆洗運転して濾過器内の濾過材を洗浄してその汚れを系外に流し、さらに、洗浄運転により、浴湯循環流路内に付着したりする菌や汚れを系外に排出するものである。かかる制御により、濾過器内に菌の死骸等が堆積することがないので、循環ポンプの能力が低下することがなく、浴湯の循環濾過を円滑に行わせることができる。
【0034】
ところで、バイパス流路としては、前述してきたように、濾過器及びヒータの下流側から浴湯吐出口に向かう流路と、浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路との間に設けるのではなく、前記主流路切換弁から伸延する排出流路と、浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路との間に設けることもできる。
【0035】
かかる構成としても、先の実施形態と同等な効果を得ることができる。
【0036】
なお、浴湯を加熱する前記ヒータの取付け場所を濾過器の底部として説明したが、殺菌流路中にあれば特に限定するものではない。
【0037】
また、ヒータをパイプヒータなどで構成し、流路切換弁の上流側に取付けることもでき、この場合、循環する浴湯を効率良く加熱することが可能となるとともに、流路切換弁が誤動作して浴湯が直接浴槽へ還流することがあっても、ヒータの空焚きなどのおそれがなく安全である。
【0038】
さらに、本浴湯循環濾過装置に用いるフィルタ部は、以下の構成とすることができる。
【0039】
すなわち、底部に浴湯流入口を設けるとともに、上部側壁に浴湯流出口を設けた筒状外ケースと、同筒状外ケース内に嵌入して、前記浴湯流入口と浴湯流出口とを遮断するとともに、前記浴湯流入口から流入した浴湯を内部に導入する浴湯導入口を上部周壁に形成した筒状内ケースと、同筒状内ケース内に配設され、メッシュを周設するとともに、前記筒状外ケースの浴湯流出口と連通する筒状フィルタ本体とを具備する構成とするものである。
【0040】
また、上記筒状内ケースに形成した浴湯導入口を、位置をずらして二ヶ所形成し、導入した浴湯を旋回させながらメッシュを通過させるようにすれば、洗い効果が生起され、メッシュ面に生物膜などが生成されることもなく、衛生状態を良好に保つことができるとともに、メッシュの目詰まりが防止できるので、フィルタ部を洗浄する回数を大幅に減少させることができる。しかも、清掃する場合、筒状外ケース、筒状内側ケース、筒状フィルタ本体とに簡単に分解することができ、かつ組立も容易であり、手間がかからないのでメンテナンスがきわめて楽になる。
【0041】
さらに、上記メッシュは、筒状フィルタ本体の上端から一定間隔をあけた位置から周設することが好ましい。
【0042】
すなわち、筒状内ケースの浴湯導入口から流入した浴湯が、筒状フィルタ本体の上端近傍から即座に内部に流入し、そのまま筒状外ケースの上部側壁に設けた浴湯流出口から抜けることを防止して、縦長のメッシュ全体を旋回流で効率的に洗浄させることができるからである。
【0043】
【実施例】
以下、この発明の第1実施例を図面に基づき説明する。
【0044】
(第1実施例)
図1は本実施例に係る浴湯循環濾過装置Aの使用状態を示す説明図、図2は同浴湯循環濾過装置Aの模式的な説明図である。
【0045】
図1に示すように、本浴湯循環濾過装置Aは、浴室B内に設けた浴槽Cの縁部C1のコーナー部分に載置できるように、装置本体1を平面視で略三角形形状としたコンパクトな構成としている。そして、装置本体1の内部には、図2に示すように、循環ポンプP、濾過器Q、ヒータH、紫外線殺菌装置Sなどの各装置を収納配設するとともに、各装置類を制御する制御装置(図示せず)が具備されている。
【0046】
また、装置本体1の下部から、浴湯吸込パイプ2及び浴湯吐出パイプ3を浴槽Cの内部へ伸延させており、浴湯吸込パイプ2の先端に開口した浴湯吸込口20の下流側には、内部にフィルターを収納したボックス状のヘヤキャッチャFをフィルタ部として取り付け、さらに、浴湯吐出パイプ3の先端には浴湯吐出口30を開口している。
【0047】
なお、図1中、11は装置本体1から伸延させるとともに、その先端開口を、浴室Bの洗い場B1に設けた排出口B2に臨ませた排水パイプであり、浴湯を系外に排出する排出流路を形成している。12は前記制御装置と電気的に接続して、浴湯循環濾過装置Aの起動・停止、その他の操作を行うスイッチ類を配した操作パネルであり、装置本体1の前面に設けられている。また、15は前記浴湯吐出パイプ3を浴槽Cの内壁に固定するための吸盤であり、同吸盤15は、ヘヤキャッチャFの裏面にも配設されている。
【0048】
また、本実施例では、前記浴湯吐出口30を空気取込パイプ31と連通連結した噴出ノズルにより構成し、気泡混じりの浴湯を噴出可能としているが、浴湯のみを噴出する形態であっても構わない。
【0049】
図2に示すように、前記循環ポンプP、濾過器Q、紫外線殺菌装置Sは互いに連結パイプで連通連結されて浴湯流路10を形成しており、同浴湯流路10の始端10a と終端10b に、前記浴湯吸込パイプ2と浴湯吐出パイプ3の基端をそれぞれ連通連結して浴湯循環流路Rを形成し、浴槽C内の浴湯を循環させながら濾過可能としている。
【0050】
なお、浴湯循環流路Rにおいて、本実施の形態では、循環ポンプPの直上流側に浴湯温度センサEを取付けて浴湯温度を検出可能とし、循環ポンプPの直下流側にフロースイッチ4を取付けて浴湯の循環を検出可能としている。
【0051】
濾過器Q内に収納する濾過材Q1は、種々の素材のものを利用することができるが、本実施例では、下方から珪石、麦飯石、活性炭を積層したものとし、しかも、最上層に配設した活性炭は細粒炭を使用して濾過性能を向上させている。なお、Q2は循環濾過する浴湯が濾過器Q内に均一に浸透するように設けた散水ノズル、Q3は先端を浴湯流路10に連通連結した濾過器Qの空気抜きホースであって、濾過運転時に濾過器Q内に浴湯が充満すると、内部の空気を空気抜きホースQ3から浴槽C内に排出するようにしたものである。
【0052】
また、本実施例では、前記ヒータHを前記濾過器Qの下部に取付け、濾過器Qの内部に流入した浴湯を加温可能としている。
【0053】
さらに、浴湯循環濾過装置Aは、図2に示すように、前記循環ポンプPと濾過器Qとを連通連結する浴湯流路10の中途に、装置本体1の外部に浴湯を排水可能な電動式の五方弁Vを主流路切換弁として配設しており、浴湯の流れる方向を適宜切換えて濾過運転、逆洗運転、洗浄運転を行えるようにしている。
【0054】
図2において、V1,V2,V3,V4 は五方弁Vの第1〜第4連通口、V5は同五方弁Vの流入口であり、循環ポンプPの吐出側とフロースイッチ4を介して連通連結している。また、第1連通口V1と紫外線殺菌装置Sとを連通連結し、同紫外線殺菌装置Sと濾過器Qとを連通連結するとともに、同濾過器Qと五方弁Vの第2連通口V2とを連通連結し、さらに、第3連通口V3と浴湯吐出パイプ3とを連通連結するとともに、五方弁Vの第4連通口V4に前記排水パイプ11を連通連結している。
【0055】
上記構成の浴湯循環濾過装置Aにおいて、本発明の特徴となるのは、前記浴湯循環流路Rの往路側をなす循環ポンプPの上流側に設けたフィルタ部としてのヘヤキャッチャFと前記浴湯吸入口20との間をなす流路21と、前記濾過器Q及びヒータHの下流側をなす流路32とをバイパス流路R1で連通して、ヘヤキャッチャFと、循環ポンプPと、濾過器Qと、ヒータHとを含む殺菌流路RCを形成し、浴湯を、同殺菌流路RC内で循環させながら一定温度以上に加熱して、殺菌流路RC内を熱殺菌可能としたことにある。
【0056】
本実施例では、装置本体1内において、濾過器Q及びヒータHの下流側をなし、浴湯吐出口30に連通する流路32の中途にバイパス流路切換弁として電動式の三方弁Dを配設している。
【0057】
したがって、本実施例に係る浴湯循環濾過装置Aは、浴湯を浴湯循環流路R中に循環させながら五方弁Vの流路を切換えるて濾過運転、逆洗運転、洗浄運転を行えるとともに、前記三方弁Dを切換えることによって、浴湯を殺菌流路RC内のみで循環可能とし、循環させながらヒータHによって60〜80℃に加熱して殺菌流路RC内を熱殺菌する熱殺菌運転が可能となっている。
【0058】
すなわち、レジオネラ属菌などの繁殖しやすい濾過器Qのみならず、本発明では、雑菌の繁殖しやすいヘヤキャッチャFまでを確実に熱殺菌することができる。
【0059】
図2において、D1,D2,D3は三方弁Dの第1〜第3ポートであり、第1ポートD1と浴湯吐出パイプ3を連通連結するとともに、第2ポートD2と五方弁Vの第3連通口V3とを連通連結し、さらに、第3ポートD3とバイパス流路R1とを連通連結している。
【0060】
上記熱殺菌運転は、マイクロコンピュータからなる制御装置に予め組まれたプログラムに従って、一日に一回行うようにしている。たとえば、入浴することの殆どない時間帯に設定するなど、熱殺菌運転の開始時刻などは適宜設定可能である。また、前記操作パネル12に設けた殺菌運転スイッチ(図示せず)の操作で随時行うこともできる。
【0061】
図3(a) 〜(d) に、濾過運転、熱殺菌運転、逆洗運転、洗浄運転時の浴湯の流れを示しており、これらを参照しながら、本実施の形態に係る浴湯循環濾過装置Aの運転状態について説明する。
【0062】
浴湯循環濾過装置Aは、通常は濾過運転を行っており、その場合、図3(a)に示すように、浴湯は、浴湯吸込口20→ヘヤキャッチャF→循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第3連通口V3)→三方弁D(第2ポートD2→第1ポートD1)→浴湯吐出口30と循環する。
【0063】
このときに、浴湯の温度は、制御装置に接続した前記浴湯温度センサEにより監視されており、設定温度以下であれば、制御装置よりヒータHへの通電信号が出力されて加温し、浴湯は常時設定温度に保たれる。
【0064】
所定時刻になると、熱殺菌運転が開始されるが、このとき、制御装置は三方弁Dに流路切換信号を出力して浴湯を装置本体1内の殺菌流路RCで循環させるとともにヒータHへ温度上昇信号を出力し、浴湯温度を60〜80℃に上昇させ、かつ、この温度を10分間保つよう制御する。
【0065】
すなわち、浴湯は、図3(b)に示すように、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第3連通口V3)→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1ヘヤキャッチャF→循環ポンプPという殺菌流路RC内のみで循環している。
【0066】
このときに、ヒータHを濾過器Qの下部に設けているので、濾過材Q1中に増殖しやすい雑菌に対して熱殺菌が有効に行える。
【0067】
特に、肺炎を引き起こすことで問題となるレジオネラ属菌は60℃で5分間加熱すると死滅することが知られているので本発明によれば確実に死滅させることができる。
【0068】
さらに、ヘヤキャッチャFまでも60〜80℃の高温湯が循環するので、ヘヤキャッチャF内に増殖しやすい抗酸菌類の殺菌も行なえ、入浴者は感染のおそれのない衛生的な入浴が行なえる。
【0069】
熱殺菌運転が終了すると、制御装置は、ヒータHへの温度上昇信号出力を停止し、浴湯をしばらく循環させ、浴槽Cの浴湯内に浸かっているヘヤキャッチャFを介して浴槽C内の浴湯との間で熱交換させることで温度を速やかに低下させるとともに、三方弁Dに流路切換信号を出力して図3(a)に示した濾過運転の流路に復帰させる。
【0070】
そして、所定時間、浴湯を浴湯循環流路Rで循環させて、ある程度(たとえば60度程度)まで温度低下した浴湯を浴槽C内に還流させ、浴槽C内の浴湯と混合することにより、浴槽C内の浴湯温度までさらに温度を低下させる。このときに、三方弁Dを流量可変型として、浴槽C内への吐出量を小さくすることにより、人が高温湯に誤って触れてしまうおそれを可及的に防止することができる。
【0071】
このように、本実施例では、熱殺菌した後の浴湯を系外に排出することなく、浴槽Cに還流させるようにしているので、殺菌流路RC中の浴湯温度を上昇させた熱を浴槽C中の浴湯に回収することができ、エネルギーロスが少ない。
【0072】
次に、逆洗運転について説明する。
【0073】
逆洗運転についても1 日に一回行なうように制御しており、その開始タイミングは熱殺菌運転同様に適宜定められる。
【0074】
逆洗運転の開始は、制御装置が五方弁Vに流路切換信号を出力して流路を切換えさせ、図3(c)に示すように、浴湯を、浴湯吸込口20→ヘヤキャッチャF→循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第2連通口V2)→濾過器Q→紫外線殺菌装置S→五方弁V(第1連通口V1→第4連通口V4)→排水パイプ11と流し、洗い場B1の排出口B2から排出する。
【0075】
かかる逆洗運転は略45秒程度行うように制御されており、逆洗運転が終了すると、制御装置は、さらに五方弁Vに流路切換信号を出力して流路を切換え、続いて洗浄運転を開始する。
【0076】
洗浄運転は約15秒程度行われるもので、図3(d)に示すように、浴湯は、浴湯吸込口20→ヘヤキャッチャF→循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第4連通口V4)→排水パイプ11と流れ、逆洗時に浴湯循環流路R内に付着した汚れや雑菌の死骸等を洗い流し、前記排出口B2から排出する。
【0077】
かかる洗浄運転が終了すると、制御装置は、五方弁Vに復帰信号を出力して通常濾過運転の流路に切換えさせ、通常の濾過運転を再び開始する。
【0078】
ところで、逆洗運転、洗浄運転は、操作パネル12のスイッチ操作により随時行うこともできるが、本実施例のように、逆洗運転と洗浄運転を常にセットで行うようにすることが好ましい。
【0079】
また、熱殺菌運転後、直ちに逆洗運転してもよいが、特にこの場合は、排水パイプ11(図1参照)については排出口B2に臨ませるのではなく、排水口B2の下手側の排水管に直接接続するようにして、熱湯が洗い場B1に直接流れないようにすることが好ましい。
【0080】
図4に本実施例の変形例を示す。
【0081】
これは、バイパス流路R1を、前記五方弁Vから伸延する排水パイプ11と、浴湯吸入口20とヘヤキャッチャFとの間をなす流路21との間に設けたものであり、排水パイプ11の中途に三方弁Dを取付け、同三方弁Dの第3ポートD3をバイパス流路R1の一端に接続している。D1、D2は三方弁Dの第1、第2ポートであり、それぞれ排水パイプ11と連通している。かかる構成においても、やはり殺菌流路RCが形成されることになる。
【0082】
本変形例における熱殺菌運転の際の殺菌流路RCでの浴湯の流れは、図4に示すように、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第4連通口V4)→排水パイプ11→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1→ヘヤキャッチャF→循環ポンプPと循環するもので、循環しながら浴湯はヒータHで加熱されて殺菌流路RC内を熱殺菌することができる。
【0083】
したがって、本変形例の構成であっても、先の実施例と同様に、濾過器QおよびヘヤキャッチャFを十分に熱殺菌できるという効果を得られる。
【0084】
図5(a)、(b) 、(c) に、この変形例における濾過運転、逆洗運転、洗浄運転それぞれの浴湯の流れを示す。先の実施例では、浴湯は、逆洗運転、洗浄運転の場合には三方弁Dを通ることがなく、何ら機能させる必要がなかったが、ここでは、濾過運転のときに三方弁Dが機能しない点において異なっている。しかし、各運転機能は先に説明した通りであり、ここでの説明は省略する。
【0085】
(第2実施例)
次に、他の実施例として、図6に示したものを説明する。
【0086】
これは、上記したバイパス流路R1と、ヘヤキャッチャFの下流側と循環ポンプPとの間をなす流路22とを、第2の流路切換弁を介して第2バイパス流路R2で連通したもので、第2の流路切換弁としては電動式の第2三方弁dを用いている。同第2三方弁dの第1ポートd1を第2バイパス流路R2に連通して流路22に連通連結し、第2ポートd2、第3ポートd3は、それぞれバイパス流路R1に連通している。
【0087】
かかる構成によって、浴湯が所定温度に上昇するまではヘヤキャッチャFをバイパスさせることができる。
【0088】
すなわち、かかる構成において熱殺菌運転を行なう場合、三方弁D及び第2三方弁dを駆動して、殺菌流路RCを図7(a)に示すよう形成し、浴湯を、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第3連通口V3)→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1→第2三方弁d(第2ポートd2→第1ポートd1)→第2バイパス流路R2→循環ポンプPというように循環させ、浴湯がヘヤキャッチャFをバイパスするようにしている。
【0089】
かかる構成とすれば、熱殺菌運転の開始初期は、循環する浴湯が浴槽C内を通過することがなく、循環する浴湯と浴槽C内の浴湯との間で熱交換がなされないので、熱効率が向上し、殺菌流路RC内の浴湯温度を所定温度(60〜80℃)まで短時間で上昇させることができる。
【0090】
そして、所定温度に達したときに、第2三方弁dによって流路を切換え(第1ポートd1を閉じて第3ポートd3を開く)、殺菌流路RCを図7(b)のように形成して、浴湯を、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第3連通口V3)→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1→第2三方弁d(第2ポートd2→第3ポートd3)→バイパス流路R1→ヘヤキャッチャF→循環ポンプPというように流して、高温の浴湯でヘヤキャッチャFを十分に熱殺菌できるようにしている。
【0091】
このように、本実施例においては、熱殺菌するための高温湯を短時間で得ることができるので、熱殺菌運転に要する時間も短縮でき、運転効率が向上する。
【0092】
なお、本実施例における濾過運転、逆洗運転、洗浄運転の際の各浴湯の流れを図8(a),(b),(c)に示す。
【0093】
図9に第2実施例の変形例を示す。
【0094】
これは、上記したバイパス流路R1を、前記五方弁Vから伸延する排水パイプ11と、浴湯吸入口20とヘヤキャッチャFとの間をなす流路21との間に設けたものであり、このバイパス流路R1と、ヘヤキャッチャFの下流側と循環ポンプPとの間をなす流路22とを、第2の流路切換弁である第2三方弁dを介して第2バイパス流路R2で連通したものである。そして、同第2三方弁dの第1ポートd1を第2バイパス流路R2に連通して流路22に連通連結し、第2ポートd2、第3ポートd3は、それぞれバイパス流路R1に連通している。
【0095】
かかる構成によっても、浴湯が所定温度に上昇するまではヘヤキャッチャFをバイパスさせることができる。
【0096】
すなわち、本変形例における熱殺菌運転の際の殺菌流路RCでの浴湯の流れは、図10(a) に示すように、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第4連通口V4)→排水流路11→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1→第2三方弁d(第2ポートd2→第1ポートd1)→第2バイパス流路R2→循環ポンプPと循環するもので、浴湯はヘヤキャッチャFをバイパスする。
【0097】
したがって、本変形例でも熱殺菌運転の開始初期は、循環する浴湯が浴槽C内を通過することがなく、循環する浴湯と浴槽C内の浴湯との間で熱交換がなされないので、熱効率が向上し、殺菌流路RC内の浴湯温度を所定温度(60〜80℃)まで短時間で上昇させることができる。
【0098】
そして、所定温度に達したときに、ここでも、図10(b) に示すように、第2三方弁dによって流路を切換え(第1ポートd1を閉じて第3ポートd3を開く)、浴湯を、循環ポンプP→五方弁V(流入口V5→第1連通口V1)→紫外線殺菌装置S→濾過器Q→五方弁V(第2連通口V2→第3連通口V3)→三方弁D(第2ポートD2→第3ポートD3)→バイパス流路R1→第2三方弁d(第2ポートd2→第3ポートd3)→バイパス流路R1→ヘヤキャッチャF→循環ポンプPというように流して、高温の浴湯でヘヤキャッチャFを十分に熱殺菌することができる。
【0099】
(第3実施例)
次に、第3実施例に係る浴湯循環濾過装置Aについて説明する。
【0100】
これは、浴湯循環流路Rの基本構成は第1実施例と実質的に同じであるが、図11に示すように、第1実施例では浴槽C内に配設していたヘヤキャッチャFを装置本体1内に収納配設したものである。
【0101】
すなわち、ヘヤキャッチャFが浴槽C内に配設されている場合、熱殺菌時には60〜80℃の高温湯が浴槽C内を通過することになる。熱殺菌運転は入浴者がいない場合に行なうことが前提とはいえ、より安全性を高めるために、ヘヤキャッチャFを装置本体1内に収納配設し、熱殺菌時に高温湯が浴槽C内を通過しないようにしたものである。
【0102】
しかも、かかる構成とすれば、第2実施例のように、第2バイパス流路R2や第2三方弁dなどを設けなくても、殺菌流路RC内の浴湯を加熱する際に、殺菌流路RC内の浴湯と浴槽C中の浴湯との間で熱交換させなくてすみ、熱効率を高めることができる。
【0103】
また、図12に示ように、ここでも、バイパス流路R1を、前記五方弁Vから伸延する排水パイプ11と、浴湯吸入口20とヘヤキャッチャFとの間をなす流路21との間に設けるような変形が可能である。
【0104】
なお、本実施例における浴湯の流れは第1実施例と同じであるが、熱殺菌運転終了後に、浴湯を浴湯循環流路内で循環させて高温浴湯と浴槽内浴湯とで熱交換する熱交換運転を行えるように三方弁Dを制御し、熱殺菌時の流量が、少なくとも、濾過運転時の流量の半分よりも少量であって、かつ、熱交換運転時の流量が熱殺菌時の流量よりも少量となるように流量を制御している。
【0105】
より具体的に説明すれば、通常の濾過運転などにおける循環流量を13リットル毎分(L/ min) として、約30分の殺菌運転中は、循環ポンプPの回転を制御して循環流量を5.6 L/ minとし、さらに、その後の熱交換運転時には、循環流量を0.5 L/ minとするものである。なお、熱交換運転時の流量は、浴湯の温度が45℃となるまで維持するようにしている。
【0106】
また、このときの温度検出は、図11に示すように、循環ポンプPの下流側である吐出側の流路に設けたサーミスタTにより検出するようにしている。
【0107】
ところで、5.6 L/ minという流量は、高温水であってもキャビテーションが起こらない程度の流量であり、0.5 L/ minという流量は、浴槽内に開口した浴湯吐出口30に、人が5cm程度の距離まで近づいても熱さを感じない程度の流量としたもので、いずれも実験的に決定されている。
【0108】
上記した構成とすれば、熱殺菌に使われた熱量を回収して熱エネルギーの有効利用が可能となるので、熱のロスがなく効率的となって省エネルギー化が図れ、節電効果も大きいものとなる。
【0109】
しかも、たとえ殺菌運転中や殺菌運転終了直後に浴槽内に入浴者が入っても、浴湯吐出口30から流出する熱湯は、浴槽内の湯と混ざれば火傷するようなことのない程度に少量に絞られているので極めて安全である。
【0110】
そして、この場合においても、濾過器Qのみならず、ヘヤキャッチャFを確実に熱殺菌することができ、より衛生的な入浴が可能となる。
【0111】
ここで、本実施例において好適に使用されるヘヤキャッチャFの構成について説明する。
【0112】
本実施例におけるヘヤキャッチャFは、図13〜図15に示すように、底部に浴湯流入口50を設け、かつ、上部側壁に浴湯流出口51を設けた筒状外ケース5と、同筒状外ケース5内に嵌入して、前記浴湯流入口50と浴湯流出口51とを遮断するとともに、前記浴湯流入口50から流入した浴湯を内部に導入する浴湯導入口60を上部周壁に形成した筒状内ケース6と、同筒状内ケース6内に配設され、メッシュ70を周設するとともに、前記筒状外ケース5の浴湯流出口51と内部で連通する筒状フィルタ本体7とを具備する構成としている。
【0113】
また、図13に示すように、筒状外ケース5には、Xリングからなるシール材80を介して蓋体8を嵌着可能としており、しかも、同蓋体8と前記筒状フィルタ本体7及び筒状内ケース6とを係合連結して、蓋体8と一緒に筒状フィルタ本体7及び筒状内ケース6を筒状外ケース5から抜き差し可能としている。
【0114】
すなわち、筒状内ケース6の上端近傍に、外側に嵌合用フランジ61を形成するとともに、内側には、筒状フィルタ本体7の上端に形成したフランジ部71を係止させるフィルタ係止部62を設け、さらに、上端周壁部に係合用切欠部63を設けて、同係合用切欠部63に蓋体8の下端周壁に突設した係合突起81を係合させている。なお、図13、図14中、52は筒状外ケース5の周壁に設けた取付部、82は蓋体8の下端近傍に形成され、筒状フィルタ本体7の内部と筒状外ケース5の浴湯流出口51とを連通(矢印f1参照)する開口、83は蓋体8の周壁に設けた係止用突起、53は同係止用突起83に対応する切欠部であり、筒状外ケース5の係止用フランジ5aから上端部周壁5b(図3参照)にかけて設けている。
【0115】
また、上記筒状内ケース6に形成した浴湯導入口60は、図15に示すように位置をずらして二ヶ所形成されており、しかも、両浴湯導入口60の一端縁にはそれぞれ案内片65を接線方向に伸延し、先端を筒状外ケース5に当接させるようにしている。
【0116】
かかる構成により、図14において矢印fで示すように、浴湯導入口60から導入した浴湯を、旋回させながら筒状フィルタ本体7のメッシュ70を通過させることができる。
【0117】
そして、この旋回流によって、洗い効果が生起され、メッシュ70面に生物膜などが生成されることがなくなり、衛生状態を良好に保つことができるとともに、メッシュ70の目詰まりを可及的に防止でき、ヘヤキャッチャFの洗浄回数を大幅に減少させることができる。
【0118】
しかも、清掃する場合は、上記したように、筒状外ケース5、筒状内ケース6、筒状フィルタ本体7とに簡単に分解することができ、かつ組立も容易となっているので、手間がかからずメンテナンスがきわめて楽になる。
【0119】
さらに、上記メッシュ70は、筒状フィルタ本体7の上端から一定間隔Lだけあけた位置から周設することが好ましい。すなわち、筒状内ケース6の浴湯導入口60から流入した浴湯が、筒状フィルタ本体7の上端近傍から即座に内部に流入し、そのまま筒状外ケース5の上部側壁に設けた浴湯流出口51から抜けることを防止して、縦長のメッシュ70全体を旋回流で効率的に洗浄させることができるからである。
【0120】
このように、本ヘヤキャッチャFを用いれば、フィルタ部としての内部全体を確実に熱殺菌することができ、雑菌の繁殖しやすいヘヤキャッチャFを清潔に保つことができるとともに、要部となるメッシュ70の洗い効果を生起させることができるので、ヘヤキャッチャFの清掃などのメンテナンスインターバルを著しく延長することができ、なおかつ、清掃も容易に行える。
【0121】
なお、ヘヤキャッチャFを装置本体1内に収納する場合は、ヘヤキャッチャFのメンテナンスを容易にするために、装置本体1の外部から簡単に着脱可能にするとともに、漏水などを確実に防止できる構成とすることが好ましい。
【0122】
【発明の効果】
請求項1に係る本発明では、浴槽内に開口した浴湯吸入口と浴湯吐出口とを、循環ポンプを介して連通連結して浴湯循環流路を形成するとともに、前記循環ポンプ、及び同ポンプの下流側に配設した濾過器とヒータとを、浴槽の近傍に設置可能とした装置本体内に収納した浴湯循環濾過装置において、前記浴湯循環流路の往路側をなす循環ポンプの上流側にフィルタ部を設けるとともに、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、前記濾過器及びヒータの下流側をなす流路とをバイパス流路で連通して、フィルタ部と、循環ポンプと、濾過器と、ヒータとを含む殺菌流路を形成し、浴湯を、同殺菌流路内で循環させながら一定温度以上に加熱して、殺菌流路内を熱殺菌可能としたことにより、殺菌流路内において増殖したレジオネラ属菌等を完全に熱殺菌することができる。特に、従来考慮されていなかったフィルタ部の殺菌も確実に行なえる。また、上記循環ポンプと濾過器との間に主流路切換弁を設け、同主流路切換弁とバイパス流路切換弁との協働により、適宜流路を切り換えて濾過運転、熱殺菌運転、逆洗運転、洗浄運転を行なえるようにしたことにより、各運転を組み合わせて死滅した菌や汚れを系外に排出したり、系内の浄化が可能となる。さらに、上記バイパス流路を、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、主流路切換弁と連通連結した排出流路との間に設けることができ、かかる構成によっても上記効果と同等な効果を奏する。
【0123】
請求項2に係る本発明では、上記濾過器及びヒータの下流側をなす流路とバイパス流路との分岐部に、バイパス流路切換弁を配設して殺菌流路を形成したことにより、簡単な構成で浴湯循環流路と殺菌流路とを選択的に切換えることができる。
【0124】
請求項3に係る本発明では、浴湯を浴湯循環流路内で循環させる濾過運転と、浴湯を殺菌流路内で循環させながら加熱する熱殺菌運転と、同熱殺菌運転終了後に、浴湯を浴湯循環流路内で循環させて高温浴湯と浴槽内浴湯とで熱交換する熱交換運転とを行えるようにバイパス流路切換弁を制御し、しかも、熱殺菌時の流量が、少なくとも、濾過運転時の流量の半分よりも少量であって、かつ、熱交換運転時の流量が、熱殺菌時の流量よりも少量となるように流量を制御したことにより、熱殺菌運転における熱量の回収が可能となって、熱のロスが少なくなり、省エネが図れ、しかも、浴槽内に流出する高温湯の流量を大きく絞ることができるので入浴者が火傷したりするおそれもなく安全となる。
【0125】
請求項4に係る本発明では、上記バイパス流路と、フィルタ部下流側と循環ポンプとの間をなす流路とを、第2バイパス流路で連通し、浴湯が所定温度に上昇するまではフィルタ部をバイパスさせるようにしたことにより、殺菌流路中の浴湯を加熱する際に、この浴湯と浴槽内の浴湯との間で熱交換がなされず、熱効率が高まって短時間の加熱で所定温度の浴湯を得ることができ、熱殺菌運転の立ち上がりを早めることができる。
【0126】
請求項5に係る本発明では、上記フィルタ部を装置本体内に収納配設したことにより、熱殺菌時に高温湯が浴槽内を通過することがなく、より安全性が高まるとともに、この場合も短時間の加熱で所定温度の浴湯を得ることができるので熱殺菌運転の立ち上がりを早めることができる。
【0129】
請求項6に係る本発明では、フィルタ部は、底部に浴湯流入口を設けるとともに、上部側壁に浴湯流出口を設けた筒状外ケースと、同筒状外ケース内に嵌入して、前記浴湯流入口と浴湯流出口とを遮断するとともに、前記浴湯流入口から流入した浴湯を内部に導入する浴湯導入口を上部周壁に形成した筒状内ケースと、同筒状内ケース内に配設され、メッシュを周設するとともに、前記筒状外ケースの浴湯流出口と連通する筒状フィルタ本体とを具備することとしたので、フィルタ部を確実に熱殺菌することができるとともに、洗い効果も生起させることができるので、フィルタ部の清掃などのメンテナンス期間を著しく延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る浴湯循環濾過装置の使用状態を示す説明図である。
【図2】 同浴湯循環濾過装置の模式的な説明図である。
【図3】 同浴湯循環濾過装置の各運転時における浴湯の流れを示す説明図である。
【図4】 同浴湯循環濾過装置の変形例を示す模式的説明図である。
【図5】 同変形例の各運転時における浴湯の流れを示す説明図である。
【図6】 第2実施例に係る浴湯循環濾過装置の模式的な説明図である。
【図7】 同浴湯循環濾過装置の熱殺菌運転時における浴湯の流れを示す説明図である。
【図8】 同浴湯循環濾過装置の各運転時における浴湯の流れを示す説明図である。
【図9】 同浴湯循環濾過装置の変形例を示す模式的説明図である。
【図10】 同変形例の熱殺菌運転時における浴湯の流れを示す説明図である。
【図11】 第3実施例に係る浴湯循環濾過装置の模式的な説明図である。
【図12】 同浴湯循環濾過装置の変形例を示す模式的な説明図である。
【図13】 ヘヤキャッチャの正面図である。
【図14】 同ヘヤキャッチャの断面視による説明図である。
【図15】 図14のI−I線における端面図である。
【符号の説明】
A 浴湯循環濾過装置
C 浴槽
D 三方弁(バイパス流路切換弁)
F ヘヤキャッチャ(フィルタ部)
H ヒータ
P 循環ポンプ
R 浴湯循環流路
R1 バイパス流路
R2 第2バイパス流路
RC 殺菌流路
Q 濾過器
V 五方弁(主流路切換弁)
d 第2三方弁(第2バイパス流路切換弁)
1 装置本体
11 排水パイプ(排出流路)
20 浴湯吸入口
21 浴湯吸入口とフィルタ部との間をなす流路
30 浴湯吐出口
Claims (6)
- 浴槽内に開口した浴湯吸入口と浴湯吐出口とを、循環ポンプを介して連通連結して浴湯循環流路を形成するとともに、前記循環ポンプ、及び同ポンプの下流側に配設した濾過器とヒータとを、浴槽の近傍に設置可能とした装置本体内に収納した浴湯循環濾過装置において、
前記浴湯循環流路の往路側をなす循環ポンプの上流側にフィルタ部を設けるとともに、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、前記濾過器及びヒータの下流側をなす流路とをバイパス流路で連通して、フィルタ部と、循環ポンプと、濾過器と、ヒータとを含む殺菌流路を形成し、浴湯を、同殺菌流路内で循環させながら一定温度以上に加熱して、殺菌流路内を熱殺菌可能とし、
また、循環ポンプと濾過器との間に主流路切換弁を設け、同主流路切換弁とバイパス流路切換弁との協働により、適宜流路を切り換えて濾過運転、熱殺菌運転、熱交換運転、逆洗運転、洗浄運転を行なえるようにし
さらに、バイパス流路を、前記浴湯吸入口と同フィルタ部との間をなす流路と、主流路切換弁と連通連結した排出流路との間に設けたことを特徴とする浴湯循環濾過装置。 - 濾過器及びヒータの下流側をなす流路とバイパス流路との分岐部に、バイパス流路切換弁を配設して殺菌流路を形成したことを特徴とする請求項1記載の浴湯循環濾過装置。
- 浴湯を浴湯循環流路内で循環させる濾過運転と、浴湯を殺菌流路内で循環させながら加熱する熱殺菌運転と、同熱殺菌運転終了後に、浴湯を浴湯循環流路内で循環させて高温浴湯と浴槽内浴湯とで熱交換する熱交換運転とを行えるようにバイパス流路切換弁を制御し、しかも、熱殺菌時の流量が、少なくとも、濾過運転時の流量の半分よりも少量であって、かつ、熱交換運転時の流量が、熱殺菌時の流量よりも少量となるように流量を制御したことを特徴とする請求項2記載の浴湯循環濾過装置。
- バイパス流路と、フィルタ部下流側と循環ポンプとの間をなす流路とを、第2バイパス流路で連通し、浴湯が所定温度に上昇するまではフィルタ部をバイパスさせるようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の浴湯循環濾過装置。
- フィルタ部を装置本体内に収納配設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴湯循環濾過装置。
- フィルタ部は、底部に浴湯流入口を設けるとともに、上部側壁に浴湯流出口を設けた筒状外ケースと、同筒状外ケース内に嵌入して、前記浴湯流入口と浴湯流出口とを遮断するとともに、前記浴湯流入口から流入した浴湯を内部に導入する浴湯導入口を上部周壁に形成した筒状内ケースと、同筒状内ケース内に配設され、メッシュを周設するとともに、前記筒状外ケースの浴湯流出口と連通する筒状フィルタ本体とを具備することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴湯循環濾過装置。
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