JP4138766B2 - モジュラジャック - Google Patents
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Description
例えば特許文献1に記載の従来技術では、モジュラプラグを挿入するプラグ挿入口に、開口面に沿う一方向にスライド可能な、第1扉体と第2扉体とを備えたモジュラジャックが提案されている。
また特許文献2に記載の従来技術では、内側への跳ね上げ式の蓋をプラグ挿入口に設けた配線接続装置が提案されている。
また特許文献3に記載の従来技術では、1枚の平板状に形成されたシャッタ部材を、プラグ挿入口に配置して、シャッタ部材の開口面に沿った方向に移動させるモジュラジャックが提案されている。
また特許文献4に記載の従来技術では、プラグ挿入口の手前に開く扉を設けたパッチパネルが提案されている。
また特許文献5に記載の従来技術では、シャッタ部材は湾曲可能であり、プラグ挿入口のシャッタ部材を開口面に沿った方向に移動させると、シャッタ部材は開口面の方向とは異なる方向の収納部に収容されるコネクタが提案されている。
また特許文献6に記載の従来技術では、モジュラジャックの側面にて、回動動作するシャッタの支点を支える構造を有する、モジュラジャックのカバー構造が提案されている。
また特許文献7に記載の従来技術では、光通信用レセプタクルであって、コネクタを挿入したときに倒れ、コネクタを抜いたときに起立するシャッタを内壁部に設けた光通信用レセプタクルが提案されている。
特許文献2に記載の従来技術は、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズは小さくすることは可能であるが、モジュラプラグを抜いた場合、跳ね上げ式の蓋を元の位置に戻すには自重で戻すため、設置の際の上下方向等が制限される。
特許文献3に記載の従来技術は、特許文献1と同様に、片方の手でシャッタ部材を開口させ、もう片方の手でモジュラプラグを挿入しなければならず、モジュラプラグを挿入する作業に手間がかかり、作業性が悪い。またシャッタが1枚板であるため、シャッタのスライド方向のスペースが必要であるとともに、シャッタの左右に復帰ばねを配置しているため、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズが非常に大きく、スペースが小さい場所には設置が困難である。
特許文献4に記載の従来技術は、プラグ挿入口に設けた扉が手前に開いてプラグ挿入口の下方に垂れ下がるため、垂れ下がる扉のスペースが必要であり、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズが大きく、スペースが小さい場所には設置が困難である。
特許文献5に記載の従来技術は、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズを小さくすることは可能であるが、特許文献1と同様に、片方の手でシャッタ部材を開口させ、もう片方の手でモジュラプラグを挿入しなければならず、モジュラプラグを挿入する作業に手間がかかり、作業性が悪い。
特許文献6に記載の従来技術は、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズを小さくすることは可能であるが、特許文献1と同様に、片方の手でシャッタ部材を開口させ、もう片方の手でモジュラプラグを挿入しなければならず、モジュラプラグを挿入する作業に手間がかかり、作業性が悪い。
特許文献7に記載の従来技術は、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズを小さくすることは可能であるが、合成樹脂にてハウジングとシャッタとを一体成形し、コネクタ挿入時には合成樹脂の弾性力を利用してシャッタを倒し、コネクタ抜き取り時には合成樹脂の復元力を利用してシャッタを起立させているため、耐久性が比較的低く、何度もプラグの抜き差しを行うと、ハウジングとシャッタとの接続部(湾曲と復元を繰り返す部分)が破損し、プラグを抜いても自動的にシャッタが閉じなくなる可能性がある。
そしてシャッタ部材を、モジュラプラグの挿入方向に対して平行な方向にスライド可能に構成し、弾性部材にてモジュラプラグを抜き取る方向に押し付ける構成を有する。
請求項1に記載のモジュラジャックは、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口が前面に設けられたハウジングと、挿入された前記モジュラプラグに設けられたプラグ側端子に接触するように前記ハウジング内において内側に向かって凸となるように形成されたジャック側端子が設けられた端子保持部材と、前記プラグ挿入口を開閉可能なシャッタ部材と、を備えたモジュラジャックである。
前記シャッタ部材は、前記モジュラプラグの挿入方向に対して平行な方向にスライド可能に構成されて、弾性部材にて前記モジュラプラグを抜き取る方向に押し付けられており、少なくとも、主シャッタと、前記主シャッタとともに前記挿入方向にスライド可能であり且つ前記挿入方向に対して垂直な方向にスライド可能となるように前記主シャッタに保持された補助シャッタと、の2つで構成されており、前記モジュラプラグを前記シャッタ部材に接触させて前記プラグ挿入口から挿入すると、前記主シャッタと前記補助シャッタとがともに挿入方向にスライドし、更に、前記補助シャッタは前記ジャック側端子の形状に沿って、前記挿入方向と垂直な方向にもスライドするように構成されている。
請求項2に記載のモジュラジャックは、請求項1に記載のモジュラジャックであって、前記ハウジングにおける前記シャッタ部材がスライドする内壁部には、前記補助シャッタを前記挿入方向に対して平行な方向と垂直な方向に案内する補助シャッタ案内溝が、前記ジャック側端子の形状に沿って設けられている。
請求項3に記載のモジュラジャックは、請求項2に記載のモジュラジャックであって、前記ハウジングにおける前記プラグ挿入口には、挿入した前記モジュラプラグの抜け落ちを防止するプラグ係止部が設けられている。
そして前記モジュラプラグを抜き取る方向に押し付けられている前記シャッタ部材は、前記プラグ挿入口を閉じた状態の位置では、前記プラグ係止部と前記補助シャッタ案内溝における抜き取り方向の先端部とで保持されている。
請求項4に記載のモジュラジャックは、請求項1〜3のいずれかに記載のモジュラジャックであって、前記モジュラプラグを前記シャッタ部材に接触させて前記プラグ挿入口から挿入したとき、前記モジュラプラグが、前記挿入方向に対して平行な方向に加えて前記挿入方向と垂直な方向にもスライド可能な前記補助シャッタには接触せず、前記挿入方向にのみスライド可能な前記主シャッタにのみ接触するように構成されている。
また、シャッタ部材をモジュラプラグで押し込むことで、シャッタ部の開口とモジュラプラグの挿入とを同時に行うことが可能であり、挿入時の作業性がよい。またモジュラプラグを抜き取る場合、シャッタ部が弾性部材にて抜き取る方向に押し戻されるため、抜き取りの作業性もよい。
更にシャッタ部材が挿入方向にスライドするため、プラグ挿入口の方向から見てシャッタ部を収容するスペースが必要なく、プラグ挿入口の方向から見たモジュラジャックのサイズを小さくすることが可能である。
つまり、挿入したモジュラプラグの抜け落ちを防止するプラグ係止部と、補助シャッタを案内する補助シャッタ案内溝に、シャッタ部材を閉口位置に保持する機能を兼用させる。
このため、シャッタ部材を閉口位置に保持するために特別な構造を特に用意する必要がなく、構造をシンプルにすることができる。
●[モジュラジャックの外観と内部構造(図1、図2)]
図1は本発明のモジュラジャック1の一実施の形態における概略外観図(図1(A))と透視図(図1(B))を示している。また図2は透視図において、シャッタ部材20の閉口位置(図2(A))と開口位置(図2(B))を示している。なお、図2(B)では、シャッタ部材20の位置をわかり易く説明するためにモジュラプラグの図を省略している。
モジュラジャック1は、例えば100BASE−TX/10BASE−TのLANコネクタに使用するRJ45型プラグが嵌合する、ISO8877規格に準拠したジャックである。
本実施の形態におけるモジュラジャック1は、ハウジング10と端子保持部材60とシャッタ部材20とを備えている。
端子保持部材60には、挿入されたモジュラプラグに設けられたプラグ側端子に接触するジャック側端子60aと、ジャック側端子60aに配線を容易に接続するための配線接続支援部材30が接続されている。
ハウジング10には、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口10zが前面に設けられている。そしてモジュラプラグが挿入されていない場合、閉口位置に保持されたシャッタ部材20にてプラグ挿入口10zは閉じた状態(図1(A)及び(B)、図2(A)に示す状態)になり、ジャック側端子60aはプラグ挿入口10zから見えない。
モジュラプラグを挿入していない場合、図2(A)に示すように、シャッタ部材20は弾性体50(弾性部材に相当)にてモジュラプラグを抜き取る方向(Z軸と反対に向かう方向)に押し付けられて閉口位置(シャッタ部材20がプラグ挿入口10zに最も近い位置)に保持され、プラグ挿入口10zを閉じた状態にする。
またモジュラプラグを挿入した場合、図2(B)に示すように、弾性体50が圧縮されてシャッタ部材20が開口位置(シャッタ部材20がプラグ挿入口10zから最も遠い位置)に移動し、シャッタ部材20はプラグ挿入口10zを開いた状態にする。
次に図2(A)及び(B)と図3(A)及び(B)を用いてシャッタ部材20のスライド動作について説明する。
図3(A)は、シャッタ部材20の閉口位置を示す図2(A)からシャッタ部材20と、弾性体50と、弾性体保持部材40と、ハウジング10の内壁に設けた補助シャッタ案内溝10aとを抽出した図である。
また図3(B)は、シャッタ部材20の開口位置を示す図2(B)からシャッタ部材20と、弾性体50と、弾性体保持部材40と、ハウジング10の内壁に設けた補助シャッタ案内溝10aとを抽出した図である。
そこで、シャッタ部材20を、少なくとも主シャッタ20Aと補助シャッタ20Bとの2つの構成要素で構成し、補助シャッタ20Bがジャック側端子60aと干渉しない軌跡でスライドするように構成している(なお、シャッタ部材20を2つ以上の構成要素で構成してもよい)。
この「補助シャッタ20Bがジャック側端子60aと干渉しない軌跡」が、ハウジング10の内壁に設けられた補助シャッタ案内溝10aであり、補助シャッタ案内溝10aは補助シャッタ20Bがジャック側端子60aと干渉しないように、ジャック側端子60aの形状に沿って形成されている。
主シャッタ20Aは、プラグ挿入口10zに沿って形成されたハウジング10の内壁に沿って、挿入方向に対して平行な方向にスライド可能に構成されており、補助シャッタ20Bは、ハウジング10の内壁に形成された補助シャッタ案内溝10aに沿って、挿入方向に対して平行な方向と垂直な方向にスライド可能に構成されている。
これにより、プラグ挿入口10zを閉じた状態の閉口位置におけるシャッタ部材20(図2(A)及び図3(A)参照)が、徐々に挿入方向(Z軸方向)に押し込まれた際、補助シャッタ20Bは挿入方向(Z軸方向)にスライドするとともにジャック側端子60aに干渉しないように、ジャック側端子60aの形状に沿って挿入方向に対して垂直な方向(Y軸方向)に移動する(図2(B)及び図3(B)参照)。
弾性体50は例えばコイルスプリングであり、シャッタ部材20と弾性体保持部材40とで挟み込まれている。
弾性体保持部材40は図6(A)に示すように弾性体収容部40aを有しており、シャッタ部材20が最も弾性体保持部材40に近づいた位置(図3(B)参照)では、弾性体50は弾性体収容部40a内に収容される。また弾性体保持部材40は、ハウジング10に固定されている。
補助シャッタ20Bの突起部20bは、主シャッタ20Aの貫通孔20a(図7(A)〜(D)参照)に嵌め込まれ、更に突起部20bは、ハウジング10の内壁(対向する2面)に設けられた補助シャッタ案内溝10a(図2(B)、図5(A)及び(B)参照)にも嵌め込まれる。また安定突出部20cは、主シャッタ20Aの貫通孔20aに挿通された補助シャッタ20BのX軸方向の位置を安定させる。
主シャッタ20Aには、弾性体50を保持する弾性体保持部20dと、補助シャッタ20Bの突起部20bを挿通する貫通孔20aが設けられており、貫通孔20aのY軸方向の長さLyは、補助シャッタ20Bを挿入方向に対して垂直な方向にスライドさせる距離に応じて長孔状に形成される。
また主シャッタ20Aにおけるハウジング当接部20eは、モジュラプラグ80が挿入されていない場合にハウジング10のプラグ挿入口10zに設けられたプラグ係止部10bと当接して、シャッタ部材20を閉口位置に保持するための部分であり、詳細は後述する。
図4(A)は、モジュラジャック1からモジュラプラグ80を抜き取った状態を示しており、シャッタ部材20はプラグ挿入口10zを閉じた状態とする閉口位置に保持されている。
モジュラプラグ80は、図4(A)に示すように、先端突起部80cと可動部80aと被係止部80bとを有している。
図4(B)は、図4(A)の状態からモジュラプラグ80をシャッタ部材20に接触させた状態を示しており、まだ挿入方向(Z軸の方向)にシャッタ部材20が押し込まれていない状態の図を示している。
図4(C)は、図4(B)の状態からモジュラプラグ80を挿入方向に押し込んで、可動部80aが樹脂の弾性力でY軸方向に可動して、被係止部80bがハウジング10に設けられたプラグ係止部10bに係止された状態(挿入が完了してモジュラプラグ80が挿入位置に固定された状態)を示している。
また、図4(A)〜(C)において、ハウジング10と弾性体保持部材40と主シャッタ20Aと補助シャッタ20Bは、挿入方向に平行なYZ平面にて切断した断面図として記載している。
抜き取る方向に押し付けられている主シャッタ20A及び補助シャッタ20Bをどこかで保持しなければ、プラグ挿入口から主シャッタ20A及び補助シャッタ20Bが飛び出してしまう。そこで、補助シャッタ案内溝10aと、ハウジング10におけるプラグ挿入口10zに予め設けられているプラグ係止部10b(図5(B)参照)とでシャッタ部材20を保持する。
図5(A)及び(B)はハウジング10の外観図を示している。ハウジング10のプラグ挿入口10zには、挿入されたモジュラプラグ80が抜け落ちることを防止するプラグ係止部10bが予め形成されている。
更に、シャッタ部材20を閉じた位置に安定的に保持するために、挿入したモジュラプラグ80の抜け落ちを防止するプラグ係止部10b(図5(B)参照)に、主シャッタ20Aのハウジング当接部20e(図7(A)参照)が当接するように主シャッタ20Aを形成する。
以上に説明したように、モジュラプラグ80が挿入されていない場合、挿入されたモジュラプラグ80の抜け落ちを防止するために予め形成されているプラグ係止部10bと、補助シャッタ20Bのスライド軌跡を決定するために形成した補助シャッタ案内溝10aとを用いて、シャッタ部材20を閉口位置に安定的に保持する。
従って、図4(B)に示す挿入開始の状態から、図4(C)に示す挿入完了の状態までの挿入の過程において、補助シャッタ20Bが挿入方向(Z軸方向)に対して垂直な方向(Y軸方向)にスライドしても、モジュラプラグ80が当接していないため、スライド動作が干渉を受けることがない。
また、図4(C)に示すように、本実施の形態に示すモジュラジャック1では、先端突起部80cが弾性体50の中心軸の周囲を押し込むので、主シャッタ20Aに必要以上な応力がかかることを抑制している。
次に図8を用いて、本発明のモジュラジャック1を基板実装用として更に小型化した例を示す。図8に示すモジュラジャック1は基板Pに実装した状態を示しており、上図は平面図、中左図はシャッタ部材20の方向(プラグ挿入口10zの方向)から見た図、中右図はシャッタ部材20にモジュラプラグ80を接触させ、まだ挿入方向にシャッタ部材20が押し込まれていない状態の図、下図は中右図の状態からモジュラプラグ80を挿入方向に押し込んで、被係止部80bがプラグ係止部10bに係止された状態(挿入が完了してモジュラプラグ80が固定された状態)の図を示している。
なお中右図及び下図において、ハウジング10と弾性体保持部材40と主シャッタ20Aと補助シャッタ20Bは、挿入方向に平行なYZ平面にて切断した断面図として記載している。
図8に示すモジュラジャック1において、シャッタ部材20(主シャッタ20Aと補助シャッタ20B)の構造と動作、及びハウジング10に設けた補助シャッタ案内溝10a及びプラグ係止部10bの構造と機能は、図4にて説明した構造と動作、及び構造と機能と同様であるため説明を省略する。
図8に示すように、本発明のモジュラジャック1は、シャッタ部材20を押し込んで開口させる構造であるため、シャッタ部材20を備えているにもかかわらず、プラグ挿入口10zの方向から見た外形における高さHP、幅WPを非常に小さくすることができる(つまり、基板Pへの実装面積、及び実装時における突出高さを非常に小さくできる)。
また、モジュラプラグ80をシャッタ部材20に当接して押し込むだけで、シャッタ部材の開口とモジュラプラグ80の挿入とを同時に行うことができるため、挿入時の作業性がよい。また挿入されているモジュラプラグ80を抜き取る場合、弾性体50によってシャッタ部材による閉口とともにモジュラプラグ80を抜き取る方向に押し出すので、抜き取り時の作業性もよい。
また、シャッタ部材20が挿入方向に移動するため、図5(A)及び(B)に示すハウジング10におけるプラグ挿入口10zを有する前面において、シャッタ部材20を収容するスペースが必要ないため、ハウジング10の前面のサイズ(高さH、幅W)を非常に小さくすることができる。
これにより、シャッタを必要とするとともに設置スペースが限定されるプリント基板等、シャッタを備えてより小型なモジュラコネクタが要求される種々の用途に使用することが可能である。
本発明のモジュラジャック1は、電話線、LAN、端末機器搭載用コネクタ等、種々の用途に用いる種々の規格のジャックに適用することが可能である。
10 ハウジング
10a 補助シャッタ案内溝
10b プラグ係止部
10z プラグ挿入口
20 シャッタ部材
20A 主シャッタ
20a 貫通孔
20e ハウジング当接部
20B 補助シャッタ
20b 突起部
30 配線接続支援部材
40 弾性体保持部材
50 弾性体(弾性部材)
60 端子保持部材
60a ジャック側端子
80 モジュラプラグ
80a 可動部
80b 被係止部
80c 先端突起部
P 基板
T 端子
Claims (4)
- モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口が前面に設けられたハウジングと、
挿入された前記モジュラプラグに設けられたプラグ側端子に接触するように前記ハウジング内において内側に向かって凸となるように形成されたジャック側端子が設けられた端子保持部材と、
前記プラグ挿入口を開閉可能なシャッタ部材と、を備えたモジュラジャックにおいて、
前記シャッタ部材は、
前記モジュラプラグの挿入方向に対して平行な方向にスライド可能に構成されて、弾性部材にて前記モジュラプラグを抜き取る方向に押し付けられており、
少なくとも、主シャッタと、前記主シャッタとともに前記挿入方向に対して平行な方向にスライド可能であり且つ前記挿入方向に対して垂直な方向にスライド可能となるように前記主シャッタに保持された補助シャッタと、の2つで構成されており、
前記モジュラプラグを前記シャッタ部材に接触させて前記プラグ挿入口から挿入すると、前記主シャッタと前記補助シャッタとがともに挿入方向にスライドし、更に、前記補助シャッタは前記ジャック側端子の形状に沿って、前記挿入方向と垂直な方向にもスライドするように構成されている、
ことを特徴とするモジュラジャック。 - 請求項1に記載のモジュラジャックであって、
前記ハウジングにおける前記シャッタ部材がスライドする内壁部には、前記補助シャッタを前記挿入方向に対して平行な方向と垂直な方向に案内する補助シャッタ案内溝が、前記ジャック側端子の形状に沿って設けられている、
ことを特徴とするモジュラジャック。 - 請求項2に記載のモジュラジャックであって、
前記ハウジングにおける前記プラグ挿入口には、挿入した前記モジュラプラグの抜け落ちを防止するプラグ係止部が設けられており、
前記モジュラプラグを抜き取る方向に押し付けられている前記シャッタ部材は、前記プラグ挿入口を閉じた状態の位置では、前記プラグ係止部と前記補助シャッタ案内溝における抜き取り方向の先端部とで保持されている、
ことを特徴とするモジュラジャック。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のモジュラジャックであって、
前記モジュラプラグを前記シャッタ部材に接触させて前記プラグ挿入口から挿入したとき、前記モジュラプラグが、前記挿入方向に対して平行な方向に加えて前記挿入方向と垂直な方向にもスライド可能な前記補助シャッタには接触せず、前記挿入方向にのみスライド可能な前記主シャッタにのみ接触するように構成されている、
ことを特徴とするモジュラジャック。
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