JP4647629B2 - 接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱陰極蛍光ランプや冷陰極蛍光ランプ等の電子部品のリード端子が電気接続される接続装置に関する。
この種の接続装置としては、ボディに電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口を設け、前記ボディに収容されるコンタクトの第1の接続部に前記リード端子を弾性的に挟持させるようにしたものがある。
例えば、第1の接続装置としては、前記第1の接続部が、固定片と、湾曲しており且つ前記固定片が挿入される矩形状の孔部が設けられた可動片とを有しており、前記可動片が押圧操作されることにより、前記孔部の壁面と前記固定片との間に隙間が生じ、この隙間に前記リード端子を挿入して挟持させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
第2の接続装置としては、前記第1の接続部が、ボディの収容部に装着される固定金具と、この固定金具の上端面に対して上下動可能にされた略逆く字状の可動片と、この可動片を動作させるための操作部材とを有しており、操作部材により前記可動片が押下されると、当該可動片の先端部と固定金具の上端面との間に隙間が生じ、当該隙間に前記リード端子を挿入して挟持させるようにしたものある(特許文献2参照)
第3の接続装置としては、前記コンタクトが、ボディに収容されるコイルスプリングであり、このコイルスプリングを圧縮させ、当該コイルスプリングの一端部とボディの内壁面との間に形成された隙間に前記リード端子を挿入して挟持させるようにしたものがある(特許文献3参照)
実開平06−17123号公報 特開2003−77558号公報 特開平09−92018号公報
ところが、これらの接続装置は、前記挿入口が常時開放されているため、当該挿入口から塵や埃が入り込み易く、当該塵や埃により前記コンタクトの接触不良やショート等の不具合が生じる問題を有している。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、挿入口から塵や埃の侵入を防止することができる接続装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の接続装置は、電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口が設けられた第1の壁部を有するボディと、このボディの内部に収容されており且つ前記挿入口から挿入された前記リード端子と接触可能なコンタクトと、前記挿入口を開閉可能なシャッタと、少なくとも前記シャッタの開閉を操作するための操作部材と、を備えており、前記ボディは、前記第1の壁部と交差する第2の壁部を更に有し、前記操作部材は、前記コンタクトを挟んで前記第2の壁部に対向するように前記ボディに設けられており且つ当該第2の壁部に沿って第1の位置から第2の位置にかけて移動自在にされており、前記操作部材の第2の壁部対向面には、当該操作部材の移動方向に対して略直
交する方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの先端部を移動自在にガイドする第1のガイド部が設けられており、前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面には、前記第1のガイド部に対向すると共に、当該第1のガイド部に対して斜め方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの後端部を移動自在にガイドする第2のガイド部が設けられており、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の他端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の他端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっている。
即ち、前記操作部材が第1の位置から第2の位置にかけて移動操作されると、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部から他端部にかけて移動すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部から他端部にかけて移動する。これにより、前記シャッタが前記挿入口を閉開するようになっている。このため、前記シャッタを開状態にして前記リード端子を前記挿入口に挿入し、その後、前記操作部材を操作して前記シャッタを閉状態にしておけば、前記挿入口からの塵や埃の侵入を防止することができる。
この第1の接続装置は、2枚の前記シャッタを有し、前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面に2つの前記第2のガイド部が略対称に配設された構成とすることができる。この場合、前記第1のガイド部は、前記2枚のシャッタの先端部を各々移動自在にガイドするようになっており、前記2つの第2のガイド部は、前記2枚のシャッタの後端部を各々移動自在にガイドするようになっており、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の中間部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の一端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の両端部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の他端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっている。
即ち、前記操作部材が第1の位置から第2の位置にかけて移動操作されると、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の中間部から両端部にかけて各々移動すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の一端部から他端部にかけて各々移動する。これにより、前記2枚のシャッタが前記挿入口を閉開するようになっている。このような接続装置による場合も、前記2枚のシャッタを開状態にして前記リード端子を前記挿入口に挿入し、その後、前記操作部材を操作して前記2枚のシャッタを閉状態にしておけば、前記挿入口からの塵や埃の侵入を防止することができる。
本発明の第2の接続装置は、電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口が設けられた第1の壁部を有するボディと、このボディの内部に収容されており且つ前記挿入口から挿入された前記リード端子と接触可能なコンタクトと、前記挿入口を開閉可能なシャッタと、少なくとも前記シャッタの開閉を操作するための操作部材と、を備えており、前記ボディは、前記第1の壁部と交差する第2の壁部を更に有し、前記操作部材は、前記コンタクトを挟んで前記第2の壁部に対向するように前記ボディに設けられており且つ当該第2の壁部に沿って第1の位置から第2の位置にかけて移動自在にされており、前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面には、前記操作部材の移動方向に対して略直交する方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの先端部を移動自在にガイドする第1のガイド部が設けられており、前記操作部材の第2の壁部対向面には、前記第1のガイド部に対向すると共に、当該第1のガイド部に対して斜め方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの後端部を移動自在にガイドする第2のガイド部が設けられており、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の他端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の他端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっている。
このような第2の接続装置による場合であっても、上記第1の接続装置と同様に前記シャッタが閉開するようになっている。
前記第2の接続装置は、2枚の前記シャッタを有し、前記操作部材の第2の壁部対向面に、2つの前記第2のガイド部が略対称に配設された構成とすることができる。この場合、前記第1のガイド部は、前記2枚のシャッタの先端部を各々移動自在にガイドするようになっており、前記2つの第2のガイド部は、前記2枚のシャッタの後端部を各々移動自在にガイドするようになっており、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の中間部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の一端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の両端部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の他端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっている。
このような第2の接続装置による場合であっても、上記第1の接続装置と同様に前記2枚のシャッタが閉開するようになっている。
前記コンタクトは、リード端子接続用の第1の接続部と、基板接続用の第2の接続部とを有しており、前記第1の接続部が、固定片と、弾性変形可能な可動片とを有した構成とすることができる。この場合、前記可動片は、前記固定片と間に前記リード端子を挿脱するための空間を有する把持部と、この把持部に連続し且つ前記固定片から離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部とを有している。前記操作部材の第2の壁部対向面には、片部材が設けられており、この片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部を前記固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、前記屈曲部又は湾曲部が前記片部材に押圧されると、前記把持部が前記固定片に近づく方向に移動して前記空間が閉じ、前記把持部と前記固定片との間で前記リード端子を挟持するようになっている。
このように操作部材を操作するだけで、前記シャッタの開閉と、前記コンタクトの可動片の把持部と固定片との間の空間の開閉とを同時に行うことができるので、リード端子を挿入口に挿入する際に、シャッタが邪魔になることがなく、且つシャッタの開閉の操作とは別に、前記可動片の把持部と前記固定片との間の空間の開閉のための操作が別途必要になることもない。よって、防塵のためにシャッタを設けたとしてもリード端子を簡単にコンタクトに接続することができる。しかも、前記可動片の把持部と前記固定片との間に形成された空間に、前記リード端子を挿入した後、前記操作部材を操作することにより前記リード端子が前記可動片の把持部と前記固定片との間で挟持されるようになっていることから、従来例の第3の接続装置のように、リード端子でコイルスプリングであるコンタク
トを押圧し、当該リード端子を挿入するための空間を形成する必要がなく、当該押圧によるリード端子やその電子部品が破損するのを防止することができる。
或いは、前記電子部品が2つのリード端子を有する場合、2つの前記コンタクトが前記第1のガイド部の長さ方向に並べて配置されている。この場合、前記操作部材の第2の壁部対向面には、2つの片部材が設けられており、前記コンタクトは、リード端子接続用の第1の接続部と、基板接続用の第2の接続部とを有しており、前記第1の接続部は、固定片である固定片と、弾性変形可能な可動片である可動片とを有した構成とすることができる。この可動片は、前記固定片との間に前記リード端子を挿脱するための空間が設けられた把持部と、この把持部に連続し且つ前記固定片から離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部とを有している。一方の片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、一方のコンタクトの可動片の屈曲部又は湾曲部を当該一方のコンタクトの固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、他方の片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、他方のコンタクトの可動片の屈曲部又は湾曲部を当該他方のコンタクトの固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、前記屈曲部又は湾曲部が前記片部材に各々押圧されると、前記把持部が前記固定片に近づく方向に移動して前記空間が閉じ、前記把持部と前記固定片との間で前記リード端子を挟持するようになっている。
このように操作部材を操作するだけで、前記シャッタの開閉と、前記2つのコンタクトの可動片の把持部と固定片との間の空間の開閉とを同時に行うことができるので、リード端子を挿入口に挿入する際に、シャッタが邪魔になることがなく、且つシャッタの開閉の操作とは別に、前記可動片の把持部と前記固定片との間の空間の開閉のための操作が別途必要になることもない。よって、防塵のためにシャッタを設けたとしてもリード端子を簡単に前記挿入口から挿脱することができる。しかも、前記可動片の把持部と前記固定片との間に形成された空間に、前記リード端子を挿入した後、前記操作部材を操作することにより前記リード端子が前記可動片の把持部と前記固定片との間で挟持されるようになっていることから、従来例の第3の接続装置のように、リード端子でコイルスプリングであるコンタクトを押圧し、当該リード端子を挿入するための空間を形成する必要がなく、当該押圧によるリード端子やその電子部品が破損することもなくなる。
前記第1の接続部は、2つの前記固定片が、前記可動片の両側に配設された構成とすることができる。或いは、2つの前記可動片が、前記固定片の両側に配設された構成とすることもできる。
このように2つの固定片及び可動片の3点、或いは2つの可動片及び固定片の3点で、前記リード端子を挟持するようにすれば、当該リード端子を安定して保持することができる。
前記ボディは、前記コンタクトの第2の接続部を前記基板の回路パターンに接触可能に突出させるための開放部と、この開放部の縁部に前記第2の接続部の突出方向に向けて設けられており且つ前記基板に係止される係止爪とを有した形状とすることができる。
この場合、前記係止爪を前記基板に係止させると、前記コンタクトの第2の接続部が前記基板の回路パターンに接触し、電気的に接続される。よって、前記コンタクトを簡単に基板に電気的に接続することができる。
前記コンタクトの第2の接続部を前記基板の回路パターンに弾性接触可能な形状とすることができる。このように前記第2の接続部を前記回路パターンに弾性接触させれば、安
定した電気的な接続を図ることができる。
前記コンタクトの第2の接続部は、前記基板のスルーホールに挿入可能な直線状の部位とすることもできるし、リード線が圧着可能な形状とし、当該リード線を通じて基板と接続可能とすることもできる。
前記ボディは、前記コンタクトを収容する収容部を有している。この場合、前記操作部材は、前記収容部を覆うように設けられ、前記ボディの一部をなすカバーであって、前記第1壁部を有している。
前記ボディの第2の壁部に、前記第1の壁部の挿入口に連続し且つ前記電子部品が収容される収容凹部が設けられている場合には、前記シャッタは、前記挿入口を開閉する第1のシャッタ部と、この第1のシャッタ部に略直交するように設けられており且つ前記収容凹部を開閉可能な第2のシャッタ部とを有していることが好ましい。この場合、前記シャッタにより前記挿入口だけでなく、前記収容凹部も塞ぐことができるので、前記収容凹部を設けたことによる防塵効果の低下を防止することができる。
本発明の接続装置による場合、前記シャッタを開状態にして前記リード端子を前記挿入口に挿入した後、前記操作部材を操作して前記シャッタを閉状態にしておけば、前記挿入口からの塵や埃の侵入を防止することができる。よって、ボディ内に塵や埃が侵入することにより生じるコンタクトの接続不良やショートを防止することができる。しかも、前記操作部材を操作するだけで、前記シャッタの開閉を行うことができるので、前記挿入口からリード端子の出し入れが簡単になり、使い勝手の良い接続装置となっている。
以下、本発明の実施の形態に係る接続装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係る接続装置を示す斜視図であって、(a)がシャッタ閉状態を示す図、(b)がシャッタ開状態を示す図、(c)が熱陰極蛍光ランプのリード端子が接続された状態を示す図、図2は同装置を示す正面図であって、(a)がシャッタ閉状態を示す図、(b)がシャッタ開状態を示す図、図3は同装置の概略的分解斜視図、図4は同装置の概略的A−A断面図であって、(a)は操作部材が上側位置に位置した状態を示す図、(b)は操作部材が下側位置に位置した状態を示す図、図5は同装置のボディの本体部及び収容部を示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、図6は同装置の操作部材を示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、図7は同装置のシャッタを示す図であって、(a)が斜視図、(b)が平面図、図8は同装置のコンタクトを示す図であって、(a)が斜視図、(b)が側面図、図9は同装置の操作部材の第1のガイド部とボディの第2のガイド部とシャッタとの位置関係を示す模式図であって、(a)は操作部材が下側位置に位置した状態を示す図、(b)は操作部材の操作過程を示す図、(c)は操作部材が上側位置に位置した状態を示す図、図10は同装置の2つの熱陰極蛍光ランプが接続可能に設計変更された例を示す概略的斜視図、図11は同装置のコンタクトの設計変更例を示す概略的側面図であって、(a)は第2の接続部が基板のスルーホールに挿入可能な板状体である例を示す図、(b)は第2の接続部が基板の回路パターンに実装可能な鍵状体である例を示す図、(c)は第2の接続部がリード線圧着可能な形状である例を示す図である。
ここに掲げる接続装置は、熱陰極蛍光ランプ10(電子部品)用のソケットであって、図示しない液晶テレビ(電子機器)の基板20に実装されるものである。この接続装置は、図1乃至3に示すように、熱陰極蛍光ランプ10の2本のリード端子12が挿脱可能な挿入口131aを有するボディ100と、このボディ100に収容されており且つ2本の
リード端子12に各々接触可能な2つのコンタクト200と、ボディ100の挿入口131aを開閉するための2枚のシャッタ300とを備えている。以下、詳しく説明する。
熱陰極蛍光ランプ10は、ランプ部11と、このランプ部11から突出した2本のリード端子12とを有している。
ボディ100は、図1乃至図5に示すように、側面視略L字状の本体部110と、この本体部110の水平部上に設けられ、2つのコンタクト100を収容する収容部120と、この収容部120に下側位置から上側位置にかけて移動自在に取り付けられる操作部材130とを有している。
本体部110は、前記水平部と、この水平部に直角に設けられた垂直部とを有している。この本体部110の垂直部の上端部の中央部には、熱陰極蛍光ランプ10のランプ部11を収容する収容凹部111が当該垂直部の全幅方向に渡って設けられている。即ち、収容凹部111は本体部110の垂直部を幅方向に貫通している。
この収容凹部111の両上縁部には、ランプ部11を当該収容凹部111内に導き易くためのテーパ面が設けられている。また、収容凹部111には、図2及び図5に示すように、熱陰極蛍光ランプ10の2本のリード端子12を各々ガイドする2つの溝部111a1を有するガイド板111aが設けられている。
また、収容凹部111の収容部側の両側縁部の上端には、図1及び図5(b)に示すように、2つの切欠き部112が各々設けられている。この切欠き部112には、操作部材130の2つの係止凸部131bが各々嵌まり込む。
本体部110の垂直部の収容部側の壁部(即ち、第2の壁部)の切欠き部112の2つの下方部分には、収容凹部111の両テーパ面の傾斜に沿って2つの第2のガイド部113が略対称になるように各々設けられている。この第2のガイド部113は、操作部材130の第1のガイド部134に対向し当該且つ第1のガイド部134に対して斜め方向に向いた長溝であって、2枚のシャッタ300の第2のガイド凸部340を当該第2のガイド部113の下端部(即ち、長さ方向の一端部)から上端部(即ち、長さ方向の他端部)にかけて各々移動自在にガイドする。
本体部110の水平部の中央部には、図4に示すように、収容部120内に通じる開放部114が設けられている。この開放部114は、収容部120の仕切板123の下端に連続する仕切壁116により2つのセクションに区切られている。この開放部114の2つのセクションは、収容部120に収容された2つのコンタクト100の第2の接続部220を各々下方に突出させるための開口である。また、本体部110の水平部の長さ方向の両外壁部(即ち、開放部114の両縁部)には、電子機器の基板20に係止される2つの係止爪115が各々設けられている。
収容部120は、図3、図5及び図4に示すように、本体部110の水平部の長さ方向の両端部上に各々立設された2枚の側面板121と、この側面部121の端部同士を繋ぐ背面板122と、本体部110の垂直部の収容部側の壁部、側面部121及び背面板122により形成される空間を2つのコンタクト収容空間αに区切る仕切板123とを有している。
2つの側面板121の長さ方向の一端部は、本体部110の垂直部の収容部側の壁部の両端部に各々連続している。この側面板121の長さ方向の他端部の外面には、操作部材130の2つのスリット132aに上下方向に移動自在に嵌まり込む2つのガイド突起1
21aが各々設けられている。
背面板122の高さ寸法は、2つの側面板121の高さ寸法に比べて低くなっている。これにより、第2のガイド部113と、操作部材130の第1のガイド部134とが、図9に示すように、互いに向かい合うようになっている。また、背面板122の上端部の両端部には、図5(b)に示すように、操作部材130の2つの片部材135が各々上下方向に移動自在に挿入される2つの開口部122aが設けられている。
2つのコンタクト収容空間αは、上側が開放され、下側が開放部114の2つのセクションに各々通じている。
操作部材130は、図1、図3及び図6に示すように、2枚のシャッタ300の開閉を操作するための部材であり且つ収容部120の2つのコンタクト収容空間αの上側を覆うカバーである。この操作部材130は、略矩形状の天壁部131(即ち、第1の壁部)と、この天壁部131の長さ方向の両端部に設けられた2つの側壁部132と、天壁部131の幅方向の後端部の側壁部132の端部の間に設けられた背壁部133とを有している。
天壁部131は、収容部120の2つのコンタクト収容空間αの上側を2枚のシャッタ300と共に塞ぐ板状体である。この天板部131は、操作部材130が下側位置に位置したとき、本体部110の垂直部の収容部側の壁部(即ち、第2の壁部)に直交する。天壁部131の幅方向の一端部の中央部には、略矩形状の挿入口131aが設けられている。この挿入口131aは、本体部110の収容凹部111と連通し且つ本体部110の2つのコンタクト収容空間αに連通している。即ち、挿入口131aを通じて、熱陰極蛍光ランプ10の2つのリード端子12が2つのコンタクト収容空間αに出し入れ可能になっている。
また、挿入口131aの両内縁部には、収容凹部111のテーパ面と連続するテーパ部が各々設けられている。挿入口131aの両外縁部には、操作部材130が下側位置に位置したときに、本体部110の2つの切欠き部112に嵌合する2つの係止凸部131bが各々設けられている。
2つの側壁部132には、上下方向に向けて略矩形状の2つのスリット132aが各々設けられている。このスリット132aに2つのガイド突起121aが各々移動自在に嵌まり込む。
図1(a)及び(c)に示すように、ガイド突起121aがスリット132aの上方に位置しているときには、操作部材130は、天壁部131が収容部120の天板部の開放部を塞ぐ下側位置(即ち、第1の位置)に位置する。一方、図1(b)に示すように、ガイド突起121aがスリット132aの下方に位置しているときには、操作部材130は、天壁部131が収容部120の2つのコンタクト収容空間αの上側を開放する上側位置(即ち、第2の位置)に位置する。このようにして、操作部材130が収容部120に下側位置から上側位置にかけて上下動可能に取り付けられている。
背壁部133の本体部110の垂直部の収容部側の壁部に対向する面(即ち、第2の壁部対向面)には、図6(a)に示すように、挿入口131aの下方に第1のガイド部134が設けられている。また、背壁部133の本体部110の垂直部の収容部側の壁部に対向する面には、第1のガイド部134の両端部の下方位置に2つの片部材135が各々設けられている。
第1のガイド部134は、操作部材130の移動方向と直交する方向に向いた長溝部134aと、この長溝部134aの上端面に各々連続して設けられた4つの略半円状の係止穴部134bとを有している。
長溝部134aは、2枚のシャッタ300の4つの第1のガイド凸部330を当該長溝部134aの中間部から両端部にかけて移動自在にガイドする。2枚のシャッタ300が長溝部134aの中間部に位置したとき、当該シャッタ300の4つの第1のガイド凸部330が4つの係止穴部134bに各々嵌まり込む。これにより、2枚のシャッタ300が挿入口131aを閉塞した閉塞位置でロックされる。
2つの片部材135は、図4に示すように、収容部120の2つの開口部122aに各々上下動自在に挿入される。2つの片部材135の下端部の内側部は、下方に向けて漸次減少するテーパ部が各々形成されている。2つの片部材135は、操作部材130が下側位置に位置したとき、2つのコンタクト100の可動片211の湾曲部211cを内側に各々押圧する位置に位置する。一方、2つの片部材135は、操作部材130が上側位置に位置したとき、前記テーパ部により2つのコンタクト100の湾曲部211cとの干渉しない位置に位置し、当該湾曲部211cに対する押圧を解除する。
2枚のシャッタ300は、図1、図2、図3及び図7に示すように、第1のシャッタ部310と、この第1のシャッタ部310の後端部に直角に設けられた第2のシャッタ部320と、第1のシャッタ部310の先端部に設けられた2つの第1のガイド凸部330と、第2のシャッタ部320の前面上に設けられた第2のガイド凸部340と、第1のシャッタ部310の上面の後端に設けられた第3のガイド凸部350とを各々有している。即ち、第1のガイド凸部330が計4つ、第2のガイド凸部340が計2つある。
一方のシャッタ300の第1のシャッタ部310は、図4に示すように、挿入口131aの略半分を開閉する矩形状の板体である。他方のシャッタ300の第1のシャッタ部310は、図4に示すように、挿入口131aの残り略半分を開閉する矩形状の板体である。一方の第1のシャッタ部310の内側端部には、図4(b)に示すように、上方に向けて漸次低減する傾斜面311aが設けられている。他方の第1のシャッタ部310の内側端部には、図4(b)に示すように、下方に向けて漸次低減する傾斜面311bが設けられている。傾斜面311aと傾斜面311bとは、互いに合わさった状態で、両第1のシャッタ部310が一枚の板状になるようになっている。
一方のシャッタ300の第2のシャッタ部320は、図2に示すように、収容凹部111の上側部の略半分を開閉する板体である。他方のシャッタ300の第2のシャッタ部320は、図2に示すように、収容凹部111の上側部の残り半分を開閉する矩形状の板体である。なお、両第2のシャッタ部320に収容凹部111の上側部のみを閉塞させることにより、両第2のシャッタ部320が、閉じた状態で、2つのコンタクト200の第1の接続部210に各々接続された2本のリード端子12に各々干渉しないようにしている。
4つの第1のガイド凸部330は、図9に示すように、操作部材130の第1のガイド部134の中間部から両端部かけて各々移動自在に嵌まり込む円柱体である。4つの第1のガイド凸部330は、長溝部134aの中間部に各々位置したとき、4つの係止穴部134bに各々嵌まり込み、係止される。
2つの第2のガイド凸部340は、本体部110の2つの第2のガイド部113の下端部から上端部かけて各々移動自在に嵌まり込む円柱体である。
即ち、4つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの中間部に各々位置すると共に、2つの第2のガイド凸部340が2つの第2のガイド部113の下端部に各々位置したとき、2枚の第1のシャッタ部310が挿入口131aを閉塞し、2枚の第2のシャッタ部320が収容凹部111を閉塞する前記閉塞位置に位置する。
一方、2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの一方の端部に、別の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの他方の端部に各々位置すると共に、2つの第2のガイド凸部340が2つの第2のガイド部113の上端部に各々位置したとき、2枚の第1のシャッタ部310が挿入口131aを開放し、2枚の第2のシャッタ部320が収容凹部111を開放する開放位置に位置する。
第3のガイド凸部350は、操作部材130の背壁部133に沿って移動する矩形状の凸部である。
2つのコンタクト200は、図4及び図8に示すように、導電性を有した板バネであって、リード端子接続用の第1の接続部210と、2つの基板接続用の第2の接続部220と、第1、第2の接続部110の間に位置する中間部230とを各々有する。
中間部230は、矩形状の板状体であって、その幅寸法がボディ100の収容部120のコンタクト収容空間αの長さ寸法と略同じになっている。この中間部230の両端部には一対の係止突起231が設けられている。この一対の係止突起231が収容部120のコンタクト収容空間αの両内壁面に係止されることにより、コンタクト200がコンタクト収容空間α内で保持される。
2つの第2の接続部220は、中間部230の下端にその幅方向に並べて配設された横向き略U字状の弾性片である。この第2の接続部220の高さ寸法は、図2及び図4に示すように、中間部230が収容部120の収容空間αに係止された状態で、ボディ100の開放部114の2つのセクションから各々突出する高さとなっている。
第1の接続部210は、中間部230の上端に間を空けて設けられた弾性変形可能な2つの可動片211と、この中間部230の上端の2つの可動片211の間に配設された固定片212とを有する。
固定片212は、直線状の板状体あって、その中央部が可動片211から離れる方向に折り曲げられている。
可動片211は、中間部230の上端に連続しており且つ固定片212から離れる方向に略く字状に折り曲げられた折曲部211aと、この折曲部211aの先端に連続する把持部211bと、この把持部211bの先端に連続する湾曲部211cとを有する。
折曲部211aは、上側の直線部と、この上側の直線部に連続する下側の直線部とを有している。前記下側の直線部の長さ寸法は上側の直線部の長さ寸法より長くなっている。これにより、把持部211bが固定片212から離れる方向に傾斜している。
把持部211bは直線状の板状体である。この把持部211bは、自身の傾斜及び固定片212の折り曲げにより、当該固定片212との間に熱陰極蛍光ランプ10の一方のリード端子12を挿脱するための空間βが設けられている。
湾曲部211cは、固定片212から離れる方向に湾曲された略逆U字状の板状体であ
る。この湾曲部211cの先端部は、固定片212から離れる方向に更に湾曲している。
以下、このような構成の接続装置の組立手順について説明する。まず、2枚のシャッタ300が対称になるように、当該シャッタ300の第2のガイド凸部340をボディ100の第2のガイド部113に各々挿入する。
この状態で、2枚のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330と操作部材130の第1のガイド部134とを各々位置合わせをしつつ、当該操作部材130の2つの片部材135をボディ100の2つの開口部122aに各々挿入する。すると、2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134に各々嵌まり込む。
これと共に、操作部材130の2つの側壁部132がボディ100の2つのガイド突起121aを乗り越える。これにより、操作部材130の2つのスリット132aに2つのガイド突起121aが各々嵌まり込む。
その後、操作部材130を上側位置に位置させる。そして、2つのコンタクト200の可動片211の湾曲部211cの先端部を外側に向けた状態で、当該コンタクト200を、ボディ100の開放部114の2つのセクションに位置合わせしつつ各々挿入する。すると、2つのコンタクト200の中間部230が2つのコンタクト収容空間αの両内壁面に係止され、当該コンタクト200をボディ100の収容部120の2つのコンタクト収容空間αに各々収容させる。これにより、2つのコンタクト200がボディ100内に第1のガイド部134の長さ方向に並べて配置される。
以下、このように組み立てられた接続装置の使用方法及び各部の動作について説明する。まず、操作部材130を下方位置に位置させた状態で、ボディ100の2つの係止爪115を基板20の図示しない係止孔に位置合わせをしつつ挿入し、係止させる。すると、ボディ100の開放部114の2つのセクションから各々突出した2つのコンタクト200の第2の接続部220が基板20の図示しない回路パターンに各々押し付けられ、弾性接触する。これにより、2つのコンタクト200が基板20の回路パターンに各々電気的に接続される。
その後、図1に示すように、操作部材130を下側位置から上側位置にかけて移動させる。すると、操作部材130の2つの片部材135がボディ100の2つの開口部122a内を上方に移動する。これにより、図4(a)に示すように、2つの片部材135が2つのコンタクト100の可動片211の湾曲部211cに干渉しない位置に移動する。これにより、2つの片部材135による2つのコンタクト100の可動片211の湾曲部211cに対する押圧が解除される。
すると、2つのコンタクト100の可動片211が自身のバネ力により外側に向けて各々変位する。これにより、2つのコンタクト100の可動片211と固定片212との間の2つの空間βが各々開く。
このとき、図9(a)、図9(b)及び図9(c)に順次示すように、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が、第1のガイド部134の長溝部134aの下端面に押し上げられる。すると、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の一方側の2つの係止穴部134bから各々離脱する。そして、一方の第2のガイド凸部340が一方の第2のガイド部113の下端部から上端部にかけて斜めに移動すると共に、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの下端面上を、当該長溝部134aの中間部から一方の端部にかけて摺動する。
これにより、一方のシャッタ300の第1のシャッタ部310がボディ100の挿入口131aの略半部を開放すると共に、当該シャッタ300の第2のシャッタ部320が収容凹部111の上側部の略半部を開放する。
これと共に、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が、第1のガイド部134の長溝部134aの下端面に押し上げられる。すると、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の他方側の2つの係止穴部134bから各々離脱する。そして、他方の第2のガイド凸部340が他方の第2のガイド部113の下端部から上端部にかけて斜めに移動すると共に、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの下端面上を、当該長溝部134aの中間部から他方の端部にかけて摺動する。
これにより、他方のシャッタ300の第1のシャッタ部310がボディ100の挿入口131aの残りの略半部を開放すると共に、当該シャッタ300の第2のシャッタ部320が収容凹部111の上側部の残りの略半部を開放する。
その後、熱陰極蛍光ランプ10のランプ部11をボディ100の収容凹部111に位置合わせをしつつ挿入する。これと共に、熱陰極蛍光ランプ10の2本のリード端子12が、ボディ100の挿入口131aから当該ボディ100の2つのコンタクト収容空間αに各々挿入される。このとき、2本のリード端子12が収容凹部111のガイド板111aの2つの溝部111a1に各々ガイドされ、2つのコンタクト100の可動片211と固定片212との間の2つの空間βに各々挿入される。
その後、操作部材130を上側位置から下側位置にかけて移動させる。すると、操作部材130の2つの片部材135がボディ100の2つの開口部122a内を下方に移動する。これにより、図4(b)に示すように、2つの片部材135が2つのコンタクト100の可動片211の湾曲部211cを押圧する。
すると、2つのコンタクト100の可動片211が内側に向けて各々変位し、当該可動片211と固定片212との間の2つの空間βが各々閉じる。これにより、2つの空間β内の2本のリード端子12が、2つのコンタクト100の可動片211と固定片212とにより各々挟持され、電気的に接続される。このとき、2本のリード端子12は、後述するように閉じた2枚のシャッタ300の第2のシャッタ部320の下方に各々位置する。
このとき、図9(c)、図9(b)及び図9(a)に順次示すように、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が、第1のガイド部134の長溝部134aの上端面に押し下げられる。すると、一方の第2のガイド凸部340が一方の第2のガイド部113の上端部から下端部にかけて斜めに移動すると共に、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの上端面上を、当該長溝部134aの一方の端部から中間部にかけて摺動する。そして、一方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の一方側の2つの係止穴部134bに各々嵌まり込み、係止される。
これにより、一方のシャッタ300の第1のシャッタ部310がボディ100の挿入口131aの略半部を塞ぐと共に、当該シャッタ300の第2のシャッタ部320が収容凹部111の上側部の略半部を塞ぐ。
これと共に、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が、第1のガイド部134の長溝部134aの上端面に押し下げられる。これにより、他方の第2のガイド
凸部340が他方の第2のガイド部113の上端部から下端部にかけて斜めに移動すると共に、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の長溝部134aの上端面上を、当該長溝部134aの他方の端部から中間部にかけて摺動する。そして、他方のシャッタ300の2つの第1のガイド凸部330が第1のガイド部134の他方側の2つの係止穴部134bに各々嵌まり込み、係止される。
これにより、他方のシャッタ300の第1のシャッタ部310がボディ100の挿入口131aの残りの略半部を塞ぐと共に、当該シャッタ300の第2のシャッタ部320が収容凹部111の上側部の残りの略半部を塞ぐ。
このような接続装置による場合、操作部材130を通じて2枚のシャッタ300によるボディ100の挿入口131a及び収容凹部111の開閉を操作することができるようになっている。このため、熱陰極蛍光ランプ10の2本のリード端子12を、挿入口131a及び収容凹部111からボディ100の収容部120内に挿入し、2つのコンタクト200に接続した後に、2枚のシャッタ300でボディ100の挿入口131a及び収容凹部111を閉塞することができる。よって、従来例と比べて塵や埃がボディ100の収容部120内に侵入するのを低減することができ、前記塵や埃によりコンタクト200の導通不良やショートが生じるのを防止することができる。
しかも、操作部材130を上下動させるだけで、2枚のシャッタ300の閉開と、2つのコンタクト200の可動片211と固定片212とによる2本のリード端子12の挟持及びその解除とを同時に行うことができる。このため、2本のリード端子12をボディ100の挿入口131a及び収容凹部111に挿脱する際に、2枚のシャッタ300が邪魔になることがない。よって、防塵のためにボディ100に2枚のシャッタ300を設けたとしても、2本のリード端子12の挿脱を容易に行うことができるので、熱陰極蛍光ランプ10の交換を容易に行うことができる。
更に、2本のリード端子12を、2つのコンタクト200の可動片211と固定片212との間の空間βに各々挿入した後、操作部材130を下方位置に位置させるだけで、当該2本のリード端子12が2つのコンタクト200の可動片211と固定片212との間で各々挟持され、接続されるようになっている。このため、従来例の第3の接続装置のように、リード端子でコイルスプリングであるコンタクトを押圧し、当該リード端子を挿入するための空間を形成する必要がなく、当該押圧による2本のリード端子12やその熱陰極蛍光ランプ10のランプ部11が破損するのを防止することができる。
また、ボディ100の係止爪115を基板20の係止孔に係止させることにより、ボディ100の開放部114の2つのセクションから各々突出した2つのコンタクト200の4つの第2の接続部220が、基板20の4つの回路パターンに各々弾性的に接触するようになっている。このため、半田接続を用いることなく、コンタクト200を基板20に簡単に接続することができ、その結果、低コスト化を図ることができる。
なお、ボディ100については、コンタクトを収容可能であって、電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口が設けられた第1の壁部と、この第1の壁部と交差する第2の壁部とを少なくとも有する限りどのような設計変更例をしても構わない。
例えば、ボディ100は、1つの熱陰極蛍光ランプ10用のソケットのボディであると説明したが、複数の熱陰極蛍光ランプ10用のソケット用のボディとして設計変更することが可能である。具体的には、図10に示すように、ボディ100の両端部に2つの挿入口131a、収容凹部111及び収容部120を各々設け、2つの熱陰極蛍光ランプ10用のソケット用のボディとすることができる。このように設計変更すれば、複数の熱陰極
蛍光ランプ10等を各々接続することが可能な接続装置を得ることができる。
ボディ100の係止爪115については、前記ボディにコンタクトの第2の接続部の突出方向に向けて設けられており且つ基板に係止可能なものであれば、どのようなものを用いてもかまわない。また、係止爪115は基板20の係止孔に係止されるとしたが、当該基板20の端部や溝部に係止されるようにしてもかまわないし、基板20上に設けた別部品に係止させることも可能である。また、基板20に係止爪を設ける一方、ボディに前記係止爪が係止される係止部を設けることも一応可能である。
操作部材130については、ボディ100の収容部120を覆うカバーであるとしたが、これに限定されるものではない。即ち、操作部材130は、少なくとも前記シャッタの開閉を操作するための部材であり、前記第2の壁部に対向するように前記ボディに設けられ且つ当該第2の壁部に沿って第1の位置から第2の位置にかけて移動自在にされているものであれば、どのように設計変更してもかまわない。
従って、操作部材130が上方位置に位置しているときに、シャッタ300が挿入口131aを閉塞し、下方位置に位置しているときに、シャッタ300が挿入口131aを開放するように構成することも一応可能である。
また、前記操作部材をシャッタ操作専用の操作部材とする場合には、別途コンタクト200の可動片211の湾曲部211cを押圧する押圧部材を別途設けるようにしても良い。また、防塵の観点からは好ましくないが、湾曲部211cをボディ100から露出させ、手で操作可能にすることも一応可能である。
第1のガイド部134については、長溝部134aと、係止穴部134bとを有するとしたが、前記操作部材の移動方向に対して略直交する方向に向いた長尺体であり且つ後述するシャッタの先端部を移動自在にガイドし得るものである限り、どのようなものを用いても良い。例えば、前記第1のガイド部としては、長溝、長孔又は突脈等を用いることができる。前記第1のガイド部として前記突脈を用いる場合には、前記シャッタの先端部に当該突脈が嵌まり込む溝部や穴部を設ければ良い。
また、第1のガイド部134は 背壁部133の本体部110の垂直部の収容部側の壁部に対向する面(即ち、前記操作部材の第2の壁部対向面)に設けられているとしたが、これに限定されるものではない。即ち、前記第1のガイド部は、前記操作部材の第2の壁部対向面又はボディの第2の壁部の操作部材対向面に設けられていれば良い。
第2のガイド部113については、操作部材130の第1のガイド部134に対して斜め方向に向いた長溝であるとしたが、前記第1のガイド部に対向すると共に、当該第1のガイド部に対して斜め方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの後端部を移動自在にガイドし得るものである限り、どのようなものを用いても良い。例えば、前記第2のガイド部としては、長溝、長孔又は突脈等を用いることができる。前記第2のガイド部として前記突脈を用いる場合には、前記シャッタの後端部に当該突脈が嵌まり込む溝部や穴部を設ければ良い。
また、2つの第2のガイド部113が、本体部110の垂直部の収容部側の壁部(即ち、前記ボディの第2の壁部)に設けられているとしたが、これに限定されるものではない。即ち、2つの前記第2のガイド部は、前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面又は操作部材の第2の壁部対向面に略対称に配設されていれば良い。後述の如く、シャッタが一枚である場合には、前記第2のガイド部は一つあれば良い。
片部材135については、操作部材の移動に応じて、コンタクト200の可動片211の後述する湾曲部又は屈曲部を固定片に向けて押圧又はその押圧の解除をし得るものであれば、どのようなものを用いても良い。
シャッタ300の形状については、前記ボディの挿入口を開閉可能であり且つ前記第1、第2のガイド部にガイドされ得るものであれば、どのような設計変更例をしても構わない。また、ボディ100の挿入口131aを開閉するシャッタ300は2枚であるとしたが、1枚であっても良い。
前記シャッタが1枚である場合には、前記第2のガイド部及び片部材は一つあれば良い。この場合、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の他端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の他端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっている。
コンタクト200の第1の接続部210については、熱陰極蛍光ランプ10のリード端子12に接触し、電気的に接続され得るものであれば、どのようなものを用いても構わない。また、第1の接続部210は、2つの可動片211の間に固定片212が配設されているとしたが、2つの固定片212の間に可動片211が配設された構成とすることもできる。勿論、第1の接続部210は、一つの可動片211と、一つの固定片212とを有した構成とすることも可能である。
可動片211については、前記固定片と間に前記リード端子を挿脱するための空間を有する把持部と、この把持部に連続し且つ前記固定片から離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部とを有する限り、どのように設計変更してもかまわない。
固定片212については、上記実施例の形状に限定されるものではない。空間βは、固定片212が折り曲げられ且つ把持部211bが傾斜することにより形成されていたが、固定片212及び把持部211bの少なくとも一方を折り曲げる等のその他の周知の方法により形成可能であることは言う迄もない。
コンタクト200の第2の接続部220については、電子機器の基板20に電気的に接続され得るものであれば、どのようなものを用いても構わない。例えば、基板20にスルーホールが設けられている場合、図11(a)に示すように、第2の接続部を前記スルーホールに挿入可能な直線状の板状体とすることができるし、図11(b)に示すように、第2の接続部を基板20の回路パターンに接触し表面実装可能な鉤状体とすることもできるし、図11(c)に示すように、第2の接続部を基板20の回路パターン又はその他の電子部品等と接続するためのリード線が圧着可能な形状とすることもできる。また、第2の接続部220を別体とし、第1の接続部120に接触させるようにすることも一応可能である。
中間部230は省略可能であることは言う迄もない。
なお、上記実施例では、上記接続装置は、熱陰極蛍光ランプ10用のソケットであるとして説明したが、少なくとも一つのリード端子を有した電子部品が接続可能なコネクタ等のその他の接続装置に適応可能である。
前記電子部品が一つのリード端子を有する冷陰極蛍光ランプ等の電子部品である場合には、コンタクト200の第1の接続部210は、固定片212に替えて可動片211を有した構成とすることができる。この場合、2つの片部材135により3つの可動片211が各々押圧され、これらの可動片211の間で前記リード端子が挟持される。勿論、上述の通り、2つの可動片のみでリード端子を挟持する構成とすることも可能であり、且つ可動片の形状を設計変更し得ることも可能である。
本発明の実施の形態に係る接続装置を示す斜視図であって、(a)がシャッタ閉状態を示す図、(b)がシャッタ開状態を示す図、(c)が熱陰極蛍光ランプのリード端子が接続された状態を示す図である。 同装置を示す正面図であって、(a)がシャッタ閉状態を示す図、(b)がシャッタ開状態を示す図である。 同装置の概略的分解斜視図である。 同装置の概略的A−A断面図であって、(a)は操作部材が上側位置に位置した状態を示す図、(b)は操作部材が下側位置に位置した状態を示す図である。 同装置のボディの本体部及び収容部を示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図である。 同装置の操作部材を示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図である。 同装置のシャッタを示す図であって、(a)が斜視図、(b)が平面図である。 同装置のコンタクトを示す図であって、(a)が斜視図、(b)が側面図である。 同装置の操作部材の第1のガイド部とボディの第2のガイド部とシャッタとの位置関係を示す模式図であって、(a)は操作部材が下側位置に位置した状態を示す図、(b)は操作部材の操作過程を示す図、(c)は操作部材が上側位置に位置した状態を示す図である。 同装置の2つの熱陰極蛍光ランプが接続可能に設計変更された例を示す概略的斜視図である。 同装置のコンタクトの設計変更例を示す概略的側面図であって、(a)は第2の接続部が基板のスルーホールに挿入可能な板状体である例を示す図、(b)は第2の接続部が基板の回路パターンに実装可能な鍵状体である例を示す図、(c)は第2の接続部がリード線圧着可能な形状である例を示す図である。
符号の説明
100 ボディ
111 収容凹部
113 第2のガイド部
120 収容部
130 操作部材
131a 挿入口
134 第1のガイド部
200 コンタクト
210 第1の接続部
211 可動片
211b 把持部
211c 湾曲部
212 固定片
300 シャッタ
310 第1のシャッタ部
320 第2のシャッタ部
α コンタクト収容空間
β 空間

Claims (15)

  1. 電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口が設けられた第1の壁部を有するボディと、
    このボディの内部に収容されており且つ前記挿入口から挿入された前記リード端子に接触可能なコンタクトと、
    前記挿入口を開閉可能なシャッタと、
    少なくとも前記シャッタの開閉を操作するための操作部材と、を備えており、
    前記ボディは、前記第1の壁部と交差する第2の壁部を更に有し、
    前記操作部材は、前記コンタクトを挟んで前記第2の壁部に対向するように前記ボディに設けられており且つ当該第2の壁部に沿って第1の位置から第2の位置にかけて移動自在にされており、
    前記操作部材の第2の壁部対向面には、当該操作部材の移動方向に対して略直交する方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの先端部を移動自在にガイドする第1のガイド部が設けられており、
    前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面には、前記第1のガイド部に対向すると共に、当該第1のガイド部に対して斜め方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの後端部を移動自在にガイドする第2のガイド部が設けられており、
    前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、
    前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の他端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の他端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっていることを特徴とする接続装置。
  2. 請求項1記載の接続装置において、
    2枚の前記シャッタを有しており、
    前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面には、2つの前記第2のガイド部が略対称に配設されており、
    前記第1のガイド部は、前記2枚のシャッタの先端部を各々移動自在にガイドするようになっており、
    前記2つの第2のガイド部は、前記2枚のシャッタの後端部を各々移動自在にガイドするようになっており、
    前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の中間部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の一端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、
    前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の両端部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の他端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっていることを特徴とする接続装置。
  3. 電子部品のリード端子が挿脱可能な挿入口が設けられた第1の壁部を有するボディと、
    このボディの内部に収容されており且つ前記挿入口から挿入された前記リード端子と接触可能なコンタクトと、
    前記挿入口を開閉可能なシャッタと、
    少なくとも前記シャッタの開閉を操作するための操作部材と、を備えており、
    前記ボディは、前記第1の壁部と交差する第2の壁部を更に有し、
    前記操作部材は、前記コンタクトを挟んで前記第2の壁部に対向するように前記ボディに設けられており且つ当該第2の壁部に沿って第1の位置から第2の位置にかけて移動自在にされており、
    前記ボディの第2の壁部の操作部材対向面には、前記操作部材の移動方向に対して略直交する方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの先端部を移動自在にガイドする第1のガイド部が設けられており、
    前記操作部材の第2の壁部対向面には、前記第1のガイド部に対向すると共に、当該第1のガイド部に対して斜め方向に向いた長尺体であり且つ前記シャッタの後端部を移動自在にガイドする第2のガイド部が設けられており、
    前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の一端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の一端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、
    前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記シャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の他端部に位置すると共に、前記シャッタの後端部が前記第2のガイド部の長さ方向の他端部に位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっていることを特徴とする接続装置。
  4. 請求項1記載の接続装置において、
    2枚の前記シャッタを有しており、
    前記操作部材の第2の壁部対向面には、2つの前記第2のガイド部が略対称に配設されており、
    前記第1のガイド部は、前記2枚のシャッタの先端部を各々移動自在にガイドするようになっており、
    前記2つの第2のガイド部は、前記2枚のシャッタの後端部を各々移動自在にガイドするようになっており、
    前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の中間部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の一端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を閉塞するようになっており、
    前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記2枚のシャッタの先端部が前記第1のガイド部の長さ方向の両端部に各々位置すると共に、前記2枚のシャッタの後端部が前記2つの第2のガイド部の長さ方向の他端部に各々位置することにより、当該シャッタが前記挿入口を開放するようになっていることを特徴とする接続装置。
  5. 請求項2又は4記載の接続装置において、
    前記2枚のシャッタが前記挿入口を閉塞した状態で、当該シャッタの隣り合う端部同士が重なり合うようになっていることを特徴とする接続装置。
  6. 請求項2又は4記載の接続装置において、
    前記コンタクトは、リード端子接続用の第1の接続部と、基板接続用の第2の接続部とを有しており、
    前記第1の接続部は、固定片と、弾性変形可能な可動片とを有しており、
    この可動片は、前記固定片と間に前記リード端子を挿脱するための空間を有する把持部と、この把持部に連続し且つ前記固定片から離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部とを有しており、
    前記操作部材の第2の壁部対向面には、片部材が設けられており、
    この片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部を前記固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、
    前記屈曲部又は湾曲部が前記片部材に押圧されると、前記把持部が前記固定片に近づく
    方向に移動して前記空間が閉じ、前記把持部と前記固定片との間で前記リード端子を挟持するようになっていることを特徴とする接続装置。
  7. 前記電子部品が2つのリード端子を有する請求項2又は4記載の接続装置において、
    2つの前記コンタクトが前記第1のガイド部の長さ方向に並べて配置されており、
    前記操作部材の第2の壁部対向面には、2つの片部材が設けられており、
    前記コンタクトは、リード端子接続用の第1の接続部と、基板接続用の第2の接続部とを有しており、
    前記第1の接続部は、固定片である固定片と、弾性変形可能な可動片である可動片とを有しており、
    この可動片は、前記固定片との間に前記リード端子を挿脱するための空間が設けられた把持部と、この把持部に連続し且つ前記固定片から離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部とを有しており、
    一方の片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、一方のコンタクトの可動片の屈曲部又は湾曲部を当該一方のコンタクトの固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、
    他方の片部材は、前記操作部材が第1の位置に位置したとき、他方のコンタクトの可動片の屈曲部又は湾曲部を当該他方のコンタクトの固定片に向けて押圧し、前記操作部材が第2の位置に位置したとき、前記屈曲部又は湾曲部の押圧を解除するようになっており、
    前記屈曲部又は湾曲部が前記片部材に各々押圧されると、前記把持部が前記固定片に近づく方向に移動して前記空間が閉じ、前記把持部と前記固定片との間で前記リード端子を挟持するようになっていることを特徴とする接続装置。
  8. 請求項6又は7記載の接続装置において、
    2つの前記固定片が、前記可動片の両側に配設されていることを特徴とする接続装置。
  9. 請求項6又は7記載の接続装置において、
    2つの前記可動片が、前記固定片の両側に配設されていることを特徴とする接続装置。
  10. 請求項6又は7記載の接続装置において、
    前記ボディは、前記コンタクトの第2の接続部を前記基板の回路パターンに接触可能に突出させるための開放部と、この開放部の縁部に前記第2の接続部の突出方向に向けて設けられており且つ前記基板に係止される係止爪とを有することを特徴とする接続装置。
  11. 請求項10記載の接続装置において、
    前記コンタクトの第2の接続部は前記基板の回路パターンに弾性接触可能な形状になっていることを特徴とする接続装置。
  12. 請求項10記載の接続装置において、
    前記コンタクトの第2の接続部は前記基板のスルーホールに挿入可能な直線状の部位であることを特徴とする接続装置。
  13. 請求項6又は7記載の接続装置において、
    前記コンタクトの第2の接続部はリード線が圧着可能な形状になっていることを特徴とする接続装置。
  14. 請求項1、2、3又は4記載の接続装置において、
    前記ボディは、前記コンタクトを収容する収容部を有しており、
    前記操作部材は、前記収容部を覆うように設けられ、前記ボディの一部をなすカバーであって、前記第1壁部を有していることを特徴とする接続装置。
  15. 請求項1、2、3又は4記載の接続装置において、
    前記ボディの第2の壁部には、前記第1の壁部の挿入口に連続し且つ前記電子部品が収
    容される収容凹部が設けられており、
    前記シャッタは、前記挿入口を開閉する第1のシャッタ部と、この第1のシャッタ部に略直交するように設けられており且つ前記収容凹部を開閉可能な第2のシャッタ部とを有していることを特徴とする接続装置。
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