JP2002231340A - コネクタ組立体 - Google Patents

コネクタ組立体

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JP2002231340A
JP2002231340A JP2002014499A JP2002014499A JP2002231340A JP 2002231340 A JP2002231340 A JP 2002231340A JP 2002014499 A JP2002014499 A JP 2002014499A JP 2002014499 A JP2002014499 A JP 2002014499A JP 2002231340 A JP2002231340 A JP 2002231340A
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JP
Japan
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latch
contact
housing
base housing
pressure plate
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Application number
JP2002014499A
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English (en)
Inventor
Rolf Jetter
イエッター ロルフ
Antonio Lehner
レーナー アントニオ
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TE Connectivity Germany GmbH
Original Assignee
Tyco Electronics AMP GmbH
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Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP GmbH filed Critical Tyco Electronics AMP GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
    • H01R4/2425Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
    • H01R4/2429Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
    • H01R4/2433Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンタクトの構造を単純化すると共に、異なる
タイプのコンタクトもコネクタ組立体に挿入できるよう
に要素及びベースハウジングの縦方向の室を構成するコ
ネクタ組立体の提供。 【解決手段】コネクタ組立体1は、複数のコンタクト2
を収容するベースハウジング3と、ベースハウジング3
の接続端に取り付けられると共に取付位置でベースハウ
ジング3にラッチされる加圧プレートハウジング6とを
有する。ベースハウジング3に形成された縦方向の室7
は、略中央部11で相手ラッチ要素12を有する。コン
タクト2は、縦方向の室7内に取外し可能に挿入され、
圧接端8、圧接端8の反対側の接触端9、及びこれらの
間に配置された中央領域10を具備する。相手ラッチ要
素12は、コンタクト2が挿入位置に位置する際に、圧
接端8及び接触端9の構造とは無関係に中央領域10に
形成されたラッチ要素13とラッチ係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタ組立
体に関し、より詳細には取外し可能にベースハウジング
に固定された圧接コンタクトを有する電気コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,854,892号は、多
数のコンタクトがベースハウジングの縦方向の室内に挿
入された公知のコネクタ組立体を開示する。コンタクト
は、それらの上端に配列された、外側に突出する肩によ
ってハウジング内に保持される。肩は、縦方向の室内の
対応する突起を押圧する。コンタクトを縦方向の室内に
固定するために、加圧プレートハウジングが上方からベ
ースハウジングに取り付けられ、ベースハウジングにラ
ッチされる。加圧プレートハウジングのラッチ状態にお
いて、コンタクトは縦方向の室内の突起に当接して固定
される。
【0003】各コンタクトは、加圧プレートハウジング
に面する圧接端と、反対側の接触端とを有する。これら
2端は中央領域により結合され、略2体のコンタクト
は、取り付けられた接続要素により互いに保持される。
縦方向の室は、コンタクトが挿入状態にある場合、コン
タクトの上端の肩等の対応する保持手段に当接する突起
等の特定の手段を有するのが代表的である。ベースハウ
ジングは、コンタクトの圧接端の領域で構成されるコン
タクトのみを収容し配置することができる。さらに、コ
ンタクトは、比較的複雑な構造であり、複数の別部品を
組み立てねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、コンタクトの
構造を単純化すると共に、異なるタイプのコンタクトも
コネクタ組立体に挿入できるように要素及びベースハウ
ジングの縦方向の室を構成することが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、略中央部に少
なくとも1個の相手ラッチ要素を有する複数の縦方向の
室を有するベースハウジングを具備する電気コネクタを
提供するものである。各相手ラッチは、コンタクトの挿
入位置では、コンタクトの圧接端及び接触端の構造に関
係なく、コンタクトの中央領域に構成されたラッチ要素
と係合状態になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明によるコンタクトの第1実
施形態を後方から見た斜視図である。コンタクト2は、
略ピン状をなし、圧接端8及び反対側の接触端9からな
る。これら2端は中央領域10によって連結される。中
央領域10においてコンタクト2は、側面15,18上
にラッチ要素13として作用するラッチ突起19を具備
する。方向性突起75が、一側面15に沿ってコンタク
ト2の中央領域10、且つ圧接端8の端部まで延びる。
【0008】圧接端8には、互いに対向し導体の導入用
に一側に開口した2個の圧接スリット71,72が形成
される。これら開口端の反対側の端では、圧接スリット
71,72が拡大領域76で終端する。4本の接触指7
3が、中央領域10から接触端9まで延びてソケット接
触端22を形成する。
【0009】図1のコンタクト及び以下の別の実施形態
のコンタクトは、導電材料板を成形及び曲げ加工等する
ことにより形成される。ラッチ突起19は、側壁15の
対応する部分を外側に曲げることにより、側壁15のラ
ッチ要素13として形成される。
【0010】図2は、本発明によるコンタクト2の第2
実施形態を示す。このコンタクト2は、ラッチ要素13
が可撓性舌片16を有する点で、第1実施形態と異な
る。可撓性舌片16は、その延長部として側面15の縁
17から突出すると共に、隣接する側面18の周囲に曲
げられる。可撓性舌片16は、側面18に対して鋭角に
配置され、従って側面18に対して外側に所定角度で延
びる。ラッチ突起19はこの可撓性舌片16上に形成さ
れている。
【0011】図3は、本発明によるコンタクト2の第3
実施形態を示す。図3において他の図と同一の部品に
は、同一の参照番号が付され、特定の図に関して必要な
もののみについて言及する。
【0012】図3のコンタクト2は、接触端9がピン接
触端21の形態をとる点で、前の実施形態と異なる。そ
れ以外については、他のコンタクトの実施形態の説明を
参照されたい。
【0013】図4は、本発明によるコンタクト2の第4
実施形態を示す。このコンタクト2は、ラッチ要素13
が可撓性舌片16の自由端20により形成される点で、
前の実施形態と異なる。可撓性舌片16は、側面18と
所定距離をおいて略平行に延び、側面18の周囲に曲げ
られる。自由端20において、可撓性舌片16の高さは
低く、可撓性舌片16は、ソケット接触端22の方向に
自由端20で突出するラッチカム82を任意に有する。
【0014】前の実施形態によるコンタクト2は、各中
央領域10は略同一の構造であり、対応するラッチ要素
13はその地点に配置されることに留意されたい。接触
端9及び圧接端8は、種々のコンタクト2で異なった構
造である。さらに、コンタクト2を収容するための縦方
向の室7は、中央領域10に対応する中央部11に形成
されてコンタクト2と合致する。このため、図1ないし
図4による全てのコンタクト2は、同一の縦方向の室7
内に挿入され、その挿入位置でラッチできることが理解
されよう。
【0015】図5は、組立状態のコネクタ組立体1の第
1実施形態の斜め前方から見た斜視図である。コネクタ
組立体1は、ベースハウジング3及び加圧プレートハウ
ジング6からなる。加圧プレートハウジング6の第1ラ
ッチ位置30が図5に示される。この位置において、加
圧プレート27は、ベースハウジング3の上面26から
所定距離離間して配置される。この距離は、対応するコ
ンタクト2の圧接端8が加圧プレート27の下側43か
ら所定距離離間して配置される。ベースハウジング3に
は、縦方向の室7が2列23,24に配置され(図8参
照)、開口42が合致配置状態で加圧プレート27内に
形成される。コンタクト2は、図6にも示されるように
縦方向の室7の各々の内側の挿入位置14でラッチされ
ている。
【0016】ベースハウジング3は、その端部の一側に
2個のガイド要素33を有する。ガイド要素33は、ベ
ースハウジング3の2角に沿ったガイド帯(guide stri
p)35として延びる。ガイド帯35と相補的なガイドリ
セプタクル34は、加圧プレートハウジング6内に配置
される。ガイド帯35は、その中でガイドされ、図示さ
れるようにガイドリセプタクル34の外で上方及び下方
に突出する。
【0017】加圧プレートハウジング6は、短手側面に
2ラッチ壁28,29を付加的に有する。これら2ラッ
チ壁28,29には、ハウジングラッチ要素49を有す
る壁開口52が配置されている。図5に示されるよう
に、第1ラッチ位置30において、ラッチ突起81はベ
ースハウジング3の上側ラッチ突起80と係合する(図
6参照)。ラッチ壁28,29は、加圧プレート27の
上に延び、壁開口52に移行する内側に凹部77を有す
る。凹部77の領域において、各ラッチ壁28,29は
外側に突出するハンドルストリップを有する。ハンドル
ストリップは、加圧プレートハウジング6の取扱いをよ
り容易にする。撓み指47,48はハンドルストリップ
の内側から突出する。図6に示される隙間46は、撓み
指47,48及び加圧プレート27間に形成される。撓
み指47,48は、加圧プレート27に対して上方且つ
横方向外側にずれた撓み手段45を形成する。
【0018】図6は、図5のコネクタ組立体1の正面図
である。この図は、第1ラッチ位置30において、特に
ラッチ壁28,29の内側のラッチ突起81がどのよう
にベースハウジング3の外面の上側ラッチ突起80の下
に係合するかを示す。
【0019】また、図6は縦方向の室7の一つの縦断面
を示す。相手ラッチ要素12として作用するラッチ凹部
40は、中央部11の内壁41上に配置される。可撓性
舌片16のラッチ要素13は、コンタクト2が図6に示
される挿入位置14に位置すると、この相手ラッチ要素
12にラッチする。ラッチ凹部40は、縦方向の室7の
縦方向に延び、壁41を通過することができる。
【0020】縦方向の室7の端部37の端停止部36
は、コンタクト2を挿入位置14に固定するために、ラ
ッチ要素13及び相手ラッチ要素12のラッチ係合に加
えて設けられる。端部37は、ベースハウジング3の上
部26とは反対側の縦方向の室7の下端に配置される。
図示の実施形態において、端停止部36は周辺の環状段
部39の形状をとり、コンタクト2のピン接触端21は
環状段部を貫通して挿入される。
【0021】図7は、図5のコネクタ組立体1の側面図
である。図示される側面は加圧プレートハウジング6の
ラッチ壁29である。特に、ハンドルストリップ83と
同様に延びるラッチ壁29の壁開口52が見える。縦方
向の室7の隣接する列23,24の間には、ベースハウ
ジング3の上面26から加圧プレートに向ってケーブル
把持手段25として1列のピンが突出する。隣接する各
対のピンの間には、導体がコンタクト2の圧接端8と摩
擦係合すると共に圧接端8に圧入される。
【0022】図8は、図5のコネクタ組立体の平面図で
ある。撓み指47,48は、ベースハウジングの上面2
6及び加圧プレート6の間の撓み指の下にある導体が垂
直方向略上方に90°及び加圧プレート6の略上且つ加
圧プレートと平行に180°撓むことができるように配
置される。垂直方向上方への撓みは撓み指47,48及
び加圧プレート6間に生ずる。180°撓みは隙間46
で生じ(図6参照)、導体は加圧プレート6の周囲に加
圧プレートと平行に曲げられる。
【0023】図9は、図5のコネクタ組立体1の底面図
である。特に、相補的ガイドリセプタクル34内に案内
されたガイドストリップ35又はガイド要素33が見え
る。また、ベースハウジング3の外側で下方に突出する
コンタクト2のピン接触端21も見える。
【0024】図10は、本発明によるコネクタ組立体1
の別の実施形態の分解図である。ここで、コネクタ組立
体1のベースハウジング3は、2列23,24の縦方向
の室7を有する略矩形である。室7は種々の列内に互い
に千鳥配列される。撓み手段45のピンは2列間に配置
される。
【0025】図10において、ベースハウジング3の長
手横方向の側面51には、2個のラッチ突起79,80
が各側面51の対向端に配置されている。上側ラッチ突
起80は第1ラッチ位置を決定し、下側ラッチ突起79
はベースハウジング3に対する加圧プレートハウジング
6の第2ラッチ位置を決定する。
【0026】また、対応する2対のラッチ突起79,8
0は、ベースハウジング8の他の縦側面に配置されてい
る。ベースハウジング3の下端から上方に突出すると共
に弾性可撓性を有するラッチタブ65もこの側面に配置
されている。ラッチストリップ67はラッチタブ65の
外面に突出する。これは、コネクタ組立体1を相手要素
(図示せず)にラッチするよう作用する。
【0027】加圧プレートハウジング6は、ベースハウ
ジング3上から引っ張ることができる。従って、第1及
び第2ラッチ位置において、加圧プレートハウジング6
内の壁開口52は、ハウジングラッチ要素49としてベ
ースハウジング3のラッチ突起79,80と係合する。
ラッチ突起79,80はハウジング相手ラッチ要素15
として作用する。
【0028】加圧プレートハウジング6の加圧プレート
27は、縦方向の室7の配列と合致するよう配列された
開口42を有する。加圧プレート27の直下には、加圧
プレートハウジング6の側壁に挿入スロット84が形成
されている。この挿入スロットを貫通して、多導体リボ
ンケーブルの形態の導体31を挿入できる。第2ラッチ
位置において、導体のうちの1本は、加圧プレート27
によって各コンタクト2の圧接端9内に圧入される。
【0029】挿入スロット84から加圧プレートハウジ
ング6の反対側の側面には、環状リセプタクル65が加
圧プレート27から突出する。リセプタクルは、加圧プ
レートハウジング6が第2ラッチ位置に位置すると、ラ
ッチタブ65の上端へ付勢される。
【0030】この点において、図5ないし図9のコネク
タ組立体は、特にフィードスルー導体、すなわちコネク
タ組立体1を通過する導体に特に好適であることに留意
されたい。しかし、図10ないし図14のコネクタ組立
体は、導体が成端されてコネクタを通過しないコネクタ
として作用する。
【0031】図11は、コネクタ組立体1の第3実施形
態を前方斜め上方から見た斜視図である。加圧プレート
ハウジング6及びベースハウジング3は、互いに第1ラ
ッチ位置30に配置される。図11の加圧プレートハウ
ジング6は、加圧プレート27と、ベースハウジング3
の方向に横方向下方に突出する2個のラッチ壁28,2
9とからなる。ラッチ壁28,29の上端には、加圧プ
レート27が外側に延長されて対応するハンドルストリ
ップ83を形成する。
【0032】加圧プレートハウジング6及びベースハウ
ジング3のラッチは、図10の実施形態と同様である。
図11における相違は、対応するハウジングラッチ要素
49及びハウジング相手ラッチ要素50が加圧プレート
ハウジング6及びベースハウジング3の短い即ち横方向
側面に配置されることのみである。
【0033】検査開口70は、環状リセプタクル66の
両面上の加圧プレート6に形成されている。これらの開
口70は、加圧プレート27が第2ラッチ位置に位置す
ると、導体がコンタクト2の圧接端8内に適切に圧入さ
れたかどうかを目視検査可能にする。
【0034】図12は、図11のコネクタ組立体の実施
形態1を斜め後方から見た斜視図である。この図から、
加圧プレートハウジング6が2個のラッチ壁28,29
を連結する後壁を有し、後壁の略中央にスロットが配置
されていることが特に明らかになる。加圧プレートハウ
ジング6の上端には、環状リセプタクル66が配置され
ている。ベースハウジング3の下端63から突出するラ
ッチタブ65は、スロットに沿って延びると共に、環状
リセプタクル66内で上端と係合する。ラッチストリッ
プ67は、ラッチタブ65の外面から突出し、コネクタ
組立体1を相手要素(図示せず)にラッチするよう作用
する。コネクタ組立体1及び相手要素を相互にラッチす
るようそれらを正しく案内するために、ガイドストリッ
プ68は、ラッチ壁28,29の延長として加圧プレー
トハウジング6の後壁を超えて突出する。
【0035】検査開口70が環状リセプタクル66の両
側に配置されるので、各列の開口のうち少なくとも1個
の開口42は各検査開口を介して目視できる。
【0036】図13は、図11及び図12の実施形態の
平面図である。各開口42を通ってコンタクト2及び各
圧接端8が目視できる。種々のコンタクト2は、図14
にも示される挿入位置14でラッチされる。
【0037】図14は、図11及び図12のコネクタ組
立体1を斜め後方から見た、部分断面した斜視図であ
る。挿入位置14に配置された種々のコンタクト2は、
それらの各可撓性舌片16のラッチ突起19が各縦方向
の室7のエッジ凹部40と合致して係合することが理解
されよう。凹部40は壁41の窪みとして形成される。
また、エッジ凹部40は壁41を通過してもよい。
【0038】ラッチ凹部40内のラッチ突起19のラッ
チ係合に加え、各コンタクト2は、各縦方向の室7の下
端37の段部39を押圧する接触端9により、挿入端1
4に付加的に固定される。ピンコンタクト端21を有す
るコンタクト2は、図6に示される方法で停止部を押圧
する。
【0039】図15及び図16は、本発明のコネクタ組
立体1の別の実施形態を示す。このコネクタ組立体1
は、加圧プレートハウジング6のラッチ壁28,29は
少なくとも上部領域56で弾性的に撓み得る点で、前の
実施形態と異なる。ラッチ壁28,29はその上側自由
端59でハンドル60を有する。ハンドル60は、エッ
ジクリップ61と係合し、加圧プレート6から外側に突
出する。さらに、ラッチ壁28,29は、エッジクリッ
プ61のすぐ下に壁から外側に突出する停止フランジ6
2と、その下に位置するラッチ突起58とを有する。2
つのラッチ壁28,29のラッチ突起58は、コンタク
ト2を介して相手要素と電気的に接触するために、コネ
クタ組立体の相手要素(図示せず)に対するラッチとし
て作用する。
【0040】ラッチ舌片53は、ハウジングラッチ要素
49として作用し、ラッチ壁28,29の内側に配置さ
れ、ベースハウジング3の方向に沿って各ラッチ壁2
8,29から内方へ略U形状に延びる。ラッチ舌片53
は、その自由端55に対応するラッチ突起81を有す
る。ラッチ突起81は、ベースハウジング3の2個のラ
ッチ突起79,80とラッチするよう作用する。
【0041】さらに、図15及び図16のコネクタ組立
体1は、撓み手段(図5及び図6参照)として作用する
撓み指47,48と、ベースハウジング3上でガイド要
素33として作用するガイドストリップ35とを有す
る。
【0042】加圧プレート6は、図15では第1ラッチ
位置30に配置され、図16では第2ラッチ位置32又
は取付位置5に配置されている。この第2ラッチ位置3
2において、導体31は、図16に最もよく示されるよ
うに圧接端8のスリット内に圧入される。このとき、各
導体31の絶縁体はスリットのエッジにより切断され、
エッジは絶縁体内側の導電材料と電気的に接触するよう
になる。
【0043】図17及び図18に示される本発明のコネ
クタ組立体1の別の実施形態において、加圧プレート2
7は前の図に示された開口42が構成である。その代わ
り、加圧プレート27は、ベースハウジング3に面する
窪み44を有する。この窪みには、加圧プレート6が第
2ラッチ位置32(特に図18を参照)に位置すると、
種々のコンタクト2の圧接端8が係合する。各窪み44
は、ベースハウジング3の各縦方向の室7の方向に沿っ
て加圧プレート6からピン状に突出する加圧要素69に
隣接する。第2ラッチ位置において、これら加圧要素6
9は導体31を圧接端8のスリット内に圧入する(再び
図18参照)。
【0044】図17及び図18の実施形態は、他の点で
は図15及び図16の実施形態と略同様に構成される。
別の相違点はラッチ突起79,80の構造で明らかにな
る。図18は、例えば、上側ラッチ突起80が2個の個
別ラッチ突起からなり、個別ラッチ突起はベースハウジ
ング3上で同じ高さに配置される点を明らかにする。別
のラッチ突起79は、2個のラッチ突起80の中央且つ
それらの下に配置される。ベースハウジング及び加圧プ
レートハウジングの構造の残りは、図15及び図16の
実施形態と略同様である。
【0045】図19は、図18の実施形態を前方から見
た斜視図であり、縦方向の室7の内側で種々のコンタク
ト2がラッチされた状態を詳細に示す。
【0046】縦方向の室7の壁41にはラッチ凹部40
が形成され、このラッチ凹部40に、種々のコンタクト
2の可撓性舌片16の自由端20(図4参照)が挿入位
置14で係合する。さらに、図19は、加圧プレートハ
ウジング6が第2ラッチ位置32に位置する際に、加圧
要素69が導体31をコンタクト2の圧接端8内にどの
ように圧入するかを明瞭に示す。
【0047】図20は、加圧プレートハウジング6がな
い、特に圧接端8からコンタクト2の縦方向に沿って見
た図19のベースハウジング3の平面図である。図20
のベースハウジングの左側にはラッチ突起80(図18
参照)が見える。
【0048】図20において、可撓性舌片16は、コン
タクト2から右に突出し、コンタクト2の側面18と所
定距離を置いて平行に配置される。可撓性舌片16は、
隣接する側面15の対応するエッジから突出し、側面1
8の方向に沿って丸く曲げられる。
【0049】可撓性舌片16の自由端20はラッチ凹部
40(図19参照)と係合する。その結果、自由端は図
20においてその部分のみが見える。
【0050】ベースハウジング3の上面26には、ケー
ブル把持(ストレインリリーフ)手段25(図17参
照)の少なくとも1本のピンがある。
【0051】縦方向の室7の壁41にラッチ凹部40を
形成する十分な空間を形成するために、壁は、その厚さ
が可撓性舌片16の自由端20の方向に沿って増大する
ように可撓性舌片16上に構成される。これにより、壁
41に、コンタクト2の方向に沿って内側に曲げられた
輪郭が与えられる。
【0052】ベースハウジング3の縦方向の室7内にコ
ンタクト2をラッチすることにより、加圧プレート27
を加圧前に取り扱うためにコンタクト2がベースハウジ
ング3内に保持されることが利点である。従って、コネ
クタの組立はかなり簡略化される。ベースハウジング3
は、種々の構造をとってもよいし、コンタクト2と一緒
にラッチするために縦方向の室7の中央部に構成される
ことのみを要する。また、このことは、本発明ではコン
タクト2の保持に不要な加圧プレートハウジング6にも
当てはまる。
【0053】また、コンタクト2は円形又は矩形の断面
を有してもよい。縦方向の室7はそれと合致する断面を
有する。コンタクト2及び縦方向の室7の簡単にラッチ
させるために、ラッチ要素13はコンタクト2の側面5
1上に配置してもよい。
【0054】また、ラッチ要素13は、側面51上に直
接配置してもよいし、側面から所定距離を置いて配置し
てもよい。このような配置オプションの一つは、コンタ
クト2の側面51から突出する可撓性舌片16上にラッ
チ要素13を配置することである。可撓性舌片16によ
り、ラッチ要素13の単純な弾性撓みが可能になる。こ
のような撓みは、縦方向の室7内にコンタクト2を挿入
すること、及び縦方向の室7からコンタクト2を取り外
すことの両方を補助する。
【0055】また、可撓性舌片16は側面51から直接
突出してもよい。可撓性舌片16をより長くし、舌片1
6の弾性により好ましい効果を与えるようにできるため
に、可撓性舌片16は、側面51の一縁から突出し、特
に隣接する側面51の方向に沿って丸く曲げられる。可
撓性舌片16は、側面51の延長として突出し、隣接す
る側面51の方向に沿って折り返される。
【0056】また、可撓性舌片16は他の側面51に対
して鋭角に延びてもよい。このようにして、コンタクト
2が挿入位置14に位置する際に、可撓性舌片16は、
他の側面51に平行な位置に略弾性的に撓み、ラッチ要
素13に対応する大きな力を及ぼす。その結果、後者は
相手ラッチ要素12としっかりと係合する。
【0057】ラッチ要素13の対応する形状の場合、可
撓性舌片16がコンタクト2の他の側面51に対して離
間して略平行に延びるために、ラッチ要素13及び相手
ラッチ要素12間の対応するラッチ係合を達成するのに
十分になることができる。相手ラッチ要素12が縦方向
の室7の中央部の窪み等である場合、ラッチ要素12は
可撓性舌片16から突出するラッチ突起58の形態をと
ってもよい。
【0058】コンタクト2の構造を簡素化し、別体のラ
ッチ要素13を具備する必要がないようにするために、
ラッチ要素13は可撓性舌片16の自由端55の形態を
とってもよい。コンタクト2が挿入位置に位置すると、
自由端55は縦方向の室7の中央部領域で対応する窪み
等と係合する。
【0059】本発明によれば、コンタクト2は一体構造
であり、導電性材料の平板を打ち抜き加工及び曲げ加工
して形成される。平板を適切に打ち抜く間、ラッチ要素
13及び可撓性舌片16の一方又は両方は、圧接端8及
び接触端9と共に同時に形成される。
【0060】縦方向の室7の内側へのコンタクト2の固
定が接触端9及び圧接端8の一方又は両方の構造に無関
係に実現することは既に説明した。それ故、本発明によ
るコンタクト2の場合、例えばピン接触端、ソケット接
触端等の接触端9を製造することが可能である。従っ
て、圧接端8は、開口スリット端でベルマウス(開口
部)を有するスリット形状の切断縁の形状をとり、スリ
ットの開口端から反対側に拡大部を有する切断縁の形状
をとることができる。
【0061】ジャック型コネクタハウジング等との接触
用等に、ベースハウジング3内の複数のコンタクトを印
刷回路基板との直接接触用に配列することができるよう
にするために、縦方向の室7はベースハウジング3内で
少なくとも1列に配列してもよい。
【0062】ベースハウジング3内でコンタクト2をさ
らに間隔を置いて配置することができるようにするため
に、縦方向の室7の隣接する列を千鳥配列にしてもよ
い。
【0063】導体に張力が作用する場合、対応する力が
ピンコンタクト21の圧接端8に直接伝達されて線材及
びコンタクト間の接触が阻害されないようにするため
に、特にピン状ケーブル把持(ストレインリリーフ)手
段は、少なくとも縦方向の室7の列間でベースハウジン
グ3の上面26から突出してもよい。適当な線材が、特
に縦方向の室7の列方向に沿って配列された2個の隣接
するケーブル把持手段25間でクランプされ、こうして
コンタクト2の圧接端8から所定距離を置いて摩擦係合
で保持される。
【0064】簡素に構成され容易に操作される加圧プレ
ートハウジング6は、ベースハウジング3の上面26と
略平行に延びる加圧プレート27と、ベースハウジング
3の方向に沿って下方に突出するラッチ壁とを具備する
ようにされてもよい。ここで、ラッチ壁(28,29)
はベースハウジング3にラッチされてもよい。このよう
にして、加圧プレートハウジング6は、少なくともコン
タクト2の圧接端8内に導体を圧入した後、ベースハウ
ジング3からベースハウジング3を超えて実質的に引っ
張られ、ベースハウジング3にラッチされる。
【0065】導体をコンタクト2の圧接端8に容易に割
当てることができるようにするために、ベースハウジン
グ3及び加圧プレートハウジング6を、導体挿入用の第
1ラッチ位置と、導体を圧接端8内に導入するための第
2ラッチ位置とでラッチすることができる。第1ラッチ
位置において、加圧プレート27が依然としてベースハ
ウジング3の上面26から所定距離を置いて配置されて
いるので、導体は、加圧プレート27及びベースハウジ
ング3間のコンタクト2の圧接端8内に容易に挿入でき
る。次に加圧プレートハウジング6は、ベースハウジン
グ3に向かった第2ラッチ位置に押圧される。これによ
り、導体が圧接端8内に圧入され、コンタクト2との電
気的接触が生ずる。
【0066】特に2つのラッチ位置間で加圧プレートハ
ウジング6及びベースハウジング2を互いに対して案内
することができるようにするために、少なくとも1個の
ガイド要素33はハウジング3,6の一方上に配置して
もよい。ガイド要素33は、他方のハウジング6,3上
の略相補的なガイドリセプタクル34と係合し、少なく
とも第1及び第2ラッチ位置30,32間で案内され
る。言うまでもないが、対応する個数のガイドリセプタ
クル34を有する2個以上のガイド要素33を設けても
よいし、第1ラッチ位置30に先立って案内が行われる
ことにより、だい1ラッチ位置30の方向に沿って2個
のハウジング3,6を互いに適正に案内する。
【0067】ガイド要素33及びガイドリセプタクル3
4は異なる構造にしてもよい。一例として、ガイド要素
33は、ベースハウジング3から横方向に突出しベース
ハウジング3に沿って延びるガイドストリップ35の形
態をとる。ガイドリセプタクル34は、ガイドストリッ
プ35が係合できる、加圧プレートハウジング6のガイ
ド溝の形態をとる。対応するガイドストリップ35は、
例えばベースハウジング3上で互いに反対側に配置して
もよい。ガイドストリップ35がベースハウジング3の
縦又は横の側面51の領域内に延びることも同様に可能
である。
【0068】種々のコンタクト2を縦方向の室7内に単
に配置するために、このような室7は、特にベースハウ
ジング3の上面26とは反対側の端に端停止部36を具
備してもよい。ソケット接触端は、例えば対応するコン
タクト2が縦方向の室7内に挿入されると、この停止部
を押圧するようになる。ピン接触端21の場合、ピン先
端が縦方向の室7から下方に突出し、コンタクト2の中
央領域10とピン接触端21の間の過渡領域が挿入位置
14の停止部を押圧するように、停止部が構成されても
よい。
【0069】このような端停止部36の簡単な実施形態
は、縦方向の室7の内側に突出する段部39の形態をと
る停止部からなってもよい。段部36は周辺環状段部で
あるのが有利である。縦方向の室7の単なる内側に相手
ラッチ要素12を構成することができるようにするため
に、要素12は、縦方向の室7の壁内で、室7の内側3
8に向かって開口するラッチ凹部40の形態をとること
ができる。ラッチ凹部40は、例えばラッチ要素12の
形状に対応する窪みを有してもよい。さらに、挿入位置
14のコンタクト2にある隙間を与えるために、ラッチ
凹部40がコンタクト2の縦方向に沿って延びてもよ
い。
【0070】また、ラッチ凹部40は、縦方向の室7の
壁を通過する深さであってもよい。この場合、例えば1
個のラッチ凹部40が2個の隣接する縦方向の室7用の
相手ラッチ要素12として作用することが可能であろ
う。
【0071】導体を圧接端8内に簡単且つ十分に深く圧
入するために、加圧プレート27は、縦方向の室7の配
置に対応した開口を有してもよい。これら開口内には、
加圧プレートハウジング6が取付位置5に位置する際
に、圧接端8が少なくとも部分的に突出する。こうし
て、導体は、対応する開口縁により最深部まで圧接端8
の対応するスリットに沿って押圧される。同時に、圧接
端8は加圧プレート27の開口内に案内される。加圧プ
レート27の厚さ又は圧接端8のスリットの長さは、加
圧プレートハウジング6が取付位置5に位置する際に、
圧接端8が加圧プレート27の開口を超えて突出しない
ように、常に決め事として選択される。
【0072】対応する開口は、導体及びコンタクト間の
適正な接触に関する視覚情報を同時に提供するように使
用されてもよい。
【0073】加圧プレート27の開口内に突出する圧接
端8が別のデバイスを用いたいかなる方法でも電気的接
触しないようにするために、加圧プレート27は、縦方
向の室7の配置に合致する、ベースハウジング3に面し
た下側に窪み44を有してもよい。窪み44内には、加
圧プレートハウジング6が取付位置5に位置する際に、
圧接端8が少なくとも部分的に突出する。これら窪み4
4はベースハウジング3の方向に沿ってのみ開口するの
で、圧接端8は、ベースハウジング3から離れた加圧プ
レート27の上面から見えないか、又は接触可能ではな
い。
【0074】加圧プレートハウジング6を用いて導体を
直接撓めることができるようするために、加圧プレート
ハウジング6は、加圧プレート27の上に加圧プレート
27との間に間隙46を形成する撓み手段45を有して
もよい。導体は、この間隙46により例えば約90°又
は約180°の角度で曲げてもよい。こうして、撓み手
段45は、導体をその方向に沿ってコネクタ組立体に隣
接して撓める別体のデバイスの必要性をなくす。
【0075】この撓み手段45の簡単な実施形態では、
相互に面する2本の撓み指47,48の形態をとること
ができる。撓み指47,48の間には空間が形成され
る。この空間を通って、電気ケーブルが撓み指47,4
8及びカバープレート間の間隙46内に挿入される。さ
らに、撓み指47,48は、加圧プレート27から垂直
方向のみならず横方向にも離間するように加圧プレート
27に対して横方向にずれて(オフセットして)配置さ
れてもよい。
【0076】第1及び第2のラッチ位置30,32を簡
単に確立することができるようにするために、一方のハ
ウジングのハウジングラッチ要素49が、他方のハウジ
ングに配置された2個のハウジング相手ラッチ要素50
と係合することにより、第1及び第2のラッチ位置3
0,32が決まる。ハウジングラッチ要素49は、対応
するハウジング相手ラッチ要素12と簡単に係合できる
ように、弾性的可撓性を有することが利点である。
【0077】簡単な実施形態において、ハウジング相手
ラッチ要素50はベースハウジング3の側面から外側に
突出してもよい。
【0078】対応するハウジングラッチ要素49は異な
った形態をとってもよい。簡単に製造できるハウジング
ラッチ要素49は、加圧プレートハウジング6の特に横
方向のラッチ壁28,29内で壁開口の形態をとる。こ
の対応するエッジにより、壁開口は、ラッチ位置に依存
して、ベースハウジング3の側面の2個のハウジング相
手ラッチ要素50の一方の下から係合する。
【0079】ハウジング相手ラッチ要素50は、ベース
ハウジング3の縦側面及び横側面51の一方又は両方に
配置してもよい。好適には、2対のハウジング相手ラッ
チ要素50がベースハウジング3の対向側面上に配置さ
れる。ハウジングラッチ要素49は、同様に加圧プレー
トハウジング6上に配置される。
【0080】ハウジングラッチ要素49及びハウジング
相手ラッチ要素50の間にしっかりとしたラッチ係合を
可能にするために、加圧プレートハウジング6は、ベー
スハウジング3の方向に沿って特に一方の横ラッチ壁2
8,29から内方に突出するラッチ舌片53をハウジン
グラッチ要素49として有してもよい。このラッチ舌片
53は、対応するハウジング相手ラッチ要素50の接触
の際に、ベースハウジング3に沿った変位があると外側
に弾性的に撓み、対応するハウジング相手ラッチ要素5
0の下に自動的にばね復帰する。
【0081】ラッチ舌片53の簡単な実施形態は、横ラ
ッチ壁28,29の内部54から略U形状に突出し、ハ
ウジング相手ラッチ要素50の下でラッチ舌片53の自
由端55とラッチする。ラッチ舌片53の自由端55
は、例えばベースハウジング3の側壁の方向に沿って突
出するラッチストリップの形態をとることができる。
【0082】本発明によるコネクタは、導体がこのハウ
ジング内で、即ち即ち特にベースハウジング3内で成端
する、圧接端8と接触する端子ハウジングの形態をとっ
てもよい。同様に、対応するコネクタは、導体がループ
スルー、即ち圧接端8との接触が導体の端部で生ずるの
ではなく、例えば他のコネクタのために運ばれるループ
となるように構成されてもよい。ループスルー導体を有
するコネクタの場合、コネクタが、導体の縦方向に平行
に横たわる、ベース又は加圧プレートハウジング6の側
面の対応する相手要素と接続される点で利点がある。例
えば加圧プレートハウジング6のラッチ壁28,29が
導体と平行に延びる場合、ラッチ壁は少なくともそれら
の上部領域で弾性的可撓性を有すると共に、それらの外
面にラッチ突起58を有してもよい。ラッチ壁28,2
9は、本発明によるコネクタが相手要素と嵌合する際に
弾性的に撓み、コネクタ及び相手要素が接続される際に
対応するラッチ突起と相手要素の相手ラッチ要素内へラ
ッチする。このようにして、コネクタは相手要素と離脱
可能に接続される。
【0083】この接続を簡単に解除することができるよ
うにするために、ラッチ壁28,29の上側自由端59
はハンドル60の形態をとってもよい。ラッチ壁28,
29はハンドル60によって再び弾性的に撓められるの
で、コネクタの相手要素上の相手ラッチ要素とのラッチ
接続が解除され、コネクタは相手要素から引き抜くこと
ができる。
【0084】この接続において、ラッチ壁28,29が
伸び過ぎないようにするために、ハンドル60は、加圧
プレートハウジング6のエッジクリップ61により少な
くとも部分的に隣接することができる。この隣接の境界
は、ラッチ壁28,29の過度の伸びが生ずるハンドル
60側の方に少なくともハンドル60上に形成される。
【0085】コネクタ及び相手要素間のラッチ位置を簡
単に固定することができるようにするために、停止フラ
ンジ62が、エッジクリップ61の下でラッチ壁28,
29の外面57から略直交方向に突出してもよい。
【0086】導体が成端してループを形成しないコネク
タの場合、相手要素との対応するラッチはまた、導体の
縦方向に直交して延びるベースハウジング3又は加圧プ
レートハウジング6の側面又は壁を介して行ってもよ
い。このような場合、ラッチタブ65は、ハウジング
3,6の略下端63,64から突出することができ、ベ
ースハウジング3,6の上面の方向に沿って上方に曲げ
られて延び、ベース又は加圧プレートハウジング6から
横に突出する環状リセプタクル66で終端する。環状リ
セプタクル66は、ラッチタブ65の伸び過ぎに対する
保護として再び作用する。ラッチタブ65は、コネクタ
の相手要素上の相手ラッチ要素と共に適切にラッチされ
る。このようなラッチタブ65のラッチ要素の簡単な実
施形態は、ラブ65から外側に突出するラッチストリッ
プ67を有してもよい。
【0087】コネクタ及び相手要素の接続は、これらを
接続位置の方向に沿って一緒に案内して簡略化すること
ができる。このような案内は、例えばガイドストリップ
68が加圧プレートハウジング6及びベースハウジング
3の一方又は両方から横方向に突出することで行っても
よい。
【0088】加圧プレート27に形成された開口又は窪
み44の縁によるのみならず、圧接端8のスリットに沿
って導体を案内できるようにするために、略ピン形の加
圧要素69は、圧接端8の方向に沿って加圧プレート2
7の下面43から突出してもよい。このような加圧要素
69は、各圧接端8又は各縦方向の室7と関連する。
【0089】加圧要素69が圧接端8内に可能なかぎり
導入可能にするために、加圧要素69を加圧プレート2
7の窪み44と隣接させてもよい。
【0090】本発明によるコネクタ組立体1は、個別導
体31用のみならず、ハウジング3,6内で成端又はハ
ウジング3,6を貫通するフラットケーブル又は膜状ケ
ーブル用にも適合する。
【0091】導体31がループを形成せず、成端するコ
ネクタの場合であってもコンタクト2及び導体31間の
接触が適切であるかどうかを簡単に且つ外部から視覚的
に確認するために、少なくとも1個の検査開口を加圧プ
レートハウジング6に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンタクトの第1実施形態を示す
斜視図である。
【図2】本発明によるコンタクトの第2実施形態を示す
斜視図である。
【図3】本発明によるコンタクトの第3実施形態を示す
斜視図である。
【図4】本発明によるコンタクトの第4実施形態を示す
斜視図である。
【図5】本発明によるコネクタ組立体の第1実施形態の
組立状態の斜視図である。
【図6】図5のコネクタ組立体の正面図である。
【図7】図5のコネクタ組立体の側面図である。
【図8】図5のコネクタ組立体の平面図である。
【図9】図5のコネクタ組立体の底面図である。
【図10】本発明によるコネクタ組立体の第2実施形態
の分解斜視図である。
【図11】本発明によるコネクタ組立体の第3実施形態
の分解斜視図である。
【図12】図11のコネクタ組立体を斜め後方から見た
斜視図である。
【図13】図11のコネクタ組立体の平面図である。
【図14】図11のコネクタ組立体を部分断面して斜め
後方から見た斜視図である。
【図15】第1ラッチ位置にあるコネクタ組立体の別の
実施形態を示す斜視図である。
【図16】第2ラッチ位置にある図15のコネクタ組立
体を示す斜視図である。
【図17】第1ラッチ位置にある本発明のさらに別の実
施形態を斜め上方から見た斜視図である。
【図18】第2ラッチ位置にある図17のコネクタ組立
体を示す斜視図である。
【図19】第2ラッチ位置にある本発明の別の実施形態
を部分的に断面して斜め上方から見た斜視図である。
【図20】加圧プレートハウジングのない図19のコネ
クタ組立体の部分平面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ組立体 2 コンタクト 3 ベースハウジング 5 取付位置 6 加圧プレートハウジング 7 縦方向の室 8 圧接端 9 接触端 10 中央領域 11 中央部 12 相手ラッチ要素 13 ラッチ要素 14 挿入位置 15 側面 16 可撓性舌片 27 加圧プレート 28,29 ラッチ壁 30 第1ラッチ位置 31 導体 32 第2ラッチ位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニオ レーナー ドイツ国 65207 ビースバーデン ソネ ンヘーヘ 22 Fターム(参考) 5E077 BB03 BB23 BB38 CC15 DD11 EE05 FF02 JJ11 JJ30 5E087 EE04 EE14 FF08 FF14 GG16 HH04 JJ03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンタクトを収容する少なくとも1
    個のベースハウジングと、該ベースハウジングの接続端
    に取り付けられると共に少なくとも取付位置で前記ベー
    スハウジングにラッチされる加圧プレートハウジングと
    を有するコネクタ組立体であって、 各々が略中央部で少なくとも1個の相手ラッチ要素を有
    し、前記ベースハウジングに形成された複数の縦方向の
    室を具備し、 前記コンタクトの各々は、前記ベースハウジングの前記
    縦方向の室内に取外し可能に挿入されると共に、圧接
    端、該圧接端の反対側の接触端、及び前記圧接端及び前
    記接触端の間に配置された中央領域を具備し、 前記相手ラッチ要素が、少なくとも前記コンタクトが挿
    入位置に位置する際に、前記コンタクトの前記圧接端及
    び前記接触端の構造とは無関係に前記コンタクトの前記
    中央領域に形成されたラッチ要素とラッチ係合すること
    を特徴とするコネクタ組立体。
  2. 【請求項2】前記ラッチ要素は、前記コンタクトの側面
    に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ組立体。
  3. 【請求項3】前記ラッチ要素は、前記コンタクトの側面
    から突出する可撓性舌片に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ組立体。
  4. 【請求項4】前記加圧プレートハウジングは、前記ベー
    スハウジングの上面と略平行に延びる加圧プレートと、
    前記ベースハウジングの方向に沿って下方に突出するラ
    ッチ壁とを具備し、 該ラッチ壁は、前記ベースハウジングにラッチすること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタ組立体。
  5. 【請求項5】前記ベースハウジング及び前記加圧プレー
    トハウジングは、導体を導入するための第1ラッチ位置
    と、前記導体を前記コンタクトの前記圧接端に導入する
    ための第2ラッチ位置でラッチすることを特徴とする請
    求項1記載のコネクタ組立体。
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